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投稿ログ144 (No.2624 - No.2633)

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board4 - No.2624

Re:救国軍事会議を考える

投稿者:八木あつし
2002年09月01日(日) 18時38分

吉良国 育生さん、イッチーさん、どうも。
お二人のご意見をじっくり読ませていただきました。お二人の意見を踏まえた上で私も考えてみたいと思います。
吉良国さんは、クーデターが成功しても797年の同盟の国内状況では帝国内戦に介入するのは無理。またどんな体制でも経済をすぐに建て直せず国民の不満が後で爆発するのでは、と述べています。私は、吉良国さんが言われるように、経済再建はすぐには難しいと思います。ただし帝国内戦への介入は可能ではないでしょうか?
前回のレスで私は、イッチーさんの方針で救国軍事会議がクーデターを起こした場合、グリーンヒル議長ではなくシトレ議長で臨めば、ヤンとビュコックの協力を取り付けて成功するのでは……、と考えました。とりあえず、その仮定で成功したとさせてもらいます。
ヤンが自分の信念に折り合いを付ければ、短期間でクーデターが成功し、同盟救国政権が誕生します。4月13日から始まった反乱劇も、末日までには収まるでしょう。そうなれば、5月からは軍事行動を起こせます。
5月になった時点の帝国の内戦状況は、貴族連合軍のシュターデン艦隊が敗れ、レンテンベルク要塞が陥落したあたりです。しかしこの時点では、貴族連合軍はラインハルト軍以上の艦艇数を有しています。つまりまだ互角に戦えるますし、新たなファクターが生じればラインハルト打倒も十分に可能です。
たいする同盟はアムリッツアの敗戦の痛手からまだ立ち直れず、正規艦隊も第1・11・ヤンの3個艦隊しかありません。また後方能力も弱まっています。これでは本格的に介入して、どちらかの勢力を手助けするのは戦力的少なすぎ不可能でしょう。しかし手は1つあります。
イゼルローン防衛に第11艦隊を回し、ヤン艦隊を帝国領内に侵入させゲリラ戦を行うという作戦が取れると考えれます。帝国の内戦勃発で、イゼルローン方面の警備はがら空き状態です。簡単に侵入できるでしょう。そして、ヤン艦隊は帝国の辺境領を中心に荒らし回ります。そして帝都オーディンに一気に進撃が出来るのだと、常に示威行為を行い続けるのです。
イゼルローン方面の辺境は、ラインハルト側の領域ではないかと推測できます。ラインハルトは、帝国軍最高司令官として辺境を荒らすヤン艦隊は放置できません。また実際にヤンはポーズだけで帝都には攻めてこないだろうと、ラインハルトが読み切っても、帝都の宇宙戦力はゼロなのですから、放置するのはあまりにも危険です。しかしヤン艦隊相手に同数の1個艦隊を派遣しても、追い払うどころか逆に敗れかねません。となると辺境方面軍のキルヒアイス艦隊3万を派遣するか、本隊から双璧の二人を向かわせるしかありません。元々ラインハルト軍は、貴族連合軍よりも兵力が少ないので戦いはかなり窮屈になるでしょう。ヤン艦隊は、帝国軍が来ればイゼルローンに逃げ込み、帝国軍が去ればまた出撃します。これを繰り返せば、かなり帝国軍を消耗させますし、兵站も短くて済みます。もし帝国軍が強引に突入すれば、第11艦隊と挟撃も出来るでしょう。
これにより帝国内戦をとにかく長引かせ、その間にシトレ議長の救国政府が国内の再建を急ぎます。後は、貴族連合軍の勝利か、両者共倒れを気長に待ちます。貴族連合ならフェザーン侵攻はまずないので、イゼルローンにヤン艦隊があるかぎり、同盟は国内再建に力を向けられるでしょう。またラインハルト軍が貴族連合軍を打ち破ったとしても、史実以上の損害を被るので、戦力回復にかなりの時間が掛かるはずです。また、この仮定ではキルヒアイス死亡の確率も減るので、赤毛が生き残れば金髪をなだめて、平和共存の可能性もあるかも…。何にせよ同盟は時間が稼げるので、その間にヤンの進言でフェザーン方面の防衛強化に励めます。

私は、早急に軍事クーデターを成功させ、帝国内戦に介入しなければ、最終的には帝国軍のラグナロック作戦が起こると思います。ラインハルトは戦争の申し子です。皇帝亡命事件が失敗しても、銀河の統一を旗印に最後は同盟に侵攻するではないでしょうか。キルヒアイスが死んだ時点で、私は同盟と帝国(ラインハルト)の共存は不可能だと思います。

最後に我らがヨブ・トリューニヒト氏です。彼は帝国に亡命するでしょうか? ラインハルトがまず拒否しそうですし、トリューニヒトの同盟正統政府を担ぐくらいなら、ラインハルトは銀河の統一を旗印に担ぐでしょう。また同盟正統政府を立ち上げるにも、閣僚の政治家はさすがに付いていかないと思います。むしろトリューニヒトは、将来の民政移管を考え、色々と裏で策謀をしそうな気がします。民政移管選挙のとき、フェザーン・反戦派・主戦派・軍部派を巻き込んで何かアクションを起こすのでは? そこにジェシカ議員の反軍キャンペーンも絡み・・・。例えが悪いですが、現在のパキスタン情勢みたいな感じですかね。
あー、長かった。以上で思考実験を終わります。

