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2010年04月の記事は以下のとおりです。

4月28日は日本の主権回復(独立)記念日

4月28日はサンフランシスコ平和条約が発効され、戦後の日本がアメリカの占領行政から国家主権を回復した日。

あまり知られてない記念日ですが、日本以外の国であれば祝日とされ、国家的な祭典が行われるであろう日です。
日本人として、この日が「独立記念日」であることを記憶に残しましょう。

4月27日は哲学と悪妻の日

4月27日は哲学と悪妻の日。由来はこの日にギリシャの哲学者ソクラテスが処刑宣告を受け、獄中で毒杯を飲んで自殺したことと、そのソクラテスの妻が悪妻として有名なことから。

銀英伝ブラウザゲーム化

銀英伝がブラウザゲームになるそうです。

http://www.4gamer.net/games/109/G010907/20100426002/?utm_source=twitterfeed&utm_medium=twitter

確か何年か前にもパソゲーで銀英伝オンラインゲームが出て散々な評価だったそうですが、今度は一体どんな出来のゲームになるのやら。銀英伝ゲームはSFC版とSS版をプレイしたことがあるのですが、どちらもねぇ……。

また、「らいとすたっふ」社長氏のブログ記事を読んで久々に銀英伝舞台版公式サイトを見に行ったところ、以前はなかった例のカウントダウンオープン失敗に関するお詫び文章がトップページに掲載されていました。

http://megalodon.jp/2010-0502-2007-21/www.gineiden.jp/
<=銀河英雄伝説ファンの皆様へ=
4.10 本サイトオープンの際、サーバートラブルのため予定
時刻より、サイトアップが遅れました事をお詫び致します。
舞台「銀河英雄伝説」実行委員会>

いつ掲載されたのでしょうか、これ?

映画「タイタンの戦い(3D版)」感想

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映画「タイタンの戦い(3D版)」観に行ってきました。
今年の2月に公開され、同じギリシャ神話をモチーフにしつつ舞台を現代に設定している「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々」と比較すると、ストーリーも設定も非常にオーソドックスな中世ファンタジー冒険物といった感じでしたね。

公開前から一部で話題になっていた某聖闘士星矢の聖衣を彷彿とさせる鎧系の衣装は確かに目を惹くものがありましたが、全体的には「可もなく不可もなく」といった感じ。
ストーリーも設定も良くも悪くもオーソドックスな王道路線で「観客の意表を突く」的なものがなく、これといった失点がない代わりに強烈に印象に残る箇所もあまりない、といったところですね。

昨今のクイズ番組について

昨日に続きクイズネタ。

最近のクイズ系番組は、難易度が簡単な上に「芸能人のバカ騒ぎ」がメインになっているシロモノが多いですね。
ああいうバラエティ形式だと素人が入り込みやすいので視聴率が稼ぎやすく、かつ番組の制作費を安く抑えられる、というTV局側の事情があるにせよ、全てのTV局で金太郎飴のように同一な番組構成を、しかも10年以上もの長期にわたって続けるというのは、視聴者側の観点から見てどうかと思わざるをえません。
また、元々芸能人の関心が薄い私的には、ほとんど芸能人同士の内輪受け同然な会話についていけないというのもありますし。

逆に純粋な頭脳勝負のクイズ番組としては「アタック25」がありますが、あれは逆に淡々としすぎている上に手に汗握る盛り上がりも少ないのが、エンターテイメントとしては難点なところです。
あと去年、「全国高校クイズ選手権」は去年久々に観る機会があったのですが、「知力、体力、時の運」が売りだった昔とはすっかり様変わりした「超進学校のための知力限定クイズ番組」と化していたのは正直ショックでしたね。
確かに番組に出ていた高校生達のレベルは凄いのですが、内輪な芸能人バラエティ番組とは別の意味で一般人を排除している感がこちらはこちらで否めません。往年の「全国高校クイズ選手権」は、誰でも参加でき、かつ優勝できる可能性を持つという敷居の低さが売りのひとつだったというのに。
素人もマニアも楽しめる、内輪受けに陥らないための「頭脳勝負とエンターテイメントのバランス取り」が難しいところです。

1990年代前半頃までのクイズ番組は、視聴者参加型はもちろんのこと、芸能人主体の番組であっても出題問題・司会者・解答者の全てが総じてレベルが高く、また司会者と解答者の掛け合いもエンターテイメントとして充分に面白いものでした。
特に「マジカル頭脳パワー!!」における所ジョージ氏の圧倒的なまでの強さと、司会者だった板東英二氏や他の出演者との掛け合いの面白さは今でも凄く印象に残っていますね。
ああいうのがあれば、それだけで番組の質も大きく変わりますし、TV局も喉から手が出るほどに欲しがっているであろう視聴率も大量に獲得できるのではないかと思うのですが。

