エントリー

カテゴリー「国内政治」の検索結果は以下のとおりです。

民主党の十八番・国会でのクイズ問題

自民党に政権を奪回されて以降、凋落の一途を辿っている民主党は、この期に及んでもなお国会でクイズ問題を披露することに忙しいようです。
かつての麻生政権時代に漢字テストを披露して悦に入った時代が忘れられないのでしょうかねぇ↓

http://megalodon.jp/2013-0330-2138-55/news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000002787.html
>  参議院の予算委員会で、憲法を巡る質疑に安倍総理大臣が思わず怒りをあらわにしました。
>
>  
民主党・小西洋之参院議員:「総理は日本国憲法において、包括的な人権保障を定めた条文、何条か知らないという理解でよろしいですか?」
>  安倍総理大臣:「これはすみませんけどね、大学の講義ではないんですよ」
>  
民主党・小西洋之参院議員:「包括的かつ総合的に定めた条文は何条ですか?日本国憲法何条ですか?」
>  安倍総理大臣:「まずですね、あまり人を指すのはやめたほうがいいですよ」
>  憲法クイズのような質問にいら立ちをあらわにした安倍総理に対して、さらに批判の矢が飛びました。
>  
生活の党・森ゆうこ参院議員:「総理のご答弁、慎重になさるべきであるとご注意申し上げたい。何かございましたら」
>  安倍総理大臣:「ありません」
>  
生活の党・森ゆうこ参院議員:「そういう態度が不遜だと言っているんです」

しかも、この小西なる民主党議員は、アイデアとしても二番煎じでしかない挙げ足取りな己の質疑を恥じ入るどころか、自身のブログで大々的に誇示すらしている始末。
オマケに「憲法を学ぶ学生なら誰でも知ってる」と称して、タカハシカズヒロなる架空の憲法学者の名前を得意満面に掲げるありさまですし↓

http://megalodon.jp/2013-0330-2342-56/blogs.yahoo.co.jp/konishi_hiroyuki_524/17548507.html

国会で憲法の条文暗記クイズなんてシロモノを披露していながら、自身は憲法学者の名前を間違うという失態を演じてなお、ここまでドヤ顔できる厚顔な神経は相当なものがあります。
この辺りは「さすが民主党!」とでも褒めるべきところなのでしょうか(苦笑)。
いっそ、国会議員なんか辞めて党ごと吉本新喜劇にでも転職し芸風を磨けば、少しは国民から「笑いのネタ」として認められもするでしょうにねぇ(爆)。
この調子では、次の参院選でも民主党は壊滅間違いなしですね。
もちろん、大多数の日本国民に民主党が貢献できることと言えば、自身の滅亡以外にはありえないわけなのですが。

中国艦船によるレーダー照射問題で民主党がブーメラン発動?

中国海軍の艦船によるレーダー照射問題で、「公表が遅れた」などと久々に民主党が自民党批判に気炎を上げていたようです↓

http://megalodon.jp/2013-0207-2051-21/sankei.jp.msn.com/politics/news/130206/stt13020609420001-n1.htm
>  民主党の細野豪志幹事長は6日午前、中国海軍艦艇が海上自衛隊艦艇などに射撃管制用レーダーを照射した事態について「危機のレベルが一つ上がった。こうした挑発行為は由々しき事態だ。中国側に抗議しなければならない」と述べた。国会内で記者団の質問に答えた。
>
>  その上で、レーダー照射が1月30日だったことに関し
「それからやや時間がたっているので、情報開示のタイミングや、なぜ今のタイミングだったのかを(政府側に)しっかりと聴かなければならない」と語った。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS0602Z_W3A200C1PP8000/
>  民主党の海江田万里代表は6日、横浜市内で記者団に、中国海軍の艦船が海上自衛隊の護衛艦にレーダーを照射した問題について「どういう理由で発表が遅れたのか政府にただしていかないといけない」と述べた。「深刻な事態で武器の直接使用につながる行為だ。中国側に厳重に抗議しないといけない」とも指摘した。

ところがこんなことをのたまっていた矢先に、元来は民主党の味方であるはずのアサヒる新聞から以下のごとき援護射撃という名の誤爆記事が掃射されてしまったようで↓

http://megalodon.jp/2013-0206-2054-52/www.asahi.com/politics/update/0206/TKY201302060145.html
>  東シナ海での中国軍による自衛隊への射撃用レーダー照射が、野田政権が昨年9月に尖閣諸島(沖縄県石垣市)を国有化する前にもあったことがわかった。政府関係者が明らかにした。安倍政権が5日に公表した今年1月下旬の事案以前にも、同じ海域で複数回、照射があったとしている。
>
>  政府関係者によると、1月30日に中国軍艦が海上自衛隊護衛艦に火器管制用レーダーを照射したのは尖閣諸島の北西百数十キロの公海上。同月19日に海自ヘリコプターへの照射があったとみられるのも同じ海域。
>
>  防衛省は今回公表したケース以前にも周辺海域で複数回、自衛隊への中国軍のレーダー照射を把握。今回の「数分間」(防衛省)より長く照射したケースもあるという。
日本政府は「日中関係を悪化させる懸念がある」(政府高官)とこれまで公表を避けてきたが、今回は立て続けにレーダー照射されたため、安倍政権が事態を重く見て公表に踏み切った。

これまた盛大なブーメランと言わざるをえない、絶妙なタイミングでの「誤爆」ですね(笑)。
味方のアサヒるに後ろから斬りつけられた民主党も、さすがに対応に追われる羽目になったようで、野田佳彦こと野駄目カンタービレ自ら弁明に奔走しているそうです↓

http://megalodon.jp/2013-0207-2113-31/www.dpj.or.jp/article/101921/
>  7日付の一部の新聞に、中国軍艦によるレーダー照射が民主党政権時にもあり、当時の野田佳彦総理らが報告を受けていながら公表を避けたかのような記事が掲載されたことについて、野田前代表が次のようなコメントを発表した。
>
> ◆  ◆  ◆
>
>  本日付日経新聞等に、中国海軍艦船によるレーダー照射事案に関し、民主党政権時代にもあったが、当時の野田佳彦首相や岡田克也副総理らは「日中関係を悪化させたくないとの判断で公表を避けた」との記事が掲載されている。
>
>  しかしながら、
当時そのような事案の報告を受けた事実はなく、防衛省もそのような事実はなかったことを認めている。
>
>  上記記事等はまったく事実無根であり、きわめて遺憾である。
>
> 平成25年2月7日
>
衆議院議員 野田佳彦
> 民主党広報委員会

