-
- board4 - No.3074
「新しい歴史教科書」を誹謗中傷する松岡圭祐
- 投稿者:朝日新聞キラー
- 2002年10月14日(月) 14時49分
田中芳樹と反日作家という点で共通点がある反日主義者の松岡圭祐の批判はなんどか、この掲示板でしましたが、「千里眼の瞳」(徳間書店)および「千里眼 岬美由紀」(小学館文庫)という小説で松岡圭祐が「新しい歴史教科書」に対して誹謗中傷していた愚劣な社会評論の文章を、今回は具体的に紹介したいと思います。実在する歴史教科書に対して、ここまで罵倒できる松岡圭祐の社会評論のひどさは田中芳樹を超えてますね。
李秀卿「おまえぐらいの知性があればわかっているだろうが、新しい歴史教科書なるものは三文小説とでも名を変えるべきでっちあげで埋め尽くされている。歴史を捻じ曲げ国民を煽動する目的であることは明白だ。(ここから、えいえんと新しい歴史教科書に対する誹謗中傷が続く長すぎるので略します)」
松岡圭祐よ。あなた自身が書いている反日小説が「三文小説」ではありませんか?この北朝鮮の女の「新しい歴史教科書」の誹謗中傷の後、主人公の岬美由紀に反日的なセリフを松岡圭祐は言わしています。
岬美由紀「日本国内にはあいかわらず急進的な人々も存在するの。大東亜戦争がアジア解放戦争だという、おめでたい解釈を信じたがっている人達もいる。でも、日本人の誰もがそれを信じて受け入れているわけじゃないのよ。私達をそんなに馬鹿だと思っているの?」
「大東亜戦争がアジア解放戦争だという、おめでたい解釈をしている人達」とは、小林よしのり氏を表しているみたいですね。名指しで誹謗中傷しないでいますが・・・・小林よしのり氏を松岡圭祐は「馬鹿」呼ばわりしたのです。
松岡圭祐は知らないかも知れませんが、大東亜戦争をアジア解放戦争だとしているのは、小林よしのり氏だけではなく親日派の韓国人のキム・ワンソプ氏も主張しています。朝鮮民族の中には松岡圭祐の反日小説に出てくるような季秀卿のような反日主義者だけではなく親日派もいるのですよ。キム・ワンソプ氏の「親日派のための弁明」(草思社)から引用します。
キム・ワンソプ氏「清国が崩壊したのち、中国と朝鮮半島は事実上列強により分割・占領された状態にあり、残りの地域はすべてヨーロッパ諸国の植民地だった。したがって大東亜戦争は日本と西欧帝国主義の戦争であり、また当時日本が解放した東南アジア地域がつぎつぎと独立したことにみられるように、アジア解放戦争という意味もあったのである。
- 親記事No.2889スレッドの返信投稿
- board4 - No.3075
Re:銀英伝第2部・ジーク2世VSユリアン
- 投稿者:イッチー
- 2002年10月14日(月) 15時31分
> 今更ですが、ふと思いついたので書き込みを。
> 20年後の設定でヤンやユリアンの子供が出てくる場合、あのお方の子供を出さないと。
>
> ジョン・F・トリューニヒト(42歳)…かつての同盟元首ヨブ・トリューニヒトの長男。父親譲りの政略・弁説の才能、そして甘いマスクを持つ少壮気鋭の政治家にして、同盟議会第2党国民共和党党首。
> 父の命じた停戦命令を無視しラインハルトを討つことで、帝国軍のハイネセン報復を招き、父を殺し権力を握ったヤン・ウェンリーを憎んでいる。
> 政府と軍部を(結果的に)握るヤン政権を軍閥政府・独裁政権と糾弾し、旧権力層の企業群と一部の国民の支持を得る。議会では、与党・自由紅茶党議員の不満分子の切り崩しに余念がない。父の残したネットワークを利用し、密かに地球教団と連絡を取っている。レスありがとうございます。トリューニヒト2世というのは面白いですね。(やはりあのお方がいないと同盟の政治はつまらないです)しかし、ラインハルト戦死後の同盟は次のような推移をたどると思います。
