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投稿ログ65 (No.1192 - No.1210)

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board4 - No.1192

Re:「教科書が教えない小林よしのり」(発行・ロフトブックス、販売・星雲社1997年)について

投稿者:モトラ
2001年11月28日(水) 14時38分

発売時に手に取りましたが、内容以前にあまりにも文章がヘタクソで読むに耐えないシロモノでしたね。「あ、な、た、た、ち、の、こ、と、だ。」って、強調のつもり? 共感できたのは、ヤンマガでの連載がつまらなかったコトくらい。

SPA!誌上でのバトルは見ておりますけど、宅のやってたコトと言えば、小林がかつて論争した相手と対談したり、小林が「小沢健二がスキだ」と言えば小山田圭吾とツーショット、サティアンショップ訪問、「終り無き日常を生きろ」に対して「終り無き非日常を生きろ」、果ては上祐ロングインタビューに当時小林に理解を示していた評論家への住所公開&誌上でのいやがらせ等々、低レベルなあてこすり以上のものは感じられませんでした。「それは誌上でのことだ。ウラでは小林が」と、『著名作家が影響力を用いて才能ある新人を潰すパターン』を主張するにしても、こんなコトやっていれば、切られても当然でしょう。そもそもオタク評論家を名乗りながら、実際は見た目スタイルを模倣しただけで、リアルタイムのオタク層が興味を持つ対象に迫るでもなく、他人への恨みつらみを垂れ流すだけの輩がいかに正当性を訴えたところで説得力ありませんです。自分の姿を鏡に映して見てください。

姿見が必要なのは、田中芳樹もいっしょか。

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board4 - No.1193

ましな点もある、って程度でしょう

投稿者:不沈戦艦
2001年11月28日(水) 14時56分

> 別にこのサイトでは小林よしのりの賛美なんかしちゃいないですが…
> 私自身、賛美どころか別段共感すらしていませんし。
> 掲示板にこられる方の中には共感されている方も居られるようですが、それでも、
> 「真実を追究する作家だ」
> 「筋が通っている」
> 「小林の主張にも一理ある」
> 「田中芳樹よりは、ずっとましだ」
> っつー恥ずかしいことを声高に唱える人はいないですね。少なくともこの場では。
>
> しかし、こういう反応があると小林よしのりと田中芳樹は対比するのにわかりやすいのだなぁと再確認ですね。

「これはフィクションだと逃げていないだけ、小林の方がまし」ってのはありますけど、それ以上でもそれ以下でもないですよね。「対比したら面白い」とは思いますけど(ザ・ベストにもありますし)、だからと言ってここで小林を賛美したい訳でもないですし。ここは、「田中芳樹を撃つ!」なんですから。「小林よしのりを撃つ!」をやりたいのなら、ご自分でお作りになられればよろしいでしょう。誰も止めやしませんから。

 ちなみに、私は小林を支持する方の範疇に入りますけど、さすがに「戦争論2」の冒頭、「ビンラディンに共感を覚える」には、思いっきり「退き」ました。さすがに、そこまでは賛同できません。どうやら、ご本人は賛同が増えないことに苛立っているらしく、今日出たSAPIOのゴー宣でも、一所懸命「ポチ・ホシュ」とか言って、挑発しているようでしたけど。

 そういや昔、「怒りの掲示板」なるところのリンクで、ここの管理人さんが「小林よしのり信者」扱いされていたこともありましたね。それを思い出しましたわ。

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board4 - No.1194

Re:対談本「イギリス病のすすめ」についての一考察・中編(1)

投稿者:本ページ管理人
2001年11月28日(水) 15時27分

>イギリス病のすすめ・文庫版 P186~P187
宇野首相について

私は、民主主義(というか大衆社会)においては、ご主人様である大衆にどれだけ好かれるかということは重要な政治家としての資質だと思うので、それを満たしていないというだけで宇野氏やら森氏は政治家として無能だと言い切っていいのではないかと思います(それが良いと言うのではなく、むしろ問題点は民主主義の脆弱性だということです。念為)。
私は「女性問題が収拾できなかったから(民主主義の首相として)無能だった」と言い切っていいと思います。
むしろ、ここでの問題は、
「ああいうことをマスコミにしゃべった女『が』けしからん、たかがあの程度のことで『有能な』政治家がやめさせられるのは日本の損失だ」
という田中芳樹の説明がいつもの妄想炸裂デマゴーグであることのように思えますね。『』でくくった部分に操作を感じるのは私だけではありますまい。それにあんな馬鹿げたことで政治が空転することが日本の損失という人は多いと思いますが、日本でまれに見る低支持率だった宇野氏がやめることに『有能な政治家がやめさせられるのは日本の損失だ』なーんて痒くなってくること、御用評論家だって言わないでしょう。
妄想は創作活動のときだけにして欲しいものです。

