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投稿ログ180 (No.3227 - No.3235)

親記事No.3175スレッドの返信投稿
board4 - No.3227

Re:小さいけれど重要な話

投稿者:Ken
2002年11月04日(月) 01時32分

八木あつしさん、おはようございます。(「最後の学祭」ですか。私には、もはや歴史の中の遠景でしかありません・・・)

はじめに、私が自分で言い出した、「1回線だけ空けておく」説は、まずダメかと思います。アスターテ会戦の第4艦隊のように、全滅必至の状況にあり、死に物狂いで味方の救援を求める将兵が、この回線だけは味方との通信に使わない、などという紳士協定を守るとは、とても思えません。もちろん、生きるか死ぬかの戦闘の最中でなければ、八木さんが言われるような、現場同士の取り決めが効力を発揮することもあるでしょうが。

むしろ、八木あつしさんが言われた「発光信号」の方が、正解ではないかと思います。さらにいえば、味方艦同士の通信にも光を使えば、妨害電波の影響を受けずに済むではありませんか。

電波の代わりに光を使う、というのは、もっと一般化していえば、極端に波長の短い通信波を使うということです。別にモールス信号にする必要はなく、光ケーブル内部のように、光を搬送波にしてアナログなりデジタルなりの信号を送ればよいかと思います。これの利点は、波長が短いほど直進性が強いので、銀英伝の艦隊戦のように、味方同士が固まっていて、敵が(たいていは前方ですが)「ある方向」にのみいる場合、受信機(受光機)の前に「ついたて」を立て、敵の方向からの電波(光も含む)のみ遮断すれば、通信妨害を受けずに済みます。また、アスターテの第4艦隊のように、自分たちと帝国軍が同じ宙域にいて、味方艦隊が遠隔地にいると、第2・第6艦隊にとっては、味方からの通信と帝国軍の「妨害光波」が同じ方向から来るので、味方信号のみを取り出せません。よって、遠距離通信は妨害できるが、近距離通信は妨害できない、という設定とも一致します。

ただし、光通信ですべて解決、とはいきません。直進性が強く、遮蔽物に弱いということは、味方艦同士の間に、故意に遮蔽物を置かれると、たちまち困ります。つまり、双方の艦隊とも、敵の中に「煙幕弾」を撃ち込んで、光通信の妨害を図るでしょう。これの打開策としては、「ついたて」では防げるが、煙幕では防げない周波帯域、つまり赤外線を用いるということになります。

まとめますと、艦隊内の艦船同士の通信には赤外線を用いる。これは、敵にとっては防ぎようがないので、結局煙幕も使用しない。したがって、アニメに描かれるように、「きれいな宇宙」をバックにした、絵になる戦闘シーンが現出する。また煙幕がないのだから、結局ふつうの光信号も使える。よって、戦闘中の交渉申し入れも光信号で行う、ということになるのでしょうか?

別の疑問が浮かびました。上の説明だと、近距離通信は妨害できないけど、遠距離通信は妨害できるのです。してみると、ハイネセンからの停戦命令は、どうやって届いたのでしょうか?最寄りの基地からシャトルが出たのかな?

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board4 - No.3228

Re:ハイネセンの虐殺、その後

投稿者:イッチー
2002年11月04日(月) 04時50分

>僧侶Tさま
 ヤンだったら、「退役して責任をとったんだから、いいじゃないか。私にも責任があるし」というか、「憲兵総監のムライ大将に任せた」というかのどちらかでしょうね。ハイネセンの惨状を見たら、ヤンは自責の念にかられそうな気がします。内罰的な性格ですから。

>八木あつしさま
 銀英伝劇場版の「吾が征くは星の大海」について書き込んだとき、「パエッタは頑固だけれども、話のわかる、軍人として一本筋の通った人間だ」というレスが多かったような気がしたのですが、人によってパエッタ像というのは違うということがわかりました。少佐では階級が低すぎると思って、パエッタに代えてみたのですが、なかなかうまくいかないものですね。
 史実に似たような展開を考えると、オーベルシュタインの草刈に相当するハイネセンの虐殺で、パエッタは艦隊司令部にとどまって帝国軍に射殺されるというものでしょうか。

親記事No.3175スレッドの返信投稿
board4 - No.3229

Re:小さいけれど重要な話

投稿者:八木あつし
2002年11月04日(月) 13時56分

Kenさん、みなさん、こんばんは。
「タナ撃つ」では、やはり私は若い部類みたいですね。でももうすぐ社会人……。(ハァ) 最後の学祭なので思いっきりバカしました。

> 別の疑問が浮かびました。上の説明だと、近距離通信は妨害できないけど、遠距離通信は妨害できるのです。してみると、ハイネセンからの停戦命令は、どうやって届いたのでしょうか?最寄りの基地からシャトルが出たのかな?

