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投稿ログ84 (No.1500 - No.1517)

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board4 - No.1500

持ち込み体験記2

投稿者:速水右近
2002年02月16日(土) 23時55分

1の続き。

慣れてくると、軍事関係や戦史に関する取材とかを
回してもらうようになってきました。すると……。
編集長の言っていた意味が、本当に理解できましたよ。
世の中の暗い部分ということが。
「書けないネタ」が多すぎる。一つは、「機密的」なこと。
もうひとつは、「人道的、倫理的」なことで。後者は、
たとえば、太平洋戦史に必ず出てくる某氏が、信じられない
言葉を部下に吐いていたとかですね。
「ちょっと、これまずいよーっ」
としか、心のなかでしか言えませんでしたもの。

で、その頃ですか。架空戦記に新人が参入しだしたのは。
ま、人様のことなんか、ほんとはどーでもいーんですが。
一読すると、「なにこれ」。オレが編集長に鍛えられる前の
文章じゃねーか?
誰が何を書こうが、何を読んで楽しもうが、それは自由です。
でもね、なんか数年間の自分に科した修行が否定されたみたい
で、ショックでしたね。
少なくとも、私は編集長であり、読者が納得できるものを書こうと
努力してきたつもりだったのに、それが全部覆されたというか。

その頃ですね。時間を作って原稿を書き、架空戦記の持ち込みを
某社にしました。架空戦記を出していた、中堅出版社ですね。
そこであった編集者からの感想。
「あなた、巧すぎますよ。それに軍事知識がありすぎる。
ウチの読者は、こんなものは求めていません。ストーリーに
しても、軍事知識にしても、複雑なものなんかいらないんです。
奴ら(註 ホント)には、『複雑に見えるもの』がちょうど良い
んですよ」
で、原稿を手渡しではなく、投げて寄越して、とどめの一撃。
「もっと質を落としてくれたら、出してもいいですよ。
貴方には、才能があるから」

これを聞いて、ショックでしたね。一週間、寝込みました。
「自分が下手」なら直しがいもありますけど、「巧いからダメ」
って……。

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board4 - No.1501

持ち込み体験記3

投稿者:速水右近
2002年02月17日(日) 00時16分

> 2の続き。
>
こっちが寝込むうちに、次から次へと新人がデビューしてきた。
実力で「抜かれた」のなら諦めもつくけど、実力以前のもので
勝負が決まっていたのが、どーも納得いかない。
ま、このことは、読者には関係のないことですが……。

で、そいつらは、さっきの編集者の言っていたとおりのことを、
忠実に守っている。
軍事知識にせよ、ストーリー性にせよ、それほどあるわけではない。
むしろ「あるように見せる」ところに技法を凝らしている。そしてその
巧緻を、競っているだけ。
彼らは……はっきり名前を出しちゃえば、霧島那智であれ、荒巻義雄
であれ、佐藤大輔であれ、横山信義であれ……全員、やっていること
は同じ。ただそれが、巧いか下手かというだけのことですな。
それで喜ぶ読者も悪いんだけど、そのことはまた別の場所で。
結局、彼ら「作家サイド」にしてみれば、読者のことなんか考えていない。
いや、厳密に表現すると、これも「考えているように見せる」テクニックに
長けているだけのはなし。買ってくれればそれでいいんで、読者が
間違えた知識を得ようが、おかしな価値観を植え付けようが、知ったこと
ではない。いざとなれば、伝家の宝刀がありますからね。「私の書いて
いるのは小説です(おかしく解釈すれば読者が悪い)」。そう言いながら、
「いやぁ、私の小説を買ってくれるなんて、貴方は目が高い。素晴らしい」
本音と建て前を使い分けている。
自分の逃げ道だけは、しっかり作っているんだよな。で、「読者は安易に
間違えたりしない」と煽てる。
ま、本当に自分の身が危なくなったら、読者なんか見捨てて逃げるんだ
よ、きっと。

まぁそれも、生きるためには仕方がないと言えばそこまでだけど……。
でもオレは、それは違うと思うな。というか、これは倫理の問題かも
知れんが、少なくともそんなことはできない。
さっき名前を挙げた作家の読者たちがどれだけバカであっても、そういう金
儲けはやっちゃいけないよ。
アニメのパロディとか、派手派手の戦闘シーンなんかより、当たり前の
ことが、「作家の誠意」であり、能力だったはずなんだけどなぁ。

