4代目掲示板過去ログ

WEBRANKING テキストサイト部門 サイトランキング 文学・小説・童話部門 mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

投稿ログ175 (No.3147 - No.3162)

親記事No.3138スレッドの返信投稿
board4 - No.3147

銀英伝は矛盾だらけ

投稿者:八木あつし
2002年10月25日(金) 05時08分

Kenさんどうも。
アニメ版も色々とおかしい場面がありましたね。
DVD化にあたり間違いを修正するそうですがどこまで行うかどうか……。
かなり予算が厳しいようなので。
修正された点としては、ガイエスブルクから帝都に直行する場面で、ファーレンハイトが「汚名挽回」と言ってしまった間違いを「汚名返上」に直しています。

親記事No.3138スレッドの返信投稿
board4 - No.3148

DVDでどこまで直った?

投稿者:Ken
2002年10月25日(金) 14時16分

初めに、前回の発言ではアニメのエピソード番号で大間違いをしましたので、訂正します。

第26話「さらば、遠き日」
第31話「査問会」
第40話「ユリアンの旅、人類の旅」
第54話「皇帝万歳(ジーク・カイザー)」
第59話「過去と現在と未来と」
第82話「魔術師還らず」
第103話「コズミック・モザイク」

が正しい番号です。他人の誤りをあげつらっておきながら、自分がこんな間違いをしでかし、製作者の方に失礼をしました。

さて、これに懲りずに、もう少しアニメ銀英伝の「間違い」について。私はDVDは見ていませんが、できれば直しておいてほしい、と思っています。それは、画面に字幕で登場する綴りです。

人名、地名、艦名などは、原作ではカタカナしか出ないのに、アニメではわざわざ「原語」の綴りを字幕で出していました。その意欲と労力はたいしたものだと思いますが、ちょっと間違いが多いですね。(だいたい、日本人相手に見せるビデオに、なぜ原語の綴りが必要なんだろう?)ごく一部を紹介しますと、

アレクサンドル・ビュコック→(字幕)Arexandor Bucock→(正)Alexandor Bucock
ヘルムート・レンネンカンプ→(字幕)Helmut Lennenkanpt→(正)Helmut Rennenkampf
アレックス・キャゼルヌ→(字幕)Alex Cazellnu→(正)Alex Caserne

等は、日本人の宿命ともいえる「R」と「L」の混同です。

オリビエ・ポプラン→(字幕)Oliver Poplan→(正)Olivier Poplan

勝手に「オリバー」にされて、ポプランも憤慨したでしょう。もっと憤慨したのは、次の二人のはずです。

ジョアン・レベロ→(字幕)Joan Lebello→(正)Joao Lebello
ドミニク・サン・ピエル→(字幕)Dominic San Piel→(正)Dominique Saint-Pierre

ややこしいですが、JoanとDominiqueが女性名、JoaoとDominicが男性名なのです。レベロが女性で、ドミニクが男では、冗談にもなりませんね。

同じ地名が異なる綴りで出てきたこともあります。

カプチェランカ→(第28話「肖像」)Capuchelanca→(外伝「白銀の谷」)Kapche-Lanka

また、原作の段階ですでに間違っていたものもあります。「ハ」行音の濁音と半濁音の混同です。

(誤)戦艦ヒューベリオン→(正)戦艦ヒューペリオン(Hyperion)
(誤)ベーネミュンデ侯爵夫人→(正)ペーネミュンデ侯爵夫人(Peenemunde)

宮中のG夫人に害意を抱いたのは、B夫人ではなく、P夫人でした。

親記事No.3096スレッドの返信投稿
board4 - No.3149

Re:銀英伝1,5部帝国大乱:双璧の争覇戦

投稿者:イッチー
2002年10月25日(金) 16時46分

基本的に八木あつしさんの設定が一番問題がないだろうと思います。ただ、揚げ足をとるようですが、細かい点を指摘させていただくと・・・。

 まず、バーミリオン後2年では皇帝はジークフリードではなく、カザリン・ケートヘンであろうということ。ジークフリードは皇帝の婚約者という扱いだと思われます。
 またルビンスキーの復権はあり得ないということです。地球教がルビンスキーの復活を認めないでしょう。おそらく、ボルテックでもルビンスキーでもない第三の人物が自治領主に祭りあげられると思います。
 また、帝国・同盟の講和会議での帝国首席全権は帝国宰相のロイエンタールまたは国務尚書のマリーンドルフクラスの大物であろうと思われます。ヒルダは随員という扱いでしょうか。同盟側全権は最高評議会議長レベロといったところでしょうか。

親記事No.3138スレッドの返信投稿
board4 - No.3150

Re:DVDでどこまで直った?

