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投稿ログ220 (No.3693 - No.3697)

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board4 - No.3693

ワープミサイル

投稿者:八木あつし
2003年02月19日(水) 13時46分

「亜光速ミサイル」について考えていて思いついたんですけど、「ワープミサイル」はどうでしょう。

よくあるワープミサイルは、敵の防空網をワープでスルーして一気に目標物に突っ込むタイプです。宇宙戦艦ヤマトⅢでボラー連邦が、ガルマンガミラス帝国の首都星にワープミサイル攻撃を仕掛けたミサイルが確しかワープミサイルでした。
しかしこれではありきたりです。そこで考えました。
銀英伝世界のワープでは、大質量の周辺でのワープは出来ません。大質量周辺でのワープを強行した場合、亜空間をさまようとあります。また強行した場合、ワープインの直後に強烈な時空震が発生しています。
一巻のアムリッツア会戦でキルヒアイス艦隊が、パニックに落ちた同盟軍戦艦の強行ワープによって発生した時空震で、少しばかりの損害を被っています。
これです。これをミサイルでやりましょう。
ミサイルに積むのは、通常の水爆ではなくワープ機関を積みます。もちろん出来るだけの小さくした、ミサイルに搭載が可能なワープ機関です。5巻で帝国軍が、短距離ワープ機能を持った連絡用シャトルを2000隻用意したことからも、シャトルクラスのワープ機関は存在しています。そこでワープの精度が悪かろうが、跳躍距離が短いというのは関係なく、とにかくワープだけはできる小型エンジンを開発し、ミサイルに搭載します。
艦隊決戦時には、敵艦隊に目掛けてワープミサイルを普通に発射し、敵前衛部隊の直前で全ミサイルを強制ワープをさせます。これによって、大量の時空震を多角的に発生させ、敵艦隊を混乱の渦に叩き込むのです。時空震の影響で多数の艦艇が衝突し、陣形が乱れたところで集中攻撃を行い撃滅します。
ミサイルは全て亜空間をさまよう羽目になりますが、どうせ使い捨てですから。むしろ一発のミサイルで1隻を沈めるより、ワープミサイルの強行ワープによる時空震で数十隻を打撃を与えた方が効果的です。

もっともコスト効果がどう出るのかは判りませんが(笑)。

親記事No.3581スレッドの返信投稿
board4 - No.3694

Re3691:勝算の実態

投稿者:冒険風ライダー
2003年02月19日(水) 15時21分

<"ヤンは、以下のように事前推測した。
『帝国側にとって、この戦いに勝って得られるものは少ないのだから、自軍に多大な被害が生じれば、本来は暗愚な君主でない皇帝は、より良い事態解決のために講和を申し出てくる(もしくはこちらからの講和申し出を受け入れる)可能性が高い』"
 私は、このヤンの推測をおかしなものとは思いません。むしろ、ラインハルトの為人を良く分析した、妥当な推測と思います。
 勿論、ラインハルトは頑固な性格ですから、犠牲が出ても頑なさを固持して、講和にならない可能性だって充分ある。だから、あくまで「可能性が高い」なのだし、「それは賭けだ」とも前回申し上げました。
 ですが、その賭けの勝率は冒険風ライダーさんが言うところの0%ではなく、もっと高い確率です。それは、実際にヤンがこの賭けに勝ったことからも明らかでしょう。
 むしろ、冒険風ライダーさんが何故「病気」や「夢」にそんなにこだわるのか分かりません。それは単にきっかけに過ぎないと書いたつもりですが。>

 だから何度も言っているように「類稀なる僥倖」という「『結果として』発生した偶発的要素」から逆算して「ヤンに勝算があった」と結論付けるのは間違っていますって。その「実際にヤンがこの賭けに勝った」という事実は、ヤンの戦略構想とは全く無関係かつ想定外のところから出てきたものでしかなく、しかもラインハルトはイゼルローン要塞に籠もったヤンの手強さも、「回廊の戦い」で自他共に多大な犠牲が出ることをも全て承知の上で、「ヤンを叩き潰す」と宣言して遠征を行っていたのですから、そんな相手と和平が成立しえると考えること「自体」がすでに根本から間違っているのです。
 それに前の投稿でも書きましたけど、バーミリオン会戦時におけるラインハルトの対応から考えても、戦いを続けることによってラインハルトとの和平が成立することなどありえなかったことは一目瞭然なのですよ。バーミリオン会戦でアレほどまでに追い詰められていた時のラインハルトは、ヤンの目的が自分の生命を絶つことによって帝国軍を退却に追いやる事を充分に承知しており、逃亡すれば再起を図ることが可能であることも知っており、さらには周囲からさえもそのように進言されていたにもかかわらず、それでもあくまで逃亡を頑なに拒んでいたではありませんか。敗北寸前の状態でさえこの有様では、自らの優勢を信じ、勝勢に乗っている時ではなおのこと、和平交渉を自分から提案してくるなどという事態など、本来ならば到底考えられないことなのです。実際、例の「病気」と「夢」がなければ、ラインハルトはそのまま戦いを継続してヤンを打倒してしまっていたことでしょう。
 それに、イゼルローン要塞に立て籠もって強大な戦力を保持しているヤンを打倒することがいかに困難であるかなど、別に今更戦わずとも当事者全員が簡単に認識できる程度の話でしかないでしょう。そんな「当たり前なこと」を目の当たりにしてもなお、ラインハルトは「自らの個人的矜持とプライド」を最優先してヤンに対して戦いを挑んできたのですから、ラインハルトはこれからの戦いでどれほどまでの犠牲が出るかも全て承知の上で戦いを挑んできているわけで、その時点で「余程の僥倖でもない限り、和平は絶対に成立しえない」と考えるのが自然ではないですか。
 繰り返し言いますが、例の「類稀なる僥倖」がなければ、ラインハルトがヤンに対して和平交渉を提案してくるなどという事態は、本来全くありえない話だったのです。結果から逆算してヤンを過大評価するのは止めて頂きましょうか。