帝国軍はラインハルト戦死に憤るものの、ハイネセンの無辜の市民を虐殺するのも、ロイエンタールやミッターマイヤーの価値観には合わないでしょうから、トリューニヒト・アイランズ・ドーソン・ビュコック・チェンといった同盟の政府・軍の幹部の一部を銃殺するぐらいで撤退するのではないでしょうか。(むしろ、ビュコックあたりが自分の身を引き換えに市民の安全を確保しそう)その後、帝国軍撤退と入れ替えに、ヤン艦隊が到着し、レベロ-ルイ-ヤン・ラインが権力を掌握することになりますが、一時は国を裏切ったトリューニヒトは国賊扱いされるのではないでしょうか。その息子が政界に進出するのはかなり難しいと考えたのですが・・・。父親のしたたかさを受け継げば、案外可能かもしれませんね。息子は反戦派として代議員に選出されたり。(笑)
- 親記事No.3074スレッドの返信投稿
- board4 - No.3076
ご遠慮下さい
- 投稿者:本ページ管理人
- 2002年10月14日(月) 15時33分
たびたび松岡圭祐氏の批判をされていますが、ここは田中芳樹氏について議論するサイトです。
掲示板の趣旨に反する投稿はご遠慮下さい。
- 親記事No.3074スレッドの返信投稿
- board4 - No.3077
いい加減にしたらどうですか
- 投稿者:不沈戦艦
- 2002年10月14日(月) 18時45分
> 田中芳樹と反日作家という点で共通点がある反日主義者の松岡圭祐の批判はなんどか、この掲示板でしましたが、「千里眼の瞳」(徳間書店)および「千里眼 岬美由紀」(小学館文庫)という小説で松岡圭祐が「新しい歴史教科書」に対して誹謗中傷していた愚劣な社会評論の文章を、今回は具体的に紹介したいと思います。実在する歴史教科書に対して、ここまで罵倒できる松岡圭祐の社会評論のひどさは田中芳樹を超えてますね。
>
> 李秀卿「おまえぐらいの知性があればわかっているだろうが、新しい歴史教科書なるものは三文小説とでも名を変えるべきでっちあげで埋め尽くされている。歴史を捻じ曲げ国民を煽動する目的であることは明白だ。(ここから、えいえんと新しい歴史教科書に対する誹謗中傷が続く長すぎるので略します)」
>
> 松岡圭祐よ。あなた自身が書いている反日小説が「三文小説」ではありませんか?この北朝鮮の女の「新しい歴史教科書」の誹謗中傷の後、主人公の岬美由紀に反日的なセリフを松岡圭祐は言わしています。
>
> 岬美由紀「日本国内にはあいかわらず急進的な人々も存在するの。大東亜戦争がアジア解放戦争だという、おめでたい解釈を信じたがっている人達もいる。でも、日本人の誰もがそれを信じて受け入れているわけじゃないのよ。私達をそんなに馬鹿だと思っているの?」
>
> 「大東亜戦争がアジア解放戦争だという、おめでたい解釈をしている人達」とは、小林よしのり氏を表しているみたいですね。名指しで誹謗中傷しないでいますが・・・・小林よしのり氏を松岡圭祐は「馬鹿」呼ばわりしたのです。
>
> 松岡圭祐は知らないかも知れませんが、大東亜戦争をアジア解放戦争だとしているのは、小林よしのり氏だけではなく親日派の韓国人のキム・ワンソプ氏も主張しています。朝鮮民族の中には松岡圭祐の反日小説に出てくるような季秀卿のような反日主義者だけではなく親日派もいるのですよ。キム・ワンソプ氏の「親日派のための弁明」(草思社)から引用します。
>
> キム・ワンソプ氏「清国が崩壊したのち、中国と朝鮮半島は事実上列強により分割・占領された状態にあり、残りの地域はすべてヨーロッパ諸国の植民地だった。したがって大東亜戦争は日本と西欧帝国主義の戦争であり、また当時日本が解放した東南アジア地域がつぎつぎと独立したことにみられるように、アジア解放戦争という意味もあったのである。あなたさ、「日本茶掲示板」や「朝日新聞をみんなで叩き潰す掲示板」とかでも、同じことやってますよね。まあ、明らかに「思想系」のあちらで、そういうことやる分には構わないと思いますけど、何で「田中芳樹批判サイト」のここで、田中芳樹とは関係ない「松岡啓祐」なる人物について、何度も書き込まないと気が済まない訳?それにね、ここで田中芳樹が批判されている理由って、「反日作家だから」ではありませんよ。自分がやっていることが、「場違い」だって、まだ分からないんですか?