投稿者:八木あつし
2002年10月26日(土) 09時28分

このレスは、さしてドイツ語の知識が無い私が、知ったかぶって書いております。間違っていたらご免なさい。m(_ _)m

> 第54話「皇帝万歳(ジーク・カイザー)」
アニメ本編ではないのですが、第54話が収録されているアニメ版銀河英雄伝説レンタル用ビデオ(古い方です)のパッケージに書かれた巻タイトルは、何故か「ジーク・ハイル(皇帝万歳)」でした。
ジーク・ハイル! ナチス・ドイツですか(笑)
というより、どうしたらカイザーがないのに、皇帝万歳と訳せるのかが不思議です。ジーク・ハイルは、勝利万歳でしょう。 一体、徳間の誰がこんなバカな間違いをしたのやら。

ところでドイツ語で「ジーク」は「勝利」を意味します。つまり「ジーク・カイザー」は、「皇帝万歳」ではなく「皇帝勝利」のはずです。ところが銀英伝を読むと、「ジーク・カイザー・ラインハルト」が「ラインハルト皇帝ばんざい」となっています。これはどうしてなんでしょう? いわゆる誤訳なのでしょうか。それとも誤植(笑)

徹底予想
1・田中氏は、機動戦士ガンダムの「ジーク・ジオン」のフレーズを気に入っており「ジーク・カイザー」として使った。その時田中氏は、ジオン勝利と取らずにジオン万歳と取り、誤認してしまった。つまりドイツ語の知識が最初から無い。
2・ドイツ語で「万歳(祝福の言葉)」とは「ハイル」である。そのためドイツ語に忠実に「ハイル・カイザー(皇帝ばんざい)」「ハイル・カイザー・ラインハルト(ラインハルト皇帝ばんざい)」にすると、あまりにも有名なナチス・ドイツの「ハイル・ヒトラー」と被ってしまう。それを田中氏は嫌い、あえて誤訳としりつつ「ジーク・カイザー(皇帝ばんざい)」とした。
3・現在のドイツ語とは全く関係ない。銀河帝国公用語では、「ジーク」が現在の日本語でいう「ばんざい」である。

実際は、どうなのでしょう? 誰か教えてください。
私は「ハイル・カイザー」でも構わないんですけどね。アニメ版銀英伝のラインハルトの戴冠式では、帝国の武官・文官のどちらも「ナチス式敬礼」をしながら「ジーク・カイザー・ラインハルト」って叫んでいたのだから。

> さて、これに懲りずに、もう少しアニメ銀英伝の「間違い」について。私はDVDは見ていませんが、できれば直しておいてほしい、と思っています。それは、画面に字幕で登場する綴りです。
>
> 人名、地名、艦名などは、原作ではカタカナしか出ないのに、アニメではわざわざ「原語」の綴りを字幕で出していました。その意欲と労力はたいしたものだと思いますが、ちょっと間違いが多いですね。(だいたい、日本人相手に見せるビデオに、なぜ原語の綴りが必要なんだろう?)ごく一部を紹介しますと、
>
> アレクサンドル・ビュコック→(字幕)Arexandor Bucock→(正)Alexandor Bucock
> ヘルムート・レンネンカンプ→(字幕)Helmut Lennenkanpt→(正)Helmut Rennenkampf
> アレックス・キャゼルヌ→(字幕)Alex Cazellnu→(正)Alex Caserne
>
> 等は、日本人の宿命ともいえる「R」と「L」の混同です。
>
> オリビエ・ポプラン→(字幕)Oliver Poplan→(正)Olivier Poplan
>
> 勝手に「オリバー」にされて、ポプランも憤慨したでしょう。もっと憤慨したのは、次の二人のはずです。
>
> ジョアン・レベロ→(字幕)Joan Lebello→(正)Joao Lebello
> ドミニク・サン・ピエル→(字幕)Dominic San Piel→(正)Dominique Saint-Pierre
>
> ややこしいですが、JoanとDominiqueが女性名、JoaoとDominicが男性名なのです。レベロが女性で、ドミニクが男では、冗談にもなりませんね。

DVDの人名字幕では、
Walter von Schenkopp→Walter von Schönkopf
Yang Wenli→Yang Wen-li
と修正されております。
原語の字幕は、日本語吹き替えの映画風ですね。私はカッコイイから好きです。間違いには語学力が無いのでで気づかないし(笑)

> また、原作の段階ですでに間違っていたものもあります。「ハ」行音の濁音と半濁音の混同です。
>
> (誤)戦艦ヒューベリオン→(正)戦艦ヒューペリオン(Hyperion)
> (誤)ベーネミュンデ侯爵夫人→(正)ペーネミュンデ侯爵夫人(Peenemunde)
>
> 宮中のG夫人に害意を抱いたのは、B夫人ではなく、P夫人でした。

ヤン艦隊旗艦ヒュー“ペ”リオンでは、何か力が抜けそうです。日本人的感覚では、やはりヒュー“ベ”リオンの方が語呂的によろしいかと思います。

親記事No.3138スレッドの返信投稿
board4 - No.3151

Re:DVDでどこまで直った?