>イギリス病のすすめ・文庫版 P203~P206
自然について

田中芳樹って熊本出身のはずですが、こういう意見が出てくるって不思議ですね。もうずっと東京から帰省していないんでしょうかね?
地方在住の方からは冒険風ライダーさんのような意見が出てくるのはもっともだと思います(冒険風ライダーさんは熊本在住ですよね)。
逆に都会に住んでいて、都会から一歩も出ない生活をしていれば、田中芳樹のような意見が出てくると思います。視野を日本ではなく東京都心として限定すれば、日本橋の上に高速を載せる無様さは確かにそのとおりですからね。
ただ、東京といっても、ちょっと高尾や奥多摩の方まで足を伸ばせば猪がでかい顔してうろついてるくらいですから、ここに書いているようなことを得意げに話すってことは、おそらく東京のとてつもなく狭い範囲でしか生活していなくて、そのせいで恐ろしく視野が狭く経験が浅くて、とんでもなく世間知らずなんだろうなぁという田中芳樹像が浮かんできますね。
「今の子供たち、森って言っても多分わからないでしょう。カブト虫も電池切れちゃう時代ですからね。(笑)」
なんて言ったら、いまどきのお子様に世間知らずさを笑われちゃいますね(^^;

board4 - No.1195

続・「教科書が教えない小林よしのり」について

投稿者:教科書が教えない小林よしのり
2001年11月28日(水) 19時59分

 申し訳ありませんが、前回のカキコの補足と批判への反論を長々とさせていただきます。
 「教科書が教えない小林よしのり」は超マイナーな零細出版社からでたせいか、残念ながら多くの人の目に触れることもありませんでした。そのためか、小林も完全無視、なかったものとして未だに「文化人」面をしてのさばっているのが現状です。(ちゃんと最後まで読んでいただければ、小林には絶対に反論不可能なのがお分かりいただけます)
 それでも、多くの反・小林サイトでは、小林批判の最重要テキストとして紹介されています。
 私も本書を、1997年12月当時、某書店で偶然にも発見し、「何だろう?」と読み始めて、やっと小林に騙されていたことに気付きました。
 現に本書のトークに参加した松沢呉一氏に中野タコシェ(松沢氏が経営に参画しているサブカルショプ。ただし、松沢氏は不定期にしか訪れない。尚、同店で本書の宅八郎・出版記念サイン会が開かれた)で実際にお会いしてお話しを伺ったところ、本書を読んで宅八郎氏に謝罪文を送ってきた小林の元信者達が多数いるそうです。
 因みに、中野タコシェでサイン会が開かれたのは、当初、複数の大手書店で予定されていたサイン会が、突如、謎の圧力によって(決めつけはいかんよ、決めつけは)ことごとく中止に追い込まれたのも影響しています。
 さて、モトラさんは「内容以前にあまりにも文章がヘタクソで読むに耐えないシロモノでしたね」と仰られていましたが、アナタはろくに読みもせず確認もせずに、いい加減なうろ覚え思い込み(妄想)や伝聞にもとづいて、批判をするのですか?それこそ、普段からあなた方が、したり顔で批判する田中芳樹氏の態度そのもではありませんか?言行不一致も甚だしいです。不沈戦艦さんも同様です。
 アナタは、「これはフィクションだと逃げていないだけ、小林の方がまし」と言われましたが、そのために一体どれだけ多くの方が、小林の情報操作、事実の捏造・歪曲、嘘八百、デマに名誉を傷つけられて、途端の苦しみを受けているかご存知ですか?しかも、いくら抗議しても小林と「SAPIO」編集部はナシのつぶて。全く訂正に応じようとしません。そのことは、上杉聰氏が、去年の9月に小林と小学館を相手どって、名誉毀損の提訴をする前に、小林と小学館に送った謝罪と訂正を求めた通知書に対する、朝日新聞も真っ青の不誠実きわまりない回答にも証明されています(この裁判については、後述します)。

 このカキコを御覧になった方の中には、「マンガを相手に何をムキになっている」とか「マンガなんだから、間違いがあってもいいじゃん」と思っていらっしゃる方がいられるかもしれません。
 私も「(新)ゴーマニズム宣言」が「東大一直線」とか「おぼっちゃまくん」のような純然たるフィクションであれば、何ら文句にはしません。
 問題なのは、このマンガが事実でないことを、事実であるかのように書き込んで、その結果、如何に多くの人達を苦しめているかです。
 自分がやられたらどんな気分になるか、皆さんも少しは考えてください。

 ところで、名誉毀損裁判についてですが、ことの発端は小林が上杉氏がゴー宣のカット(コマ)を引用して書いた「脱・ゴーマニズム宣言」という小林批判本を著作権侵害のイチャモンをつけて、訴えた著作権裁判が原因です。この裁判において、上杉氏は「批評のためにマンガのカット(コマ)を引用するのは適法」と主張し、一審に続いて二審においても勝訴の判決を勝ち取りました(判決文につきましては、裁判所か「脱・ゴーマニズム宣言裁判を楽しむ会」のHPを御参照ください)。 ところが、小林は二審の判決でたった一箇所だけコマが「無断改変」とされたのをことさらにあげつらい、「わしの逆転勝訴だ!」と、上杉氏の主張を含む肝心の裁判経過を紹介せず、著作権法を曲解し、デマを垂れ流しています。そのため、上杉氏も「やはり小林の悪質さを天下に知らしめるしかない」と決意し、提訴に踏み切ったのです。
 実は上杉氏の周囲では、小林から著作権侵害で訴えられた時に、反訴すべし、という声が既に上がっていたのですが、上杉氏ご本人は「小林の表現を法的に規制するのは好ましくない」として、表現者の良心にかけて控えてきました。しかし、あまりの小林の悪質さに耐えかねて、ついに裁判を起こしたのです。
 この名誉毀損裁判が、小林にとって死刑判決の意味を持つのは、小林最大の武器である敵対人物のことさらに醜悪な似顔絵を描いて貶める手法が、先の著作権裁判のなかで「名誉毀損(肖像権侵害)にあたる可能性が高い」との法的判断が既に確定していることです(小林が上告しなかったため。尚、上杉氏は問題となった一コマの部分についてだけ上告し、それに関しては、現在も最高裁にて審議中。そのため、同書は出版差し止めになっておらず、慰謝料を支払う必要もありません。仮に最高裁で問題の箇所が確定しても、そこだけ修正した改訂版は出せます)。
 今回の名誉毀損裁判でも、この法的判断は踏襲されています。しかも名誉毀損そのものを争うのですから、小林と共同不法行為で訴えられた小学館の敗訴は必至です(だからこそ、小林は「新・ゴー宣」で一言も触れられないのです)。
 私事で恐縮ですが、私は著作権裁判から一貫してこの裁判の傍聴を続けております(機会と御要望があれば、小林が法廷でみせた情けない姿をリポートします)。
 小林を崇拝している皆さん。大きなお世話かもしれませんが、御自分の目と耳で「真実」をお確かめになったらいかがですか?蛇足ながら、次回の公判日について、お知らせします。