親記事No.2532スレッドの返信投稿
board4 - No.2625

Re:怒りはしませんよ

投稿者:IK
2002年09月02日(月) 00時48分

ケスラセラさん、不沈空母さん、こんにちは。
まずこの掲示板に適当な話題について。
南京の問題は確かに脇にそれすぎていたように思いましたね。右翼も左翼もあれほど懸命に手を尽くして自説の正当性を証明しようとしているのに定説が形成されていないものが、ここで議論したからと言って出来るとも思いませんし。
ただ、不沈空母さんもおそらく容認なさっているように、田中作品から受けた思想を発展して語るのは許容範囲だと思います。
単純な作品論だけをしていたらこの掲示板ももう四代目ですし、ネタも尽きようというものです(笑)。もっともこの辺は最終的には管理人さんの判断に委ねることになりますが。

ここからはケスラセラさんに。
先日はレス、ありがとうございました。
それで合点がいったかというと、うーん、残念ながらそうは言えません。これについては私は蜃気楼さんと考えが近いようです。ケスラセラさんのおっしゃることに頷ければいいのですが、とは申し上げておきましょう。自慢めいて聞こえるかも知れませんが、そうなるには私は少しばかり知り過ぎているようです。
敢えて解説は申し上げませんが、国際関係において被害者は悪、という見解について考えて見てください。
ただし、常に理性でもって和平の道を探る用意をしておくのは重要なことです。戦争に至った時点で政治は挫折したことをしっかりと自覚しておくべきでしょう。
日中戦争の最中、近衛文麿首相が出した「蒋介石を相手にせず」という宣言などはもってのほかです。
中公文庫にロバート・ケネディ著の「13日間」という本が収められています。キューバ危機において米ソ両首脳がいかに理性を働かせて巨大な戦争へと突き進もうとする運動を食い止めたかという記録です。よろしければ、ケスラセラさん、蜃気楼さん、不沈空母さんのご一読をお勧めします。

親記事No.2595スレッドの返信投稿
board4 - No.2626

Re:辺境概念問題

投稿者:准提督
2002年09月02日(月) 00時55分

> だから同盟軍にしたって、たとえ首都を占領されてもどこかの辺境に逃れてそこで反帝国分子を糾合してゲリラ戦を展開すれば10年や20年はもちだろうしそういう戦略も当然考えられてしかるべきだということをオレは言ってるんだ。

つまり「第二の同盟」建設計画ですね。末期とはいえ同盟政府・軍の組織的な計画・実行ならば議論の余地はあるでしょう。逆に言うなら、単純な宇宙海賊やら反政府ゲリラの割拠の余地はないことをご理解頂けたようで何よりです。

> 宇宙空間でゲリラ戦ができるのかっていうところは議論が分かれると思うけど、小惑星地帯とか気象条件の厳しい惑星とかに引きずり込めばオレは十分可能だと思う。
> ゲリラ戦ならば兵器も安上がりですむし、駆逐艦程度が相手なら民間の商戦を改造したものでも十分戦えると思う。
> 大型の戦艦や空母なんて小惑星帯でのゲリラ戦じゃ返って無用の長物だと思う。

さて、では「第二の同盟」計画(名前は別にデラフリでもダンケルクでも箱舟でもいいですが)を考察して見ましょう。
これを実施するに当たってまず考える必要があるのは、同盟政府・軍が同盟国民を「見捨てて」自分達だけで辺境の秘密基地に逃げ込んだ、という行為の政治的正当性です。同盟国民はあまり良い感情を持たないでしょう。それに同盟を制圧した帝国は当然「奴らは諸君を裏切って逃げた卑怯者だ」と宣伝するでしょう。従って、同盟国民の今後の有形・無形の協力を得るためにはかなりの逆宣伝の努力が必要でしょう。亡命フランスを率いたドゴール並のパワフルな指導者兼アジテーターが必要ですね。
次に場所。これは同盟側の辺境でよろしいですね。同盟側から銀河の逆方向(帝国のいない方)に向かっていくと。根拠地建設に関する問題は取りあえず解決できるでしょう。国家プロジェクトとして予算・人員・資材は合法的かつ隠密に調達できますから。
建設期間は遅くとも帝国軍が再侵攻してくる(正史でいう7巻:マル・アデッタ)あたりまで。これより遅くなると、同盟本土を制圧した帝国軍が建設途上の基地に攻めこんできますから。
ゲリラ戦実施に当たっては、どうやって小惑星や不安定星域に引きずり込むか、ですね。もし私が帝国軍の追討部隊指揮官なら、秘密基地周辺に防衛ラインを敷いて、そこに押しこめたまま、あとは相手にしませんよ。引きずり込まれて犠牲をだすくらいなら、自滅を待ちます。

さて、秘密基地を建設し、そこに逃げ込んで抵抗の姿勢をとることは出来る、と私は考察して見ました。問題は、そこで割拠したあとどうなるか、です。
私は遅かれ早かれ滅亡するだけだ、と考えます。

> 資金の援助なら旧同盟やフェザーン内の有志から援助を受ければいいわけだし(アルカイダだって世界中のイスラムネットワークから援助を受けていた)。
> 人員の補充ならこれも旧同盟内から義勇兵を募ればいい。帝国の専制政治と戦うという大義名分があれば兵士も集まりやすいだろう。
> そもそも帝国軍がいくら強大だといってもせいぜい2000万か3000万程度だろ。その程度の軍隊がいくら警備を強化したといったところで、旧同盟とフェザーン合わせて150億もの人間が住む巨大な宇宙国家の人や物、情報の流れを完全に押さえることなんてできるわけないだろう。