まあ、あの虚報と捏造で有名なアサヒる新聞のことですから、アサヒるの報道がウソである可能性も否定はできないのですが、かつての朝日新聞と民主党の蜜月な関係を鑑みると、何とも笑える話に見えてきてしまいますね。
さすがのアサヒる新聞も、上記記事は自分のところのサイトからは削除したようですが。
ただ、本当に民主党政権時代にレーダー照射事件があった場合、民主党はまさにアサヒるの記事にあるような大義名分と対応で事件を隠蔽しようとするだろう、という信憑性は相当なものがあります。
しかも、元来味方であるはずのアサヒるのスタンスから考えても「味方であるはずの民主党を窮地に追い詰めるような記事を朝日が書くはずがない」という観測は、むしろ出ない方が不思議なくらいなのですし。
アサヒるの報道が虚報であったにせよ真実であったにせよ、なかなかに面白い顛末が期待できそうな事件ではありますね(苦笑)。
虚報にしても「凄く良く出来た、事実より信憑性のあるウソ」ですし、真実だったのであれば「何故記事をサイトから削除したんだ?」という話になるわけで。

それにしても、下野してもなお続く民主党の能天気な乱痴気ぶりを見ると、去年の衆院選で政権交代が実現したのは、日本にとってはまさに慶賀の至りと言わざるをえないですね。
逆に言えば、あんな連中が日本を支配していた3年4ヶ月ほどが、いかに日本にとって悪夢&黒歴史であったのかという話になるわけですが……。
民主党は野党としても存在価値が皆無なのですから、遅くても今度の参院選で壊滅的なダメージを受けてこの世から消滅してもらいたいものですね。
理想を言うならば今すぐにでも消えてもらいたいところではあるのですけど。

第46回衆院選における自民党の記念すべき勝利と今後の課題

2012年12月16日に行われた第46回衆議院議員総選挙は、民主党の記録的惨敗・自民党の圧倒的勝利という結果に終わりました。
選挙結果は以下の通り↓

http://www.j-cast.com/2012/12/17158399.html
>  2012年12月16日に投開票された衆院選の全議席が12月17日午前5時過ぎに確定した。自民が単独過半数(241議席)を大幅に上回る294議席を得て3年3か月ぶりの政権復帰を獲得した。
>
>  公明党は31議席を獲得。自民との連立で、参院で否決された法案を再可決できる3分の2(320議席)以上を確保した。自民党の安倍晋三総裁は週明けの特別国会で第96代首相に選出される見通しだ。
>
> 維新の会は54議席
>
>  
民主党は57議席と惨敗。野田佳彦首相(民主党代表)は辞意を表明した。日本維新の会は54議席で、第3党となった。日本未来の党は8議席で惨敗した。
>
>  新聞各紙の推計によると、
投票率は59%程度で前回09年よりも10ポイント程度下回った。
>
>  確定した各党の議席数は以下のとおり。
>
>  自民党294、民主党57、日本維新の会54、公明党31、みんなの党18、日本未来の党9、共産党8、社民党2、国民新党1、新党大地1、無所属5

民主党の大物議員も次々と落選するありさまで、野田佳彦こと野駄目カンタービレも民主党代表を辞任する意向を表明。
実に3年3ヶ月にも及ぶ民主党政権の長すぎる悪夢の日々がようやく終わりを迎えてくれます。
日本憲政史上最低最悪の政権による失政と悪政の日々でしたからねぇ、この3年3ヶ月は(-_-;;)。
口蹄疫で苦しめられた宮崎県や、震災の復興が今なお進まない東北地方などは特に身をもって思い知らされたのではないかと。
私の地元熊本でも、5つある選挙区のうち、自民党からの立候補者がいなかった熊本4区以外の全てで、自民党が小選挙区の議席を獲得しています。
熊本1区などは、長年当選を続けていた元民主党で現在は日本維新の会の松野頼久が敗退しましたし。
ダブスタ&ブーメランな「無能な働き者」的売国所業を繰り返すしか能のない民主党の害悪集団がやっと凋落・無力化してくれたのは、近年稀に見るレベルで実に喜ばしいニュースですね。
安倍総裁率いる自民党には、民主党が食い荒らしていった日本の再生を何が何でも成し遂げて欲しいものです。

しかし、まもなく発足する自民党政権の前途が、相当なまでに多難を極めることになるであろうことは想像に難くありません。
何しろ日本には、民主党のやることにはどんな最悪レベルな不祥事でも寛大な対応に終始するのに、自民党の行為にはカップラーメンの値段当てクイズレベルな些末事でさえもこの世の終わりであるかのごとく騒ぎ立てる大手マスコミが存在するのですから。
安倍氏が自民党の新総裁に選出された直後にも、大手マスコミの面々は、一食5000円以上のレストラン「アラスカ」のカレーを頬張りながら「(会場費用込みで)3500円のカツカレーを食べる安倍は庶民感覚が足りない!」などと罵り倒していたのです。
また、衆院選の勝敗が決した直後に「比例では57議席しか取っていないから民意を反映しているとは言い難い、自民は現実を直視しろ」などという、それこそ現実無視の妄論をテレビや新聞は主張しまくっていたりします。
安倍叩きが「社是」だと嘯く某アサヒる新聞なども存在するわけですし。
今後もマスコミは、安倍氏をはじめとする自民党政権に対し、どんな小さな瑕疵でも意図的に作り上げてネガティブキャンペーンを繰り広げていくものと考えられます。
マスコミが全く信用ならないのは、ここ数年の報道を振り返ってみても一目瞭然なのですから。
これからの自民党はマスコミとの戦いにもなるでしょうし、国民もマスコミのネガティブキャンペーンに騙されることなく、安倍総裁および自民党の政策の実像を正しく評価していく必要があるでしょう。
マスコミの報道を鵜呑みにする行為こそが、マスコミを利する結果を生み、ひいては日本の危機的状況をさらに悪化させることにもなりかねないのですから。

