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投稿ログ179 (No.3206 - No.3226)

親記事No.3197スレッドの返信投稿
board4 - No.3206

Re:中国について

投稿者:Ken
2002年11月02日(土) 01時44分

IKさん、

おひさしぶりです。(と、いっても最後に投稿されてから2~3週間ですか?なにしろ、1週間投稿を「怠ける」と、indexからも名前が消えるような掲示板ですからね。:-))

中国のインターネット事情の紹介をいただきありがとうございます。

中国共産党の指導者たちは、今、難しい選択を迫られているかもしれませんね。科学技術ひいては経済のためにインターネットが必要なことは分かる、が、それが民衆に政府を批判する材料を提供するのは困る、と。彼等は、政府や官僚が主導して供給者(政治というサービスの供給者も含む)を保護し、消費者(民衆)の自由を制限することで、経済発展が可能だった時代に資本蓄積ができた先進国がうらやましいでしょうね。(たしか以前にIKさんご自身が、「傾斜生産」という言葉を使用されたと記憶しています。)

私が今いえることは、技術や経済のためには、自由に使わせる方がいいに決まっているインターネットの開放にここまで(つまり朝日の記事に書かれるほど)悩むということは、よほどそれが権力にとって危険であると、恐れているのでしょう。そういえば、清末に康有為らの変法自強運動を弾圧した西太后や袁世凱も、国を強くするには旧態を変革しないといけないことが理解できないような馬鹿ではなかったでしょう。ただ、変革が自己の権力を突き崩すことも承知しており、結局弾圧するしかなかったのでしょうね。

少し話が変わりますが、2年ほど前のNYタイムズに、中国に対してアメリカ人がもつ誤解を指摘する社説が載りました。論旨を要約すれば、「多くの米国人は、中国はコミュニズム、マオイズムが支配する社会だと考えているが、そうではない。今、中国で最も強いのはナショナリズムである」というものでした。また、今はなくなりましたが、当時CNNのサイトにはテーマごとに分かれた掲示板があって、世界中から書き込みが行われていたのですが、中国だけでなく、日本をテーマにした掲示板でも、中国人を名乗る投稿で埋め尽くされており、内容はアメリカや日本に対する罵詈の嵐でした。「down with america」、「shame on japan」などという言葉が氾濫していたのです。もちろん、「アメリカ側」「日本側」からの応酬もありましたが、数で圧倒されていました。(他のテーマでもそうでしたが、「タナうつ」と比べると、あまりにも投稿文の品性が下劣で、CNNが掲示板を廃止したのもうなずけます。今なら、yahooの掲示板「ttp://news.messages.yahoo.com/index.html」へ行ってみるとよいかもしれません。日本の経済的没落に快哉を叫んでいる発言など、いくらでも見つかります。)

中国の指導者は、情報の自由化が進む中で、なおかつ民衆に政府を支持させる唯一の手段として、民族主義を煽っている可能性があります。(ただし「新しい教科書」の西尾幹二さんが「1930年代型のナショナリズム」などと呼んでいるのは、言い過ぎだと思います。1930年代といえば、世界恐慌から世界大戦へ向かって時代が進む中で、どの国も徹底した保護主義に陥っていました。理由はともかく、今の中国が日本などよりも、はるかに外国資本に門戸を開放している事実はあるのですから。)

もう一つ、これも私の想像に過ぎませんが、中国では宋代の新法旧法闘争以来、最高権力者が交替すると、政策が180度転換する事例が多くありましたので、権力機構の実務レベルの担当者たちは、いざとなったらインターネットを禁圧する準備だけはしているかもしれません。技術的には、ファイアウォールの応用ですから、その気があればできるでしょう。

>果たして民主的であることが至上の価値なのでしょうか

私自身は至上と考えており、「人民を害する権利は人民にしかない」というヤンの言葉に深い感銘を受けました。

ただ、同時に、私はこれが主観的なものであることも承知しているつもりです。IKさんの切り口とは少し異なるかもしれませんが、私は3066の投稿で、「自由・自立・自主・自尊」を選ぶか、「安定と安心」を選ぶかは、つまるところ「赤い色が好きか、青い色が好きか」という問題である、と発言しました。ですから、例えば徳川期の造船のように、政府の規制が人民の不幸につながった事例の紹介は熱心にやりますが、それですべてが証明されたとは、(とてもではないが)いえません。