投稿者:Ken
2002年10月27日(日) 01時43分

八木あつしさん、どうも。

>ヒュー“ペ”リオンでは、何か力が抜けそうです。日本人的感覚では、やはりヒュー“ベ”リオンの方が語呂的によろしい

あはは、なるほど武蔵坊弁慶は「べんけい」だから強そうなので、「ペンケー」では敵にばかにされそうですね。「Hyperion」は英語では「ハイペリオン」だから「ヒューペリオン」はきっとギリシャ語でしょう。ギリシャ語と英語の読み方が違うのなら、「日本語ではヒューベリオン」でもよさそうです。

私は、「ジーク・カイザー」は、「ジーク・ジオン」ではなく、やはり「ジーク・ハイル」からとっていると思います。

ゴールデンバウム朝時代には、皇帝を称えるとき、「全人類の支配者にして全宇宙の統治者、天界を統べる秩序と法則の保護者、神聖にして不可侵なる・・・」という大仰な言い方はしますが、「ジーク・カイザー」は使われていません。田中先生は、銀河帝国ではなくラインハルトの帝国に限って、外見をナチスに似せたのでしょう。私は、キルヒアイスの旗艦名「バルバロッサ」にも驚きました。昔の皇帝の名前ですが、それよりも第二次大戦でドイツがソ連に侵攻した時の作戦名として非常によく知られており、例えば「関が原」という岐阜県の一地名が、連想の上で徳川対豊臣の決戦に直結するように、「バルバロッサ」といえばナチス対ソ連の戦いの異名になっているほどです。ナチスとの類似はアニメではさらに進み、八木さんが挙げられた、右手を伸ばす敬礼まで登場しました。(ラインハルトの戴冠式だけでなく、彼がロイエンタール治下のノイエラントへ発つシーンでも、兵士たちがやっていました。)このシーンはヨーロッパ人が見たら、大変にショッキングだと思います。私はオランダで友人と外食をしているとき、なかなか来てくれないウェイターの注意を惹こうと、右手を上げたことがあります。その途端にオランダ人が「よせ!」と叫び、私の手をつかんで引きずり降ろしました。「ハイル・ヒトラー」に見える、というのです。製作者がそのような事情を知らなかったとは、思えません。

田中芳樹さんは、むろんネオ・ナチではなく、ある国家や体制を一方的に悪と決めつけることの危険(正確には、そのような国の人を悪人と決めつける危険)を、最も刺激的な形で訴えたのでしょう。銀英伝の執筆が20年前ではなく今だったら、ナチスの代わりにソ連が使われたかもしれません。

ただ、やはりこのような表現法が非常に刺激的で、一歩間違うと作品を社会的に葬りかねない危険を持ちます。「ハイル・カイザー」ではなく「ジーク・カイザー」にしたのも、そのあたりを考慮した困難な選択だったのではないでしょうか?

>Walter von Schenkopp→Walter von Schönkopf
>Yang Wenli→Yang Wen-li

そうでしたか。情報ありがとうございます。たしかにネットで検索すると、「Schoenkopf」という姓はあっても「Schenkopp」はないようですね。もし時間があれば、ジョアン・レベロとドミニク・サン・ピエルのチェックをお願いできませんでしょうか?私の記憶が正しければ、二人とも第12話「帝国領侵攻」で初登場したと思います。誤りを完全に追放するのは難しいでしょうが、男女の名前を間違えるのは、いくらなんでも恥ずかしい。

親記事No.3138スレッドの返信投稿
board4 - No.3152

Re:DVDでどこまで直った?

投稿者:八木あつし
2002年10月27日(日) 04時50分

Kenさん、どうもこんにちは。

> 私は、「ジーク・カイザー」は、「ジーク・ジオン」ではなく、やはり「ジーク・ハイル」からとっていると思います。

ここの部分は、「ジーク・ハイル」かもと思いました。ただ田中氏はガンダムを知っているので、もしかしたら?と思ったわけです。

> ゴールデンバウム朝時代には、皇帝を称えるとき、「全人類の支配者にして全宇宙の統治者、天界を統べる秩序と法則の保護者、神聖にして不可侵なる・・・」という大仰な言い方はしますが、「ジーク・カイザー」は使われていません。田中先生は、銀河帝国ではなくラインハルトの帝国に限って、外見をナチスに似せたのでしょう。私は、キルヒアイスの旗艦名「バルバロッサ」にも驚きました。昔の皇帝の名前ですが、それよりも第二次大戦でドイツがソ連に侵攻した時の作戦名として非常によく知られており、例えば「関が原」という岐阜県の一地名が、連想の上で徳川対豊臣の決戦に直結するように、「バルバロッサ」といえばナチス対ソ連の戦いの異名になっているほどです。ナチスとの類似はアニメではさらに進み、八木さんが挙げられた、右手を伸ばす敬礼まで登場しました。(ラインハルトの戴冠式だけでなく、彼がロイエンタール治下のノイエラントへ発つシーンでも、兵士たちがやっていました。)このシーンはヨーロッパ人が見たら、大変にショッキングだと思います。私はオランダで友人と外食をしているとき、なかなか来てくれないウェイターの注意を惹こうと、右手を上げたことがあります。その途端にオランダ人が「よせ!」と叫び、私の手をつかんで引きずり降ろしました。「ハイル・ヒトラー」に見える、というのです。製作者がそのような事情を知らなかったとは、思えません。
>
> 田中芳樹さんは、むろんネオ・ナチではなく、ある国家や体制を一方的に悪と決めつけることの危険(正確には、そのような国の人を悪人と決めつける危険)を、最も刺激的な形で訴えたのでしょう。銀英伝の執筆が20年前ではなく今だったら、ナチスの代わりにソ連が使われたかもしれません。
>
> ただ、やはりこのような表現法が非常に刺激的で、一歩間違うと作品を社会的に葬りかねない危険を持ちます。「ハイル・カイザー」ではなく「ジーク・カイザー」にしたのも、そのあたりを考慮した困難な選択だったのではないでしょうか?

