4代目掲示板過去ログ

WEBRANKING テキストサイト部門 サイトランキング 文学・小説・童話部門 mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加

投稿ログ28 (No.472 - No.495)

親記事No.7スレッドの返信投稿
board4 - No.472

Re:反銀英伝 大逆転! リップシュタット戦役(72)

投稿者:anonymous
2001年07月21日(土) 15時57分

・ヴェスターラントの虐殺を利用しようとするラインハルト=オーベルシュタインを、逆に非難材料にする

ってのは話の流れとしては、正しいと思います。ですが、今回の作品を読んで思ったのは、

・貴族連合軍内部の悪事を、ブラウンシュヴァイクを切り捨てることによって誤魔化した。だけでなく、その模様を利用しようとしたラインハルト軍をあげつらうことによって、責任逃れをはかっている。

こんな感じに見えました。一般民衆にとって、ブラウンシュヴァイクとリッテンハイム=タンネンベルクの決裂が、今の段階でそれほど印象づけられているんでしょうかね。

board4 - No.473

夫婦別姓について>冒険風ライダーさん

投稿者:てつし
2001年07月22日(日) 05時45分

子供に与える影響・・・とおっしゃっていましたが、
私は夫婦別姓を切望している子供です。
私はほんとの父親の顔を覚えていません、捨てたも同然だからです。
そんなやつの血を引いているということ自体がいやでなりません。
家族の絆云々といっても、苗字は家族の絆には関係ありません。
私は昔の苗字をどぶに捨てたいと思っていました。
今は母が再婚した人を父と呼んでいますが、ほんとうに素晴らしい人です。実の子以上にかわいがってくれます。心から感謝しています。
でも、3回も苗字が変わるといろいろと不都合が出てくるんですよね。
いろいろ聞かれたりとか・・・
それに、私の母はひとり娘なので、旧姓を継ぐ人がいません。
だから、私はできれば、母の苗字に戻りたいんですけれども、
そうするには祖母の養子にならないといけないという・・・
そんなとき夫婦別姓だったら楽なのにな、と思うんです。
拙文ではありますが、こういう風に考えている子供もいるんだよ、ということで・・・・

親記事No.473スレッドの返信投稿
board4 - No.474

Re473:とりあえず返答

投稿者:冒険風ライダー
2001年07月22日(日) 15時39分

 すいませんが、私が知りようもないあなた個人の家庭事情を延々と語られても、全く関係のない私としては、まことに失礼ながら「それで?」としかコメントのしようがありませんし、あなたを見捨てた実の父親とやらに対する個人的な怨みの感情を元にして私の夫婦別姓反対論に反論されても困るのですけど。
 反論するのであれば、個人事情に基づいた感情論ではなく、もう少し客観的かつ理論的に私の意見のおかしな部分を指摘してくれないと、私としても議論に応じようがありません。

<それに、私の母はひとり娘なので、旧姓を継ぐ人がいません。
だから、私はできれば、母の苗字に戻りたいんですけれども、
そうするには祖母の養子にならないといけないという・・・
そんなとき夫婦別姓だったら楽なのにな、と思うんです。>

 暴論であることを承知の上であえて言いますけど、それほどまでに旧姓にこだわるのであれば、あなたの母親が形式的に夫と離婚してしまえばそれで済むことなのではないのですか? そして自らの姓を旧姓に戻した上で、引き続き事実上の夫婦生活を営んでいけばよろしいのではないかと。
 現在だって、あくまでも徹底して夫婦別姓を貫きたいというのであれば「事実婚」(婚姻届を役所に届けない結婚)という手段が立派に存在するのですよ。ただし法律的な夫婦関係ではないので、法律上の夫婦が受けられる恩恵や法律上の庇護を受けることはできなくなりますけど。
 そのリスクを犯してでもあくまで夫婦別姓を貫きたいというのであれば、私は何も言うことはありません。

親記事No.473スレッドの返信投稿
board4 - No.475

それ以外でも

投稿者:不沈戦艦
2001年07月22日(日) 16時59分

> <それに、私の母はひとり娘なので、旧姓を継ぐ人がいません。
> だから、私はできれば、母の苗字に戻りたいんですけれども、
> そうするには祖母の養子にならないといけないという・・・
> そんなとき夫婦別姓だったら楽なのにな、と思うんです。>

>
>  暴論であることを承知の上であえて言いますけど、それほどまでに旧姓にこだわるのであれば、あなたの母親が形式的に夫と離婚してしまえばそれで済むことなのではないのですか? そして自らの姓を旧姓に戻した上で、引き続き事実上の夫婦生活を営んでいけばよろしいのではないかと。
>  現在だって、あくまでも徹底して夫婦別姓を貫きたいというのであれば「事実婚」(婚姻届を役所に届けない結婚)という手段が立派に存在するのですよ。ただし法律的な夫婦関係ではないので、法律上の夫婦が受けられる恩恵や法律上の庇護を受けることはできなくなりますけど。
>  そのリスクを犯してでもあくまで夫婦別姓を貫きたいというのであれば、私は何も言うことはありません。

 無理に離婚せずとも、てつしさんの義父氏に、お母様の方の姓を
名乗っていただく、という方法もありましたよね。必ず男性の方の
姓を名乗らなければならない、という決まりはなかった筈ですが。
民法上は。ま、あまり一般的でないのは事実ですけどね。