 さらに言えば、もし本当に「帝国軍に多大な損害を与えることによってラインハルトを交渉の場に引きずり出す」などという戦略方針を取るのであれば、そもそもイゼルローン要塞に立て籠もって防衛体制が完備した時点で、ヤン側から「我々は帝国と敵対するつもりはない、今後のことで話し合いたいので和平交渉の席を設けて頂きたい」といった類の提案を、自軍の軍事力を大々的に誇示しながら全宇宙に向けて発信することによって、ラインハルト以外の人間を動かせば良かったのです。
 周知のように、あの愚劣な「回廊の戦い」はラインハルトひとりが周囲の反対を押し切って強引に行ったものでしかなく、周囲はことごとくラインハルトの出征に反対していました。そこに「和平」という揺さぶりをかけ、ラインハルト以外の人間を動かし、下から意見を突き上げさせることによって最終的にラインハルトが「動かざるをえない状態」に持っていき、和平を実現させた方がはるかに効果的なのです。成功すれば全く戦わずしてそのまま和平交渉に入ることができますし、成功しなくても、ラインハルトの侵攻を遅らせる時間稼ぎ程度にはなったはずです。
 またこの策は、ラインハルト麾下の将兵の厭戦気分にも訴えることができます。ラインハルトはそうでなくても、実際に前線に出て戦う者たちにとっては、辺境の僻地にあるイゼルローン回廊などどうでも良いものでしかないでしょうし、ヤンの脅威を知る者も少なくはないのですから、「そこまでやる必要はあるのか」という感情を刺激することができるわけです。示威行為としては、実際に戦うことなどよりも、こちらの方がはるかに効果があります。
 それに対して、ただ単に戦うだけでは、ヤンの側も損害が出ますし、ラインハルトの戦闘意欲を悪戯に刺激することによって、戦い自体が泥沼化・消耗戦化する可能性も出てきます。それは必然的に自軍の弱体化をもたらし、ただでさえ圧倒的な戦力差を更に拡大させる結果にも繋がりかねないでしょう。それではますますもって「対等の交渉」が行われる可能性はなくなっていき、最終的な破滅の結末を迎えるだけです。
 武力とは政治的・外交的敗北を償う最後の手段であり、発動しないところにこそ価値がある。これは銀英伝の中でも語られている警句なのですがね。

<そこでラインハルトが講和を決断するきっかけが何であるかなど、ヤンにとってどうだって良いわけです。それは、ラインハルトがペンダントをいじっていて、『キルヒアイスならどう言うだろうか』と考えることかもしれませんし、かつて自分が誓った『無益に兵士たちを殺すようなことはしない』という誓いを思い出すことかもしれません。ヒルダや双璧からの再度の諫言を受け入れるという形かもしれません。単にコーヒーを飲んだりトイレに行ってリラックスするという形かもしれません。他にもいくらだってあります。病気も夢もたまたまその内の一つだったと言うに過ぎません。
 もし、ラインハルトが夢を見ることがなく、上に書いたさまざまな形で講和を決断していたとして、その時も冒険風ライダーさんは批判されるわけですか。『ラインハルトがペンダントをいじって故人に想いを馳せるということなど、ヤンに予測できたはずが無い。全く類稀なる僥倖で、ご都合主義だ』『ラインハルトが過去の誓いを思い出すことなど、ヤンに予測できたはずが無い』『再度の諫言がなされるということなど、予測できたはずが無い』『コーヒーを飲むことなど予測できたはずが無い』『トイレに行くことなど……』
 このような批判に意味が無いことは明らかです。>

