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投稿ログ185 (No.3300 - No.3313)

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board4 - No.3300

Re:ウィンザー議長の帝国領侵攻作戦

投稿者:僧侶T
2002年11月25日(月) 13時55分

 どうも、僧侶Tです。
>  オーディンの存在するアルテナ星域に到着した同盟軍のうち、ロボス元帥率いる第一陣がオーディン一番乗りを目指して突撃した。しかし、同盟軍第一陣はラインハルト=メルカッツ連合軍の前に撃退され、ロボスは戦死した。
 アムリッツア級の敗北をこうむることなく、度を越えた理念派であるウィンザー議長が撤退を認めるためには、総司令官の戦死が必要だろう、と考えられたからだと思うのですが、あのロボス元帥が自ら最前線に出てくることなどありえるのでしょうか?いくらなんでもそれはないと思うのですが・・・。
 そして仮にロボス元帥が戦死してグリーンヒル大将が総司令官代理になっても、「史実」のアムリッツア会戦時、総参謀長だったにもかかわらず、実権をフォーク准将に奪われていたことを考えると、彼には政治力が不足していたとしか思えません。となると、彼には政府に撤退を呑ませることができず、やがては帝国軍の反撃を受けてアムリッツア級の敗北を喫す、という結末になるのでは。
 ・・・と考えていたのですが、総司令官が戦死したからには総司令部も壊滅しているはずで、総参謀長も生きてはいないのでは。そうなるとビュコック中将あたりが総司令官代理になるはずで、それならば何とか希望が持てるかも。その場合、民主国家の軍人であることを誇りとし、民主主義の大義に半生を捧げてきた老将の真の敵は後方の、民主的に選ばれた政府だった・・・という皮肉から来る、ビュコックの苦悩と葛藤を主題にしたほうが面白いかも。

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board4 - No.3301

Re:ウィンザー議長の帝国領侵攻作戦

投稿者:イッチー
2002年11月25日(月) 17時21分

おひさしぶりです。僧侶Tさん。

 アムリッツア級の敗北をこうむることなく、度を越えた理念派であるウィンザー議長が撤退を認めるためには、総司令官の戦死が必要だろう、と考えられたからだと思うのですが、あのロボス元帥が自ら最前線に出てくることなどありえるのでしょうか?いくらなんでもそれはないと思うのですが・・・。
>  そして仮にロボス元帥が戦死してグリーンヒル大将が総司令官代理になっても、「史実」のアムリッツア会戦時、総参謀長だったにもかかわらず、実権をフォーク准将に奪われていたことを考えると、彼には政治力が不足していたとしか思えません。となると、彼には政府に撤退を呑ませることができず、やがては帝国軍の反撃を受けてアムリッツア級の敗北を喫す、という結末になるのでは。
>  ・・・と考えていたのですが、総司令官が戦死したからには総司令部も壊滅しているはずで、総参謀長も生きてはいないのでは。そうなるとビュコック中将あたりが総司令官代理になるはずで、それならば何とか希望が持てるかも。その場合、民主国家の軍人であることを誇りとし、民主主義の大義に半生を捧げてきた老将の真の敵は後方の、民主的に選ばれた政府だった・・・という皮肉から来る、ビュコックの苦悩と葛藤を主題にしたほうが面白いかも。
>

ロボス本人が指揮するのを好む、好まないにかかわらず、敵国首都オーディン一番乗りという栄誉を他人に渡さないと思います。特に、同盟史上、最初の帝国首都に攻め入った武人となるのですから、その栄誉は格別のものがあるでしょう。ただ、すぐに上陸に移らないでしょうから、偵察部隊ぐらいは出すでしょう。あと、ロボス死後の代理はビュコックではなく、クブルスリーだと思います。