確かに「ハイル・カイザー」や「ハイル・カイザー・ラインハルト」では、一部のファンにはともかく、大部分の一般ファンが引いてしまうかもしれないですね。
ただナチ式敬礼は、大勢の人間が行うシーンはとても見栄えがよろしいです。アニメの戴冠式シーンで文官は、さすがに軍人式の敬礼をするわけにもいかず、かといってバンザイと手を挙げるのは非常に見栄えが悪い。「ハイル・ヒトラー」はかなりの人は知っていますが、ナチ式敬礼は意外に日本人は知らないと思います。その辺りも考慮した結果かもしれませんね。

> >Walter von Schenkopp→Walter von Schönkopf
> >Yang Wenli→Yang Wen-li
>
> そうでしたか。情報ありがとうございます。たしかにネットで検索すると、「Schoenkopf」という姓はあっても「Schenkopp」はないようですね。もし時間があれば、ジョアン・レベロとドミニク・サン・ピエルのチェックをお願いできませんでしょうか?私の記憶が正しければ、二人とも第12話「帝国領侵攻」で初登場したと思います。誤りを完全に追放するのは難しいでしょうが、男女の名前を間違えるのは、いくらなんでも恥ずかしい。

いや、実は私はブツをもっていないんですよ。ヾ(;´▽`A``
以前、購入した先輩に頼んでシェーンコップの字幕とファーレンハイトの言い間違い(有名なところだけ)を調べてもらったわけでして。ヤンの字幕が変わっているのは、その時にたまたま気づきました。
頼んだときには、他に間違っている字幕があるとは知りませんでした。知っていればその時に調べてもらったのですが。
そこで先程、久しぶりに先輩に連絡を取りました。するとようやく職を見付けられて実家を出られたそうでして、現在仕事を覚えるためにも脱アニメ中で、実家に全ての欲望を置いてきたとのことでした。
実家に帰るのは、来年にならないと分からないとのことで、当面調べてもらえそうにありません。
Kenさんまことに申し訳ありません。
タナ撃つ常連の方でDVDを持ってらっしゃる方がいましたら、誰か情報をお願いします。
もしくは他サイトですが「銀河英雄伝説が好き!」の管理人さんがDVD寸評をやっていらっしゃるので、そこを当たってみるのも良いかもしれません。
それでは今回はここで失礼します。(^-^)/~~

そういえば、らいと○たっふ社長兼田中氏秘書の方がそこの掲示板に出没されていました。このタナ撃つにもいつか来て欲しいですね。

親記事No.3142スレッドの返信投稿
board4 - No.3153

Re:CLAMP版創竜伝ゴールデンで放送決定

投稿者:ソルジャー大佐
2002年10月27日(日) 14時14分

> ttp://ex.2ch.net/test/read.cgi/news/1035434485/
>
> 【月曜19時】田中芳樹・創竜伝【新番組】
>
> 1 :番組の途中ですが名無しです :02/10/24 13:41 ID:/wxPvOEn
> ソースは少女漫画板CLAMPスレ
>
> 3月で犬夜叉が終わり、講談社ノベルズ・文庫の作家田中芳樹
> 「創竜伝」がはじまるらしい。
> 絵はノベルズのFFの人のじゃなくて、文庫版のCLAMPの
> 絵柄らしい。
> 過去にレイアースが放送されていた時間帯で、サンデタイム
> またも崩れる。
> 未完結作品をアニメ化とはなぁ・・・。

こんばんは!! ソルジャー大佐です。
横レスで失礼いたします。

名無しさん、早耳情報有り難う御座いますm(_ _)m
「創竜伝」という作品の内容をろくに吟味もせず、
単純に主人公兄弟の外見(内面は安物の紅茶の三番煎じ)に惑わされるミーハー・やおいな視聴者目当ての、
浅はかな視聴率獲得戦術と言わねばなりますまい。
(内容が原作のように「くだらない」ものなら、小官は絶対に視聴しません!! でも、一応は初回だけは見てやるか・・・)
やれやれ、また祖国・日本と国際情勢に言われ無き偏見と誤解を持った青少年が増殖されますな・・・( ̄□ ̄;

それでは、
今回の横レスはここ迄にいたしとう御座いまする<(_ _)>

親記事No.3138スレッドの返信投稿
board4 - No.3154

Re:今更な話題ですが

投稿者:ソルジャー大佐
2002年10月27日(日) 14時35分

またまた横レスで失礼します。
ソルジャー大佐です。

小官も原作で気になる誤記?があります。
レンネンカンプを紹介している第6巻・飛翔篇「ある年金生活者の肖像」に、「将来のゴールデンバウム王朝の創始者が脳裏で作成していた人材登用リストに、・・・」のくだりがあります。
前後の文意から、脳裏で人材登用リストを作成していた人物は、明らかにラインハルトをさしていることは間違いありません。
(言うまでもなく、ラインハルトはローエングラム王朝の創始者ですね・・・笑)
原作者・田中芳樹氏の誤記か? 出版社・徳間書店の誤植なのか?
どなたか、裏事情をご存じの方はいらっしゃいませんか?

