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投稿ログ73 (No.1339 - No.1346)

親記事No.1277スレッドの返信投稿
board4 - No.1339

Re:ここに書いていいんですかね?

投稿者:full
2002年01月08日(火) 17時04分

はじめまして、fullと申します。
かつて一度だけあまり意味の無い発言をした事があるのですが、はじめましてとしておきます。

このwebページはいつも面白く読ませてもらっています。少々引っかかる部分がありますので書き込ませて貰います。
不沈戦艦さんにレスしますが、このページの主流派(?)の方へのレスと
思ってくださって結構です。

>  これは違うでしょう。「ストーリー上必要のない政治評論を入れて、作品世界を壊している」のが問題だ、と言っているのですから。

創竜伝の政治評論に対してのこの批判についてです。私は創竜伝を読んでいませんので、論理面だけでお話します。
上記内容では

「政治評論を(創竜伝or小説に)入れてはいけない」=意見
「(なぜなら)作品世界を壊しているからだ」=理由

となっていると思います。読んでいないので分かりませんが、掲示板での意見を伺うとつまらない出来の批判なのでしょう。
しかし、面白い面白くないというのは非常に主観的なものであると思います。仮に100人中99人つまらないと言っても主観である事には違い
無いと思います。
そうでは無く、作家として作品世界を壊す事はルール違反だと言う点での「ルール違反」に重きを置いているとしたら、このルールについては
作品を面白くするための推奨的な物であって例えるなら刑事罰を貰うような重大な違反と感じ難いです。
例えば銀英伝で魔法兵器が出てきたとしたら作品世界をぶち壊しですが、その事を理由につまらないとは言えても止めろとは言えません。
それで本が売れるのなら(売れるとは思いませんが)作家として成功しているからです。本が売れるなら何をしても良いとは言いませんが、
このルール違反で困る人は読者だけであり、それはつまらないという理由だけであると思います。つまらない本なら世の中に溢れているので
それを理由には批判しづらいです。

>  それならそれで、堂々と批判したらいい、とは思いませんか。ノン
>フィクションという舞台で。小説家がノンフィクションを書いたらイ
>ケナイ、という決まりはありませんよね。田中芳樹が、自分の言説に
>責任を取る覚悟があって、実名を出して正面から批判するような論説
>を書いているのなら、ここまで批判されることにはなりませんよ。明
>らかに「誰か」であるか解る人物を登場させ(国民新聞社主→読売新
>聞社主のナベツネ、蟹のように目が離れている首相→海部俊樹元首相
>など)、こき下ろすだけこき下ろしておきながら、「これは小説であ
>り、フィクションだ」で逃げている態度が見苦しいんです。大石英司
>が、「第二次太平洋戦争」で「芦原総理(→石原慎太郎)」と「グッ
>パート大統領(→ゲッパート)」を出して、日米が衝突コースに向か
>って限定的ながら戦闘に突入する、というような話を書いてますけど
>(王賀、なるソニー大賀会長を思わせる人物も出てきますが)、だか
>らと言ってこれは政治評論をする為に登場させている訳ではありません。

ただ、上記のようにフィクションという逃げ場を作るなという意見には賛成出来ます。これは反論の場を封殺しての批判は議論におけるルール
違反だと言っていると思います。このルール違反は客観的に見て「公平性」に違反してます。

既に出ている意見に対しての順番に対してのみの意見になってしまいますが、

「政治評論を(小説に)入れてはいけない」=意見
「反論の場を与えない批判はルール違反である」=理由

を第一に上げる事に出来ないでしょうか?先に挙げた作品世界云々では要望止まりで「撃つ」には些か力不足に感じます。勿論、田中氏に対し
ての要望を言ってはいけないとは思いませんが、撃つ場合の理由の第一に挙げるものでは無いと思います。