 ロボスはルフェーブル中将率いる第3艦隊をオーディン周辺に偵察に出した。ルフェーブルは「オーディン周辺に敵の姿は見えず、首都を放棄したものと思われる」と報告した。「これで帝国首都に入城する初の同盟軍人の栄誉はわしのものだ」狂喜乱舞したロボスは早速、オーディン一番乗りを敢行するべく、少数の部隊を引き連れて、オーディンに向かった。しかし、これはラインハルト=メルカッツ連合軍のワナだった。ロボスが進駐を開始しようとしたとき、帝国軍は一斉に襲い掛かり、ロボスとグリーンヒルは戦死し、護衛の任に当たっていた第3艦隊も全滅した。同盟軍にとって不幸中の幸いだったのは同盟軍の指揮を引き継いだのが、良識派の第1艦隊司令官クブルスリー中将であったことだった。クブルスリーは残存部隊をまとめるととりあえず、同盟軍を後方に移動させた。クブルスリーは同盟本国に対して、撤退を申し出たが、ウィンザー議長は認めなかった。「オーディンを占領するまでは帰還は認めません」「皇帝は既に疎開しています。帝都はもぬけの空です。オーディン占領は何の意味もありません」「せめて何か大きな戦果を1つあげなさい。さもなければ、最高評議会は撤退を認められません」
 クブルスリーは軍議を開いた。「こうなったら、オーディン占領まで戦うまでだ」強硬論を唱える提督たちを尻目にヤンは持論を主張した。「この度の作戦は敵の不意を突くという意味においては意味のある戦いでしたが、奇襲作戦は長引けば長引くほど、こちらに不利になります。我われの急襲に帝国も肝を冷やしたでしょう。当面は同盟への侵攻は控えると思われます。それだけでもこの度の作戦には意味があります。長居は無用です」「しかし、なんらかの戦果を残さない限り、本国は撤退を認めないと言っている。しかも相手はラインハルト=メルカッツ連合軍、ただでは戦果をあげさせてくれんぞ」ビュコックが言った。「その点については考えています。ラインハルト=メルカッツ連合軍は一見まったくのすきもなさそうですが、実は一部勝手な動きを見せる部分があるのです。(それは帝都防衛という役割にロマンチシズムを感じた軍事的に無能な一部の門閥貴族たちだった。)彼らを徹底的に攻撃し、帝国軍を混乱に貶めてその混乱のさまを撮影して同盟に流します。これで帝国軍の主力軍は破壊され、同盟侵攻は当分不可能となったでも言えば、同盟の世論も抑えられるでしょう」「そううまくいくかな」「宣伝・謀略に長けた将校がいれば紹介していただきたいのですが・・・」「それならばバグダッシュ中佐を使うがいい」第11艦隊司令官ルグランジュ中将が推薦した。
 クブルスリーは帝国軍との戦闘用に第5艦隊(ビュコック)・第10艦隊(ウランフ)・第13艦隊(ヤン)を残すと、政府の許可を得ずに撤退をはじめた。逃げる同盟軍を追おうとする帝国軍と同盟軍残存部隊は激しい戦闘状態となった。そのとき、同盟軍はラインハルトやメルカッツの言うことを聞かない一部の門閥貴族軍を集中的に攻撃した。門閥貴族軍は全滅し、軍艦は大炎上した。ラインハルト=メルカッツ連合軍の進路に炎上する一部貴族軍がたちはだかり、帝国軍の動きはにぶった。そのすきをついて、第5・10・13艦隊も戦場を離脱した。このときバグダッシュが編集したテープはいち早く同盟本国に運び込まれ、マスコミで大きく取り上げられていた。「みなさん、ごらんください!同盟軍の奇襲攻撃に帝国軍はひとたまりもありません。同盟軍の活躍によって、帝国は同盟に侵攻する力を失ったのです」有権者は歓喜した。そして、ウィンザーもまた撤退してきた同盟軍諸将に報いなければならなかった。クブルスキーは大将に昇進し、統合作戦本部長、ビュコックも大将に昇進し、宇宙艦隊司令長官、ウランフも大将に昇進し、第1艦隊司令官。そして、ヤンも大将に昇進し、イゼルローン要塞司令官となった。

 「完全な勝利とまでにはいきませんでしたな」メルカッツはラインハルトに言った。「ああ、一部の貴族の馬鹿息子のせいでな」ラインハルトは答えた。「だが、叛乱軍の帝都侵入を防ぐという目的は達成した。もう十分だろう」ラインハルト=メルカッツ連合軍は意気揚々とオーディンに凱旋していった。

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board4 - No.3302

Re:ウィンザー議長の帝国領侵攻作戦

投稿者:僧侶T
2002年11月28日(木) 10時33分

 個人的な事情でレスが遅れてすみません、僧侶Tです。
> あと、ロボス死後の代理はビュコックではなく、クブルスリーだと思います。
 陣容はアムリッツア星域会戦のときと同じだと勘違いしていました。でも、本当に全軍が出撃するなんていくらなんでも無謀だと思うのですが。
>「それならばバグダッシュ中佐を使うがいい」第11艦隊司令官ルグランジュ中将が推薦した。
 拙僧は、ルグランジュ中将は良くも悪くも単純な武人だと思っています。しかも、部下の命よりも自分に課せられた使命を重視する。である以上、この場合は総司令官の弔い合戦を主張するのではないかと思います。終戦工作に協力するとは思えないのですが。大体、バグダッシュは彼の部下でしたっけ?
 それから、貴族たちがいくら無能だとはいえ、ラインハルトとメルカッツが一緒にいては彼らだけを一方的にたたくことはできないと思います。ここはラインハルトに邪魔者扱いされ、ロボス待ち伏せ作戦のとき、後方警備をさせられて憤っている彼らに「総司令官が戦死した同盟軍は総撤退する」という偽情報をつかませ、功にはやって突進してくる貴族軍を包囲して袋叩きにしてはどうでしょう。

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board4 - No.3303

Re:ウィンザー議長の帝国領侵攻作戦

投稿者:イッチー
2002年11月28日(木) 18時31分

>  個人的な事情でレスが遅れてすみません、僧侶Tです。

いつもレスありがとうございます。

> > あと、ロボス死後の代理はビュコックではなく、クブルスリーだと思います。
>  陣容はアムリッツア星域会戦のときと同じだと勘違いしていました。でも、本当に全軍が出撃するなんていくらなんでも無謀だと思うのですが。

私も無謀だと思います。まあ、全軍出撃というのを考えたのは私ではありませんが。(笑)別にアムリッツアと同じ陣容であっても問題はないですし、どこか目立たない艦隊が留守部隊として残っていると考えても良いですし。

> >「それならばバグダッシュ中佐を使うがいい」第11艦隊司令官ルグランジュ中将が推薦した。
>  拙僧は、ルグランジュ中将は良くも悪くも単純な武人だと思っています。しかも、部下の命よりも自分に課せられた使命を重視する。である以上、この場合は総司令官の弔い合戦を主張するのではないかと思います。終戦工作に協力するとは思えないのですが。大体、バグダッシュは彼の部下でしたっけ?