長期的な抵抗活動ができるかは、ここの問題で躓くのですよ。失礼ながら、深草の少将さまは、この点につき、地上世界の事例をそのまま宇宙空間に持ってきているように思います。
資金について、前述の通り、同盟国民からの支援を得るためには相当の逆宣伝を実施しなければなりません。いわんや、帝国首都として発展が約束されているフェザーンの商人をや、です。
人員についても同じです。しかも、人員の場合、一人一人が歩いて行く訳ではありません。集団で船にのって移動しなければならないのですよ。一人一人の反動分子の行動は把握できなくても、港と船舶に監視の焦点を絞れば、治安機関は移動を阻止できるでしょう。しかも、仮に出港できたとしても、抵抗活動を行っている星域の周辺には当然帝国軍が阻止線を張っているでしょう。その突破は極めて難しいでしょう。
そして何より、宇宙空間での活動である以上、ゲリラであっても勝負を決めるのは艦船です。小銃や手榴弾ではないのですよ。建造には相当の費用と時間・人手が掛かります。商船改造であってもね。同盟本土を占領した帝国が圧倒的な国力にモノをいわせて大量建造してくる大艦隊を相手に、ゲリラ戦で一度や二度勝ったところで、あとが続かないでしょう。

結局、清の支配を逃れ辺境である台湾に政権を構築した鄭成功一派の末路を宇宙レヴェルで再現するだけになると思いますよ。

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board4 - No.2628

Re:辺境概念問題

投稿者:深草の少将
2002年09月02日(月) 08時01分

> > だから同盟軍にしたって、たとえ首都を占領されてもどこかの辺境に逃れてそこで反帝国分子を糾合してゲリラ戦を展開すれば10年や20年はもちだろうしそういう戦略も当然考えられてしかるべきだということをオレは言ってるんだ。
>
> つまり「第二の同盟」建設計画ですね。末期とはいえ同盟政府・軍の組織的な計画・実行ならば議論の余地はあるでしょう。逆に言うなら、単純な宇宙海賊やら反政府ゲリラの割拠の余地はないことをご理解頂けたようで何よりです。

いや、小規模な武装勢力ほど逆に存在しやすいっていうもんだ。そもそも御宅は帝国軍、さらにいうなら軍隊の能力っていうもんを過大評価しすぎている。
いくら帝国軍が大兵力とはいえ、2000万程度の兵力じゃおそらく数百はあるだろう友人生計とそれらを結ぶ航行路をおさえるだけで手一杯だろうし、それ以外の無人の星系までには手が回らないはずだ。そうしたところにある辺境の忘れ去られた惑星や、あるいは破棄された同盟軍の基地なんかを利用すればゲリラ部隊の軍事拠点なんかは簡単に作れるはずだ(確かメルカッツもバーミリオン会戦の後そうした軍事基地の一つをアジトにしていたし、地球なんて何百年もの間帝国に忘れ去られ地球狂に支配されていたじゃねーか)。

> > 宇宙空間でゲリラ戦ができるのかっていうところは議論が分かれると思うけど、小惑星地帯とか気象条件の厳しい惑星とかに引きずり込めばオレは十分可能だと思う。
> > ゲリラ戦ならば兵器も安上がりですむし、駆逐艦程度が相手なら民間の商戦を改造したものでも十分戦えると思う。
> > 大型の戦艦や空母なんて小惑星帯でのゲリラ戦じゃ返って無用の長物だと思う。
>
> さて、では「第二の同盟」計画(名前は別にデラフリでもダンケルクでも箱舟でもいいですが)を考察して見ましょう。
> これを実施するに当たってまず考える必要があるのは、同盟政府・軍が同盟国民を「見捨てて」自分達だけで辺境の秘密基地に逃げ込んだ、という行為の政治的正当性です。同盟国民はあまり良い感情を持たないでしょう。それに同盟を制圧した帝国は当然「奴らは諸君を裏切って逃げた卑怯者だ」と宣伝するでしょう。従って、同盟国民の今後の有形・無形の協力を得るためにはかなりの逆宣伝の努力が必要でしょう。亡命フランスを率いたドゴール並のパワフルな指導者兼アジテーターが必要ですね。
> 次に場所。これは同盟側の辺境でよろしいですね。同盟側から銀河の逆方向(帝国のいない方)に向かっていくと。根拠地建設に関する問題は取りあえず解決できるでしょう。国家プロジェクトとして予算・人員・資材は合法的かつ隠密に調達できますから。
> 建設期間は遅くとも帝国軍が再侵攻してくる(正史でいう7巻:マル・アデッタ)あたりまで。これより遅くなると、同盟本土を制圧した帝国軍が建設途上の基地に攻めこんできますから。
> ゲリラ戦実施に当たっては、どうやって小惑星や不安定星域に引きずり込むか、ですね。もし私が帝国軍の追討部隊指揮官なら、秘密基地周辺に防衛ラインを敷いて、そこに押しこめたまま、あとは相手にしませんよ。引きずり込まれて犠牲をだすくらいなら、自滅を待ちます。