優先度に対してのみのつまらない意見ですが気になりましたので書かせて貰いました。

親記事No.1277スレッドの返信投稿
board4 - No.1340

やっぱり「読み取れて」ませんね…

投稿者:あけみ
2002年01月08日(火) 23時00分

 こんにちは♪
 これまでの整理も兼ねながら、ひろたんさんへの反論を開始します。

 まず、わたしのこの質問…
『逆にお尋ねしますけど、ひろたんさんの方こそ「ちゃんと読み込んで」らっしゃいますか?』は「ここのログを読んだか?」と尋ねたのではなく「ログの内容を理解しているか?」と、ひろたんさんの「読解力」をわたしは問うているのです。
 ですから…

>  何日もかけては読んでないですね
>  徹夜でざっと読みまくったくらいですが、だいたいにおいて
>  同じような事ばかりですので

と、いうお返事をされましてもねぇ…(^-^;)

>  その回答に納得したのか知りたいのでどこにその回答があるのか
>  教えていただけたら納得出来るかもしれませんので、

>  お手数ですが、よろしくお願いします。

 これについては、モトラさんの 番のログにもありましたように「FAQ」や「管理人の本論」にあります。
 そちらを「しっかり読み取って」ください。

> > > それでも ちょっと違うんじゃないかとおもっての書き込みです
> > > 何かを公の場で言えば反論がないっていうのは普通じゃないんですよね

> >  あの~~ひろたんさんがおっしゃる「何かを公の場で言えば反論がないっていうのは普通じゃない」っていうご意見は、「田中芳樹を撃つ!」ができる以前の「田中氏に関するものは礼賛しかなく、氏に対する反論や批判が見られない」って状況には当てはまらないんでしょうか?
(これについては「緒言 田中芳樹を撃つ!HPの意図について」をごらんください)
> >  田中氏も小説またはインタビューや対談等の発言を出版という形をとり『公の場』で言ってるんですけどね。
 もし、当てはまるというなら「田中氏の『公の場』に発表された小説やエッセイまたはインタビューや対談等の発言」に対する反論や批判をする行為に対して、「何かを公の場で言えば反論がないっていうのは普通じゃない」とおっしゃるひろたんさんが「批判的」なのはどうしてでしょうか?

>  勘違いなさってるんじゃないですか?
>  公の場で言えばそれに対しての反論は常にあるものですよ?
>  それがないのは普通じゃないんじゃないですか?
>  こういう言い方が批判的に見えるのはそう思うからでしょう?
>  いろいろな意見に対してのアンチテーゼはごく自然なものだと思ってますから、それに対してどっちに理解あるかは、個人の自由でしょう。

 これも、また読み取ってらっしゃらないですね……その上ご自分の発言のチグハグさにも気づいてらっしゃらない…

 あのですね~まずは、
 <「何かを公の場で言えば反論がないっていうのは普通じゃない」っていうご意見は、「田中芳樹を撃つ!」ができる以前の「田中氏に関するものは礼賛しかなく、氏に対する反論や批判が見られない」って状況には当てはまらないんでしょうか?>
というわたしの問いに対して「ひろたんさんから見て、当てはまるか否かについて、お答えいただかないとどうしょうもない」と思うんですけどね。
 どちらなのかをお答えいただいた上で、「当てはまるというなら理解も賛同もできかねる、と批判的なのはどうしてか?」あるいは「当てはまらないというならなぜか」と理由を教えていただきたかったワケです。
 で、当てはまるのでしょうか? それとも当てはまらないのでしょうか?

 さらに、ひろたんさんの発言は、モトラさんの 番のログにもありました…
<「ある意見に対して異論がでるのは当然」と言いながら、このHPの存在意義に疑義を挟むというのは矛盾してます>
と、いうだけでは無く、ひろたんさんの1277番と1289番のログともチグハグなんですよ。

 下記の文は、1277番のひろたんさんの発言でしょう?
<おいらが気になったのは創竜伝は政治評論臭くて反権力思想でけしからんみたいな?
批判する必要があるのか?っておもったんですねぇ^^;>