元々私は「Answer×Answer2」の苦手ジャンルになってしまうほどに芸能人についての知識や関心は薄い方ですし、バカ騒ぎはいいから古き良き昔のようなクイズ番組が観たいと何度考えたか分からないくらいなのですけど、今のTV局にそれを求めるのは無理な注文なのでしょうか(T_T)。
往年のクイズ番組の頭脳勝負や駆け引きのやり取り、また観てみたいのですけどね~。

クイズゲーム「Answer×Answer2」について

最近、クイズゲーム「Answer×Answer2」が全然プレイできてないですね(T_T)。
最近はサイトの改造やSEO対策、それにTwitter対策などに忙殺されている上、未だプレイできていない積みゲーも溜まっていて、正直手が回らない状態。
そろそろプレイしたくはあるのですけどね。

元々私はクイズゲームには目がなくて、子供の頃はSNKから出ていた「クイズ大捜査線」にハマっていたこともありましたし、また「アメリカ横断ウルトラクイズ」に憧れ、一度は出たいと考えていたクチだったりします(^^;;)。
もうあの番組、復活することはないのでしょうねぇ~(T_T)。

ネットワーク対戦形のクイズゲームだと、出題クイズ自体も臨機応変に追加・削除されて新陳代謝が定期的に行われますから、一昔前のクイズゲームと違って「出題クイズを覚えつくして飽きる」ということがないのが良いところですね。
内容が常に変化し、いつまでも遊ぶことができるというのは、ネットワークゲームの大きな利点です。

「Answer×Answer2」がアーケードゲームとして大きな勢力を維持しているのは、「誰でも参加できる」という手軽さと、素人とマニアのランク付けが徹底していることによるものでしょう。
マニアが素人を一方的になぶるようなワンサイドゲームの発生が抑えられ、素人は素人同士、マニアはマニア同士で互いにしのぎを削りあえるわけです。
素人にもマニアにも親切設計なゲームシステムが、ユーザーから人気を博す最大の要素なわけです。

クイズゲームに限ったことではありませんが、マニアが幅を利かし「初心者お断り」的な雰囲気が漂い、製作者側もマニア向けの開発を行うのは、素人の新規参入がないという点で末期的かつ絶望的な状態です。
「Answer×Answer2」は今後ともその愚に陥ることは避けて欲しいところですね。

4月20日は珊瑚捏造報道記念日

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4月20日は朝日新聞の珊瑚捏造報道記念日。
珊瑚事件とK・Yのイニシャルは朝日新聞の記念碑となった。百年単位で育ってきたものを、瞬時に傷付けて恥じない、精神の貧しさの、荒んだ心の。にしても、一体K・Yって何だ?

朝日新聞はこの日の恥ずべき歴史を隠蔽するために、「KY=空気が読めない」などという捏造語を作った挙句に大々的なキャンペーンまで張る始末ですからね~(苦笑)。
本来は「K・Y=珊瑚の傷」以外の何物でもないというのに。

田中作品タイムカウント 製作秘話

タイタニア続編関連ニュースで注目を集めタナウツの宣伝集客に一役買った田中作品タイムカウント。
今回はこのコンテンツを製作する際のエピソードについて少し。

このコンテンツは2001年7月からタナウツに設置されているのですが、実はこのコンテンツは元々「早大田中芳樹帝国」というサイトにその前身があったんですよね。

ただ、ここにあった田中作品タイムカウントのコンテンツは「タイタニアの前巻刊行から5000日」といったような単純な日数計算形式でしか結果が表示されない上、ページレイアウトもほとんど「メモ書き」同然で、分かり易さや見易さといったものが全くと言って良いほどに考慮されておらず、「片手間で簡単に作っただけ」というのが一目見ただけで良く分かるシロモノでした。

そこで「これよりはもっと『見れる』ページを作ろう」と考えたのが、田中作品タイムカウントを作り始めたそもそもの動機となります。

しかし、その製作はなかなかどうして一筋縄ではいきませんでした。
というのも、田中作品タイムカウントは汎用性を考慮してJavaScriptで動作することを前提に作ったのですが、これが相当なまでの曲者でして。

JavaScriptにはVBにおけるDateDiffのような「日付と日付の間の年月日を自動計算する」類の便利な関数がありません。
秒を測定する方法はあり、そこからの応用で日時分の計算結果を出すことまでは可能なのですが、可変性が高い年数と月数の計算のやり方が難儀を極めたわけです。