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board4 - No.1502

持ち込み体験記4

投稿者:速水右近
2002年02月17日(日) 00時45分

> 3の続き。

そんなこんなで、架空戦記なんか相手にすることがなくなっていたら、
霧島の「なっちゃん」との抗争勃発(笑)。

あの後、自分にけじめを付ける意味で、久しぶりに小説を書いてみた。
今の自分が、どれだけの力があるのか。そして「なつちゃん」とかと、
どれだけの力の差があるのかを試したかったからね。
で、その結果。一〇数社持ち込んで、とくにいい反応があったのは
二社。そこの編集者とは、直接会ってきた。

さて、そのうちの一社。これは「芳樹」さんが出しているところです。
最初は訝しがっていた編集者氏。ここへの持ち込みは、珍しいらしい。
「読んで脈がなかったら、すぐ返しますよ」と言っていたけど、二ヶ月
たっても原稿を送り返してこない。こちらもしびれを切らして、
「どーなってんだぁー」と訊ねると、
「すいません。いま、編集部長のところに行っていますので」
また一ヶ月後。今度は
「いやぁ、いまは局長のところなんですよ」
こっちは、ちょっと待てぇーの状態。で、その後一ヶ月ほどしたら、
編集者が謝罪の手紙を送ってきた。内容は、
「小説は最高に面白かったが、あまりにも斬新すぎて、ウチでは
出せません。でもアンタには才能があるから、第二作はこうこう
こういうタイプの小説を書いて欲しい。それならすぐに出せますから。
ともかく、アンタみたいなタイプの小説を書ける作家は、日本にいない
ので、これは出せなかったけど、頑張ってくれ」(無茶苦茶な要約)

もう一社は中堅どころ。ここは読み終わったらしい編集が呼び出してきた。
「いやぁ、面白いですよ」と言って、具体的な値段設定や初版部数まで
切り出してきた。これはかなりびっくり。デビュー作としては、破格の待遇と
いってもいいぐらいの数字。
「でも多少難があるから、一部書き直しをして下さい」
何度かこっちも書き直しをして持って行くと、編集は色々アドバイスをして
きた。
「ここはこうしたほうが面白いですよ」
「こうしたほうが、読者は喜びますよ」
いちいち言っていることは正論。しかしどこか、毎回、微妙にずれている。
それにそのアドバイス通りの作品を書いていたら、読者は喜ぶかも知れ
ないが、「私の書きたい作品」じゃなくなる可能性が出てきた。
極端な言い方をすれば、技量さえあれば、誰が書いても同じ出来の
作品になってしまう。つまり、オレじゃなくてもいいってことになる。
それに文句を付けると、ちょっと居直ってきた。
「皆さん、デビューするには、このぐらいの書き直しは当然ですよ。
そちらがイヤなら、出さないだけの話です」
そんで、また寝込んでしまった。で、出した結論が……。
「原稿引き上げ」

原稿が売れなかったのも、その間、仕事をセーブしまくって、経済
危機になったのも辛かったけど、この持ち込みの結果には満足は
できましたな。
少なくとも既成の作家野郎どもと、私とでは技量的に遜色がない
のがわかった、という意味で。
そして私の求めている方向性が、現在の流れとは異なっている
ということも、あらためて理解できたし。

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board4 - No.1503

持ち込み体験記5 「読者の皆さぁーん。早く目を醒まして下さぁーい」

投稿者:速水右近
2002年02月17日(日) 01時18分

> 4の続き。
>
しかしまぁ、つくづく考えされられたのは、最近の読者は、実は「小説」
に、「小説性」を求めていないってことですか。
なんというか、私を含めて(笑)小説を書く連中なんて、立派な社会不
適合者(爆)で、なおかつ精神病かサイコパスか、どっちかですから
(超爆)。そんな奴が、社会との接点で苦しみ、悩んだものを小説と
して表現し、それで社会からオゼゼを頂く。これは別に、文学だけ
じゃなく、娯楽小説も含めてだけど。