 それに対するレス、1279番で、わたしは…
 <ひろたんさんのご意見を拝読していて「こんなHPまで作ってまでやる『批判』という行為に何の意味があるのか?」とおっしゃってるように、わたしには思えたのですけど(違ってましたらご指摘ください)>
と申し上げました。
 これは、「ひろたんさんは『批判』という行為に対して、反感や嫌悪感または罪悪感といったマイナス感情を持っているのだろう」との考えを前提に置いて、制作者・表現者の立場と読者・鑑賞者の立場それぞれから「作品なり意見なりを発表する事と、それについて批判なり批評なりをする事」について事例を上げながら話しました。
 その上で、『批判』という行為に対してマイナス感情を持つ必要は無いという意味を込めて、「制作者や表現者の堕落や退化を防止し、資質の向上のために必要なもの」であり「読者や鑑賞者には批判する権利がある」とわたしは回答したのです。
 「『批判』という行為に対して、ひろたんさんがマイナス感情を持っている」という動機から来たものなら、このHP「田中芳樹を撃つ!」の趣旨について
<ここの趣旨はおいらには理解できないし賛同も出来かねます>
っておっしゃるのは、至極当然だと納得できます。
 ところが、1289番では…
<何かを公の場で言えば反論がないっていうのは普通じゃないんですよね>
と、反論・批判という行為に対して否定的だった1277番のログとは一転してひろたんさんは肯定的になってます。
 それで、ひろたんさんの発言はチグハグだと申しました。

 この「田中芳樹を撃つ!」も「田中氏も小説またはインタビューや対談等の発言を出版という形をとり『公の場』で言ってる」ことに「何かを公の場で言えば反論がないっていうのは普通じゃない」という動機で作られたものなんですよ。
 つまり「何かを公の場で言えば反論がないっていうのは普通じゃない」っていう意味で、ひろたんさんと「緒言」での管理人さんのお考えとは一致しているワケです。
 そして、一致しているにもかかわらず、「理解も賛同もできかねる、と批判的なのはどうしてか?」というのが、わたしの疑問です。
 1277番と1289番は、ひろたんさんという同一人物の発言でありながら、どうしてこんなに矛盾してるのでしょうか?
 こうも一貫性が見られないのは、ひろたんさんはその場その場の思い付きだけで反対意見をおっしゃってるのでしょうか?

>  公の場で言えばそれに対しての反論は常にあるものですよ?
>  それがないのは普通じゃないんじゃないですか?

 一般論では確かにその通りです。
 でも、ひろたんさんがそれをおっしゃるのは自爆行為なんですけどね(^-^;)
 だから「こうも一貫性が見られないのは、ひろたんさんはその場その場の思い付きだけで反対意見をおっしゃってるのでしょうか?」とツッコミ入れてますでしょう?

 わたしは「反論する事によってチグハグになっている」とは言いましたけど「反論してはいけない」といった意味のことは一言も申してはいませんよ?
 ただ、ひろたんさんご自身は「このサイトに対して反論してる」おつもりなのでしょうが、ログをきちんと読み取れていないがために、「斜め読みした末に的外れな解釈をした挙げ句に単なるイチャモンつけにしかなっていない」としか思えないのですね、わたしには。

 ひろたんさんのログを拝読していると「田中芳樹を撃つ!」に対する反論どころかアラの指摘にすらなってないんですけど(苦笑)
 1277番1289番そして1326番のひろたんさんの書き込みを拝読していたら、枝葉末節なことばかりおっしゃってこのサイトの根幹に関わることを、まるで認識してらっしゃらないご様子だし。
 そして、このサイトの根幹に関わることを拙いながらも話し、その関連の記事を紹介し、ひろたんさんの問いに「NO」と答えたらば「解釈の違い」などとおっしゃる。
 根幹を認識できてないから、反論どころかアラ探しすらできてないんですよ。
 なぜ、根幹を認識できないのか?
 「よく読み込んでない」のが原因だと、老婆心もいいとこながら申し上げました。
 とどのつまり、わたしはひろたんさんの「読解力」を疑ってるワケです。

> >  「政治詳論(モドキ)を入れるのが悪い」のではなくて、「下手な評論を入れて物語世界の構成までブチ壊しにしている」のが最大の問題です。 (くわしくは、管理人の本論3「作品理論をぶち壊す創竜伝の時間構成」をご覧ください)

>   とりあえず読んでみましたが、物語世界の構成をブチ壊してるのが
>   問題で創竜伝がつまらないんですね?
>   理論理論って政治家のよくわからない答弁ぽくて
>   細かい事に意地になってるんじゃないですか?