バーミリオンでは、ヤン艦隊が突如としてブリュンヒルトと帝国艦隊の前面から急速後退し、首をかしげる帝国軍に発光信号を送ったのでしょう。停戦信号を送り、通信妨害を止めてこちらの回線を開いてくれ、といったところでしょうか。
そこでバーミリオンにおいて、ヤン艦隊に停戦命令がなぜ届いたのかです。単にヤン艦隊がハイネセン側に布陣していたからではさすがに理由付けとして薄いですね。

そこで銀英伝においての遠距離通信についてです。超光速通信では、遠距離になればなるほど画面の解像度が下がっています。そのくせ、ラインハルトが全宇宙に放った超光速通信の画面は、乱れがないという矛盾がありますが(笑)

しかし今回は、文章だけの遠距離通信です。実は遠距離通信は、意外に通じているのです。第5巻には、銀英伝の遠距離通信と妨害電波を考えるにあたり、2つの成功例があります。

まず新書版5巻36頁。イゼルローン要塞のヤンに首都星ハイネセンの宇宙艦隊司令部から、ロイエンタール艦隊の通信妨害をかいくぐって訓令文が届いています。
次に新書版5巻92頁。同盟軍JL77基地より首都星ハイネセンに、帝国軍の放出する妨害電波に悩まされながらも帝国軍の集結状況を報告しています。

つまりこのことから考えると、遠距離通信は妨害電波で繋がりにくい、届きにくいとは言え、文章は相手に届いているのです。

そして銀英伝世界での通信を考えるにあたりもう一つの例があります。銀英伝第7巻です。
新書版7巻135頁です。第2次ラグナロック作戦を開始し、同盟領に侵攻した帝国軍。ミッターマイヤーが全軍を停止させ、情報収集を試みたとき、すでに先行する黒色槍騎兵艦隊との連絡は、同盟軍の妨害の激化でほとんど断絶していました。

第5巻で同盟の遠距離通信は成功し、第7巻の帝国の遠距離通信は失敗したのか。むろん同盟の通信技術が優れているのではありません。
私は、基地から発進する通信波と、艦から発信する通信波では通信波としての出力の差があるからではと考えました。
艦隊戦の中で、艦隊通信や別艦隊との遠距離通信は、敵艦隊の妨害電波によって意味をなさなくなっています。そのため発光信号やシャトルを使い、司令部からの意志の疎通を行っています。
艦船から発信する通信は、敵艦の放出する妨害電波で妨害される。これは互いに艦レベルの出力が同じため、相殺されるから。
しかし基地のような大出力装置を持つ施設から発信する通信波は、通信波の力が艦から発信よりも非常に強く、艦レベルで放出する妨害電波に負けないので、苦しみながらも何とか相手まで通信が届く。

銀英伝の艦砲と要塞砲の出力の違いを通信にも当てはめてみました。
現在の通信技術だとこんな感じにはいかないと思いますが、未来の銀英伝世界に置ける通信設定の理由付けとしては、良いのではないでしょうか。

親記事No.3220スレッドの返信投稿
board4 - No.3230

Re:銀英伝世界で人工知能はどれ位発達しているか?

投稿者:古典SFファン
2002年11月04日(月) 15時47分

SAIさん:
> 確かに本編に記述はありませんね。じゃあ文明の崩壊が起きているとするならば、確実に銀英伝世界の文明を支える核融合を行うための資源が枯渇しているのでしょう。崩壊はもう誰にも止められない。たとえ理想の民主国家ができたとしても。ローエングラム王朝は一時の夢と消えるでしょうね。

それは、いささか飛躍した結論に思われます。
核融合を支える資源は、現状で分かっている限りでは、重水素・三重水素・リチウム・ヘリウム3などです。
あと、電磁材料用の希土類も必要ですが、重水素と三重水素は、核分裂・核融合のテクノロジーを持っているなら、工業的に製造可能です。
持って居なくても、平均的な恒星の放射を受ける地球型惑星の大気圏では、
太陽風や宇宙線により生成されるか、放射性物質の崩壊の生成物として
蓄積されるか、元々水素に含まれています。

