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投稿ログ284 (No.4671 - No.4687)

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board4 - No.4671

私の創竜伝考察39-3

投稿者:冒険風ライダー
2003年10月18日(土) 12時24分

P189上段~下段
<「愛想が悪いな、竜堂家の次男坊。それが犬に伝染ったと見える」
「くりかえしますが、あなたは誰です?」
「名乗るほどのものではない」
「もったいぶってますね」
「おれの名前などより、もっとたいせつなものが世のなかにはあるだろう」
「そりゃあるでしょうけど、たとえばどんな?」
「二一世紀になって、パンドラの匣があいたのだよ」
 男は教師めいた口調になった。
「あけたのは、二一世紀最初のアメリカ合衆国大統領だ。彼が偉大なる前例をつくった。超大国であれば、国連の承認もなく、先制攻撃によって他国の政権を転覆させてもかまわない、という前例をだ。そのドクトリンに、四〇以上の国が賛同した」
「世界には二〇〇以上の国があるんですよ。のこりの一六〇ヵ国には良心と理性が残っていたようで、けっこうなことですね」
「良心という言葉には抵抗があるな」
「だったら、正気といいかえましょう。すくなくとも、戦争以外に国際紛争を解決する手段があると知ってるから、たいしたものです」>

 だからさあ、創竜伝世界における本来の時間設定はあくまでも「二〇世紀の終わりを数年後にひかえた年」であって「二一世紀」ではないのですし、その創竜伝世界に「二一世紀最初のアメリカ合衆国大統領」とやらは原理的に存在しえないはずなのですけど、何故今までのストーリー&作品設定の積み重ねを無視した「二一世紀」という違和感だらけの時間設定に何の疑問も抱こうとしないのですかね、キミ達は? そんなことを何度も繰り返すから、「アメリカおよびアメリカに賛同する四〇以上の国の良心と理性と正気」以前に、キミ達の頭の具合が読者から真っ先に疑われるのだという冷厳な事実を、いいかげんに理解して頂きたいものなのですが(笑)。
 ところで、「アメリカに反対する一六〇ヵ国の良心と理性と正気」とやらをやたらと誉めちぎっている竜堂続くんに一言質問したいことがあるのですけど、アンタの「アメリカおよびアメリカに賛同する四〇以上の国」に対する物の言いようは、つい20ページほど前で「とうちゃん」自ら中身がスカスカな評論で断罪しまくっていた「『全面的に服従しない者は敵だ』という、知性と度量を欠いた【おとなげない】態度」そのものなのではありませんかね? 「アメリカおよびアメリカに賛同する四〇以上の国」も「アメリカに反対する一六〇ヵ国」も、それぞれ自国の国益追求と利害打算に基づいてそれぞれの道を選択しただけですし、それは「客観的かつ普遍的にどちらが正しく、どちらが間違っているか」という尺度で計れるシロモノなどではないでしょうに。前にも述べたことがありますけど、国際政治の世界は小学校における学級民主主義の論理で動いているわけではないのですから、「数が多いから客観的かつ普遍的に正しい」という論理は成り立たないのですよ。
 それに、これまで「暴力以外で紛争を解決する手段」なるものを完全に否定してきた竜堂兄弟が、「暴力に訴える無法なアメリカ」なるものを非難しても笑止な限りでしかないのですけどね。創竜伝2巻で、最初は穏健な話し合いでもって提携を申し出てきた四人姉妹の幹部との交渉を、ロクでもない理由で一方的に決裂させて自分達の可能性を閉ざしてしまったのはどこのどなたでしたっけ? また四人姉妹の「染血の夢」計画を阻止する際、ロクなプランもアンチテーゼもなしに「暴力と脅しによる解決」を目指した挙句、「後のことは俺達の知ったことではない」とまで開き直っていたのは誰でしたかねぇ? そういえば、これまたロクでもない理論と愚劣な動機から「京都幕府」なる非合法かつ非民主主義的な暴力組織をでっち上げ、日本を混乱に陥れようと画策している白痴レベルのバカもいましたな。こんなことを画策・実行している連中は、「剥き出しの暴力やテロ行為以外に紛争や政治問題を解決する手段がある」とは考えなかったのでしょうか(笑)。
 竜堂兄弟の立場で下手に「安っぽいヒューマニズムに満ち溢れた善人」をきどった評論など展開しても、論理自体が破綻するか、批判内容が自分自身に跳ね返るかのどちらか、もしくは双方まとめてひっくるめた結果くらいしかもたらされることはないのですけどね。すでに数十回以上も同じ失態を演じているというのに、それでもなお同じことを何度も繰り返すとは、創竜伝世界における竜種というのは、そんなに過去から何も学ぶことがない頭の悪いバカな種族なのでしょうか(爆)。