>祖母の養子にならないといけないという

 では、それに何か問題でもあるのでしょうか。「旧姓を残したい」
ということを最優先するのであれば、そうすれば良いのでは、と思
いますが。

 個人的事情が色々あるのはもちろんですが、それを一般例として
議論するのは無理があると思いますよ。「自分たちを捨てていった
本当の父親の姓など名乗りたくもない」という例は、そう滅多にあ
ることではないと思いますし。

board4 - No.476

確かに・・・

投稿者:てつし
2001年07月23日(月) 11時39分

(引用開始)
だいたい竜堂兄弟って、幼い頃に両親をなくし、家庭の大事さや暖かさというものを知っているという設定であるはずなのに、どうして家庭というものに対する考え方がもののみごとに欠落した事しか主張できないのですかね~。
 単純に考えてみてください。自分の姓と親の姓が違う事が子供に与える心理的影響というものを。夫婦が別姓になった場合に特に問題になるのは、生まれてくる子供の姓をどうするかという問題で、夫婦別姓では確実にどちらかの親の姓が子供の姓と異なってしまうのです。しかも兄弟・姉妹になればもっと深刻で、場合によっては兄弟・姉妹の間で姓が全く異なるという事だって起こりえるのです。これが子供に与える心理的影響は甚大なものがあります。自分と異なる姓を持つ親兄弟を「よそ者」と認識してしまうかもしれず、家族という連帯意識が希薄になってしまうのです。いくら理論的に同じ家族である事を説明されても「ではなぜ姓が別々なの?」と質問されれば返答に窮するしかないでしょう。

 これは親から生まれた子供の視点から考えてみたものです。
 子供が親と姓が違う事を初めて知るであろう年齢は、いくら遅くても小学校低学年あたりです。そのあたりの年齢だと、子供はまだ難しい理屈でものを考える事ができません。その結果、夫婦別姓や子供と親との姓の違いが子供に心理的な疎外感や孤立感を与えるのではないか、そしてそれを「個人主義」だの「男女平等」だのといった「理屈」で説明して納得させていくことができるのか、という問題を表現したつもりだったのです(兄弟の姓まで別々の場合はさらに深刻です)。まあ少し表現力が不足していたのかもしれませんが。
 もちろん大人になっていけばそういったことも「理屈では」理解できるようになるでしょうけど、子供の時に受けた心理的影響というものは後々まで残るものです。それがただでさえ異常進行している昨今の家族破壊にさらに拍車をかけていくのではないかという危機感が、どうも竜堂兄弟(=田中芳樹)には欠けているようにしか思えないのですけど。
(引用終了)

私の冒険風ライダーさんに対する批判が感情的だったことは認めますし(しかし、そもそも、「家族の絆」というものこそ感情的なものだと思いますが。)、私のような事例がそうそうあるとは思いません。
しかし、「親から生まれた子供の視点」と十把一絡げにまとめられたくないな、と思いましたので。
苗字が一緒であろうとなかろうと、崩壊する家族は崩壊しますししない家族はしません。
苗字は家族の絆には関係ありません。
それなら、別姓でも構わないじゃないか、と。
(私は「構わない」というより「別姓の方がいい」と考えていますが。)
そのことを、主張させていただきたかったのですが・・・
(この場合、自分のケースは極端ではありますがそのよい例になると考えたので・・・ある意味、冒険風ライダーさんの主張される「心理的影響」の逆の場合の「心理的影響」かと存じます。この「心理的影響」は理屈では説明不可能です。それは冒険風ライダーさんの御主張ですよね。だから私もつい感情的になってしまった、というかならざるをえなかったんです。)
べつに個人的怨恨をここで発散しようとかそんなことはひとつも思っていません。

感情的になりすぎた点はお詫びいたします。
しかし、別姓にすれば、「家庭の大事さや暖かさ」が損なわれる、というのは根拠薄弱ではないでしょうか?
急速に進行する家庭崩壊が別姓によってもっと進行するとは思えません。別姓にするしないということで家庭崩壊の進行状況が左右されるくらいのことであれば、家庭崩壊は止められます。
家庭崩壊の元凶は戦後日本の教育(戦前の家父長制度を忌避しすぎるあまり家族というものまでないがしろにしすぎた)です。

総論を述べられている冒険風ライダーさんに対して、
こういう事例もある、ということを頭の隅にでも置いといていただけたらと思いまして。
各論をしだせばきりがないんですけれども、この問題を議論する場合には各論をほっとくことはできないと思うんで。

できるなら、やっていますよ。>母の旧姓を継ぐ方法に関しての冒険風ライダーさんと不沈戦艦さんの御助言

世の中には思い通りにならないことがたくさんあります。

board4 - No.477

整理しました

投稿者:てつし
2001年07月23日(月) 13時33分

私の申し上げたいことは、家族の絆が崩壊する(弱くなる)からダメ!ということは、夫婦別姓に反対する論拠にはならない、ということです。
(いきなり初カキコで個人的感情論に走ってしまったのはあ~しまったと後悔してます)

その理由です↓
家族の絆には血の濃さすら関係ありません(血がつながっていようといまいと大切な家族と思えればそれで家族です)。
それなのに、どうして姓が違うとかそういう表面的なことで家族が崩壊しますか?
家庭が暖かければ、子供・兄弟同士の姓が違ったからといって深刻な心理的影響はないはずです。
家族の愛情を肌で感じていれば、アタマで理解できなくても別にいいんではないでしょうか。
逆に、姓が同じで血がつながっていても、自分の子供を虐待して折檻して残酷に殺す親はたくさんいます(特に最近顕著ですね、悲しいことに)。

私の最初のあの感情的カキコは、私の主張の具体的例と考えていただければ幸いです。

姓が違う違わないということは家族の絆に全く関係ありません。

(ちょっと脱線しますが・・・しかし、「表面的」と書きましたが、姓をどうでもいいと考える一方でなおも姓にこだわっている自分がいますね。「心理的影響」のせいかもしれません。自分を客観的にみれば滑稽に思えます。)

親記事No.477スレッドの返信投稿
board4 - No.479

Re:整理しました

投稿者:NERO
2001年07月23日(月) 14時54分

横から急に首を突っ込んで申し訳無いのですが、
この形の掲示板では、一つの話題では一つのスレッドにまとめてもらいたいです。
夫婦別姓についてはあまり具体例を見聞きしたことが無いので、対したことは言えませんが、以前朝日新聞の投書欄に、事実婚で夫婦別姓をしており、今小学生である子供達も名字がそれぞれ違うと誇らしく書いたのがありまして、私は同じ学校で兄弟が名字が違うのは感覚的に気持ち悪いと思った経験があります。

board4 - No.480

初めまして!