これらがなくなるというのは、銀河系の恒星の平均的な元素構成比率
から云って、ローカルな一恒星系であればともかく、恒星系の連合体である
帝国にせよ同盟にせよありえないと云ってもいいものです。
希土類元素などにしても、核融合は内燃機関と違って、融合過程で出る
中性子による放射化で材料が汚染する以外の事態では、燃料である水素・ヘリウム・リチウム以外のものが事実上消耗しません。
(化学反応とはその辺が赴きの違うところです)
そもそも、材料の放射化を処置できる技術がなければ、大規模な核融合は
実用にならないので、当然、銀英伝ではそのようなテクノロジーも存在すると考えられます。

つまり、文明の崩壊が起こっているにせよ、それが核融合テクノロジー関連であるとする根拠が存在するとは、私には思えないと云うことです。

ちなみに・・・
私のレスに、引用を除いて「文明の崩壊」と云う単語はありません。
「設定の崩壊」です。
不自然に人口が増減したりする件に関しては、私はとりたてて文明論や
歴史的意見を持たず「単なる設定の崩壊では?」と思っていたと言う
事です。

>
> 文明の崩壊も科学技術の後退も自由民主教の教義と違い、体制とは関係ない、別のものです。そもそも中世的停滞などというものは人類史において存在したことがないのですから。体制と科学技術の発展の関係は恋愛がうまくゆけば科学が発展すると同程度には関係があるでしょう。
>

二つだけ意見があります。
但し、それは、納得していただくために述べるのではなく、そう云う
意見が存在していると言う事だけを指摘させて頂くにとどめます。
私には、貴方の個人的意見に干渉するつもりはないからです。
また、私の意見を、単なる指摘のみで塗り替えたり、砕いたり出来る
ほど、貴方の言葉には力はありません。

民主主義がかつて宗教的理念から発した事も、また、理念なるものが
全てそう云う面を含むことも、私にとり自明です。
しかし、それは宗教ではありません。
それを宗教と同列に扱うレトリックは、パラダイムの概念が整理されるとともに滅びたと云っていい類のものです。

自然科学のような学問体系も、宗教のような概念体系も、民主主義のようなイデオロギーの体系も、その根底に、証明不能の公理を持つ。

この証明不能の公理は、それ自身を評価する体系を作り出す事によって、
再帰的に自分自身を支えるという性質を持っています。

例えば微積分学は、大雑把に言えば
「数は無限に細分(微分)でき、細分した数を積み重ねる(積分)する事によって元の数と等しいものとなる」
(ニュアンスによりちょっと違う意味に取れてしまうのですが・・)
と言う公理で、数を操作します。
この公理が使える領域と、使えない領域がある事も知られていますが、
使えない領域が存在するからと云って、微積分が意味を失う訳では
ありません。
・・・微積分なしに近代物理学はありえないからです。

貴方は、体制と科学技術の発達に大した関連はないと云う。
しかし、科学史家のトーマス・クーンの仕事は、
「ローカルな歴史状況と、科学におけるパラダイムの変遷には深い因果関係がある」
ということを示しています。

テクノロジーの進歩のうち、
「パラダイムに基づいてスキルを積み上げる」部分は、確かに、
人的・経済的資源の投下(必要性)に基づいて、いわば自動的に進歩
していきます。
そう云った部分というのは、体制というより経済的状況に基づいて動き、
必要な資源がある限りさして退歩したりするものではない。

しかし、そう云う直線的な進歩とは全く別の、いわば非線形な飛躍を
必要とする部分が、テクノロジーの発達の節目には紛れもなく存在する
のです。

そういった飛躍は、いつかは誰かが成し遂げるものである(ニュートンとライプニッツがほぼ同時に微積分学を発達させたように)が、
「いつ、誰がその飛躍を成し遂げるか」
において、その時代・その地域のローカルな文化や思想、政治的状況が
いかに深く影を落とすかは、クーン以前にはあまり注目されていませんでした。

単純に申します。
未来の観察者であるわれわれが過去を見る視点は、大概の場合曇っています。
資料がないと云う以上に、時代や地域毎に、人が刷り込まれるパラダイムは変遷するからです。

パラダイムは自分自身で、その成果を評価する仕組みを作りあげる。
われわれはある時代と文化に属した時点で純粋客観を失い、それなりに
歪んだ眼鏡を通してしか、事実を眺められないようになっています。