P189下段~P190下段
<「すると君は、この世に正義の戦争が存在することを認めないのかね」
「春秋に義戦なし」
 続の声はひややかである。
「兄に教わったんですよ。孟子の言葉です。この世に正義の戦争なんて存在しない」
「ふん」
「孟子は紀元前三〇〇年ごろの人ですからね。正義の戦争を呼号するアメリカの大統領や、それを賛美する日本の一部マスコミは、孟子より精神の発達が二三〇〇年ぐらい遅れてるんでしょう」
「君はそういう論法を好むようだな」
 男は高く低く、あざけりの声を出した。
「だが、孟子が何だ。やつは世界を征服できなかった。世界を征服するのに必要なのは、倫理でも人道でもない」
「力だというんでしょう」
「圧倒的な力。だが、それだけではない。力に正義という厚化粧をほどこして、そのことにまったく恥ずかしさを感じずにいられる神経の強靭さだ。それにしても、君はアメリカにさからう独裁者どもを擁護するのかね?」
「非道な独裁者の末路がどうなろうと、同情なんかしませんよ。でも、あなたがたに、独裁者を採点する資格なんかないでしょう。だいたいパナマでもイラクでもアフガンでも、独裁者やテロリストを育成して利用してきたのはアメリカでしょう」
「よい独裁者は、我々の役に立つやつだけさ。我々はやつらを育成し、評価し、選択し、処罰する」
 男は月を振りあおいだ。
「いずれにせよ、パンドラの匣は開かれた。ようやく我々の理想とする時代が来る。偽善的な国際法とやらを、実力が圧倒する時代がな」
「あなたに実力とやらがあるんですか」
 続は鋭く指摘した。攻撃してもよかったのだが。男には微妙に隙がない。
「国際法を無視し、国連憲章を踏みにじり、他国の領土に無差別爆撃を加えて、誰にも処罰されないですむだけの力はあるさ」>

 あの~、すいませんが御二方、前段の引用文もそうでしたけど、御二方は「国連」というものを著しく過大評価し過ぎなのではありませんかね? 「偽善的な国際法とやらを、実力が圧倒する時代」なんてシロモノは、国際連合が成立する以前も以後もほとんど変わることなく続いていますし、別に「超大国」でなくても「国連の承認もなく、先制攻撃によって他国の政権を転覆させてもかまわない、という前例」など数え切れないほど存在するのが「世界の常識」なのですがね。
 そもそも、日本で「国際連合」と訳されている組織は、英語では「The United Nations」と書かれており、本当に直訳すれば「連合国」という言葉にしかならないことからも分かる通り、その実態は「第二次世界大戦の戦勝国クラブ」でしかありません。だから最初から「国際法的な」普遍性には大きく欠けているところがあるのです。もちろん、時代が下ると共に、日本やドイツをはじめ、世界のあらゆる国が国連に加盟するようになり、その性格も大きく変わってきてはいるものの、成立以来の基本的な理念や根本的な欠陥は未だ改善されておりません。
 その象徴とも言えるのが、常任理事国のみが行使できる「拒否権」であり、また第二次世界大戦の敗戦国である日本・ドイツ・ルーマニア・ブルガリア・ハンガリー・フィンランドなどの旧枢軸国(イタリアは途中で枢軸国から脱退し、連合国側に立って日本・ドイツに宣戦したので除外)に対して、他国が国連や安保理の決議の必要なく軍事力を行使することを認めている「敵国条項」(国連憲章53条・107条)の存在です。これらの欠陥が是正されない限り、国連は今でも「悪の枢軸と戦う連合国」のままなのであり、常任理事国であるアメリカ・イギリス・フランス・中国・ロシアの都合によって好き勝手に運営されている組織でしかありえないのです。そんなシロモノで普遍的な平和活動に基づいた国際平和が実現する、などと考える方がどうかしているでしょう。
 実際、第二次世界大戦後の米ソ冷戦時代、国連や安保理の承認決議をバックに行われた戦争は、朝鮮戦争と湾岸戦争の2つしかないのです。朝鮮戦争では、たまたまソ連が欠席していたから安保理で2回決議することができただけで、その後ソ連はひたすら安保理に出席して拒否権発動を連発していましたし、湾岸戦争の時はソ連自体が崩壊寸前で安保理に賛成せざるをえず、そうなると中国も反対できないがために、結果として安保理決議が成立しただけです。
 さすがにソ連崩壊後は、ようやくポツポツながらも国連や安保理の承認決議が行われるようになってはきたものの、2003年現在、その総数は朝鮮戦争と湾岸戦争を含めても未だ10回目に到達しているかどうかというのが現状なのです。ちなみに、第二次世界大戦後に勃発した戦争の数は優に150以上存在すると言われているのですから、歴史的に見ても、国連は大規模な戦争はおろか、小規模な地域紛争すらもロクに回避・沈静化することができていないのが一目瞭然ではありませんか。
 かくのごとき無様な惨状を呈している国連を、しかしイラク戦争時のアメリカは可能な限り尊重するよう努めていたように思うのですけどね。イラクは1990年から2002年までの過去12年間にわたり、実に17回もの国連安保理決議に違反してきているのですし、1998年には、アメリカとイギリスが国連安保理決議678と687に基づいてイラク空爆を行っています。そして2002年には、イラクが国連安保理決議687に違反し続けていることを認めた国連安保理決議1441が全会一致で可決され、これに基づいてアメリカはイラク攻撃に踏み切ったわけです。すくなくとも法的に見れば、イラクは何度も国連安保理決議に違反しているのですし、1998年の事例から考えても、アメリカの行動は一応合法であるとは言えるでしょう。
 上記のような国際情勢を何ら踏まえることなく、約2300年も前の「孟子の言葉」とやらを持ち出して「この世に正義の戦争なんて存在しない」などと見当外れなタワゴトをほざいたり、何も変わっていない政治の論理を指して「ようやく我々の理想とする時代が来る」とのたまったりするような連中は、20世紀に大脳を置き忘れてでもいるのではないですかね?

