QLOOKアクセス解析


田中芳樹の中国認識
7−A

岳飛伝の感想集(1)


このコンテンツの
全一覧ページへ
次のページへ

No. 998
岳飛伝について
詩聖杜甫 2001/04/09(Mon) 13:01
田中氏が中国物をかいたが岳飛伝を出版したがこれはおもしろいのですか。


No. 1002
ついに出た!『岳飛伝』
小村損三郎 2001/04/09(Mon) 20:24
> 田中氏が中国物をかいたが岳飛伝を出版したがこれはおもしろいのですか。


通に言わせると
「『説岳全伝』のまがい物」
の『岳飛伝』がついに出た!
『隋唐演義』の奥付では96年刊行予定になってたケド・・・。
「自分の目の黒い内に『岳飛伝』を出してくれ」
と手紙を寄越したというご老人はご健在でせうか(^^;;)

まずは読んでみないとなんともいえませんな。
でも1700円は高かったよー(泣)。

ところで田中センセはまた岳飛の新たな宣伝コピーを考えたようです。
曰く

“中国の真田幸村”!!(爆)


No. 1004
Re: ついに出た!『岳飛伝』
宣和堂 2001/04/09(Mon) 23:55
 ども、呼ばれた気がしたのでつい…。

詩聖杜甫様曰く…
> 田中氏が中国物をかいたが岳飛伝を出版したがこれはおもしろいのですか。
 訳自体はWeb上で完結したのがあるので、全く気にしてませんが、アンナモンかなぁ…程度の面白さ…。まあ、『隋唐演義』よかまし…程度です。粗筋に興味ない人はほっといても良いと思います。まあ、隋唐は絶対に文庫で出さないそうですし、コレもそうなる可能性を秘めていますので、いずれ手に入らなくなるかも知れないと心配されるようなら、コレクターズアイテムとしては購入されてもいいんじゃないでしょうか。



小村様曰く…
> 通に言わせると
> 「『説岳全伝』のまがい物」
> の『岳飛伝』がついに出た!
 自分は《説岳》と区別するために“パチモン《説岳全伝》”略して“パチ岳”と呼ぶことにしてます。《説岳》の方が格好いいので…。まあ、台湾でも大陸でも《岳飛伝》と言う名前で出版されてないこともないんですけど、やっぱり、《説岳》の方が一般的だと思いますからねぇ…。この辺は好みですけど…。
 でも、一時は「中公も粋なエイプリルフールネタ考えたモノだなぁ…」等と言われてたのに…本当に出るとはねぇ…。取りあえず、5/7の第二巻がちゃんと出れば文句はないですけど…。

> 『隋唐演義』の奥付では96年刊行予定になってたケド・・・。
> 「自分の目の黒い内に『岳飛伝』を出してくれ」
> と手紙を寄越したというご老人はご健在でせうか(^^;;)
 まさかこんなモノだとは…と絶句されてないことを願います。でも、付録の対談では原稿を半年で仕上げたと書いてますが、それならトッとと出せば良かったのに…と思ったのは自分ばかりではないですよね…。


> まずは読んでみないとなんともいえませんな。
 まあ、アンナモンかなぁ…というのが感想ですね。果たして演義もの…というか、中国の英雄小説を田中芳樹が訳すこと自体に疑問を感じてしまいました。自分もその昔、漢語で書かれた連環画を読んで挫折してますが、あんまり面白くなかったしなぁ…(《楊家将》は面白かったですけど…)。でも、読んで捨てたのは丁度パチ岳の一巻分だけなので、全体的にどうだ?と聞かれると、ネットで出てるヤツを斜め読みしただけなので、なんとも言えないですね。
 でも、何を目指してるのかよくワカラン訳です。吉川三国志を目指しているわけでなく、立間三国志を目指しているわけでもないようで、どうやら、安能封神演義を目指しているような…(非難轟々なのに…)。エンターテイメントとしては酷く退屈な上に学術的には落第という、どっちつかずで中途半端。訳を補っているところもまあ、頑張ってるますけど、訳文自体が何個かの下訳をすり合わせたような印象があるので、読んでてなんとも据わりが悪いです。
 正直、あんまり面白くないかなぁ…。『隋唐演義』よりは日本語として読めますが…。まあ、2巻目以降に期待しましょう。