親記事No.3197スレッドの返信投稿
board4 - No.3207

Re:中国について

投稿者:IK
2002年11月02日(土) 02時19分

Kenさんこんにちは。
もちろん私もヤンの数々の至言に感銘を受けたひとりですし、ヤンという存在がなければ銀英伝はここまで何年も考察に値する作品とはならなかったでしょう。
しかしヤン自身が幾つかの矛盾を抱えていたように、今では私も必ずしも民主主義万歳と素直には言えなくなりました。実際的には民主主義を支持していますが、民主主義に懐疑的であるのも事実です。
国家というのは法を定めること、法に従わせること、国民を食わせること、これが何よりも重要だと思います。民主主義が成立する以前から国というのは存在して来たのですし、民主主義というのは国家の目的ではなくて手段ですよね。
経験則的に民主主義が比較的合理性の高い政治制度だというのは言えるでしょうが、それがイデオロギーにまでなってしまうとかえって危うい感じもします。
中国の例で言えば、中国共産党に様々な問題があり、北京政府に非道な振る舞いがしばしばあるのも事実ですが、では現在の政府を否定して、果たしてそれに代わるものがあるかというと疑問です。民主主義というものがいかなる時代、いかなる地域においても適用出来るかどうか、今ひとつ確信が持てません。
中国共産党のような政権でさえも、ないよりはあったほうがいいというのが私の考えです。
中国脅威論が高まり、過激な民族主義者が増えているのも事実ですが、それでも底流の部分で中国は変わりつつあると私は考えています。以前、書いた中国史の考察と少々矛盾するかも知れませんが、秦の始皇帝以来のかたくなな安定構造そのものが揺れ動いているのではないでしょうか。これは直接的には一人っ子政策の影響とそれに伴う中産階級の出現と拡大に由来するのですが、それは中国共産党の独裁をもってして初めて可能だった、だとすると民主主義を必ずしも至上のものとはすることが出来ないという私の態度のひとつの根拠になり得ると思います。
いずれ中国も民主化されることは間違いないでしょうが、それは経済成長が充分な成果をもたらしてから初めて可能になるのではないかとも思います。
インターネットで跋扈する中国民族主義者の声は大きいですが、同時にインターネットによって彼らは世界の現実と、相手の言い分にもふれてきており、中国人自身の中からこうした態度に対する反省の声も徐々に広がっています。
日本が戦後戦争をしなかったのは平和主義云々以前にそうするだけのメリットがなかったからですよね。中国も持てる国になることによってそうした安定勢力へと移行していくと考えられます。その間、紆余曲折はあるでしょうが、「作る会」の人たちなどから中国の手先呼ばわりされる人たちの中にはそうした考えでやっている人も多いでしょう。
一国の政治道徳を賞賛するにしろ断罪するにしろ、長い期間を考察する必要があると思いますよ。
言っては何ですがアメリカだって最初は不道徳なことをやって原資資本を蓄積してきたのですからね。

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board4 - No.3208

Re:銀英伝世界で人工知能はどれ位発達しているか?

投稿者:Ken
2002年11月02日(土) 02時20分

八木あつしさん、

>それは人工知能を積んだ自立思考型のロボット技術です。あれはルドルフ大帝が科学技術史から消したとしか思えません

ご発言の全体的な主旨には賛同いたします。皇帝や貴族の命令だけをきく人間とはちがい、だれの命令でもきくロボットは、銀河帝国のような体制にとっては、本質的には矛盾する存在です。(それで、思い出しましたが、「スターウォーズ」でもロボット技術の退化が描かれているようですね。ルークの時代のロボットより、アナキンの時代のロボットの方が、どうみてもはるかにハイテクを使っています・・・・って、これはジョークですが。)

ただ、銀英伝にロボットが登場しない理由はもっと単純で、あれはSF小説ではなく歴史小説だからだと、私は思うのですが、いかがでしょうか?ですから、登場人物はあくまでも人間だけでなくてはならず、未来テクノロジーも、宇宙を舞台にする上でどうしても必要な、ワープや重力制御などを除き、できるだけ出さないように努めています。

また、銀英伝がモデルにした(と、私は信じる)アジモフの銀河帝国シリーズにも、ロボットは登場しません。もっとも、アジモフは晩年に作品世界の設定を大変更し、ロボットシリーズと銀河帝国シリーズを融合させて、なぜロボット技術が消滅したのかを詳しく説明した挙句に、最後の最後になって、実は、たった一人のロボットR・ダニール・オリヴォーが人類を導いていたのだということにしてしまいましたが。

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board4 - No.3209

Re:銀英伝世界で人工知能はどれ位発達しているか?