 それにしても、こういう会話を読んでいると、竜堂兄弟と牛種って「双子の兄弟」と錯覚すらしてしまうほどの「似た者同士」なのだなあとつくづく思わずにはいられませんね。お互い発想法も行動原理もそっくりだからこそ、却って近親憎悪的に憎み合い、対立するわけで、それを無視していくら表面的に異なる意見を戦わせたところで、傍目には滑稽にしか映ることはないのですけど。
 たとえば、牛種の男は上記引用の会話の中で「圧倒的な力」とか「力に正義という厚化粧をほどこして、そのことにまったく恥ずかしさを感じずにいられる神経の強靭さ」とかいったものを信奉していることを告白しているわけですが、これって実のところ、竜堂兄弟の行動原理を支える要素のひとつでもあるんですよね。いくら口先で絶対的正義や勧善懲悪を否定しようが、連中が自分達の「正義」を絶対視しており、かつそれに基づいて「圧倒的な力」を他者に対して行使することに「まったく恥ずかしさを感じずにいられる神経の強靭さ」をも持ち合わせていることを証明する事例は、社会評論にもストーリー&作品設定の中にも数え切れないほど無数に存在しますし、つい前段の会話でも、他ならぬ竜堂続自身が「アメリカおよびアメリカに賛同する四〇以上の国」を「自分個人の主観的価値観」という「正義」でもって「良心も理性も正気も失われている」とこき下ろしたばかりです。
 また、牛種の男は「偽善的な国際法とやらを、実力が圧倒する時代」を「我々の理想」と定義し、「国際法を無視し、国連憲章を踏みにじり、他国の領土に無差別爆撃を加えて、誰にも処罰されないですむだけの力」とやらを大いに誇示しているわけですが、竜堂兄弟もまた、自分達の圧倒的な実力をもって法律を踏みにじり、権力に抵抗することを肯定する発言や行動を、創竜伝のそこかしこで何度も繰り返し行っています。もちろん竜堂兄弟は、自分達が蹂躙する法律や権力がいかに「民主主義的」かつ「理想を謳ったもの」であろうが、そんなものよりも自分達の安全や生命や正義、そして物理的・精神的な欲求などの方がはるかに優先されるべきであると考えているわけです。
 さらに牛種の男は「よい独裁者は、我々の役に立つやつだけさ。我々はやつらを育成し、評価し、選択し、処罰する」とも述べていますが、竜堂兄弟もまた、かつてこれと非常によく似た主旨のセリフを四人姉妹の幹部に向かって明言しています↓

創竜伝10巻 P127上段~下段
<「四人姉妹とはな、近代における人類社会を効率的に管理する最良のシステムだったのだ。お前たちはそれをこわした。こわしておいて、えらそうなことをいうな!」
 全身全霊を使って老ダニエルは咆えた。
「この償いはさせてやるぞ。お前たちに安住の地はないのだ。眠れぬ夜をすごすがいい!」
 涼しくひびく声で、白皙美貌の若者が笑った。
「四人姉妹の総支配人というから、どれほどすごい人かと思ったら、何のことはない、責任転嫁と自己正当化だけ。日本の完了と同レベルの卑劣漢でしたか」
「聞くところによると、我々は三〇〇〇年間眠っていたそうだ」
 始は静かにいう。
「だとしたら、これから三〇〇〇年間は起きているべきかもしれない。起きている間に、蚊が血を吸おうとしたり、狂犬が噛みつこうとしたら、当然の権利として打ち払う」
 始が口を閉ざすと、老ダニエルは嘲笑しようとして失敗した。苦しげに息を吐き出す。蒼ざめた額に小さな汗の粒が浮かんでいた。
「以上だ。宣告しておくぞ。四人姉妹にあらたな大君があらわれて、組織的におれたちを害し、おれたちの親しい人々を苦しめようとしたら、そいつを倒す。そいつの後継者が前車の轍を踏もうとしたら引っくりかえす。何度でもな。おれたちに時間はいくらでもあるし、けんかはきらいじゃないんだ」
 老ダニエルの返事を待たず、始は踵を返した。>