> でも1700円は高かったよー(泣)。
 1700円でこの内容はお得とは言えないですね。でも、御大、ハードカバー出だすことに意義を感じておいでなので…。最初に文庫で出したら「日本の文壇は田中に厳しい」とか訳の分からない拗ね方してしまいます。自分は四冊揃えてプレゼントの、謎のブックケースを仕入れてから文句言うことにしようかと…。

> ところで田中センセはまた岳飛の新たな宣伝コピーを考えたようです。
> 曰く
>
> “中国の真田幸村”!!(爆)
 まあ、気分的に分からないでもないです。虚構の方が有名という点では…。『楊家将』を“おんな忠臣蔵”にしてしまうよかずっとマシです。

 それにしても、“スーパーヒーロー尉遅敬徳”とか、“女将軍(レディゼネラル)”など、田中芳樹の中国史関係で使う横文字はいつも心臓に悪いです。と言うか、。センスゼロです…。
 でも、コレの出版に合わせて色々しようと思ってたのですが、何だかやる気も失せる内容ですね…。可もなく不可もなく…特にあげるべき所がないですから…。同じ時期に出た『長江有情』の文庫版の方がモチベーションが上がりますよ(色々ウソ書いてるので)。

PS.以前、ネット上で「田中芳樹は異民族が書けない」等と書きましたが、パチ岳の付録対談の写真を見るに、御大自ら辮髪を施されているご様子を拝見してそのプロ根性に脱帽しました。時代小説書いてる人で丁髷にする人なんていないのに、御大凄い!!イヤーあの根性は見習わないと…。

 ……ってアレ、辮髪は辮髪でも天然辮髪だったんですか…。………。


No. 1014
Re^2: ついに出た!『岳飛伝』
小村損三郎 2001/04/11(Wed) 00:28
>  でも、一時は「中公も粋なエイプリルフールネタ考えたモノだなぁ…」等と言われてたのに…本当に出るとはねぇ…。取りあえず、5/7の第二巻がちゃんと出れば文句はないですけど…。

しかし全4巻の予定、とのことですが、付録の対談では3巻の最後で無実の罪で投獄されて、とか書いてあります。
てコトは最終巻は延々と拷問の描写が続き、小林多喜二みたく虐待死させられるオハナシを読まされるんでせうか・・・(汗)


> > ところで田中センセはまた岳飛の新たな宣伝コピーを考えたようです。
> > 曰く
> >
> > “中国の真田幸村”!!(爆)
>  まあ、気分的に分からないでもないです。虚構の方が有名という点では…。『楊家将』を“おんな忠臣蔵”にしてしまうよかずっとマシです。
>
>  それにしても、“スーパーヒーロー尉遅敬徳”とか、“女将軍(レディゼネラル)”など、田中芳樹の中国史関係で使う横文字はいつも心臓に悪いです。と言うか、。センスゼロです…。


なんとも寒すぎるセンスですよね。
若いファンは一体どう思ってるんだろう・・・。


> PS.以前、ネット上で「田中芳樹は異民族が書けない」等と書きましたが、パチ岳の付録対談の写真を見るに、御大自ら辮髪を施されているご様子を拝見してそのプロ根性に脱帽しました。時代小説書いてる人で丁髷にする人なんていないのに、御大凄い!!イヤーあの根性は見習わないと…。
>
>  ……ってアレ、辮髪は辮髪でも天然辮髪だったんですか…。………。


まずカタチから入る。
さすがは中国史を愛する先生。
見上げた姿勢です(^^)