 分かりませんでしたか? 「病気」や「夢」が全く別の事象であったとしても、それがヤンの戦略構想とは全く無関係かつ想定外のところから出てくるものである限り、全く同じ批判を私は当然行うに決まっています。それらはヤンの能力によってもたらされたものではなく、ラインハルトの自己完結的な思考に基づいて発生するものでしかないのですし、そもそも何度も述べているように、戦力差でも戦略的格差でも、さらには「ヤンがラインハルトを討つことはできない」という観点から言っても圧倒的優勢にあるラインハルトが、自分から和平提案を行うこと「自体」が本来全くありえない話だったのですから。
 バーミリオン会戦をはじめとするラインハルトの行動を見る限り、たとえ将帥の全てが戦死し、自分の身が危うくなる事態に直面してさえ、ラインハルトは降伏も逃亡も拒否して戦い続けることは明らかです。そんな相手と、しかも自軍が圧倒的劣勢下にある状態でわざわざ正面から戦ったところで、それはラインハルトの戦闘意欲を悪戯に刺激するだけなのであって、どちらかが完全に殲滅されない限り、戦いが終結することなど絶対にありえないのです。バーミリオン会戦でラインハルトと直接戦い、あそこまで実際に追い詰めた張本人であるヤンであればなおのこと、この認識に行き着いてもおかしくはないのですがね。
 それにヤン自身、かつてユリアンに対してこんなお説教を垂れていたはずでしょう↓

銀英伝外伝2巻 P101下段
<「戦略には、勘なんかの働く余地はない。思考と計算と、それを現実化させる作業とがあるだけだ。たとえば、ある方面に一〇〇万の兵力を配置するためには、兵力それ自体の他に、それを輸送するハードウェアと、一〇〇万人分の食糧と、それら全てを管理するソフトウェアが必要で、そういったものは勘からは生まれてこない。だから、職務に不誠実な軍人ほど戦略を軽視して、戦術レベルで賭けをしようとする。さらに無能で不誠実な軍人になると、精神論で戦略の不備や戦術の不全をごまかそうとする。食糧や弾薬を補給もせずに、闘志で敵に勝つことを前線の兵士に強要する。結果として、精神力で勝ったということはある。だけど最初から精神力を計算の要素にいれて勝った例は、歴史上にひとつもないよ」>

 「精神力」のところを「ラインハルトに対する希望的観測」に置き換えて考えてみると、上で述べられている「無能で不誠実な軍人」という評価は、まさに「回廊の戦い」におけるヤンに対してこそ当てはまるものでしょう。ラインハルトの胸先三寸が当てになるという「根拠のない勘」でもって「戦略の不備や戦術の不全をごまかそうと」し、勝算が全く存在しないはずの戦いに、あるはずもない勝利の幻想を見出していたのですから。全く「回廊の戦い」というのは、ヤンが否定していたところの「最初から精神力を計算の要素にいれて勝った」最初の実例となるのではないのでしょうかね。もちろん「類稀なる僥倖に恵まれた『結果として』」ですが。
 あの当時のヤンがラインハルトと戦うことで唯一の勝機を見出すことがあるとすれば、それはバーミリオン会戦と同様、ラインハルトを殺すこと以外にはありえないのです。そして、それが全く不可能事であることなど、さすがのヤンですら認識できていたことでしょう。だからこそ、あの当時のヤンに勝算などありえないのです。

<それはあまりにラインハルトの為人を曲解しています。はっきり言えば、不当に貶めているとしか思えません。
 確かに、ラインハルトには「皇帝の為人、戦いを嗜む」という一面や、頑固に意地を張り通して判断を誤るような一面がありました。しかし、それだけがラインハルトという人物の全てではないでしょう。
 ラインハルトが部下たちを信頼し、大切にしていたこと。それゆえ、彼らから常にない忠誠心を寄せられていたこと。帝国の安定と繁栄のために非常に精力的に働いたこと。それゆえ、民衆からも絶大な支持を受けていたこと。これらのことは、銀英伝全てにおける無数の作中事実から明らかです。(というか、どうしてそういう作中事実の方はまるっきり無視しちゃうんでしょうか)>

 この議論で論じる際に重要なのは、戦時におけるラインハルトの対応「だけ」であることがお分かり頂けていますか? そりゃ確かにラインハルトは平民や部下達からも慕われてはいたでしょうし、政治面では多大な功績を上げてもいたでしょうが、それはあくまでも政治家として評価した場合の話であって、戦時におけるラインハルトの愚劣な「凶行」の罪を覆すものなどでは全くありえません。
 実際、戦時におけるラインハルトは、それこそ「戦争狂」としか評しえないほどに戦争を追い求め続け、第8次イゼルローン要塞攻防戦、マル・アデッタ会戦、回廊の戦いと、明らかに「個人的矜持とプライドを満たす」という愚かしい理由などのために無為無用な戦いを自ら仕掛け、将兵を死地へ追いやってきたのです。そして、このような「凶行」に関しては、一般将兵の間からも「皇帝は戦いではなく流血をお好みあるか」だの「いつまで戦いを続けるつもりだ、もういいかげんにしてほしい」だのといった怨嗟を込めた不満が出てきていますし、オーベルシュタインもラインハルトの「戦争狂」的性格を「ゴールデンバウム王朝の門閥貴族とどこが違うのか」と批判していたではありませんか。その負の側面は決して肯定されるべきものなどではないのです。
 政治家としてのラインハルトの評価と、戦略家としてのラインハルトの「凶行」はこの際分けて考えてください。私が論じているのは後者の方なのですから。