ところで今回の選挙では、投票率が現行の選挙制度導入以降最低を記録したと騒がれています。
ちなみに前回の選挙では逆に最高記録を達成しているのだそうで。
しかし、その最高記録を達成した前回の選挙で出てきたのが「あの」民主党だったことを考えると、投票率と政治の質には実は何の相関関係もない、という厳然たる事実の存在がこれ以上ないくらいに極彩色に証明されていると言えるのではないでしょうか?
マスコミの言うがままに、あるいは「空気」に基づいて、人気投票のごとき感覚で投票が行われても、そんなものは「無能な働き者」ばりに無益どころか害悪にすらなりえます。
有権者のひとりとして投票を行う以上は、誰かに操られたり場の空気に流されたりすることなどあってはなりませんし、そうならないためには政治に関する知識や情報を取得する手間を払う労力と、確固たる政治的理念を自前で持つことが求められるのではないかと。
前回の衆院選では、マスコミや「空気」に基づいて多くの人達が選挙に関心を持ち投票を行った結果、「あの」民主党政権を誕生せしめるに至ったわけです。
それが国民にとってどれほどまでの害悪をもたらしたのかについては、もう今更繰り返し言及するまでもないでしょう。
そんなことをされるくらいならば、政治に関心のない人達は素直に投票権を放棄でもしてくれた方が、すくなくとも「無害」である分はるかにマシというものでしょう。
民主主義国家において有権者に求められるのは、「数」ではなく「質」であるべきです。
もちろん、「質」を如何にして獲得すべきなのかは難しい問題ではあるでしょうが、すくなくとも「投票率が高い」ということを無条件に礼賛する昨今の風潮は、いいかげん見直されるべき時期に来ているのではないかと。

あと、今回の総選挙において、我らが田中芳樹御大が一体どこの政党に投票したのか、是非とも知りたいところではありますね(苦笑)。
田中芳樹のこれまでの言説を見る限り、田中芳樹が自民党に対して常に批判的なのは周知の事実なのですから、自民党に投票することはまずありえません。
しかし、第三極として注目されている日本維新の会についても、その事実上の頭領たる橋下徹や、合流してきた石原慎太郎のいずれに対してもこれまた田中芳樹は批判的だったのですから、彼ら2人がある意味「野合」している日本維新の会に投票することもこれまた考えられないでしょう。
さらに、創竜伝5巻で悪役として登場させ揶揄していた小沢一郎がいる日本未来の党についても、田中芳樹が投票するとは考えにくい話です。
となると、残りは民主党くらいしかないわけなのですが、しかしいくら田中芳樹が薬師寺シリーズで批判対象として言及することを徹底して避けたほどに民主党に熱を挙げていたとしても、アレだけ桁外れな不祥事や失政の数々を見てきてなお民主党を支持したりするものなのか、という疑問がどうにも拭えないところなんですよね。
自身が共感しているであろう民主党の政策はともかく、党員の政治資質の低レベルぶりや政治運営の拙劣さを、田中芳樹ともあろう者がまさか知らないはずもないのですから。
アレほどまでに「政治に常に関心を持て!」と銀英伝や創竜伝その他様々な著書で繰り返し主著してきた田中芳樹御大が、まさか投票権を放棄したなんてことは間違ってもないでしょうし、どこに投票したのかは大いに興味をそそられるところではあるのですけどね。

まあ今回の衆院選で安倍氏が再び政権を担うようになったことで、今頃さぞかし薬師寺シリーズの執筆意欲を掻き立てられているであろうことは想像に難くないのですけどね(爆)。
もちろん、現在はタイタニア4巻を執筆中で、次はアルスラーン戦記14巻の執筆が控えている田中芳樹に、そんなことが許される道理も余裕もあるわけないのですが。

天然お笑い政党としての期待の新星・日本未来の会

滋賀県知事の嘉田由紀子が代表を務める日本未来の党が開設していた、脱原発の是非を問うアンケートサイトで、大量の原発推進賛成票が投じられ閉鎖されるという珍事が発生し話題となっています。
票数の操作や集計リセットが何度も行われた挙句の閉鎖だったそうで↓

http://www.j-cast.com/2012/12/04156728.html
>  「正体不明」「いや、偽物にしては良くできている」などと話題になっていた「日本未来の党」(嘉田由紀子代表)を名乗るアンケートサイトは、やはり「未来」がPRの一環として開設していたものだった。
>
>  だが、「原発推進に賛成ですか?」という問いにネット利用者は敏感に反応し、賛成票が大量に入るというハプニングが起き、結局は閉鎖されてしまった。
>
> 「セキュリティーの問題や、いたずら」を理由に閉鎖決める
>
>  サイトは2012年12月3日、「ネットでプレ総選挙」と称して開設され、最初は「『脱原発』に賛成ですか?」という問いでアンケートが設定されていた。ところが、
原発存続を意味する「反対」への票が、党の方針である「賛成」を大きく上回ってしまった。
>
>  このことが影響したのか、サイト側は設問が分かりにくかったとして、午後になって投票結果をリセットした上で「原発推進に賛成ですか?」というシンプルな設問でアンケートを再開。直後は、「賛成」が「反対」を大きく上回り、やはり党の方針とは逆に投票結果が出ていたが、夕方になって反原発派が巻き返しをみせていた。
>
>  サイトの正体をめぐっては、(1)運営が行き当たりばったりで、異様にずさん(2)公式サイトからアンケートサイトにリンクが張られていない、といった理由で「偽物」説も浮上していたが、(1)公式サイトに載っていない嘉田代表の写真が使われている(2)ヤフーに出ている広告からにリンクされている、という点から「本物」説が有力視されていた。
>
>  「未来」は12月4日、J-CASTの取材に対し、本物と認め、
>
>
「セキュリティーの問題や、いたずらがあったため、このままにしておくのは問題があると判断した」
>
>  として、同夜遅くに閉鎖したと説明した。わずか1日の露出だったことになる。
>
> CMのとおり検索すると「日本未来の党がネット民に壮絶に馬鹿にされる」がヒット
>
>  「未来」のテレビCMも、このアンケートサイトを意識した内容となっており、「脱原発に…」というナレーションに続いて、画面上では「YES!」の選択肢が強調される。さらに、「あなたの意見をお聞かせ下さい」いうスローガンが表示され、ウェブサイトの検索窓に「未来の党」という単語で検索を促す構成になっている。
>
>  ところが、実際にPCからグーグルで「未来の党」を検索しようとすると、連想されるキーワードに「未来の党 アンケート」と表示され、今回の騒動の内容をネット利用者に広く知らせてしまうという逆効果になっている。さらに、実際に検索してみると、ニュース記事を除くと、一番上に出てくるのは「日本未来の党がネット民に壮絶に馬鹿にされる」というタイトルの、アルファブロガー・山本一郎氏の記事。公式サイトが出てくるのは、山本氏の記事の6つ下だ。CMのとおりに検索した有権者は、結果として「未来」のPR戦略の思惑はずれを知ってしまうという皮肉な状態になっている。