No. 1015
Re^3: ついに出た!『岳飛伝』
宣和堂 2001/04/11(Wed) 00:56
> しかし全4巻の予定、とのことですが、付録の対談では3巻の最後で無実の罪で投獄されて、とか書いてあります。
> てコトは最終巻は延々と拷問の描写が続き、小林多喜二みたく虐待死させられるオハナシを読まされるんでせうか・・・(汗)
>
 一応、彼らの子供の世代の話に入ります。まあ、蛇足と言えば蛇足かも知れないですね。ちなみに韓子温も黒蛮龍も出てきますが、基本的に役柄が『紅塵』と別です。斜め読みなので自分も良く覚えてない…。ちゃんと訳よんどきます。


No. 1016
素朴な疑問
新Q太郎 2001/04/11(Wed) 03:19
> 御大自ら辮髪を施されているご様子を拝見してそのプロ根性に脱帽しました。
>  ……ってアレ、辮髪は辮髪でも天然辮髪だったんですか…。………。

これは、ほんとに真面目な質問なんですが…最近の先生の写真
拝見してないもので・・・。



…………できるの??


No. 1017
Re: 素朴な疑問
宣和堂 2001/04/11(Wed) 07:35
> …………できるの??

 どもです。真正面から見ると既にバーコードすら見あたりません。が、香港映画でよく見るアレにそっくりでした。全体的に髪を伸ばして普通に一本三つ編み編めばカミソリいらずの辮髪のできあがりです(多分)。


No. 1018
Re^3: ついに出た!『岳飛伝』
てんてんDWP 2001/04/11(Wed) 08:08
> > > ところで田中センセはまた岳飛の新たな宣伝コピーを考えたようです。
> > > 曰く
> > >
> > > “中国の真田幸村”!!(爆)
> >  まあ、気分的に分からないでもないです。虚構の方が有名という点では…。『楊家将』を“おんな忠臣蔵”にしてしまうよかずっとマシです。
> >
> >  それにしても、“スーパーヒーロー尉遅敬徳”とか、“女将軍(レディゼネラル)”など、田中芳樹の中国史関係で使う横文字はいつも心臓に悪いです。と言うか、。センスゼロです…。
> なんとも寒すぎるセンスですよね。

すみません、確認なんですが、そのキャッチコピーはどこに記載されていたものなんでしょうか。まさかオビじゃないですよね?オビは普通作家が手を入れないところですから。
ちなみに「岳飛」を「真田幸村」と似ている、という論法は別に田中芳樹氏の専売特許というわけではありません。
創竜伝考察の「紅塵における秦檜評価論の欺瞞と実態」の中で、Merkatz氏が秦檜に関する比較として真田幸村を挙げています。その文脈からこれは真田幸村と岳飛の類似に関して述べていると読めます。
また、岳飛と幸村で検索かけると「悲運の名将」でひとくくりにされやすいようです。

とはいえ、私は一点から「中国の真田幸村」はおかしいと思いますね。
孔明を「中国の竹中半兵衛」って言いますか?言いませんよね。
こういう類比というのは普通、後から生まれたほうを先に生まれたほうに例えるのであって、真田幸村を日本の岳飛というならいいんですが、その逆は(いくら日本での知名度に差があっても)先人に失礼ですし、おかしいんです。たぶん、中国人がその台詞を聞いたら烈火のごとく怒るでしょう。「岳飛を日本の木っ端武将と一緒にするな」って(笑)。下手したら中国への出入り禁止?(^^;;
まあ、先に生まれたほうを敬うというのは大嫌いな儒教的な発想ということであえて逆の道を選んだのかも知れないですけど。

てんてん dance with penguin


No. 1021
Re^2: ついに出た!『岳飛伝』
2001/04/11(Wed) 15:06
こんにちわ、宣和堂さん。
宣和堂さんの中国物の論評、いつも楽しく拝見させてもらっています(^-^)。
ただ、今回の論評の中で少し気になった部分があったので言わせてください。

>辮髪

この辮髪というものが実際にどんなものかは、わたしにはわかりません。でも、漢字から察するに髪型の種類のことですよね?