バグダッシュと明らかに面識があると本編からわかるのは、救国軍事会議に参加した提督たちなのですが、グリーンヒルが戦死している以上、あとはルグランジェしか残っていないわけで・・・。

>  それから、貴族たちがいくら無能だとはいえ、ラインハルトとメルカッツが一緒にいては彼らだけを一方的にたたくことはできないと思います。ここはラインハルトに邪魔者扱いされ、ロボス待ち伏せ作戦のとき、後方警備をさせられて憤っている彼らに「総司令官が戦死した同盟軍は総撤退する」という偽情報をつかませ、功にはやって突進してくる貴族軍を包囲して袋叩きにしてはどうでしょう。

その考え、いただきました。(笑)

 ロボス、グリーンヒルが戦死し、第3艦隊が全滅したとの報を受けると、第1艦隊司令官クブルスリー中将は、総司令官代理として、全軍をひとまず後方に撤退させた。クブルスリーは全艦隊の司令官たちをとりあえず招集した。
 「総司令官および総参謀長が戦死された今、今後、我われはどのような行動をとるべきか考えてもらいたい」
 「総司令官を討ち取られて、むざむざ帰還するわけにはいかん!弔い合戦だ!」強硬論を主張したのは第11艦隊司令官ルグランジェ中将だった。
 「しかし、そうはうまくいくかな。相手はローエングラム伯ラインハルトとメルカッツ提督が指揮官だ。どちらもなかなかの用兵家じゃ。そうやすやすとは勝たせてくれんぞ」第5艦隊司令官ビュコック中将は慎重論を唱えた。
 「今回の作戦は短期の奇襲作戦を想定しており、我われの予備の食料は十分ではない。早めに方針を決めないと、我われは苦しい状態に追い込まれる」第10艦隊ウランフ中将も慎重論に傾いた。
 「ヤン中将はどう思う?たびたび同盟軍の危機を救ってきた君なら、なにか策があるのではないかね」クブルスリーはヤンに話をふった。
 ヤンはベレー帽を右手の人差し指で振り回しながら、話し始めた。「撤退するにしても、何らかの戦果をあげないことには、あのウィンザー議長なら許可を与えないでしょうな」「それでは弔い合戦をしろというのか?」「どんなに完璧に見える組織にも必ずほころびがあるはずです。そこを突けば、打開策も見えてくるのではないでしょうか?」「で、ほころびとは?」「それを見出すには、情報が少なすぎます。有能な情報分析専門の士官を私のもとに寄越してください」
 クブルスリーはバグダッシュ中佐をヤンのもとに寄越した。
 「なにか、面白い情報を帝国軍の通信のなから見出せたかい?」
 「はい。実は今度の戦いで、帝国軍にはラインハルト・メルカッツ両艦隊のほかに、若手貴族の私兵たちが一部まざっているのです」「ほお」「彼らは手柄をたてたくてうずうずしているのですが、ラインハルト司令官によって後方勤務にまわされて、かなり不満を持っているようです」「なるほど。そこを突かない法はないな」ヤンはバグダッシュに作戦の概要を話し始めた。

 ラインハルトがメルカッツとともに今後の方針を話し合っていると、通信士官がやって来た。「司令官閣下。叛乱軍の通信を傍受したところ、叛乱軍は撤退を開始したようです」「ふむ。どう思う?メルカッツ提督」「何の戦果もあげないまま、敵が撤退を開始するとは思えません。陽動でしょう」「だろうな」
 「大変です!」別の士官がラインハルトのもとにやって来た。「フレーゲル男爵以下、後方に展開していた部隊が叛乱軍を追って移動を開始しました」「愚かな・・・」
 「ははははは。腰抜けの金髪の孺子とメルカッツの老いぼれに帝国貴族の勇気を見せ付けてくれる!」フレーゲル男爵以下、若手貴族は私兵を連れて、ラインハルトの命令を無視して、同盟軍に向かって突進していった。
 「ひい!」いきなり、フレーゲル男爵の旗艦の通信士官が悲鳴をあげた。「どうした!?」「大変です!我われは囲まれています」「なに!?」撤退を始めているかに見えた同盟軍は実は一部の部隊の擬態であった。実は同盟軍本体は大きな輪をつくり、そのなかに貴族軍を囲い込んでいたのである。「一斉射撃」クブルスリーが命令を発すると、ビームの嵐が一斉に貴族軍に襲いかかった。
 「仕方が無い。見捨てるわけにもいかん。助けにいくか」ラインハルト・メルカッツ連合軍が貴族軍の救出に向かった。「帝国軍の大部隊がこちらに向かっています」「そろそろ潮時だろう。撤退!」同盟軍はイゼルローンに向かって撤退をはじめた。
 「どうしますか。後を追いますか」メルカッツはラインハルトに尋ねた。「やめておけ、それより生き残った兵士たちの収容が先だ。貴族のバカ息子が死ぬのは自業自得だが、命令に従うしかない末端の兵士に罪はないからな」
 フレーゲル男爵はかろうじて生き残ったが、この戦いで多くの若い門閥貴族の跡取りたちが戦死した。フレーゲル男爵は本来ならば、軍法会議にかけられてもおかしくなかったが、ブラウンシュヴァイク公のとりなしで、謹慎処分ですんだ。逆にラインハルトとメルカッツは救国の英雄としてその栄誉をたたえられ、ラインハルトは侯爵に位をすすめたうえに、宇宙艦隊司令長官に任じられ、メルカッツも念願の元帥杖を手にした。ラインハルト・メルカッツの絆は強まり、帝国軍はもはや両者の支配下に置かれることとなった。しかし、跡取り息子を戦死させられた貴族たちのなかにはラインハルトを逆恨みするものも少なくなかった。
 ヤンはバグダッシュに貴族軍が炎上する様子を録画させると、一足はやく同盟本国に届けさせた。
 「ごらんください!ダゴン星域会戦以来の快挙です!同盟軍の奇襲作戦によって、オーディンに駐留していた帝国軍は打ち破られました。銀河帝国皇帝はいまや流浪の身。悪逆非道な銀河帝国が打倒される日も近いでしょう!民主主義万歳!」マスコミはこぞって同盟軍を褒め称え、ウィンザー議長の面目もたった。
 同盟本国に帰還した遠征軍は民衆の歓呼に迎えられた。総司令官代理クブルスリーは大将に昇進のうえ統合作戦本部長に、ビュコックも大将に昇進のうえ宇宙艦隊司令長官に、ヤンも大将に昇進のうえイゼルローン要塞司令官となった。実際に同盟軍が打ち破ったのは、帝都防衛軍のほんの一部に過ぎなかったことは軍と政府の一部の高官が知るだけである。ますます加熱する世論を前にしてヤンの苦悩はますます深くなった。
>

