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投稿ログ257 (No.4164 - No.4192)

親記事No.4094スレッドの返信投稿
board4 - No.4164

Re:ネタ切れなんでしょうねぇ

投稿者:ベル
2003年06月01日(日) 14時16分

> 久しぶりに来てみたら、だぁれも田中作品を論じていないんですね。
> そもそも田中芳樹が新刊を出さないから、ネタ切れになるのはムリはないかも。

私も約半年ぶりに覗いてみたら、雰囲気が変わっていたので
ビックリです。やはり、新刊が出ないのは大きいですかね。
仕事の場所柄、毎日のように書店に通っていますが、悲しい
かな見かけません(泣)しかも角川の棚に「田中芳樹」の場
所が無くなってるし!!もっとも先日ここを覗いて納得しまし
たけど・・・。もはや「アルスラーンは・・・創竜伝は・・・」と探
すのも疲れました。せめて完結さえしてくれれば・・・(苦笑)
といったとこですね。

親記事No.4150スレッドの返信投稿
board4 - No.4165

Re:最近読んだ本を引用して

投稿者:モトラ
2003年06月01日(日) 14時28分

なかなか面白そうな本ですね、今度探してみます。私からも…

「鋼鉄の少女たち」
漫画 しけたみがの 原作 手塚一佳 角川書店
エース桃組連載中 単行本1~2巻(続刊)

大国「連合」と戦う「王国」が設立した戦車部隊の
設立にあたって徴用されたのは、戦車の狭い車内に
適した体の小さな少女たち。絶望的な戦力差と、
政治的立場の弱さから、まず勝てる見込みのない
王国にあって、それでも戦わざるを得ない少女たち。
王国に併呑された「公国」の皇位継承者を弟に持つ
隊長エオナ、暗躍する東の経済大国「帝国」の
警察予備隊指揮官木貞警部、「いらない子」として
部隊に差し出された少女たちの、大小のドラマ…

絵面がいわゆる「萌え」系なので軽い物語に見えますが、非常に容赦ない描写の連続。片手片足を失くし、砲撃で吹っ飛び、白兵戦で殺し合い、捕虜となって辱めを受け、狂う者、それでも生きようとあがく者…戦争体験を持たぬ私でも、その実像に近いのは田中作品のそれよりもこちらの方ではないのか、と思えました。いい比較対照になると思いますので、ぜひ一読を。

board4 - No.4166

久しぶりに見て思ったこと

投稿者:ベル
2003年06月01日(日) 14時44分

このHNでは「初めまして」です。
昨年の11月頃、別ネームで何度かお邪魔しました。

何人かの方もおっしゃってますが、長文に関して
少し書かせていただきます。

改行無しの長文は正直読みづらいです。読解力が無いと
言われれば辛い所ですが、読み終わる頃には初めの文章
を忘れそうになります。また、相手の文章を全て載せる
必要があるのでしょうか?簡潔にまとめることも、議論
を潤滑に進める技のひとつだと思います。

生意気かもしれませんが、私のような者もいることを
わかって下さい。

親記事No.4161スレッドの返信投稿
board4 - No.4167

ゲームマスター

投稿者:TAC
2003年06月01日(日) 22時36分

佐藤大輔氏は元々ゲームマスターですので、
純粋な方程式と計算によって未来を予測出来るというスタンスです。
その方程式と計算の正確さは、湾岸戦争の予測でも明らかです。
従って平和が善で戦争が悪とかいう、そういう感情的な思考は表に出しません。
状況としては平和と戦争は等価であり、
現実を戦争期間と平和期間が交互に訪れるゲームと仮定しているからです。

日本の思想的状況に関して言えば、左右に振幅しているだけだと考えています。
過去半世紀近く左に傾向していたのだから、今度は右に傾向するのは歴史の必然。
そして右に傾向した期間が終われば、今度は左に傾向する訳です。

そのあたりで考え方の相違が出ているのではないかと。

親記事No.4150スレッドの返信投稿
board4 - No.4168

Re:最近読んだ本を引用して

投稿者:どーもさん
2003年06月01日(日) 23時52分

『「例え他者をどれだけ苦しめようとも」と表明』したら、その前の部分に何が書いてあっても大多数の読者は逃げるでしょう。

少なくとも、創竜伝と言う「ぬるめ」な物語には必要無いかと。

board4 - No.4169

そろそろ創竜伝が出る頃ですね。

投稿者:蜃気楼
2003年06月02日(月) 01時01分

 発売日は明日ですが地域によっては本日入手される方も居られるのではないでしょうか?

 とりあえず、新首相がすごく気になるんですが。
 私のHN「蜃気楼」は森首相のあだ名からですし。
 ネタとしての鮮度が無いからといって小泉風に変わっていたらちょっと許せそうに無いです。

親記事No.4169スレッドの返信投稿
board4 - No.4171

Re:そろそろ創竜伝が出る頃ですね。

投稿者:普段はROMです
2003年06月02日(月) 09時14分

ふと思ったんですが、ここのサイトのことが
「フィクションで」出てくる、ってことは
起こらないでしょうか?

親記事No.3983スレッドの返信投稿
board4 - No.4172

Re:終わってるますよ?