 これって結局のところ、「よい四人姉妹は、我々の主観的価値観に合致したやつだけさ。我々はやつらを育成はしないが、評価し、選択し、処罰する」と言っているも同然なのではないですかね? しかも連中は自分達の管理と責任の下で「育成」するのではなく、ただ「反対のための反対」で行動するしか能がないときているのですから、「無責任」「無定見」という点では四人姉妹や牛種よりも輪をかけて劣悪であると言わざるをえないのですけど。
 竜堂兄弟も、もう少し自分に正直になってみた方が良いのではないですかね? キミ達は「圧倒的な力」を行使して法律を蹂躙したり、権力を叩き潰したりすることを完全肯定し、「力に正義という厚化粧をほどこして、そのことにまったく恥ずかしさを感じずにいられる神経の強靭さ」を持ち合わせているという点において、四人姉妹や牛種と何ら異なるところがないのですよ。だから竜堂兄弟の発言や行動は、四人姉妹や牛種と同じかそれ以上に「傲慢」かつ「独善的」なものとならざるをえないわけで、本当に連中が四人姉妹や牛種の発想法や行動原理を否定したいのであれば、まずはこの「同じ穴の狢」的な構造を自覚するところから始めなければならないのではないかと思うのですけどね。
 まああの連中にそういった「自己客観視」や「自省」といったシロモノを期待するのは、もしかすると田中芳樹&田中作品に対して「優れた理系的発想と完璧な科学考証に立脚した記述や描写に努めよ」といった類の見当違いな要求をするのと同じくらいに、無意味かつ不毛なことであるのかもしれないのですが(笑)。

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board4 - No.4672

Re:はじめましてと・・・反銀英伝・思考実験編

投稿者:イッチー
2003年10月18日(土) 14時57分

一般市民さま、初めまして。以後、よろしくお願いいたします。

> ところで、話は変りますが、反銀英伝の思考実験編・リップシュタット戦役のIFで思ったのですが、このとき、暗殺されたのがラインハルトであって、キルヒアイスが生き残ったという展開はどうでしょうか?
>
> 死の間際、ラインハルトがキルヒアイスに「姉上を守ってくれ・・・・そして、宇宙を俺にかわって・・・・・手に入れろ。」
> という感じですね。
>
> まあ、事実上の後継者をキルヒアイスに指名するわけです。
>
>

キルヒアイスではなく、ラインハルトが暗殺されるという設定は、「反銀英伝・思考実験編」7-Aラインハルト暗殺(1)で考察されています。このときの結論は、キルヒアイスではラインハルトの後継者は無理で、隠棲し、ロイエンタールが後継者となるというものでした。ただ、ラインハルトが遺言を残した場合は、キルヒアイスが後継者にならざるを得ず、キルヒアイスを中心にリヒテンラーデ公を討つわけですが、キルヒアイスならば、リヒテンラーデ公は自殺、その他は追放くらいの穏便な処置ですませるでしょう。
 そして、キルヒアイスが帝国宰相に就任するわけですが、キルヒアイスの性格からして帝位簒奪は考えず、皇帝の権限を無力化して象徴化するぐらいにとどめるのではないでしょうか。さらに、同盟征服よりも内政改革に熱中し、ロイエンタールを中心とする外征派と次第に対立という流れになるのではないでしょうか。

ゴールデンバウム王朝が滅びても次は、ローエングラム王朝とは限らない」というアイゼナッハの言葉が実現するわけです。
>

正確には、アンスバッハのセリフで「ゴールデンバウムはこれで事実上たおれた。後にくるのが、グリューネワルトということに、さて、なるかな」です。

> 一方、自由惑星同盟では、ヤンは、彼が帝位につけば、侵攻はほとんどないだろうと考え、辞表を出すが、軍上層部との妥協の結果、予備役扱いになる。フレデリカと結婚。

ヤンがそう考えても、同盟首脳部はそうは考えないでしょうから、現状維持のままでしょう。ヤンはイゼルローン要塞の司令官を続けることになります。同盟政府はキルヒアイスが内政改革に熱中してくれる間に、国力の回復につとめるでしょうが、平和な状態が続けば、トリューニヒトのいい加減さも次第に明らかとなり、彼の政権維持も危うくなります。そこで、ヤンに接近して、人気の回復につとめる一方、ネグロポンティあたりに政権を禅譲して、院政を敷こうとするかもしれません。しかし、これだと、あまり面白くないので、同じ派閥のホワン・ルイに政権を禅譲するというのはどうでしょう。ホワン・ルイは議長に就任するや、トリューニヒトの統制を離れて、反戦派を重用しはじめ、ヤンも政権に近づいていく。ドーソン統合作戦本部長は退任し、ヤンが統合作戦本部長に招かれる。しかし、彼を迎えたのは、トリューニヒト派で固められた部下達の冷たい視線だった・・・。
 フェザーンでは、ルビンスキーがキルヒアイスをけしかけて、同盟侵攻を促すが、キルヒアイスはいっこうに動かず、ついにルビンスキーはロイエンタール擁立の陰謀をめぐらすのであった・・・。
 帝国以外はこんな感じになるのでは?

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board4 - No.4673

キルヒさん

投稿者:どーもさん
2003年10月18日(土) 21時00分

>暗殺されたのがラインハルト

ラインハルトだから従っていたのであって、キルヒアイス風情より俺の方がふさわしい・・・と、個人のカリスマで結束してた集団の危うさが一気に噴出するでしょう。

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board4 - No.4674

Re:構造

投稿者:ROM
2003年10月19日(日) 03時22分

> >  「構造的な違い」というのをお教え願えないでしょうか?
>
> では順々に行きたいと思います。
> 面倒とは思いますが、まずは最初に「銀英伝と創竜伝の設定で違う部分」を思いつく限り書いてみて下さい。

いつも二、三行のレスで適当に茶々を入れているようにしか見えません。
最初からご自分の言いたいことを全部まとめて書いてくださった方が、読んでいる方に親切だと思いますよ。

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board4 - No.4675

Re:構造

投稿者:蜃気楼 
2003年10月19日(日) 06時13分

> >  「構造的な違い」というのをお教え願えないでしょうか?
>
> では順々に行きたいと思います。
> 面倒とは思いますが、まずは最初に「銀英伝と創竜伝の設定で違う部分」を思いつく限り書いてみて下さい。

 "全部"。
 いや、ふざけているわけじゃなくてですね、始とヤンが歴史家という以外の共通点がないんで、それ以外は全部違います。
 思いつく限り書いていったらきりがないので、ご勘弁を。

 そもそもなんで、私が「『銀英伝と創竜伝の設定で違う部分』を思いつく限り書く」という面倒なことをする必要が有るのでしょうか?