 お…思わず立ちくらみを起こしてしまいました…
 あのですね…フィクションの小説にとって物語の世界構成というのは、人体に例えると「骨格」に相当する部分なんですよ。
 その「骨格」に相当する部分についてのことを「細かい事に意地になってる」とおっしゃるんでしょうか?
 骨格を取り巻く形で、内臓やら筋肉やら…つまり、ストーリーやらキャラクターやらが付いてるワケです。
 その骨格を「まったく不要どころか取り込むと有害にしかならない物質(これは作中の評論のことです)」のせいで欠損させたり、イビツに変形させたり、もろく変質させてしまったらどういうことになるか……チマチマ説明しないとおわかりになりませんか?

>   物語世界の構成をブチ壊してるのが問題で創竜伝がつまらないんですね?

 この問いに対する答えは「NO」です。
 「物語世界の構成をブチ壊し」というのは「面白い・つまらない」ではなく、「出来・不出来」と「良質・悪質」に関わる問題です。
 「面白い・つまらない」や「好き・嫌い」とは別問題です。

>  田中芳樹氏の小説で少なからず影響うけましたね。
>  なんか宗教とか胡散臭い感じうけましたよ(W
>  警察官僚とか政治家の汚職? 許せないとか思うようになったのも
>  この氏の小説からでしたか、そういうところを否定するつもりは
>  ありませんよ あれはだめこれはいいとかの判断基準は決めつけら
>  れるほど悟ってませんけど、共感出来る部分はあるしそのとおりだと
>  思う所もあるし、創竜伝での作者のメッセージをどう感じとってるか
>  が、問題にされるべきことじゃないでしょうか?

 なるほど、新聞やニュースの報道や様々な問題について書かれたノンフィクションの書籍ではなく、創竜伝がきっかけで社会正義に目覚めたのですね。
 目覚めたきっかけまでに留まっているなら、それも良いと思います。
 もちろん、地位や立場を利用して、汚職をする政治家や悪事を働く警察官や官僚たちを許してやれ、なんて言うつもりなどさらさらありません。
 大いに憤慨してバッシングなさるのもいいでしょう。
 ただ、もう一歩二歩進めて「何故そんな事態が起きるのか」「起こさないようにするにはどうすればいいのか」も同時にお考えになってみるのも一興だと思います。
 「創竜伝での作者のメッセージをどう感じとってるかが、問題にされるべき」については、ご心配なく。
 ザ・ベスト「私は創竜伝をこう読んだ」で論議されておりますから、そちらをどうぞ。

>  田中芳樹個人を撃つと言うのは彼の考え方自体をすべて否定されるものなんでしょうかね?

 サイトの総意としての回答はFAQの6番にありますから、そちらをご覧ください。
 そして、わたし個人が田中氏の考え方自体をすべて否定しているように見える、という意味でしたら答は「NO」ですね。
 わたしは田中氏を否定しているのではなく、特にここ数年の田中氏の失墜ぶりを嘆いているのです。
 わたしも田中ファンの一人ですから。
 好きだからこそ「もうちょっとどうにかならんか」と思い、どこが良くて、どこが悪いのかを考えるんです。
 好いてもいない人や物について時間裂いて考えるほど、わたしもヒマじゃないです(笑)
 完全に嫌気さしたら、とっとと見捨てるだけの事ですしね。

 最後に、1277番1289番そして1326番のひろたんさんの疑問なり何なりは、ほとんどは緒言とFAQと管理人の本論を「きっちり読み取れていたら一目瞭然」な事ばかりだと思うのですけどね…
 それと、もう一つ。
<ここの趣旨はおいらには理解できないし賛同も出来かねます>

<理解も賛同もできかねるって言うのは変わりませんが無知を自慢するわけにもいきませんので ちょくちょくのぞかせてもらってます>
について。
 別に賛同される必要は無いと思います。
 ただ、前回にはあえて言わなかったのですが、他人にケンカ売るようなマネをしておいて、一度ならず二度までも「理解できない」と放言されるのはいかがなものでしょう?