<あと、冒険風ライダーさんはしきりに「対等の交渉」という言葉を使っていますが、そもそも交渉というものは、両者が対等でなければ全く成立しないものなんですか。現実世界でも、強大な組織/個人と弱小な組織/個人が交渉や取引をすることなどざらにあると思うのですが、その場合も冒険風ライダーさんは、弱小な勢力は強大な勢力にただ一方的にいいようにされるしかないという御意見なのでしょうか。
 ヤンは「同盟領を全部返せ」というような無茶を言いたいのではありません。「弱小勢力は弱小なりに宇宙の片隅で勝手にひっそり生きていきますので、その許可を頂きたい」というような、言うなれば彼の立場からして、おそらく「分相応」と思われる願いを聞いてもらいたいだけです。
 何故、ここでラインハルトと対等の立場に立たなければならないのか、私には全くわかりません。>

 外交に限らず、あらゆる交渉や取引においても、基本的には力の強い者が弱い者に対して主導権を握るのは、力の論理から言っても当然のことです。たとえささやかな要求であっても、相手を威圧できるだけの軍事力を背景に要求しなければ、足元を見られて更に値切られることは確実です。一般社会においても、力の源が軍事力ではなく経済力や特殊技術、あるいは商品価値などだったりするだけで、本質的にはこれと全く変わることがありません。
 そもそもラインハルトは、ヤンとその一党を全て滅ぼし、宇宙を統一することを望んでいたのでしょう? その望みの前では、「弱小勢力は弱小なりに宇宙の片隅で勝手にひっそり生きていきますので、その許可を頂きたい」などという「ささやかな要求」でさえ、本来ならば宇宙統一にとっては邪魔になるものでしかないのですし、将来的な禍根を残す可能性が全くないとは決して言い切れない「許されざる要求」なのです。ならばその「ささやかな要求」を押し通す「だけ」でも、相手を威圧し、自分達の要求を堂々と主張することができるだけの軍事力が必要になることは自明の理というものでしょう。ラインハルトの立場であれば、ヤンの「ささやかな要求」でさえも簡単に潰してしまうことができるのですから、「軍事力を背景にした対等の交渉」というのは、「ささやかな要求」を通すための最低必要条件でしかないのです。
 「ささやかな要求」ですら聞き入れられないかもしれないほどに、「回廊の戦い」時におけるラインハルト側は圧倒的優勢にあり、それに対するヤン側は見るも無残なほどの弱小集団でしかないのです。だからこそ、「対等の交渉」を行うためには、それなりの切り札や軍事力が必要となるのです。

<また、ヤンはラインハルトと戦ったのであり、他の誰と戦ったのでもありません。『ラインハルト以外の人間であれば絶対和平に応じない』(というのも怪しいと思いますが)というような批判は全く的外れです。
 敵がラインハルト以外の誰かであれば、ヤンはその誰かに応じた作戦を立てていたでしょう。それだけのことです。(というか、そもそもラインハルトでなければ、こんな親征は最初からしないでしょう)>

<ですから、無防備の惑星を包囲占領してヤンを脅すと言うような作戦をラインハルトが良しとするなら、そもそもこんな親征は最初から不要なんです。
 ラインハルトは、堂々と実力で勝利を得たいのです。バーミリオンの時の二番煎じのような「卑怯な」手段で得た勝利など、何の意味もないんです。
 そういう固定観念に縛られたラインハルトは、確かに愚かです。ですが、そういうラインハルトの心理を読んだ上で作戦を立てたヤンまで愚か者にされてはたまったものではありません。>