投稿者:S.K
2003年06月02日(月) 10時51分

> 不沈戦艦殿、
>
> 本来やるべき討論がようやくできるようになったか、と思っていたら、またもあなたは「誇大妄想狂」論に逃げましたね。
>
> よろしいですか。あなたは移動要塞論争の中で、現実からの設定持ち込みをする人や、無補給航行を否定する人を、罵倒したのです。相手の「論」ではなく「人」を攻撃したのであり、その結果として、罵倒された人たち(私はその中の一人にすぎません)に対する説明責任ができたのですよ。
>
> そして、私の投稿は、あなたの罵倒の「根拠」が実は根拠ではない、という論旨でした。この時、説明責任のあるあなたがやるべきことは、
>
> 1.私の正しさを認めて罵倒を撤回する
> 2.私の論旨の間違いを具体的に指摘する
>
> のどちらかしかありません。「捨てておく」という選択肢はあなたにはないのです。
>
>> 論点2:アニメは資料か

>> 私の考えを言えば、アニメ銀英伝は原作者自身が原作への追加とし>>て認めたものである以上、資料としての価値をもつと思います。ただ>>し、原作と明確に矛盾をしない限りは、です。

>>この結論には、私も賛成します。

>>で、Kenさんのあげた「原作と明確に矛盾」する例について検討し>>て見ましょう。

> >今回の論争との関連でいうと、最も重要なアニメエピソードは「奪>>還者」でしょう。亡命を図るエルクスハイマー伯爵を追って、ライン>>ハルトの船が単独で同盟領へ進入するが、追跡する同盟軍をかわすべ>>く迂回路をとったので途中で燃料が尽きてしまい、慣性航行をしてい>>るところを、アイゼナッハの部隊から補給を受けてエンジンを再起動>>し、ようやく逃げ切ったという話です。つまりこの話を資料として認>>めると、無補給航行が明確に否定されてしまいます。

>>移動要塞に関する議論では、一顧艦隊規模の艦隊に関して、ほとんど>>燃費が無視できる、という結論を導いていました。
>>個々の艦の航続能力を問うているわけではありません。

>>外伝はまったくしらないので、なんとも言いかねますが、
>>ラインハルトの船は小艦艇で、通常は、戦艦等に収納されるとか、補>>給を受けるとか言う可能性も考えられるわけですよ。
>>あるいは、艦隊には、十分な燃料を持った補給艦が常駐しているのか>>もしれませんし。

>>この話こそ、Kenさんがあげている「論点4:マクロとミクロ」
>>に、関わる話ではありませんか。

>>つまり、個々の艦艇の航続能力にばらつきがあっても、艦隊規模の運>>用でそれが見られないのであれば、
>>原作と外伝とで、矛盾は発生しないわけです。
(4006「いいかげんにしてくれ」パンツァーさん投稿より)

 貴方のダイスキな「奪還者」に対する反論としての考察から逃げ出した人が何を言っているんですか。
 まずこれに正面から反論して説明してからの話じゃないですか。

> >これ以上、「自意識が肥大した誇大妄想狂」に、付き合う意欲が湧かないものですから。
>
> 「意欲が湧かない」など、あなたの個人事情でしょうが。
>
> あなたは自己の説明責任を果たさねばなりません。意欲が湧く湧かないなど関係がないし、「怖いんですね」と私に言われたことで、あなたの責任が免除されるわけでもありません。
>
> 論争相手をおもうさまに罵倒し、反論がくると「意欲が湧かない」と逃げることが許されるなら、あなたに罵倒された人は、どうやって自分の名誉を守るのです?

「“言葉もない”から言いがかりで逃げた。ワーイ、ボキ一等賞♪」とか思っておいたらいいんじゃないですか?
 多分不沈戦艦さんも
「そりゃあねえ(苦笑)」
で済ませて下さると思いますが。

 ああ、質問。
「説明を理解しない人に説明責任を果たす」って貴方どうなされてます?
「自分の見解を論旨を明確にして述べる」なら大抵の「移動要塞肯定派」の方々はやっておられますがね。

 そりゃあ手間隙かけて説明して「ちなうモン、ちなうモン、ボキわかんないからデタラメだモン」なぞと言い出すお人は「怖い」ですよ、この議題に関わらず。

 まあ次回の議論でもう少しまともに頑張ってみてください、今更名誉にこだわりがおありでしたら。

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board4 - No.4174

日本における左とは?

投稿者:桂兎
2003年06月02日(月) 12時39分

> 日本の思想的状況に関して言えば、左右に振幅しているだけだと考えています。
> 過去半世紀近く左に傾向していたのだから、今度は右に傾向するのは歴史の必然。
> そして右に傾向した期間が終われば、今度は左に傾向する訳です。

非武装中立を是とする亡国の理論でしょうか?
今の日本は右傾化ではありませんね、ようやく真中に近づいた、というレベルです。
以前ヨーロッパのジャーナリストが書いたところでは

読売、産経新聞=リベラルレフト
毎日新聞=極左
朝日新聞=宗教新聞

なのだそうです。
「右」と呼ぶには、例えば国益のためには積極的に軍を示威に用いるべきであるとか、国益を守るために積極的に軍拡を行うべきだ、という主張をするくらいでないとならないとか。
ちなみに朝日新聞は「現実」より「理想」を記事にする傾向があり、それゆえに宗教新聞なのだそうです。