投稿者:SAI
2002年11月02日(土) 02時20分

> 横レス失礼します。
> 銀英伝式未来の科学技術がどうっているのかは、何とも私には想像が付きません。
> ただ科学技術が衰退、もしくは封印されたいう考えは一部では当たっていると思います。
> それは人工知能を積んだ自立思考型のロボット技術です。あれはルドルフ大帝が科学技術史から消したとしか思えません。
> 現在、軍事技術の中においてロボット兵器が開発されつつあり、一部では実用化もされています。将来はそれが応用され、より進化した警備ロボットなどが生まれるでしょう。それがさらに発展してメイド・ロボ(笑)も生まれると思います。
> しかし帝国歴5世紀末、銀河帝国のノイエ・サンスーシーには一台の召使いロボもなく大勢の侍従・女官が仕えています。広大な宮殿の警備もまた警備ロボではなく、かつてあった近衛旅団こそないものの衛兵によって行われています。
> ノイエ・サンスーシーには、ルドルフ大帝が「自分の足で歩けないような人物が帝国を支えることは出来ない」ということからエスカレーターのような自走機械は置いてありません。(たしか)
> そして人による奉仕をルドルフが求めた結果、ノイエ・サンスーシーに大勢の侍従、女官が仕えることになり、メイド・ロボ(笑)は消えていったと思います。
> 皇帝がロボではなく人による召使いを大量に持てば、貴族も追従します。皇帝・貴族がロボを使わなくなったら富裕市民も使わなくなり、やがてロボ市場が廃れ消えていったのかもしれません。

失業者対策でもあったのでしょう。ロボットは税金を払いませんが、人間は払います。いつでも技術革新すればいいというものではないんです。技術革新すれば、経済、つまり社会にとって有害な状況というのも
存在します。つけくわえるなら、国家の目的は技術革新ではないんです。それは目的を達成するための手段です。

> 軍事ロボも、ルドルフが「戦いは人間が行うべきもの!」とでも考えて陸戦兵器から消したのかもしれないですね。まぁ、陸戦がロボット兵器戦ならシェーンコップとオフレッサーに活躍の場がなくなるので丁度良いのでしょう。

これは軍事的必要があったと思います。以前考察した通り、ルドルフの治世の初期の軍事行動は治安活動が主であり、それにロボットは使えないんです。ロボットはあまりにも高価すぎるので。特に経済が崩壊した惑星や未開発惑星ではロボットは故障しても部品が手に入らずあっというまにスクラップになるか、でなければそこの住民に動く金塊として狙われる事になると思います。
小説的にはロボットが戦うのではかっこよくないですね。

横レスですみませんがKenさん

>「これは、私が言おうとしたことを、ずいぶんと「穏やかに」解釈されたと思います。(慎重になられる気持ちは分かりますが。(笑))幕府は、北海道の物産を下関回りで江戸へ送るという、大変な不便を甘受してまで、造船技術の退化を強制したのです。「技術」というものが、人間の合理精神を刺激し、結局は封建制という非合理な体制の否定につながることを、理解していたのではないでしょうか?「飛び道具とは卑怯なり」という珍妙なせりふをはやらせて、銃火器の技術を圧殺したのもこの時代です。サミュエル・コルトの量産型拳銃が「great equalizer」と称されたように、強者と弱者の立場を、より対等に近づける技術の存在は、デモクラシー以外のどんな体制とも、本質的に矛盾するのでは、と私は思います。(別に、NRAの先棒を担いで、銃器の所有を自由化せよなどと、主張しているのではありませんので、念のため。)

どうして、ある特定の分野に関してだけ事実とか真実とかではなくて、宗教的信念のようなものを述べるのでしょうか?
私は不思議に思います。

親記事No.3197スレッドの返信投稿
board4 - No.3210

Re:中国について

投稿者:Ken
2002年11月02日(土) 02時31分

これは、私の言い方が悪くて、「アメリカ型が善、中国型が悪」と決めつけているように、受け取られたのでしょうか?