ご自分で「松岡啓祐を撃つ!」でも、お作りになられたらどうですかね。他人のふんどしで相撲を取ろうとするばかりではなく。
-
- board4 - No.3078
自由惑星同盟における選挙考察
- 投稿者:八木あつし
- 2002年10月14日(月) 21時00分
タナ撃つ掲示板では、銀英伝における軍事論、経済論、人口論、政治体制、社会体制と多岐に話題が発展し議論されています。私としては、教科書程度の知識しかないので凄いな~と議論を見つめるだけです。
私は知識量がまだまだ少ないので、とりあえず原作を少し読み直し、原作から取っ掛かりを得て、自分なりに同盟の国家体制について思考実験をしたいと思います。自由惑星同盟は、民主主義国家として当然選挙があります。原作では選挙シーン自体はありませんが(これが銀英伝の問題点)、選挙に関することは書いてあります。ジェシカ・エドワーズの補選立候補、サンフォード最高評議会議長のセリフなどです。また漫画版銀英伝では、同盟軍のイゼルローン攻略作戦は、4年に1度の総選挙の前に行われているとありました。(確か)
読み返す中で、原作から同盟の選挙について重要なポイントを見つけました。銀英伝外伝4巻です。
この巻でキャゼルヌは、エル・ファシルの英雄になったヤンに「ざっと、300万票、まぁ未成年もいるにしろ、最初から大量得票が見こまれる有力新人だ」と述べています。ここは同盟の選挙制度を考える上で、重要な記述だと思います。つまり同盟議会の代議員選挙は、300万票も獲得すれば、確実に当選できるということです。
ジェシカ・エドワーズは、原作ではテルヌーゼン惑星区補欠選挙、アニメでは惑星ハイネセン・テルヌーゼン地区の補欠選挙で代議員に当選しました。原作では選挙描写はありませんが、アニメでの補選を参考にすると同盟の代議員選挙は小選挙区による直接選挙だと推測できます。
また、もしヤンが代議員選挙に出馬するとキャゼルヌの言葉から最低300万票は獲得。もちろんエル・ファシルの英雄。他候補にほとんど票を与えず、圧勝で当選するはず。
以上のことから同盟代議員選挙は、小選挙区制。そして1選挙区の有権者数は、キャゼルヌの300万票発言から見て、約350~400万人だと考えて間違いはないでしょう。
ところで現在の日本は人口約1億3000万人、有権者は約1億人です。このことから単純に考えると、同盟の人口は130億人だから有権者は約100億人だと考えられます。
とすると、ここにきて大きな問題が! 全有権者100億人に対し1選挙区を約400万人とすると、代議員の数は何と2500人になってしまいます。これは如何に星間国家とは言え、代議員の数が多すぎるのではないでしょうか?
何せ同盟は、帝国領遠征作戦という国家の存亡を賭けた作戦をわずか11人の最高評議会メンバーで決定してしまう国家です。それほどの権限を政府に委任する議会なら、議員は多くいる必要はないでしょうし、むしろ多いほど邪魔なだけです。
ここでは田中氏の別作品になりますが「灼熱の竜騎兵」に登場する地球の議会を参考にします。これは地球の人口が72億と同盟の人口に近いためです。「灼熱の竜騎兵」地球統一議会は、上院128人、下院256人で構成されています。私は、このことから同盟議会の代議員は500人程度ではないだろうかと推測します。
議員数は500人と仮定しましたが、1選挙区の有権者数は約400万人とこちらは確定しています。となるとまたも問題が発生!
400万×500=20億 何と有権者数が約20億人となってしまい、最初に仮定した全有権者100億人の中から80億人も消えてしまいました。
自由惑星同盟は民主主義国家でありながら、80億人もの国民が代議員を選ぶ選挙権がないのか?ここまで思考実験をした結果、私が辿り着いたのは「同盟の国政選挙は制限選挙で実施されている」です。具体的には帝国からの亡命者の子孫には、国政選挙である同盟議会議員選挙の選挙権及び被選挙権は与えられないが、地方選挙である星系議会議員選挙と星系首相指名選挙の選挙権及び被選挙権は与えられる。現在の日本に置き換えると、永住外国人が地方自治体選挙は行えても(法案未成立のため実現していませんが)、国政選挙は投票できないという状態です。