 2002年 1月15日 午前10:00~ 東京地裁722号法廷にて

 色々とグチャグチャ書きましたが、誤解のないように申し上げますと、私は小林や皆さんの歴史観やイデオロギーにケチをつけているのではありません。
 日本では言論・報道・思想などの表現の自由が憲法で保障されています。ですが、表現の自由に名を借りたテロリズム(名誉毀損行為)は断じて許されません。私は皆さんにも真実を知っていただき、その上で、健全な人権意識を持って節度ある議論をお願いしているのです。

 長々と拙文にお付き合いいただきありがとうございました。

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board4 - No.1196

Re:続・「教科書が教えない小林よしのり」について

投稿者:モトラ
2001年11月28日(水) 22時05分

私が指摘した宅の所業について、自分の言葉で反論するでもなく「件の書を読め」では、あなたの方が説得力ないですよ。田中芳樹批判サイトで小林よしのり批判を長々と展開するのもマナー違反ですが。

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board4 - No.1197

Re:続・「教科書が教えない小林よしのり」について

投稿者:倉本
2001年11月28日(水) 23時52分

名誉毀損で訴えられるということ自体が小林よしのりがきちんと自分の書いたものに責任をとってることになりますからここでは反論になりませんよ。
ここでの小林よしのりは田中芳樹が自分の書いたものに責任をとっていないのに対して責任をとっている小林よしのりの方がいいというのが基本的な扱いですから。
小林よしのりのゴーマニズム宣言(新含む)はあくまでノンフィクションです。
従って間違いがあれば問題にされますし酷い記述があればこのように裁判を起こされることもあります。
それに対して田中芳樹はどうでしょう。
田中芳樹の作品はフィクションです。
従ってどんなとんでもない間違いだろうと酷い記述だろうと責任をとらせることなどできません。
この差がここで2人が対比されるときに挙げられることです。
従ってあなたの言ってることはここでの田中芳樹と小林よしのりの対比が正しいことの証明にしかなりません。
それが目的なら意見を強化する材料の御提供どうもありがとうございますと言わせていただきます。
私には到底そうだとは思えませんが。

board4 - No.1198

再反論とお知らせ

投稿者:教科書が教えない小林よしのり
2001年11月29日(木) 05時50分

 では、言わせてもらいますが、責任をとれさえすれば、どんなひどいことをやってもいいのですか?もう一度繰り返しますが、ご自分がやられたらどんな気分になるか、少しは考えてください。また、やられた他人の気持ちについて、人間的な想像力を働かせてください。
 それから、世の中には、裁判を起こそうにも、経済的な事情で弁護士費用さえ払えない、あるいは時間的な都合などで起こせずに泣き寝入りをしている方が大勢いらっしゃります。上杉氏にしても、大学講師や市民活動などで多忙を極め、何とか時間をやりくりして、裁判を続けているのです。
 「名誉毀損で訴えられること自体が小林よしのりがきちんと自分の書いたものに責任をとっていることになるから、いいんじゃないか」とは、被害者の人権を無視した加害者の屁理屈です。それでは、一例として、殺人事件やテロなどで不慮の死を遂げた人々や遺族の無念はどうなりますか?「責任をとりさえすれば、どんなことをしてもいい」ではそもそも社会秩序が保てません。

 もう一つ。「自分の書いたものに責任をとる」とは、明らかな間違いや事実誤認などの抗議や指摘には素直に応じて訂正する謙虚な態度であり、作家、言論人としての最低限のマナーです。この点については、田中芳樹も小林以上に悪質です。仰られるとおりです。
 しかしながら、人権や名誉に関することで再三抗議されてもそれに応じない、挙句の果てには裁判を起こされるなど言論人失格です。それこそ、無責任の極みです。ペンの暴力です。人の心を傷つけることによって、金儲けをするなどもってのほかです。

 件の書を読めとは、まず批判対象である以上は事前にちゃんと読んでください、お願いします、と申しているのです。同じことを何度も言わせないでください。
 私もこのサイトで長々と小林批判をぶちまけるのは、明確なマナー違反と自覚しています。だからこそ、これ以上、説明文を延々とカキコして、マナー違反を拡大し、管理人さんや皆さんに不愉快な思いをさせたくないのです。