私が言いたかったのは、私自身は「主観的に」そうだと思っているが、それが「客観的な」真理だと証明されたわけではないことも承知しています、というものでした。

>ただ、同時に、私はこれが主観的なものであることも承知しているつもりです。IKさんの切り口とは少し異なるかもしれませんが、私は3066の投稿で、「自由・自立・自主・自尊」を選ぶか、「安定と安心」を選ぶかは、つまるところ「赤い色が好きか、青い色が好きか」という問題である、と発言しました。ですから、例えば徳川期の造船のように、政府の規制が人民の不幸につながった事例の紹介は熱心にやりますが、それですべてが証明されたとは、(とてもではないが)いえません。

と、いう書き方で、その意図が伝わったかと思っていましたが、書き方が悪かったようですね。申し訳ありませんでした。

親記事No.3197スレッドの返信投稿
board4 - No.3211

Re:中国について

投稿者:IK
2002年11月02日(土) 02時43分

いえいえ、こちらこそすいませんでした。誤読したようですね。

ところで、
>「スターウォーズ」でもロボット技術の退化が描かれているようですね。ルークの時代のロボットより、アナキンの時代のロボットの方が、どうみてもはるかにハイテクを使っています・・・・

というのには爆笑しました。その通り、その通り。

親記事No.3181スレッドの返信投稿
board4 - No.3212

Re:スールズカリッターって変?

投稿者:太郎
2002年11月02日(土) 09時47分

僧侶Tさん、はじめまして。

>  確かにアルファベットの綴りはかなり奇妙なもののように思えます。

仮に「SOULZZCUARITTER」という姓が実在したとして、その母国の者にとってもそんなに奇妙で珍しい姓なのかな?というのが疑問だったのですが、いずれにしてもある集団の中で相当な少数派であまり知られていない聞きなれないような姓でしたら多くの人が奇妙に思うというのは当然のことかもしれませんね。

>  それから、この掲示板の情報によると、田中氏の夢に出てきた綴りがそのまま使われているそうです。確かザ・ベストの中にあったと思いますが。

なるほど、そうでしたか。それでしたらしょうがないですね。
たしか銀英伝だかアルスラーンだかのあとがきにキャラクターの名前は人名辞典などから見つけているというようなことが書かれてあったので、「SOULZZCUARITTER」が実在する姓であって、その姓を持つ誰かが改名したというような逸話があるのかなと思ったのですが、どうやらそれはないようですね。
レス、どうもありがとうございました。

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board4 - No.3213

Re:スールズカリッターって変?

投稿者:太郎
2002年11月02日(土) 10時03分

Kenさん、どうもはじめまして。太郎と申します。

> 100%の確信はありませんが、奇妙というよりも、本当にそんな姓があるのか、疑問に思ってます。

僧侶Tさんのレスによると、「スールズカリッター」というのはどうやら田中氏の創作によるもののようですね。

> 実は、私は数年前から、銀英伝に登場する人物の名前を「正確にはどう書くのか」を調べているんです。太郎さんが、アニメの方の銀英伝を見ておられたら、登場人物の名前が字幕で出ているのを、ご覧になったことがあるでしょう?

はいはい。

> 例えば、「ラインハルト・フォン・ローエングラム」や「ジークフリート・キルヒアイス」は、「Reinhard von Lohengramm」、「Siegfried Kircheis」と出てきます。このような綴りは、原作には出てきません。アニメを製作した人たちが時間と労力をかけて調べたもので、私は高く評価しているのですが、ただ、どうしても間違いはあるのです。(あって当然です。)ですから、私はインターネットで、個々の名前について、本当にそのような名前があるのか、正しい綴りはどうなのか、調べてきました。

また大変かつ楽しい作業を(笑)

> 調べてみると、字幕のとおりの名前がある場合が、やはり断然多いのです。「キルヒアイス=Kircheis」、「ロイエンタール=Reuental」、「アッテンボロー=Attenborough」、「ルビンスキー=Rubinsky」などは、字幕どおりの名前がちゃんとあります。
>
> 少しだけ間違っているが、元の名前がすぐに分かるのもあります。レンネンカンプは字幕では「Lennenkanpt」と出てましたが、正しくは「Rennenkampf」です。LとRを混同するのは、日本人の宿命ですね。シトレ元帥は「Sitolet」と出てましたが、この綴りでは見つからず、「Sitole」でヒットしました。なぜ、わざわざ「t」をくっつけたんでしょうね?