親記事No.4169スレッドの返信投稿
board4 - No.4175

Re:そろそろ創竜伝が出る頃ですね。

投稿者:モーグリ
2003年06月02日(月) 12時48分

それよりイラク戦争ネタが登場するかどうかが気になります。
(執筆時期がシンクロしていますので)

親記事No.4150スレッドの返信投稿
board4 - No.4176

年を取ると…

投稿者:桂兎
2003年06月02日(月) 12時50分

> なかなか面白そうな本ですね、今度探してみます。私からも…
>
ぜひ読んでみてください。

> 絵面がいわゆる「萌え」系なので軽い物語に見えますが、非常に容赦ない描写の連続。片手片足を失くし、砲撃で吹っ飛び、白兵戦で殺し合い、捕虜となって辱めを受け、狂う者、それでも生きようとあがく者…戦争体験を持たぬ私でも、その実像に近いのは田中作品のそれよりもこちらの方ではないのか、と思えました。いい比較対照になると思いますので、ぜひ一読を。

うーむ、実は「痛い」話は加齢と共に読めなくなったのです。
登場人物の苦悩を汲み取る感性に磨きがかかったのか、その描写が真に迫っていればいるほど心が痛んでしまって。
漫画でしたら多少は大丈夫かもしれませんがね。
小説はいかんです。絵がない分、想像が膨らんでしまうので。

親記事No.4161スレッドの返信投稿
board4 - No.4178

「正常化」と「帝国化」

投稿者:TAC
2003年06月03日(火) 09時52分

憲法九条改正や防衛庁の国防省への格上げ等は「正常化」です。
しかし恐らくはそれだけでは止まらずに日本は「帝国化」するでしょう。
これがいわゆる振幅による右傾化です。

自衛隊の国軍への昇格と大幅な権限の増強議論は問題ありません。
日本軍の核兵器や空母の保有も問題ではありません。
現在「帝国化」の動きは国防“以外”の面で顕著になりつつあります。

石原慎太郎や小林よしのりは単なるマッチョニストでありファシストではありません。
あの程度のがファシストだと誤解するのであれば、
本物のファシストが現れた時に一瞬で実権を握られて終わりますよ。
本物のファシズムはもっとスマートで魅力的な存在なのですから。

board4 - No.4179

仮想対戦 柏木家VS竜堂家

投稿者:桂兎
2003年06月03日(火) 14時10分

このお話は、何とかして竜堂兄弟を倒そう、というコンセプトの元に考えたものです。
話中では竜堂始が酷い目に遭います(死んでしまいます)。
それを読むのが嫌な方は「2.対戦編」は読まないようにして下さい。
ちなみに倒す側は、Leaf社の18禁ゲーム「痕」から柏木四姉妹+耕一です。
知らない人のために説明いたしますが、旧痕と痕Rがごっちゃになっているかもしれません。ご容赦ください。

柏木家は鬼の血を引く一族である。
柏木の女性が鬼化した時、圧倒的な身体能力(成人男性の10倍以上)と人間をたやすく引き裂く爪を得る。
男性の場合は女性を凌駕する力を得るが、その上で真の鬼を解放すると、体躯は2倍に膨れ上がり身体能力は更に倍加、昔話で語られる「鬼」そのものとなる。
以下、キャラ説明
柏木千鶴:23歳。温泉旅館鶴来屋の会長。鬼の力を使いこなすことができる。
柏木梓:18歳。短気で単純なところがある。鬼の力に目覚めているが使いこなせてはいない。
柏木楓:16歳。無口な少女。シナリオによっては鬼の力に目覚めていることが語られる。
柏木初音:15歳。純真で無垢な少女。鬼の力は殆ど目覚めていない。
柏木耕一:20歳。姉妹の従兄弟である。シナリオによっては鬼の力に目覚める。

親記事No.4179スレッドの返信投稿
board4 - No.4180

1.作戦編

投稿者:桂兎
2003年06月03日(火) 14時11分

「ツー訳で俺たち柏木一族は竜堂兄弟と対決することになった」
半ば投げやり気味に耕一は言った。
「訳って、何も説明されていませんけど?」
楓がさらりと返す。耕一は困った顔になって
「だって仮想対戦じゃん。訳なんて考えつくわけないよ。文句は作者に言ってくれ」
「そう言われると何も返せませんけど…」
楓が黙る。元々無口な質なのだ。
「で、どういうシチュエーションなんです?」
これは千鶴。
「うむ、まず彼らの情報は四姉妹が積極的にバックアップしてくれるそうだ。後は対戦場所の確保だな」
「情報ねえ…。その竜堂兄弟ってどんな奴らなの?」
「梓、良い質問だ。答えは創竜伝12巻分を読んでくれ。実は作者自身、5年ほど読みもしていないのだ」
梓がずっこける。
「そんなんでまともな仮想対戦が設定できるの?」
「それに関しては大丈夫だ。この批評サイトに情報は十分あるからな。とにかく彼らは、1.桁外れな身体能力、2.銃弾、刃物も効かない防御力(ただし対物徹甲弾に関しては不明)、3.高い回復再生能力、4.生体の危機に陥ったときに竜に変身、といった能力を持つ」
耕一がどこから出したのか、ホワイトボードに書いていく。
「1と3なら私達と同じだね。でも何なの?竜に変身って」
「これに関してはどうにもならない。体長何十メートルの竜になって火を噴いたり風を起こしたりするからな。ひとまず考えない方針でいこう」
そういうもんですかね、と梓が頷く。
「みんなの意見をききたいんだ。まず俺たちが勝つためにはと…」
「はい、耕一さん」
「なんだい?楓ちゃん」
「戦術の基本は戦力の分散と各個撃破です。兄弟は分散させるべきだと思います」
「フム、それに関しては四姉妹に頼んでみよう。場を作るのは彼らの仕事だからな。他には?」
「…竜堂兄弟の能力を考えると、無力化では竜に変わってしまうでしょう。勝つためには、彼らを『殺さねば』なりません」
「きついね、千鶴さんは。でもそれは俺も考えていた。
四姉妹から聞いた情報によると、人状態であれば身体能力は俺たち鬼の一族の方が上だと思う。さらに彼らは戦い方を知らない。卓越した能力を生かす技能を持たないんだ。武道や格闘技を馬鹿にして、学んだことがないんだそうだよ。それに対して俺たち鬼は、生来の狩猟者だ」
「そうですね。認めたくない事実ですけど」
「まあ、俺たち一族の運命を呪うのは後にしよう。この場は、勝つための戦術を考える場だ」
「確認しますけど、彼らが竜にならないようにするには、生命を危険にあわせてはならないということですね」
「そうだね。自らの意思で竜になることもあるようだけど、これには保険をかければいい。住宅密集地で闘えばいいだろう。一般人に被害を与える戦い方はできないみたいだ。良識派、なのかな?」
「分かりました。ではまず私の作戦といいますと…」

