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投稿ログ194 (No.3419 - No.3432)

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board4 - No.3419

Re:駆け出し作家業 激闘編

投稿者:いいけどさ
2003年01月06日(月) 12時14分

> こういうものを二つ以上組み合わせて、最低限の文章力さえあれば、誰でも「ベストセラー作家」になれますよ。
> じゃあなぜ、お前はやらないのかって?
> その質問には、簡単な答えがあります。
> 「私でなくても、書けるから」

↑こういうのって、高額納税者作家部門で10位以内に入ってから言える言葉じゃないんすかねぇ?

「バッタボックスに立つ足があって、バット振れる手があれば、だれでも3割30本打てます」
「だったら、あなたはなぜ打たないんですか?」
「自分じゃなくてもやれるからです」

あはは、マジすっか? だったら、イチローや松井は苦労ないでごさんすね。

> ともかく「読者側にも責任がある」と、私は声を大にして言いたい。

金出して買う側に何の責任すか? ほんじゃ、書籍もそのうちPL法の対象になりますな。

> そもそも一年で作家が四冊も出すなんて、異常事態です。外国でそんなペースで仕事をやっている作家なんか、三流作家ですよ。取材とかすれば、年二冊が、限度じゃないですかね?

外国は外国。ここは日本でーす。外国で三流なら日本でも三流ですか? そんな外国礼賛、外国かぶれなんて、時代錯誤もいいとこですな。そんな認識でよく作家つとまりますね? そういう意味じゃだれにでもなれるのかな?

> なんか「完成度が低い作品を早く出す」という、一部バカ編集者の手に、もろに乗ってますぜ。

その一部バカ編集者ってのは、どこの会社の人っすか? ぜひ、聞きたいです。読者の責任とやらを自覚するためにも。「ほぉ、この会社には、そんな編集者いるんですか」てね。

> 読者が本当に求めているのは、「完成度の高い作品」でしょうに。

おもしろい作品じゃないすか?

> T社、K社からは研究書。S社からは旅行記がほぼ確定。
> あと、K社で、小説を出す話が進んでいます。

なんすか?、これ。TだとかKだとかSだとか。はっきり言えばいいじゃないっすか。悪いことしてるわけでもないでしょうに。徳間だとか中央公論新社だとか講談社だとか角川だとかKKベストセラーズだとか小学館だとか集英社だとか新潮社だとか。

言えないってことは、本出るのも、うそ? そもそもほんとに作家先生?

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board4 - No.3420

Re:駆け出し作家業 激闘編

投稿者:八木あつし
2003年01月06日(月) 17時39分

速水右近さんはじめまして。八木と言います。

> 御無沙汰でやんす。
> 作家としてデビューして以来、はじめての書き込みです。

作家デビューおめでとうございます。このレスが激闘編ということは、過去ログに初陣編があるのかな? 今度、探して読んでみます。

> 実際、楽なんですよ、読者の要求に合わせるのって。
> ひとことで書けば、彼ら=自分の願望を、そのまま書けばいい。
> 具体例をあげれば、超能力であり、破壊であり、恋愛も含めた肉欲であり、名誉=出世欲であり……。
> こういうものを二つ以上組み合わせて、最低限の文章力さえあれば、誰でも「ベストセラー作家」になれますよ。

これで「ベストセラー作家」になれるというのは、いくらなんでも極論じゃないですか? 最低限の文章力があるからこそ作家になれるものだと私は思うのですが。
速水さんの考えでベストセラーを取れるのなら、世の中はベストセラー作家で溢れてしまう気がしますが。逆に言えば、日本の作家は最低限の文章力(どの辺りが最低限かは解りませんが)すらない人が、ほとんど占めている、ということになってしまいますが……。

> ほんとにここ数年が、日本出版界の正念場になるでしょう。
> まあ、おかしくなった源流を辿れば、明治にまで遡らないといけないんですけど。
> ともかく「読者側にも責任がある」と、私は声を大にして言いたい。
> 外国に比べると、日本の書籍事情は最高ですよ。しかしそれを認識していない読者が、多すぎます。
> 私が書くと変でしょうが、田中芳樹や佐藤大輔の「遅筆」は、充分、弁護の余地ありです。
> そもそも一年で作家が四冊も出すなんて、異常事態です。外国でそんなペースで仕事をやっている作家なんか、三流作家ですよ。取材とかすれば、年二冊が、限度じゃないですかね?
> むしろ日本の作家の執筆ペースがどうして速いかですけど、これは印税率が欧米の三分の一から四割で、「食べられない」からなんですね。