そんなもんこっちだって後方での撹乱活動とか暴動の扇動、はたまた民間船を装った自爆テロ(!)などいくらでも手はあるさ。

>
> さて、秘密基地を建設し、そこに逃げ込んで抵抗の姿勢をとることは出来る、と私は考察して見ました。問題は、そこで割拠したあとどうなるか、です。
> 私は遅かれ早かれ滅亡するだけだ、と考えます。
>
> > 資金の援助なら旧同盟やフェザーン内の有志から援助を受ければいいわけだし(アルカイダだって世界中のイスラムネットワークから援助を受けていた)。
> > 人員の補充ならこれも旧同盟内から義勇兵を募ればいい。帝国の専制政治と戦うという大義名分があれば兵士も集まりやすいだろう。
> > そもそも帝国軍がいくら強大だといってもせいぜい2000万か3000万程度だろ。その程度の軍隊がいくら警備を強化したといったところで、旧同盟とフェザーン合わせて150億もの人間が住む巨大な宇宙国家の人や物、情報の流れを完全に押さえることなんてできるわけないだろう。
>
> 長期的な抵抗活動ができるかは、ここの問題で躓くのですよ。失礼ながら、深草の少将さまは、この点につき、地上世界の事例をそのまま宇宙空間に持ってきているように思います。
> 資金について、前述の通り、同盟国民からの支援を得るためには相当の逆宣伝を実施しなければなりません。いわんや、帝国首都として発展が約束されているフェザーンの商人をや、です。
> 人員についても同じです。しかも、人員の場合、一人一人が歩いて行く訳ではありません。集団で船にのって移動しなければならないのですよ。一人一人の反動分子の行動は把握できなくても、港と船舶に監視の焦点を絞れば、治安機関は移動を阻止できるでしょう。しかも、仮に出港できたとしても、抵抗活動を行っている星域の周辺には当然帝国軍が阻止線を張っているでしょう。その突破は極めて難しいでしょう。
> そして何より、宇宙空間での活動である以上、ゲリラであっても勝負を決めるのは艦船です。小銃や手榴弾ではないのですよ。建造には相当の費用と時間・人手が掛かります。商船改造であってもね。同盟本土を占領した帝国が圧倒的な国力にモノをいわせて大量建造してくる大艦隊を相手に、ゲリラ戦で一度や二度勝ったところで、あとが続かないでしょう。
>
> 結局、清の支配を逃れ辺境である台湾に政権を構築した鄭成功一派の末路を宇宙レヴェルで再現するだけになると思いますよ。

俺も何べんも言ってるけど「勝てる」とか「長期間戦う」なんて一言も言ってないぜ。あくまでも10年か20年くらいは「持ちこたえることができる」かもしれないし、その間に政治的解決とかで惑星や盛京の一つや二つ独立を認めてもらえるかもしれない(鄭和の政権だって何だかんだいって30年くらいはもっているんだし)。
それに鄭和の場合は台湾のほかに逃げ場がなかったわけじゃない。でもこっちの場合、宇宙空間は無限なんだし、帝国の目が届かない星系なんていくらでもあるわけだろ。そうしたとこに何十でも軍事拠点を作ってそこを根城にゲリラ的な抵抗運動を続ければ結構何とかなるんじゃないかってことを俺は言ってるんだよ。
船舶の検閲にしたってそんなもん民間の船に偽装するか、さもなきゃいっそ港の役人を買収しちまえばいいんだ。そんなくらい日本の暴力団でもやってるぜ。
そもそも港湾局の役人だって普通に考えるなら元同盟の人間だろう。それなら買収だって簡単にできるだろうし、そんなちまちましたことしなくてもさ、巨大企業からの支援とか地方の有力者の支援とか取り付けちまえば物資の横流しや、密航くらいさらには艦船の建造だって簡単だろう(あのアルカイダだってアラブの大富豪や王族の支援を受けていたんだし、コロンビアとかじゃそんなの当たり前だぜ)。
どうも自由惑星同盟が滅亡した後、ロイエンタールの反乱とかあってかなり治安状態は悪化していたみたいだしな。ああいう状態じゃ、果たして帝国の実効支配が果たしてどこまで及ぶのか怪しいもんだ。

そもそもこんな細かいことがどうこういう以前に、無限の領域を持つ宇宙空間において単一の政体が人類を統一して中央集権体制を築くなんていうこと自体が根本的におかしいんだよ。
いろいろもっともらしいことをおっしゃっているけど、どうもあなたはそうした本質的なことがわかっていないみたいだね。
それに宇宙戦争っていうと「艦隊戦」しか思い浮かばないの?戦争っていうともっといろんな形態があるでしょう(例えば宇宙空間での船の監視の問題だってそんなもん隕石に偽装しちまえば一発OKじゃん)。

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board4 - No.2629

故人いわく「スペオペとは、ビキニのねえちゃんの事である」

投稿者:吉良国 育生
2002年09月02日(月) 10時31分

> その1.広大な銀河系に帝国と同盟の2つの政体しか存在しないこと     (フェザーンは帝国の自治領なのでここでは省く)。
> その2.帝国の人名がなぜか古めかしいドイツ名ばかり。
> その3.宇宙空間に「回廊」が存在すること。
> その4.地上の歩兵戦とまったく変わらない宇宙空間での艦隊戦。
>
> よく考えてみりゃ、銀英伝ていうのはトンでもなくチープな設定に満ち満ちてないか、オイ?
> ま、もっとも仮にもスペースオペラにここまで乱暴な設定を持ち込んだことは、ある意味「功績」といえないこともないわな。
>
 深草の少将様は、「キャプテン・フューチャー」や「ダーティー・ペア」「宇宙英雄物語」などは知らないのでしょうね、もう昔の話ですので無理もありません、そう言えば最近スペオペはでているのでしょうか・・・あっ「スター・ウォーズ」が復活しましたね、これなら深草の少将様もご存知でしょう。
 さて、スペース・オペラとは、狭義には「銀色スーツに金魚鉢ヘルメット、手には光線銃と言ういでたちの主人公が、半裸のヒロイン引き連れて、やたらと目の大きい怪物のような宇宙人と戦いながら、未開の惑星を突き進む」と言うような話の事です、そして広義には「宇宙を舞台にした活劇」と言う意味になります。
 このスペース・オペラという冠を頂いた作品は「リアリティーがある」とか「SF考証がしっかりしている」などと言った評価を得る事はありません、むしろエンターテイメントとして評価されます。
 銀英伝はこういうジャンルの作品です、ですから、そうツンツンした物言いはせずに、落ち着いて考えましょう。
 まず一番の問題ですが、国が二つしかないのがそんなに不思議でしょうか。
 たとえば今ヨーロッパは過去の確執を捨てて一つの国になろうとしています、将来このような事が人類社会全体で起こらないとは言い切れないでしょう、帝国や同盟も充分にありえる未来の形の一つだと思います。
  とりあえず今回はこれにて失礼します、あとの問題も、おいおいとゆっくり考えていきましょう。