 最後になりましたが、私は田中芳樹の擁護、小林との対比の意図は一切御座いません。これ以上のカキコはマナー違反を拡大し続けますので、これをもちまして、私は本サイトから退出します。逃げるわけではありません。この場を借りてお詫び申し上げます。

 本当に御迷惑をお掛けしました。

誤解されているようですが、私には田中芳樹を小林と対比する意図はありません。

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board4 - No.1199

Re:対談本「イギリス病のすすめ」についての一考察・中編(1)

投稿者:
2001年11月29日(木) 09時07分

こんにちわ、恵です☆
今回は、冒険風ライダーさんの「対談本「イギリス病のすすめ」についての一考察・中編」を拝読した感想を少し書こうと思います。
管理人さんもレスされていましたけど、最近の田中芳樹氏って、都会のかなり限定された風景しか見ていないんじゃないの?って、さすがにわたしも思いました。(土屋守氏はもっとひどい感じですけど。引用部分だけ読んでいると、そもそも、イギリスにかぶれすぎて日本の事情をすっかり忘れてしまった人のように見えますね(笑))

「昔はあったはずの原風景ってものを、自分たちの手で破壊してきちゃったわけでしょう。ぼくらが子供の頃はよく「日本が世界に誇るものは美しい自然」って言ってたけど、今は全然言わないものね」

こんなことおっしゃってますけど、11月29日(木)付の読売新聞にこんな記事が載っていました。

“壮大な実験「買い取り」”
『(前略)だが近年、原生林を自然から贈られた貴重な財産と位置づけて保護し、次世代に残そうとする動きが活発になっている。奈良県川上村が進めている原生林の買い取りなど、保護の現状を二回にわたって報告する(後略)』

この記事では、奈良県川上村が地方自治体として広大な原生林を保護するために、二年前から原生林を買い取り、環境保護のための運動を手探りで行っていることを紹介しています(この日は一回目)。
「イギリス病のすすめ」が発行されたのは1997年ということですから、時期的に「田中芳樹氏はこんな立派な運動がしっかり行われているのも知らないの?」とは言えませんけど、わたしが注目したのは一緒に載っていた奈良県川上村が買い取ったという原生林の写真なんです。みなさんにお見せできないのが残念ですけど、それはとても綺麗で、広大な原生林の写真で、「これが日本の『原風景』なんだぁ~」と少し感動したんです。この他にも、わたしは仕事柄、日本の美しい風景を写した自然の写真のカタログをものすごくたくさん見てきました。

「「日本が世界に誇るものは美しい自然」って言ってたけど、今は全然言わないものね」

わたしは言えると思います。あなたが知らない、もしくは忘れてしまっているというだけで。冒険風ライダーさんも指摘されていますけど、田中氏は山間部の田舎に行って広大な森林を見たことがないのでしょうか?
御自分が好きなイギリスの称賛は対談の目的だから良いことだと思いますけど、それを引き合いにして日本を罵倒するのはどうかとわたしも思いました。だいたい、イギリスの原風景といっても、ロンドンみたいな大都会での話ではなくて、自然のたくさん残っている郊外での話でしょう?もしも、イギリス人の作家二人が対談で、日本の素朴な自然の残る郊外を引き合いに出して、
「日本は貴重な原風景が残っている素晴らしい国だ。それに較べてわが国は、ロンドンを見てもわかる通りスモッグだらけの環境が汚染された美しくない国だよね。「イギリスが世界に誇るものは美しい自然」って言ってたけど、今は全然言わないものね」
なんて言ってたら、イギリスの人たちはどう思うでしょうか?きっと「はぁ、何言ってるの?」って感じで失笑されると思います。どこかのお二人みたいに。昔、創竜伝で「想像力」について散々お説教していた人の言葉とはとても思えませんでした。

で、最後に河川の治水工事についての話なんですけど。
実はわたしも、子供の頃よく遊んだ、近所の田舎の綺麗な河(フナやメダカがたくさん棲息していました)が治水工事によって魚がほとんど姿を消したとき、ショックを受けた覚えがあるので(しかもその工事は、ウチの父親が監督してたからダブルショックでした・笑(^.^;))、心情的には田中氏と土屋氏の言い分も少しわかる気がします。
ただ、今となっては、常に潜在的な洪水の心配や小さな子供たちが遊ぶには危険な水深部分もある河ではあったので、冒険風ライダーさんがおっしゃられるような治水の概念で言えば、工事は当然の成り行きだったのかもしれません。なによりも、治水工事の是非はいろんな立場や考え方から語られるべきだと思いますので、少なくとも田中氏たちのように対談の趣旨とは外れたことを「心情的な理由」だけで批判(っていうか、単なる茶飲み話?)するのはおかしいと思います。景観や自然との共存を語る前に(もちろん、それも十分に考慮しつつ)、そこに住む人々安全をどうやって保証するかを現実的に考えなければ、そもそも自然を守るために邪魔な人間を駆除すべきだという極端な結論になりかねません。たぶん、お二人ともそこまで考えての発言ではないのでしょうけどねf(^-^;)。

全体的に、「イギリス病のすすめ」って、田中氏と土屋氏が日本のことだけに限らず、表面的な事実を表面的にとらえてそのまま発言しているように見える対談ですね。本人たちにしてみれば、「これは批判とか、もともとそんなに堅苦しいものじゃない」との反論もおありでしょうけど、ではどうして勝手にしなくてもいいような日本批判などして、自分たちで話を広げているのでしょうか?なんだか理解に苦しんでしまいます。
とにかく、冒険風ライダーさんの考察の後編が楽しみですね。これ以上、あのお二人はどんな珍対談を披露してくださるのでしょうか(笑)?
ではでは、楽しみに待ってます♪

board4 - No.1200

誰か教えてください!