全く筆が進まなくなった作家の言い訳みたいなことを書かないでください。まるで田中芳樹の言い訳みたいじゃないですか(笑)。
しかしそうなると、駆け出し作家の速水さんは、印税も低いはずですから、食っていくために少々質が悪かろうが年に数冊は書かないといけないことになりますね。逆に言えば、田中芳樹や佐藤大輔は今まで出した作品で充分な蓄えがあるからこそ、遅筆でいられることになってしまいます。アッ、そうか。だから田中芳樹は遅筆なのか……。

> この理由は……長くなるので省略しますが、読者もいくらその作品が好きだからと言っても、「早く出せ」と催促するだけじゃなくて、我慢することも覚えないと。
> なんか「完成度が低い作品を早く出す」という、一部バカ編集者の手に、もろに乗ってますぜ。
> 読者が本当に求めているのは、「完成度の高い作品」でしょうに。次の巻が出る間は、
> 「ど~ゆ~展開になるのかなぁ」
> と推理、想像したり、別の作家を読めば、案外、半年ぐらい、すぐに経ちゃいますよ。

私は、速水さん言われる「読者も催促ばかりしないでもう少し待つべき」という考えには賛成します。それでも1年に1~2冊は作品を出してもらいたいというのが読者の心情だと思います。
特に所謂ライト・ノベル系に分類される本を出している作家さんには、最低でも1年に1冊。欲を言えば半年に1冊は出してもらいたい。
ライト・ノベルの読者のほとんどが、中高生や大学生です。彼らは、小説のライバルとも言える漫画をよく読みます。漫画の場合、週刊連載なら3~5ヶ月に1冊。月刊連載なら6~8ヶ月に1冊のペースでコミックの新刊が出ます。もちろんスローペースの漫画家もたくさんいますが、かなりの数の漫画家が1年に1冊はコミックを出しています。
小説と漫画を比較するなと言われればそれまでなのですが、どうしても同系統の作品の場合などは比較してしまいます。なんで文章を書く方が簡単そうなのに(素人考えで)、絵を描く漫画よりも本が出ないの?って思う人が増えて、小説を手に取らなくなったらどうするんでしょう。
よくある後書きでの言い訳は別にいりません。作家さんには、出来る限り速く本を出すように努力をしてほしいです。私は、本の完成度と速く本を出すことは全く別のことだと思います。

> 最後に、今年の予定です。
> T社、K社からは研究書。S社からは旅行記がほぼ確定。
> あと、K社で、小説を出す話が進んでいます。

速水さん、年4冊の出版になりますね。完成度の高い作品を目指して頑張ってください。私も作家になることを夢見ましたから、影ながら速水さんのご成功を是非とも願います。出来れば、田中芳樹に作家同士として直にお話しをして、その内容をここのBBSに書き込んで欲しいです。

> そ~ゆ~ことで、機会があれば、皆さん、またどこかでお会いしましょう。

これは返レスをしないという宣言でしょうか??? ここの掲示板の特徴を考えれば、論議を呼びそうな書き込みをしたと分かっていると思いますが……。

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board4 - No.3421

Re:民主国家と専制国家

投稿者:あれれ・歯医者さん
2003年01月10日(金) 10時31分

はじめまして、みなさん。よろしくお願いします。レスが多くてうれしいかぎりです。
ここでの発言には、暇をみてしけこんだ、いろんな場所のネットカフェを使っています。
そういうこともあって、返信が遅れ気味なのはお許しください。

ところで名前の「あれれ・歯医者さん」は一応、アーレ・ハイネセンのギャグのつもりですが、お気付きの方がいるかどうか・・・でも気付かれた時点で絞められそう(^^)。

> 自由惑星同盟というのは、実は宗教原理国家であるような気がします。
> まず成り立ちからして、長征一万光年というのは、構成員に強い使命感と、信念、自己犠牲を必要とする、難事業であったことは間違いないでしょう。