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board4 - No.4181

2.対戦編

投稿者:桂兎
2003年06月03日(火) 14時13分

十日後、郊外の新興住宅地に、柏木耕一、柏木千鶴、柏木楓が現れた。
梓は力こそ強いものの、搦め手には向いていないし手加減も苦手だ。初音は鬼の力に目覚めていない。
千鶴と楓は鬼の力を使いこなすことができるし、耕一は人の姿でもそれ以上、いざとなれば真の鬼と化すことも出来る。
呼び出されたのは竜堂始だった。他の兄弟は皆別の場所にいる。四姉妹がそのように手を回したのだ。
まず、正面から戦うのは千鶴と楓だ。二人には極力、力を隠すように打ち合わせてある。いきなり全力を出して圧倒する手もあるが、下手に傷つけて竜に変わられると厄介だ。この作戦はこちらの力を見せないことが必要だ。
「あなたに恨みはありませんが、これも四姉妹の指示です。あなたを、殺します」
ケレン味たっぷりの台詞だが、これも相手を油断させるため。そう宣言すれば、始は少なくとも全力を出そうとするだろう。こちらはそれに合わせ、多少及ばないように調整する。力が及ばないから2対1に持ち込んだと思い込ませるのだ。
千鶴は手にナイフを持って切り込む。本来、鉄をも切り裂く鬼の爪の前には刃物など何の意味もない。だがナイフではなく爪で戦えば相手は警戒するだろう。力を誤認させるため、ナイフをさも得意のように使ってみせる。
ジャッ
始の耳のすぐそばを千鶴の短刀が薙ぐ。これにはさすがに肝を冷やしただろう。まとわりつくように攻撃を加える千鶴を、たまらず体当たりで突き飛ばす。手加減などしていないに違いない。ボールの様に10メートルもわざととばされてみせる。地面につっぷし苦しそうなそぶりを見せる。
鬼の身体能力からすれば、ヒットアンドアウェイが最良の攻撃手段だ。だが鬼の爪ですら竜のウロコを切り裂けるとは思えないし、もし竜になられたら困る。
わざと人間らしい戦い方をすることが重要だ。
千鶴と楓は、始を少しずつ予定の場所へ誘導する。
一人が攻撃し、一人が逃げ道をふさぐ。始は二人の意図など考えずに開けた方の道をたどろうとする。反撃を考えるとしても、動きやすい側に移動するはずだ。
彼女らは少しずつ能力を発揮し、始が動きに慣れないよう調整する。
動きに慣れてしまえば反撃を受ける可能性がある。
反撃ができるほど余裕はなく、かつ逃げられるように手加減するのは骨だ。
だが話があってから10日間、梓を相手にこればかり練習してきた。
予定の場所、そこはマンションの建設現場だ。障害物が多く、耕一が姿を隠している。これが罠だ。
来た。
始が躍り込んでくる。
伏兵がいるなど考えもしていないに違いない。ほとんど全力に近い彼女らの攻撃を避けるため、意識が完全に彼女らの方を向いている。
耕一は鬼気を解放し、一気に全力を発揮した。
気が付いたか?もう遅い。狩猟者たる鬼は、その気になれば気配を絶つことができるからだ。
そして、必殺の一撃には1秒もあれば十分だ。
耕一は巨大な右腕を始の後頭部に叩き込んだ。
西洋の甲冑は剣を防げても、鈍器による殴打には耐えられない。
銃弾や刃、果ては高速中性子すら弾くという竜のウロコ、だが叩き潰してしまえばお終いだ。
鬼の一撃は人間の頭蓋骨を卵のように砕く。
竜の頭蓋骨は人のそれとは比べ物にならないほど硬いだろうが、硬いということは同時に砕けやすいということでもある。
いや、砕けずともよい。衝撃はそのまま脳まで伝わるし、頭部に数十Gの加速度を一気にかけてやれば、外見は耐えられても中身がシェイクされてしまう。
始は頭部にその直撃を食らう羽目になった。
空中に鮮血の華が咲いた。
瞬間、始は自分がまさに死の顎に捕らわれていることに気付いただろうか?
頭部が醜く砕けた始の身体が宙を泳ぐ。千鶴が足を、楓が手を絡め持ち、それぞれ逆の方向にテンションを掛ける。
仕上げは耕一だ。
腹部めがけ鬼の爪を叩き込む。
強靱な竜の筋組織とはいえ、極限まで引っ張られた上に切り込みを入れられ、破局はあっさりと訪れた。
始は二つに分けられた。
上半身と下半身に千切られた、ただの肉塊。
耕一たちが必勝の策として考えたのは、相手が回復する隙も、竜に変身する間も与えず殺す、という方法だった。
そのために脳を叩き潰す。意識を失う暇など与えない。必殺の一撃で意識の中枢を叩き、更に肉体を完全に破壊する。
そして彼らはそれに成功した。