民主制の功罪について、民主制に良い点をつけるからとて「民主教」と
云うほどのものではない。
それは人間が作ったものであり、全く人工的なものである以上、
砂上の楼閣であり、時期と要因が揃った時だけ使い物になるような
代物であっても何の不思議もない。
使えなくなる時代と状況があると言うのも、ローマ時代から分かっていた話です。
改良しないとだめ、時期によっては強権や独裁、超法規的な手段を
施さないと国が成り立たない事だってあるというのも、歴史上何度か
例のある話。

だが・・・
しかし、私は、人間の知性や理性の限界については、慎重であってしかるべきだと思う。
賢人政府のようなものに対する期待も分からなくはない。
が、そう云う、限定しづらい権力を個人の資質に依存したシステムに
委ねる手法は、しくじった時の被害が大きすぎる。
そう云うものを上手く御せる個人は(カエサルなどのような稀有な例外を除き)事実上出てこないと云ってもいい。

巧妙に権力を分散させたり、交代させたりする仕組みがない限り、
今の世界で、時限なしで民主制を代替できるような政体はない。
(一時的処置で、それに近い、為政者の非常大権や諮問機関による
政治的大改革を行うような手段を講じる必要はあるかも知れないが)
今の世界に万能薬や特効薬はない。
と同様に、世紀末的破滅幻想を幾ら振りまかれても、今の世界が
そのヴィジョン通りに動いていくとは、私の目には見えない。
このスレを通して、今私はそんな感想を抱いているんですが。

親記事No.3220スレッドの返信投稿
board4 - No.3231

Re:銀英伝世界で人工知能はどれ位発達しているか?

投稿者:SAI
2002年11月05日(火) 12時33分

古典SFファンさん。異論反論は大歓迎です。
>
> それは、いささか飛躍した結論に思われます。
> 核融合を支える資源は、現状で分かっている限りでは、重水素・三重水素・リチウム・ヘリウム3などです。
> あと、電磁材料用の希土類も必要ですが、重水素と三重水素は、核分裂・核融合のテクノロジーを持っているなら、工業的に製造可能です。

3重水素はリチウムからつくります。リチウムは希少金属です。

> 持って居なくても、平均的な恒星の放射を受ける地球型惑星の大気圏では、
> 太陽風や宇宙線により生成されるか、放射性物質の崩壊の生成物として
> 蓄積されるか、元々水素に含まれています。
>
> これらがなくなるというのは、銀河系の恒星の平均的な元素構成比率
> から云って、ローカルな一恒星系であればともかく、恒星系の連合体である
> 帝国にせよ同盟にせよありえないと云ってもいいものです。

それに関しては木材のときも、石炭の時も石油のときも同じ事を言いました。さらにいえば、あるとしても現実的なコストで持ってこれるかどうかがあります。基本的に近いところ、採りやすいところからとるので
後になるほど、遠いところ、取りにくいところからとることになり、必然的に採取コストが上昇して行きます。

> 希土類元素などにしても、核融合は内燃機関と違って、融合過程で出る
> 中性子による放射化で材料が汚染する以外の事態では、燃料である水素・ヘリウム・リチウム以外のものが事実上消耗しません。

重水素、3重水素反応で1億度、重水素重水素反応で6億度、水素ホウ素反応で30億度と、こんな高温に長期間耐えられる金属はないです。
まあ、科学の進歩でできたとしましょう。その製造には莫大なエネルギーが必要になるでしょう。さらにそれは再生不可能ですから、確実に減って行く。採掘、輸送、製造に必要なエネルギーが、融合炉から得られるエネルギーを上回ってしまえば製造不可能になると思います。
> つまり、文明の崩壊が起こっているにせよ、それが核融合テクノロジー関連であるとする根拠が存在するとは、私には思えないと云うことです。

文明の崩壊が起きたのは今のところエネルギー基盤が駄目になったときだけなので、私はそうおもいました。ただこれから先無いとは言いきれませんから根拠としては弱いですが。
>
> ちなみに・・・
> 私のレスに、引用を除いて「文明の崩壊」と云う単語はありません。
> 「設定の崩壊」です。

すいません。私の勘違いでしたね。

> 賢人政府のようなものに対する期待も分からなくはない。
> が、そう云う、限定しづらい権力を個人の資質に依存したシステムに
> 委ねる手法は、しくじった時の被害が大きすぎる。
> そう云うものを上手く御せる個人は(カエサルなどのような稀有な例外を除き)事実上出てこないと云ってもいい。
>
> 巧妙に権力を分散させたり、交代させたりする仕組みがない限り、
> 今の世界で、時限なしで民主制を代替できるような政体はない。
> (一時的処置で、それに近い、為政者の非常大権や諮問機関による
> 政治的大改革を行うような手段を講じる必要はあるかも知れないが)
> 今の世界に万能薬や特効薬はない。
> と同様に、世紀末的破滅幻想を幾ら振りまかれても、今の世界が
> そのヴィジョン通りに動いていくとは、私の目には見えない。
> このスレを通して、今私はそんな感想を抱いているんですが。