投稿者:西川貴教(31)
2001年11月29日(木) 14時13分

誰か教えてください!
このサイトの「教師」って、空騒ぎに出てるコですよね?!
マジで気になる・・・
ttp://www.dolphin-web.net/w100/index2.html

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board4 - No.1201

まじ・・・みたいですね・・・

投稿者:山田
2001年11月29日(木) 14時21分

十分無料で今さっき見てきました。
ホントだったんですね・・・

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board4 - No.1202

Re:誰か教えてください!

投稿者:本ページ管理人
2001年11月29日(木) 14時23分

はぁー、典型的なエロサイトですね。
次からは予告なしに削除します。

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board4 - No.1203

Re:再反論とお知らせ

投稿者:モトラ
2001年11月29日(木) 14時32分

言論テロなら宅の常套手段でしょう。
私は一連の経緯を見て、「宅のやってることはめちゃくちゃで、とても容認できない」と判断しました。ソースとしては、それで充分です。編集長とつるんで特定個人を「処刑だ」「自宅そばまで行って来た」なんてさんざ繰り返したその行為になんら反省するでも無く「俺は被害者だ」なんてわめきちらすだけの輩が書いた「教科書が~」なんて読む気にもなれません。はっきり言って、宅周辺には近寄りたくありません。
あなたから見た小林の不誠実さを世に訴えたいなら、長い間に小林から離反した読者の方も多いでしょうから(薬害エイズ、従軍慰安婦、歴史教科書問題、そして今回のウサマ・ビンラディン擁護でも少なからぬ読者が離れることでしょう)、そういった方々の集まるサイトを回られた方が、力になってくれる方もいると思いますよ。せまい日本でも1億の人間がいることだし。脱ゴー宣裁判についてはどちらが勝とうと興味はありません。上杉の手法も気に入りませんが小林の高裁勝訴宣言も我田引水の極みですし。あとは観客である双方の読者&支持者が判断すること。

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board4 - No.1204

マナー違反というより

投稿者:不沈戦艦
2001年11月29日(木) 15時50分

>  では、言わせてもらいますが、責任をとれさえすれば、どんなひどいことをやってもいいのですか?もう一度繰り返しますが、ご自分がやられたらどんな気分になるか、少しは考えてください。また、やられた他人の気持ちについて、人間的な想像力を働かせてください。
>  それから、世の中には、裁判を起こそうにも、経済的な事情で弁護士費用さえ払えない、あるいは時間的な都合などで起こせずに泣き寝入りをしている方が大勢いらっしゃります。上杉氏にしても、大学講師や市民活動などで多忙を極め、何とか時間をやりくりして、裁判を続けているのです。
>  「名誉毀損で訴えられること自体が小林よしのりがきちんと自分の書いたものに責任をとっていることになるから、いいんじゃないか」とは、被害者の人権を無視した加害者の屁理屈です。それでは、一例として、殺人事件やテロなどで不慮の死を遂げた人々や遺族の無念はどうなりますか?「責任をとりさえすれば、どんなことをしてもいい」ではそもそも社会秩序が保てません。
>
>  もう一つ。「自分の書いたものに責任をとる」とは、明らかな間違いや事実誤認などの抗議や指摘には素直に応じて訂正する謙虚な態度であり、作家、言論人としての最低限のマナーです。この点については、田中芳樹も小林以上に悪質です。仰られるとおりです。
>  しかしながら、人権や名誉に関することで再三抗議されてもそれに応じない、挙句の果てには裁判を起こされるなど言論人失格です。それこそ、無責任の極みです。ペンの暴力です。人の心を傷つけることによって、金儲けをするなどもってのほかです。
>
>
>  件の書を読めとは、まず批判対象である以上は事前にちゃんと読んでください、お願いします、と申しているのです。同じことを何度も言わせないでください。
>  私もこのサイトで長々と小林批判をぶちまけるのは、明確なマナー違反と自覚しています。だからこそ、これ以上、説明文を延々とカキコして、マナー違反を拡大し、管理人さんや皆さんに不愉快な思いをさせたくないのです。
>
>  最後になりましたが、私は田中芳樹の擁護、小林との対比の意図は一切御座いません。これ以上のカキコはマナー違反を拡大し続けますので、これをもちまして、私は本サイトから退出します。逃げるわけではありません。この場を借りてお詫び申し上げます。
>
>  本当に御迷惑をお掛けしました。
>

 ここで一所懸命小林批判をしたところで、全然意味がないのでは。ご存じでしょうけど、NC4(ttp://www.nc4.gr.jp/)にでも書き込んだ方がよろしいと思いますけど。未来ボードなら、誰が書いても構わないんですし(雑談用の日本茶掲示板は別)。