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board4 - No.4182

3.ネタ?

投稿者:桂兎
2003年06月03日(火) 14時14分

「…なんてことを考えてみたわけだが」
耕一が得意そうに言う。
ホワイトボードには「打倒!竜堂兄弟」と書かれており、さらに「どうしたら竜にさせずに相手を倒すか」と大書きされている。
十日後に控えた「作品対抗、強い者選手権」の作戦を相談していたのだ(ウソです。んなものありません)。
楓が口をあけた。
「…竜堂兄弟が私たちより弱くないと、私たちが先にのされてしまいますよ」
「ううむ、確かにそうなんだ。ただ、作中では竜堂兄弟は素人の喧嘩以下の戦い方しかしていない。千鶴さんが鬼になった柳川と戦ったときのように、紙一重で殺されるような緊張した戦いはやっていないんだ。そして戦闘描写を見る限り、我々の方が強いように感じる。詳しくはゲームをやってみて欲しいのだが…」
「でも中性子爆弾に耐えましたね」
「確かにね。だけどおそらく『おとーちゃん』は中性子爆弾が核融合爆弾の一種だと理解できていないに違いないよ。普通より高速中性子の放出量を増やしただけの核爆弾なんだ。核反応付近は瞬間的にプラズマ化するほどの高温だし、物質であれば『絶対に』蒸発する。何より爆心地にはクレーターが開くよ」
「つまりあの描写は間違いだと」
「当然だね。それ以前に持ち歩けるサイズの中性子爆弾なんて存在しないし。
一言で言ってしまえばね、竜堂兄弟を追い回すナツコちゃん。あれに困らされる程度の実力では大したことないと思うんだ。柳川おじさんにナツコ狩りをお願いしてみるかなあ。竜堂兄弟に見せればきっと喜ぶと思うよ。
…実はね、竜堂兄弟を確実に殺す方法があるんだ」
「何です?」
「TYPE-MOONさんのところの遠野志貴くんに、『死線』を切ってもらえばいいのさ。確実に殺せるよ」

とっぴんぱらりのぷう

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board4 - No.4183

結論として

投稿者:桂兎
2003年06月03日(火) 21時55分

竜堂兄弟を殺してしまうには、彼らが竜になる前に殺せばいい、ということです。
そのためには不慮の事故、例えばいきなり頭上から数トンの鉄骨が降ってくるとか、彼らが予測もしないような事故に遭う、というのが最良と思われます。
仮想対戦では耕一に「事故」を演出してもらいました。
つまり、確実に竜堂兄弟の体を破壊できる攻撃力を隠しておき、彼らが気付かないままいきなり頭をふっ飛ばしてしまう。
これなら、彼らは何が起こったのか認識する間もなく殺せるでしょう。

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board4 - No.4184

Re:結論として

投稿者:ドミニオン
2003年06月04日(水) 00時39分

素晴らしいです。そっちの世界にどっぷりつかっている私としては感動すら覚えました。
竜堂兄弟VS柏木姉妹。いいですねえ。目にした途端、一気に全部読んでしまいましたよ。
考えてみたら、両者の戦力は全然違いますね。こんなこといいたくはありませんが、エルクゥ、てまだまだ可愛いモンじゃにですか。
もし、万が一竜に変身されたらLF97の設定を使って巨大生物ヨークにお願いしましょう。世界の危機かもしれませんが。
遠野志貴の直死の魔眼か。あのあまりに反則過ぎる性能ゆえに、いくつもの同人サークルが月姫系RPGをつくれていないやつですね。
でも、彼の前に埋葬機関や吸血鬼が動きそうです。
アルトルージュの僕、プライミッツマーダーなら、霊長の殺戮者として確実に変身前に殺してくれそうです。ただ、あの兄弟はどう考えても人間じゃないような気がする。
なんか、書く人が書けば物凄く面白そうな怪奇小説になりそうです。
あくまで、同人でしょうけど。

board4 - No.4185

スペースオペラ

投稿者:銀河
2003年06月04日(水) 05時36分

銀河英雄伝説は、面白かった。

親記事No.4179スレッドの返信投稿
board4 - No.4186

Re:3.ネタ?