その辺は、英語表記かどうかで違ってくるのではないでしょうか?
自信があって言うわけではありませんが。

> ところが、いくら探しても、それらしい名前がさっぱり見つからない場合があるのです。私にとっては、今のところ、「オフレッサー=Ovlesser」、「クブルスリー=Kubersly」、そして「スールズカリッター=Soulzzcuaritter」がそうです。スールズカリッターの場合、LをRに変えたり、zを一つにしたり、いろいろ試してみましたが、だめでした。
>
> 他の名前が簡単に見つかる中で、どうしてもこれらが見つからないので、今のところ田中先生が創作したか、もしくは元の名前が分からなくなるほど、(故意またはうっかりして)変えてしまったのだと思っています。

「アルスラーン戦記」の「ナルサス」は本来は「ナルサフ」の方が原音に近いが最後が「フ」ではしまらないので「ナルサス」にしたということが「アルスラーン戦記」の何巻かのあとがきにかかれてましたから、ささいなことでみつからないということがありそうですね。

> ただし、それが私の誤解で、本当にそんな名前があるのかもしれません。例えば、外伝4に登場する「ケーフェンヒラー」は、長い間見つからず、創作された名前かと思っていましたが、最近になって、マリア・テレサに仕えた廷臣に「Khevenh?ller」という人がいたことを教えていただきました。「ケーフェンヒューラー」と読むそうです。ですから、スールズカリッターだって、いつかは見つかるかもしれません。田中先生ご自身が、「どこから取ってきた名前なのか」を言ってくれるといいんですが。

まあその辺も探すのも楽しみの一つだと自分に言い聞かせればよいかと(笑)

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board4 - No.3214

Re:ハイネセンの虐殺、その後

投稿者:僧侶T
2002年11月02日(土) 13時37分

>  「・・・法の保護を!」
>  放った悲鳴はパエッタの一喝にはじきかえされた。
>  「前政権ならいざ知らず、トリューニヒト派が排除された今となっては卑怯者を保護すべき法はない。無益な哀願をするな」
>
パエッタは、むしろトリューニヒトにおもねっていた人であったように記憶していますが。
 ・・・などという以前の問題として、そもそもラインハルトのために作られたエピソードを、ヤンのためのエピソードに作り変える、という試みがそもそも無茶だと思います。あれほどにも個性の異なる2人の立場は、入れ替えができるようなものとは思えません。この「ヤン卑怯者を裁く」のくだりは、無理に作ろうとすべきではない、と拙僧は思います。

親記事No.3181スレッドの返信投稿
board4 - No.3215

Re:スールズカリッターって変?

投稿者:Ken
2002年11月02日(土) 13時44分

太郎さん、こんばんは。僧侶Tさん、Soulzzcuaritterの情報ありがとうございます。そうですか、ザ・ベストの中に解答がありましたか。掲示板の超高速更新についてゆくだけで精一杯で、なかなか過去ログまで目を通せておりません。

それにしても、人によって随分といろいろな「夢」をみるんですね。私は、夢の中では、会話をしたことはあっても、文字というものを目にしたことがありません。

>また大変かつ楽しい作業を(笑)

はい。大変ですが楽しいです。特に間違いを見つけたときなんか。今までで、一番うれしかったのは、「ベーデミュンデ侯爵夫人」が、正しくは「ペーネミュンデ侯爵夫人」で、あの有名な「B夫人」が実は「P夫人」だと分かったときでした。

>「ナルサフ」の方が原音に近いが最後が「フ」ではしまらないので

?このあたりは私には感覚的にはよく分かりませんが・・・。ただ、そうだとしたら田中先生もちょっときまぐれですよね。だって、「コーネフ」や「マリーンドルフ」や「ウランフ」や「パトリチェフ」は、平気で出しているのに。ヒルダは「フロイライン・マリーンドルス」にしようとは思わなかったんでしょうか?きいてみたいですね。

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board4 - No.3216

小さいけれど重要な話

投稿者:佐々木公彦
2002年11月02日(土) 14時57分

いかなる理由があろうとも、民主主義の国で軍部の最高司令官が軍人であることは許されません。
最高司令官は評議会議長であり、統合作戦本部長はもともと最高司令官代行を兼ねています。
いかなる理由があろうとも、ヤン最高司令官はあってはならないことです。

何度か書いたのですが、ヤンに対する戦闘停止命令は現に戦闘が行われている状況においてだされたものであり、実際に戦闘を停止するのは無茶です。
帝国軍には戦闘を停止する理由がありません。