毛沢東の長征をもろに意識してますよね、このあたり。ピルグリム・ファーザーズにも似ていなくもないけど。
そういえば後日のイゼルローン政府でも、ヤン未亡人の元首としての肩書きは大統領ではなく「主席」でしたね(ちなみに沖縄が米軍統治下にあった時代にも、琉球政府の首長の肩書きは、知事ではなく主席でした)。

どんな国でも、成り立つためには根っこに「原理主義的な宗教的信念」が必要だと思います。しかし民主的先進国は、自由・平等・博愛といった普遍的理想を原則にかかげることで、宗教と政治の区分をきちんとわけ、もって信条や言論や結社の自由を保障し、生活文化では、むしろ世俗性を許容し拡大していく傾向があると考えます。アメリカがその典型です。
フリープラネッツはアメリカどうよう、かなりの世俗的国家であったのでは? 少なくとも自由惑星同盟の社会描写においては、中産階級の快適で自由な市民生活を連想するものが多かったと感じています(悲惨な貧困層の描写は、むしろ帝国側に多かったような)。
実際そうでなければ、地球教が暗躍してトリューニヒトに接触するのも難しかったはず。

フォーク准将に煽られて無茶な外征をやったことにしても、十字軍のように熱狂的大衆運動のような草の根レベルの自発性はなく、密室(民主国家でも、最高にデリケートかつ重大な議論のさい、密室性を伴うこと自体は不自然ではありません)での閣議で、次の選挙を気にする世俗政治家が決めたことですからね。
むろん民主国だって、ヒステリーを起こすことはあります。たとえばマッカーシズムの赤狩りですが、どうもフリー・プラネッツには「商売極右」のカリカチュアはいても、草の根の魔女狩り運動のような、よしあしはともかく個人の金銭的打算のない、一本気な雰囲気はみられません。トリューニヒトは、どうみてもダレスやマッカーシーではない。
もっとも救国軍事委員会には、魔女狩りや赤狩りの色彩がありますが、ヤンやジェシカはおろか、トリューニヒトにとってさえ迷惑な(実質がそうだったとはいえ)幕間狂言あつかいです。戦前の枢軸国民のように、ファシズムに呼応し迎合する大政翼賛的な大衆がいなかったばかりか、反対集会まで行われているのは、フリー・プラネッツの大衆が健全であることを逆に証明しています。

もしも行き詰ったイライラ感にさいなまれてクーデターに迎合し、「売国奴と帝国のやつらは皆殺しだ!」と熱狂する大衆があのとき現れていたら、ヤンはどう対応するのか? ファシズムに熱狂する群集の鎮圧ができるのか?
・・・こういう命題がでてくるので、そういう方向に話がいかないようにしたのでしょうが、それが結果的にフリー・プラネッツの「民主社会としての健全さ」を暗に証明してしまったといえ、どこか不自然な、後味のわるい?筋立てになってしまったと感じています。
言い換えれば、青臭い「自分だけいい子でいようとする、お気楽な反体制不満分子」たる左翼書生のヤンが、本当の意味で「民主主義の守護者として責任をもつ」ことへの、試練を受けなかったことになるからです。

むしろ宗教的熱狂性という意味では、カリスマ君主を戴き、かつ専制王朝の衣鉢を継いだラインハルトの銀河帝国のほうが、はるかにその色彩が濃い。宗教性をおびた専制国家に世俗国家が敗れていく、という印象のほうが、私には強かったです。

> それにとリニューニヒトが政権につくまでさんざん好戦論をぶっておきながら、政権についたとたん講和を口にすれば、軍部にとっても裏切り者、政治献金してきた軍需産業にとっても裏切り者、国民にとっても背教者、そんなに長くは生きられませんね。