でも八〇年代ぐらいから、「小説講座」なんかができるようになった。
この是非はともかく、普通の人でも作家になれるようになってしまった。
この頃から、小説の方向性がおかしくなってきた。
まず第一が、作家と読者のボーダーレス化がはじまった。普通の人が、
「ちょっと、小説でも」なんて、気楽に書けるものになった。明治の頃
なんて、「作家になる」と言っただけで、勘当ものだったんだけどなぁ。
第二に、それと関連して、それまでは作品のなかでは作家と読者との
間で健康的な価値観の対立があったのに、それがなくなった。むしろ
正反対で、作家と読者が価値観を共用化するようになった。
つまり読者にとっていい作家とは、自分の価値観に近い作家であること
になったわけ。たしかこの頃から、「価値観の多様化」なんて言葉が
使われるようになっていたけど、実は大半の大衆=読者は、自分の
価値観を最優先するようになったような気がする。それで自分が負け
そうになると、「価値観は、多様化だからなぁ」って、捨て台詞を言って
たんだな。

ともかくいまの読者は、すごく保守的になっている。これは私感じゃなく
て、出入りする出版社の社員が、みんな口にしていること。ま、それは
それで別にいいと思っている。
ただね。それを客扱いに長けた作家は、上手く利用している。「私の
小説を読んでくれた読者は、想像力のある人だ」ってね。こうやって、
読者を煽てる。こう言われれば、読者だって悪い気はしない。よほど
ひどい作品じゃない限り、「また買おう」って気になる。
でもこれ、なんかおかしい。私が親しくしてもらっている作家の先生に
よく言われたのは、

「小説家は、小説のなかで読者を騙すことは許されるが、小説の外で
読者を騙すことは許されない。それは小説家ではなく、詐欺師だ」

って言葉でしたな。
でもこれ、田中信者をはじめとする、熱狂的なファンに言っても、理解して
くれんかも知れんが。そりゃ、ずっと、騙されているほうが気楽だろうから。

ただ少なくとも、これだけは理解してもらいたいな。
田中信者に限らず、バカ架空戦記ファンどもをオレは軽蔑しているけど、
いつも考えているのは、「彼らでも納得でき、読んで損のない小説を
書こう」としていること。そして「小説の外では、絶対にああいう騙し方は
読者はしたくない」ってこと。
だってオレも、昔は熱狂的な読者だったんだから、痛いほど気持ちは
わかるよ。わかるからこそ、こっちも辛いし、いいものを書きたいから
苦しんでるだよ。
それぐらいは、理解できるだろ?

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board4 - No.1504

持ち込み体験記 捕捉1

投稿者:速水右近
2002年02月17日(日) 01時51分

> 5の続き。

・小村損三郎氏でしたか。霧島那智批判のサイトを教えて下さった
のは。あそこに限らず他にもありますが、どうもイヤですね、みるのが。
指摘はいちいち正解なんですが、茶化しや悪口で止まっている。全然、
踏み込みが足らない。それを、一般の読者に求めるのは酷ですけどね。
それに一番勘違いしているのは、「霧島那智(若桜木虔)は才能がない」
という書き方。これは甘すぎる考え。おそらくあの種の小説しか見て
いないから、そう言うんでしょうけど。
『公募ガイド』に連載されていた「作家養成塾」(だったかな)は、すごいよ、
ほんとに。わかりやすいし、適切だったのは大評価している。彼の小説
講座から、何人もデビューしているのは、むべなるかな。

ただ、「名選手、名監督に非ず」の喩え通り、「名講師、名作家に非ず」と
言うべきなのかな。
うーん。妥当な表現が思い付かないけど、『貧乏脱出』とかって番組、ある
じゃないですか。そこそこの店で修行したはずのシェフの店に、どうして客
が集まらないかと思ってみていたら、技術がないんじゃなくて、全部、負の
方向に使っていたんですな。つまり、「どれだけうまい料理を作るか」という
ベクトルのほうに向かうものを、「いかに手を抜いて客に出すか」というほう
に。だから若桜木も、技量がまったくないわけじゃない。むしろ溢れるぐらい、
技量は持っている。そうじゃなけりゃ、注文どころか、講師なんかできんよ。
ただ彼は、その技量を、全部、悪いほうへ使っているだけですよ。
で、どうしてそうなったかというと、たしかあそこでのやり取りで本人が
書いていたと思うんだけど、「注文が途切れるのが怖い」っていう、メンタル
の部分が問題だと思う。「絶えず注文がないと不安→しかし量をこなすのは
難しい→だから手を抜く」という悪循環に陥っているし、それを断ち切ろう
ともしない。無論、これは本人の問題だから、深くは書かかんが……。
だから、「架空戦記が潰れれば、書きたい時代小説が書ける」なんて言って
いても、無理無理。というか、あれだけ荒稼ぎしているんだから、二,三ヶ月
仕事を断って、書きたい小説を書けばいいのに。時代小説だって、年に若干
でも、若手がデビューしているんだから。
それをしないってことは、やっぱり書けないだけのことでしょ?