 とりあえず今回はこの辺で。
 それでは、また。

board4 - No.1341

帝国軍の軍事事情

投稿者:しんのじ
2002年01月09日(水) 03時46分

帝国軍側は、おそらく中世時代の軍事体系ではないでしょうか。
地方貴族が自分の所領を守るために、独自に軍隊を保有する。
一応、所領の領有権を保証してくれている帝国王室に一朝何かがあれば軍を派遣し、帝国軍の正規部隊に編入される。
御恩と奉公の関係では?

親記事No.1277スレッドの返信投稿
board4 - No.1342

「物語世界の構成をブチ壊し」について

投稿者:あけみ
2002年01月09日(水) 07時17分

 はじめまして、fullさん。
 よろしくお願いします。
 不沈戦艦さん宛という事ですが、横レスお許しください。

 では、さっそくこの話題から。

> >  これは違うでしょう。「ストーリー上必要のない政治評論を入れて、作品世界を壊している」のが問題だ、と言っているのですから。
>
> 創竜伝の政治評論に対してのこの批判についてです。私は創竜伝を読んでいませんので、論理面だけでお話します。
> 上記内容では
>
> 「政治評論を(創竜伝or小説に)入れてはいけない」=意見
> 「(なぜなら)作品世界を壊しているからだ」=理由
>
> となっていると思います。読んでいないので分かりませんが、掲示板での意見を伺うとつまらない出来の批判なのでしょう。

 下記の文は1340番のひろたんさんへの反論で、わたしが書いたものです。

<フィクションの小説にとって物語の世界構成というのは、人体に例えると「骨格」に相当する部分なんですよ。
 その「骨格」に相当する部分についてのことを「細かい事に意地になってる」とおっしゃるんでしょうか?
 骨格を取り巻く形で、内臓やら筋肉やら…つまり、ストーリーやらキャラクターやらが付いてるワケです。
 その骨格を「まったく不要どころか取り込むと有害にしかならない物質(これは作中の評論のことです)」のせいで欠損させたり、イビツに変形させたり、もろく変質させてしまったらどういうことになるか……チマチマ説明しないとおわかりになりませんか?

> >   物語世界の構成をブチ壊してるのが問題で創竜伝がつまらないんですね?
>
 この問いに対する答えは「NO」です。
 「物語世界の構成をブチ壊し」というのは「面白い・つまらない」ではなく、「出来・不出来」と「良質・悪質」に関わる問題です。
 「面白い・つまらない」や「好き・嫌い」とは別問題です。>

 これを基に補足説明をさせていただきますね。
 「(政治に限らず)評論を小説に入れてはいけない」のではなく「物語の世界構成を壊すような異物(評論に限らず)を混入させてはならない」のです。
 なぜなら、「物語の世界構成」とは、フィクションの小説の「骨格」であり「土台」なのですから。
 「物語世界の造物主」でもある小説の著作者、しかもそれで稼いでいるプロフェッショナルが、自分の趣味の範疇でしかない異物(評論)を混入させてまで「骨格を欠損・変形・変質」をさせ自身の小説を滅茶苦茶にするようなマネをしてどうするのでしょうか。

 ですから、
「政治評論を(創竜伝or小説に)入れてはいけない」=意見
「(なぜなら)作品世界を壊しているからだ」=理由
 ではなく、
「物語の世界構成を壊すような異物(評論)を混入させてはならない」=意見
「(なぜなら)小説の骨格・土台から滅茶苦茶になってしまうからだ」=理由
という図式が正解になります。