board4 - No.3304

ルドルフはユダヤ人

投稿者:少年Y
2002年11月30日(土) 13時56分

はじめまして。既出かも知れませんが、「人名の世界地図」(文春新書)を読んでいてこんな文章に出くわしました。

>~ユダヤ人には姓の所有が禁じられていた。ドイツでは、ある時期から、「話のわかる」領主がユダヤ人に姓を「売る」ようになったが、それでもすぐにユダヤ人とわかるように、その名を植物名と金属名に限ったりもした。

例としてあげられている中にアプフェルバウム(りんごの樹)、ゴールドシュタイン(金石)なんてのがありました。
ルドルフ・フォン・ゴールデンバウムの祖先はどうやらドイツ系ユダヤ人だったようです。
アドルフ・ヒトラーをモデルとして造形されたと思われるルドルフを、ユダヤ系と設定したのだとすれば田中芳樹の皮肉を感じさせます。
わざとやったんでしょうか?
田中芳樹のキャラクターの命名法ってどんなんでしょう。

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board4 - No.3305

Re:ウィンザー議長の帝国領侵攻作戦

投稿者:八木あつし
2002年11月30日(土) 14時37分

八木です。ご無沙汰しております。ヽ(;´Д`)ノ
イッチーさんのシミュレーションの展開には、いつも脱帽しております。まさか、私のウィンザー議長案からここまでいくとは……。

>ウィンザー夫人について
ウィンザー夫人のモデルは、さすがにサッチャーではないと思います。大英帝国を崇拝する田中氏が、サッチャーをモデルにしてあの程度の理性のキャラクターにはならないのでは。
むしろ、反戦市民団体の代表をやっているおばさんというところじゃないですか? 「反戦」おばさんを「好戦」おばさん(笑)に変えたぐらいで。現在でいえば、田中真紀子や土井たか子といった政治家が当てはまりそうですね。
ウィンザー夫人の小市民バージョンが創竜伝の花井夫人(名前こうだったっけ)。これまた創竜伝で、ウィンザー夫人の醜悪なパロディとして愛国・主戦で突き詰めていったのが小早川奈津子でしょう。田中氏の女性キャラクターのバリエーションは少ないので、そんな気がしています。
私は、ウィンザー夫人を1巻でご退場にしたのは、非常に勿体ないと思いました。彼女ならば、反戦平和団体代表(笑)ジェシカ・エドワーズ議員の強力なライバルになってくれたはずだからです。
トリューニヒトも救国軍事会議の軍人も男です。若い女性の反戦平和の正論には太刀打ちできません。主戦派のおばさんのみが太刀打ちできるでしょう!

>> 陣容はアムリッツア星域会戦のときと同じだと勘違いしていました。でも、本当に全軍が出撃するなんていくらなんでも無謀だと思うのですが。
>私も無謀だと思います。まあ、全軍出撃というのを考えたのは私ではありませんが。(笑)別にアムリッツアと同じ陣容であっても問題はないですし、どこか目立たない艦隊が留守部隊として残っていると考えても良いですし。

ワハハハハ。私が最初に言ったことですね。大丈夫です。ウィンザー議長は、フェザーンからの侵攻があるとはまず考えません。ラインハルトも、この時期ではフェザーン侵攻を実行できないでしょう。
イゼルローン要塞があれば帝国の侵入を防げるのだから、全軍を出撃させても大丈夫!と「素人」考えで突っ走りそうな気も。それを統合作戦本部が必死に思いとどまらせそうです。「せめて1個艦隊は本国に残しましょう」って感じで。

それにしても、アンドリュー・フォーク准将はどうしましょう。彼の性格を考えると、イゼルローン要塞に籠もっていそうですが。その上、本国と前線の通信を阻害しそうですね。しかもヘタにウィンザー議長に取り入った場合、手に負えなくなりますね。