トリューニヒトは(失敗する)外征に反対したのに糾弾された形跡もなく、ましてそのおかげで政権を掌握した人物です。そのあとは平和共存に専念してこそ、自然な流れのように思えます。
幕末、攘夷論に反対して刺客におそわれた長州の志士・井上馨も、下関戦争の敗戦処理にあたって台頭し、かつて自分を排除した開戦論者にたいして完全な優位をかちとったことが、政治家としてのスタートでした。
明治の元勲となった後日の井上が、軍需産業に大いにかかわり、私腹を肥やしたことは悪名高いものの、軍需産業のピエロになったという事実はありません。名は忘れたけど、渋谷なんとかという明治日本の近代産業の大立者でさえ、井上には「御前」とよび、あくまでへりくだった態度だったとか。
ましてトリューニヒトのこと。軍需産業を舌先三寸で懐柔するくらい朝飯前、まして憂国騎士団のはねっかえりがテロリストになる程度のことなら、恐れるに足りません。

それにしても。
帝国への外征の大敗で名将勇卒をあまた失い、厭戦気分がひろがり、講和しようという強力な世論が出てくる。政府がそれを無視できなくなる・・・・そういう、とうぜん予想できるはずの民意の動きが、記憶の限りではまったく描写されていないのが、そもそも異様だったのではないかと。
外征開始のときの政策決定においてはあれほど政府閣僚たちに重視されたはずの「世論」が、なぜかその後の同盟政府の変転においては、完全に、かつ「意図的に無視されている」という印象を、私は受けたしだいです。

もともと政界に興味も人脈も無いヤンだって、ほんらい政敵ではありえないことが、トリューニヒトなら理解できたはずなんですがね。クーデターから解放されたかれとの会見にあたって、顔は迷惑そうなくせに、あっけなく握手演出にヤンが応じた時点で。あれで分からなければ、ほんらい政治家としては平凡以下なんですが・・・・

> 報道されなくなったアフガニスタンも未だ戦争は続いている。タリバンもアルカイダもいなくなったわけじゃない。イラク戦争は確実に世界経済にダメージを与え、世界同時大恐慌という70年前の悪夢が再来しかねない。アメリカの政策ではテロはなくならない。

ここからは話題がずれますが、軍事的観点からみれば、銀河帝国と反米テロリストやイラクは格が違いすぎて、比較の対象にするのは難しいのではないかと。
むろん、アメリカの政策でテロが根絶できないというご指摘はある意味、確かなことです。とはいえ武力を背景にしない解決法が、テロリストや「冷戦負け組みの残党」たる独裁国家にたいし無効であるのも確かですし、細かな実務レベルでのミスの指摘はさしおくとして、別枠で議論を楽しみたいところです。

> そもそもアメリカの対外債務は2.5兆ドルを超え、3年以内に3.5兆ドル、10年以内に5兆ドルを超える。このままゆけばアメリカは破産する。なのに戦争を止めない。巧妙な戦略に見えてじつは破滅への道を歩んでいる。

正直、このあたりは、ほぼ全面的に同意します(^^)。
アメリカが今後、どう回生するのか、それとも混迷の度合いを深めているのか?・・・・ こういうシミュレーションにおいては、ぜひお知恵を拝借いたしたく思います。

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board4 - No.3422

Re:ちょっとレオン氏を擁護

投稿者:S.Inoue
2003年01月11日(土) 02時13分

> 「金を出して、あなたの本を買ってくれた読者は、あなたに何を言ってもいいんです」

作者が書いた本(創竜伝)がつまらなかったから冒頭をチラッと立ち読みしただけで買わなかった拙者は作者の田中芳樹氏に文句を言ってはいけないんでしょうか?(笑)

board4 - No.3423

アルスラーン戦記

投稿者:えむえむ
2003年01月11日(土) 05時30分

十巻が出てそんなにたってたのですね……
あれは本棚の隅っこで小さくなってますよw
なぜアルスラーンが出ないのか?
作者も忘れてるんではないだろうか?