> しかし、面白い面白くないというのは非常に主観的なものであると思います。仮に100人中99人つまらないと言っても主観である事には違い無いと思います。
> そうでは無く、作家として作品世界を壊す事はルール違反だと言う点での「ルール違反」に重きを置いているとしたら、このルールについては作品を面白くするための推奨的な物であって例えるなら刑事罰を貰うような重大な違反と感じ難いです。

 「物語世界の構成をブチ壊し」というのは、「出来・不出来」と「良質・悪質」に関わる問題であって、「面白い・つまらない」や「好き・嫌い」とはまた別の問題です。
 「出来・不出来」は理論的な事柄であり、「良質・悪質」はそのまま品質を問うもので、「面白い・つまらない」はfullさんもおっしゃっているように「非常に主観的なもの」で感覚的な問題ですし、「好き・嫌い」は感情的なものです。
 つまり、「物語世界の構成をブチ壊し」というのは、理論的な観点からと品質的にどうかについての話なワケです。
 という事で、「出来・不出来」と「良質・悪質」と「面白い・つまらない」と「好き・嫌い」は切り放して考えていただけませんでしょうか。
 ゴチャマゼにするとワケがわからなくなるだけですから。

>作家として作品世界を壊す事はルール違反だと言う点での「ルール違反」に重きを置いているとしたら、このルールについては作品を面白くするための推奨的な物であって例えるなら刑事罰を貰うような重大な違反と感じ難いです。
> このルール違反で困る人は読者だけであり、それはつまらないという理由だけであると思います。つまらない本なら世の中に溢れているのでそれを理由には批判しづらいです。

 「作品世界を壊す事」は「ルール違反が問題」というよりも、「小説の骨格・土台から滅茶苦茶にする事」は「ルール以前の問題」という方が正確だと思います。
 小説家としての能力を疑われるだけですから。
 ちなみに読者としてのわたしは困るというよりも呆れかえってしまいました。
 「これがプロの小説家がやる事か!?」と……
 それと、上でも言いましたように「面白い・つまらない」の問題とは違うので、切り放してお考えください。
#作品を面白くするための推奨的な物になっていたなら(もしかして田中氏は狙ってたのかも知れませんが)まだ良かったんですけどねぇ…(^-^;)

 この「物語の世界構成ブチ壊し」の件については、管理人の本論3「作品理論をぶち壊す創竜伝の時間構成」をごらんください。
 あと、FAQの8番も併せてどうぞ。

 それでは長文失礼しました。

親記事No.1277スレッドの返信投稿
board4 - No.1343

Re:「物語世界の構成をブチ壊し」について

投稿者:full
2002年01月09日(水) 11時59分

はじめまして。
こちらこそ、よろしくお願いします。

>  不沈戦艦さん宛という事ですが、横レスお許しください。
>
主流派(?)の方への意見ですので横レスとは思いませんよ。
なお、最後に薦められました記事についても再度読み返しました。

> 「政治評論を(創竜伝or小説に)入れてはいけない」=意見
> 「(なぜなら)作品世界を壊しているからだ」=理由
>  ではなく、
> 「物語の世界構成を壊すような異物(評論)を混入させてはならない」=意見
> 「(なぜなら)小説の骨格・土台から滅茶苦茶になってしまうからだ」=理由
> という図式が正解になります。
>
頭が足りなくて申し訳無いですが、言い直しをされている部分の意味が上手く汲み取れません。「物語の世界構成を壊すような(もの)」とはつまり「小説の骨格・土台から滅茶苦茶になってしまう(もの)」ではないのですか?単に言葉の言い変えをしているように見えます。

