エントリー

銀英伝舞台版公式サイト、またも公約失敗

2010年7月16日付のブログ記事で「皆さんお待ちかね、本日はいよいよキャスト発表です!!」「この後すぐ、発表です」などと公言しておきながら、結局「本日中」に全く何も発表されていない銀英伝舞台版公式サイト。

銀英伝舞台版公式ブログ 2010年7月16日付記事(ウェブ魚拓)
http://megalodon.jp/2010-0716-2334-08/gineiden.jp/gedblog/2010/07/post-5.html

7月17日午前0時時点の銀英伝舞台版公式サイト(ウェブ魚拓)
http://megalodon.jp/2010-0717-0000-44/gineiden.jp/
http://megalodon.jp/2010-0717-0000-06/gineiden.jp/cast/cast.html

サイトオープン時におけるカウントダウン失敗の件もそうでしたが、あのサイトの運営者は本当に不必要かつ自爆的な言動に精を出しているとしか思えませんね。
仮にも公式サイトのくせに、宣伝および運営体制がそこらの素人以下のレベルで笑ってしまうのですが。
「本日中」という公約通りに情報をアップできないというのであれば、せめてブログの文面を変えるとか何らかの軌道修正でもすれば良いのにねぇ(苦笑)。

あと、良い機会だったので、件のブログ記事に当記事のトラックバックを送信しておきました。
「ぶろっぐぴんぴん」で送信したところ、送信OKの反応が返ってきたので、間違いなく向こうにトラックバックは届いているはずなのですが、さて、あちらで承認を受けることは果たして出来るのでしょうか?

街の中心的役割を担えない熊本駅の問題点

鉄道のターミナル駅といえば、鉄道をはじめとする交通の要衝にして街の経済活動の中心地であり、また人&物の移動と情報の発信基地として大都市機能の中核を担う場所、というのが普通一般的なあり方です。
ところが、九州第3の都市にして人口73万人(2010年5月時点)を誇る熊本市、ひいては熊本県における鉄道交通の中心的存在であるはずの熊本駅は、その常識が全く適用されない稀有な駅だったりします。

熊本市の中心は熊本駅周辺ではなく、そこから2~3㎞も離れた熊本城の周囲、特に通町筋および上通り・下通り・サンロード新市街のアーケード街一帯。
熊本市の公共交通最大の要となっているのもこれまた熊本駅ではなく、熊本城近くにあるバスターミナルの熊本交通センター。
鉄道のターミナル駅は、交通の利便性や効率性などの理由からバスターミナルの機能をも兼ね備えているのが普通なのですが、熊本の場合は両者の機能が切り離されています。
熊本のように鉄道とバスのターミナルが別々に存在するという形態は、全国的にも非常に珍しいのではないでしょうか。

熊本駅のお寒い実態は、1日当たりの利用乗車人数にもはっきりと表れています。
熊本駅の2009年度1日当たりの利用乗車人数は1万人を割り込んでおり、九州7県の県庁所在地におけるターミナル駅では下から2番目、人口が一番少ない佐賀駅よりも下となります(ちなみに最下位は宮崎駅)。
JR九州駅の中では上位10位内にすらランクインされておらず、私鉄を含めればさらに順位は下落します。
その一方、バスターミナルである熊本交通センターの1日当たりの利用者数が熊本駅の実に4倍以上にも達することを考えれば、熊本駅がその都市の規模と比較して如何に貧弱な駅であるかがお分かり頂けるでしょう。

熊本駅がこれほどまでに寂れまくっている最大の理由はその立地にあります。
熊本市の人口は熊本市の中心地から東部・北部に偏って集中しているのに対し、熊本駅があるのは熊本市西部の外れ。
熊本市の人口の大多数を占める北部・東部の住民にとって、熊本駅は中心地への通勤通学や買い物などには全く利用することができませんし、県外への移動に活用しようにも、駅に行くだけで時間と手間がかかってしまう「僻地」にあるわけです。
加えて、熊本では高速道路のインターチェンジ(熊本IC・植木IC・益城熊本空港IC・御船IC)が熊本市の人口密集地帯である東部方面一帯に集中しており利便性が高く、さらに空の玄関口である阿蘇くまもと空港も、熊本市の東にある上益城郡益城町に存在します。
駅の交通の便が悪い一方で他の交通機関は使いやすい場所にある、となれば、駅の利用率が下がるのも自然な流れというものでしょう。