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board4 - No.3306

Re:ウィンザー議長の帝国領侵攻作戦

投稿者:イッチー
2002年11月30日(土) 16時57分

八木さま、おひさしぶりです。

> >ウィンザー夫人について
> ウィンザー夫人のモデルは、さすがにサッチャーではないと思います。大英帝国を崇拝する田中氏が、サッチャーをモデルにしてあの程度の理性のキャラクターにはならないのでは。
> むしろ、反戦市民団体の代表をやっているおばさんというところじゃないですか? 「反戦」おばさんを「好戦」おばさん(笑)に変えたぐらいで。現在でいえば、田中真紀子や土井たか子といった政治家が当てはまりそうですね。
 田中氏が銀英伝を著したのは、マドンナブーム(懐かしい・・・)が起こる前で当時の日本では女性政治家も少なかったと思うのですが、ウィンザー夫人のような政治家像を描き出したのは、田中氏に先見の明があったということでしょうか(笑)。

> それにしても、アンドリュー・フォーク准将はどうしましょう。彼の性格を考えると、イゼルローン要塞に籠もっていそうですが。その上、本国と前線の通信を阻害しそうですね。しかもヘタにウィンザー議長に取り入った場合、手に負えなくなりますね。

フォークの性格からして、ウィンザー議長の作戦を「無謀」と見抜いて、責任を逃れるためにうまく本国の留守部隊の一員として本国に居残るのではないでしょうか。ところが、予想に反して、作戦は「成功」し、彼は自分自身が手柄をたてるために「第二次帝国領侵攻作戦」を最高評議会に提出するといったところでしょうか。

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board4 - No.3307

Re:ウィンザー議長の帝国領侵攻作戦

投稿者:僧侶T
2002年12月01日(日) 08時08分

 どうも、僧侶Tです。
> > それにしても、アンドリュー・フォーク准将はどうしましょう。彼の性格を考えると、イゼルローン要塞に籠もっていそうですが。その上、本国と前線の通信を阻害しそうですね。しかもヘタにウィンザー議長に取り入った場合、手に負えなくなりますね。
 拙僧は、あの後、ロボスが自らオーディン1番のりをしようとしたのは、作戦参謀のフォークがそそのかしたせいではないか、と思うようになりました。「敵国の首都に、遠征軍総司令官が1番のり!」などという発想は、あの無気力おじさんのロボスのものとするより、虚名のとりこのフォークのものとしたほうがより似つかわしい気がしたからです。ですから、フォークはヴァルハラ星域の上空でロボス、グリーンヒルとともに戦死してしまったのではないかと思っています。かなり惜しいとは思いますが。
 それから、この帝国領侵攻作戦の後のことなのですが、帝国は屈辱を晴らすため、と称してラインハルトにイゼルローン要塞攻略を命じるのではないかと思います。(ただし、貴族たちの本当の狙いはラインハルトの持つ戦力を削ること)当然、ラインハルトはイゼルローンに遮二無二攻めかかる愚を知っていますから、戦いは長期化すると思います。となると、ラインハルトは皇帝急死の報を、首都から遠く離れた前線で聞くことになるのではないでしょうか。このことは、権力闘争においては致命的な不利をもたらすのではないかと思います。
 ・・・その結果として、ブラウンシュバイク公の娘、エリザベートが即位、ブラウンシュバイク公が摂政になり、リヒテンラーデ侯とラインハルトは罷免されてしまう。出し抜かれて激怒するリッテンハイム侯とラインハルトは、そして思わぬ好機到来に色めき立つ、ウィンザー率いる同盟政府はどう動くのか?大人しくブラウンシュバイク公の命令に従うはずのないラインハルトとリッテンハイム侯、更なる戦果拡大を図ろうとする同盟、せっかく手に入れた権勢を死守しようとするブラウンシュバイク公。いったいどのような組み合わせが生まれ、どのような経過をたどり、どのような結末を迎えるのか。興味深いところです。

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board4 - No.3308

Re:ウィンザー夫人のモデル

投稿者:不沈戦艦
2002年12月01日(日) 14時32分

> > >ウィンザー夫人について
> > ウィンザー夫人のモデルは、さすがにサッチャーではないと思います。大英帝国を崇拝する田中氏が、サッチャーをモデルにしてあの程度の理性のキャラクターにはならないのでは。
> > むしろ、反戦市民団体の代表をやっているおばさんというところじゃないですか? 「反戦」おばさんを「好戦」おばさん(笑)に変えたぐらいで。現在でいえば、田中真紀子や土井たか子といった政治家が当てはまりそうですね。
>  田中氏が銀英伝を著したのは、マドンナブーム(懐かしい・・・)が起こる前で当時の日本では女性政治家も少なかったと思うのですが、ウィンザー夫人のような政治家像を描き出したのは、田中氏に先見の明があったということでしょうか(笑)。

「ウィンザー夫人のモデルはサッチャー」ってのは、十分あり得るような気がしますけど。田中芳樹から見れば、サッチャーは「救いがたい愛国戦争屋のババァ」そのものなのではありませんかね?保守派はサッチャーを高く評価しますけど(経済改革による英国病の克服、的確な武力行使と外交で、フォークランド紛争をあっという間に解決したことなど)、「戦後サヨク」的な考え方を是とする人たち(田中芳樹は当然その範疇でしょう)は、あまりサッチャーを評価していないと思いますし。「ウィンザー」ってのは、今の英王朝の名前でもありますしね。

 大英帝国を崇拝する田中芳樹だからこそ、自分の理想とはかけ離れているようなサッチャーは、嫌っているのではないかと思いませんか?