「つまらない本を買うな、何故なら面白くないからだ」
と同じように聞こえます。

>  「物語世界の構成をブチ壊し」というのは、「出来・不出来」と「良質・悪質」に関わる問題であって、「面白い・つまらない」や「好き・嫌い」とはまた別の問題です。
>  「出来・不出来」は理論的な事柄であり、「良質・悪質」はそのまま品質を問うもので、「面白い・つまらない」はfullさんもおっしゃっているように「非常に主観的なもの」で感覚的な問題ですし、「好き・嫌い」は感情的なものです。
>  つまり、「物語世界の構成をブチ壊し」というのは、理論的な観点からと品質的にどうかについての話なワケです。
>  という事で、「出来・不出来」と「良質・悪質」と「面白い・つまらない」と「好き・嫌い」は切り放して考えていただけませんでしょうか。
>  ゴチャマゼにするとワケがわからなくなるだけですから。
>
なるほど、「出来/不出来」&「良質/悪質」と「面白い/つまらない」&「好き/嫌い」は別という事ですね。「好き/嫌い」は「面白い/つまらない」からも更に離れていると思いますのでここでは言及しません。面白いとは思うけど好きになれないという事はあると思いますので。

そこで、「出来/不出来」についてですが、作品世界(設定)が論理矛盾を起こさないという認識でよろしいですね。この点を「面白い/つまらない」から切り離して考える事はできますが、では何故、出来の良い=設定の論理矛盾の起きない世界を作るのですか?私は設定の論理矛盾の起きない世界を作る事が面白い小説を作るための一つの手法(or要素)であるからだと思います。程度の差こそあれ論理矛盾は銀英伝でもありますよね。ワープがあるのに相対性理論があったりしますから(あまり詳しくないので突っ込まないで下さい)。

なお、「良質/悪質」とは何が尺度なのか分かりません。是非ご教授願います。品質に着目しているのでしょうが何が良いと品質が良いのか分かりません。私にとっては面白いという点は品質の一要素に考えられます。

>  「作品世界を壊す事」は「ルール違反が問題」というよりも、「小説の骨格・土台から滅茶苦茶にする事」は「ルール以前の問題」という方が正確だと思います。
>  小説家としての能力を疑われるだけですから。
>  ちなみに読者としてのわたしは困るというよりも呆れかえってしまいました。
>  「これがプロの小説家がやる事か!?」と……
>
ルール以前の問題と言ってしまっては思考停止をしてしまいますね。さらに、それによって起こる問題が「小説家としての能力への疑惑」だけであるなら田中氏にとっては大きなお世話であり、この点に対しての批判は助言程度になるのではないですか?

助言する事に対して止めはしませんが、助言を他の批判と同レベルで扱うのは止めたらどうですか?という意見です。

> #作品を面白くするための推奨的な物になっていたなら(もしかして田中氏は狙ってたのかも知れませんが)まだ良かったんですけどねぇ…(^-^;)
>
田中氏の内心は読者からは分かりません。批判をする時はなるべく確定している事象から手を付けた方が無難であると思います。

最後にもう一度書きますが、私は田中氏を全肯定して批判を止めろと言っているのではありません。批判をするのなら、より強力な理由を第一に持って来た方が良いのでは無いでしょうかと意見を述べているだけです。ですので

「政治評論を(小説に)入れてはいけない」=意見
「反論の場を与えない批判はルール違反である」=理由

こちらの方が強力に感じたので第一の理由ではないのですか?と言っています。

親記事No.1335スレッドの返信投稿
board4 - No.1344

Re:つーかな

投稿者:日傘
2002年01月09日(水) 15時04分

 いや、別に666さんにここのサイトを中傷する意図は見られないし、禿る云々は軽く聞き流してもいいのでは……(苦笑)。他人を傷つける意図で発せられたのならともかく、そんなに青筋立てんでも。

> > 好きなら読めば良いし、嫌いなら読まなければ良いだけの話。
> > 設定は確かに大事だし、作品の基盤ともなるものだけど所詮SFだし。
>

 ここに集う方は基本的に田中芳樹が好きなんだろうと。容赦なく叩くのも愛の形でっせ。ドラよけさんの新作が論評される日が来るのかどうかは定かではないが。

>
> > まぁ、確かに田中芳樹の場合は「作者が忘れていた」or「イキオイだけで書いちゃった」って部分があるので、こーゆーサイトは面白いことは面白いが・・・
> > いやがらせ匿名メールとか多いんだろうな~
>
> 小説を発表されている田中氏も同じ立場でしょうね。
> 少し前の他の方の投稿にもありましたけど、「何かを発表したときの異論」は当然のことではないでしょうか?(いやがらせ匿名メールや荒らしも、卑怯な手段ながらその延長だと思いますから)
>