投稿者:蜃気楼
2003年06月04日(水) 14時57分

> 「TYPE-MOONさんのところの遠野志貴くんに、『死線』を切ってもらえばいいのさ。確実に殺せるよ」

 夜だと体調が万全なアルクェイドに『死線』は無かったので、 竜堂兄弟にも死線は無いかも。

board4 - No.4187

ザ・ベスト疑問点

投稿者:八木あつし
2003年06月04日(水) 18時19分

お久しぶりです。今更な気もしますが、ザ・ベストについて思ったことを少々。

Ken氏が3958、3983の投稿でザ・ベストに23件の追加を求めたのに対し、管理人氏は4023にて
<私が冒険風ライダーさん個人に対して、命令したり要請したりお願いしたりしたから、冒険風ライダーさんが編集を手伝ってくれているわけではありません。>
と述べております。しかし当のザ・ベストのページにある最初のうたい文句には、
ザ・ベスト 全一覧
「このコーナーは、掲示板に書き込まれた過去ログを、当サイトの管理人、および管理人の委託を受けた過去ログ編集協力者が、独断と偏見で選別・ジャンル分けを行い、編集したものです。」
となっています。
「委託」
(1)自分の代わりを人に頼みゆだねること。「業務を―する」 三省堂提供「大辞林 第二版」より
昔のザ・ベストの編集がどうだったかは知りませんが、現在は冒険風ライダー氏の好意によって編集されたファイルをUPしているのなら、ここの文面は変えるべきではないでしょうか。
4068で管理人氏は
<別に冒険風ライダーさんは本サイトの編集担当でもなんでもありません。立場的にはKenさんと同じです。>
と述べていますが、ザ・ベストのうたい文句をそのまま読めば、更新のお知らせを行っている冒険風ライダー氏を過去ログ編集担当と誤解するのも当然でしょう。Ken氏もそれで誤解されたのではないですか? ちなみに私も誤解していましたし。

次にいきます。
「ザ・ベストはあくまでも「議論の叩き台」として存在するものです。各コンテンツ内容に対する感想・反論・補足・間違い指摘などがありましたら、遠慮せずに当サイトの掲示板にどんどん書きこんでいって下さい。内容次第ではその投稿もまたザ・ベストに追加収録致します。」
Ken氏は3958、3983、4041などの投稿で「ザ・ベストの移動要塞論に23件の収録もれがあるので追加して欲しい」と主張されました。これは現ザ・ベストのコンテンツに対する「反論」「間違い指摘」であり、また一部分は「補足」という観点もあります。このようなことは「遠慮なくどんどん掲示板に書き込んでいってください」とある以上、、Ken氏が掲示板で主張されても至極真っ当なことです。
管理人氏は4087では
<しかし、これが欠如しているからと言ってザ・ベストの大きな瑕疵であるとは思いませんし、「歪曲している」とはまったく持って考えません。>
この部分はKen氏に主張に対する真っ向からの反論であり、問題はありません。とはいえ4023、4068、4087の投稿の端々からは「ザ・ベストの内容を変更したいのなら、その部分の編集ファイルを送りなさい。そうしたら考慮します」と感じました。
<せいぜい次回の更新の際に参照にする、または、編集されたファイルが送られてきたら考慮する。そのレベルですね。>
特に↑は議論を叩き切るものであり、全く頂けません。
コンテンツ内容への反論は掲示板上で議論すべきことであり、例えば編集したファイルをメールで送り、そのやり取りで終わらせることではありません。今回の案件は、「○○だから載せるべきだ」「○○だから載せなくてもいい」という観点から論じるべきであり、管理人の権限だから管理人が判断するというのとは違います。しかし
<ザ・ベストはあくまでも「議論の叩き台」として存在するものです。>
このうたい文句の通り、1つの「感想」の投稿がきっかけで、第2次移動要塞論争も勃発しました。むろん「田中芳樹を撃つ!」は管理人氏のサイトであるので、最終的に拒否することも可能です。しかし「議論の叩き台」であるとあるように、このコンテンツが一番正しいかというと、それは誰にも分からないです。
今回の投稿は、管理人氏のKen氏への返答が、ザ・ベストのうたい文句とまるで違うと感じて行いました(まぁ、ひねくれ投稿にも見えますが)。あの返答はうたい文句に沿っているのか、最初からうたい文句と違うのか、それとも管理人氏の姿勢が変わったか。どれでしょうか。
管理人氏にご一考いただければ幸いです。

親記事No.4179スレッドの返信投稿
board4 - No.4188

Re:結論として

投稿者:八木あつし
2003年06月04日(水) 18時31分

シミュレーション大変に面白かったです。
そういえば田中芳樹の小説の中で、同格・同レベル同士の戦いは、ほとんどないですね。
銀英伝のバーミリオン会戦ではラインハルトとヤンが1個艦隊同士で戦ったものの、帝国軍は際限なく増援が来るというのに、同盟軍は増援なし。アルスラーンでも、敵味方の兵数が同じことはほとんどなく、大体少ないほうが勝つのかな?(いや数の大小よりもアルスラーンが勝つな)