閉鎖までの過程を追った動画

日本未来の会にしてみれば、このアンケートを使って自分達が掲げる脱原発の正当性をアピールすると共に自党への得票数を稼ぐという目的でもあったのでしょう。
しかし実際には、その意図に反して笑いのネタを提供しただけとしか評しようがありませんね。
脱原発以外の政策でも、「子ども手当」の焼き直しや「女性を全員働かせる」的なスウェーデン型労働体系の確立など、今となってはもはや破綻が明らかなシロモノばかり掲げている始末ですし。
衆院選の「第三極」は「=泡沫政党の集合体」的なイメージがどうにも拭えないのですが、選挙戦早々に混乱の様相を呈している日本未来の党は特にその傾向が強いですね。
第一、デビューの経緯自体が泡沫政党そのものなのですし。
日本維新の会が「第二民主党」ならば、日本未来の会は「第二社民党」とでも位置づけられるべき存在でしょう。
政界における天然お笑い政党としてはそれなりの価値があるのかもしれませんが、大多数の日本国民はそんなものを望んでなどいないでしょう。
正直、こんな政党が国民の支持を得られるとは到底思えないのですが、この党には果たしてどんな国民の審判が下されることになるのでしょうかねぇ。

第46回衆議院選挙が本日公示&選挙戦スタート

2012年の第46回衆議院選挙がついに公示され、本格的な選挙戦が始まりました。
日本憲政史上最悪のバカとキチガイの売国寄せ集め集団である民主党政権に終止符を打つ、日本国民にとって大変重要な選挙となります。

誰に、どの政党に投票するのかは地域によって、また人の数だけ異なるでしょう。
そんな有権者が最大公約数的にまずさし当たって始めるべきは、自分が属する選挙区の候補者の名と顔と所属を知るところからですね。
非常に簡単かつ当たり前のようでいて、実は意外にもこれが出来ていなかったりする人は多いのではないでしょうか。

かく言う私自身、選挙で候補者の名前と顔を知るのは投票直前の投票会場で、というケースが結構あったりします(T_T)。
私の場合、基本的には候補者ではなく政党で政治家を選ぶので、候補者について知る必要があまりなかったというのもあるのですが。
とにかく自民の候補者を選ぶとか、民主党と社民党と共産党は絶対に選ばないとか、個人的にはそれだけで充分だったりしましたからねぇ(^^;;)。
2009年8月の衆院選で小選挙区・比例代表共に自民党および自民党候補者に投票した際も、基本的にはそれで選んでいたりしていたのですし。
政党の候補者は、どんなに個人的な公約を掲げたところで所詮は政党の意向に拘束されざるをえないので、「それならば候補者ではなく政党をメインにして選んだ方が良いではないか」というのが私の考えでした。
それでも、時の「空気」に従うかのごとく民主党に投票して自身の選択を悔いる羽目になった他の有権者達に比べればこれでもはるかにマトモな判断になったというのは、何とも皮肉な話ではあるのですが。

ただまあ、候補者を全く見ることなく政党のみで選ぶというのも少々寂しいものはあったりするので、今回私の地元熊本の選挙区で出馬を表明している候補者達の名前を並べてみたいと思います。
熊本は県内に5つの選挙区があり、各選挙区の立候補者達はそれぞれ以下のようになっています↓

熊本1区
・山部洋史(46) 共産 新
・松野頼久(52) 維新 前
・池崎一郎(60) 民主 新
・木原 稔(43) 自民 元
・倉田千代喜(62)無所属 新

熊本2区
・福嶋健一郎(46)未来 前
・濱田大造(42) 民主 新
・本田顕子(41) みんな 新
・松山邦夫(59) 共産 新
・野田 毅(71) 自民 前

熊本3区
・本田浩一(45) 維新 新
・森本康仁(34) 民主 新
・坂本哲志(62) 自民 前
・東奈津子(43) 共産 新

熊本4区
・矢上雅義(52) 無所属 元
・蓑田庸子(61) 共産 新
・園田博之(70) 維新 前

熊本5区
・中島隆利(69) 社民 前
・橋田芳昭(57) 共産 新
・金子恭之(51) 自民 前

この中で一番注目されるべき戦いは、やはり何と言っても熊本1区でしょうね。
熊本1区は、松野頼久が過去の選挙で4回連続当選を果たしているのですが、当時の松野頼久が所属していた政党は一貫して民主党でした。
ところが今回、松野頼久は日本維新の会に鞍替えした上で選挙戦に臨んでおり、所属政党の変更が選挙にどのような影響を与えるのかが焦点となるでしょう。
個人的には、民主党はもちろん日本維新の会もまるで信用できませんし、ただ単に「選挙に勝つために党を鞍替えした」だけにしか見えない松野頼久自身にもどれほどの信頼性があるのか、はなはだ疑問ではあるのですが。
「ちょっと待て、その無所属(または他の政党名)は民主かも」の標語のごとく、所属政党が変わっただけで中身は全く変化していないでしょうからねぇ。
如何に4回連続当選の実績があるとはいえ、長年民主党を続けてきたという前歴も、松野頼久には大きなマイナスとならざるをえず、今回は苦戦が予想されるところでしょう。
一方、その松野頼久の最有力な対抗馬となるのは、安倍晋三自民党総裁自ら応援演説に駆けつけた、 自民党候補の木原稔。
民主党の逆風で自民党に追い風が吹いていることを鑑みても、今回の熊本1区は実質的に松野頼久と木原稔の一騎打ちになるのではないかと考えられます。

逆に笑うしかないのは熊本5区ですね。
これまた4選連続当選の実績を持つ金子恭之の対抗馬が、よりによって社民党と共産党の候補者しかいないって……。
無所属と日本維新の会の候補者による一騎打ちとなる熊本4区よりもはるかに一方的な勝負になるのが、最初から目に見えているではありませんか。
選挙前から既に勝敗は決しているとしか言いようのない選挙区ですね、熊本5区は(笑)。
こんな選挙区があるのを鑑みると、何かと弊害が指摘される比例代表の並立制度も、それなりに意義はあるのかなぁとついつい考えてしまいますね。

第46回衆議院選挙の投票日は2012年12月16日。
果たして、どのような国民の審判が、各政党および候補者達に下されることになるのでしょうか?