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board4 - No.4676

Re:はじめましてと・・・反銀英伝・思考実験編

投稿者:A.Na
2003年10月19日(日) 16時18分

> ゴールデンバウム王朝が滅びても次は、ローエングラム王朝とは限らない」というアイゼナッハの言葉が実現するわけです。
> >
>
> 正確には、アンスバッハのセリフで「ゴールデンバウムはこれで事実上たおれた。後にくるのが、グリューネワルトということに、さて、なるかな」です。
>

これはイッチーさんも知っているでしょうから、突っ込むのも何ですが。

アンスバッハの「次に来るのがローエングラム王朝~(略)」って、アニメ版の方の台詞ですよね。確か。

一般市民さんはアニメの方は見ましたか?

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board4 - No.4677

後継者はマリンドルフ伯爵

投稿者:佐々木公彦
2003年10月19日(日) 16時43分

もしくは、キルヒアイスにアンネローゼのことを託す以外は無視。
だって、政治力って点でローエングラム陣営は誰もいないし。

初めまして、佐々木です。

ローエングクラム伯の重要な側近4人中、オーベルシュタイン、ロイエンタールが騎士、キルヒアイス、ミッターマイヤーは平民。
相手は、帝国宰相にして、公爵。

彼らだけでは、どうしようもありません。
領地があれば、最悪帝国に喧嘩を売ることもできます。
(貴族連合や、キルヒアイスに倒された貴族みたいに)
平民や騎士ではどうしようもありません。
(革命でも起こす七話は別だけど)

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board4 - No.4678

Re:後継者はマリンドルフ伯爵

投稿者:イッチー
2003年10月19日(日) 18時05分

> ローエングクラム伯の重要な側近4人中、オーベルシュタイン、ロイエンタールが騎士、キルヒアイス、ミッターマイヤーは平民。
> 相手は、帝国宰相にして、公爵。

考えてみたら、帝国で覇権を握るには、身分が必要なんですよね・・・。キルヒアイスにしても、ロイエンタールにしても、身分が低すぎて、帝国宰相になるのは難しいですね。そうなると、暫定的にマリーンドルフ伯を帝国宰相にして、その下で身分をもらって、自分達の政権へ・・・というルートになりそうですね。ただ、キルヒアイスはアンネローゼと結婚出来る身分をもらったら、そのまま退役しそう・・・。そうなると、貴族に列せられたロイエンタールがラインハルトの後継者となる可能性が高いですね。
 ただ、問題はラインハルトがキルヒアイスに後継者になるよう遺言した場合です。この場合は、変にキルヒアイスが気合を入れて、後継者に名乗りをあげそう。ただ、すんなり、キルヒアイス後継ではおさまらず、マリーンドルフ宰相の下に、キルヒアイス・オーベルシュタイン・ロイエンタール・ミッターマイヤーによる四頭政治がおこなわれるでしょう。あるいは、内政はマリーンドルフに、軍事は四巨頭という住み分けがおこなわれるかもしれません。
 ただし、マリーンドルフ政権では急激な内政の改革は無理。国内整備に足をとられて、同盟侵攻は延期せざるを得ないでしょう。

親記事No.4666スレッドの返信投稿
board4 - No.4679

Re:はじめましてと・・・反銀英伝・思考実験編

投稿者:一般市民
2003年10月19日(日) 22時37分

> > ゴールデンバウム王朝が滅びても次は、ローエングラム王朝とは限らない」というアイゼナッハの言葉が実現するわけです。
> > >
> >
> > 正確には、アンスバッハのセリフで「ゴールデンバウムはこれで事実上たおれた。後にくるのが、グリューネワルトということに、さて、なるかな」です。
> >
>
> これはイッチーさんも知っているでしょうから、突っ込むのも何ですが。
>
> アンスバッハの「次に来るのがローエングラム王朝~(略)」って、アニメ版の方の台詞ですよね。確か。
>
> 一般市民さんはアニメの方は見ましたか?