実は田中芳樹は、圧倒的勝利か圧倒的敗北のどちらかしか書けなかったりして(笑)。

親記事No.4179スレッドの返信投稿
board4 - No.4189

Re:結論として

投稿者:桂兎
2003年06月04日(水) 22時05分

> シミュレーション大変に面白かったです。
竜堂兄弟ならきっとこんな反撃をするだろう、という反論をお願いします(^_^)
仮想対戦をもっと面白くしたいので。

> 実は田中芳樹は、圧倒的勝利か圧倒的敗北のどちらかしか書けなかったりして(笑)。
一番分かりやすいんですよ。書く側にとっても読む側にとっても。
特に創竜伝は「竜になれば全てチャラ」という反則技があるせいで、最後は竜堂兄弟が勝つというド安牌ですから。
こんな相手に勝つには「相手に悟られない一撃で完全な勝利を得る」という最も有効な、かつ最も困難な戦術を選ばなければいけません。
なにしろ彼らを仕留められるだけの攻撃力って相当ですからね、それこそ岩を砕き鉄を引き裂くほどのパワーを持ってこないと。

普通のライトノベルなら、牛種と手を組んだ竜堂兄弟と匹敵する力を持つライバルキャラを出すことでバランスを取るんですが…。

親記事No.4187スレッドの返信投稿
board4 - No.4190

Re:ザ・ベスト疑問点

投稿者:とほほ
2003年06月06日(金) 11時19分

粘着で不毛な議論に管理人さんがウンザリしていた、という視点もあってよいのではないかと思いますが。
もうこの話題蒸し返すの止めてほしいなぁ。とほほ。

親記事No.3983スレッドの返信投稿
board4 - No.4191

回答します

投稿者:Ken
2003年06月06日(金) 14時21分

>貴方のダイスキな「奪還者」に対する反論としての考察から逃げ出した人が何を言っているんですか。
>まずこれに正面から反論して説明してからの話じゃないですか。

これは、私も悪かったですね。今回はメインの争点が「投稿が関連しているか」であり、パンツァーさんの反論は切り口の異なるものだったので、後回しにしているうちに失念しました。あらためて回答します。回答することで、逃げている人たちが論争に復帰するかもしれませんし。

はじめに、一番簡単な「論点2」から。パンツァーさんは書きました。

>ラインハルトの船は小艦艇で、通常は、戦艦等に収納されるとか、補給を受けるとか言う可能性も考えられるわけですよ。

戦艦に収納されるって、「奪還者」に登場する船はシャトルでもワルキューレでもありませんよ。「ヘーシュリヒエンチェン」という巡航艦です。戦艦や空母と並んで艦隊の主力をなす艦種で、戦艦に収容などできません。それどころか、エルクスハイマーの船を捕捉すると、自分の中からワルキューレを発進させているのです。もちろんどこへ行くのもすべて自力航行です。(でないと「巡航」艦の名にあたいしません。)

>あるいは、艦隊には、十分な燃料を持った補給艦が常駐しているのかもしれませんし。

これには同意します。ただし、補給を受けるのは、シャトルやワルキューレだけでなく、「ヘーシュリヒエンチェン」のような大型艦・主力艦もそうであることが、「奪還者」から分かります。

[結論]
無補給航行は妄想の産物である。

次は、論点3です。パンツァーさんは書きました。

<例えばアムリッツアの話で、補給に関して問題になっていたのは、補給すべき中身(食料)であって、補給手段(輸送船)ではなかったはずです。別に、輸送船が不足して調達できない、などという話はなかったはずですが。存在した問題は、占領地の民衆に食わせる食料の調達をどうするか、ではありませんでしたか。これは、Kenさんの誤解でしょう。>

誤解ではありません。

まず、帝国へ侵攻した3000万の同盟軍や、ラグナロックに動員された2000万の帝国軍は、それぞれの故国にいるときから飢えていたのではありません。故国では普通の生活を送っていたのです。つまり同盟や帝国における食料の総量は、彼らを養うだけあるのです。食料問題が発生するのは遠征先への輸送に困難を伴うからです。キルヒアイスがスコット提督の輸送部隊を(黎明篇第八章-4)、ヤンがゾンバルト少将の輸送部隊を(風雲篇第六章-1)壊滅させたことで、遠征軍の食料事情が一気に深刻化しました。

たしかに、帝国へ侵攻した同盟軍は予定外の5000万の人間を食べさせる必要に迫られました。そのことは、同盟自体の食糧事情を逼迫させたのでしょうか?

そんなはずはありません。自由惑星同盟の人口は130億です。130億に5000万が加われば、一人当たりの量が0.4%減ります。つまり、

「昨日まではパンを300グラム食べていたのが、今日から299グラムになる」

ということです。こんなことで人間は飢えません。

遠征軍に食料問題を生じるのは輸送力がないからです。食料がないからではありません。

[結論]
大質量の移動技術が使われないことと、艦船の燃料補給が論じられないことに、二種類の説明を都合よく使い分けている。

次は 論点1です。パンツァーさんは書きました。

<第一のポイントは、作中事実と、外部設定(例えば現実の物理法則)とが、対立する場合は、作中事実を優先しなければならない。ということです。
 第二のポイントは、
作中事実と対立する部分がないなら、われわれの世界の設定を、当然持ち込んでよい。ということです。>

これ自体は私が#3881で述べたことと対立するものではありません。私は、

<作品の中で明確に書かれていること、例えば「銀英伝世界の艦船はワープができる」ということを、現実世界と合わないからと否定するのが不当であることは、すべての人が同意しているでしょう。>
<要するに、作品中で明示的に書かれていない部分は、すべて現実世界の設定を持ち込むしかないだろうと言っているのです。>

と述べています。パンツァーさんが言っていることと本質的に同じでしょう。

ただし、提案があります。

あなた方は、私に向けて上のようなことを言う前に、冒険風ライダー氏に尋ねてみてはいかがでしょうか?