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board4 - No.2630

Re:辺境概念問題

投稿者:S.K
2002年09月02日(月) 10時49分

深草の少将さん、横レス失礼いたします。
 御提案の辺境ゲリラ戦ですが、貴方も仰る通り既に作中でヤン率いるイゼルローン不正規軍とド・ヴィリエ率いる地球教テロ部隊がやっているのではありませんか?
 あれ以上は却って至難の行為でしょう。
 そもそもあの作品世界では可住惑星の発見はそれなりに困難で惑星改造に至ってはノータッチという事はそれなりに至難と考えて差し支えないでしょう。
 つまり無人宙域が無人であるのには生存困難な相応の理由があるという事で逃亡者達は反帝国テロよりまず生存のために探索・開拓の努力が必要でしょう。
「ガンダム」のデラーズフリート・ネオジオンが抵抗勢力たりえたのはあらかじめ低レベル乃至は小規模なりに兵站・必需物資の自給が可能な根拠地『茨の園』や『アクシズ』があったからです。
 それに原作十巻ではごく普通に宇宙海賊の存在が描写されておりますが充分対応可能なレベルに留まりやはり「海賊国家」の建設まではなされてはいない様です。
 あと地下活動の類はやはりあまり精神衛生に良くない様で見とおしのないゲリラ活動や地下活動は概ねためにする破壊に流されがちになり当初の理念とかけ離れたものになる事が多い様です。
 どうせなら少し前の「移動要塞論」で出てきた「第2次長征一万光年」逃亡案があの当時の反帝国勢力の選択肢のベストの極の一方ではないでしょうか。
 個人的にもう一つのベストは我らがヨブ・トリューニヒト氏が試みていた「恭順後の帝国内体制改革」ではないかと思いますが。
「辺境での抵抗が出来ない宇宙技術の自由度の低さや発想の狭さ」は銀英伝を嫌う十分な理由だと思いますが、ともあれその前提で描写する事自体は別に少なくとも銀英伝は破綻や失敗をきたした訳ではないので愚作・駄作と判ずる必要条件は満たしていないのではないですか?

親記事No.2595スレッドの返信投稿
board4 - No.2631

Re:辺境概念問題

投稿者:古典SFファン(初登場)
2002年09月02日(月) 10時55分

傍から割り込んで済みませんが・・・

物語の設定にある穴を支持したりつついたりで激論するのは「作品を使って遊ぶ」
まことに面白いし、結構な限りなんですが・・。

設定を壊すと小説は破綻します。それは「そういうもの」なのですから仕方ないし、
別に、私もそれ自体をとやかく云うつもりはありません。
また、壊すだけなら、何も細かい事をいう必要はありません。
「こんな技術はないから無理」
で、ほぼ全てのSFは破綻します。

あなたの指摘で最初のほうにあった、

>銀英伝を評価している人が結構多いみたいだけど、オレに言わせればあの作品も矛盾だらけの欠陥だらけだね。

それは、人が書いている以上当たり前です。が、人が銀英伝を読み、また好む
のをそれで否定できる訳でもありません。
古典的なSF、「レンズマン」「スカイラーク」などは未だにある程度の読者
を獲得していますが、「スカイラーク」が相対性理論を「所詮、理論に過ぎん」
と云う発言一つで無視して恒星間航行を可能にしているのはあまりに有名です。
過去の作品の設定、特にSF設定は、前提となるテクノロジーや科学そのもの、
さらには人間の世界認識が変わるとともに、所詮は次第に風化してゆくものです。
ですが、私は古典SFをこよなく愛しています(笑)。
それらは、時に今に通じる鋭い洞察と、時代を超えたエンターテイメントとして
の楽しみを与えてくれる。
そしてそれらは、既に変わる事のなくなった過去、人々が未来をどう考えていた
かを教えてくれ、また、彼らの「無知」を通して、未来の批判者が私を見れば、
やはり「無知」と笑うであろうに違いない事を思い知らせてくれます。
特に娯楽作品においては、その作品の人を愉しませる要素(+要素)に対し、
設定のアラ(-要素)が影響するかどうかが問題なのであり、自分で(この場合は
深草の少将さん)気になったアラを他の読者と論争して遊ぶというゲームが成立する
事自体、銀映伝が語るに足る事を指し示していると思えますが。

その後の発言で云っておられますが、
>その1.広大な銀河系に帝国と同盟の2つの政体しか存在しないこと
(フェザーンは帝国の自治領なのでここでは省く)。
>その2.帝国の人名がなぜか古めかしいドイツ名ばかり。
>その3.宇宙空間に「回廊」が存在すること。
>その4.地上の歩兵戦とまったく変わらない宇宙空間での艦隊戦。

これらは単なる限定要素と差別化のためでしょう。

例えばスタートレック(特にDS9)では、銀河系を4つの宇宙域に分け、そこに
ある程度の数の勢力を分布させて、豊富なエピソードを生み出す元としています。

アルファ宇宙域には連邦、ベータ宇宙域にはカーデシア、ロミュラン、クリンゴン、
ガンマ宇宙域にはドミニオン、デルタ宇宙域にはケイゾンやヒロージェン、ボーグが
それぞれ威を張っています。