それでは、
今回の質問レスはここ迄にいたしとう御座いまする<(_ _)>

親記事No.3138スレッドの返信投稿
board4 - No.3155

Re:今更な話題ですが

投稿者:ROM(デュアル文庫版を買ってしまったバカ)
2002年10月27日(日) 14時51分

たぶんここに来てるような方々は文庫を持ってないと思うので、でしゃばってみます。
ソルジャー大佐さん、ご指摘の件、デュアル文庫11巻では直ってます。気になったのでノベルス版も引っ張り出してみましたが、確かにゴールデンバウムになってますねえ。
どうでもいいけど、この二冊、字の大きさがえらく違うなあ。文字をでっかくして2冊に分けて再出版というのは、我ながらバカなものに手を出したもんだという気がします。というか、デュアル創刊時の大幅加筆修正という売り文句につられただけなんですが。

親記事No.3096スレッドの返信投稿
board4 - No.3156

Re:銀英伝1,5部帝国大乱:双璧の争覇戦

投稿者:僧侶T
2002年10月27日(日) 15時27分

 どうも、僧侶Tです。個人的な用事で書き込みできませんでしたが、その用事も片付きましたので再び書き込みします。
> また地球教が帝国の辺境諸惑星で騒乱を起こすと考えたのは、僧侶Tさんの考えられたように、後の地球教の布教・オルグへの布石としてです。ちなみに共和革命という形をとったのは、帝国民衆に芽生えた民意の高まりを利用するため。
> ラインハルトの死によって帝国民衆はこのまま解放路線が進むのか、と疑問を抱くはずです。そこを地球教が突き、各地で騒乱を起こさせ、あえて帝国軍に騒乱を鎮圧させます。帝国軍は不安定な情勢を拡大させないため、徹底的な鎮圧を行うでしょう。そのことで一部の民衆には、帝国政府への不信感が根付くでしょう。
> 帝国政府は駄目、共和主義も駄目、ならば何か……そうだ地球教だ!(笑)
> 「第2部」の設定では、一応地球教団艦隊(笑)が出てくることになっています。しかし、地球の住民だけでは艦艇乗員がまず足りないと思います。そのため、帝国政府の目が届きにくい辺境の住民を、地球教がオルグして将来の艦艇乗員として連れていくための作戦だと思って下さい。
> 地球教
> 地球教の戦力は、実質的にはテロ戦力でしかありません。地球教の有する力は、その存在の秘密性に起因します。そのため地球教を大活躍?させるためにも、その存在は1.5部ではまだまだ隠し、「第2部」において華々しく登場させたほうがよろしいのではないでしょうか。
 なるほど。拙僧は1,5部の時点で地球教が本格的に動き出すのかと思っていましたが、第2部の布石だったのですね。意図を読みきれず、失礼しました。

 ところで、バーミリオンの直後、ユリアンがフェザーンに潜入して扇動工作を行う、という話がありましたけど、やはりカリンとコンビを組むのでしょうか(笑)仮にそうだとすれば、格好の外伝のねたですね。…すいません、あまり書くことがないものでくだらないことを書き込んでしまいました。

親記事No.3144スレッドの返信投稿
board4 - No.3157

Re:銀英伝1.5部または第2部・外伝

投稿者:八木あつし
2002年10月27日(日) 17時38分

うひゃ~、イッチーさん。上手いですヽ(´▽`)/
史実のラインハルト暗殺未遂事件をヤン暗殺未遂事件へ見事に置き換えられています。
オーベルシュタイン元帥の役割を、シェーンコップ国防委員長が充分に果たしていますね。
IFには、バタフライ効果や歴史の復元力という要素がありますが、今回のイッチーさんが書かれたIFシナリオは、まさしくそれが上手く活かされた話だと思います。
本来ヴェスターランドの虐殺の結果、ラインハルトが受けるはずだった暗殺未遂事件。それがラインハルトのバーミリオン会戦で戦死したことで無くなってしまった。
そしてヤンが政府の無条件停戦命令を破ることによって投じた一石が、ハイネセン虐殺を呼び、ヤンも最高権力者への道を歩むことになる。しかし、歴史の復元力がラインハルトへの暗殺未遂事件をヤンに置き換える形で再現させた、という感じでしょうか。
ハ……Σ(゜ロ゜;) ということはヤン家には新しい子供が生まれるのか。(バカ)

イッチーさん、素晴らしい外伝でした。
私も1.5部のシナリオは考え尽くしたので、そろそろ第2部のIFシナリオを考えてみようと思います。

board4 - No.3158

銀英伝世界で人工知能はどれ位発達しているか?

投稿者:ビンス・マクマホン三世
2002年10月28日(月) 06時38分

先日、チェスの世界チャンピオンと、ドイツのコンピューターの対戦が行われ人間側が引き分けに持ち込むのがやっとと言う結果に終わりました。
以前既に人間が破れているのでリベンジなるかと思いましたが、思いのほかコンピューターは強かったようです。

ところで、銀英伝ではよく3次元チェスが遊ばれているようでしたが
この時代だとどれ位の力量なのでしょう?
なんか、圧倒的な差が出来ているような気がするのですが…
さらにいうと、サッカーの出来るロボットも50年以内に出来るという話も聞きます。こっちの方もどんな感じになってるんでしょうか?