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board4 - No.3424

Re:アルスラーン戦記

投稿者:えむえむ
2003年01月11日(土) 05時44分

まったく関係ないですが、俺の今好きな作家、赤城毅先生が
田中氏と近い様です。
一緒に旅行してたりしているらしい。
自分では『遅筆ですみませ~ん!!』と言ってる赤木毅先生だが、遅筆とは言えない。(遅くて11ヶ月くらい)
しかも赤来毅は後書きで謝りまくっている。
田中氏は赤木氏に見習わないのだろうか。

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board4 - No.3425

Re:民主国家と専制国家

投稿者:SAI
2003年01月11日(土) 06時23分

>自由・平等・博愛といった普遍的理想

実はこれこそが宗教の布教の理屈なんです。自分達だけの理想ではなく
全員がこれを信ずるべきだ、なぜならばこれは進んだ正しい教えだから
だ、こういえば解りやすいと思います。

なお、自由と平等は同時に実現することは不可能です。片方を追求すれば片方が失われる関係にありますので。それを両方実現しようというのは教義でしかないと思います。

なお、かのアメリカも結局は宗教国家です。各国の国情、価値観、生き方を無視して自由民主政治こそ理想だ、そうなるべきだ、それ以外は劣った間違った政体だ、正しい政体にしようというのでは宗教の布教と変わりません。

また、大統領就任の時には聖書に手を置いて宣誓します。それを拒否したら国民は認めないでしょう。
そのまえにキリスト教徒以外は大統領候補には選出されないと思います

さらにいえば,民主国家は理想的には国民の全員があるひとつの価値観
(信仰と言い換えてもいい)を抱いている必要がある。そうでないと
民主政治に必要なコンセサンスが得られないからです。
現実的には許容範囲はある、ただしその範囲を超えたら絶対に許容しない。そしてその幅は同じ国でも時代によって広がったり狭まったりします。

さて自由惑星同盟ですが、厭戦気分がひろがり、講和しようという強力な世論が出てこなかったのは二つ理由を考えられますね。ひとつは本当に出てこなかった、その場合は前に言った通り信仰しか原因は考えられない、もうひとつは本当は出てきたけど、記録しなかった。なぜなら、同盟政府は実はクーデター以後、民意を無視して行動するようになり、ラインハルトに打倒されるより先に民主政治は死んでいた。
反戦運動は情け容赦なく弾圧されていた。ヤンもそれを、少なくとも黙認した。
そんなヤンにとって都合の悪いことはすべてなかったことにした。

まあ、この時点で同盟政府が講和を言い出しても、帝国が受けるかどうか、(講和は優勢な方が言い出すものです)受けたとしても条件は過酷なものになり(イゼルローンの即時返還は必ず言います、その他に賠償金、領土の割譲もくっつく)、同盟がのめるかどうかというのもありますが。

>自由惑星同盟の社会描写においては、中産階級の快適で自由な市民生活を連想するものが多かったと感じています

首都ハイネセンの、それも一部だけしか書かなかったかもしれませんね、それは。無から有は作れない以上、戦争を続ける限り何をどうやっても全体の生活水準は下がってゆくからです。民主政治だろうが、封建政治だろうがそれは変わりません。

巨大戦争という浪費を続ける限りにおいて、なにをどうやっても生活は苦しくなります。どうしてそうなるかは以下に示します。

一年間の総生産を100としましょう。総収入も通常はやっぱり100です。ここで軍需に40とられたとします。100の収入で買えるものは60しかありません。この場合は以下の3つになります

1、何もしない場合
以前は60で買えたものが今度は100出さねば買えなくなります。
実質賃金は60に減りました。

2、増税の場合。
40を税金で取り立てれば、物価は上昇しません。使用可能な金は
60に減ります。

3価格統制をした場合
あっという間にものが売りきれ、お金は60しか使えません。40はただの紙切れです。

さらに言えば、戦争により資金供給が逼迫するため金利は上昇し、
投資が滞ります。生産設備の維持更新が困難になるので、生産性
が下がって行きます。手に入るものは年々少なく粗悪品になって行きます。

余談ですが、かのルビンスキ-も宗教的人間の一人です。なぜならば
戦争が続く限り、同盟も帝国も貧しくなってゆき、フェザーンの経済的利益はどんどん減少してゆき、フェザーンは破滅する。経済的合理性を考えるならば、ルビンスキーこそ、もっとも強力に和平を推進せねばならないんですが、むしろ戦争をあおっている。狂っているのでなければ経済以外の違う信念を抱いているように思えます