もちろん万能薬はありません。特効薬はあるにはあるんですが副作用があまりにもひどすぎる。私は意外でしょうが、民主主義が死んで欲しいわけではないし、破滅が来て欲しいわけでもない。そんな状況が起きたら私も大変な目にあうんですから。文字通り死ぬかもしれない。だが、このままほうっておけば確実に民主主義は嫌われ、死ぬことになる。
このままいけば確実にみなさん自問することになります
「これが民主主義だというならば、○○○の政治がこれより悪いことがあるだろうか?」こんな質問を発するような状況は来て欲しくないです。
いまならまだ民主的手段で間に合うと思いますが、間に合わなくなるタイムリミットは近いです。

なお、世紀末的破滅幻想と言われましたが、どうしてそうなるのか具体例をあげて説明してもいいですけど、長くなるしそもそも田中芳樹と関係無くなるからやっていいものかどうか。

解りやすく簡単に言えば、
1バブルをやれば必ず大恐慌で清算することになる。
2大恐慌の規模は前回より必ず拡大する。前回よりも経済規模がおおきくなっているし、また歴史的にもそうなっている。
3なお、大恐慌は起きないだろうという理由は前回も、そのまた前もさらにその前も同じ事を言いました。
4大恐慌前夜まで、世界は比較的平穏であり、そのような事が起きるとは殆どの人間は思わない。なお、このような状況でおきるとは言えるがいつ、何が原因で起きるかは事前には予測できない。
5大恐慌により経済が破綻すると過激派が跋扈し危険なものが出てくる。軍国主義や独裁、極右、宗教原理国家といったものが。私はどれもこれも嫌いです。

この先もまだありますけど、まあこの辺でやめて起きます。

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board4 - No.3232

Re:小さいけれど重要な話

投稿者:僧侶T
2002年11月05日(火) 14時02分

どうも、僧侶Tです。
> Kenさん、みなさん、こんばんは。
> 「タナ撃つ」では、やはり私は若い部類みたいですね。でももうすぐ社会人……。(ハァ) 最後の学祭なので思いっきりバカしました。
 一応、拙僧のほうが若いです。今年が初の学祭ですから。若いからか、大学入学以来だらけているからか、皆さんの意見についていけなくなることもしばしばです。もっと精進せねば。

> そこで銀英伝においての遠距離通信についてです。超光速通信では、遠距離になればなるほど画面の解像度が下がっています。そのくせ、ラインハルトが全宇宙に放った超光速通信の画面は、乱れがないという矛盾がありますが(笑)
 なにぶん文系の人間なので理系の知識は乏しいのですが、八木さんの説を応用すればいいのではないでしょうか。通常の場合は、敵対勢力にそう簡単に傍受、解読されないよう出力を押さえ目にしてあるが、ラインハルトの呼び掛けは聞かせるためのものだから、出力を最大にしてある・・・といった風に。
>
> 私は、基地から発進する通信波と、艦から発信する通信波では通信波としての出力の差があるからではと考えました。
> 艦船から発信する通信は、敵艦の放出する妨害電波で妨害される。これは互いに艦レベルの出力が同じため、相殺されるから。
> しかし基地のような大出力装置を持つ施設から発信する通信波は、通信波の力が艦から発信よりも非常に強く、艦レベルで放出する妨害電波に負けないので、苦しみながらも何とか相手まで通信が届く。
 作中に超光速通信の原理についての説明がないので、こんなところでいいと思います。なぜ妨害「電波」で超光速通信が妨害されるのか、とか、結局妨害しきれないとわかるのなら、わざわざ妨害する意味ないんじゃないか、などと疑問がわきますが、妨害「電波」とは慣習上の言い方で、本当は電波を使ってはいないのだ、とか、結局妨害しきれなくとも、多少情報の到着が遅れたり、不正確なものになったりする可能性があるからだ、などといっておけばいいでしょう。