ダゴン星域会戦以後、続々と同盟に亡命してくる帝国人。これまで通りに中央選挙を行っていては、いずれ亡命帝国人だけで議会が構成されてしまう、と当時の同盟政府及び市民はこのように考えた。そこで亡命者には同盟市民の基本的権利を与えるものの、あえて国政選挙権だけは与えなかった。同盟議会と最高評議会を生粋の同盟人が握っていれば、亡命者による同盟の帝国化は避けられるだろうと考えたからだ。そのため亡命者には、まず民主主義の基本である選挙を学ばないといけない。それにはまず地方選挙から取り組もうと言い、その後は時期尚早として亡命者に国政選挙権を認めなかった。しかし100年も経ってくると、さすがに同盟人と亡命者の混血化が進んできた。そのため帝国からの亡命者の子孫でも、ダゴン会戦時の同盟市民3000万人の血筋である市民の血が、途中で混入した場合に限り、同盟議員選挙の選挙権を拡大して与えた。とはいえ、やはり亡命者子孫同士の血を引く国民はまだまだ多いので、有権者数は20億人にとどまり、普通選挙とは言えない制限選挙が続いている。この結果同盟の政治は、新鮮な血が入ることが出来ず、徐々に建国の精神を失い腐敗していった。
とりあえず書いていたら、もの凄く長くなってしまいました。(^^;;)
同盟の制度に関する記述でお金を除くと、唯一「ヤンが300万票は獲得する」ぐらいしか数値的なデータがないですね。これを参考に同盟選挙制度を考えてみました。
卒論の現実逃避の間にチョコチョコと書き足したので、かなりの乱文です。その辺はご容赦ください。あと既出なら済みません。
- 親記事No.3074スレッドの返信投稿
- board4 - No.3079
すいませんでした。もう書きません。
- 投稿者:朝日新聞キラー
- 2002年10月15日(火) 01時05分
> > 田中芳樹と反日作家という点で共通点がある反日主義者の松岡圭祐の批判はなんどか、この掲示板でしましたが、「千里眼の瞳」(徳間書店)および「千里眼 岬美由紀」(小学館文庫)という小説で松岡圭祐が「新しい歴史教科書」に対して誹謗中傷していた愚劣な社会評論の文章を、今回は具体的に紹介したいと思います。実在する歴史教科書に対して、ここまで罵倒できる松岡圭祐の社会評論のひどさは田中芳樹を超えてますね。
> >
> > 李秀卿「おまえぐらいの知性があればわかっているだろうが、新しい歴史教科書なるものは三文小説とでも名を変えるべきでっちあげで埋め尽くされている。歴史を捻じ曲げ国民を煽動する目的であることは明白だ。(ここから、えいえんと新しい歴史教科書に対する誹謗中傷が続く長すぎるので略します)」
> >
> > 松岡圭祐よ。あなた自身が書いている反日小説が「三文小説」ではありませんか?この北朝鮮の女の「新しい歴史教科書」の誹謗中傷の後、主人公の岬美由紀に反日的なセリフを松岡圭祐は言わしています。
> >
> > 岬美由紀「日本国内にはあいかわらず急進的な人々も存在するの。大東亜戦争がアジア解放戦争だという、おめでたい解釈を信じたがっている人達もいる。でも、日本人の誰もがそれを信じて受け入れているわけじゃないのよ。私達をそんなに馬鹿だと思っているの?」
> >
> > 「大東亜戦争がアジア解放戦争だという、おめでたい解釈をしている人達」とは、小林よしのり氏を表しているみたいですね。名指しで誹謗中傷しないでいますが・・・・小林よしのり氏を松岡圭祐は「馬鹿」呼ばわりしたのです。
> >
> > 松岡圭祐は知らないかも知れませんが、大東亜戦争をアジア解放戦争だとしているのは、小林よしのり氏だけではなく親日派の韓国人のキム・ワンソプ氏も主張しています。朝鮮民族の中には松岡圭祐の反日小説に出てくるような季秀卿のような反日主義者だけではなく親日派もいるのですよ。キム・ワンソプ氏の「親日派のための弁明」(草思社)から引用します。
> >
> > キム・ワンソプ氏「清国が崩壊したのち、中国と朝鮮半島は事実上列強により分割・占領された状態にあり、残りの地域はすべてヨーロッパ諸国の植民地だった。したがって大東亜戦争は日本と西欧帝国主義の戦争であり、また当時日本が解放した東南アジア地域がつぎつぎと独立したことにみられるように、アジア解放戦争という意味もあったのである。
>
>
> あなたさ、「日本茶掲示板」や「朝日新聞をみんなで叩き潰す掲示板」とかでも、同じことやってますよね。まあ、明らかに「思想系」のあちらで、そういうことやる分には構わないと思いますけど、何で「田中芳樹批判サイト」のここで、田中芳樹とは関係ない「松岡啓祐」なる人物について、何度も書き込まないと気が済まない訳?それにね、ここで田中芳樹が批判されている理由って、「反日作家だから」ではありませんよ。自分がやっていることが、「場違い」だって、まだ分からないんですか?