しかも熊本駅は、その立地している場所自体にも大きな問題があります。
熊本駅は東に白川が、西に花岡山がほとんど目と鼻の先に位置しており、両者に挟まれた狭い敷地面積では大規模開発が行いにくく、よって駅前の商業集積が全く進んでいない状態にあるのです。
こと熊本駅周辺だけに限定すると、熊本市よりもはるかに小規模な他都市と比べてさえも「未開発な田舎」に見えてしまうのもこのためです。
さすがに熊本市もこれは問題と考えてはいるようで、熊本駅周辺の再開発計画を色々と立ち上げてはいるようなのですが、なかなか計画通りには進まない状態です。

来年の2011年3月にはいよいよ九州新幹線が全線開業され、熊本駅でも新幹線の乗り入れが可能となります。
熊本駅から新幹線に乗れるようになり、速やかな長距離移動ができるようになれば、それを利用する人も当然多数出てくるわけで、熊本駅周辺の地域活性化にも期待が寄せられます。

ただ、熊本駅の立地条件そのものは全然変わらないわけですし、熊本の住民にとって熊本駅まで行くための交通の便が悪すぎることもこれまた相変わらずだったりするんですよね(-_-;;)。
たとえば、「九州新幹線が全線開業すると熊本駅から博多駅までの移動時間が35分になる」と熊本ではよく喧伝されるのですが、現行でも高速道路を使えば熊本ICから福岡ICまで1時間弱もあれば行けますし、逆に熊本駅自体に行くまでの時間が30分~1時間以上かかる、という問題も健在のままです。
もちろん、福岡よりも距離が大きく離れている上に高速を飛ばしても3時間以上はかかる南の鹿児島市や、博多駅よりさらに先の本州にまで足を伸ばすのであればそれなりの需要は見込めるでしょうが、距離が長くなり過ぎれば今度は熊本駅よりは利便性の良い場所にある阿蘇くまもと空港を利用した方が時間的にも良い、ということになってしまうわけです。

熊本県民のひとりとしては、鉄道の玄関口である熊本駅には是非とも発展して欲しいと願いたいものなのですが、今の状況では何とも難しい話でしょうねぇ(T_T)。

ファイナルファンタジー13 クリア後の感想

ファイナルファンタジー13をクリアしました。
エンドロール終了時点の総プレイ時間は62時間16分41秒。
自殺願望のあるラスボスというのはまた斬新なものでしたが、ラストダンジョンのオーファンズ・クレイドルでは、途中のザコ敵の方が中ボスよりも強いという変なゲームバランスのせいで結構難儀しました。
モブ退治に精を出して能力値を大幅に上げていたおかげで何とか凌ぐことはできましたが。
ラスボスのオーファン戦では、戦闘イベントからエンディングまで実に1時間以上もの時間が消費されましたが、こいつもやはり強いし。
まあ味方にかけたプロテスやヘイストなどの補助系魔法を片っ端から無効化されない分、Aクラスのモブ退治の時よりはマシでしたけど。

今回のFF13は全体的に敵がやたら強い印象がありましたね。
路上にいるザコ敵もHPがやたら高い上に攻撃力・防御力が半端ではなく、下手なことをすれば全滅させられる危険性がありましたし、ボスキャラに至っては倒すだけで延々と時間がかかってしまう始末。
やり込み、特に2回目以降をプレイするユーザーを前提に見据えた措置なのでしょうけど、この難易度、ライトユーザーには結構キツイではないでしょうか?

ストーリーについては、特に序盤は「とにかくわけが分からなかった」というのが偽らざる感想。
起承転結で言えば、冒頭は「承」の部分から始まっていて「起」が全くない状態。
作品的にはその「起」を追求するところが醍醐味だったようで、ストーリーを追っていく毎に「起」の全体像がだんだん解明されていく構成は「さすがFF」と言わしめるものがありました。
ただ、第一印象というのは結構重要な要素だったりしますからね~。
小説などでも、「一番大事なのは最初の3ページ」などとよく言われますし、この序盤ストーリーの分かりにくさからFF13に悪印象を抱いた、という人は意外に多そうな気がするのですが。

それにしても、シリーズを追う毎にストーリーもシステムもどんどん凝りまくった複雑な作りになっていきますね>FF。
ゲーム内でのサポート体制も半端じゃないので「分かりにくい」ということはありませんが、もう少しシンプルでオーソドックスなゲームをプレイしてみたい、とFFシリーズ攻略後はついつい考えてしまいますね。