 前の方で引用した「ラインハルトの為人」を擁護していた箇所と、上記の引用文は内容が大きく矛盾しているように思えるのですが、上記の意見を採用するのであれば、ラインハルトは弁護の余地なく愚かな人間であったということでかまわないのですね? だとすると「ラインハルトとは交渉の余地が全くなかった」という私の主張は正しいということになってしまいますが。
 それと、あなたはどうもラインハルト「だけ」を見据えて相手をしてさえいれば良く、それ以外の予測など考えるにも値しないなどと本気で考えているようですが、ならばバーミリオン会戦時にラインハルトが追い詰められていた時に、ラインハルトの意向を無視したヒルダが独断でミッターマイヤーとロイエンタールを説得して惑星ハイネセンに脅しをかけさせ、ヤンの「戦術的賭博」を根底から覆してしまった事件は一体どう説明するのですか? ラインハルトだけを見ていれば良いわけではないことなど、この事例ひとつ取っても一目瞭然ではありませんか。「回廊の戦い」でまた同じことが繰り返されない、という保障などどこにもないのですよ?
 ラインハルト自身がエル・ファシル本星の制圧や回廊封鎖作戦などを考えなかったとしても、部下が全く考えないということはありえませんし、ラインハルトが部下の進言を受け入れる可能性だって考えられるでしょう。また、戦況が膠着状態に陥り、にっちもさっちもいかなくなった場合に、ラインハルトが事態打開の策としてエル・ファシル本星の制圧を決断する可能性もありえるのです。未来がどのように推移し、どのような事態が待ち構えているかなど誰にも分かるはずもないのですから、ヤンの立場であれば、起こりえる最悪の事態を全て想定し、可能な限りの対策を立てなければならないのは当然の事ではありませんか。
 ヤンが相手にするべき敵は皇帝ラインハルトだけでなく、政府も軍も全て含めた「帝国という専制国家」そのものなのです。そしてバーミリオン会戦でラインハルトひとりのみを見据えた「戦術的賭博」が、ヒルダによって見事に覆された前例があるにもかかわらず、相も変わらずただラインハルトひとりのみを見据えた「戦術的賭博」を行うこと自体、無能の証以外の何物でもないのです。

<交渉というのはそれを行うことによって両者に益があるから、行われるのです。少なくとも、それは強者が弱者に一方的に要求を押し付けて終わりというようなものではない。
 上のような会話が行われた結果、交渉決裂、再戦となった時、ヤンも死ぬかもしれませんが、ラインハルトもまた少なからぬ人命を支払わなければならない。しかし、それは、二人のどちらにとっても好ましくない事態でしょう。
 であればこそ、双方それなりに納得のできる妥協点を見つけあうわけです。その時、ヤンが提出する「内政自治権を有する民主共和制の一惑星の存在を認めて欲しい」という妥協案について、ラインハルトが妥当と思うか否かが、交渉の最大のポイントになるわけですが、これについては10巻でユリアンが交渉成立させているという作中事実もあるわけですから、それから考えれば、全くお話にならないということはないでしょう。というか、交渉成立になった可能性は、充分にあると思いますが。>

 ヤンにとっては確かに交渉の成立がその後の命運を左右するわけですし、目的を達成することができる唯一の手段なのですから、そりゃ必死にもなるでしょうが、一方のラインハルト側はというと、こちらは必ずしも交渉に行わなければならない必要性などないのですよ。ラインハルト側はヤンおよびその一党を殲滅してしまえば、それで銀河統一という目的を達成することができるのですし、仮に再戦となってまたダメージを受けたとしても、要塞に閉じ籠っている相手の戦力が再び回復するわけでもないのですから、あらゆる犠牲を覚悟で何が何でもヤンの首を取ってもかまわないわけです。というか、ラインハルト側にとってはむしろそちらの方がはるかに目的にかなっているのですし、将来発生するかもしれない問題の芽を事前に摘み取ることもできるわけなのですから、交渉を意図的に決裂させ、交渉決裂の全責任をヤン側に擦りつけて再戦に突入する、という手を使う可能性も充分に考えられるのですけどね。
 また銀英伝本編で交渉を申し込んだラインハルト自身、作中で次のような主張を展開しています↓

銀英伝8巻 P109下段~P110上段
<皇帝ラインハルトは国政に無関心であったり無責任であったりしたわけではない。彼は良心的な為政者であったと、姿勢においても結果においても、評してよいであろう。しかし、彼はまず本質的に軍人であり、為政者としての彼が意識と努力の産物であったのに、他方の彼は無意識と天分とで構成されていた。したがって、彼の支配体制、彼の帝国においては、つねに軍略が政略に優先する。このとき、彼の精神の辺境には、ヤンとの会談を自身で否定する部分もたしかに存在した。
「予自身が不甲斐なくも発熱したという理由もあるが、将兵も疲労しているし、補給を待つ必要もある。ヤン・ウェンリーとの会談は、そのまま妥協を意味しない。再戦の準備をととのえるため時間をかせがなくてはならぬ」>

銀英伝8巻 P123下段~P124上段
<ラインハルトは秘書官のヒルダ、ごく近い将来に大本営幕僚総監となるはずのマリーンドルフ伯爵令嬢に、つぎのように明言しているのである。
「予はヤン・ウェンリーに手を差しだすつもりだが、ひとたびそれを拒まれたときには、ふたたび握手を求めるつもりはない」
 ラインハルトの気性からいっても、皇帝としての尊厳からしても、それは当然のことであった。>