>
> ご自分で「松岡啓祐を撃つ!」でも、お作りになられたらどうですかね。他人のふんどしで相撲を取ろうとするばかりではなく。どうも、すみませんでした。場違いな書き込みをしてしまいました。松岡圭祐のことは、この掲示板では、書きませんでした。場違いな書き込みは、もう書き込みません。お騒がせしました。
-
- board4 - No.3080
ヤン・ウェンリーの考え方
- 投稿者:シュン
- 2002年10月15日(火) 08時59分
銀英伝しか田中芳樹作品は読んでないのですが、
ヤンのような矛盾だらけの人柄が、田中芳樹って人なのではないでしょうか。
- 親記事No.3074スレッドの返信投稿
- board4 - No.3081
Re:すいませんでした。もう書きません。
- 投稿者:IK
- 2002年10月15日(火) 10時43分
まあ、そんなにへこまないで。
松岡さんのことはあなたのカキコで初めて私は知りました。
適当な場所で頑張ってください。
- 親記事No.3078スレッドの返信投稿
- board4 - No.3082
Re:自由惑星同盟における選挙考察
- 投稿者:てんてんdwp
- 2002年10月15日(火) 12時34分
その計算の最大の問題は「有権者数=投票数」としているところではないかと。
民主主義国家においては、投票は強制ではなく、任意。
つまり投票率が低いのであれば、なんの問題もありません。
#いや、それはそれで別の意味で問題ですが・・・
例えば投票率が10%であれば、300万票は3000万人分に相当します。
100億の有権者に対して300万票で当選、投票率10%なら、議員数は333人になります。
- 親記事No.3078スレッドの返信投稿
- board4 - No.3083
代議員の数
- 投稿者:KUR
- 2002年10月15日(火) 12時46分
銀英伝の記述を見ると、同盟は恒星系国家の集合体による連邦として描かれています。
なので、それぞれの星系政府ごとに議員を抱えていると考えると、数千人規模でもおかしくないとも思われます。で、その代表者が中央政府に集まって評議会や委員会を構成するとか…
なんだか中国みたいな政治体制になってしまいますが(^^;なんというか、同盟の政治体制ってほとんど謎のままですね。
「帝国の脅威で辺境星系政府が同盟からの独立を宣言する可能性がある」
とありましたので、比較的ゆるい連合体のような気もしますが。
- 親記事No.3078スレッドの返信投稿
- board4 - No.3084
Re:自由惑星同盟における選挙考察
- 投稿者:IK
- 2002年10月15日(火) 13時04分
八木さん、いつもながら面白いスレありがとうございます。
さて、てんてんさんもご指摘のように投票率の問題があります。総選挙でも先進国では大体投票率は50パーセントくらいですね。さすがに10パーセントというのは低すぎますが。
そうなると八木さんの計算をそのまま応用すると、議員はおおよそ1250名ということになりますね。常識の範囲内ではないでしょうか。
ローマ史をまた持ち出して恐縮ですが、帝政前期には主に元老院の弱体化とポスト増設のために元老院議員はおおよそ1000名程度になっています。
同盟の大臣職が何々委員長となっていることから推測すると、議会内に何々委員会という部会があるのでしょう。この1250名が通常はそれぞれの部会に分かれて討議している、人事に関する総会の時だけ一堂に集うという形式を考えてみました。
問題はこの議席が果たしてすべて単純小選挙区制で選ばれているかということです。
1993年でしたかね、当時のカナダの政権党だった進歩保守党が総選挙で壊滅したことがありました。過半数を越える167議席から一挙に2議席へ転落するという仰天する事態が実際に起こったのです。その頃までのカナダは進歩保守党と自由党の二大政党制でしたが、それぞれの政党で地盤がしっかりと確立されていて、もう百年以上、同じ政党の人ばかり選ばれている選挙区というのが普通だったんですね。
進歩保守党の地盤は主に東部だったんですが、東部最大の州といえばケベック州です。ご存知の通りケベック州はフランス語圏で、カナダからの分離独立運動もさかんです(何年か前、住民投票で独立は否決されましたけど)。このケベックに地域政党が誕生し、進歩保守党の地盤は軒並みこれに食われたんですね。
英国でも今世紀初頭、イングランド北部工業地帯とスコットランドを地盤にしていた自由党が労働党に地盤を食われて壊滅的打撃を受けたという事例もあります。まあ、労働党は地域政党じゃないですけどね。余談ですがチャーチルはこの時、自由党から保守党に移ってますね。
もし1993年、カナダで起きたようなことが自由惑星同盟で発生したらどうなるでしょう。自由惑星同盟の場合は惑星ごとで環境が違えば利益も違うはずなので、地域政党がより発生しやすい条件が揃っています。そうなれば互いに惑星単位でのエゴむき出しの政党が議会を牛耳ることになり、同盟の存続そのものが危ぶまれることになるでしょう。これを防ぐには比例代表制が望ましいでしょう。
ただ、ジェシカ・エドワーズの場合は明らかに小選挙区で立候補してますので、現在の日本のような小選挙区制と比例代表制の並立式だったのではないかと考えます。
ただこれには有力な反証があります。アメリカ合衆国の下院です。アメリカの下院は単純小選挙区制を採用しているんですね。アメリカは大統領制の国なので、議院内閣制の国とは簡単には較べられませんが、アメリカのように多様で、地域間の利害対立もある国家で、どうして二大政党による単純小選挙区制が可能なのか、謎の中の不思議です。
-
- board4 - No.3085
徴兵について
- 投稿者:蜃気楼
- 2002年10月15日(火) 13時06分
総人口に対する軍人の割合から、徴兵される可能性はほとんどゼロと見ていいとおもいますが、「銀英伝」には徴兵の話が結構良く出てきますよね。
帝国に関しては皇帝直轄領の人間が優先的に兵士にされると考えるとしても、同盟はどうなのでしょうか?ハイネセンに住む人間は一級市民としての特権と引き換えに徴兵の義務があるという北朝鮮みたいなことでもしているのでしょうか?