7月15日はファミコンの日

7月15日はファミコンの日。
1983年のこの日、任天堂から家庭用TVゲーム機「ファミリーコンピュータ」が発売され、記録的な売上を叩き出しました。
同機の略称である「ファミコン」という名称は家庭用TVゲーム機の代名詞となり、人気ゲームの相次ぐ発売でゲーム業界を牽引する存在となります。

正確な年月日まではさすがに覚えていないのですが、私がファミコンを入手したのは1986年頃になります。
ファミコンで初めて購入したゲームソフトは、ハドソンから発売された「チャレンジャー」と「ロードランナー」。
当時の主流はアクション・シューティング・レースゲーム。
RPGの「ドラゴンクエスト」を友人に紹介されるまでは、その手のゲームを少なからずプレイしていましたね。

ただ、ファミコン自体は初めて購入した家庭用TVゲーム機ではなく、1984年頃にセガから出たSG-1000Ⅱが、私にとって初めてのゲーム機だったりします。
当時は「セガマークⅡ」という呼称で親しんでいました。
こちらでも「ロードランナー」「エクセリオン」「モナコGP」「ジッピーレース」など色々なゲームをプレイしていましたが、ファミコンに押されまくって次第にソフトが出なくなったことと、ファミコンでしかプレイできないゲームが増えてきたために、ファミコンに移転したという顛末です。
後年のゲーム機戦争でも同じ現象が見られましたが、ゲーム機が市場競争で敗北すると、そのゲーム機でプレイできるゲームそのものが出なくなって全く楽しめなくなってしまうというのは、高い金を払ってゲーム機を購入したユーザーとしてはたまったものではなかったですね。
SG-1000Ⅱ、PCエンジン、PC-FX、セガサターン、ドリームキャスト……。
皆、スペック的には悪いものではなかったにもかかわらず、競争相手との販売戦略で敗北し、それが原因でゲームも出なくなり、姿を消していってしまいましたからねぇ(T_T)。
購入したゲーム機に対する思い入れもあっただけに、個人的には寂しいものがありました。

最近はコンシューマーゲーム機とはあまり縁がなく、もっぱらパソコンゲームが主流ですね。
現役のゲーム機自体はPS3とWiiを所持しているのですが、それらのゲームのプレイ本数は年間2~3本といったところ。
ゲームそのものは年間平均で15~25本ほど攻略しているので、「コンシューマーゲームも触らなくなったなぁ」としみじみ感じてしまいますね。

7月14日は廃藩置県の日

7月14日は廃藩置県の日。
1871年のこの日、それまでの藩を廃止し、旧大名が主体だった藩知事に代わり中央政府から県知事を派遣する詔書が発布されました。

廃藩置県は700年以上続いてきた武家社会と封建体制に終止符を打ち、また日本の近代化に必要不可欠だった中央集権体制を確立したものであり、今日では明治維新における最大の改革として高く評価されています。
さらに、廃藩置県を断行するに際して、既得権を奪われることになる武士階級の反乱が1件も起こらなかったことは、世界的にも驚嘆すべき事例として特筆されています。
日本を欧米の植民地化から守り、今日における日本の繁栄の基礎を作り出してくれた明治の先人達に敬意を表しましょう。

朝日新聞と田中芳樹の民主党贔屓なダブルスタンダード

2010年7月11日の参議院選挙で民主党が大敗したことにより、2007年の参院選に続きまたも衆参ねじれ現象が発生することになりましたが、その翌日12日の朝日新聞社説がなかなか振るっていますね。

2010年7月12日朝日社説(ウェブ魚拓)
http://megalodon.jp/2010-0713-1306-06/www.asahi.com/paper/editorial20100712.html
> ■短命続きもう卒業を
>
>  民意は、菅首相率いる民主党政権に退場を促すレッドカードを突きつけたのだろうか。
>
>  政権交代そのものが間違いだったという判断を下したのだろうか。
>
>  そうではないと私たちは考える。