が、7~8年掛けて滅亡したのはドミニオンと共倒れのカーデシアくらいで、
後の勢力は全然健在です。

はっきり云って、勢力を増やしすぎたら書けない。
作者の筆力の限界でもありますが、銀英伝は、おそらくその下敷きの一つとなって
いる「三国志演義」と同様、「時代の変わり目」の人間模様を描く英雄伝であり、
シリアス・ドラマでもポリティカル・ドラマでもなく、古典的な娯楽小説であり、
ライトノベルです。
二つしか政体がないのも、空間移動が限定されているのも、歩兵戦と同様に艦隊戦が
描かれているのも「作者が書きやすく、判りやすい設定が選択されている」だけの事。
ドイツ名ばかりなのは単に差別化のため(両陣営が同じ系統の名前ばかりであるより
判りやすい)と、単に作者がやりやすさを追求しただけと言い切ってしまっても済む
ような話ではないでしょうか。

作品の価値とは設定の一つ一つにはなく、小説として何を書きたいか、その主題で
読者にそれを読ませるだけの力があるかということではないかと思うのですが。

・・批判される作品には、批判させる力と、批判や突込みを愉しむ余地がある。
そも、読者をひきつけない作品は路傍の石のごとく消え行くのみ。

親記事No.2595スレッドの返信投稿
board4 - No.2632

Re:辺境概念問題

投稿者:古典SFファン(ついでに・・)
2002年09月02日(月) 12時42分

野暮かも知れませんが(笑)、もう一つ書いてみたくなりました。

> いや、小規模な武装勢力ほど逆に存在しやすいっていうもんだ。そもそも御宅は帝国軍、さらにいうなら軍隊の能力っていうもんを過大評価しすぎている。
> いくら帝国軍が大兵力とはいえ、2000万程度の兵力じゃおそらく数百はあるだろう友人生計とそれらを結ぶ航行路をおさえるだけで手一杯だろうし、それ以外の無人の星系までには手が回らないはずだ。そうしたところにある辺境の忘れ去られた惑星や、あるいは破棄された同盟軍の基地なんかを利用すればゲリラ部隊の軍事拠点なんかは簡単に作れるはずだ(確かメルカッツもバーミリオン会戦の後そうした軍事基地の一つをアジトにしていたし、地球なんて何百年もの間帝国に忘れ去られ地球狂に支配されていたじゃねーか)。
>

端的に云って、小規模な武装勢力の存在しえる余地は十分にあるでしょう。
が、その勢力にどの程度の事が出来るのかは判りません。
というより、宇宙空間の広大さを考えれば、ある程度の数を揃えないと、
航路封鎖や惑星攻略は至難の技です。
惑星防衛のために戦闘衛星や、長距離航行能力を持たない恒星系単位の防衛隊を
配備しているのは作中でも描写されています。

小規模な武装勢力があったとして、帝国や同盟の領域の広大さや人口を考えた場合、
多少の掠奪や商船拿捕程度の事は「無視していても問題ない」。
つまり、影響力がないと云うことです。

地球が無視されていたのは表向き軍事力や経済力を持たなかったからであり、
地球教がその存在とテロ活動を知られた途端拠点を破壊されたのは周知の事実です。

武装勢力は存在できても、「上手く活動できない」ような限定条件があれば、
話は破綻せず成立してしまいます。
そして、そのような限定条件はいくらも考えられます(宇宙航行技術の限界、特定の
物資の必要性など)し、作中で特にそう云うことについて触れられていないのは、
「あえて書かずとも読者がそう云う事を気にした場合、補完できてしまう程度の
納得力が他の部分にあれば」話は書けてしまうからではないでしょうか。

> > > 宇宙空間でゲリラ戦ができるのかっていうところは議論が分かれると思うけど、小惑星地帯とか気象条件の厳しい惑星とかに引きずり込めばオレは十分可能だと思う。
> > > ゲリラ戦ならば兵器も安上がりですむし、駆逐艦程度が相手なら民間の商戦を改造したものでも十分戦えると思う。
> > > 大型の戦艦や空母なんて小惑星帯でのゲリラ戦じゃ返って無用の長物だと思う。

小惑星帯の中に戦艦が入る必要は全くないでしょう。
あの世界の戦艦は、戦闘艇の母艦機能も持っています。
小惑星帯に潜んだ敵をいぶりだしたり、叩いたりするのは単座戦闘艇がうってつけ
です。
戦闘艇を十分積めるなら重巡洋艦でもいいでしょうが、作戦の規模に合わせて
戦艦や空母を選んでも、別に不思議ないところでしょう。

・・・あえてシリアスな言い方をするならば、小惑星帯は、別に小惑星が地球上で
思うような規模で「密集」した場所ではありません。
そこに対探知の盾となる小惑星があったとしても、平均距離は人間が作った戦艦が
ゴミにぶつかれるほど狭いものではありません。
実を云えば、銀英伝の戦艦程度のサイズのものが小惑星帯に入ったところで、岩に
ぶつかるとしたら全くの天文学的なバッドラックでしかないでしょう。
当然、戦闘に不利と言う事もありません。
作中でそう云う風に設定されているだけです。

ガンダムに登場する「暗礁空域」は重力平衡点に浮遊物が集まったものと設定されて
います。
本来の小惑星帯にあんなに岩が密集していない事を、富野監督は良く知っています。

> > ゲリラ戦実施に当たっては、どうやって小惑星や不安定星域に引きずり込むか、ですね。もし私が帝国軍の追討部隊指揮官なら、秘密基地周辺に防衛ラインを敷いて、そこに押しこめたまま、あとは相手にしませんよ。引きずり込まれて犠牲をだすくらいなら、自滅を待ちます。
>
> そんなもんこっちだって後方での撹乱活動とか暴動の扇動、はたまた民間船を装った自爆テロ(!)などいくらでも手はあるさ。
>