民主党という沈没船から逃亡するネズミ達の避難先とその動向

民主党の離党者がついに100人を突破したそうです。
離党者自体は2012年末から既に頻出してはいましたが、野田佳彦こと野駄目カンタービレの衆議院解散が最後のトドメとなってしまったようで。

http://megalodon.jp/2012-1123-1238-27/sankei.jp.msn.com/politics/news/121123/stt12112311370001-n1.htm
>  衆院解散後も民主党の崩壊に歯止めがかからない。14日の野田佳彦首相の衆院解散表明以降、11人が党を離れ、気がつけば政権交代以降の離党者は102人と、ついに大台を突破した。衆参両院で423人いた国会議員は激減。しかも、離党者の行き先は保守系からリベラル系の政党までばらばらだ。ある意味、「寄せ集め集団」と言われた民主党らしい結末なのかもしれない。
>
>  首相が14日に解散を明言して以降、閣僚経験者の小沢鋭仁元環境相が日本維新の会に、民主党躍進の象徴だった福田衣里子前衆院議員は脱原発が旗印の「みどりの風」に入党した。反増税の「減税日本」や「みんなの党」、
最大のライバルでもある自民党に入る離党者もいる。
>
>  振り返れば、首相の消費税増税方針を批判した小沢一郎元代表に近い衆院議員9人が昨年末に離党し、新党きづなを結党したのが民主崩壊の第一幕。7月には小沢氏を含む49人が「国民の生活が第一」を立ち上げるなど、離党者は昨年9月の野田政権発足以降に集中した。
>
>  
平成10年の結党時から「右から左までの寄り合い所帯」「理念なき選挙互助会」と揶揄されていた民主党。野党時代は「政権交代」という合い言葉で「大異」に目をつぶることもできたが、いざ政権を担当してみると、基本政策の違いが一気に表面化。党内の混乱は内閣支持率と政党支持率の低迷を招き、「選挙」の声が近づくとともに、政策の違いを理由に、生き残りを図る議員たちの脱走劇が相次いだ。
>
>  憲法改正に消極的な民主党を批判し、自民党入りする長尾敬前衆院議員はブログでこう心情をつづった。
>
>  「いつも孤独でした」
>
> (内藤慎二)

ネズミが逃亡していく沈没船のごとき惨状を呈している、としか評しようがないですね、今の民主党は。
まあ、崩壊したところで今更惜しむ人間など圧倒的少数派でしかないでしょうし、むしろ大多数の国民は「早く消滅してくれ」とすら考えてもいることでしょうけど(苦笑)。
次回の衆議院選挙で、民主党には文字通り完全に消滅してもらいたいところなのですが、さてどうなることやら。

ただ問題なのは、民主党から逃亡していったネズミな議員達が他党へ入っていく結果、その他党自体が民主党的な性格を帯びる危険性があることですね。
元々民主党自体、旧社会党系の議員達を中心に構成されていて、旧社会党の悪行を隠蔽するための隠れ蓑的な存在と化している始末だったのですから。
民主党を離党する議員達も、その動機は文字通り「沈没船から離れる」的なものでしかなく、別に自分の思想信条が間違っていたと悔い改めたりするわけでもないのですからねぇ。
その弊害が一番激しくなるであろう政党は、やはり第三極として台頭し大量の民主党離反者を受け入れつつある日本維新の会なのではないかと。
あの政党って、基本理念すら全く異なる者同士の野合といい、維新八策に象徴される経済・社会政策の内容といい、どう見ても「第二民主党」と化しそうな気配が濃厚ですからねぇ。
たとえ将来的には有望な政党となる可能性があるにしても、現時点で政権を委ねるには何とも不安過ぎる存在です。
日本維新の会の真価は、その烏合の衆な集まりを如何にしてまとめるかにまずはかかっているでしょうし、支持をするのはその結果を見てからでも遅くはないのではないかと思えてならないのですが……。

選挙の投票率と国民の政治的関心度の高さが招く意外な陥穽

選挙の度に必ずと言って良いほど話題になるのが、その選挙に投票した有権者の割合を示す投票率です。
この投票率の割合は、有権者の政治への関心の度合いを示すものとされ、高ければ高いほど有権者のためになる政治家が選出されると、主にマスコミを中心にこれまで言われ続けてきました。
しかしこの論理、果たして本当に実地で正しいと言える定説であると言えるのでしょうか?

2009年8月の衆議院選挙では、小選挙区比例代表並立制が導入された1996年以降で最高となる投票率を記録していました。
しかしその結果誕生したのが、あの史上最悪の民主党政権だったのは周知の通り。
そして、史上最高の投票率を誇った選挙で誕生したはずの民主党政権は、その後日本国民を3年以上もの長きにわたって苦しめ続け、東日本大震災後でさえも居座り続け、被災地の復興を妨害すらしてきたのです。
さらに歴史を紐解けば、1934年8月にドイツで行われた、ヒトラーに事実上の独裁権を付与する「総統就任」の正当性を問う民族選挙では、何と投票率95.7%の中で89.9%もの支持をヒトラーは獲得し、民主的な手続きに基づいて彼は最高権力を掌握することとなったわけです。
ではこの選挙は、ドイツ人の政治意識の高さと賢明ぶりを示すものであり、ドイツ国民を幸福にするものだったと言えるのでしょうか?
経済に関して言えばそうでもなかったかもしれませんが、少なくとも第二次世界大戦への移行とその後の敗戦を見る限り、とてもそう判断しえるものではなかったでしょう。
今や歴史の1ページともなったこれらの事例は、投票率の高さと政治の質が正比例の関係になど全くなっていないという事実を、額縁付きで証明するものでもあるでしょう。