親記事No.3158スレッドの返信投稿
board4 - No.3159

Re:銀英伝世界で人工知能はどれ位発達しているか?

投稿者:SAI
2002年10月28日(月) 11時29分

>
> ところで、銀英伝ではよく3次元チェスが遊ばれているようでしたが
> この時代だとどれ位の力量なのでしょう?

3次元チェスのルールがよくわからないので、今のチェスに似たものと
考えて、駒は取りきりだとすれば、終盤になればなるほど選択肢が減っていくのでコンピュータが人間のチャンピオンに勝てるでしょう。

> さらにいうと、サッカーの出来るロボットも50年以内に出来るという話も聞きます。こっちの方もどんな感じになってるんでしょうか?
>
そりゃ人間とロボットがサッカーやればロボットが勝つでしょうね。
金属でできたロボットがタックルすれば人間の足の骨が簡単に折れるし、ヘディングが人間の頭にあたれば頭蓋骨が砕ける。
危なすぎて人間とロボットのサッカーなんてできませんね。

親記事No.3158スレッドの返信投稿
board4 - No.3160

Re:銀英伝世界で人工知能はどれ位発達しているか?

投稿者:Ken
2002年10月28日(月) 15時06分

ビンス・マクマホン三世さん、こんにちは。(面白いHNですね。もしかしてプロレスファンですか?)

ところで、はじめに断っておきますが、私は、あなたは中学生か、高校生くらいの年齢かな?と勝手に想像しています。(もし違っていて、立派な大人の方でしたら、平身低頭で謝ります。)ですから、大人が子供に、先生が生徒に話しかけるような口調になるかもしれませんが、どうか気を悪くしないでくださいね。

お尋ねの件ですが、銀河英雄伝説は、私たちの時代から約1600年後の未来を舞台にしています。ご質問は、今から1600年も経つと、コンピュータやロボットがどれだけ進歩しているか、という意味でしょうか?それとも、銀英伝の小説またはアニメの中に、人工知能やロボット技術に関する記述があるか、という意味でしょうか?

後の方の意味だとしたら、銀英伝にそのような記述はありません。コンピュータは出てきますが、フェザーン航路局のコンピュータのように、あくまでも「情報の格納庫」としてのもので、「人間の代わりにものを考える」人工知能ではありません。もちろんデータベースがあるなら、検索とかバックアップとかセキュリティ維持とかを「賢く」やるアルゴリズムを持っているかもしれませんが。

ロボットは全く出てきません。ただし、義手とか義眼といった、その系統の技術は出てきます。義手はラインハルトの部下のワーレンと、その部下のリンザーが、義眼はやはりラインハルトの部下のオーベルシュタインが着けています。

ご質問が、一つ目の意味だとしたら、残念ですがまったく分かりません、としか言えません。私たちの時代よりはるかに進んでいるかもしれないし、逆に退歩しているかもしれないのです。いや、銀英伝の世界に限っていうなら、後者の可能性が大きいとすら、私は思っています。

もちろん、銀英伝には超光速飛行に代表される「未来のテクノロジー」が登場します。でも、ワープを行うのに、どれほど優れたコンピュータが必要かとなると、ワープの原理そのものが不明なので、なんとも言えないのです。ヤノーシュ博士が発見した理論が、ニュートンやアインシュタインが発見した理論のように、数学的に非常にすっきりしたものだったら、案外ポケット電卓で計算ができるかもしれません。

「まさか、いくらなんでも今より退歩しているはずがない」と思われるかもしれませんね。確かに、私たちが生きている今の時代には、コンピュータの演算速度が遅くなったり、アルゴリズムがより効率の悪いものになるなんてことはありません。それには、大きな理由があります。それは、いろいろな情報を、世の中に広く知らせるシステムがあって、誰かがある発明や改善をすると、他の人たちがそれを知り、それを基礎にして、さらに改善をすることができるからです。

「情報を広く知らせるシステム」というと、例えばインターネットのような技術的なものもあります。でも、もっと大切なことは、「情報を広く、多くの人に知らせることがよいことだ」という考えが、社会を支配していることなのです。それでは、そういうことが悪いことだ、という考えもあるのでしょうか?実はあるのです。そして、そのような社会では技術や知識が失われた例が、歴史上いくつもあります。

例えば、ここに一人の王様がいます。彼は王様なので、しもじもの者ができない贅沢ができるし、人を殺すような悪いことをしても罰せられません。当然、彼はいつまでも王様でいたいと思うでしょう。それにはどうすればよいでしょうか?