親記事No.3175スレッドの返信投稿
board4 - No.3233

Re:小さいけれど重要な話

投稿者:Ken
2002年11月05日(火) 15時24分

八木あつしさん、
学祭お疲れ様でした。つつがなく卒業をされますように。

いろいろと、情報を提供していただき、ありがとうございます。よく銀英伝を読み込んでいますね。おかげで、面白い考察ができそうです。

(なお、以下に述べる説明は、多くの人には、「分かりきったことをもったいぶって」説明しているように、受け取られるかもしれませんので、その場合は勘弁してください。)

>超光速通信では、遠距離になればなるほど画面の解像度が下がっています。そのくせ、ラインハルトが全宇宙に放った超光速通信の画面は、乱れがないという矛盾がありますが(笑)

なるほど、そういうことになっていますか(笑)。銀英伝得意の「ご都合主義設定」というやつですね。
ただ、私は(皆さんに評判の悪い「創竜伝」などを読んでないせいか)「田中芳樹を撃つ」に顔を出しては、「田中芳樹を擁護する」ことに精を出して(笑)いますので、ない知恵を絞って、この設定を「合理的に」説明してみます。

実は、この「矛盾」の説明は、さして難しくないのでは、と思います。画面の解像度が下がったり、ノイズが入るのは、例えばキルヒアイスが死んだ直後に、ガイエスブルクのラインハルトとオーディンのアンネローゼが行ったような、リアルタイムの対話の場合ですね?これに対して、ラインハルトが全宇宙に放ったのは、一方通行の「放送」でしょう?銀英伝世界の通信が、私たちが利用しているインターネットなどと同じ原理で行われているなら、この現象の説明がつきます。

インターネットでは、世界のどんなに離れた場所からデータがやってきても、画像や音声やソフトウェアにいたるまで、「完全に」届きます。これは、情報の送り側(サーバ)と受け側(私たちのパソコン)が、常に交信しながら、データが完全に届くように協力をしているからです。例えば、送り側が1メガバイトのサイズの映像データを送る場合、送信データの中に、「今送っているのは、1メガのデータですよ」というメッセージを埋め込みます。受け側は、そのメッセージを読み、もしも受信したデータの総量が1メガに達しなかったら、「届いていないデータがあります」と、送り側にメッセージを返し、また送られたデータを詳細にチェックして、どの部分が欠けているのかも知らせます。送り側は、そのメッセージを受け、足りない部分のデータを再送します。これらのやり取りは、我々ユーザには見えないところで、コンピュータがやっており、そのようなやりとりをするための共通ルールを、インターネットの世界では「TCP/IPプロトコル」と呼びます。

さて、TCP/IPのおかげで、情報は完全に届きますが、難点もあります。完全な情報を送ることを優先し、本来のデータとは別のメッセージを送ったり、送るたびに正しく届いたか確認しあったり、僅かでも欠けていたら送りなおしたりするので、どうしても時間がかかり、会話のようなリアルタイムの交信には向いていません。(ウィンドウズに付いてくる「ネットミーティング」を試した人なら、分かるでしょう。)そこで、リアルタイム性を重視する応用では、このような確認・やり直し作業をわざと省略します。最近はやりの「インターネット電話」がそうで、通常の電話よりむしろ音質が劣ります。正確には、音声信号の一部が、欠落してしまっているのです。

と、ここまで書けばお分かりになるかと思いますが、ラインハルトとアンネローゼが行ったようなリアルタイム通信では、インターネット電話の音質低下と同じ現象が起こっているのです。一方、ラインハルトの放送は、一方通行ですから、リアルタイム性は不要で、メッセージはTCP/IPもしくは類似のプロトコルで、各惑星の受信サーバへ「確実に」送られてから、惑星内で通常の放送をすればよいことになります。

>基地のような大出力装置を持つ施設から発信する通信波は、通信波の力が艦から発信よりも非常に強く、艦レベルで放出する妨害電波に負けないので、苦しみながらも何とか相手まで通信が届く

賛同いたします。八木あつしさんが挙げられた例は、いずれも同盟領内で起こったことですから、同盟だけが惑星上の通信基地を使える、というのは筋が通っています。妨害できたり、できなかったりすることの説明はこれしかないようですね。

少し別の話になるのですが、通信妨害とか「ジャミング」というものは、現実の世界にもあるのでしょうか?私は軍事技術に全く疎いので、自信をもって判断できる材料を持っていないのですが。

例えば、11年前の湾岸戦争を考えてみましょう。多国籍軍は電波利用の技術をふんだんに駆使しました。TVカメラを装備し、映像を見ながら「操縦できる」ミサイルは、世界を驚かせました。今では珍しくもないGPSが本格的に実用されたのもこの時です。考えてみれば、なぜイラクは妨害電波で対抗しなかったのでしょう?GPSどころか、普通の通信が妨害されたという話すら、少なくとも私は聞いたことがありません。

そもそも「妨害電波」とは何か?