 最初からここに持ってくる話じゃないでしょう?「場違い」ですよ。完全に。みんな困惑しているだけですよ。

親記事No.1198スレッドの返信投稿
board4 - No.1205

Re:再反論とお知らせ

投稿者:不沈戦艦
2001年11月29日(木) 15時55分

> 言論テロなら宅の常套手段でしょう。
> 私は一連の経緯を見て、「宅のやってることはめちゃくちゃで、とても容認できない」と判断しました。ソースとしては、それで充分です。編集長とつるんで特定個人を「処刑だ」「自宅そばまで行って来た」なんてさんざ繰り返したその行為になんら反省するでも無く「俺は被害者だ」なんてわめきちらすだけの輩が書いた「教科書が~」なんて読む気にもなれません。はっきり言って、宅周辺には近寄りたくありません。
> あなたから見た小林の不誠実さを世に訴えたいなら、長い間に小林から離反した読者の方も多いでしょうから(薬害エイズ、従軍慰安婦、歴史教科書問題、そして今回のウサマ・ビンラディン擁護でも少なからぬ読者が離れることでしょう)、そういった方々の集まるサイトを回られた方が、力になってくれる方もいると思いますよ。せまい日本でも1億の人間がいることだし。脱ゴー宣裁判についてはどちらが勝とうと興味はありません。上杉の手法も気に入りませんが小林の高裁勝訴宣言も我田引水の極みですし。あとは観客である双方の読者&支持者が判断すること。

 一々内容に踏み込んで反論する必要はないのではないでしょうか。最初から完全に「場違い」な投稿なんですから。「ここでやる話ではないですよ」で話は終わりですよね。「教科書が教えない小林よしのり(別のヒト思い出しましたけど)」氏の方も、反論されたら一々返さないと気が済まなくなってしまうでしょうから。

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board4 - No.1206

Re:同盟の双璧

投稿者:クロイツェル
2001年11月29日(木) 17時03分

 はじめまして、私もここに来てから日が浅い者ですが、クロイツェルと申します。以後よろしくお願いします。

 さて、私の知る限り、同盟の双璧、というネタは初出のはずです。という訳で、少し考えてみました。

 まず、この二人が同盟に亡命したとしても、おそらく提督にはなれないでしょう。原作に登場した提督のうち、同盟で活躍した帝国出身の提督は、メルカッツただ一人。しかも彼の場合、亡命前にすでに将官であった上に、その待遇も客将待遇。正式な任官ではありません。正式な任官を受けた中には、帝國人は一人もいないのです。後年の名将としての実績のある頃ならともかく、若手士官の頃の二人が提督になれるとは、到底考えられないのです。

 てな訳で、二人の落ち付き先は、おそらくローゼンリッターではないかと考えられます。幸い二人とも、生身の闘いにも適性がありますから、時期的に隊長は無理であるにせよ、シェーンコップ配下で1、2を争う「双璧」にはなれるのではないでしょうか。そして、イゼルローンで他のメンツに混じって、名物・双璧漫才を披露する訳ですな(笑)。

 で、最後はおそらくユリアンのブリュンヒルト強襲に参加し、ロイエンタールはシェーンコップ共々討ち死に、ミッターマイヤーはかろうじて生き残る…てな所ではないかと思いますが、どうでしょうか?

親記事No.1187スレッドの返信投稿
board4 - No.1207

Re:細かいツッコミですが

投稿者:平松重之
2001年11月30日(金) 02時51分

<まず、この二人が同盟に亡命したとしても、おそらく提督にはなれないでしょう。原作に登場した提督のうち、同盟で活躍した帝国出身の提督は、メルカッツただ一人。しかも彼の場合、亡命前にすでに将官であった上に、その待遇も客将待遇。正式な任官ではありません。正式な任官を受けた中には、帝國人は一人もいないのです。後年の名将としての実績のある頃ならともかく、若手士官の頃の二人が提督になれるとは、到底考えられないのです。>

 ミッターマイヤーがブラウンシュヴァイク公に謀殺されそうになった時期、二人は既に少将にまで昇進していますので(外伝一巻)、提督にはなれると思うのですが。

<てな訳で、二人の落ち付き先は、おそらくローゼンリッターではないかと考えられます。幸い二人とも、生身の闘いにも適性がありますから、時期的に隊長は無理であるにせよ、シェーンコップ配下で1、2を争う「双璧」にはなれるのではないでしょうか。そして、イゼルローンで他のメンツに混じって、名物・双璧漫才を披露する訳ですな(笑)。>

 連隊の隊長は大佐ですから、将官である二人がローゼンリッター連隊に配属される事はないかと。仮にメルカッツの様に二階級落ちたとしてもまだ大佐ですし。

親記事No.1189スレッドの返信投稿
board4 - No.1208

Re:対談本「イギリス病のすすめ」についての一考察・中編(1)

投稿者:まつも
2001年11月30日(金) 07時56分

> 田中芳樹って熊本出身のはずですが、こういう意見が出てくるって不思議ですね。もうずっと東京から帰省していないんでしょうかね?

 私は、熊本の天草在住なのですが、数年前に地元の新聞で熊本在住のSF作家、梶尾真治氏が、会社の都合で東京に行けないので東京に戻る田中芳樹氏にことづてを頼んだというコラムを読んだ記憶があります。(少しあやふやですが)
 ですから全く帰省していないということはないはずです。
しかし、少なくとも九州では禿げ山が延々と連なるという光景は、火山の周辺か、自衛隊の演習地以外はあり得ないはずなんですけど。妄想レンズを通した目にはそう見えるんでしょうか?