投稿者:クロイツェル
2001年07月23日(月) 18時10分

 初めまして、最近このサイトを発見した、クロイツェルという者です。
 いや、皆さん、素晴らしい論客ぶりですねえ。過去ログやベストを読んで、感服してしまいました。私は皆さんほど論理的に事を運ぶのには馴れていませんのでなかなか話題に参加できないかとは思いますが、こういう論議はする事自体がよい思考訓練になりますので、たまには参加できる範囲で参加したいと思っております。

 ところで、一つ思考実験のネタを考えてみました。銀英伝ネタなんですが、「ヤンとラインハルトがそれぞれ逆の陣営に生まれていたらどうなっていたか?」というものです。私はここ数年銀英伝を読んでいないのですぐには思いつかない為、取り合えずネタ振りのみと言う無責任な事をさせていただきますが(苦笑)、ぜひ皆さんの意見を聞かせていただければな、と思っております。

 一応ルールとしては、
・帝国はラインハルトとアンネローゼのみ、同盟はヤンのみが逆陣営に生まれたものとする。
・両者とも性格は変わらないものとする。ただし、価値感については環境に合わせて変更してもかまわない。
・生まれた身分や環境については、特に規定しない(ヤンが貧乏貴族の出だと、なんか出世しそうにないし(笑))

ってとこでどうでしょうか?もちろん原則なので、面白くなるなら変更はご自由に、ってことで。

 では、これからもよろしくお願いします。

親記事No.480スレッドの返信投稿
board4 - No.481

Re:初めまして!

投稿者:新Q太郎
2001年07月23日(月) 18時18分

>  一応ルールとしては、
> ・帝国はラインハルトとアンネローゼのみ、同盟はヤンのみが逆陣営に生まれたものとする。
> ・両者とも性格は変わらないものとする。ただし、価値感については環境に合わせて変更してもかまわない。
> ・生まれた身分や環境については、特に規定しない(ヤンが貧乏貴族の出だと、なんか出世しそうにないし(笑))

-----------------------------
双方の「モチベーション」がまず難しいでしょうね。一応ラインハルトらは最愛の姉を奪われたが故に権力を目指したわけだし、ヤンは経済的な事情で軍人になったわけですしね。

ラインハルトが仮に、同盟の中で「権力への意志」を持ちつづけたら、政治の道に入るか、もしくは文民統制を壊す側---政治的軍人として(無論どちらでも極めて優秀だろうが)登場するでしょう。

帝国ヤン(が仮に軍人なら)は、だれが引きたてるか、ですね。自分からは軍に影響を与える地位を求めないから。有能ということでメルカッツあたりが公正に評価して出世させる、でもないとダメかも。
案外、オフレッサーと意気投合してたら笑いますが(笑)

board4 - No.482

「かってに解放王」(不真面目なネタだ、すまん)

投稿者:新Q太郎
2001年07月23日(月) 18時23分

マジメな議論が最近多いので、ひさびさに役に立たないネタ。

【註:少年サンデー連載・「かってに改蔵」を知らない人は絶対に
飛ばしてください。また、知っている人もできれば第146話・
「道標すたろーん(週刊少年サンデー2001/5/23)」を再読・想起
していただくとありがたい。参考---
ttp://www.geocities.co.jp/AnimeComic/1460/kaizo/k_000.html
ttp://www07.u-page.so-net.ne.jp/pg7/piranha/wakimo/kaizou.htm】

「王の道は、どこにありますか?」

解放王アルスラーンが、唐突にファランギースに尋ねる。

顔に青いタテ線を引いた彼女が、困惑しきって尋ねる。
「な、なにを言い出すのじゃ陛下」

「王の道ですよ!本当の王が、進まなければならない王の道!学問には王道がないかもしれませんが、余のように実際に即位(証の伝説の剣つき)した王様は、その道を見つけて、歩んでいかねばならないのです。古くはジャングル大帝も歩んで、いつのまにかデズニーランドに到着した(米国側は否定)!ジャイアント馬場さんとその部下も歩いて、いつの間にかノア(NOAH)の方舟に乗りこんだ(二人置いてく)!そんな『王道』を余も解放王として歩くのだ!」

「・・・は・・・そんなこといわれてものう」
「はん、やはり所詮はインチキ巫女か。」
「なんじゃとう!!?」

「今回は、改蔵キャラが田中ワールドに絡むスタイル(「かってに創竜」参照)じゃなくて、我々が改蔵キャラの役回りを担うようだな」
「俺やだぞ、そんなの」

ダリューンやキシュワードのようなマジメ系の登場人物が、が展開をキニしつつひそひそ話をしている。

「そうだ。いつも冷静沈着で、しれっとして陰謀を巡らせ、美味しいとこを持って行く----ということで、すず部長役は俺がやることになった」

ナルサスが登場し、彼等に声をかける。

「もともと改蔵はキャラが少ないので、お前たちはあぶれるかもしれんが我慢してくれ」

「別に出たくないわい」
皆がぶんぶんと首を振り、口を揃える。

「さて、下っ端の地丹役は、当然エラムがやるとして……」

「な、なんでですかあ?」

と抗議したのは本人だけで、回りは皆深く頷いていた。というか、もう無理矢理下っ端スーツを着せられているのだが(笑)。

アルスラーンもごく自然に、「おい下っ端」などと呼びかけている。よく考えれば、原作でもそんなもんだしな(笑)。

「ヒロイン(?)羽美役はどうするのだ、陛下?」
ギーヴも部外者の気楽さで、口を挟む

「そりゃあ勿論、この娘しかいない。余は、心に最初から決めているのだ」

ぐいとアルスラーンがひっぱって来たのは、騎士見習エステルだった。

「あらやだ、やっぱり私がヒロインなのかしら?なんだかんだいって改蔵、いやアルスラーンとそーゆー関係になるのは私しかいないものね。」

「”やはり”コイツですか」

すず役のナルサスが問うと、陛下はにっこり笑って答えた。

「うむ。友人がいない、空気が読めない、あやしげな宗教に凝って気持ち悪い……まさに名取羽美役に相応しい逸材だ」

と言うと同時に、アルスラーンはエステルにぶん殴られてたが。

「どーせだから、話にからむことないけど山田さん役も決めとこう…アンドラゴラスみたいなマッチョ好きだから、母上(タハミーネ)ね」

「私、マッチョ好きなんかじゃありません!」
タハミーネが抗議するが、親の意見も全然気にしないアルスラーンである。

「さて、基本設定が出来たところで、「王の道」を探しに旅に出るとするか。役を割り振った連中以外も、エキストラとして来るように」

「つーか、こんなアホツリーを続けるつもりなんですか?ここは一応『中傷に陥らず理論的な批判・討論を目指し、日夜、作品論、ファン論、作家のプロ意識などを論じ」る場所のはずですが」

家臣のツッコミに聞こえないふりをして、一同は「王の道」を探しに旅だった……。

失敗の予感をぷんぷんさせ、続く??