「反撃食らったら死ね」というに等しい命令を受け入れるのは、前線司令官としての部下に対する責任を果たしていないといえるでしょう。

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board4 - No.3217

Re:小さいけれど重要な話

投稿者:イッチー
2002年11月02日(土) 16時44分

> いかなる理由があろうとも、民主主義の国で軍部の最高司令官が軍人であることは許されません。
> 最高司令官は評議会議長であり、統合作戦本部長はもともと最高司令官代行を兼ねています。
> いかなる理由があろうとも、ヤン最高司令官はあってはならないことです。

確かにその通りです。ところで、同盟では、制服組トップは統合作戦本部長なのでしょうか?
>
> 何度か書いたのですが、ヤンに対する戦闘停止命令は現に戦闘が行われている状況においてだされたものであり、実際に戦闘を停止するのは無茶です。
> 帝国軍には戦闘を停止する理由がありません。
>
> 「反撃食らったら死ね」というに等しい命令を受け入れるのは、前線司令官としての部下に対する責任を果たしていないといえるでしょう。
>
これもその通りで、ラインハルトはミッターマイヤーやロイエンタールの独断専行を知らないわけですから、これ幸いとばかり攻撃してくる可能性もあります。ヤンには戦闘継続→ラインハルト戦死しか選択肢はなかったわけで・・・。すると、後半の銀英伝は同盟軍制服組トップとなったヤンと帝国のトップとなったロイエンタール(またはその他の誰か)というストーリーになったのでしょうか?

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board4 - No.3218

Re:ハイネセンの虐殺、その後

投稿者:イッチー
2002年11月02日(土) 16時48分

 ラインハルトのエピソードがどこまでヤンに当てはめることが出来るのか、という一種のお遊びなのですが、いけませんかね?(苦笑)

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board4 - No.3219

Re:小さいけれど重要な話

投稿者:Ken
2002年11月02日(土) 23時55分

イッチーさん、おはようございます。

> ところで、同盟では、制服組トップは統合作戦本部長なのでしょうか?

そうだと思います。以下の記述がありますので。

遠征が失敗すれば、制服軍人の首座にあるシトレ元帥は当然、引責辞任を迫られるだろう。一方、成功すれば、遠征軍総司令官ロボス元帥の功績に酬いる新たな地位は、統合作戦本部長しかない。
(黎明篇第7章-4)

board4 - No.3220

Re:銀英伝世界で人工知能はどれ位発達しているか?

投稿者:SAI
2002年11月03日(日) 07時00分

>八木あつしさん

陸戦用ロボットやメイド・ロボが駆逐されてもどこかにはあるでしょう。少なくとも超高温の熱放射が荒れ狂う核融合炉のメンテナンスは人間には不可能でロボットが必要でしょうから。

>古典SFファンさん
確かに本編に記述はありませんね。じゃあ文明の崩壊が起きているとするならば、確実に銀英伝世界の文明を支える核融合を行うための資源が枯渇しているのでしょう。崩壊はもう誰にも止められない。たとえ理想の民主国家ができたとしても。ローエングラム王朝は一時の夢と消えるでしょうね。

文明の崩壊も科学技術の後退も自由民主教の教義と違い、体制とは関係ない、別のものです。そもそも中世的停滞などというものは人類史において存在したことがないのですから。体制と科学技術の発展の関係は恋愛がうまくゆけば科学が発展すると同程度には関係があるでしょう。

親記事No.3204スレッドの返信投稿
board4 - No.3221

Re:ハイネセンの虐殺、その後

投稿者:僧侶T
2002年11月03日(日) 10時46分

>  ラインハルトのエピソードがどこまでヤンに当てはめることが出来るのか、という一種のお遊びなのですが、いけませんかね?(苦笑)

 いや、もちろん拙僧としても「お遊びだからだめだ」だなんて矛盾したことは言いませんが、先述したように、ヤンとラインハルトとはその個性が違いすぎるので、同じ状況におかれても、似たような行動をとるはずがないと思っています。
 ですから、「暗殺未遂事件」のときのような、彼らが受動的な立場に立っているエピソードならともかく、この「卑怯者を裁く」のような、能動的に動いているエピソードにおいては、台詞を少々変えるだけでなく、筋書き自体も大幅に変えなければならないだろう、と思っています。

親記事No.3181スレッドの返信投稿
board4 - No.3222

Re:スールズカリッターって変?