 あと、河川の治水についてですが、田中氏の世代の熊本県人なら「白川大水害」の恐ろしさを伝え聞いているはずなんですがねえ。
(注:昭和28年6月26日、田中氏が生まれた翌年に熊本市内を流れる白川が氾濫して、死者422人、負傷者1,077人、被災者388,848人、流出家屋9,102戸、床上床下浸水31,145戸の県史に残る大水害)

 自然の真の恐ろしさを知らず、安直な発言をする田中氏のような輩こそ、自然に対して傲慢に振る舞っていると思うのですが。

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board4 - No.1209

Re:細かいツッコミですが

投稿者:クロイツェル
2001年11月30日(金) 08時04分

>  ミッターマイヤーがブラウンシュヴァイク公に謀殺されそうになった時期、二人は既に少将にまで昇進していますので(外伝一巻)、提督にはなれると思うのですが。
>
>  連隊の隊長は大佐ですから、将官である二人がローゼンリッター連隊に配属される事はないかと。仮にメルカッツの様に二階級落ちたとしてもまだ大佐ですし。

 あう、やはり原作を読み返さずに書き込みをするとミスりますなあ。外伝1巻の時点では、てっきり佐官だと思い込んでいました。失礼しました。

 では、改めて考えてみましょう。将官クラスが亡命してきたとなると、これを宣伝に使う可能性があります。つまり、積極的に活用するという考え方ですね。ただし、やはり亡命者ですから、重要な局面にすぐにはすぐには当用されないでしょう。局地戦などでこき使われ、マスコミの出汁にされる日々が続くと思われます。

 あるいは、少将クラスですから宣伝効果が低いと判断されるケースもありえるかと思います。この場合は、軍には入れるでしょうが、そこそこの閑職か、良くて参謀程度の地位に押しやられるのが関の山でしょう。

 どちらにしても、双璧の本格的な登場はアムリッツァの大敗以降になりそうですね。同盟の人材が払拭された後ならば、彼らにも日のあたる目があろうというものです。

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board4 - No.1210

Re1194/1199/1208:まとめレス

投稿者:冒険風ライダー
2001年11月30日(金) 19時16分

>管理人さん
<私は、民主主義(というか大衆社会)においては、ご主人様である大衆にどれだけ好かれるかということは重要な政治家としての資質だと思うので、それを満たしていないというだけで宇野氏やら森氏は政治家として無能だと言い切っていいのではないかと思います(それが良いと言うのではなく、むしろ問題点は民主主義の脆弱性だということです。念為)。
私は「女性問題が収拾できなかったから(民主主義の首相として)無能だった」と言い切っていいと思います。>

 それは違うでしょう。それならばなぜ、宇野元総理の愛人問題があれほどまでに派手な扇情報道によって大問題に発展しながら、私が評論本編でも取り上げた橋本元総理の愛人スパイ疑惑が主要マスメディアの間であまり問題にされなかったなどというダブルスタンダードが発生するのですか?
 橋本元総理の愛人スパイ疑惑もまた、宇野元総理の愛人問題と同じように週刊誌やオピニオン雑誌で積極的に取り上げられ、国会でも問題にされ、質疑答弁も行われていますが、だからと言って朝日・毎日・読売といった主要マスメディアが、宇野元総理の時のような扇情報道を行って橋本元総理を辞任に追いやったりしましたか? 私が各マスコミの論調を追ってみた限りでは、すくなくとも宇野元総理ほどにはこの問題は騒がれなかったようなのですけど。
 それから野党・民主党の管直人にもかつて愛人疑惑が浮上したことがありましたが、これまた週刊誌系やオピニオン系はともかく、肝心の主要マスメディアではあまり重要な問題として取り上げられていなかったですね。なぜ彼らの場合は愛人問題があまり騒がれることがなかったのでしょうか? もし政治家側が主要マスメディアに対して何らかの情報統制を行っていたのであれば、それは民主主義国家における政治家としては完全に失格ですし、いかなる理由があるにせよ、政治家の圧力を受け入れたマスメディア側も批判されて然るべきでしょう。また、仮に主要マスメディア側の方が勝手に報道を自粛したとでも言うのであれば、これまたいかなる理由があるにせよ、当然その露骨なまでのダブルスタンダードぶりこそが批判対象として取り上げられるべきです。
 そもそも報道に限らず、批判というものはまず批判者こそが真っ先に「発言者としての責任」を負った上で、明確な根拠と明晰な主張に基づいて行われるべきものでしょう。それを全く行わないばかりか、宇野元総理の愛人問題に見られるような露骨な扇情・バッシング報道や、森元総理の「神の国」発言・石原都知事の「三国人」発言に代表されるような歪曲報道を平然と行って恥ずかしいとも考えないような連中の報道に対して、なぜ批判される側が責任を負わなければならないのですか? 政治家側がどれほどまでに用心しようが、連中が何らかの言葉尻や行動を捉えて扇情・バッシング報道なり歪曲報道なりを行ってくるのは最初から目に見えていますし、それを100%防ぐことなど、それこそ言論統制の独裁者か、そうでなければ全知全能の神でもない限り不可能でしょう。ましてや、マスメディアの影響力が政治家のそれよりもはるかに強大な力を誇っている現状ではなおのことです。
 強大な影響力を誇るマスメディアが恣意的な意思によって批判対象を勝手に選別しているという事実が存在する以上、きちんとした報道責任に基づいた批判であればともかく、マスメディアの扇情報道や歪曲報道に対して、政治家側の発言や行動の責任を問題にするのは酷であると思います。あのような愚劣な報道を行った責任はマスメディア自身こそが取るべきものなのですから。