「作品事実によって明確に否定されない部分は、現実世界の設定を持ち込んでもよいと思いますが、同意されますか?」

と。

冒険風ライダー氏と私の間では、「燃費問題」に関する応酬がありました。この中で、冒険風ライダー氏は、燃費問題を持ち出す私に向かって、次のように言われました。

<Kenさんが本来やらなければならなかった反論は、艦船が燃料無補給だからといって要塞が燃料無補給とはなりえないという「作中事実」を、作品設定や作中記述を使って立証するか、あるいはKenさんが依存している「現代世界の物理法則に基づいた要塞の燃費問題」が「銀英伝世界に『100%』当てはまること」を、これまた作品設定や作中記述を使って証明することであったはずです。>(#3585)

つまり、燃費問題を持ち込んでも、銀英伝の記述と矛盾しないというだけでは不十分であり、銀英伝世界に現実世界と同じ燃費問題が存在することを、銀英伝の記述にのみ基づいて証明せよ、といわれています。

これをイオン・ファゼカス号の質量問題に適用するなら、

*ドライアイスの比重が1.6であるという現実世界の設定が、銀英伝世界でも通用することを、銀英伝の記述にのみ基づいて証明せよ。

ということになります。そんなことが可能ですか?銀英伝のどこに、ドライアイスの比重に関する記述があるのです?他人に要求していることが自分はできないのですよ。

[結論]
「ダブルスタンダード」を罵倒する当人が堂々とやっている。

今回の投稿は以上です。

board4 - No.4192

創竜伝13巻読みました!

投稿者:八木あつし
2003年06月07日(土) 00時21分

最近の天野さんの絵は分かりにくいなぁ~、が最初の感想です。
副題は「噴火列島」でしたが「列島噴火」ならまるでアルスラーンですね(笑)。

それにしてもさすがは田中大先生! 気づけば創竜伝も作内キャラのセリフから作中時間は「2003年」を突破したらしく、めでたく21世紀に突入していました。アニメ・漫画のドラえもん時間、サザエさん時間を超越した素晴らしい時間の進み方です。
それにしてもやはり批判してきましたね「アフガニスタン」「イラク」問題。イラク・アフガンという形で、湾岸戦争とアフガン制圧を指しているかとも思いましたが、やはり執筆当時にイラク戦争が始まっていたようで、イラク侵略だ、国連決議なしだ!と言ってますね。とことんアメリカが嫌いなようです。さすが田中大先生、最高です。
前半でアメリカ嫌いの田中大先生。無意味に在日米軍兵を終・余の二人でボコボコにしています。しかしどう考えたって目の前に巨大な化け蛇がいたら、軍人なら銃を撃ちますって。自衛隊車両の奪い方といい、竜堂家の理不尽ぶりは遺憾なく発揮されています。
ところで現在、手元に創竜伝1~12がないので確認がとれないのですが、アメリカのフォレスター大統領は、以前の巻でテキサス生まれになっていましたっけ? あと選挙の投票数疑惑?
それに「ゴッド・ブレス・アメリカ」って「大米帝国万歳」のルビになるんでしょうか? ゴッド・ブレス・アメリカって愛国歌の名前だし、意味も「神よ、アメリカを守りたまえ」だと思いますが・・・。
また厚生省もきちんと厚生労働省に名称が変更し、作中時間のわずか数ヶ月で省庁再編を済ませるとは、さすが創竜伝世界日本です。
あと田中大先生は小泉首相の名(迷)台詞「感動した」には感動しなかったようですね(笑)。森前首相モドキに敢えて言わせようとするぐらいですから。
ところで新しく登場した布施官房副長官ですが、その系譜を見る限りどう見ても安部晋三官房副長官をモデルにしているとしか思えません。田中大先生は、安部官房副長官が嫌いなんですかねぇ。
本当にその場限り、その場しのぎの小説ですね。創竜伝というオハナシは。時事問題を突っ込んで批判し、話の流れを変えて楽しいんでしょうか?
正直な話、東西朝時代「東京の政府」「京都の幕府」という展開は、私の予想を越えていました。この点に関しては、さすが田中芳樹!と唸りました。摂政・関白・太政大臣・征夷大将軍小早川奈津子。素晴らしいです。
その分、社会批評などの部分は、全く持って鼻持ちならなかったですねぇ。

あ、そうそう171P上段4行目に「白色テロリスト」とありますが、「白色」の意味分かりましたか? 普通、伝奇小説なんかにはまず出てこない言葉なんですが(笑)。
日本でよく出るのは、新左翼セクトが敵対セクトのテロを受けると、党派の機関紙上に「○○派の白色テロルを撃退!」とか「白色テロルを粉砕せよ!」なんですが。
一応、政府・体制側が革命的左翼勢力や一般市民に対する襲撃・弾圧が「白色テロ」。逆に革命的左翼勢力が政府・体制側(もしくは敵対セクト)に対しての襲撃が「赤色テロ」です。どっちもテロに変わりなく、巻き込まれる人は迷惑ですが。
国としての白色テロは、台湾国民党政権が台湾人に対して行ったの50年代白色テロが有名です。

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