秘密警察を組織して、反対者を片っ端から投獄・処刑するのも一案です。これは、昔の中国やロシアの帝王が最も得意としたやり方です。しかし、そういう組織の維持にはコストがかかるし、民衆の反発も招きます。ですから中国やロシアの帝王には、革命で殺された人もいるのです。

もっと効率のよいやり方があります。それは、「統治」という王様の仕事をするのに必要な情報を独占し、その上で、民衆の生活をある程度は保護してやることです。例えば、王国のある地方が飢饉になり、別の地方が豊作になったとすると、その情報を持っている王様は、豊作の地方から飢饉の地方へ食物を移送して、人民を飢饉から救ってやることができます。救われた人民は王様に感謝し、王の地位は安泰になるでしょう。

でも、この王様にこんなことができるのは、王様が特別に賢いからではなく、他人が持っていない情報を持っているからなのです。ですから、この王様は、情報が広く自由に伝わることを何よりも恐れ、力の限りそれを妨害します。そうなると、情報は伝わらなくなり、知識は失われ、技術は衰えます。

さらに、科学技術の進歩には、もう一つの大切な必要条件があります。それは、技術の進歩に貢献した人が、報われるということです。いくら努力して、すごいコンピュータやロボットを開発しても、一文の得にもならないのでは、大抵の人はやる気をなくします。成果を出した人は出さなかった人よりも豊かになれる、という条件があってこそ、人間は努力をするのです。40年以上も続いた「冷戦」で、ソ連がついにアメリカに屈したのは、「成果を出した人が報われる」社会システムを、アメリカほどには持っていなかったことが、最大の原因です。だから、ソ連は、せっかく高度の教育を施した人材に、大量にアメリカへ逃げられるという悩みを抱えていました。今は、中国が同じ問題で悩んでいます。

銀英伝に話を戻しますと、ゴールデンバウム家の銀河帝国は、上に挙げた理由で、科学技術を進歩させる最も大切な社会条件と、本質的に矛盾する体制をとっています。これでは、技術は衰えるばかりです。特にコンピュータ技術のような、帝国の支配構造を揺るがす性質のものは、決して進歩しないように、二重三重の封印をかけたと思います。

自由惑星同盟は、社会体制としては科学技術が進歩する形を持っています。ただ、同盟はとにかく歴史が浅く、しかも最初はわずか16万人しか国民がいなかったのです。多産を奨励し(一組の夫婦が、平均6人くらいの子供を作ったと、私は推定しています)、270年で130億まで増えましたが、それだけで人類社会全体を長年覆ってきた衰勢を挽回するのは、容易ではないでしょう。

親記事No.3096スレッドの返信投稿
board4 - No.3161

Re:銀英伝1,5部帝国大乱:双璧の争覇戦

投稿者:イッチー
2002年10月28日(月) 17時23分

>  ところで、バーミリオンの直後、ユリアンがフェザーンに潜入して扇動工作を行う、という話がありましたけど、やはりカリンとコンビを組むのでしょうか(笑)仮にそうだとすれば、格好の外伝のねたですね。…すいません、あまり書くことがないものでくだらないことを書き込んでしまいました。
>

 調子にのってこんなのを書いてしまいました。
 バーミリオン直後、同盟軍は帝国をゆさぶり、帝国の同盟再侵攻を食い止めるため、フェザーンに諜報部員を送り、フェザーンで暴動を起こさせることとした。その危険な任務に自ら名乗りをあげたのがユリアン・ミンツ中尉とカーテローゼ・フォン・クロイツェル伍長であった。二人は他の諜報部員とともによくその任務をこなし、フェザーン暴動を成功させ、それぞれ大尉と軍曹に昇進した。しかし、それより二人にとって重要だったのは、二人が協力し合って危険な任務を遂行するうちに互いに愛情が芽生えたことであった。バーミリオンから2年後、イゼルローン再奪取作戦に従事して、大活躍をしたユリアンは2階級時間差特進で中佐に昇進し、カリンも准尉に昇進した。イゼルローン要塞がお祝いムードに包まれる中、ユリアンとカリンは一夜を過ごした。なお、このとき、カリンはシェーンコップと和解して同居しており、シェーンコップはイゼルローン要塞司令官に就任している。

 「夕べはユリアンと一緒だったね。カリン」
 静かでpだやかな声が、カリンの脳裏で反響をかさねた。カリンは、自分の右手からスプーンが落下して、スープの飛沫をあごの高さまではねあげる光景を見つめた。
 「シェーンコップ司令官はプレイボーイとしての能力はあるが、父親としては失格だ」と冷笑する人々が、いかに誤っているか、カリンはずっと以前から知っていた。シェーンコップ司令官の誠実さは、はでではないが深い知性と洞察力に裏打ちされたものであり、彼は単なる伊達男ではなかった。階級制度の厳しい軍隊社会において、カリンの才能に制限を加えなかった一事だけでも、他人は彼の真価を知るべきなのである。
 「お父さん、わたし・・・」娘にむけた父親の顔は、やや寂寥をおびた、だがやさしい理解の色をうかべていた。
 「うん、わかっている。たぶん、わかっていると思う。だから言わなくていい。ただ、確認しておきたかっただけだから」
 「ごめんなさい。お父さん」
 カリンは悪事をはたらいたわけではない。だが、彼女の敬愛する父親に対して、「ごめんなさい」以外のことばを発することができなかった。彼女の表現力は、急激な渇水期にはいってしまったようである。
 食堂の外で足音がして、父娘間の沈黙をうちくだいた。ルイ・マシュンゴ中尉が巨体をゆるがしてとびこんできた。
 「司令官!シェーンコップ大将!いま、玄関に客がありまして・・・」
 マシュンゴはあえぎ、胸郭を波うたせつつ、ようやく客人の正体を報告することができた。
 「扉をあけてみたら、ミ、ミンツ中佐が、立っておいででした。ぜひ司令官とカリンお嬢様にお目にかかりたいと・・・」
 司令官は娘に視線をうつした。その勇気は一個艦隊の武力にまさる、と称される美貌のパイロットは、テーブルクロスの端をにぎりしめ、スープの皿をじっと見つめたまま身じろぎしない・・・。