>恵さん
<この記事では、奈良県川上村が地方自治体として広大な原生林を保護するために、二年前から原生林を買い取り、環境保護のための運動を手探りで行っていることを紹介しています(この日は一回目)。
「イギリス病のすすめ」が発行されたのは1997年ということですから、時期的に「田中芳樹氏はこんな立派な運動がしっかり行われているのも知らないの?」とは言えませんけど、わたしが注目したのは一緒に載っていた奈良県川上村が買い取ったという原生林の写真なんです。みなさんにお見せできないのが残念ですけど、それはとても綺麗で、広大な原生林の写真で、「これが日本の『原風景』なんだぁ~」と少し感動したんです。この他にも、わたしは仕事柄、日本の美しい風景を写した自然の写真のカタログをものすごくたくさん見てきました。>

 日本の自然保護運動に関しては、「イギリス病のすすめ」においても、土屋守がイギリスのナショナル・トラスト(イギリス最大の環境保護団体)の事例を延々と説明した後に、それを引き合いに出して「日本の自然保護運動は地域が限定されている」だの「日本がイギリスの自然保護運動を模倣するのは無理」だのと好き勝手に喚き散らしてくれていましたし、田中芳樹自身もそれに便乗した政治批判を行っておりましたので(「イギリス病のすすめ」P206~P212)、田中芳樹が日本の自然保護運動について知らないということは考えられません。それどころか、対談の論調を考えると、むしろ何もかも承知の上で「日本の自然保護運動は偉大なるイギリスの足元にも及ばない」とでも言っているようにすら見えますね。
 しかもその挙句に飛び出したあの2人の発言がまたケッサクものでしてね。連中はこんなことを述べていたのですよ↓

イギリス病のすすめ・文庫本 P211
<田中:
 「地方の時代」なんてまだまだ額面どおり信じるわけにはいきませんね。「住民投票」と聞いただけでヒステリーをおこす人たちもいるけど、地方議会がまともに機能してたら、そもそも住民投票の必要もないんです。
――:
 もう民度の問題なんですね。
土屋:
 そうそう、民度なんですよ。
田中:
 つまるところ、想像力の問題だと思う。水源地にゴミ処理場を作ってどうする、という、その程度の想像力すらないのではね。
土屋:
 そうね。まさに自然保護って、想像力なんだよね。今あることよりも、将来どうなるのか、っていう想像力がないと、自然保護なんて行えないわけで。最も欠乏しているのが、日本のそういう政治家だとかね、あるいは官僚だとか、そういう連中。欠乏してるっていうよりも、はっきり言って犯罪だけどね、あれは。>

 いや、確かに言っていること自体は正論なのですけど、すくなくともイギリスの6~7倍もの森林率を誇り、昔から河川が引き起こす洪水に悩まされてきた歴史を持つ日本を、現実をロクに直視することもなしに「ハゲ山とコンクリートで固められた川しかない国」などと評価するようなアホな連中に、このようなお説教を垂れられる筋合いはないと思うのですけどね、私は(笑)。想像力や現実感覚が欠乏していると言うよりも、はっきり言って犯罪行為でしょう、このような愚かしい対談本を使って読者からカネを巻き上げるというのは(笑)。
 それにしても、この「イギリス病のすすめ」も、6章とあとがきで余計な日本批判など挿入せず、イギリス紹介だけに徹していれば、いくら何でももう少しマトモな本になったのではないかと思うのですけどね~。そうすれば私も、今回のような考察などを長々と書く必要もなかったのに。

>まつもさん
<私は、熊本の天草在住なのですが、数年前に地元の新聞で熊本在住のSF作家、梶尾真治氏が、会社の都合で東京に行けないので東京に戻る田中芳樹氏にことづてを頼んだというコラムを読んだ記憶があります。(少しあやふやですが)
 ですから全く帰省していないということはないはずです。>

 はじめまして。
 実は上記のコラムに関しては私も読んだ記憶があります。約3~4年程前の熊本日日新聞の日曜日特集か何かで、田中芳樹のインタビュー記事が載っていたので結構興味を持って読んでみたんですよね。内容については私もあまり覚えてはいないのですが、自分の遅筆を自慢していたかのような発言に腹が立ったことだけは今でもはっきり記憶に残っています(笑)。

<あと、河川の治水についてですが、田中氏の世代の熊本県人なら「白川大水害」の恐ろしさを伝え聞いているはずなんですがねえ。
(注:昭和28年6月26日、田中氏が生まれた翌年に熊本市内を流れる白川が氾濫して、死者422人、負傷者1,077人、被災者388,848人、流出家屋9,102戸、床上床下浸水31,145戸の県史に残る大水害)>

 この白川の大水害「6・26水害」は、熊本で集中豪雨や河川氾濫による被害が起こるたびによく取り上げられる水害ですね。1990年7月2日に熊本・阿蘇を襲った水害の時にも、この水害当時の降水量が比較対象として取り上げられていたものです。
 熊本県中部を流れる白川と、南部を流れる日本三大急流のひとつ・球磨川は、昔から洪水が多発する熊本でも有数の洪水氾濫源として知られていますし、この洪水対策のための治水事業に尽力した人達の偉人伝は、小学校低学年の郷土史の授業でも教えられるレベルの話です。この程度の基礎知識でも田中芳樹の頭の中に残っていたならば、田中芳樹もあのようなバカな発言などしなかったと私も思うのですけどね~。

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