「なっちゃん」の話はそこまでにして、「なっちゃん非難系」(爆)の話。
先に書いたけど、読者に踏み込みは期待できないのは仕方ないこと。でも
本当に、「架空戦記」というジャンルを愛していたら、「なっちゃん」とか
「トンデモ戦記」を叩いても仕方ないんだけどね。
だってそういうものは、いわゆる大御所たちの負の部分が全部集まって
できたものなんだから。そこに目を向けるのができないから、「なっちゃん」
叩きをやって、自己満足に浸っているだけっしょ。

・架空戦記 まだ出ている。もう、関わり合いになるのもイヤ。
ある読者系のサイトに、「新しいタイプの話が出ない」と愚痴っていたけど、
内幕、ゲロしちゃいましょ。出せないんです。
なぜって? 新しいタイプの話を出せば、読者が食いつかない=売れない
だけの話。読者は新しいものを求めているようで、本当はすごく保守的。
で、その顔色を見ているバカ編集者ども、それに輪をかけたような保守的な
考えを持っている。だって売れなかったら、始末書ものだもん。
そんな編集者に買われている作家も、保守的なものを書かざろうえない、
という悪循環。
ま、それは営業的なことだし、致し方ないと言ったらそこまで。しかぁーし、
最近許せんのは、別の部分。作家にせよ、読者にせよ、
「なぜ昔の日本は、リスクをおかした作戦をしなかったのか。していれば、
勝てたかも知れないのに」
と言っていること。足下見ろよ。
自分たちはリスクをおかして「新しいタイプの小説」を書け(出せ、読め)
ないくせに、昔のことは非難するなって。

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board4 - No.1505

持ち込み体験記 捕捉2 ラスト

投稿者:速水右近
2002年02月17日(日) 02時40分

> > ようやく最後

・持ち込み必勝法(笑)
さて、私が体験した持ち込みから、必勝法を伝授しましょうか(爆)。

0 心得 「作家になること」が第一。「作家になって、なにかを表現して
みたい」とか、「作家はクリエーターである」という邪念は捨てる。

1 出版社のリサーチ ノベルズだったら、古株とか大手より、新参会社
を狙う。で、そこで出している小説を全部買い、方向性などを研究する。

2 執筆 小説のパターンを研究すると、そこの編集者が喜びそうなこと
が理解できる(余談だが、某ティーンズ向けの文庫は「何ページに一回
ベッドシーン」という規程があるほど)。その分析を基にストーリーを組み
上げ、執筆する。間違っても、「私にしか書けない」という思い上がりは
捨てる。「誰でも書け、誰でも読める」ものがいい。
無論、「読者はバカである」ということを忘れてはならない。
また、長編は不可。何があっても「一話完結」であること。しかし主人公は
絶対に殺してはならない。なぜなら、シリーズ化ができなくなるから。

3 売り込み ターゲットにした出版社から出ている本のあとがきに、編集
者の名前があればグー。その人を名指しで指名して電話をかける(もし
なければ、編集部直通でも可)。その際、第一声ではとにかく編集者を煽て
まくる。例「いやぁーっ、新刊の○○、最高っすねーっ」

4 交渉 編集者が「郵送でもいいですよ」と言っても、可能な限り自分で
足を運んだほうがいい。その時も、煽てまくるのは忘れずに。

5-1 原稿返却 運が悪かった人は、一週間で原稿が返ってくる。再トライ
だ!