例えば、敵が100MHzの周波数で通信しているとき、同じ100MHzの周波数で「雑音」を振りまくこと、というのが私の理解です。(間違っていたら指摘してください。)「同じ周波数」というのがキーで、敵が100MHzで通信しているのに、120MHzで雑音を出しても無意味です。

してみると、妨害を受ける側の対抗策は、妨害されたら通信周波数を変更することになります。予め味方の部隊同士で打ち合わせをしておき、「まずは100MHz、そこを妨害されたら120、その次は80、その次は・・・」と決めておきます。当然、敵は通信周波数の変更に合わせて妨害電波の周波数も変えてくるでしょう。しかし、新しい周波数がどこにあるのか見つけるのに、受信機の波長を少しずつ変えながら探さなければなりません。その時間的な遅れが、通信するチャンスを与えます。

さらに言えば、通信側は、妨害を受けてから周波数を変えるのではなく、「最初の5分間は100MHz、次の2分間は120MHz、次の7分間は80、・・・」という具合に、味方どうしで打ち合わせておき、妨害の先手を打って周波数を変えてゆけば、よいではありませんか。プログラムを組んでコンピュータにやらせれば、秒単位で周波数を変えることもできます。もちろん敵もコンピュータを使って、すばやく見つけようとするでしょう。しかし、予め決められた周波数へ変えてゆくのと、どこにセットされたか分からない周波数を見つけるのでは、処理のための負荷が異なります。

こう考えてみると、「通信妨害」なんていうのは、現実だけでなく、SFの世界でも、矛盾した存在なのかもしれませんね。(しまった。田中芳樹を「撃つ」側の論点になった。)

親記事No.3220スレッドの返信投稿
board4 - No.3234

Re:銀英伝世界で人工知能はどれ位発達しているか?

投稿者:古典SFファン
2002年11月05日(火) 17時45分

SAIさん:
>
> 3重水素はリチウムからつくります。リチウムは希少金属です。
>
実用的な核融合テクノロジーを持っている場合、三重水素は生成可能です。
(中性子密度だけの問題ですから。)
リチウムを使ったほうがエネルギーコストは下がるはずですし、
現在のテクノロジーからすればリチウムを使う局面もあるはずですが、
純粋に物理学的な面から言って、リチウムはあれば有利な資源では
あっても、それでコストが商業ラインを超えるほどとは思われません。

というのは、銀英伝の世界ではバサード・ラム・ジェットが実用化
していますが、これはイオン化した水素か、中性水素を使う核融合機関です。
(ヤンがアルテミスの首飾りを破壊するのに使用)
推進原理からして、これは起動にリチウムや重水素を使うことはあり得ますが、主燃料は惑星間空間では太陽風(水素かヘリウム)で、
恒星間空間では中性水素です。

木星型の惑星にこのタイプの融合機関を積んだプラントを設置すれば、
重水素も三重水素もほぼ無尽蔵に採れます。
何しろ、地球よりはるかに質量が大きい惑星の大半を燃料にできるの
ですし、膨大なエネルギーの無駄をしても、大した問題にはならない
でしょう。
木星型の惑星は、どの恒星系にもあるといわれてますし。

>
> それに関しては木材のときも、石炭の時も石油のときも同じ事を言いました。さらにいえば、あるとしても現実的なコストで持ってこれるかどうかがあります。基本的に近いところ、採りやすいところからとるので
> 後になるほど、遠いところ、取りにくいところからとることになり、必然的に採取コストが上昇して行きます。
>
そもそも恒星間輸送までペイするだけのテクノロジーがあるというのが
前提になっていますし、どの恒星系にもある木星型惑星から採れる
資源で間に合う程度のコストなら、許容範囲でしょう。

ちなみに、この種の設定や考察が得意なラリー・ニーヴンは、木星でなく天王星に巨大な浮遊プラントを建造し、燃料供給と同時に惑星そのものを地球から適当な距離まで移動するアイディアを出しています。
(木星を動かすよりは楽と考えたようですね)
燃料供給源とするとともに、天王星の重力を兵器として利用するという
途方もないアイディアです。
(ニーヴンは数字的に、それを可能とする辻褄あわせも行っています)

この「コスト次第」に対する判断の相違というのは、基礎となる
テクノロジーに対する見込みの相違から来るものですね。
興味深いが、未来のテクノロジーに決着をお任せしますか。