はい、アニメ版のほうですね。だから、ごっちゃになりました。しかも、アンスバッハとアイゼナッハの名前間違えてしまいました。
恥ずかしいです。

キルヒアイスって、やっぱり、皇帝にはならないのでしょうか?
ラインハルトよりは、良い皇帝になると思うのですけどね。

少なくても、銀河帝国にとっては、そういう感じなりそう。ただ、思ったのが、地球教徒やフェザーンが陰謀を働かして、前の皇帝を誘拐ではなく、アンネローゼを誘拐して、同盟領地で暗殺事件を起こすと、あのキルヒアイスがダークモードになって、復讐の鬼となり、同盟領侵攻作戦とかもあるかもしれません。

どっちにしても、何か陰謀が働かないと大規模な会戦は起きそうもないということですね。

ちなみに、もし、ローエングラム元帥府の提督が外征派と内政派に分かれたら、どういうメンバーでしょうか?
とりあえず、考えてみました。

外征派、ロイエンタール、ミッタマイヤー、ビッテンフェルト、ケンプ、ファーレンファイト

内政派、ケスラー、ルッツ、ワーレン、メックリンガー、シュタインメッツ

中立派 ミュラー、アイゼナッハ、レンネンカンプ、オーベルシュタイン

うーん、やっぱり、外征派のメンバーの艦隊は強そうです。内政派はどちらかというと、キルヒアイス派というので固めました。
ルッツ、ワーレンは、リップシュタット戦役で一緒に戦った中ですし、ケスラーはその任務上の立場かな。
シュタインメッツは、旗艦ブリュンヒルトの艦長だったし、キルヒアイス派だと思う。

メックリンガーは、芸術家としては、戦争が何度無い方がいいというあくまでも、個人的意見です。

中立派は、オーベルシュタイン以外は、調整派なイメージで選びました。

親記事No.4586スレッドの返信投稿
board4 - No.4680

Re:構造

投稿者:どーもさん
2003年10月20日(月) 08時16分

> 読んでいる方に親切だと思いますよ。

段階を踏まないと分かり辛い事を一方的にまくし立てるのは親切と言うより自己満足でしょう。

親記事No.4586スレッドの返信投稿
board4 - No.4681

構造no

投稿者:どーもさん
2003年10月20日(月) 11時04分

> > >  「構造的な違い」というのをお教え願えないでしょうか?
> >
> > では順々に行きたいと思います。
> > 面倒とは思いますが、まずは最初に「銀英伝と創竜伝の設定で違う部分」を思いつく限り書いてみて下さい。
>
>  "全部"。
>  いや、ふざけているわけじゃなくてですね、始とヤンが歴史家という以外の共通点がないんで、それ以外は全部違います。
>  思いつく限り書いていったらきりがないので、ご勘弁を。
>
>  そもそもなんで、私が「『銀英伝と創竜伝の設定で違う部分』を思いつく限り書く」という面倒なことをする必要が有るのでしょうか?

親記事No.4586スレッドの返信投稿
board4 - No.4682

構造の2

投稿者:どーもさん
2003年10月20日(月) 11時30分

>  ふざけているわけじゃなくてですね
いや、それはこちらも解ります。
大抵の場合、構造面からのアプローチ慣れしてない方は何より設定の
軽重の見分けが付けられない為に上手く理解が行かないわけですから。

> そもそもなんで、
理解の程度を自覚して頂きたかったからですね。

では、相違点を重要なものに絞って挙げてみましょう。

・舞台、時代の空想度
銀:極大(宇宙帝国、超未来)/創:小(地球、現在)

・主要キャラクターの数、増減
銀:多、増えたり減ったり/創:少、ほとんど変化無し

・キャラクターが取り巻かれている事態の進行度
銀:否応無しに進行/創:本人達の行動が無い限り特に進展無し

・力の差
銀:拮抗/創:圧倒的に主人公側

次はこの相違点が結果としてどう作用するか、非田中作品も交えて書こうと思います。では又明後日にでも(明日はちょっと出かけないといけませんので)

親記事No.4586スレッドの返信投稿
board4 - No.4684

Re:構造

投稿者:ROM
2003年10月20日(月) 13時01分

> > 読んでいる方に親切だと思いますよ。
>
> 段階を踏まないと分かり辛い事を一方的にまくし立てるのは親切と言うより自己満足でしょう。

> > 読んでいる方に親切だと思いますよ。
>
> 段階を踏まないと分かり辛い事を一方的にまくし立てるのは親切と言うより自己満足でしょう。

簡潔にまとめて書くことが一番親切だと思います。
あるいは段階を踏んで説明するにしても、失礼ながら4682番程度の内容なら、質問者に質問で返すような真似をしないで最初からそのように答えておけば済む話でしかあるとしか思えないのですが。

まぁどういう考え方でレスをつけているのかは理解しましたから、私の方からはこれ以上質問はいたしません。お答えくださりありがとうございました。

親記事No.4669スレッドの返信投稿
board4 - No.4685

田中芳樹、貴方は知っているはずだと思うよ・・・

投稿者:新Q太郎
2003年10月20日(月) 13時11分

> P189下段~P190下段
> <「すると君は、この世に正義の戦争が存在することを認めないのかね」
> 「春秋に義戦なし」
>  続の声はひややかである。
> 「兄に教わったんですよ。孟子の言葉です。この世に正義の戦争なんて存在しない」
> 「ふん」
> 「孟子は紀元前三〇〇年ごろの人ですからね。正義の戦争を呼号するアメリカの大統領や、それを賛美する日本の一部マスコミは、孟子より精神の発達が二三〇〇年ぐらい遅れてるんでしょう」