 良しにつけ悪しきにつけ、ファンがこれほどまで反応する田中センセは偉大だ。楽しみ方の違いこそあれ、信者にもアンチにも楽しめる人なんてそうはいませんよ。SF界のアントニオ猪木と呼びましょうか(笑)。

親記事No.1269スレッドの返信投稿
board4 - No.1345

Re1334/1336:田中芳樹の好みと貴族嗜好について

投稿者:冒険風ライダー
2002年01月09日(水) 16時10分

≪というか、根が階級社会のイギリスよりは、「努力と運ではい上がれる」ということになっている「アメリカンドリーム」のあるアメリカの方が、余程田中芳樹の趣味には合いそうな気がしますけどね。何で評価が正反対なのか、私もよく解りませんわ。≫
<単に、(アメリカとイギリスの)国としての歴史に興味があるかないか、ということではないでしょうか?
どうも田中氏って、わたしには、歴史がある国にはほとんど無条件で敬意を払っているように見えます(中国など、その典型といえるでしょうから)。予断は承知ですけど、彼の中では
歴史のある国→興味がある(好き)、歴史のない国→興味がない(嫌い)
という感じなのではないでしょうか?(厳密に言うと、歴史があって、さらにその内容に興味が持てる国が好き、という気持ちなんだと思います)
この図式に当てはまらないのは、唯一、日本だけみたいなんですけどねー(笑)f(^-^;)。>

 この手の国の評価における田中芳樹のダブルスタンダードぶりには私も常に疑問に思っているのですが、田中芳樹が特定の国に入れ込むきっかけは意外と単純な動機に端を発していることが多いようです。中国好きは小学生の頃に「三国志演義」を読んだことがきっかけらしいですし、イギリスに関しても、これまた子供の頃に「シャーロック・ホームズ」を読んだことが発端でイギリスに興味を持ち、奥さんの知人で拓殖大学教授の大谷博愛という人に勧められてイギリスに2回旅行に行ったことが、イギリスに入れ込むようになったきっかけであると自ら述べています(「イギリス病のすすめ」P15)。
 しかも田中芳樹は、アメリカの歴史に関しても南北戦争辺りに関してはそこそこの知識を持っているようですし、「灼熱の竜騎兵」シリーズなどはそれこそ「歴史の浅い」ラテン・アメリカの独立や革命の歴史を題材にしていると自らあとがきで述べています。ですから「歴史のあるなし」で好意を持っているわけではないと思います。

 それと貴族階級に関しては、実は田中芳樹は銀英伝で描写しているほどには貴族階級を嫌ってはいないのではないかという気もしますね。宣和堂さんの今は亡き「田中芳樹・七つの大罪」でも触れられていましたが、田中芳樹の中国物小説では貴族に列せられた武人系の人物が活躍する描写と、彼らに対する礼賛と愛情に満ち溢れた評価ばかりが目立っていますし(笑)。
 イギリスに対しても同じことが言えるのではないでしょうか? イギリスには、田中芳樹と土屋守が肝心な部分を抜きにして絶賛していた「ノブレス・オブリッジ」という思想も存在しますし、しかもそれでいて民主主義国家なわけですから、まさに自分が望む理想的な国家であるというわけで。
 しかしイギリスを礼賛すること自体は結構なことなのですけど、あの無知とダブルスタンダードに満ち溢れた愚かしい評論姿勢はいいかげんどうにかならないのでしょうかね。

親記事No.1297スレッドの返信投稿
board4 - No.1346

Re:帝国軍の謎

投稿者:佐々木公彦
2002年01月09日(水) 16時15分

ラインハルトがそのように改革するまで、戦力の多くはオーディーンにあるようかことが確か書いてありました。
やっぱり貴族連合の主力は正規軍の寝返りですよ。
最後に給料配ってましたし。

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