親記事No.482スレッドの返信投稿
board4 - No.483

Re:「かってに解放王」(不真面目なネタだ、すまん)

投稿者:新Q太郎
2001年07月23日(月) 18時27分

新しく来た人がなんじゃこりゃ、とツッコむ前に言っておくが、
私はここでこういう下らないネタを書く特権?を有しているのだ。

リンク先の「パロディ集」参照。
ttp://club.pep.ne.jp/~yusuke.i/main.htm

親記事No.477スレッドの返信投稿
board4 - No.484

激しく同意

投稿者:堅忍不抜
2001年07月23日(月) 20時10分

てつしさんに賛成でーす。
家族の絆を他者(他人や法律)に云々される謂れはないですよね。
大きなお世話って感じです。

親記事No.477スレッドの返信投稿
board4 - No.485

茶々

投稿者:ROMXX
2001年07月23日(月) 22時50分

> 家族の絆を他者(他人や法律)に云々される謂れはないですよね。
> 大きなお世話って感じです。

 虐待でつながっている家族の絆は、他人や法律で云々しないと被害者が気の毒です。

親記事No.477スレッドの返信投稿
board4 - No.486

Re:整理しました

投稿者:てつし
2001年07月24日(火) 05時19分

>NEROさん

>この形の掲示板では、一つの話題では一つのスレッドにまとめてもら
>いたいです。

以後気をつけます。御迷惑をかけて申し訳ありませんでした。

>私は同じ学校で兄弟が名字が違うのは感覚的に気持ち悪いと思った経
>験があります。

別姓が一般化すればおのずとそういう違和感はなくなってくると思うんですが・・・。

>茶々さん
>虐待でつながっている家族の絆は、他人や法律で云々しないと被害者
>が気の毒です。

虐待している家庭に絆と呼べるものがあるんでしょうか。
絆とは、お互いを思いやる心から生まれるものだと私は思います。

親記事No.477スレッドの返信投稿
board4 - No.487

横から初めまして。

投稿者:ブラストファーネス
2001年07月24日(火) 07時18分

>以前朝日新聞の投書欄に、事実婚で夫婦別姓をしており、今小学生である子供達も名字がそれぞれ違うと誇らしく書いたのがありまして、私は同じ学校で兄弟が名字が違うのは感覚的に気持ち悪いと思った経験があります。

→実態を見聞した経験はないのですが、もし目の当たりにすれば、私も違和感に絶えがたい思いをするでしょうから、考えないようにします。
 朝日の寄稿者に対しては「あ~あ、今風の『りべらりずむ』に毒されておるな」という類の感想しか持ち得ません。
 人それぞれですから嘴突っ込む気はありませんが、私は夫婦別姓は断固拒否します。
 家族の絆云々以前に、自分の子供と苗字が違うなんて、理屈抜きでゾッとします。この点「自分はオールドタイプなのだなあ」との自覚があり、別段卑下する気などありません。
 熟慮の上で夫婦別姓を決断したのなら構いませんが、「カッコよさそうだから」などというしょ~もない理由での選択ならば、私は胸中での蔑視を禁じえません。

親記事No.477スレッドの返信投稿
board4 - No.488

Re476/477:夫婦別姓支持の実態と弊害

投稿者:冒険風ライダー
2001年07月24日(火) 12時59分

<苗字が一緒であろうとなかろうと、崩壊する家族は崩壊しますししない家族はしません。
苗字は家族の絆には関係ありません。
それなら、別姓でも構わないじゃないか、と。
(私は「構わない」というより「別姓の方がいい」と考えていますが。)>

 「苗字は家族の絆には関係ない」という主張は、そのように割り切って考えることができる人間のみに通用する論理ではありませんか? 実際には家族の絆と姓名をそこまではっきりと割り切ることができる人がそんなに多いわけではないことは統計調査によっても立証されています。
 たとえば平成8年(1996年)に総理府が行った『家族法に関する世論調査』では、夫婦別姓について反対39.8%、「(旧姓を)通称として使えるように法律を改める」22.5%、賛成32.5%という結果が出ています。しかし「(旧姓を)通称として使えるように法律を改める」と答えた人達は夫婦同姓を前提にしているため、同姓支持・別姓支持に分けてみると、実質的に同姓支持62.3%、別姓支持32.5%ということになり、圧倒的に同姓支持が多いという結果が出てくるのです。
 しかも別姓支持32.5%の人達の内、実際に別姓を希望すると答えたのはさらにその中の16.3%、世論調査回答者全体のわずか5.3%にすぎないのです。いかに夫婦別姓導入が国民から支持されていないかが一目瞭然ではありませんか。
 さらに同年3月に、読売新聞が同じような夫婦別姓に関する世論調査を行った際にも、反対57%・賛成37%という調査結果が出ており、さらに反対者の約6割が「(別姓にすると)家族・夫婦の一体感が薄れる」を理由に挙げています。
 この世論調査の結果を見ても、たとえ理屈で説明できなくても、同姓と家族の絆に何らかの相関関係を見出している人達が意外に多いことがお分かりいただけるでしょう。それを無視することはできないと思うのですが、いかがでしょうか。