- 親記事No.3078スレッドの返信投稿
- board4 - No.3086
Re:代議員の数
- 投稿者:八木あつし
- 2002年10月15日(火) 13時50分
>てんてんdwpさん
> その計算の最大の問題は「有権者数=投票数」としているところではないかと。
>民主主義国家においては、投票は強制ではなく、任意。
>つまり投票率が低いのであれば、なんの問題もありません。
>#いや、それはそれで別の意味で問題ですが・・・
>例えば投票率が10%であれば、300万票は3000万人分に相当します。
>100億の有権者に対して300万票で当選、投票率10%なら、議員数は333人になります。投票率は単純化のため敢えて100%にしていました。しかもこの点を書き忘れていた……。すみません。
しかしよく考えてみたら、宇宙歴790年の同盟なら投票率50%で良かったかもと反省。でも戦時中なら、国民も選挙に関心が高いはず…?>KURさん
> 銀英伝の記述を見ると、同盟は恒星系国家の集合体による連邦として描かれています。
> なので、それぞれの星系政府ごとに議員を抱えていると考えると、数千人規模でもおかしくないとも思われます。
> で、その代表者が中央政府に集まって評議会や委員会を構成するとか…
> なんだか中国みたいな政治体制になってしまいますが(^^;
>
> なんというか、同盟の政治体制ってほとんど謎のままですね。
> 「帝国の脅威で辺境星系政府が同盟からの独立を宣言する可能性がある」
> とありましたので、比較的ゆるい連合体のような気もしますが。私も最初は中国的な一党体制かもと考えました。しかし外伝4巻のキャゼルヌの台詞に「…各政党や派閥が奪い合って…」とあったので、少なくとも複数政党と党内派閥による議会政治と考えました。
私は、自由惑星同盟における中央政府と星系政府の関係は、米国やドイツのような連邦制ではなく、むしろ日本の中央と地方自治体の関係が近いと思います。
星系首相や惑星知事は中央政界に転じています。星系単位にある程度の権限があればそれに満足して、無理をして同盟議員選挙に出馬しないと思ったからです。
また、同盟議会は一院制だと思います。連邦制ならば星系単位の代表議員がいても良いですが、日本的な関係からそれはない。もう一つ理由として上院はどちらかと言えば、政府のチェック機構な面もあります。しかし帝国領遠征作戦を最高評議会メンバーだけ決定できることから、そのようなチェック機構もなく上院は無いと判断しました。
- 親記事No.3078スレッドの返信投稿
- board4 - No.3087
Re:自由惑星同盟における選挙考察
- 投稿者:八木あつし
- 2002年10月15日(火) 14時52分
> 八木さん、いつもながら面白いスレありがとうございます。
IKさん、ありがとうございます。ただそんなこと言われると、私が調子に乗ってします。(^^;;)
> さて、てんてんさんもご指摘のように投票率の問題があります。総選挙でも先進国では大体投票率は50パーセントくらいですね。さすがに10パーセントというのは低すぎますが。
敢えて単純化して100%にしました。そしてそれを書き忘れました。m(_ _)m 今考えると50%で計算するべきでしたね。
> そうなると八木さんの計算をそのまま応用すると、議員はおおよそ1250名ということになりますね。常識の範囲内ではないでしょうか。
> ローマ史をまた持ち出して恐縮ですが、帝政前期には主に元老院の弱体化とポスト増設のために元老院議員はおおよそ1000名程度になっています。
> 同盟の大臣職が何々委員長となっていることから推測すると、議会内に何々委員会という部会があるのでしょう。この1250名が通常はそれぞれの部会に分かれて討議している、人事に関する総会の時だけ一堂に集うという形式を考えてみました。私が議員数を500名に仮定したのは、1つは「灼熱の竜騎兵」の設定からですが、もう1つの理由として同盟の外見は米国合衆国似だけど、どう見ても日本的な政治体制だな~と思ったからです。銀英伝執筆当時の日本は衆参で500人だから同盟議員も500人かなと。(単純ですが)