実際には「いくらでも手がある」軍事行動はありません。
テロリスト的な「いくらでも手がある」に走った組織は、市民を敵に回します。
ゲリラ戦がゲリラ戦であり、テロリズムと一線を画すことが出来るのは、市民との
連携があり、支持を取り付ける事が出来、素朴なパトリオティズムから、ジオニズム
のような新たな理念まで、運動体としての力を一に出来る指導層がついていての事
です。
(IRA、アルカイダ、群小のテロ組織の例でもある程度その類型は現れています)
皮肉な例を引けば、デラーズ・フリートは結局、ジオン再興はなしえなかった。
彼らはスペースノイド全体に対する反動を生む元となってしまいました。
戦争するなら、敵から政治的譲歩を引き出すまでやらねば意味がないという点を
あえて軽視し、軍事的浪漫主義に(ある程度意図的に)走った彼らの、当然の結末
とはいえます。

ありていに云って、「小規模の独立した武装集団」や、「同盟や帝国に属さない
勢力」をあえて設定したところで、「大きい方の政治的勢力である二つ」に影響を
及ぼせなければ意味がない。
いや、あえて云えば、帝国、同盟両者とも、「自分に属さない勢力を戦争遂行の
邪魔と見なして」壊滅あるいは吸収しようとする可能性も高い。
銀英伝の場合、渦状枝の間は星が少なく、航行しづらいという設定もあるので、
それこそ「長征さらに1万光年」して遠くに別勢力を作れる可能性はあるが、
「それは物語の間、まるっきり帝国・同盟両領域に影響を及ぼさなかった。
なにぶん宇宙空間は広大なので、彼らが発見されたのは500年後だった」
とか、後世の歴史家が語るのも可能でしょう。

> >
> > 結局、清の支配を逃れ辺境である台湾に政権を構築した鄭成功一派の末路を宇宙レヴェルで再現するだけになると思いますよ。
>
> 俺も何べんも言ってるけど「勝てる」とか「長期間戦う」なんて一言も言ってないぜ。あくまでも10年か20年くらいは「持ちこたえることができる」かもしれないし、その間に政治的解決とかで惑星や盛京の一つや二つ独立を認めてもらえるかもしれない(鄭和の政権だって何だかんだいって30年くらいはもっているんだし)。
> それに鄭和の場合は台湾のほかに逃げ場がなかったわけじゃない。でもこっちの場合、宇宙空間は無限なんだし、帝国の目が届かない星系なんていくらでもあるわけだろ。そうしたとこに何十でも軍事拠点を作ってそこを根城にゲリラ的な抵抗運動を続ければ結構何とかなるんじゃないかってことを俺は言ってるんだよ。

可能でしょうが、それが銀英伝が語る期間内に起きるとは限らないと思います。
なにぶん、そう云った組織を作るには時間が掛かりますが、銀英伝は足掛けで10年も
ない期間の話だし、背景の歴史を入れても数百年。

銀河系には1000億以上の星があり、10万光年の直径を持つので、その全容積を
人類が制覇するにはまだまだ長い時間があり、政治的勢力を作ってもそれが接触する
まで、帝国と同盟の場合で150年を要しました。

>
> そもそもこんな細かいことがどうこういう以前に、無限の領域を持つ宇宙空間において単一の政体が人類を統一して中央集権体制を築くなんていうこと自体が根本的におかしいんだよ。

「ファウンデーション」(アイザック・アシモフ)では、全人類を1つの帝国が制覇
していました。
ペリー・ローダンでも、銀河には幾つもの国家がありますが、他の銀河の場合統一国家
を築いていた例が幾つもあります。
「放浪惑星」(フリッツ・ライバー)では、全宇宙は一つの政体の支配下にあります。

要するに、物語の根幹をなす設定とは「最大規模の嘘」であると云う事です。
それがありえるか、ありえないかという事になると、
「超光速航行も、重力制御も、レーザー水爆も、核融合炉も、サイボーグも、
未来予知も、ESPも、クリンゴンもロミュランもみんなみんな」
存在しないし、存在するはずがないのです。
それが、物理的事実なのです。

> それに宇宙戦争っていうと「艦隊戦」しか思い浮かばないの?戦争っていうともっといろんな形態があるでしょう(例えば宇宙空間での船の監視の問題だってそんなもん隕石に偽装しちまえば一発OKじゃん)。
>
隕石に偽装した船を探知する技術(質量探知、金属探知、電磁探知など)を構想する
事も非常に簡単です。
対探知技術も当然構想できますが、探知技術が対探知より優っていればOKです。

また、艦隊戦が目立つのも、それが「燃え」だからでしょう。
地獄の陸戦を延々と10巻書いても面白くないし・・・。

親記事No.2541スレッドの返信投稿
board4 - No.2633

Re:救国軍事会議を考える

投稿者:イッチー
2002年09月02日(月) 14時29分

八木あつしさんの想定を拝見して、これなら救国軍事会議のクーデター成功→ラグナロック作戦中止というシナリオにもっていけそうです。ただ、細かいようですが、いくつか気になった点を。