 これらの記述をどう読んでも、ラインハルトは会談による和平にそれほどの意義を見出していたようには見えないのですがね。また、仮にラインハルト自身が納得したとしても、ラインハルト麾下の将兵や将帥達、さらには帝国政府が納得しない、という事態も考えられるでしょう。ヤンとヤン一党は、ラインハルトを除く全ての帝国側関係者にとっては「帝国統一の障害」としてしか映らないでしょうし、今までの戦いで仲間や親兄弟を殺された怨みなどもあるでしょうからね。上の主張と併せ、ラインハルトがそのような部下や将兵の感情を蹴ってまで、ヤンに譲歩しなければならない理由があったようには到底思えません。
 銀英伝10巻でユリアンがラインハルトとの交渉を成立させることができたのは、皮肉なことにユリアンがヤンに比べてあまりにも未熟で、かつ戦力も問題にならないほど少なかったがために、却ってラインハルトの戦闘意欲を削いでしまい、温情を示す「余裕」が出てきたことが何よりの原因でしょう。そして何度も言われているように、バーラト自治区は帝国内務省でさえ「難治の地である」と匙を投げた地域であり、しかも「皇帝の温情」によってかろうじて成り立っている弱小政体、いつでも帝国側の意のままにできるという状態に置かれているわけです。はっきり言いますけど、その実態は「自治区」というのも哀れなほど惨めな隷属的存在でしかありません。
 結局のところ、本当の意味で民主主義の擁護を掲げるのであれば、自前の軍事力で自立し、敵を圧倒できるだけの体制を整えるしか方法はないわけです。その意味で、ラインハルトの胸先三寸に全ての命運が委ねられている「回廊の戦い」は、勝算ゼロ・100%必敗確実であると言わざるをえないのです。

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board4 - No.3695

移動要塞の技術問題について

投稿者:Night
2003年02月19日(水) 15時48分

 何回も繰り返している主張なのですが、誰からも反応が来ないので、もう一度書こうと思います。(しつこいと思われるかもしれませんが……)

>  確かに私が提案している移動要塞改造も、確かに失敗する要素は少なくないかもしれませんし、懸念される問題もたくさん存在するでしょう。しかしそれでも、成功する可能性は決してゼロにはなりえない以上、障害があるのであれば、ありとあらゆる策を使ってその障害を排除・消滅させる努力を行っていくべきなのですし、またそうしていくことこそが、将兵を指揮統率し、国民を守るべき最高司令官としての責任と義務でもあるでしょう。工員が足りないというのであれば工員を強引にでも調達する術を考えるべきですし、時間が足りないのであれば時間稼ぎの外交手段を模索するべきです。あの愚劣な「回廊の戦い」などで「滅びの美学」でも堪能したいというのでなければ、これこそがあの当時のヤンに与えられた唯一の可能性であり、何物にも勝る「ベター」なのです。

 結局の所、上で冒険風ライダーさんが主張しているようなことの根底には、一つの論理があります。つまり、『ガイエスブルク要塞を移動要塞化できたのだから、同じ要領でイゼルローン要塞も簡単に移動要塞化できる』というものです。
 上で冒険風ライダーさんが補足している事も、結局はその延長に過ぎません。要は、上の論理の末尾に『障害があったとしても、工員を余分に注ぎ込んだり、時間稼ぎをしたりといった努力さえすれば、実現できるはずだ』という文が追加されているだけです。

 上の論理の前半部は紛れもない作中事実であり、疑念を挟む余地はありませんが、後半部は自明の理ではありません。銀英伝の歴史上、移動要塞化が行われたのはガイエスブルク要塞ただ一機であり、その成功は、直ちにイゼルローンも移動要塞化できることが証明された事を意味しません。二つの要塞は必ずしも同じではないからです。

 それを明らかにするために、No.3603やNo.3635で、二つの要塞の大きさの違いを挙げました。ガイエスブルク要塞は直径45km、質量40兆トン。イゼルローン要塞は直径60km、質量不明(アニメ版では60兆トンだそうですが)。
 イゼルローン要塞は、ガイエスブルク要塞の3倍近い体積があります。全く同じように12基のワープエンジンと通常航行エンジンで移動要塞化できるでしょうか。
 すぐに問題になると思われそうな技術上の課題については、以前書いているので一々繰り返しません。問題は、冒険風ライダーさんが上の文に

> 成功する可能性は決してゼロにはなりえない

 と書いているところです。
 イゼルローン移動要塞化計画の成功確率など、あっという間にゼロになりえます。例えば、研究や実験の結果、以下に並べるような事実が判明するようなことがあれば、その瞬間に成功確率はゼロになり、計画そのものが頓挫します。そして、頓挫してしまったら、残されるものは未完成の移動要塞と、整備もろくに終わっていない傷だらけの艦隊だけです。