 そしてさらに言わせてもらうと、夫婦別姓は実施面においてもかなりの問題を引き起こすであろうことが予測されます。特に問題となってくるのが、創竜伝考察本編でも論じた「子供関連の問題」ですね。
 まずは夫婦が結婚後、子供を出産する時。生まれてくるであろう子供に対して、妻・夫のどちらの姓をつけるかで、夫婦間で諍いが多発することが容易に想像できますし、さらにそれぞれの家族が「自分達の姓を継がせたい」と考えた場合、夫婦それぞれの家族の間でも深刻な対立が起こることが予想されます。
 次に愛情の注ぎ方の問題。子供には必ず妻・夫どちらかの姓「だけ」が与えられることになるわけですが、子供に自分の姓を与えることができなかった親が心理的な疎外感を覚え(これが「別姓にすると家庭の一体感が失われる」という主張の根拠のひとつでもあるでしょう)、その反動で子供に対して愛情のこもらない応対を行う可能性があります。そしてそれがもう片方の親の感情を刺激し、子供の育成・教育に関して感情的なトラブルが発生することも考えられます。
 さらに夫婦別姓が周囲の人間からどのように見られるかという問題もあります。特に子供の場合、夫婦別姓がイジメの口実にされるということは、すでに現段階において発生していることが確認されています。夫婦別姓制度が大々的に導入されれば、この傾向にさらなる拍車がかかることに疑いの余地はありません。教育によってそれらを是正するにしても、それが確実に成果を挙げるとは限りませんし、下手をすれば逆に夫婦同姓を口実としたイジメが発生するということだってありうるかもしれません。
 そして子供が成長し、自立した考え方を持つようになった時、子供が例えば「今まで名乗っていた父親の姓から母親の姓に変えたい」と言い出した時はどうするのでしょうか? 自分の姓を変えたい子供と、今までの姓を維持してほしい親との利害が対立することは避けられません。
 これらのシミュレーションから考えてみると、夫婦別姓制度は、ただでさえ異常進行している現在の家庭崩壊に更なる拍車をかける可能性を濃厚に秘めており、導入するべきではないと判断せざるをえないのです。

親記事No.480スレッドの返信投稿
board4 - No.489

Re481:モチベーションを、少々考えてみました

投稿者:クロイツェル
2001年07月24日(火) 13時28分

 さっそくのご返答、ありがとうございます。

> 双方の「モチベーション」がまず難しいでしょうね。一応ラインハルトらは最愛の姉を奪われたが故に権力を目指したわけだし、ヤンは経済的な事情で軍人になったわけですしね。

 それは私も感じておりました。「生まれた身分や環境については、特に規定しない」というのは、それを念頭においてのルールですから。とにかく二人には歴史の表舞台に出てきてもらわないことには、話が始まりませんから、なにか考えてみましょう(笑)。

> ラインハルトが仮に、同盟の中で「権力への意志」を持ちつづけたら、政治の道に入るか、もしくは文民統制を壊す側---政治的軍人として(無論どちらでも極めて優秀だろうが)登場するでしょう。

 ラインハルトが「権力への意思」を持つのは、案外簡単ではないかと思います。何しろ彼は、人格上の特質として「少年の潔癖さ」を持っていますから、少年期に権力に対する怒りを持たせられれば、自分が世の中を変えよう、という気概を持つことはおかしくないのではないでしょうか。
 例えば彼の母親が同盟の有力者の妾で、実の父親は汚職をして私服を肥やしており、しかもそれが発覚した時にもろくに責任をとる事はなかった…などという過去があれば、「腐った権力に対する怒り」から「権力への意思」を持つことは考えられると思いますが、どうでしょうか。

> 帝国ヤン(が仮に軍人なら)は、だれが引きたてるか、ですね。自分からは軍に影響を与える地位を求めないから。有能ということでメルカッツあたりが公正に評価して出世させる、でもないとダメかも。

 はい、難物はこちらの方です(笑)。とにかく彼の性格では、食うに困って軍隊にはいった場合、出世できるとは到底思えません。せいぜい一兵卒として使い潰されるのが落ちでしょう。そこで、彼には大貴族の家柄に生まれてもらいましょう。
 大貴族の子息だからといって軍隊に入るとは限ったわけではありませんが、そこはそれ、軍人の名門ローエングラム家(笑)あたりに生まれたとすれば、「箔をつけるために」半ば無理矢理将官として戦わされる可能性もあると思います。一度指揮官として戦場に出てしまえば、我らがウェンリー・フォン・ローエングラム(仮名)の事、手柄を立てるのはそうおかしなことではないでしょう。その事で皇帝に気に入られてしまえば、「私は本当はさっさと隠遁して歴史研究をしたいんだがなあ」などとぼやきつつも、勅命により戦場に出る羽目になるのではないかと思います。

> 案外、オフレッサーと意気投合してたら笑いますが(笑)

 まあ、オフレッサーの性格からしてこれは無いかとは思いますが。ただ、オフレッサーがヤンの(肉体的な)弱さゆえに敵対心をまったく抱かず、むしろ保護欲を抱く可能性はありますね。そうなると、ガキ大将のように、ほとんどありがた迷惑な一方的な「心の友」になるかもしれません(笑)。

 余談ですが、このシュミレーションで本当に困ってしまうのが、キルヒアイスの存在だったりします。せっかくの傑出した才能なのですが、このシミュレーションではどう考えても彼にはモチベーションがありません。ラインハルトやヤンなんか問題にならないぐらい、なんにもありません。と、言う訳で、この場合は彼は一市民として歴史の中に埋没してしまうんでしょうねえ。いや、もったいない。

board4 - No.491

新作情報

投稿者:クロイツェル
2001年07月24日(火) 13時39分

 本日書店に行きましたら、田中芳樹の新作「KLAN」が、集英社スーパーダッシュ文庫から出ておりました。
 まだ中身はいいかげんに斜め読みした程度なんですが、相変わらず傍若無人な性格の腐り切った権力者に精錬潔白な意思を持つ主人公が立ち向かう羽目になるお話のようです。ただ、幸いにして、創竜伝ほど社会非難が鼻につく様子は無い感じです(このHPの参加者にとっては、突込み所が減って残念かも(笑))。
 まあ、きちんとした評価はちゃんと読み終えてからということで、まずは報告まで。