5-2 売り込み成功 見込みのある原稿ほど、多少時間がかかる。OKが
出たら、また足を運んだほうがいい。

6 書き直し とにかく編集者に媚びまくりましょう。「ここが足らないね」
「はいはい、そうさせてございますだ、お代官様」。編集者の前では卑屈
になり続けるのが、デビューへの近道だぞ!

7 祝デビュー デビューと同時に、HPを開設しましょう。もちろん、
掲示板は忘れずに。読者からの反応がダイレクトに届くと同時に、いい
マーケットリサーチ源になる。
当然、応対は親切に、そして彼らからの要求は、全部二巻で反映させ
ましょう。

ま、それをやれば誰でも適当に売れるけど、その後の人生が幸せになる
かどうかは、ワシは保証せんぞ。
もっとも真に受けてもらうと困るけど、これは反面教師的なデビュー法だ。
たとえこれでデビューできても、ワシは絶対にせん。

履歴 1で予告してきたように、ちょいとだけ履歴を書く。全部ホンマの話よ。

・最近の仕事 週刊新潮でアフガン分析を担当(無記名)。
その他週刊誌、週刊漫画誌でも執筆

・歴史雑誌、スポーツ雑誌にも寄稿(休業中)

・現在、書き下ろしの予定が五冊。共著の企画も数冊あり

・年に二,三回は、ヨーロッパ、中東、アフリカ系の大使館から招待を受ける

・交友関係は、やたら広い。先日、プライベートで話す機会のあったJリーグ
の監督から、「コーチライセンスを取りなさい」と真剣に勧められた。

・ボランティア1 米海軍からのお誘いで、キティフォークの艦長室
まで入ってきた。ノーギャラだが、艦長やエアボスとかとも会話できたのが
ラッキー。

・ボランティア2 ヨーロッパの某空軍の幹部候補生用のプログラムに、
なぜかワシが撮ってきた写真が使われている。これもノーギャラだが、ま、
いいか。この関係で、外国からの出版オファーもある。

・ボランティア3 ヨーロッパの陸海空軍には、知人が結構いる。どちらか
というと、日本より向こうのほうが、評価高かったりして。

あのぅ、ワシの正体を探している人たち。これでヒントになったかな?

ということで、今日から体調を整えるので、当分レスはできまへん。その
点は私を嫌っているヒトも、理解してね(笑)。すぐ生命に危険というわけ
じゃないけど、一生治らない病気だから(アタマは別にして←自虐ギャグ)。
最後に田中芳樹とは関係のないことかも知れませんが、管理人様、
長々と書いて御免なさい。

追伸 しかし一度、管理人氏とは格闘技の話をしたいなぁ。

board4 - No.1506

「と学会」山本弘氏HP開設。

投稿者:新Q太郎
2002年02月19日(火) 14時47分

最近は岡田斗司夫との掛け合い漫才(+ゲストの鼎談)が好評の山本氏だが、なんとついに作ったようです、公式HPを。

ttp://homepage3.nifty.com/hirorin/index.htm

このHPの初期、「山本氏は田中氏を『と』評価するのかしないのか?それはなぜか?」で盛り上がったものですが、いつかネット上で接近遭遇するかもしれませんね。おもしろい。

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board4 - No.1507

Re:持ち込み体験記 捕捉2 ラスト

投稿者:新Q太郎
2002年02月19日(火) 14時58分

たいへん面白かったのですが、同時に運命の不思議というのを感じました。

というのは、もし最初の持込が、二回目の持込み先だったら、最初の薄っぺらい?処女作が「うちのニーズに合ってる」となって逆に順風満帆にデビューされていたのかもしれないわけですから。

まことに人の世の中、何がどうなるかわからないですねえ

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board4 - No.1508

Re:持ち込み体験記 捕捉2 ラスト

投稿者:不沈戦艦
2002年02月19日(火) 15時42分

 面白かったです。「上手過ぎると相手にされない」というのも、酷い話ですねぇ。それでちょいと思ったのは、O石E司氏あたりはどういう評価なんでしょうか?「新世紀日米決戦」は、あまりにパロディだらけなのと陰々滅々とした未来図に付き合う気が起きなかったので、買っていませんけど、他は大概読んでるもんで。あの人も「いい加減な知識で書いている」という類なんでしょうか?