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board4 - No.3309

Re:ウィンザー夫人のモデル

投稿者:八木あつし
2002年12月01日(日) 16時16分

> > > >ウィンザー夫人について
> > > ウィンザー夫人のモデルは、さすがにサッチャーではないと思います。大英帝国を崇拝する田中氏が、サッチャーをモデルにしてあの程度の理性のキャラクターにはならないのでは。
> > > むしろ、反戦市民団体の代表をやっているおばさんというところじゃないですか? 「反戦」おばさんを「好戦」おばさん(笑)に変えたぐらいで。現在でいえば、田中真紀子や土井たか子といった政治家が当てはまりそうですね。
> >  田中氏が銀英伝を著したのは、マドンナブーム(懐かしい・・・)が起こる前で当時の日本では女性政治家も少なかったと思うのですが、ウィンザー夫人のような政治家像を描き出したのは、田中氏に先見の明があったということでしょうか(笑)。
>
>
> 「ウィンザー夫人のモデルはサッチャー」ってのは、十分あり得るような気がしますけど。田中芳樹から見れば、サッチャーは「救いがたい愛国戦争屋のババァ」そのものなのではありませんかね?保守派はサッチャーを高く評価しますけど(経済改革による英国病の克服、的確な武力行使と外交で、フォークランド紛争をあっという間に解決したことなど)、「戦後サヨク」的な考え方を是とする人たち(田中芳樹は当然その範疇でしょう)は、あまりサッチャーを評価していないと思いますし。「ウィンザー」ってのは、今の英王朝の名前でもありますしね。
>
>  大英帝国を崇拝する田中芳樹だからこそ、自分の理想とはかけ離れているようなサッチャーは、嫌っているのではないかと思いませんか?

そうでした。田中芳樹はサヨク的な考え方をするお方でした。サッチャーは、フォークランド紛争だけでなく医療・福祉分野を削減していますしね。それならば、サッチャーを矮小化してウィンザー夫人を作り出しそうです。
「マーガレット・サッチャー」 「コーネリア・ウィンザー」
おお、微妙に似ている。それにしてもウィンザー夫人の主張は、やっぱりただの反戦もといただの好戦おばちゃんだな。

創竜伝での大英博物館の話題で、大英帝国が植民地などから強奪した歴史的資料を公開していることは素晴らしいことだ、と述べておりました。フォークランドには領土的価値しかなく、歴史的価値のある資料はないのだから、田中芳樹もフォークランド紛争を擁護することもないですね。

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board4 - No.3310

Re:ウィンザー議長の帝国領侵攻作戦

投稿者:イッチー
2002年12月02日(月) 09時22分

シナリオ①(ラインハルトにイゼルローン奪還命令が出る前に先手を打つ)
 帝都防衛の任を果たし、宇宙艦隊司令長官に任じられたラインハルトは侯爵に叙せられ、その勢力は大いに強まった。
 「威信に傷がついたと言っても、大貴族たち、特にブラウンシュヴァイク公とリッテンハイム候の実力には侮りがたいものがある」ラインハルトはオーベルシュタインに話しかけた。「御意。ここは共食いをさせましょう」「共食い?」
 「救国の英雄」ローエングラム候をねぎらうため、皇帝フリードリヒ4世の行幸が予定された。ところが、皇帝到着予定時刻、ラインハルト邸で爆破事件がおこった。幸い、皇帝もラインハルトにもけががなかったが、多くの貴族が巻き込まれ、大惨事となった。事件を調査した憲兵司令部は「事件は、ブラウンシュヴァイク公の命令でフレーゲル男爵である。憲兵隊が身柄を拘束しようとした際、フレーゲルが抵抗したため、憲兵隊は射殺した」と発表した。ただちに、ブラウンシュヴァイク公の元帥号と公爵位は剥奪され、財産は没収となった。しかし、ブラウンシュヴァイク公は皇帝の命に従わず、自分の領土に逃げ込んだため、リッテンハイム候に対し、「ブラウンシュヴァイク討伐」の命が下った。ライヴァルを蹴落とす良いチャンスとばかり、リッテンハイムは意気揚々と出陣したが、軍事的才能が皆無のリッテンハイムが指揮する軍隊をブラウンシュヴァイク軍は撃破し、リッテンハイム候自身が戦死するという失態を犯した。皇帝は新たにローエングラム候にブラウンシュヴァイク討伐の命をくだした。ラインハルトは難なく、ブラウンシュヴァイク軍を撃破し、ブラウンシュヴァイク公一族は自殺した。この討伐の成功によって、ラインハルトは公爵に位をすすめ、帝国宰相に任じられた。リッテンハイム家はザビーネが後を継いだが、もはや威信は失墜し、ラインハルトに対抗する力は持ちようがなかった。リヒテンラーデ候もまた独自の武力を持っておらず、軍を抑えたラインハルトに抵抗できなかった。ラインハルトはリヒテンラーデ候に枢密院議長の位を与え、ていよく内閣から追い払った。ここにラインハルトの独裁体制が確立する。