>
>  2大政党の主な公約が似通う中で、何を選ぶのかが難しい選挙だった。
>
>  とはいえ比例区の得票では民主党が自民党を上回り、非改選議席を加えれば、なお第1党だ。
有権者は民主党に猛省を迫ったが、政権を手放すよう求めたとまではいえまい。
>
>  民意は一方で自民党を復調させた。ようやく実現した「2大政党による政権交代のある政治」をさらに前に進め、鍛え上げるよう背中を押したととらえるべきだろう。
>
>  菅首相は選挙結果を受け、続投を表明した。一層の緊張感を持って重責を果たしてもらいたい。
>
>  日本では、「第二院」である参院選の敗北により首相が交代させられる事態がしばしば起こってきた。
>
>  よほどの惨敗ならやむを得ないとしても、短命政権が相次いだ大きな要因だ。それは腰を据えた政策の遂行を妨げ、国際社会での存在感を著しく損なってきた。もう卒業すべきだろう。
>
>  そもそも参院選は「政権選択選挙」ではない。
>
>  自民党一党支配の時代、有権者は総選挙で自民党を支えつつ参院選では時の政権の失政を厳しく裁いた。両院の選挙を使い分け「永久与党」を巧妙に牽制(けんせい)してきたともいえる。
>
>  政権交代時代を迎えた今、参院選のそのような機能は見直していいはずである。
政権の枠組みの変更や首相交代はあくまで総選挙を通じて、という原則に立ち返るべきだろう。

……以前と言っていることがまるで違うのですが、いつ朝日はあれほどまでに「参院選で負けたのだから解散総選挙を!」と以前の参院選の際にがなりたてまくっていた自説を変更したというのでしょうか↓

2007年7月30日朝日社説(ウェブ魚拓)
http://megalodon.jp/?url=http%3A%2F%2Fwww.asahi.com%2Fpaper%2Feditorial20070730.html&date=20070731133439
>  ●民意に背く続投表明
>
>  さすがに自民党内にも首相の責任を問う声が出ている。
政権すんなりと続投が受け入れられるとは思えない。首相はもっと真剣に今回の結果を受け止め、潔く首相の座を退くべきである。
>
>  それにしても、すさまじい惨敗ぶりだ。自民党は30議席台へ激減し、ライバル民主党に大きく水をあけられた。非改選議席を加えても、民主党に第1党を奪われた。1955年の自民党結党以来、第1党の座を滑り落ちたのは初めてだ。
「政権を選ぶ衆院選とは違う」というには、あまりに度を超えた敗北だ。
>
>  公明党も後退し、与党全体で過半数を大きく割り込んだ。与党は衆院で7割の議席を押さえているものの、参院での与野党逆転はこれまでの国会の進め方を根本的に変えることになるだろう。
>
>  全国で、安倍自民党に対する「ノー」の声が渦巻いた。
>
>  「自民王国」のはずだった地方の1人区でばたばたと議席を失い、参院自民党の実力者、片山虎之助幹事長まで落選した。2年前の郵政総選挙で小泉自民党が席巻した大都市部でも、東京、神奈川、千葉、埼玉、愛知で民主党が次々に2人当選を果たした。
>
>  2年前、自民党を大勝させた無党派層が、今度は一気に民主党に動いたのだ。自民支持層のかなりの部分が野党に流れたのは、政権批判の強さを物語る。
>
>  衝撃は自民党内に広がっている。中川秀直幹事長や青木幹雄参院議員会長は辞任する。
それでも首相が続投するとなれば、世論の厳しい反応が予想される。
>
>  まして、与野党が逆転した参院を抱え、これからの政局運営や国会審議は格段に難しくなるはずだ。参院で安倍首相らへの問責決議案が出されれば通るのは確実な勢力図だし、混乱と停滞は避けられないのではないか。

同じ参院選の惨敗&衆参ねじれ現象の発生でも、相手が自民党であれば首相の辞任を声高に求めるくせに、民主党の場合は「政権を手放すよう求めたとまではいえまい」「政権の枠組みの変更や首相交代はあくまで総選挙を通じて、という原則に立ち返るべきだろう」って……。
以前の参院選では、惨敗を理由に当時の安倍首相に辞任を求めたわけなのですから、今回の惨敗では当然、菅直人に対し首相の辞任を求めるのが自身の言論責任というものではありませんか。
これで「公正中立」を標榜するとは笑止な限りです。
相も変わらずダブルスタンダードの塊ですね。朝日新聞は。

ところで、昨今の政治情勢について、我らが田中芳樹御大はこんなことをのたまっておられたのだそうで↓

http://twitter.com/adachi_hiro/status/18275605478
<今日も田中芳樹さんに会ってきたのですが、「権力が強いからこそ、おちょくる楽しみがあるのに……」とボヤいてましたわ。RT @aki_0117: @adachi_hiro 次の創竜伝かお涼あたりで田中先生がネタにしそうですね(笑)>