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board4 - No.1509

Re:「と学会」山本弘氏HP開設。

投稿者:倉本
2002年02月20日(水) 01時42分

この間「山本弘のハマリモノ」なる本を読んだんですが。
この中に自由主義史観についてふれたとこがあるんですよ。
同人誌のところで「教科書が教えない「間違った」歴史」っていう同人誌に触れたとこなんですけど。
その本を読んで山本弘は自由主義史観がこんなにでたらめとは驚いたと書いてるんですよ。
私にはちゃんとした出版社から出てる本より同人誌の方を信頼するあなたの方が驚きです。
いやちゃんとした出版社の本が同人誌より信頼できるというのは固定観念だと言われればそうなんでしょうけど。
私は出版社のチェックの入る普通の本でもトンデモ本があるのにチェック入らない同人誌なんてトンデモ本だらけだと思うんですけど。
ひょっとして山本弘ってトンデモ本の作者と同じ信じたいものしか見ない人間なんじゃ。
私は一瞬そう思いましたよ。

親記事No.1506スレッドの返信投稿
board4 - No.1510

Re:「と学会」山本弘氏HP開設。

投稿者:Bystander
2002年02月20日(水) 06時21分

> この間「山本弘のハマリモノ」なる本を読んだんですが。
> この中に自由主義史観についてふれたとこがあるんですよ。
> 同人誌のところで「教科書が教えない「間違った」歴史」っていう同人誌に触れたとこなんですけど。
> その本を読んで山本弘は自由主義史観がこんなにでたらめとは驚いたと書いてるんですよ。
> 私にはちゃんとした出版社から出てる本より同人誌の方を信頼するあなたの方が驚きです。
> いやちゃんとした出版社の本が同人誌より信頼できるというのは固定観念だと言われればそうなんでしょうけど。
> 私は出版社のチェックの入る普通の本でもトンデモ本があるのにチェック入らない同人誌なんてトンデモ本だらけだと思うんですけど。
> ひょっとして山本弘ってトンデモ本の作者と同じ信じたいものしか見ない人間なんじゃ。
> 私は一瞬そう思いましたよ。

昔、関わっていた人間から言わせてもらえば、「同人誌の方が」というのは、そうでもない
と思いますよ。むしろ商業誌の方がいい加減なものが多いと思います。
というか、同人誌の場合は、そういういい加減な本の場合、「トンデモ」というより、「ほ
ぼ電波系」という傾向が強いような。

ごくマイナーな事の資料に関しては同人誌の方が質は上だったりしますし。
採算考えないで趣味で出していらっしゃる方が多いですからね。

確かに「資料批判等をしないで自分の思い通りの事を書いてある本を取り上げる山本氏」を
批判するのは正当だと思いますが、「同人誌なのに・・・」という前提はフェアじゃないと
思いますよ。

話題とは外れた指摘で申し訳ありません。

board4 - No.1511

仮想戦記

投稿者:lulu
2002年02月20日(水) 10時35分

下で速水右近さんの書きこみを読みながら思ったのですが、
ここに来る人達はどんな仮想戦記を読んでいらっしゃるのでしょうか。

純粋に読み物として読んだ場合、『海上護衛戦』のような作品の方が
私にとってもずっと面白いので、私もたいていの仮想戦記は
捨ててしまいましたが、次の作品だけはまだ手元にあります。

・大逆転!太平洋戦争を阻止せよ 著者:檜山良昭。光文社文庫
 全く持って作品としては面白くないのですが、視点が面白かったので
まだ捨てずに手元に残してあります。それまで私は戦前の体制を、
現在の視点で批判していましたが、この作品を読んで当時の人間の
視点に立って当時を考えるようになりました。

・八八艦隊物語 横山信義著 徳間書店
 そういえばこの作品もライトスタッフが関わっていましたね。
結局、バスに乗ろうが電車で行こうが到達する先は同じである、
という作品で、このような思想にはっきり触れたのは『ドラえもん』
のセワシくん以来でした。艦砲の命中率が高すぎるなどとかいう
突っ込みはこの際無視です。