「イゼルローンをワープさせるには36基のワープエンジンの同調が必要ですが、現代の技術水準では、36基のエンジンの同調は不可能と分かりました」
「イゼルローンの場合、ワープエンジン、通常航行エンジンの出力を3倍にする必要があるのですが、現代の技術水準では材料の強度その他の問題があり、そのエンジンの作成は不可能です」
「エンジンの作成自体は可能と思うのですが、さらに3年ほどの研究が必要です」
「イゼルローンがワープ時に引き起こす時空震は非常に強大なものであり、中に住む生物は全て死滅してしまいます」
「イゼルローンがワープ時に引き起こす時空震は非常に強大なものであり、ワープしたとしても痕跡が残り、どこに行ったか容易に探知されてしまいます」
etc...

 『成功する可能性は決してゼロにはなりえない』と断言するためには、上に書いたような技術上の諸問題は一切起こりうる余地はない、ということを説得力をもって証明する必要があるのです。

>  繰り返し言いますが、「回廊の戦い」でヤンが勝てる可能性も、民主主義が生き残れる可能性も、どちらも一片たりとも存在する余地すらありません。可能性が全く存在しない「回廊の戦い」と、とにもかくにも可能性が存在する移動要塞戦略のどちらを取るべきだったか、答えは一目瞭然なのではありませんか?

 だから、私は冒険風ライダーさんに問いたいのです。
 ワープやエンジンについて、私と同様、銀英伝の作中事実しか知らない冒険風ライダーさんは、いかなる根拠や証明によって『成功する可能性は決してゼロにはなりえない』『とにもかくにも可能性が存在する』というようなことを断言しているのか。
 実の所、他のスレッドで演繹だの帰納だのと色々ともめているのも、このあたりの証明に隙なりあいまいさなりがあるのが原因ではないかと私は考えています。諸問題の整理のためにも、冒険風ライダーさんの考えの中ではどのような整理になっているのかお答えいただければ大変ありがたいです。

 できれば、他の皆さんの御意見も聞きたいと思っています。

親記事No.3581スレッドの返信投稿
board4 - No.3696

Re:移動要塞の技術問題について

投稿者:RAM
2003年02月19日(水) 16時46分

こんばんは。RAMです。
他の方の意見も聞きたいという事なので書いておきます。

私はNightさんの意見に概ね同意です。
恒久的移動要塞はできる「可能性」があると思います。しかし、それ以外
考えられないとまでは立証されていないと考えます。

技術的な可否もありますが更に運用、時間的な問題も同盟にはあります。
イゼルローンは使用中の要塞ですが試運転のワープを行う場合の500万人の
人員の移動等の時間の計算です。加えて失敗した時のリスク計算も必要だと
考えます。回廊の戦いの時点での場合はもちろん、同盟存続時でもイゼルローン
を失った場合は帝国軍を防御不可能になります。

また亜高速ミサイルの議論が出ていますが、恒久的移動要塞が可能であるならば
亜高速ミサイルも可能です。つまり、絶対的兵器にはなり得ないと言うことも
付け加えておきます。

Nightさんの投稿にResするのも変なのですが、書かせてください。
投稿3694における冒険風ライダーさんの発言には同意できません。氏の言葉を
借りるなら作中事実を無視しています。Nightさんを始め多くの人は「回廊の戦い」
の勝率は0%より大きいと考えています。それは実際に和平交渉の場にラインハルト
を引きずり出すという勝利条件を達成したのですから「作中事実」です。

> だから何度も言っているように「類稀なる僥倖」という「『結果として』発生した
> 偶発的要素」から逆算して「ヤンに勝算があった」と結論付けるのは間違っていますって。

と氏は言っていますが、僥倖なのは病気や夢なのであって和平交渉を行うことでは
ありません。和平交渉に至る道筋(例えばトイレで思い浮かぶ等)まで計算しなけ
ればいけないなど屁理屈でしかないでしょう。ヤンはあくまでも和平交渉に
ラインハルトを引きずり出す事を計算すれば良いだけです。

> それに、イゼルローン要塞に立て籠もって強大な戦力を保持しているヤンを
> 打倒することがいかに困難であるかなど、別に今更戦わずとも当事者全員が単に
> 認識できる程度の話でしかないでしょう。そんな「当たり前なこと」を目の
> 当たりにしてもなお、ラインハルトは「自らの個人的矜持とプライド」を最優先
> してヤンに対して戦いを挑んできたのですから、ラインハルトはこれからの戦いで
> どれほどまでの犠牲が出るかも全て承知の上で戦いを挑んできているわけで、その
> 時点で「余程の僥倖でもない限り、和平は絶対に成立しえない」と考えるのが自然
> ではないですか。
>
上記の言葉のようにイゼルローンに立て篭もるヤンを打倒する事が困難であるならば
ヤンの勝率は更に上がっていくことでしょう。ヤンを倒すことは困難と言っている
一方でヤンの勝率は0%と言うことは自己矛盾以外の何物でもありません。