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斉宣王が「殷の湯王は夏の桀王を追放し、周の武王は殷の紂王を討伐したという。家臣の身でありながら、自分の主君をあやめてもよいものだろうか」と尋ねた。孟子は「もちろん、よいことはありません。いったい、仁をそこなうものは賊といい、義をそこなうものは残といいます。残賊の人はもはや主君ではなく、ただの人でしかありません。だから紂という一人の男が武王に殺されたことは聞いていますが、家臣がその主君をあやめたということは聞いたことがありません」と答えた。

斉は燕の内乱に乗じて、燕を討ち、大いに破った。宣王は「万乗の国を攻めて、わずか50日で攻め取るとは、天のたまものではないだろうか。もしこれを取らねば天意に逆らうというもの、いっそ取ってはどうだろうか」と尋ねた。孟子は「もし燕の人民が悦ぶようでしたら、お取なさいませ。古人にもその例があります。しかしもし前よりも虐政が一層ひどくなれば、民心は他国へ移るでしょう」と答えた

公孫丑章句下
【一章】
孟子は「およそ戦争をするには、天の時、地の利、人の和と3つの大切な条件があるが、天の時はどんなによくても地の利には及ばないし、地の利はどんなによくても人の和には及ばない。
正しい道にかなった人には自然と味方が多く、天下の人々が皆なつき従う。だから、有徳の君子は戦わないことを尊ぶが、やむなく戦うときには必ず勝つのである」と言った。

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まあ、そのフォローもそれなりにはしてるが、基本的に孟子は正義の戦争は『アリ』だと思ってるというべきでは。

「春秋に義戦なし」とはむしろ「春秋”には”義戦なし」と読むべきで、「あー、王様はやるべき義戦をやっておらんじゃないか。ちゃんと修行して、やるならちゃんと義戦するように」のはずだ。

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少し離れるけど、始さんはそもそも「フランス革命もロシア革命も民衆から出てきたからオッケー」といってたはず。しかしこれらも「内戦」なわけで、銃弾が飛び交い剣がきらめき、罪なき人の血が大地に流れることは同様なはず。
正義の革命は存在するのかしらん。
あ、孟子はもちろん認めてますが(笑)

「もし諸侯が社禝を危うくするときは、改めてふさわしい人物を立てよ。」

親記事No.4669スレッドの返信投稿
board4 - No.4686

その他2題

投稿者:新Q太郎
2003年10月20日(月) 14時03分

ここに付けていいのかな?
正直、ここのツリー方式にはまだなじめないのだ。
もし編集するなら、適当に付け替えてください

>議会レストランのメニューから「フランス風の名」を全て消し去り、「フレンチフライ」を「自由(フリーダム)フライ」、「フレンチトースト」を「自由(フリーダム)トースト」と改名したのである。「全面的に服従しない者は敵だ」という、知性と度量を欠いた態度は、「おとなげない」と各国の冷笑を買った。もちろん国内からも批判が出て、ある新聞は、「レストランという言葉自体、もとはフランス語だ。イーティングルームと変えるべきだろう」と、からかったものである。

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そもそもその名称変更自体にも「からかい」「ジョーク」の面があったともいわれるがそれは置く。
ただ、これがアホらしい(その通りだが)として、思い出したのは「ラストエンペラー」の最後のシーン。
赤信号を以って「赤で止まれなんて、反革命的だ!!」と逆転させ赤で進めとしたのだな。しかしフレンチフライでは死者は出ないだろうが、こちらはグロオバルスタンダアドの反対なもんだから事故が続出した(笑)。
おお、毛主席の評価は「今後50年かかる」なんて言ってる場合じゃねえぜ。

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「日本も日本だ。まともな・・・(略)・・・誇りある人間のおこないではなかった」
「まあ私は日本には多少、同情しているのですよ。ボスに見放されたら、世界中に友達など・・・(略)」
「(略)、誇りある人間のおこないではないというのだよ」
「・・・アメリカは、この何年かの・・・(略)」。
「・・・アメリカは猿じゃありませんからな。いやいや、失礼な・・・(略)」

「アメリカを敵にまわすことになっても日本との友情に殉じる。そういってくれる国が地球上のどこにあるというんですか」
「ざまあみろ、ひどい目にあうがいい、と手をたたいて喜ぶ国なら五〇ぐらい心あたりがあるがな」

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これらの悪口に対し、だれかこういってくれる人が出てこないでしょうか(笑)

「やつらにあるとすれば、経済力や技術力でアメリカや日本に既に追いぬかれたという恐怖感だ。いったん追いぬかれたあと、二度と追いつくことができず、置き去りにされてしまったという恐怖感。ふふふ、自信喪失が後ろ向きのヒステリーに結びついたあげく、これらの国の外交官どもにできることは、アメリカや日本の悪口をいいたてることだけになってしまった・・・・」

うわー、違和感がねえ(笑)

親記事No.4666スレッドの返信投稿
board4 - No.4687

Re:はじめましてと・・・反銀英伝・思考実験編

投稿者:イッチー
2003年10月20日(月) 15時33分

> キルヒアイスって、やっぱり、皇帝にはならないのでしょうか?
> ラインハルトよりは、良い皇帝になると思うのですけどね。
>
> 少なくても、銀河帝国にとっては、そういう感じなりそう。ただ、思ったのが、地球教徒やフェザーンが陰謀を働かして、前の皇帝を誘拐ではなく、アンネローゼを誘拐して、同盟領地で暗殺事件を起こすと、あのキルヒアイスがダークモードになって、復讐の鬼となり、同盟領侵攻作戦とかもあるかもしれません。
>
> どっちにしても、何か陰謀が働かないと大規模な会戦は起きそうもないということですね。