・なにわの総統一代記
ttp://www.interq.or.jp/japan/maisov/ssd/index.htm
私としては今後はこのような作品を読んでみたいのですよ。
この際、作品としての完成度とかはどうでもいいです。
ネット上で仮想戦記物は幾らでも転がっているんですが、
あまりタイトルでそそられる物が無いんですよね。
お勧めがありましたら教えてください。

board4 - No.1512

同盟の女の扱いはひどい

投稿者:五条
2002年02月20日(水) 20時11分

はじめまして。田中作品での女性の書かれ方について何度か議論になってますが、私は銀英を読んだときにかなり違和感を覚えました(当時は信者だったのですが)。

帝国の、女帝がなかなか認められず、高官に女性がいないという状況は
帝国を古い体質の象徴として表現されていることから理解できますが、それに対抗して生まれたアメリカ的な「新しい国家」としての同盟の女性の扱いには「こりゃどうだろう」と思わざるをえません。特に以下の点にひっかかりました。

・軍の高官に女性がいない。
・あっさり結婚退職したジェシカ・エドワーズ(出産退職ですらない。結婚でやめるつもりなら教師なんて職業えらぶな)
・ヤンも同じ年金生活者なのにフレデリカにだけ家事をさせてる。

あと、ヤンがヴァーミリオンで「ローエングラム候の弱点は独身であること。特に後継者である男児がいないこと」というセリフを言ってましたが、当時すでに帝国では女帝が即位していたのだから、女児でも後継に十分なりうることはわかっていたはずなのに、あえて「男児」を強調した理由がいまいちわかりません。

もちろん、80年代に書かれた小説ですし、当時の時代背景を考えると仕方ないのかもしれませんが、未来を舞台にした小説なのですから、もうちょっと想像してほしかったよなあと思います。やたらと二次元を三次元にしたがる(立体テレビや三次元チェス)おそまつな未来科学には、その想像力の貧困さをちょっと「かわいい♪」と思ったりもしましたが、これには笑えませんでした。

親記事No.1506スレッドの返信投稿
board4 - No.1513

Re:「と学会」山本弘氏HP開設。

投稿者:倉本
2002年02月21日(木) 00時48分

> 昔、関わっていた人間から言わせてもらえば、「同人誌の方が」というのは、そうでもない
> と思いますよ。むしろ商業誌の方がいい加減なものが多いと思います。
> というか、同人誌の場合は、そういういい加減な本の場合、「トンデモ」というより、「ほ
> ぼ電波系」という傾向が強いような。
>
> ごくマイナーな事の資料に関しては同人誌の方が質は上だったりしますし。
> 採算考えないで趣味で出していらっしゃる方が多いですからね。
>
> 確かに「資料批判等をしないで自分の思い通りの事を書いてある本を取り上げる山本氏」を
> 批判するのは正当だと思いますが、「同人誌なのに・・・」という前提はフェアじゃないと
> 思いますよ。
>
> 話題とは外れた指摘で申し訳ありません。

まあそうかもしれませんが一般の常識として同人誌より商業誌の方が信頼できるというのがあるわけで。
そういう人から見れば同人誌の内容をあっさり信じる山本弘というのはどこかおかしいわけですよ。

親記事No.1511スレッドの返信投稿
board4 - No.1514

Re:仮想戦記

投稿者:KUR
2002年02月21日(木) 04時54分

> 下で速水右近さんの書きこみを読みながら思ったのですが、
> ここに来る人達はどんな仮想戦記を読んでいらっしゃるのでしょうか。
>

こんにちは、KURです。
うーん、仮想戦記………
私が読んだのは、レッドサン・ブラッククロスなんかの佐藤大輔モノですね。
どっちかというと、RSBCよりも征途のほうが好みです。

ただ、佐藤氏の場合、軍事知識は問題ないとして、科学知識を
もうちょっと増やして欲しい気はします………
右に舵を切った船が右に傾斜するとか、「えー??」てな描写が
けっこうあるので……

まあ、物理現象にうといという事情は、
日本の小説家一般にかなり当てはまる気がしますが(^^;

board4 - No.1515

発言の引用の仕方について

投稿者:通りすがり
2002年02月21日(木) 06時48分

えっと、この後はあまり発言するつもりがないので、
匿名で発言させてください。

内容ではなく、>マークの使い方について提案なのですが。
前の発言の***全て***を、>で書くの辞めません?
この掲示板で見るだけなら、特に問題はないのですが、
「関連議論集」(?)で、後から見直す場合、非常に鬱陶しいのですが。