氏に対しての細かい突っ込みはまだありますが、ここまでにしておきます。

私もNightさんと同様、他の皆さんの御意見も聞きたいなと思います。

親記事No.3581スレッドの返信投稿
board4 - No.3697

Re:移動要塞の技術問題について

投稿者:a-ru
2003年02月19日(水) 20時24分

どうも、a-ruです。
私は、Nightさん、RAMさんの意見を支持して、
レスをたてていたんですけど。(笑)

私もNightさんの意見に概ね同意です。
作中の現実を元にした結果、可能性の高い推論だと思います。
私は別の視点で述べます。

私が、帰納法を用いるのは帰納法ならば結論が初めから出ているので、いろいろな可能性をあげてもほとんど問題は起こらないからです。演繹法だと結論が出ていない上に、可能性も無限大なわけですから、結局無数にある中のひとつの可能性の提示だけで終わるわけです。「必ずこうなる」という答えは出ないのです。
ですから、帰納法で出した可能性の中で、一番選ばれる確率高い方法を選び、それを元に演繹して、未来の可能性が高い方法を選ぶことが出来る範囲だと思います。もちろん低いものを選んでも良いわけですが、前提を決めなければ混乱が起こるでしょうね。(苦笑)

私の疑問は、ガイエスブルク要塞を移動させた事実が冒険風ライダーさんのいう 恒久的移動要塞と言えるのかと言うことです。
シャフト科学技術総監は「要塞砲に対して要塞砲で対抗する」という
(天才か、ド素人の発想だと私は思ってしまうのですが)ロマンあふれる面白い発想の元に計画しているわけで移動要塞を造る事が目的ではなく、要塞を移動させることだけが目的であると言えるのではないでしょうか。このことは、工期も一ヶ月程度で出来た原因の一つの可能性を示しています。
しかし、これ以上の考えは述べて無いわけで、そのような物であるからエンジン部に弱点を抱えたと言えるのではないでしょうか。
ラインハルトは兵器技術士ではない以上、分からなかったとしても無理はないでしょう。

そう考えると、作中には可能性としてはあるが移動要塞というのがあるとは言えないのではないでしょうか。
銀英伝のなかでこれこそ、移動要塞という兵器の存在がはっきりと分かるところがあるのならばぜひ提示していただきたいです。

また、ヤンやユリアンの言動を見る限り、逃亡する場合の話しではないですか。帝国でゲリラ行為をするという記述は全く無いですし、何とか自給できると言っていることから、戦闘行為が起こると自給に支障を来たす可能性もあります。自給が出来るからといって、消耗戦になれば間違いなく負けます。
そもそもゲリラ活動を行うには第一に、地の利をほぼ完全に把握していて、相手はあまり知らないという状況でなければあまり効果が無いです。第二に安全な航路の情報は持っている可能性は十分に考えられますが、危険宙域に関する情報は少なくとも帝国以上持っている可能性はゼロに近いのではないでしょうか。このことから結局行動範囲というのは限られる以上、民間船なども合わせれば、捕捉することは決して困難ではありません。発見され、追跡された時点で負けです。
第3に要塞内の統治方法にしても、独裁体制は軍事行動もする以上、ぎりぎり受け入られるでしょう。また、長期間になれば選民思想を取り入れることは維持のためには有効な手段と言えます。確かに、独裁官というのは民主主義の一形態としてありますけど、この体制は民主主義と言えるんですか?どちらかと言えば最近話題の近隣国といい勝負としか思えないですね。
また以前も申したのですが、恒久自給のどこが最強になり得るのかが分かりません。相手の補給に問題があるのならば有効な武器となり得るでしょうが、国力では千、万倍どころでないわけですし、補給路を確保すれば問題無いことです。それでも不安ならば自給可能な艦艇を製造すればいいだけの話しではないでしょうか。そもそも、イゼルローン要塞は帝国によって築かれたことをお忘れですか。

また、オーディン攻撃を実行するとき、はたして指揮官は実行できるのでしょうか?良くて拘束、悪くて銃殺のいずれかの可能性の方が高いと考えるのは自由惑星同盟人民を信用し過ぎですか?しかも反骨精神旺盛な方々がいらっしゃるのに。

そして移動要塞ことよりも、一番大きな問題は、ラインハルト、ヤンをこの一事で無能とすることが正当な評価といえるのかということです。そして、仮に彼らが無能だとしたら、彼らについてきた諸将は無能なのか?大衆は?そして、読者はどうなるのか?
と言うような疑問が沸いてきます。

彼らにも愚かしいことはありますし、矛盾もあります。しかし、長所と短所はコインの裏表、見る方向で評価も変わるものです。
そんなことは今も、昔も、大差ないからこそ歴史は面白いと思います。

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