また同盟の九つの委員会は、あくまでも委員会という名前の省庁であり、その実権は高級官僚が握っていると思います。政府を構成する議員は11人。これに各委員会の副委員長ポストに30人程の議員が就任し、党内ポストも考えると、与党を300人・野党200人とすれば丁度いい人数配分になるのではないでしょうか。> 問題はこの議席が果たしてすべて単純小選挙区制で選ばれているかということです。
> もし1993年、カナダで起きたようなことが自由惑星同盟で発生したらどうなるでしょう。自由惑星同盟の場合は惑星ごとで環境が違えば利益も違うはずなので、地域政党がより発生しやすい条件が揃っています。そうなれば互いに惑星単位でのエゴむき出しの政党が議会を牛耳ることになり、同盟の存続そのものが危ぶまれることになるでしょう。これを防ぐには比例代表制が望ましいでしょう。
> ただ、ジェシカ・エドワーズの場合は明らかに小選挙区で立候補してますので、現在の日本のような小選挙区制と比例代表制の並立式だったのではないかと考えますここは微妙ですね。ただ私は同盟議会選挙は、全国民が投票出来ない制限選挙であると考えています。つまりバーラト星系を中心に、首都周辺の生活環境が似た惑星に大多数の有権者が住んでいる。そのため小選挙区制でも充分対応できるだろうと考えました。
ただ比例選が併用されていても、5%以上の得票率が無いと議席が配分されないのドイツの比例選と同じように、同盟比例選も小党乱立を防ぐためのシステムがあると思います。>ただこれには有力な反証があります。アメリカ合衆国の下院です。アメリカの下院は単純小選挙区制を採用しているんですね。アメリカは大統領制の国なので、議院内閣制の国とは簡単には較べられませんが、アメリカのように多様で、地域間の利害対立もある国家で、どうして二大政党による単純小選挙区制が可能なのか、謎の中の不思議です。
う~ん。
アメリカ建国初期から続いている制度だから、ほとんどの国民が疑問に思っていない。
2人のうちどちらか1人が勝つという単純な制度が、アメリカ国民の価値観に受け入れやすい。
どれも決め手に欠けますな……。
それでは今回はこの辺で。(^-^)/~~
-
- board4 - No.3088
議論するのはいいんだけど・・・
- 投稿者:双生児
- 2002年10月15日(火) 14時59分
パッとログ覗いてみると、このサイトって非常に攻撃的ですね。
一応ですます調を使ってはいるものの。非常に攻撃的。というか
偉そう。議論してる当人たち、あるいはROMしてる人たちは
そういったことを感じないのかな?それともそっちの方が面白い
からそういうノリでやってるだけなのかな。
-
- board4 - No.3089
初めて書き込みします。
- 投稿者:多坂譲
- 2002年10月15日(火) 16時04分
以前からこちらの存在は知っており、コンテンツをいくつかは拝見させていただいてたんですが、その段階で田中芳樹という人物は、私にとって過去の人物だったんで、見るだけの状態でした。
しかし、現在読んでいる翻訳小説に、ひょっこり彼の名前が出てきたんです。
その小説は、
ハヤカワ文庫、時の車輪シリーズの第二部第一巻「聖竜戦記1 闇の予言」ロバート・ジョーダン作 斉藤伯好訳
です。
目次では、彼は解説ということになっております。
しかし、そのタイトルというか前口上は、竜とドラゴン、東と西。
まったく、何かを思い出さざるを得ない言葉の羅列です。
正直、この小説「竜王」という単語は出て来るんですが、実は誤訳なのではと思うぐらい、竜の概念が出てきません。(私が読んでいるここまでの巻数では)
ですから、この段階でこういう解説を繰り広げるのは、きっぱりと見当外れだと思われ、私も呆然と読んでおりました。
冒頭の自慢話もいつものことで、それぐらいならこちらに書き込みさせていただこうとは思わなかったのですが、ある部分に来て吐きそうになるほど気分が悪くなりました。
引用します。ドラゴンは翼の生えた竜の一種にすぎないのかもしれない。ヨーロッパがアジアの半島でしかないように。
彼はどういう人ですか?