> PS.以前、ネット上で「田中芳樹は異民族が書けない」等と書きましたが、パチ岳の付録対談の写真を見るに、御大自ら辮髪を施されているご様子を拝見してそのプロ根性に脱帽しました。時代小説書いてる人で丁髷にする人なんていないのに、御大凄い!!イヤーあの根性は見習わないと…。
>
>  ……ってアレ、辮髪は辮髪でも天然辮髪だったんですか…。………。

この文章は、明らかに田中氏の身体的特徴を揶揄しています。自分の無知の棚上げと、生意気を承知で言いますが、田中氏の身体的特徴は彼の作品の質とはまったく関係ないことだと思います。もちろん、宣和堂さんに悪意がないことも承知していますが、差別的な中傷を行っているように外部から見られかねませんので、こういうコメントはお控えになった方がよろしいのではないでしょうか?

p.s.
ハードカバーだから仕方ないけど、1,700円は確かに財布に響きますね。買うかどうか、まだ迷ってます…f(^-^;)。


No. 1024
辮髪問題
宣和堂 2001/04/11(Wed) 19:33
恵様。いつも楽しく御論の展開愉しませていただいてます。どもです。

> >辮髪
>
> この辮髪というものが実際にどんなものかは、わたしにはわかりません。でも、漢字から察するに髪型の種類のことですよね?
  “The Last Emperor(ラスト・エンペラー)”や最近だと《臥虎藏龍(グリーンディスティニー)》』に出てくる髪型です。月代を剃った丁髷と似たような髪型ですね。自分の頁に行けば腐るほど画像があります。


> この文章は、明らかに田中氏の身体的特徴を揶揄しています。自分の無知の棚上げと、生意気を承知で言いますが、田中氏の身体的特徴は彼の作品の質とはまったく関係ないことだと思います。もちろん、宣和堂さんに悪意がないことも承知していますが、差別的な中傷を行っているように外部から見られかねませんので、こういうコメントはお控えになった方がよろしいのではないでしょうか?

  御説ごもっともです。写真を見たときに虚心に「あ、辮髪だ」と思っただけなんですね。童心虚心は純粋であるが故に残酷でもあるわけですけど…。
  で、誤解の無いように書いておくと、世間はどうか知らないのですが、自分は辮髪と丁髷のホームページを開設しようかと思ったくらい辮髪好きなのです(いえ、世間的に圧倒的少数派であることは否めない事実ですが…)。ですから、ちょっと羨ましかったというのもあるんですよ(会社勤めしているのと、髪質とでナカナカ辮髪には出来ませんからね…)。
  加えて言えば、自分にも美学とも言うべきモノがあって、おでこが寂しくなっても、髪を堂々と後に流す御仁には無条件で敬意を感じてしまうんですね。あまり尊敬できない自分のオヤジを男前だと思うのはこの一点があるからです。逆に見苦しくも髪でバーコードを為して、さもあるかのように見せる行為や、他人の人髪を頂くような行為は唾棄すべきモノとして目の敵にしてしまいます。
  写真で見るに、田中御大の頭髪の形が、バーコードを為すのを辞めたように見受けましたので、自分はちょっと嬉しくもあったのです。まあ、根がひねてますから喜び方も屈折してますが…。

 とは言え、たかが“天然辮髪”という一言に対して、これだけ註を加え無ければ説明出来ないことも事実ですし、不快に思う方がおられても又当然ですね。まして、自分の掲示板でもないところに書くにしては、配慮が欠けていたコトもご指摘の通りだと思います。

 ………。って真面目に書くのも馬鹿馬鹿しい話ではあるんですけど、馬鹿馬鹿しいが故に根の深い問題を惹起しかねないですね。

 配慮欠けてました。すいませんです。

> p.s.
> ハードカバーだから仕方ないけど、1,700円は確かに財布に響きますね。買うかどうか、まだ迷ってます…f(^-^;)。
  正直、説岳に興味ない人にはオススメできません。今回あまり話が面白いわけではないので…。ただ、『隋唐演義』よりは些かましであると言うことは付け加えておきます。いずれWeb上の全訳と比べて何を入れて何を削ったのか?と言うこともやりたいんですが、あまり意欲がかき立てられなかったことだけは付け加えておきます(まあ、可もなく不可もなかったと言うことです)。