>
> 重水素、3重水素反応で1億度、重水素重水素反応で6億度、水素ホウ素反応で30億度と、こんな高温に長期間耐えられる金属はないです。

「長期間」どころか、どんな物質であれ、数億度のプラズマと接触したら一瞬たりとも持ちこたえません。
ゆえにプラズマ封印は電磁場によって行い、炉壁とプラズマは接触しないはずです。
その場合、「炉壁がどんな物質で作られるにせよ、問題となるのはプラズマの温度自体よりも、放射熱ですね。
まあプラズマがリークすることによる侵食も起こるでしょうが。

放射熱は炉壁を適切に冷却して処置する方式だったと思います。

> まあ、科学の進歩でできたとしましょう。その製造には莫大なエネルギーが必要になるでしょう。さらにそれは再生不可能ですから、確実に減って行く。採掘、輸送、製造に必要なエネルギーが、融合炉から得られるエネルギーを上回ってしまえば製造不可能になると思います。

炉壁の物質的素材は、まあある程度のコストはつくでしょうが、
それでプラズマを支えるのはどうせ無理なんで、そこに、エネルギー
的にも金額的にも、コストを集約する事はないでしょう。
融合炉のエネルギーコストを悪くしてしまうのは、むしろ運転中に
プラズマを封じる電磁場のエネルギーと、MHDなどの発電方式の
効率そのものです。
製造に必要なエネルギーをコストが上回れば作れない、と言われて
しまうと「いかにも」という事になりますが、そもそも核融合は
実用化段階でその種のハードルを一旦乗り越えている事が要件です。
それを圧してしまうほど、宇宙空間で資源が枯渇すると言うのは、
文字通り天文学的なレベルでの蕩尽(可住惑星を含む恒星系を多数、
大規模に破壊するような規模の掃討戦)をやらかした場合くらいだと、
私は考えていたんですが。
>
> もちろん万能薬はありません。特効薬はあるにはあるんですが副作用があまりにもひどすぎる。私は意外でしょうが、民主主義が死んで欲しいわけではないし、破滅が来て欲しいわけでもない。そんな状況が起きたら私も大変な目にあうんですから。文字通り死ぬかもしれない。だが、このままほうっておけば確実に民主主義は嫌われ、死ぬことになる。
> このままいけば確実にみなさん自問することになります
> 「これが民主主義だというならば、○○○の政治がこれより悪いことがあるだろうか?」こんな質問を発するような状況は来て欲しくないです。
> いまならまだ民主的手段で間に合うと思いますが、間に合わなくなるタイムリミットは近いです。
>
ナチスがどうやって台頭したかという事は知っています。
タイムリミットというならね・・・
バブル崩壊のはるか前からとうに手遅れですよ。

私の自問は、ある意味すでに済んでいます。

一度、何らかの形で体制換えをしないと世界は保たない。
膨らむ資本と歯止めのかからない浪費は資本主義の業病です。
100年も前、クラレンス・ダロウが別の形で言ってるように・・

問題は、そのあとも、死ぬまで生活は続くという事です。
あるいは、事故や暴力にやられてしまうまで。
・・以前、何十年もかかる過程とレスしたのはそういう事です。
一瞬のクラッシュで楽になるような社会的変動などない。
われわれは否応なく、全ての暴力と貧困に付き合う羽目になる。
しかし、「今までが楽だっただけ」とも言えるでしょう・・日本人については。
われわれに民主制を護持し、扱う資格があるかどうかは、その後にわかるでしょう。

・・・これは確かにタナウツにかかわりない話題になってしまったかも知れません。
見ておられる皆さんには申し訳なかったかも知れませんね・・。

親記事No.3220スレッドの返信投稿
board4 - No.3235

Re:銀英伝世界で人工知能はどれ位発達しているか?

投稿者:IK
2002年11月05日(火) 18時01分

>古典SFファンさん

質問です。よろしければ、

>一度、何らかの形で体制換えをしないと世界は保たない。
>膨らむ資本と歯止めのかからない浪費は資本主義の業病です。
>100年も前、クラレンス・ダロウが別の形で言ってるように・・

のクラレンス・ダロウの言葉を紹介していただけませんでしょうか。ダロウについてはハワイでの人種差別事件の裁判に関わっていたというおぼろげな記憶しかなかったのですが、今回、ネットで検索したところ進化論にも関わっていたとのこと。おそらくその関係のことでしょうが、お手数ですが解説をいただければ幸いに存じます。

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