投稿者:僧侶T
2002年11月03日(日) 11時08分

> 僧侶Tさん、Soulzzcuaritterの情報ありがとうございます。そうですか、ザ・ベストの中に解答がありましたか。掲示板の超高速更新についてゆくだけで精一杯で、なかなか過去ログまで目を通せておりません。
 どういたしまして。具体的には、「銀英伝のエンターテイメント性」の中の、銀英伝元ネタ集Eにあります。
> >「ナルサフ」の方が原音に近いが最後が「フ」ではしまらないので
>
> ?このあたりは私には感覚的にはよく分かりませんが・・・。ただ、そうだとしたら田中先生もちょっときまぐれですよね。だって、「コーネフ」や「マリーンドルフ」や「ウランフ」や「パトリチェフ」は、平気で出しているのに。ヒルダは「フロイライン・マリーンドルス」にしようとは思わなかったんでしょうか?きいてみたいですね。

 アルスラーン戦記第6巻のあとがきに、
 「ナルサスもヒルメスも、ペルシア史に実在する名前です。ただし、ナルサスの場合、ちょっと発音に不確定なところがあって、『ナルサフ』のほうがより正しいかもしれません。でも『軍師ナルサフ』では、いまひとつさまになりませんよね」
 とあります。別に最後の文字が「フ」だからではなく、「ナルサフ」という音の連なりではさまにならないから、「ナルサス」にしたということでしょう。

親記事No.3175スレッドの返信投稿
board4 - No.3223

Re:小さいけれど重要な話

投稿者:僧侶T
2002年11月03日(日) 11時43分

> > 最高司令官は評議会議長であり、統合作戦本部長はもともと最高司令官代行を兼ねています。
> 確かにその通りです。ところで、同盟では、制服組トップは統合作戦本部長なのでしょうか?
Kenさんのレスと重複しますが、文庫版銀英伝第1巻P169には、
 「統合作戦本部長は制服軍人の最高峰であり、戦時においては同盟軍最高司令官代理の称号を与えられる。最高司令官は同盟の元首たる最高評議会議長である」とあります。
> > 何度か書いたのですが、ヤンに対する戦闘停止命令は現に戦闘が行われている状況においてだされたものであり、実際に戦闘を停止するのは無茶です。
> > 帝国軍には戦闘を停止する理由がありません。
> >
> > 「反撃食らったら死ね」というに等しい命令を受け入れるのは、前線司令官としての部下に対する責任を果たしていないといえるでしょう。
> >
> これもその通りで、ラインハルトはミッターマイヤーやロイエンタールの独断専行を知らないわけですから、これ幸いとばかり攻撃してくる可能性もあります。ヤンには戦闘継続→ラインハルト戦死しか選択肢はなかったわけで・・・。
 文庫版銀英伝P348~349の記述からすると、同盟軍は前進をやめた上で理由説明を添えて停戦を申し込んだようです。これを帝国軍が受信して、信用するまでに、同盟軍が少なからず損害をこうむったことは容易に想像できますね。でもこの申し込み、どうやって伝えたのでしょう?同盟軍が妨害電波を出すのをやめたとしても、帝国軍もやはり妨害電波を出しているのではないかと思うのですが。

親記事No.3175スレッドの返信投稿
board4 - No.3224

Re:小さいけれど重要な話

投稿者:Ken
2002年11月03日(日) 14時21分

僧侶Tさん、

>でもこの申し込み、どうやって伝えたのでしょう?同盟軍が妨害電波を出すのをやめたとしても、帝国軍もやはり妨害電波を出しているのではないかと思うのですが。

この書き込みを読んだとたんに、「あっ」と言いました。どうしてこの疑問に気づかなかったんだろう・・・銀英伝の中の「間違いさがし」に結構のめりこんできたのに、と。

一番ストレートな解答としては、お互いにどれだけ通信妨害をしても、ある周波数だけは(ある変調方式でも結構ですが)、いざというときのために空けておき、その帯域だけは味方同士の通信には使用しないという、「国際法」があったということでしょうか?ちょうど、現在の世界に、白旗だけは、戦闘中の敵に交渉を申し込む合図として、他の用途に使用しないという、約束があるように。

ただ、帝国も同盟も、相手を対等な文明国とは見なしていないので、こんな文明のルールを尊重するかとなると、かなり疑問ですね。

それで思い出しましたが、ヤンが最初にイゼルローンを陥としたときに、シェーンコップたちに帝国軍の服を着せ、帝国軍と偽って送り込んだのも、我々の世界の国際法に照らせば違法なのでは?