は?
今の民主党政権って、毎日のように失言&失政を乱発しまくっている上、衆議院の議席数を頼みに「民意」と称して無責任かつ倣岸不遜な態度に終始していて、どう見ても非常に悪い意味での「強大な権力者」そのものではありませんか(爆)。
すくなくとも自民党政権時代よりもはるかに「おちょくる楽しみ」とやらには事欠かないはずなのですが、一体どこを見て政治を語っているというのでしょうか(苦笑)。
まさか、常日頃からアレほどまでに日本に対して舌鋒鋭い批判を繰り広げていらっしゃる田中芳樹ともあろう者が、自民党に厳しく民主党に甘いなどという、朝日新聞のごとき依怙贔屓かつダブルスタンダードな手心を加えるわけはないでしょうし、思う存分に「強い権力者」である民主党をこれまでと同じように叩き潰して頂きたいものです(笑)。

機械嫌いの情報弱者である田中芳樹が携帯電話を所持している驚愕の新事実

何と、あの機械嫌いの情報弱者として有名な田中芳樹が携帯電話を所持していることが判明(苦笑)。

http://a-hiro.cocolog-nifty.com/diary/2010/07/post-f351.html

「らいとすたっふ」社長氏のブログによれば、すくなくとも2006年10月までは所持していなかったことが確認されていますから、社長氏がウソを言っているのでなければ、田中芳樹が携帯電話を持ったのは2006年10月以降のことであることが分かります。

http://a-hiro.cocolog-nifty.com/diary/2006/10/post_3971.html

よくもまあ非常時のためとはいえ、あれほどまでに機械嫌いをあちこちで公言している&言及されている田中芳樹が、携帯電話に拒絶反応を起こさなかったものと、個人的にはついつい感心してしまいました(爆)。
やはりというか何と言うか、普段は全く使ってはいないとのことなのですが、銀英伝外伝2巻でリモコンに偏見を持っていたヤンがリモコン操作を気に入る過程と同じように、電話をするのに電話のところまで行くのが面倒臭い、という理由から、いずれは携帯電話を多用するようになるかもしれませんね。

まあ、かつてのポケベルについてさえ「そんなもので自分が拘束されるのは嫌だ」的なことを作中キャラクターに述べさせている田中芳樹ですから、携帯電話に関して似たような認識を抱いていたとしても何ら不思議なことではありませんが(笑)。

銀英伝舞台版の演出担当・堀江慶の公式コメント掲載

銀英伝舞台版公式サイトで、舞台演出を担当する堀江慶なる人物の公式コメントが掲載されました。

銀英伝舞台版公式サイト
http://www.gineiden.jp/
クリエイターインタビュー「堀江慶」
http://www.gineiden.jp/teikoku/special/Creation-horie.html

コメント内容によれば、今回の舞台では「復讐劇」をテーマに銀英伝の起源・オリジン(原点)を描くとのこと。
また、これまで公開されていなかった舞台時間が2時間半であることも判明。
ストーリー的には、「復讐劇」の起点となるアンネローゼの後宮入りから描かれることになるのは確実ですが、終着点がどの付近になるかがポイントでしょうね。
「フリードリヒ四世の存在」に言及されているところを見ると、彼がすでに死んでいるリップシュタット戦役という線はなさそうなので、やはり銀英伝外伝が主体の話になりそうです。
となるとストーリー予想としては、アンネローゼの後宮入り、ラインハルトの初陣ないしは「黄金の翼」のエピソードを経て、ベーネミュンデ侯爵夫人の死までを描く、といった辺りになるでしょうか。
ベーネミュンデ侯爵夫人の方も「ラインハルトとアンネローゼに対する復讐心」を抱いていたわけですし、銀英伝外伝かつ帝国の話がメインで「復讐劇」がテーマだというのであれば彼女が登場する可能性は高いでしょう。

あと、銀英伝舞台版のブログで、アンサンブルのオーディションについて言及している記事があるのですが↓

http://www.gineiden.jp/teikoku/gedblog/2010/07/post-2.html

これから考えると、やはり銀英伝舞台版は「歌って踊る」ミュージカルを指向している、ということになるのでしょうか?
個人的にはオフレッサーが「歌って踊る」光景を見てみたいものなのですが(爆)。