シナリオ②(ナポレオンがモデル)
 帝都防衛の任を果たしたラインハルトは侯爵に位をすすめ、宇宙艦隊司令長官に任じられた。「ローエングラム候の戦いぶりは誠にみごとであった。今度はイゼルローン要塞を奪回してもらいましょう」大貴族たちは口々に心にも無いお世辞を言い、皇帝にラインハルトにイゼルローン奪回の命をくださせることに成功した。ラインハルトはメルカッツに協力を要請し、帝都防衛軍と同じメンバーがイゼルローンに向けて出発した。ラインハルトはイゼルローン奪回の困難性を承知していたから、適当な理由をつけて、戦いを長引かせた。その間に皇帝フリードリヒ4世が死亡した。ブラウンシュヴァイク公は強引に自分の娘エリザベートを皇帝とし、自らは摂政となった。しかし、貴族内にはブラウンシュヴァイク公に対する不満が渦巻いていた。このような帝国内の動揺を狙って、同盟軍は第二次帝国領侵攻作戦を敢行した。これはヤンの立案に基づくもので、同盟軍はただちにフェザーンを占領した。ブラウンシュヴァイク公はただちにシュターデン提督を司令官とするフェザーン解放軍を派遣するが、同盟軍に撃破された。貴族内では「軍事の天才・ローエングラム候を呼び戻しましょう」という声が高まった。ブラウンシュヴァイクもこの声に抗し得ず、やむなくラインハルトを首都に呼び戻した。ラインハルトは後をメルカッツとキルヒアイスにまかせ、オーベルシュタインらを引き連れて、首都に帰還した。早速、ラインハルトはリッテンハイム候とリヒテンラーデ候と会談し、3者の協力による新政権樹立で合意した。「銀河帝国という馬車を引っ張る2頭の馬は決まった。御者は私だがな・・・」
 ラインハルトはクーデターを敢行した。エリザベートは病死、ブラウンシュヴァイク公は職権乱用の罪で処刑されたと発表された。新たにリッテンハイム候の娘、ザビーネが皇帝となり、リッテンハイム候が帝国宰相・リヒテンラーデ候が国務尚書・ラインハルトが軍務尚書となった。ラインハルトはイゼルローン方面をメルカッツに任せ、キルヒアイスをフェザーン解放司令官に任命した。「オーベルシュタイン、私の覇権を確立するためには、次に誰と組めば良いか?」自らの覇権のために次のクーデター計画を練るラインハルトである。

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board4 - No.3311

Re:ウィンザー議長の帝国領侵攻作戦

投稿者:SAI
2002年12月02日(月) 12時41分

イッチーさん、おひさしぶりです。

シナリオ1はなんぼなんでも強引過ぎるでしょう。この時点でブラウンシュヴァイク公がそんな事をするだろうと他人が信じてはいないでしょう。むしろラインハルトが疑惑をもたれるでしょうね。こんな謀略でもやらなければ破滅するならともかく、そうでないなら丁半博打みたいなことはやらないと思います。

シナリオ2についてはラインハルトが適当な理由をでっち上げていぜるローン攻略をやっているふりをするのはその通りだと思います。
ただ同盟のフェザーン侵攻作戦は起きないのでは?
フェザーンにとっては死活問題ですから、合法非合法を問わずいかなる手段を使ってでも止めると思います。メディアを使ったプロパガンダ、
損得を無視した実弾攻勢、いやこの時点では同盟は勝った勝ったで熱狂状態だからとまらないかもしれない、やっぱりフェザーン侵攻は起きるかも知れません。最善の手を打つなら両回廊を押さえた同盟有利の状況下で和平交渉でしょうね。
戦争はなんだかんだいって損失でしかないので、このまま消耗戦を続ければ過去の蓄積が少ない同盟のほうが先に耐えられなくなるし、また和平交渉というのは勝ってる側から言い出すものですので、ヤンやビュコックをはじめとする、同盟の将帥達にもうこれ以上は戦えない、和平すべきだと言われればさすがのウインザー議長も和平を申し出るのではないでしょうか?(希望的観測ですかね)。主戦派とて自分達の継戦能力はわかっているでしょうから、これ以上は自滅するから、いいださないにしろ反対はしないと思います。

フェザーン解放軍を撃破した時点なら帝国も和平を受け入れようという気になると思います。いぜるローン陥落、オーディンに同盟侵入、フェザーン陥落、解放失敗と、これだけ悪条件があれば、もう戦争はうんざりだ、和平をうけいれても良いと考える貴族も大勢出ると思います。

シナリオ2-1

ブラウンシュヴァイク公はただちにシュターデン提督を司令官とするフェザーン解放軍を派遣するが、同盟軍に撃破された。その報告が帝都オーディンに届くやいなやもたらされた同盟政府よりの和平会談の申し出に帝都は揺れた。
「叛徒どもめ。のぼせあがりおって!!」
そうブラウンシュバイク公は激高するものの同調する貴族は少なかった。長きに渡る戦争に本心では倦み疲れていた彼らにとって自分からは面子もあって言い出せないが誰かが言い出すなら賛成しようと思っていたことである。相次ぐ敗戦に弱気になっていたことも影響したであろう 一部の強硬派が戦争続行を唱えるものの大勢は覆せず、押されるようにしてついに皇帝フリードリヒ4世は和平交渉を受諾した。