> イゼルローン防衛に第11艦隊を回し、ヤン艦隊を帝国領内に侵入させゲリラ戦を行うという作戦が取れると考えれます。帝国の内戦勃発で、イゼルローン方面の警備はがら空き状態です。簡単に侵入できるでしょう。そして、ヤン艦隊は帝国の辺境領を中心に荒らし回ります。そして帝都オーディンに一気に進撃が出来るのだと、常に示威行為を行い続けるのです。
> イゼルローン方面の辺境は、ラインハルト側の領域ではないかと推測できます。ラインハルトは、帝国軍最高司令官として辺境を荒らすヤン艦隊は放置できません。また実際にヤンはポーズだけで帝都には攻めてこないだろうと、ラインハルトが読み切っても、帝都の宇宙戦力はゼロなのですから、放置するのはあまりにも危険です。しかしヤン艦隊相手に同数の1個艦隊を派遣しても、追い払うどころか逆に敗れかねません。となると辺境方面軍のキルヒアイス艦隊3万を派遣するか、本隊から双璧の二人を向かわせるしかありません。元々ラインハルト軍は、貴族連合軍よりも兵力が少ないので戦いはかなり窮屈になるでしょう。ヤン艦隊は、帝国軍が来ればイゼルローンに逃げ込み、帝国軍が去ればまた出撃します。これを繰り返せば、かなり帝国軍を消耗させますし、兵站も短くて済みます。もし帝国軍が強引に突入すれば、第11艦隊と挟撃も出来るでしょう。

帝国領侵攻作戦のとき、同盟軍が一気にオーディンに向かわなかったのは、帝国領内の航路図を持っていなかったためと思われます。おそらく、帝国・同盟両方の航路図を持っているのは、フェザーンのみで、それだからこそラインハルトはフェザーン経由で同盟領に侵攻したのでしょう。現にフェザーン侵攻の場面でユリアンが弁務官府の航路図を消したり、ラインハルトが航路局に赴く場面があります。ですから、同盟軍はオーディンの位置がわからず、辺境星域にちょっかいをかけるのが精一杯でしょう。ラインハルトもそのことはわかっているでしょうから、双璧またはキルヒアイスクラスより下のレベルの提督で十分と考えるのではないでしょうか。メックリンガーあたりをイゼルローン方面に向かわせて、同盟軍に対する押さえとすればそれで十分でしょう。しかし、ある程度の戦力低下は免れません。

> これにより帝国内戦をとにかく長引かせ、その間にシトレ議長の救国政府が国内の再建を急ぎます。後は、貴族連合軍の勝利か、両者共倒れを気長に待ちます。貴族連合ならフェザーン侵攻はまずないので、イゼルローンにヤン艦隊があるかぎり、同盟は国内再建に力を向けられるでしょう。またラインハルト軍が貴族連合軍を打ち破ったとしても、史実以上の損害を被るので、戦力回復にかなりの時間が掛かるはずです。また、この仮定ではキルヒアイス死亡の確率も減るので、赤毛が生き残れば金髪をなだめて、平和共存の可能性もあるかも…。何にせよ同盟は時間が稼げるので、その間にヤンの進言でフェザーン方面の防衛強化に励めます。

兵力が大きいと言っても貴族連合軍は烏合の衆ですから、同盟が貴族連合軍を助けでもしない限り、史実どおり、ラインハルトの圧勝に終わるでしょう。キルヒアイスもおそらくイゼルローンにはむかわないでしょうから、ヴェスターラントの核攻撃→ラインハルトとキルヒアイスの決裂も起こるでしょう。そうするとあまりイゼルローン方面の辺境を荒らしても意味はないような・・・。それより、イゼルローンを第11艦隊にゆだね、ヤンをフェザーン方面軍司令官とし、少ない兵力でフェザーンを抑える方策を練ってもらったほうがいいのではないでしょうか。
>
> 私は、早急に軍事クーデターを成功させ、帝国内戦に介入しなければ、最終的には帝国軍のラグナロック作戦が起こると思います。ラインハルトは戦争の申し子です。皇帝亡命事件が失敗しても、銀河の統一を旗印に最後は同盟に侵攻するではないでしょうか。キルヒアイスが死んだ時点で、私は同盟と帝国(ラインハルト)の共存は不可能だと思います。

イゼルローン・フェザーンを抑えれば、当面、ラインハルトは同盟に手出しは出来ないでしょう。後は何度か手合わせをし、ラインハルトに同盟の実力を認めさせたうえで、ラインハルトの死亡を待つほかないですね。
>
> 最後に我らがヨブ・トリューニヒト氏です。彼は帝国に亡命するでしょうか? ラインハルトがまず拒否しそうですし、トリューニヒトの同盟正統政府を担ぐくらいなら、ラインハルトは銀河の統一を旗印に担ぐでしょう。また同盟正統政府を立ち上げるにも、閣僚の政治家はさすがに付いていかないと思います。むしろトリューニヒトは、将来の民政移管を考え、色々と裏で策謀をしそうな気がします。民政移管選挙のとき、フェザーン・反戦派・主戦派・軍部派を巻き込んで何かアクションを起こすのでは? そこにジェシカ議員の反軍キャンペーンも絡み・・・。例えが悪いですが、現在のパキスタン情勢みたいな感じですかね。
> あー、長かった。以上で思考実験を終わります。

救国政権が誕生するや、トリューニヒトをはじめ、政府中枢の人物には汚職などの罪で逮捕令状発せられると思います。おそらく、トリューニヒトは地球教に助けられ、フェザーンに逃亡し、ルビンスキーの保護下にはいると思われます。そして、もしも同盟によるフェザーン占領がおこなわれなければ、八木さんがおっしゃるように民政移管後をにらんでルビンスキーはトリューニヒトに援助すると思います。しかし、ヤン艦隊によるフェザーン占領が行われた場合、ルビンスキーは地下にもぐるでしょうが、トリューニヒトは捨てられる可能性が高いと思います。それともまだまだ利用価値はあると考え、ルビンスキーはトリューニヒトをかくまうでしょうか。

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