選挙における投票率の高さは、政治の質や国民のためになる政治家を選出するための指標などには到底なりえません。
むしろ逆に、投票率があまりに高い時はその民意を利用した権力の乱用が発生しやすく、下手すれば民主主義の体制を根底から覆す巨大な権力を作り出してしまうことにすらもなりかねないのです。
さらに「国民の政治的関心度を示す指標」としての投票率に至っては、全く無意味な概念であるとすら言えるでしょう。
同じ政治的関心であっても、今更言うまでもなくその内容は人によって千差万別です。
一口に政治と言っても、その中身は経済・社会制度・福祉・教育歴史・国防・治安……と様々な分野に枝分かれしているのですし、その中で何を最大の関心事とするのかは、それこそ人の数だけパターンが存在するのです。
それどころか、極端なことを言えば「カップラーメンの値段を間違える麻生は許せない!」「3500円のカツカレーなどを食べる安倍には庶民感覚が足りない!」などというタワゴトを冗談やネタではなく大真面目に吹聴しまくる人間や、あまつさえそれに何の疑問も抱くことなくバカ正直に鵜呑みにして「そうだ!だから自民はダメなんだ!」とこれまた真顔でがなり立てる人間も実在したりするわけで。
性質の悪いことに、こんな3流お笑いネタにもならないであろうヨタ話でさえ、実は立派な政治的関心の一種たりえてしまうのですからねぇ(T_T)。
そんな「空気」の下で行われた2009年8月における衆議院選挙や、ヒトラーを総統にしたドイツの民族選挙は、前述のように間違いなく投票率も国民の政治的関心も極めて高かったとは言えるのですが、それがマトモな政治を生み出したとは到底言えたものではないでしょう。
むしろ逆に、誰もが政治に関心を持ち「このままではダメだ」と無用なまでの焦燥感に駆られ、一刻も早い政治的閉塞?の打開をなりふり構わず模索して副作用を伴う即効薬を選んだ結果、国民の害になる政権がめでたく誕生していたわけです。
これでは投票率や国民の政治的関心度が上がることを、無条件かつ手放しに喜ぶことはできないですね。

民主主義国家の一員たる国民としては、政治への関心や選挙での投票行為そのものは確かに必須の心得と言えるものであるでしょう。
しかし、その権利を有効に生かし、国民のためになる政治を本当に現出させるためには、国民ひとりひとりに相応の政治的知識と広い視野、そして他者に踊らされることのない精神力や信念などといったものが少なからず求められるのです。
自分で何も調べもせず、ただ「投票する行為自体に意義があるから」という理由だけで何となく投票したり、偏向マスコミの報道を鵜呑みにしたバッシング的感情だけで選挙で投票したりするような輩は、全く投票権を行使することのない有権者よりもはるかに性質の悪い「無能な働き者」でしかありません。
そんな投票行為が、先の衆院選で結果的に民主党政権を誕生させたり、ドイツでヒトラーに独裁権を与えたりしてきたのです。
あまつさえ、「あいつらは信用できない」と事前に警告している人達を「空気を読め!」と言わんばかりに嘲笑した挙句、案の定な展開で裏切られた後でさえも全く自分の選択を反省することすらなく「俺達は騙されていたんだ!」「あいつが全て悪いんだ!」と開き直るに至ってはねぇ……。
選挙における投票権というのは、ただ単に行使さえすれば良いというものなどではなく、使い方を誤れば自分や周囲の人間さえも傷つけ破滅にまで追い込みかねない、一種の凶器にもなりえるものなのです。
それほどまでの「権利」を行使する際には、当然それに見合う責任意識も事前にかつ充分に備えておくべきでしょう。
権利や権力には相応の責任が伴う、というのはごくごく当たり前のことでしかないのですから。

投票権というものは、ただ投票しさえすれば良いというものではなく、また目先の情報に踊らされ流される形で行使すべきものでもないでしょう。
他人の動向によって左右されることのない確たる自分の考えを持ち、候補者や政党の言動からその手腕や思想や方向性などを正確に読み取った上で、投票結果に責任を持って選挙に臨む。
これこそが、民主主義国家の国民に求められるべき本当の投票姿勢というものではないでしょうか?

野田佳彦こと野駄目カンタービレ政権が遂に衆議院を解散

野田佳彦こと野駄目カンタービレが遂に衆議院の解散を決定し、2012年12月16日に衆議院総選挙が行われることが確実となりました。
長々と居座り続けて日本の国益と国民生活に多大な損害と犠牲を強いてきた愚かな民主党政権が、ようやく退場を迫られる時が来たわけです↓

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121116/plc12111615520011-n1.htm
>  衆院は16日夕の本会議で解散された。これを受けて政府は臨時閣議で「12月4日公示-16日投開票」の衆院選日程を決定。3年余りの民主党政権が審判を受けるとともに、民主、自民の二大政党の対立に橋下徹大阪市長の日本維新の会、石原慎太郎前東京都知事の太陽の党など「第三極」が絡み、選挙後の新たな政権の枠組みや政界再編の行方を決める選挙となる。
>
>  政府は16日朝の閣議で解散詔書を決定。午後の衆院本会議で横路孝弘議長が解散詔書を朗読し、解散を宣言した。閣議を前に野田佳彦首相は官邸で記者団に「国民の皆さまの信をしっかり問います」と述べた。
>
>  解散に先立ち16日午前の参院本会議では野田首相が解散条件に掲げた特例公債法、衆院の「一票の格差」是正に向けて選挙区を「0増5減」する関連法が可決、成立。選挙区の区割り見直し作業が間に合わないため「違憲状態」(最高裁)のままの選挙となる。
>
>  衆院選は民主党が政権交代を果たした平成21年8月の総選挙以来、約3年4カ月ぶり。12月の衆院選は昭和58年以来。
>
>  消費税増税、脱原発、環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の是非に加え、中国の戦略的海洋進出をにらんだ日米安保体制の強化、集団的自衛権の行使をめぐる憲法解釈の変更など各党の「国家観」に関わる課題も争点となる。
>
>  首相は内閣や民主党の支持率が低迷する中で解散を断行。民主党内ではこれに反発し離党する動きが相次いでいる。

正直、私は実際に衆議院解散が為されるまでは、カンタービレが前言をあっさり翻して解散せずに居座り続けるというシナリオも充分にあると考えていました。
何しろ、衆議院解散をエサとしてちらつかせた上で自分達の目的を達成し、達成した後は前言を翻して政権の座に居座り続けるというのが、これまで何度も繰り広げられてきた民主党の日常風景だったのですから。
これまでの民主党政権の言動の数々を見ても、前言を翻したりブーメラン発言を繰り広げたりとロクでもない内容が多すぎ、その発言にはとても信用が置けたものではなかったのですし。
民主党内でも、解散せずに任期満了まで居座り続けようとする勢力が公然と存在していたことを考えれば、民主党には解散する気など最初からさらさらない、と考えるのが自然というものでしょう。