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board4 - No.3426

Re:アルスラーン戦記

投稿者:マイペンライ
2003年01月11日(土) 12時56分

> まったく関係ないですが、俺の今好きな作家、赤城毅先生が
> 田中氏と近い様です。
> 一緒に旅行してたりしているらしい。
> 自分では『遅筆ですみませ~ん!!』と言ってる赤木毅先生だが、遅筆とは言えない。(遅くて11ヶ月くらい)
> しかも赤来毅は後書きで謝りまくっている。
> 田中氏は赤木氏に見習わないのだろうか。

 どうもはじめて書き込みさせていただきます。
 ここいら辺の経緯は対談本「中欧怪奇紀行」(田中芳樹、赤城毅 共著)に詳しく書かれていますね。
 赤城氏は田中芳樹をエスコートして一緒に北ドイツを取材旅行したようです。で、その取材の成果があの凡作「バルト海の復讐」だったりするので油断がなりません(笑)。この対談本では例によってドラキュラを仙人と比べてコケにしたり、ブラド・ツェペシュをけなしたりしています。
 この本、巻末に二人のホラー短編が載っていたりするのですが、田中芳樹の「鏡」という短編は20世紀初頭のドイツを舞台にした「中国の鏡」(笑)の話なのですが・・・。

 (以下引用)
 伯父は五年前、陸軍小差として中国の天津にいた。例の「義和団事件」、排外的な民族主義者達の決起に直面し、「列強」と呼ばれる国々が北京に軍隊を送り込んだのだ。この軍隊は、北京の公使館地区にたてこもっていた自国の外交官や居留民を救出し、ついでに何千人もの中国人を殺し、放火と略奪をほしいままにした。
「黄色い異教徒どもに、心の底から思い知らせてやれ」
 出征する将兵に、皇帝ウィルヘルム二世はそう訓示したものだ。
 皇帝のお上品な勅命に、伯父はよろこんでしたがった。拳銃と軍刀で、三十人以上の「黄色い異教徒ども」を殺したのだ。そのうち、銃を持っていた者はひとりもおらず、大部分は女性と幼児と老人だった。
 この年、東洋におけるドイツ軍とロシア軍の行為は、「文明人の高貴さ」をしめす例証として、長く語り伝える価値があるだろう。ロシア軍の「活躍」は北京の外でもよく目立った。アムール河の岸に三千人の非武装の中国人を集めて大砲を撃ちこみ、全員を血と肉のかたまりに変えてしまった。ロシア聖教の賛美歌を合唱しながら、それをやってのけたそうである。
 (中略)
 いっそ仏教徒やヒンズー教徒の軍艦が、テムズ河やセーヌ河やエルベ河をさかのぼって、ロンドンやパリやハンブルクを砲撃し、略奪・殺人・放火をほしいままにすればいい。そうなったら、いくら兇暴で想像力の貧弱なキリスト教徒も、自分たちが異国でどんなことをやっているか身にしみて理解するだろう。それとも、それでもやはり思い知ることがないだろうか。
 (以下略)

 という感じで、相変わらず中国への思い入れはたっぷりです。
 主人公は中国好きなドイツ人青年(笑)ですし・・・。もうどうにでもしてって感じですかねえ?

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board4 - No.3427

訂正です。

投稿者:マイペンライ
2003年01月11日(土) 13時04分

 陸軍小差→陸軍少佐

 引用文を間違えるとは情けない(赤面)。

親記事No.3411スレッドの返信投稿
board4 - No.3428

Re:民主国家と専制国家

投稿者:観察中・・・
2003年01月12日(日) 06時23分

> なお、自由と平等は同時に実現することは不可能です。片方を追求すれば片方が失われる関係にありますので。それを両方実現しようというのは教義でしかないと思います。
>
うーん。

素朴な疑問なんですが、それは、あちらの思想にしばしば現れる、
「完全なものは神だけ。即ち、人間が産んだ自由・平等・博愛などの思想も、人間によって完全に達成される事はない」
と云う要件が欠落してないですか?