また、○年○ヶ月○日形式で表示するとなると、日数の計算処理のやり方も、「早大田中芳樹帝国」でやっていたような従来の単純な日数計算オンリーだけではダメで、「ちょうど1ヶ月になったら月数を繰り上げ日数をゼロに戻す」「1年になったら年数を繰り上げ月数&日数をゼロに戻す」的な処理も加えなければなりません。
当時はJavaScriptを扱っている他のサイトを見てもこれといったマニュアルがなく、製作は難航しました。

「これじゃ確かに『早大田中芳樹帝国』もあんな単純なページで終わらせるよなぁ」
と製作過程で何度も痛感しつつ、最終的にはどうにか満足するものが出来上がったのですが、システムの基幹部分にもなるであろう年月日計算処理のための関数がないJavaScriptは何と使い勝手の悪いプログラム言語なのだろう、と思わずにはいられませんでしたね。

そんなこんなで完成した当初の田中作品タイムカウントは、「早大田中芳樹帝国」にあったコンテンツと同じように、田中芳樹のシリーズ作品の最新刊のみを対象にタイムカウントを行っていました。
しかし2003年、田中芳樹が己のシリーズ作品を他作家に代理執筆させる作品丸投げ現象が多発し、これらの作品を田中作品タイムカウントでどのように扱うかという問題が発生。
丸投げ作品は純然たる「田中芳樹自身による新刊」ではないため、それまでの作品カウント方式では、田中芳樹の遅筆状況が正確に反映されなくなってしまうんですよね。

そのため、私はここでタイムカウントの全面的な仕様変更を決断。それまではシリーズ作品の最新刊のみをタイムカウントの対象にしていたものを、シリーズ・読み切り問わず全ての作品にタイムカウント対象を広げ、かつシリーズ毎・年代順に並べて分かりやすく閲覧しやすくする方式を導入したわけです。
こちらはプログラムよりも著書の刊行日等の確認で少々手間取りましたが、元々田中芳樹の著書は大抵のものを保持していますし、ネット上の情報も参照できたので、最初の頃に比べれば比較的楽に完成。
これが、現行の田中作品タイムカウントとなり、またこの応用で田中芳樹プロフィールの作品刊行履歴も作られています。

その製作を巡って色々な苦労や思い出もあった田中作品タイムカウントが、多くの人達の目に止まり、Yahoo!ニュースで紹介されるにまで至ったのは、生みの親としては本当に嬉しい限りですね。
ああいうのを作られてしまうほどに遅筆な惨状を呈している田中芳樹御大のことは別にして。

台湾からのタナウツアクセス急増

今日になって突然、台湾からのタナウツアクセス者が急増しているのですけど、例のタイタニア続編のニュース記事が台湾でも紹介されたのでしょうか?
こちらもやはり田中作品タイムカウントにアクセスが集中しているようなのですが。

ところで、例のYahoo!ニュースでタイタニア関連の情報が報じられたことについて、一番の当事者であるはずの「らいとすたっふ」は全く何も言及していませんね。
社長氏の方も、自身のTwitterスペースで「軽井沢なう」とか言ったきりですし。
大手メディアに報じられた事実を宣伝等に活用しても良さそうなものなのですが。

映画「第9地区」感想

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映画「第9地区」観に行ってきました。
南アフリカのヨハネスブルクが舞台の映画というのも珍しいと思いますが、あの街、エイリアンがいようがいまいが治安は悪いままだし、見た目的には現地住民と共生できていたのでは(苦笑)。
また、宇宙人と人間の遺伝子を持つようになってしまった主人公を手術をするのに際し、麻酔も使わないでただ暴れるのを抑えるだけというのは正直どうなのかと。
アレのおかげで、主人公は結局逃げてしまえたわけですし。

ただこの映画、相手が宇宙人でなく外国人であったとしても、同様の問題が起こりえるであろうと考えさせられる映画ではありましたね。
あの映画で描写されていたような「現地住民による外部の人間に対する排斥運動」は、外国からの移民を積極的に受け入れていたヨーロッパ諸国でも頻発していますし、日本でもそれに比べれば小規模ながら同様のことが発生しています。
現地住民にしてみれば、外部からの人間はあくまでも余所者でしかないのですし、それが自分達の生活を阻害するというのであれば黙ってはいられないでしょう。
また作中のエイリアン達もただ一方的な被害者としてだけでなく、犯罪を犯したり人間に危害を加えたりする「加害者」としても描写されています。
現実世界の移民問題でも同様のことが起こっていますし、これら現地住民と外部移民との諍いが、移民問題を難しくしている最大の要因であるわけです。

移民や難民というのは、ただ「可哀相」という理由だけで受け入れてしまったら後々大きな問題を抱えることになる、ということを、この映画は教えてくれているように思えてなりませんね。

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