映画「プレデターズ」感想

ファイル 82-1.jpg

映画「プレデターズ」観に行ってきました。
過去2作品が製作された「プレデター」シリーズの続編。
作品の性格上、当然のように残虐シーンが存在するため、この映画はPG-12指定されています。
こちらも「踊る大捜査線」シリーズと同様に知名度の高いシリーズかつ初日ということもあってか、スクリーン内は満席状態でした。

作中では、南米グアテマラで「プレデターと戦い、ただ一人生還した特殊部隊の男」のエピソードが語られています。
これは1987年公開映画「プレデター」に繋がるもので、シリーズを通しで観ている人は過去作との連続性を確認することができます。
ただ、過去のシリーズ作品である「プレデター」「プレデター2」は、公開日時が古いこともあって私は観たことがないんですよね。
私が「プレデター」の存在を知ったのは、「プレデター」の派生作品である「エイリアンVSプレデター(AVP)」シリーズで、こちらは過去2作品共に観ています。
ちなみに「エイリアンVSプレデター」と今作品は全く無関係。

ストーリーは、世界各国から選ばれたプロの軍人やヤクザ・死刑囚達が、地球とは異なる惑星に謎の閃光によって飛ばされ、プレデター達と戦っていくというもの。
アメリカではお約束なのか、刀を振るってプレデターと戦う日本人もいたりします。
プレデター達の武装や特徴については「プレデター」「エイリアンVSプレデター」いずれかのシリーズを観ていれば事前に分かるので、「未知の恐怖」というのはあまり感じられませんでしたね。
まあこれはシリーズ作品の宿命なのでしょうけど。

実写版「宇宙戦艦ヤマト」のポスター6万枚、学校に配布

SMAPの木村拓哉が主演する2010年12月公開予定の映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」。
この映画の製作元である東宝が作成した宣伝広告用のポスター約6万枚が、文部科学省の承認の下、全国の小中高校・大学4万校に配布されるとのことです。

毎日新聞記事
http://www.mainichi.jp/select/science/news/20100707k0000e040034000c.html
>  文部科学省が東宝とタイアップし、12月1日公開の映画「SPACE BATTLESHIP ヤマト」(山崎貴監督)のポスターを6万枚作製した。全国の小中高校、大学など約4万校に配布し、掲示を求める。事業仕分けで「巨額の投資の割に効果が見えない」などと批判された宇宙開発の重要性を若い世代に訴える狙いがある。
>
>  映画は70年代に大ヒットしたアニメ「宇宙戦艦ヤマト」の実写版。主人公の古代進を人気俳優の木村拓哉さんが演じる。ポスターは、木村さんを大写しした写真の横に「宇宙の未来、つくるのは君たち。」とのメッセージを入れた。
>
>  作製に当たり、
映画の内容が好戦的でないかなどを文科省職員がシナリオで確認した上で採用を決めたという。両者は昨年にも、仲間由紀恵さん主演の学園ドラマ「ごくせん THE MOVIE」を使った薬物乱用防止ポスターを共同で製作している。
>
>  各学校での掲示は、東宝にとっては映画のPRになるとあって、文科省によるとポスター製作費は全額東宝持ち、発送費用の多くも東宝が負担するという。【山田大輔】

この記事で個人的に引っかかったのは、「映画の内容が好戦的でないか」を文部科学省の職員がチェックして採用を決めたという箇所。
いかにも反戦(以上に反日)至上主義で凝り固まっている日教組に配慮したかのごとき対処ですし、そもそも「好戦的な内容の映画」というのは一体どのように定義されているものなのでしょうか?

戦後60周年記念作品と銘打たれ、監督的には反戦がテーマだったという映画「男たちの大和/YAMATO」なども「日本海軍を賛美している」などと左翼&サヨクな方々は訴えまくっていましたし、その基準から判断すれば、ヤマトの実写版がそれに該当しないはずがないのですけどね。
何しろ、ヤマトは原作からして「特攻」が当然といわんばかりに肯定的に描かれている作品なわけなのですし(爆)。

ヤマトの実写映画化は銀英伝舞台版と同じくらい不安だらけなシロモノなのですが、ポスターは良いとして果たして映画の出来はどうなることやら。
2009年12月に公開されたアニメ版映画「宇宙戦艦ヤマト・復活篇」は、すくなくとも原作にあまり思い入れがない私的にはそれほど悪くない映画だったのですが、実写版とアニメは全く異なりますからね~。

ちなみにこの映画、私は映画館へ観に行く予定です。

ユーティリティ

2025年11月

- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 - - - - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

ページ

  • ページが登録されていません。

新着画像

新着トラックバック

Feed