私自身、決して公正でもなく、はっきりと偏見持ちの人間ですが、とてもこの意見には同意できません。
コンテンツを見させていただくと、彼は間違いなくそういう主義の人間らしいとは思うのですが、これは文が短いだけにダイレクトに吐き気を催させます。
今まで、何となく危ないかなぁ、と感じていましたが、はっきりわかりました。本気で危ないです、彼。あと、ついでにもう一つ。
私、五年ほど前に代々木アニメーション学院ジュニアノベルズ科(現在はエンターテイメントノベルズ科という名称に変わっているようですが)というところに通っておりました。
その時、田中芳樹氏の関係者と思われるライトスタッフのどなたかが一度だけ特別講師にやってきたんですが、彼の第一声はこうでした。
「皆さん! 田中芳樹の納税額は去年一億を超えました!」
開いた口がふさがりませんでした。
そういう学科にいたわけですから、私も印税生活を考えていないとはいいません。しかし、第一声ではいいません。
もちろん田中氏の発言ではないわけですが、彼の近くにいる人がこの調子では、本人も……と考えてしまっても仕方がないのではないでしょうか。
幸いにして、つい最近私も自分の本を出版することができましたが、こういう作家にだけはならないように注意していきたいと思っております。いきなりの長文、失礼しました。
それでは。
- 親記事No.3078スレッドの返信投稿
- board4 - No.3091
Re:自由惑星同盟における選挙考察
- 投稿者:イッチー
- 2002年10月15日(火) 16時36分
> 議会の定数…仮に二千数百人になったとしても多すぎるとは思いません。中国の全人代の定員もそれくらいですから。中国に比べたら、少なすぎると思います。ただし、二千数百人だと討論も人数が多すぎてまとまらないと思いますので、総会は1年に1回程度、予算の議決などのために召集されるだけで、普通は各委員会に分かれて討議しているのでしょう。ただし、最高評議会の委員会は我々が言うところの省庁にあたるようなので、別の言い方(たとえば部会とか)をしているのかもしれません。また、総会がほとんど開かれないということは、議会の存在自体が形骸化している可能性もあります。最高評議会が独断専行出来るのも、議会の存在が形骸化し、非常大権が与えられているのではないでしょうか。
>
> 政党制…同盟初期は多党制だったと思いますが、おそらく帝国との戦争がはじまったときに大政翼賛会のように一つの政党にまとまったと思います。(非常時の名目で)サンフォードは与党と反戦派と強硬派と言い方をしているので、そのころには少なくとも3党は存在していたのでしょう。ただし、○○党という言い方をしていないので、反戦派と強硬派は複数の党にわかれているのかもしれません。
>
> 選挙権…普通選挙制だと思いますが、亡命者には無条件で選挙権が与えられたとは思いません。帝国のスパイの可能性もありますから、厳しい思想調査が行われると思います。その思想調査にパスしたものが、兵役に就く権利(義務)と参政権が与えられると思います。
>
> 有権者数…人口1億3000万のうち、1億人が有権者というのは日本が少子高齢化がすすんだ結果であり、20歳以上の男女に選挙権が与えられた直後は有権者は人口の半分程度でした。1945年の日本を基準にして考えると、同盟の有権者は65億人。思想調査の済んでいない亡命者を差し引くと、50億人といったところでしょうか。投票率50%は少し低すぎるので、60%と仮定とすると、有効投票数は30億。300万人はその0.1%ですから、議会の定数(または議会定数のうち小選挙区分)が1000人以上であれば当選圏内にはいると思います。同盟の規模から言って、おそらく議会定数はそれぐらいはあるでしょうから、ヤンが選挙に出れば当選間違いないですね。ただし、ヤンは派閥づくりが出来ないと思うので、平時ならばタレント議員で終わりそうですが。(笑)
- 親記事No.3088スレッドの返信投稿
- board4 - No.3092
Re:議論するのはいいんだけど・・・
- 投稿者:IK
- 2002年10月15日(火) 19時06分
> パッとログ覗いてみると、このサイトって非常に攻撃的ですね。
> 一応ですます調を使ってはいるものの。非常に攻撃的。というか
> 偉そう。議論してる当人たち、あるいはROMしてる人たちは
> そういったことを感じないのかな?それともそっちの方が面白い
> からそういうノリでやってるだけなのかな。根拠も示さず他人を偉そうと決め付けるあなたも充分偉そうですよ。それとも、そっちの方が面白いからそういうノリでやっているのですか?(一応敬語を使ってますけど)