 ラインハルトが死ぬと、ローエングラム陣営で問題になるのが、リヒテンラーデ公に対抗する爵位を持つものがいないということと、陣営をまとめるカリスマ性を持った指導者がいないということです。最初の問題は、ローエングラム陣営の支援者の一人であるマリーンドルフ伯爵を口説いて、リヒテンラーデ公亡き後の暫定政権首班に就くよう、口説くことで解決できます。第二の問題は、暫定的にキルヒアイスにリーダーになってもらうしか方法がありません。主導権争いをしていれば、リヒテンラーデ公にやられるだけですから、とりあえず、ロイエンタールほか野心家たちもキルヒアイスに従うでしょう。ラインハルトの遺言がとりあえず、キルヒアイスがリーダーの座につくことを正当化してくれます。リヒテンラーデ公打倒後、おそらくオーベルシュタインはキルヒアイスにアンネローゼとの結婚を勧めるのではないでしょうか。キルヒアイスがラインハルトの義理の兄となることで、ローエングラム家を継がせ、なおかつ、ラインハルトの後継者の地位を確かなものにするためです。しかし、その後はキルヒアイスがロイエンタールらを御していけるか、お手並み拝見ということで、オーベルシュタインはキルヒアイスから距離を置くでしょう。

帝国宰相 フランツ・フォン・マリーンドルフ公爵
軍務尚書 ジークフリード・フォン・ローエングラム侯爵(キルヒアイス)
軍務次官 パウル・フォン・オーベルシュタイン
宇宙艦隊司令長官 ウォルフガング・ミッターマイヤー
統帥本部総長 オスカー・フォン・ロイエンタール

 政治は上記の5巨頭会議ですすめられます。しかし、国政改革の優先を主張するマリーンドルフ・キルヒアイスと同盟侵攻を主張するロイエンタール・ミッターマイヤー、どちらが勝つか、お手並み拝見のオーベルシュタインの3勢力にわかれるでしょう。
>
> ちなみに、もし、ローエングラム元帥府の提督が外征派と内政派に分かれたら、どういうメンバーでしょうか?
> とりあえず、考えてみました。
>
> 外征派、ロイエンタール、ミッタマイヤー、ビッテンフェルト、ケンプ、ファーレンファイト
>
> 内政派、ケスラー、ルッツ、ワーレン、メックリンガー、シュタインメッツ
>
> 中立派 ミュラー、アイゼナッハ、レンネンカンプ、オーベルシュタイン
>
>
> うーん、やっぱり、外征派のメンバーの艦隊は強そうです。内政派はどちらかというと、キルヒアイス派というので固めました。
> ルッツ、ワーレンは、リップシュタット戦役で一緒に戦った中ですし、ケスラーはその任務上の立場かな。
> シュタインメッツは、旗艦ブリュンヒルトの艦長だったし、キルヒアイス派だと思う。
>
> メックリンガーは、芸術家としては、戦争が何度無い方がいいというあくまでも、個人的意見です。
>
> 中立派は、オーベルシュタイン以外は、調整派なイメージで選びました。

 軍内部は上記のような分類になるのではないでしょうか。オーベルシュタインとレンネンカンプは様子見(勝ったほうにつく)、ミュラーは若さゆえに血気盛んな部分と冷静沈着な部分が葛藤して、どっちつかず。アイゼナッハは意見聴取不可能ということで(笑)。
 軍内部では、ビッテンフェルトらがキルヒアイスの指導力に疑義を呈し、キルヒアイスは自らの指導力を示して、反対派を押さえ込むためにも、同盟との大規模な会戦(侵攻は目的としない)を決意。場所は、イゼルローン。
 一方、フェザーンでは、ラインハルト死去をうけて、同盟・帝国均衡派が勢力を回復。フェザーンは同盟に働きかけ、ヤン査問を実施させる。ヤン不在のまま、キルヒアイスの攻撃を受けたイゼルローンは陥落寸前までいくが、ヤンが合流してかろうじて、イゼルローンを死守。しかし、同盟軍と要塞は大打撃をうける。
フェザーン系マスメディアはここぞとばかり、トリューニヒトの責任を追及し、トリューニヒト政権崩壊。後任は、ホワン・ルイ。ルイはヤンを統合作戦本部長に抜擢し、軍改革を目指す。
 帝国では、キルヒアイスがヤンと互角の戦いをおこなったことで、キルヒアイスの声望が高まり、外征派は一時的に沈黙。キルヒアイスはマリーンドルフとともに内政改革に着手し、しばらく、同盟・帝国間には小康状態が訪れる。
 だが、帝国内では再び外征派が台頭。さらに、成長した皇帝が大政奉還を要求してくる。一方、同盟内でも国力の回復にともなって、強硬派が勢いを盛り返し、キルヒアイスとヤンは苦悩するのだった・・・というところでしょうか。

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