さらに言えば、そもそも民主党は任期満了の選挙をする気すらも実は全くないのではないかとすら私は考えていたくらいなんですよね。
中国の習近平体制が確立するまでひたすら時間を稼いだ後、中国人民解放軍を自ら招き寄せて日本でクーデター&武力侵攻を起こさせ、その軍事力を背景に中国の傀儡政権として日本を永続的に支配し続ける。
そんなシナリオをすら、他国の利益を代弁する民主党は頭の中で描いていたのではないかと私は考えていたくらいですからねぇ。
これならば、そもそも選挙対策を考える必要すらもなく、中国をひたすら当てにしていれば良いだけなのですし。
それだけに、今回カンタービレが本当に衆議院を解散したのは驚愕せずにはいられませんでした。
カンタービレはとうとう自暴自棄にでもなってしまったのではないか、とすら私は考えてしまったくらいだったのですが……。
しかしいずれにしても、これで長年にわたって居座り続け、国民を食い物にしながら不当な利益を貪り続けていた民主党に、ようやく引導を渡すことができます。
今こそ、民主党を政権与党の座から叩き落とし、可能ならば消滅させて、日本の国益と国民生活を守りえる政権の樹立を、国民は求めるべきでしょう。
愚かなる民主党政権を生み出してしまった2009年8月の愚行を、我々は二度と繰り返してはならないのです。

ところで今回の解散を受けて、我らが田中芳樹御大は今頃相当なまでに複雑な心境にでも達していることでしょうね。
創竜伝や薬師寺シリーズにおける社会評論の内容を鑑みても、田中芳樹が民主党支持であったことは確実です。
2009年8月の衆院選でも、田中芳樹が嬉々として民主党に投票したであろうことは想像に難くなく、その熱烈な支持ぶりは、薬師寺シリーズ9巻で民主党批判を一切行わなかったことを見ても一目瞭然です。
その民主党が次から次に不祥事を引き起こしまくった挙句、国民から総スカンを食らい、ついにはバカとキチガイの集団であるかのごとく酷評されるようになってしまったことは、田中芳樹にとっては身を切られるほどのショックですらあったことでしょう(苦笑)。
しかし一方では、今度の衆院選で自民党やいわゆる「第三極」の勢力が政権を担った場合、田中芳樹は薬師寺シリーズで政権批判を復活させ、自身のストレスを再び発散することができるようになるわけです。
「第三極」の中心人物達って、石原慎太郎といい橋下徹といい、田中芳樹がさぞかし毛嫌いしてそうな人間ばかりですからねぇ。
ひょっとすると田中芳樹は今頃、現在執筆中のタイタニア4巻を放り投げて薬師寺シリーズを書き殴りたい衝動にでも駆られているかもしれません(爆)。

相変わらず「自分に甘く他人に厳しい」民主党

法務大臣の田中慶秋が外国人経営の企業から献金を受け取っていた問題で、民主党の政調会長である細野豪志が法相の辞任に否定的な見解をのたまったそうです。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121005/stt12100509170004-n1.htm
>  民主党の細野豪志政調会長は5日午前、TBSの番組で、田中慶秋法相が外国人経営の企業から献金を受け取っていた問題について、「外国人から献金をもらった一事をもって、すぐ政治家が入れ替わるのはよくない。説明を尽くした場合には次のチャンスもしっかり与える、という見方をしていただきたい」と述べ、田中氏の辞任には否定的な考えを示した。

かつての自民党政権時代には、法的に何の問題もなかった事務所費問題や「額に絆創膏を貼っていた」程度のことで、声高に大臣の辞任を要求していた民主党がそれではねぇ…。
そもそも民主党政権に限定しても、かつて同じような外国人献金問題で大臣を辞任した前原某の事例が立派に存在するでしょうに。
もはや命脈も尽き、いつ瓦解するのかのみに国民からの注目が向けられているのが実情だというのに、この及んでも相変わらず「自分に甘く他人に厳しい」を繰り返すのですね、民主党は。
せめて自分にも厳しければ、賛否は別にしても言っていることにそれなりに一貫性はあるとして評価可能な要素も出てくるかもしれないのに。
まさに野党自民党の言うがごとく、民主党政権が1日でも長く続くことそれ自体が日本の国益および国民生活を損なうと言っても過言ではないですね↓

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121004/stt12100415250009-n1.htm
>  自民党の麻生太郎元首相は4日の派閥の例会で、衆院解散・総選挙の時期について「近いうち、というのから遠いうちにだいぶ変わってきたような気がする。(野田佳彦首相は解散を)逃げよう逃げようという感じだが、この内閣が一日続けば一日続くほど国益を損なうと確信する」と述べた。
>
>  野田首相が谷垣禎一前総裁との党首会談で「近いうちに信を問う」と表明したにもかかわらず早期解散を先送りを図ろうとしていることを批判、自民党は攻勢を強めるべきだとの考えを示唆したものだ。

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/121005/stt12100507300003-n1.htm
>  自民党の安倍晋三総裁と公明党の山口那津男代表は5日午前、国会内で会談する。野田佳彦首相が呼び掛けている民主、自民、公明3党首会談で、8月の首相と谷垣禎一前総裁、山口氏の会談で「近いうちに信を問う」とした合意履行を連携して求め、解散時期の明示を迫る考えで一致。首相が解散時期への言及を避けた場合は厳しく対峙する方針も確認する。両党は、他党に呼び掛けて来週にも野党党首会談を開き、臨時国会召集などで首相への圧力を一層強める構えだ。
>
>  自公党首会談には石破茂、井上義久両幹事長らも同席。次期臨時国会で焦点となる2012年度予算執行に不可欠な公債発行特例法案や定数削減を含めた衆院の「1票の格差」是正のための選挙制度改革関連法案など重要法案への対応も協議する。

安倍新総裁による新しい自民党の体制が出来上がった今となっては、再度の政権交代に慎重でなければならない理由など、世界中どこを探してもありはしません。
民主党はとっとと衆議院を解散させ、党もろともこの世から消滅すべきなのです。