そう考えると、「国際法説」はどうも説得力に欠けるようです。もっとましな説明を探してみましょう。

おもしろい問題を提議していただき、ありがとうございました。

親記事No.3175スレッドの返信投稿
board4 - No.3225

Re:小さいけれど重要な話

投稿者:八木あつし
2002年11月03日(日) 16時21分

>一番ストレートな解答としては、お互いにどれだけ通信妨害をしても、ある周波数だけは(ある変調方式でも結構ですが)、いざというときのために空けておき、その帯域だけは味方同士の通信には使用しないという、「国際法」があったということでしょうか?ちょうど、現在の世界に、白旗だけは、戦闘中の敵に交渉を申し込む合図として、他の用途に使用しないという、約束があるように。

第7巻のマル・アデッタ星域会戦では、最終局面でミッターマイヤーが同盟軍残存部隊に降伏勧告を行いました。これは通信波で行っていることから、私もKenさんと同じく何らかの非常回線が1チャンネル開いているのではないかと思います。

>ただ、帝国も同盟も、相手を対等な文明国とは見なしていないので、こんな文明のルールを尊重するかとなると、かなり疑問ですね。

第1巻において、同盟軍第6艦隊旗艦ペルガモンに帝国軍は発光信号で降伏を呼びかけました。このことから同盟軍と帝国軍は、発光信号を互いに解読できるだけのやりとりを行っていたと推測できます。
なぜなら発光信号はモールス信号と同じで、受信側が発信側の送ったもの(モールスなら音の長さや間隔等)を理解して初めて意味が分かります。帝国の軍艦だけにしか通用しない発光信号なら、そもそも同盟の軍艦に送る意味はありません。まさか同盟も帝国の発光信号の解読を以前から情報部が行っていたわけはないでしょう。

第2巻の捕虜交換式典は国家=政府としてではなく、軍が代表となり執り行いました。また捕虜交換じたいも、規模の大小はあっても以前から意外に多く行っています。
私はこのことから、政府レベルでの両国の交渉は一度もなかったと思いますが、軍レベルでは何度か交渉を持ち、戦時の規定を決めた協定を結んていたと思います。
もちろん宇宙歴640年の戦争開始後すぐはそのような協定はなかったと思います。帝国軍は同盟軍を只の叛乱軍、というよりも宇宙海賊の拡大版ぐらいにしか見ていませんし、同盟軍も帝国軍を悪の軍団ぐらいにしか見ていなかったと思います。
そのため降伏の取り決めは戦争初期は無いはずです。仮に相手に降伏を伝えようとオープンスペースで通信をしても、妨害電波のために遮られるでしょう。しかし降伏が出来ないばかりに、敗北側が最後の一兵まで戦い続けられると、勝者側にも無視できないだけの被害が出てしまいます。
戦線が膠着し戦争の長期化が避けられない情勢になると、損害を気にした軍部は戦時協定を考え始めたのではないでしょうか。
名前を忘れましたがある皇帝の治世では、両国間での戦争が無かったはずです。その時政府の黙認の元、軍が事務レベルで折衝をして降伏や発光信号などの取り決めを行ったのだと思います。

サイオキシン麻薬の密売取引を捕まえるために、両国の警察が協力をしたこともあります。やはり政府を通さないものの、両国の現場レベルでは何かしらの取り決めを何度か行っていたのでしょう。
フェザーンの成立が両国の現場レベルが交渉の場を持つ切っ掛けになったのではないでしょうか。
それでは今回はここらで。(^-^)/~~

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board4 - No.3226

Re:ハイネセンの虐殺、その後

投稿者:八木あつし
2002年11月03日(日) 16時50分

う~ん。最後の学祭の準備に追われ、2日間確認しなかっただけで26もの様々なレスが……。Σ(゚Д゚;)
またも出遅れてしまいました。

今回のイッチーさんのIFに付いての感想を。
パエッタは最後までパエッタでいて欲しい、でした。
この場合は前に書かれたスールズカリッターの方が、話的にも合っていたと思います。
私は架空戦記やタイムマシンもので、歴史の改編に対する歴史の復元力という設定が好きなんです。
せっかく未来を変えようと思ったのに、最終的にはあまり変わらなかった。もしくは、結局元に戻ってしまった。
そのためパエッタ提督には、原作10巻と同じように運悪く死んでもらいたいなと思いました。

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