遠くイゼルローン方面にいたラインハルトがその驚天動地の知らせを受け取ったのは、和平会談が始まった後であった。遠くイゼルローン方面にいたため、さらにいえばまったくの予想外の出来事でもあったため、最善手はない。今すぐ行動すべきか?それとも今は動くべきではないのか?苦悩するラインハルトであった。

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board4 - No.3313

Re:ウィンザー議長の帝国領侵攻作戦

投稿者:イッチー
2002年12月02日(月) 17時38分

SAIさま、おひさしぶりです。
シナリオ2-1の続きを考えて見ました。

 フリードリヒ4世は同盟との和平を選択した。帝国全権は皇帝の名代として、国務尚書リヒテンラーデ候がつとめることとなった。

ラインハルトはヒルダからの手紙を読んでいた。
「今回の和平交渉にもっとも乗り気なのは、リヒテンラーデ候です。和平の実現によって軍人の発言権を抑え、己の発言力を強めるつもりです。ブラウンシュヴァイク公は和平に反対ですが、フレーゲル男爵はじめ配下の若手貴族にローエングラム候に対する反感が強く、ローエングラム候と結ぶ余地はありません。リッテンハイム候は和平派につくか強硬派につくか態度を決めかねているようです」
 「リッテンハイム候と結ぶ以外に方法はないようだな」ラインハルトはオーベルシュタインとロイエンタールを密かにオーディンに派遣した。「リッテンハイム候と交渉する際はマリーンドルフ伯爵家の令嬢ヒルダともよく連絡をとるように」
 リッテンハイム候は迷っていた。そこへ執事が候の書斎に入ってきた。「マリーンドルフ伯爵家の令嬢ヒルデガルドさまが侯爵様とお話がしたいそうです」「マリーンドルフ?」(最近、ローエングラム候との提携を強めているようだが・・・)「会ってみよう」
 ヒルダは2人の男を従えていた。「その者たちは?」「ローエングラム候の部下です」「で、話とは?」「ローエングラム候は帝国の行く末を大変憂えておられます。イゼルローン要塞を落とされ、帝都を攻撃され、フェザーンを奪われ、叛乱軍と和平を結ぼうとされています今の皇帝陛下に国を治める能力はありません。ローエングラム候はリッテンハイム候のご息女ザビーネさまが皇帝に即位され、侯爵さまが摂政につかれることが国を救う唯一の道だとおっしゃられております」「あまり、不敬なことは口にしないほうがいいな。フロイライン」「これは極秘裏に手に入れたリヒテンラーデ候とブラウンシュヴァイク公の密約ですが・・・」ヒルダは一枚の紙を差し出した。そこには、和平のあかつきには、フリードリヒ4世を退位させ、ブラウンシュバイクの娘エリザベートを帝位につけ、ブラウンシュヴァイク公が摂政に、リヒテンラーデ候が帝国宰相につき、リッテンハイム侯爵家は断絶させるというものであった。もちろん、それは偽造だったが、リッテンハイムはそれを信じた。「わかった。ローエングラム候とともにクーデターを行おう」
 ラインハルトはイゼルローンの同盟軍に対する押さえをメルカッツに任せると、自ら軍を率いてオーディンに急行した。リヒテンラーデ候が和平交渉に出発しようとした前夜、ラインハルト率いる軍が新無憂宮を制圧し、フリードリヒ4世は無理やりザビーネに譲位する旨記した文書に署名させられた。リヒテンラーデ候も逮捕されたが、ブラウンシュヴァイク公は首都をかろうじて逃げ出し、ガルミッシュ要塞にたてこもった。
 翌朝、ザビーネが新皇帝に就任したことが宣言された、リッテンハイム候が公爵に位をすすめ、摂政となり、ラインハルトは軍務尚書兼国内軍総司令官に任命された。また、和平交渉は中止すると発表された。
 帝国でのクーデターという報告をうけて、クブルスキー統合作戦本部長は第1艦隊司令官となっていたウランフ大将をイゼルローン要塞司令官に、アッテンボロー少将を第13艦隊司令官代理に任命。ヤンを統合作戦本部副部長として、首都に召還した。
 「ヤン大将。帝国は新たにキルヒアイス上級大将をフェザーン解放軍司令官に任命してきた」「何者ですか」「バグダッシュ大佐」クブルスキーに名を呼ばれたバグダッシュが本部長室に入室してきた。「キルヒアイス上級大将はローエングラム候の幼馴染で用兵家としての能力は候とほぼ同格だそうです」「なかなか手ごわそうですね。帝国に関して他に情報は?」「ブラウンシュヴァイク公が首都を追放され、ガルミッシュ要塞にたてこもっているようです」「では、同盟はブラウンシュヴァイクと組むと声明を出してください」「なに!?」「しばらく、ブラウンシュヴァイクにキルヒアイス司令官の相手をしてもらいましょう」
 フェザーン方面軍司令官ビュコック大将は帝国に向けて声明を発表した。「帝国の戦争主義者が和平派を追い落とし、国家の乗っ取りをはかったことは遺憾である。我われ自由惑星同盟は今後、和平派の希望の星、ブラウンシュヴァイク公に全面的に協力するものである」
 「おのれ!いくら落ち目とはいえ、叛乱軍とは組むとは!」リッテンハイムは怒りを露わにした。「キルヒアイス提督に命じる。フェザーンを解放する前にブラウンシュヴァイク軍を賊軍として討伐せよ!」

つづく

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