例えば、10行ほどの発言の後、それに対する5行程度の発言の際に、
10行まるごと、引用するのは如何なものかと。
具体的には発言番号1480のような引用の仕方が・・・

この掲示板は、一つの発言の文章がやたらと長いという特徴があるので、
余計鬱陶しく感じるのです。

引用するなら、引用する場所を明確にして、
せいぜい1~2行であって欲しいと思うのです。

以上、内容ではなく、形式に関する要望でした。

親記事No.1511スレッドの返信投稿
board4 - No.1516

Re:仮想戦記

投稿者:やっち
2002年02月21日(木) 06時51分

> > 下で速水右近さんの書きこみを読みながら思ったのですが、
> > ここに来る人達はどんな仮想戦記を読んでいらっしゃるのでしょうか。
> >
>
> こんにちは、KURです。
> うーん、仮想戦記………
> 私が読んだのは、レッドサン・ブラッククロスなんかの佐藤大輔モノですね。
> どっちかというと、RSBCよりも征途のほうが好みです。
>
> ただ、佐藤氏の場合、軍事知識は問題ないとして、科学知識を
> もうちょっと増やして欲しい気はします………
> 右に舵を切った船が右に傾斜するとか、「えー??」てな描写が
> けっこうあるので……
>
> まあ、物理現象にうといという事情は、
> 日本の小説家一般にかなり当てはまる気がしますが(^^;

佐藤氏と言えばなんと言っても「皇国の守護者(ってファンタジーやん!)」でしょう。
これを読んだとき「銀英伝の正当後継者が現れた」と驚喜乱舞した記憶があります(実際、読むとわかりますが、作者は相当、銀英伝を意識しています)。
4巻まで(そう言えば「異・戦国史(戦国時代物の架空戦記)」も4巻だった………)は超お薦めです。
ただ、5巻目以降は田中氏との構成力の差が如実に出ており、いまいちな作品になってしまいましたが……………。
才能ある人なだけにもったいない展開をするなぁ~。

あの興奮を再び! 頼むぞ、大輔!!
っていうか芳樹でもかまわないぞ!!!

親記事No.1511スレッドの返信投稿
board4 - No.1517

田中芳樹の影響を受けているといえば

投稿者:KUR
2002年02月21日(木) 08時23分

こんにちは、やっちさん。

> 佐藤氏と言えばなんと言っても「皇国の守護者(ってファンタジーやん!)」でしょう。
> これを読んだとき「銀英伝の正当後継者が現れた」と驚喜乱舞した記憶があります(実際、読むとわかりますが、作者は相当、銀英伝を意識しています)。
> 4巻まで(そう言えば「異・戦国史(戦国時代物の架空戦記)」も4巻だった………)は超お薦めです。

皇国の守護者は田中氏の影響をうけていますかーーー??(^^;;
いや、受けているのは受けているんでしょうが、どっちかというと
「俺ならあんな風にはしないでこんな風にしちゃうもんねー」という方向じゃないかと。
佐藤作品は人間のどす黒い部分が思いっきり表面に出るんで、
個人的には田中系作品とはだいぶ毛色が違うような気もします。

私としては、定金伸二氏の「ジハード」のほうが銀英伝の雰囲気に近い気がします。
この作品も、初期の頃は好きだったんですけどねえ……
十字軍とイスラムが、それぞれの正義をかけて知力と武術の限りを尽くして激突するって話で。
それが、途中から魔法とか妖術とかが出てきて……

> ただ、5巻目以降は田中氏との構成力の差が如実に出ており、いまいちな作品になってしまいましたが……………。
> 才能ある人なだけにもったいない展開をするなぁ~。

私は、あれはあれで好きですけどね。ただ、どうやって終わらせるのかちょっと疑問ではあります。
皇国防衛を成し遂げて完結なのか、大協約世界そのものを動かし始めるのか。

あと、佐藤氏の場合、私は信長制海伝に期待しています。
ただ、彼は彼でかなりの遅筆ですからねえ……。
完結したシリーズモノが「征途」一作しか存在しませんし。
皇国とRSBC以外はおそらく全滅だろうという観測がもっぱらではありますが。

話は変わりますが、タイタニアもあれで終了なんですかねえ。
私は四巻の発売を10年ほど待っているんですが…

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