親記事No.477スレッドの返信投稿
board4 - No.492

この問題については

投稿者:本ページ管理人
2001年07月24日(火) 14時18分

私も同じような失敗をいくつもしていますけれど、やはり田中芳樹と関係ないところでの議論になってしまうというところが田中芳樹論としては失敗ではないかと。

あくまでも思想の立場の差であって、明確な間違いとか過ちではないですからね。

親記事No.491スレッドの返信投稿
board4 - No.493

Re:新作情報

投稿者:モトラ
2001年07月24日(火) 15時44分

>  まだ中身はいいかげんに斜め読みした程度なんですが、相変わらず傍若無人な性格の腐り切った権力者に精錬潔白な意思を持つ主人公が立ち向かう羽目になるお話のようです。ただ、幸いにして、創竜伝ほど社会非難が鼻につく様子は無い感じです(このHPの参加者にとっては、突込み所が減って残念かも(笑))。

いや、突込み所が減る(なくなる)ことをこそ、望んでおります。批判それ自体が目的ではありませんので。
新作、とりあえず読んでみますか。

親記事No.7スレッドの返信投稿
board4 - No.494

反銀英伝 大逆転! リップシュタット戦役(73)

投稿者:不沈戦艦
2001年07月24日(火) 16時16分

 ラインハルトは、顔面蒼白となり、怒りに震えながら、タンネンベルク侯の演説が続く超光速通信(FTL)の画面を見つめていた。その間、一言も喋らずに画面のタンネンベルクを睨み付けている。

「オーベルシュタイン!!」

 タンネンベルク侯爵の演説が終わると、ラインハルトは怒りが沸騰した表情で、義眼の参謀長の方を向いた。蒼氷色の瞳に、激しい憤りをたたえている。

「何だ、この結果は。卿の言に従って、このざまは何だ!貴族どもを突き落とすどころか、これでは話があべこべではないか!!」

 それでも、平然とした様子を崩さない、オーベルシュタインである。

「残念ながら、タンネンベルク侯に逆に利用されてしまったようですな」

 他人ごとのように言うオーベルシュタインに、ラインハルトは更に怒りを滾らせる。

「何を言っている!卿が主張したことであろう、見殺しにしろというのは」

「しかし、それを採用なさったのは侯爵閣下ご自身のはず。それに・・・」

「それに、何だ」

「中途半端に対処したミュラー提督にも責任はあるでしょう。充分な戦力をヴェスターラントに速やかに派遣して敵を撃退し、偵察艦が捕らえられるようなことにならなければ、彼我の立場は昨日のままにございました。四十万の死者ですら、あそこまでの効果があったのですから、それが二百万になれば、決定的でございましたな。この策は、一旦は成功したのです」

「しかし、一旦成功しようが何だろうが、結果が全てではないか。こうなってしまっては、むしろ苦境に追い込まれたのは我が軍の方だ。民衆たちは、私と我が軍に対して相当な不信感を持っただろう」

「しらを切るしかありませぬな。それこそあれはタンネンベルク侯爵の政治宣伝でしかなく、事実ではない、と。ヴェスターラントにて四十万人を殺戮したのは間違いなく大貴族どもである、とな。それ以外に方法がありませぬ」

 オーベルシュタインが次の策を述べたところで、ブリュンヒルトに来訪者があった。ジークフリード・キルヒアイス上級大将が、ラインハルトに直談判にやってきたのである。ラインハルトは、キルヒアイス来訪を告げられ、嫌そうな顔をしたものの、自室に通すよう命じた。さすがにラインハルトには、キルヒアイスとの会見を拒否はできない。しかし、キルヒアイスが言ってくる内容が想像できるだけに、オーベルシュタイン以下他人の目がある場所で、それを行うことには耐えられないラインハルトである。

「ラインハルトさま、いえ、ローエングラム侯・・・・・・」

 キルヒアイスは、哀しそうな顔でラインハルトの名前を呼ぶと、そのまま絶句してしまった。しかしその様子は、ラインハルトの苛立ちを更に増加させただけである。

「何だ、キルヒアイス。言いたいことがあるのなら、早く言え!」

 行き場のない怒りを、そのままキルヒアイスに投げ付けるラインハルトであった。

「ローエングラム侯、言うまでもないことですが、我が軍の基盤は民衆の支持にあります。その民衆を、傷つけるようなことをやってはいけません」

「そんなことはお前に言われるまでもない」

「では、何故ヴェスターラントの惨劇をお見過ごしになられたのですか。いや、見過ごすどころか、ブラウンシュヴァイク公に加担するような真似をなさっては、そのことが解っているとはわたくしには思えません」

「わかっていると言ったろう」

「ラインハルトさま」

 二人だけの時の呼びかけに戻ったキルヒアイスの声に、更なる哀しみが加わる。

「相手が大貴族どもであれば、ことは対等な権力闘争、どんな策をお使いになっても恥じることはありません。ですが、民衆を犠牲になされば、手は血に汚れ、どのような美辞麗句をもってしても、その汚れを洗い落とすことはできないでしょう。ラインハルトさまともあろうかたが、一時の利益の為に、なぜご自分を貶めるようなことをなさったのですか。しかも、その策動はタンネンベルク侯爵に見破られ、逆効果となってしまいました。これについてどうお考えなのでしょうか」

 ラインハルトは、今では青白い顔になっていた。主張の正しさにおいて、自分が敗北に直面していることを、彼は認めざるを得なかった。そして、その認識が、不条理で、それだけ強烈な反発を生んだ。反抗的な子供のような目つきで、彼は赤毛の友を睨んだ。