完全な自由・平等・博愛が原理的に達成不可能だからこそ、矛盾するそれらの
最大公約数を追求する事に意味がある。
なぜなら、それらは、代わりをするものが現れるまで、人間が掴もうとするには
十分な「高邁な理念」と云う奴であるから、と言うのではいけないのでしょうかね。

> なお、かのアメリカも結局は宗教国家です。各国の国情、価値観、生き方を無視して自由民主政治こそ理想だ、そうなるべきだ、それ以外は劣った間違った政体だ、正しい政体にしようというのでは宗教の布教と変わりません。
>
アメリカがそんなに理想主義的だとは思えないんですが。

要するに資源争奪に有利なところは眼中にあっても、自国の権益に大した影響がない限り、
(資源のないところ、金融に関係のないところは)基本的にほったらかしでしょう。
理想主義的でないから、美味しいところは襲って肉を喰らい、骨だけになったら
目もくれないんじゃないですかね。
・・そう云った「集団のエゴ」を薄皮一枚で覆っているのが、先に挙げた理念で・・
どろどろと渦巻く生存への欲求、豊かさへの盲目の欲求をかろうじて押さえつける
それには、一定の意味があるのではないか。
彼らが声高にそれ(理念)を叫ばなければならないのは、そうしなければ自分自身の暴力か、
外側からの暴力により食い尽くされてしまうと知っているからじゃないのでしょうか?

> さらにいえば,民主国家は理想的には国民の全員があるひとつの価値観(信仰と言い換えてもいい)を抱いている必要がある。そうでないと民主政治に必要なコンセサンスが得られないからです。
> 現実的には許容範囲はある、ただしその範囲を超えたら絶対に許容しない。そしてその幅は同じ国でも時代によって広がったり狭まったりします。

国家を擬人化して捉えすぎでは?

政策決定をやっている人々、犯罪者を裁いている人々の裁量の揺れは、確かに
時代により幅がある。
それはアメリカの赤狩りの歴史を見ても明らかですが・・・・
「許容範囲」とか「絶対許容しない」とは、何に対するどのようなリアクションを見て判断しておられるので?
というか、「ある一つの価値観」というのも、説明されていないので何のことかさっぱりわからないんですが・・

方程式の「X」がなんだか分からないままに、式だけがごろんと転がされているような感じで、
(つまり解が何も出てこない)
具体例に当て嵌めて教えていただけると、すっきりと理解が行ってありがたいと思うのですが。

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board4 - No.3429

Re:民主国家と専制国家

投稿者:SAI
2003年01月12日(日) 09時47分

>
> 素朴な疑問なんですが、それは、あちらの思想にしばしば現れる、
> 「完全なものは神だけ。即ち、人間が産んだ自由・平等・博愛などの思想も、人間によって完全に達成される事はない」
> と云う要件が欠落してないですか?

その思想は知りませんでした。教えてくれてありがとうございます。
>
> 完全な自由・平等・博愛が原理的に達成不可能だからこそ、矛盾するそれらの
> 最大公約数を追求する事に意味がある。
> なぜなら、それらは、代わりをするものが現れるまで、人間が掴もうとするには
> 十分な「高邁な理念」と云う奴であるから、と言うのではいけないのでしょうかね。

可能なことをやるというなら別にいいんです。適当に自由、適当に平等
というなら。ただ、不可能なことを実現しようとするとさまざま弊害が出ます。完全な自由を実現しようとしても、完全な平等を実現しようとしても。

私は実現不可能な高邁な理念ではなく、実現可能な理念のほうが大切だと思ってます。

>
> アメリカがそんなに理想主義的だとは思えないんですが。

もちろん、本音がそうだとはおもってませんが、戦争する際の大義名分にはつかってます。
かの十字軍とて本当の理由は経済問題でしたが、聖地奪還を持ち出し
ました。さらにいえばアメリカ軍の兵士は信じてる。まさか、
資源が欲しいから戦争やるんだ、エリートが美味しいところ
食べるためにおまえらは死ぬんだ、といわれても命令は聞かないでしょう。何らかの理想のためにといわねばならない。
アフガンでもソマリアでも、現地の人間の意思無視して民主主義押し付けようとしてますし。

>
> 要するに資源争奪に有利なところは眼中にあっても、自国の権益に大した影響がない限り、
> (資源のないところ、金融に関係のないところは)基本的にほったらかしでしょう。
> 理想主義的でないから、美味しいところは襲って肉を喰らい、骨だけになったら
> 目もくれないんじゃないですかね。
> ・・そう云った「集団のエゴ」を薄皮一枚で覆っているのが、先に挙げた理念で・・
> どろどろと渦巻く生存への欲求、豊かさへの盲目の欲求をかろうじて押さえつける
> それには、一定の意味があるのではないか。
> 彼らが声高にそれ(理念)を叫ばなければならないのは、そうしなければ自分自身の暴力か、
> 外側からの暴力により食い尽くされてしまうと知っているからじゃないのでしょうか?