親記事No.3096スレッドの返信投稿
board4 - No.3162

Re:銀英伝1,5部帝国大乱:双璧の争覇戦

投稿者:イッチー
2002年10月28日(月) 17時59分

 「カリン」
 「・・・お父さん、わたし立てない」
 「ユリアンはお前に話があるのだと思うがね」
 「ごめんなさい、おねがい、お父さん」
 知力とも気力とも無縁なことばをカリンは口にした。
 口の中でなにかつぶやきながら、司令官はテーブルから立ち上がり、ホールへ歩みでた。
 同盟史上、最若の高級士官が、大きすぎる花束をかかえて、ホールにたたずんでいた。赤と白と淡紅色の、大輪のバラの群。この夏、最後のバラであろう。司令官の姿を認めると、白い秀麗な顔に淡紅色のバラが反射したようであった。
 「ユリアン・・・」
 「あ、ああ、シェーンコップ大将」
 「わざわざの訪問、ご苦労。どのような用事かな」
 「いえ、こちらこそ、朝からおさわがせして申し訳ありません」
 そのような表現が許されるのなら、亜麻色の髪をした同盟史上最若の佐官は、緊張し、上気しているように見えた。もやのかかったダークブラウンの瞳で、司令官を見て、花束をつきつける。
 「これをカーテローゼ・フォン・クロイツェル准尉にさしあげたいと思って・・・」
 「これは心遣いご苦労」
 バラの強烈なまでの香気が、受け取った司令官の上半身をつつみこんで、一瞬、司令官は呼吸がつまった。
 「ポプラン少将にうかがったことがあります。男は女性に求婚するときは、花束を持っていくものだと・・・」
 「はあ、なるほど」
 あいまいな返答のうちに、シェーンコップ司令官は、若い部下の来訪の目的を完全に察知していた。それにしても、と司令官は思う。何もポプラン少将に、求婚者としての態度を聞くこともなかろうに。
 「それでぼくも、そうしたいと思って、そうしなければと思って、とりあえず花を選んで持ってきたのです。准尉は花はお好きでしょうか」
 「きらいではないと思うな」
 ユリアンはうなずき、自分ひとり決断のゴールへいたる迷路を歩きまわっているように見えたが、ついに決定的な発言をした。
 「シェーンコップ大将。大将のお嬢さんと結婚させてください。その許可をいただきにまいりました」
 ユリアンの、というより、世慣れぬ亜麻色の若者の真摯さを、シェーンコップ司令官は認めた。それは軽蔑の対象になるものではなかったが、「何かあった」一夜があけると同時に結婚を申し込みにくるとは、いささか短絡にすぎるような気もするのである。
 これまでひそかに考えていたことに、シェーンコップ司令官は傍証をえたような思いがした。ユリアン・ミンツは「天才少年」なのだ。軍事と政治の両分野において比類ない業績をごく短時日のうちにあげながら、とくに男女間のことに関しては、世慣れぬことはなはだしい。
 才能のいちじるしくかたよった「天才少年」が、上気したまま言った。
 「もし、カーテローゼ・フォン・クロイツェル嬢に、その、あのようなことをして、責任をとらなかったとしたら、ぼくは、帝国の封建貴族と同類になってしまいます。ぼくは、ぼくは、やつらと同類になる気はないのだ」
 上官としてあるまじきふるまいであったかもしれないが、司令官はため息と苦笑を同時にはきだした。責任の感じ方にも、種々あるものだ。ユリアンのそれは、まさしく、潔癖で観念が先行した少年のものであるにちがいなかった。
 「ユリアン、責任を感じる必要はない。私の娘は、自分の意思によってきみと一夜を過ごしたのだ。一夜のことを武器としてきみの一生をしばるようなことをあの娘はしないだろう」
 「しかし・・・」
 「今日のところは引き取りたまえ。あいつもまだ気持ちが整理されていないようで、あるいはきみに対して礼を失する言動があるやもしれない。いずれにしてもおちついたら、必ずきみのところにうかがわせよう」
 「・・・」
 「まことに申し訳ないが、どうぞ、この場は私にまかせてもらって、帰ってはいただけないか」
 「わかりました。大将に-司令官におまかせします。朝からお騒がせしたうえに、即答できかねるような申し込みをしてすみませんでした。非礼の数々、ご容赦ください」
 きびすを返そうとして、ユリアンは動作を停止し、ためらいがちな一言を司令官に投げかけた。
 「カーテローゼ・フォン・クロイツェル嬢によろしく・・・」

WEBRANKING テキストサイト部門 サイトランキング 文学・小説・童話部門 mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加