「お説教はたくさんだ!」

 ラインハルトは叫んだ。その瞬間、自分の行為に恥ずかしさを覚え、それを打ち消そうとして、一段といきり立つ結果になってしまった。

「第一、キルヒアイス、この件に関して、おれがいつお前に意見を求めた?」

「・・・・・・・・・・・・・」

「いつお前に意見を求めた、と聞いている」

「いえ、お求めになっておりません」

「そうだろう。お前はおれが求めた時に、意見を言えばいいんだ。済んだことだ、もう言うな」

「ですが、ラインハルトさま。ブラウンシュヴァイク公は、やってはならぬことをやりましたが、ラインハルトさまはなすべきことをなさらなかったのです。しかも、それへの救済は、貴族連合の一員によって行われてしまいました。誰が一番罪が大きいのでしょうか」

「キルヒアイス!」

「はい」

「お前はいったい、おれの何だ?」

 青ざめた顔色と、熾烈な眼光が、ラインハルトの怒りを物語っていた。それだけ、彼は赤毛の友に、痛いところを突かれたのであり、それを相手に覚られない為にも、より激しく怒ってみせねばならなかったのである。

 ラインハルトの問いがそういうものである以上、キルヒアイスも、突っ張らざるを得なかった。

「わたくしは、閣下の忠実な部下です、ローエングラム侯」

 この問いと、この答えによって、何か目に見えない貴重なものが、音もなくひび割れたことを、二人とも悟っていた。

「わかっているのなら、それでいい」

 白々しくラインハルトは言った。

「用件はそれだけか、ならもう下がれ」

 黙然と一礼して、キルヒアイスは退出する。

 自分がどうすれば良いのか、実のところ、ラインハルトには解っていた。今すぐにはできないにせよ、キルヒアイスと二人だけの時に、自分の行為について謝罪し、「完全におれが間違っていた。もうこんなことは二度としない」と言えば良いのである。それだけで、全てのわだかまりが氷解するはずだった。ただそれだけで・・・・・・・・・だが、ただそれだけのことが、ラインハルトには不可能だったのである。

 タンネンベルク侯爵の演説は、もう一つの陣営にも、怒髪天を突く怒りをもたらしていた。もちろんそれは、名指しで非難された上、爵位と領地を没収すると通告されたブラウンシュヴァイク公である。

「おのれおのれおのれおのれおのれ、タンネンベルクにリッテンハイム、恥知らずな裏切り者どもめ、絶対に許さぬ!!!貴様らを捕らえたら、貴様らだけでなく、一族郎党一切合切を含め、切り刻んで有角犬の餌にしてくれよう!!」

 公爵は地団駄を踏み、目の前にいない二人への罵詈雑言を投げ付け続けた。それこそ、精神の失調を感じさせるくらいのレヴェルである。しかし、その周囲には、フレーゲル男爵のように、公爵と血縁関係のある者か、ごく親しい者しかいない。他の貴族たちほとんど全員は、別の場所に行っていたのである。

「メルカッツ提督。機は熟しました。もはや、誰もブラウンシュヴァイク公に付いて行きたい、と申す者はおりませぬ。ヴェスターラントの一件で、全ては決まったのです。この上は、我ら離脱部隊の総指揮を、提督に執っていただきたい、と考えますが」

 シュヴェーリン伯爵は、ガイエスブルグ離脱を希望する貴族たちの先頭に立って、メルカッツ提督に要請した。多くの貴族たちが、無言の圧力をメルカッツに加えている。ほとんど、縋り付くような目つきの者が多い。

「提督、ご決断を。こうなっては迷うことはない、と心得ますが。以前申し上げた通り、タンネンベルク侯は快く、提督をお迎えする筈です」

 メルカッツは瞑目した。そして一分、二分、三分と時間が過ぎて行く。五分を経過したところで、重々しく口を開いた。

「諒解した。もはや、ガイエスブルグに籠もる意味はない。皆とともにオーディンに赴き、新皇帝陛下への忠誠を誓うことにしよう」

 メルカッツの決断に、その場に居合わせた貴族たちは歓声を上げた。

「では早速だが、卿ら全員、オーディンへの旅支度を始めるのだ。時間は十二時間以内、ブラウンシュヴァイク公が武力を用いて我らの動きを妨げようとした場合は、実力を持って排除してよかろう。良いか、大至急、今すぐに行動開始だ!遅れる者は置いて行くぞ」

 途端に慌ただしくなる。貴族たちは自分の拠点に駆け戻り、警備兵に守らせた上で荷造りを始め、艦を呼び寄せる。拠点を移す大移動となれば、十二時間では少ないくらいだ。全員が、大急ぎで作業を進めた。

 要塞内の雰囲気がおかしいことに、ブラウンシュヴァイク公らが気付いたのは、六時間ほど経ってからのことである。ほとんどの貴族たちが離脱を図っていることを知り、公爵は仰天した。そうして、メルカッツ提督を呼びつける。

「何か御用ですかな?」

 公爵の前にやってきた提督は、淡々とした様子で公爵に話しかけた。提督の周囲は、シュナイダー少佐が率いる警備兵の一団が警戒している。公爵をまるで信用していないがの如きその様子に、公爵側の警備兵の指揮をとるアンスバッハ准将も警戒を強めさせた。緊張感の籠もった会見となる。

「メルカッツ!一体何のつもりだ!!」

 公爵はメルカッツ提督を叱りつけた。憎々しげな目で提督の方を睨んでいる。

「申し遅れましたが、小官の指揮にて、ほとんどの貴族たちは、オーディンに赴き、皇帝陛下のもとに帰順することとなりました。じきにガイエスブルグからは退去いたしますので、ご了承を」

「誰がそんなことを許したか!盟主のわしを無視して、そんなふざけた真似は絶対に許さん!!」

「お言葉ですが公爵閣下。いえ、もと公爵閣下と申し上げるべきでしょうか。閣下は、すでに皇帝陛下の命により、爵位も領地も召し上げとなっておられます。我々に対する指揮権も消滅しているわけで、そのお言葉に従わなければならぬ理由はありませぬ」

「きさま・・・・」

 公爵の指図で、兵たちが銃口をメルカッツたちの方に向けた。同時に、シュナイダー少佐も同じように銃口をブラウンシュヴァイク公の方に向けさせる。

「お止め下さい。そんなことをやっても、詮無いことでございます。我々は平和的にガイエスブルグを退去しようとしているだけですので、妨害などされぬようお願いしますな。もし万が一、妨害なさるというのでしたら、実力に訴えますぞ」