意味が無いとはいってません。それが無くなったら、アメリカはばらばらになってしまうでしょう。宗教は阿片だといった人間いますけど
それならば人間は阿片なしでは生きられない生き物なのでしょうから。

ただあの国はアメリカ自身の定義に従えば世界最大のテロ国家であり、
やってることは宗教原理国家と変わらないとは思います。

>
> 国家を擬人化して捉えすぎでは?
>
> 政策決定をやっている人々、犯罪者を裁いている人々の裁量の揺れは、確かに
> 時代により幅がある。
> それはアメリカの赤狩りの歴史を見ても明らかですが・・・・
> 「許容範囲」とか「絶対許容しない」とは、何に対するどのようなリアクションを見て判断しておられるので?
> というか、「ある一つの価値観」というのも、説明されていないので何のことかさっぱりわからないんですが・・
>
> 方程式の「X」がなんだか分からないままに、式だけがごろんと転がされているような感じで、
> (つまり解が何も出てこない)
> 具体例に当て嵌めて教えていただけると、すっきりと理解が行ってありがたいと思うのですが。
>

そうですね。許容範囲が極端に狭まった例とあげれば、フランス革命があげられます。意見、信条がちょっと違う、それだけで反革命罪でギロチンにかける理由になった。

もう一例あげればパリ・コミューンの際、民主主義の敵とみなされた聖職者や軍人、役人等が虐殺された。

あるひとつの価値観というのは以下のフィクションを正しいと信じることです

民主主義こそ、もっとも現実的な社会の運営方法である
関係者の全員が、対等な資格で、意思決定に加わる
民衆は正しい。民衆の意見利益が政治に反映すればするほど良い。
投票結果は民衆の意思である

これを信じなくなれば民主主義は死にます

親記事No.3416スレッドの返信投稿
board4 - No.3430

Re:駆け出し作家業 激闘編

投稿者:匿名でしか悪口言えんのか
2003年01月12日(日) 14時36分

<なんすか?、これ。
<はっきり言えばいいじゃないっすか。

お ま え が な !

まあ、こういうテンパッた人の事は置いといて、速水先生(笑)、お仕事頑張って下さい。

親記事No.3416スレッドの返信投稿
board4 - No.3431

Re:駆け出し作家業 激闘編

投稿者:笑える!
2003年01月12日(日) 22時38分

なんすか?、これ。
はっきり言えばいいじゃないっすか。

↑これ、悪口かな・・・? はっきり言え、ていうのは、悪口だとは思わないけど。

> まあ、こういうテンパッた人の事は置いといて、

あはは、はいはい、置いといてください。

しかし、匿名を責めてる人が匿名なんだから、まいっちまうよね。
それに、この掲示板、匿名でもいいんでしょ?匿名(ハンドル名)で悪口言うな!なんて言い出したら、ここ、成立しないじゃないっすか。ほとんどの人が匿名(ハンドル名)だもの。

ま、でも、そこまで言うなら、ちょっと意地も見せちゃおかな。
えー、私の名前は梁成正といいます。ヤン・ソンギルと読んでください。はい、在日です。あ、拉致したほうの国じゃないですから。

ご希望とあらば、住所も公開しましょうか?電話番号も。串使ってるのは、友人のパソコンだからですよ。自分自身はパソコンもってないし、友人に迷惑かかるといけないから。

で、「匿名でしか悪口言えんのか」さん。ご高説はいいとして、貴兄は、自分の名前と住所、書き込めるのかな?

board4 - No.3432

こんにちは!!

投稿者:こうこう
2003年01月13日(月) 05時37分

HP拝見しました。

素敵ですね。。

私も作りましたが、まだまだです。

がんばらないと!

最近すごくうれしいことがあってハッピ-!

それでは、失礼します。

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