安倍新総裁誕生に伴うマスコミと田中芳樹の安倍バッシング衝動

自民党の安倍新総裁誕生に伴い、とにかく叩けと言わんばかりに3500円のカツカレーネタを、鬼の首でも取ったかのごとく捲し立てる日本の大手マスコミ。
ところが何と、朝日新聞・毎日新聞・大阪朝日新聞の社内ビルにあるレストランで出されているカレーが、3500円を上回っていることが判明しました。

http://matome.naver.jp/odai/2134888334246252401
レストラン「アラスカ」朝日新聞社店のビーフカレー:3675円
毎日新聞社が入っているパレスサイドビル内の「アラスカ」パレスサイド店のカレー:5040円
大阪朝日新聞社ビル13階の「アラスカ」大阪本店のカツカレーセット:6300円

ただでさえ日本有数の高級取りと言われているマスコミ関係者が、どのツラ下げて庶民感覚と言えるのかとはつくづく考えてはいたのですが、まさかこんなところで足をすくわれるとは、大手マスコミも思ってもみなかったことでしょう(爆)。
自分のところのお膝元に高級レストランを構えていて、場所の近さから常食している可能性すらある新聞社が、3500円のカツカレーを叩く滑稽なありさまは、まさに素晴らしいブーメランの一言に尽きますね(笑)。

それにしても、民主党の場合は不祥事どころか高級バーや料亭にいくら通っても批判ひとつしなかった大手マスコミが、安倍新総裁誕生以降に繰り広げまくっている叩きネタは、あまりにもショボ過ぎて却って笑いのネタと化していますね。
テレビではこんなネタに走っていますし↓

http://www.j-cast.com/2012/09/28148223.html
>  自民党新総裁に選ばれた安倍晋三元首相について、フジテレビ「とくダネ!」の出演者が「お腹痛くなっちゃって辞めちゃった」という発言をしたことに、ネット上で疑問が相次いでいる。安倍元首相は、多くの患者がいる難病を患っていたからだ。
>
>  「投げ出し辞任5年…復帰へ不安の声」
>  「早くも内紛…党員票逆転勝利に地方の怒り」
>
>  新聞の2012年9月27日付テレビ欄では、安倍晋三元首相の復帰劇をこううたう「とくダネ!」の番組内容が書かれていた。
>
>  実際の番組でも、
司会の小倉智昭さんが「様々な方面から不安の声も上がっております」とスタートさせると、安倍氏が「政権を投げ出した」経緯や閣僚の不祥事などをたどる映像が次々に流された。
>
>  そして、経営コンサルティング会社の代表をしているコメンテーターの田中雅子さんに、話が振られた。すると、
田中さんは、安倍氏について「お腹痛くなっちゃって辞めちゃったということで…」と話し始めた。これに司会の小倉さんが「ちょっと子どもみたいだったと思うよ」と口を挟み、田中さんも「そうなんですよ、そうなんですよ」と続けた。
>
>  田中さんはさらに、日本は経済も政治も厳しい局面にあるとして、「だから、本当にね、本当にね、病気で辞めるなんて本当にもう2度と言ってほしくない」と訴えた。ただ、総裁選のことについては、素人なのでよく分からないとも話した。
>
>  安倍氏は、辞任理由の1つに病気を挙げたが、全国に10万人規模でいる厚労省指定の難病「潰瘍性大腸炎」を患っていることを後に明かした。腹痛に苦しんだのは、このためだ。それだけに、ネット上では、腹痛を巡る番組出演者らの発言に批判が相次いだ。

相手は政治家でもあり、健康問題はかなり重要な事項となりえますから、病気が政治家としての仕事に悪影響があるのではないかという懸念なり問題なりを提起すること自体は、充分に妥当なものではありうるでしょう。
しかし、上記のようなマスコミの報道内容は、病気を患っている人そのものをバカにしている以外の何物でもなく、場合によっては「潰瘍性大腸炎」を患っている人達全体に対する愚弄にも該当しかねません。
当のマスコミだって、この手の報道が自殺行為以外の何物でもないことはその身を以て思い知っているでしょうに、相手が安倍新総裁になるとなりふり構っていられないのでしょうかねぇ(-_-;;)。
ここまでマスコミが必死になっている様を見ていると、私などは逆に「マスコミにとって都合が悪いことだからこそ、安倍新総裁はますます信用できる」という考えに傾斜してしまうのですが(苦笑)。

ところで、今回の安倍新総裁誕生は、我らが田中芳樹御大にとっても「希望の一手」となりえたのではありませんかね?
何しろ、田中芳樹は民主党による政権交代が実現して以降、それまで得意になって展開していた政治批判を一切引っ込めてしまい、民主党政権がやらかした福島第一原発問題を、肝心の民主党の存在を伏せて批判したりしているありさまだったのですから。
田中芳樹は、創竜伝13巻で布施という安倍氏モデルの悪役政治家を登場させていたり、薬師寺シリーズ8巻で「失政ばかりやっている時の総理」として描いていたりします。
田中芳樹お得意の遅筆と政治情勢の変化で、すっかり時代錯誤となってしまったはずのその手の描写が、安倍氏再登板によって再び日の目を見る可能性が出てきたわけですから、昨今のマスコミと同じく何が何でも自民党政権を罵り倒したい田中芳樹にとっても、実にありがたい話ではあるでしょうね。
ただ2012年9月現在、田中芳樹はタイタニア4巻の執筆に着手しているはずなので、この事態が却って田中芳樹の執筆スケジュールに悪影響を及ぼす危険性も考えられなくはないのですが。
今、安倍新総裁を罵倒するために田中芳樹が創竜伝なり薬師寺シリーズなりの執筆に取り掛かりたくても、現行のタイタニア4巻と次のアルスラーン戦記14巻の執筆予定は既に埋まってしまっているのですから、それに取りかかれるのはゆうに5年は先の話になってしまうでしょうしねぇ(爆)。
田中芳樹におかれましては、安倍新総裁を罵倒したいという衝動と誘惑に駆られることなく、タイタニアとアルスラーン戦記の続巻執筆に専念するよう、一読者として願わずにはいられませんね。

ページ移動

ユーティリティ

2024年12月

1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

検索

エントリー検索フォーム
キーワード

ページ

  • ページが登録されていません。

新着画像

新着トラックバック

Feed