 シュナイダーが率いている警備兵の方が、ブラウンシュヴァイク公の兵より多い。いや、数は倍近く離れている。そこだけを見ても、すでに大勢は決している、と言ってもいいだろう。いや、事実はブラウンシュヴァイク公の警備兵たちの目には不安の色が大きく、できれば離脱組に入りたい、と願っていることは明白だったので、更なる大差がついていたのだ。

「では、ご用件はお済みですかな。退去の準備で多忙なものですので、これにて御免」

 メルカッツはこれ以上話すことはない、とばかりに踵を返すと、公爵の前から退出した。それを見て、ブラウンシュヴァイク公を守っていた兵士たちも、公爵の警護を止めてメルカッツの方に合流してくる。アンスバッハ准将が銃を向けて止めたが、誰も耳を傾ける者はいなかった。更に衝撃を受けるブラウンシュヴァイク公である。遂に、事実上孤立無援になったことを、思い知らされたのだ。

「提督、よくあそこまで仰られましたな」

 ブラウンシュヴァイク公の前を退去したあと、シュナイダー少佐がメルカッツに話しかけてくる。

「いやなに、こうなってしまっては、もはや如何ともし難い。ブラウンシュヴァイク公から、民心は完全に離れたのだ。わしも、最終的に決断するまでは散々迷ったが、一旦こうと決めたら貫き通さねばならぬのでな。これも戦場の知恵だ」

 一旦こうと決めたらその方針を貫き通すべき、ということは戦場では絶対に必要とされる資質である。軍隊生活が長いメルカッツは、当然それは弁えていた。

「アンスバッハ!」

 ブラウンシュヴァイク公は、忠実な腹心に呼びかける。

「はっ。ここに」

「い、一体、わ、わしはどうすれば良いのだ。誰も彼もわしを見放してゆく。リッテンハイムに忠誠を誓う、という者ばかりになってしまった。どうすればいい、どうすれば・・・・」

 さすがのブラウンシュヴァイク公も窮地に追い込まれていた。警備兵までに見放されてしまったのでは、公爵としてもそれ以上如何ともし難い。いくら命令しても、聞くものがいない状況ではどうしようもないのだ。

「残念ですが、この戦役の最初の敗北者は公爵閣下となりました。もはや、勝機はあり得ませぬ。リッテンハイム公が勝っても、ローエングラム侯が勝っても、どちらにせよ二人とも閣下を処刑することに変わりはありませぬな。この上は、潔く死を選ぶか、フェザーンにでも亡命することをお考えになられてはいかがでしょうか」

「何だと!リッテンハイムも孺子も、わしを殺すと言うのか!帝国貴族の中でも名門中の名門、ブラウンシュヴァイク公爵家の当主である、このわしをか!」

「さようです。リッテンハイム公は、閣下の支持は必要としませぬ。いや、ゴールデンバウム家の血を引くエリザベートさまがいらっしゃるのですから、逆にリッテンハイム公にとっては閣下は目の上の瘤のようなもの。生かしておく限り、いつ何時、新皇帝を弑し、エリザベートさまを帝位に就けようという策動を行ってくるか、解ったものではありませぬからな。タンネンベルク侯も、当然公爵閣下の処刑には賛同するでしょう。また、ローエングラム侯の方は、門閥貴族を一掃するということが、彼にとって今回の戦役における最大の目的にて、その最有力家の当主である、公爵閣下が許される道理がありませぬ。もちろん、これは閣下のみならず、リッテンハイム公にもタンネンベルク侯にも言えることではありますが。以後は、リッテンハイム軍とローエングラム軍が争い、勝った方が相手を殺し尽くす、ということになるでしょう」

「うぬぬぬぬ・・・・どうしても、どうあっても奴らはわしを殺すか。では仕方がない、逃げるしかあるまい」

「それも一つの判断でございますな。では、早急にフェザーンへ移動する為の船を仕立てませんと」

「いや、身一つで逃げるわけには行かぬ。可能な限り財産を持ち出さなければ。一旦、領地に戻ることにする」

「お言葉ですが公爵閣下。そのような時間があるとは思えぬのですが・・・・」

「駄目だ!わしの財産を、奴らに渡すわけには行かぬ!!領地そのものや城は仕方ないが、現金、宝石、貴金属、絵画などは絶対に渡さぬ。全部わしのものだ!!」

 公爵がこうと決めた場合、どうしようもないことは知っているアンスバッハである。我欲が強いことも承知だ。それ以上反対することを止め、公爵に従うこととした。

「解りました。では可及的速やかに御領地に戻り、財産と一族の方々を引き連れ、フェザーンに亡命すると致しましょう」

「よ、よし。それでゆくぞ」

 アンスバッハは早速移動の準備を開始した。主人のブラウンシュヴァイク公が最初の敗北者となってしまったことについては、苦い思いでいっぱいである。もう少し、主人の我が押さえられれば、タンネンベルク侯もこちらに付いたかも、と悔やむことしきりであった。そうであれば、このような結末にはならなかっただろう。

(以下続く)

board4 - No.495

田中芳樹のイギリス礼賛について

投稿者:タカシ
2001年07月24日(火) 16時27分

冒険風ライダーさんの”私の創竜伝考察32 創竜伝最大の破綻・前編 ”を見て思ったんですが。
イギリスを褒めちぎるのはやっぱりマルクスの影響ですかね?
マルクスは世界で初めて社会主義が起きるのは他ならぬイギリスだと思っていた訳で、「社会主義は失敗してしまったけど、それはロシアでやってしまったのが原因でイギリスでやり直せばきっと成功する」
なんて考えてるのかも…。
まあ空想と言うか妄想と言うか邪推と言うかそんな代物なので根拠を示せと言われると困るんですが…。
根拠無しに発言するのがダメなのでしたら言ってください。
すぐに消しますので。

WEBRANKING テキストサイト部門 サイトランキング 文学・小説・童話部門 mixiチェック

このエントリーをはてなブックマークに追加