No. 1025
Re^4: ついに出た!『岳飛伝』
宣和堂 2001/04/11(Wed) 19:44
てんてん様。初めましてデス。横レス気味ですが…。

> すみません、確認なんですが、そのキャッチコピーはどこに記載されていたものなんでしょうか。まさかオビじゃないですよね?オビは普通作家が手を入れないところですから。
 以下『岳飛伝』付録1より引用

(前略)
(宣和堂註:岳飛のことを)これはやはり、日本人が知らないだけだなとおもいまして。
 読者の方に、どういうイメージの人かとご説明するとなると、とりあえずは中国の真田幸村。あるいは強い諸葛孔明、ということになりますが(笑)。
(後略)

 多分、小村損三郎様はココの下りのことを云われているのだと思います。

> まあ、先に生まれたほうを敬うというのは大嫌いな儒教的な発想ということであえて逆の道を選んだのかも知れないですけど。
 多分、わかりやすさを一義に置いた喩えだったのだと思います。まあ、センスはともかく、田中御大にしては控えめで分かりやすい喩えだと思います。


No. 1028
Re^4: ついに出た!『岳飛伝』
Merkatz 2001/04/11(Wed) 20:51
> ちなみに「岳飛」を「真田幸村」と似ている、という論法は別に田中芳樹氏の専売特許というわけではありません。
> 創竜伝考察の「紅塵における秦檜評価論の欺瞞と実態」の中で、Merkatz氏が秦檜に関する比較として真田幸村を挙げています。その文脈からこれは真田幸村と岳飛の類似に関して述べていると読めます。
> また、岳飛と幸村で検索かけると「悲運の名将」でひとくくりにされやすいようです。

いやあ、そういえば昔そういうこともあったなあ。(^-^;
てんてんさんのおっしゃるとおり、当時は紅塵を知らず皆さんの議論から「なんか真田幸村みたいだなあ」と感じ、
ああいう喩えの書き方をしました。
大衆人気はダントツ、でも政治的実績ゼロというのはよく似ていると思って。
大衆は「悲運の名将」というのが大好きなんですよね。

あ、それから知らない人に説明するには「中国の真田幸村」とやるのは問題ないと思いますよ。
日本人にとって真田幸村は広く知れ渡った「共通認識」ですから、喩えの方法として普通だと思います。
中国人にそんな説明をするのはアウトでしょうね。


No. 1041
Re: 辮髪問題
2001/04/12(Thu) 11:28
> 恵様。いつも楽しく御論の展開愉しませていただいてます。どもです。

宣和堂さん、レスありがとうございます(^-^)。
初めてタナウツ(笑)にお邪魔させてもらったとき、今は亡き「田中芳樹7つの大罪」を拝見させていただいたことがあります。わたしの中国史の知識はお恥ずかしいくらい貧弱なんですが(涙)、興味だけは人一倍あるものですから、宣和堂さんの論評を毎回楽しみにさせてもらっているんです。

>  とは言え、たかが“天然辮髪”という一言に対して、これだけ註を加え無ければ説明出来ないことも事実ですし、不快に思う方がおられても又当然ですね。まして、自分の掲示板でもないところに書くにしては、配慮が欠けていたコトもご指摘の通りだと思います。

“天然辮髪”という宣和堂さんの発言の中に、明確な悪意がなかったことは最初からわかっていました。ただ、ご自身でもおっしゃっているように、ネットのような公共性の高い場所では少し不用意な発言ではないかと思ったものですから。特に、初めてここに来られた方に誤解を与えかねない危険もありましたし。(言いたくなるお気持ちは、なんとなくわかる気もするんですけど(^-^;)

>   正直、説岳に興味ない人にはオススメできません。今回あまり話が面白いわけではないので…。ただ、『隋唐演義』よりは些かましであると言うことは付け加えておきます。いずれWeb上の全訳と比べて何を入れて何を削ったのか?と言うこともやりたいんですが、あまり意欲がかき立てられなかったことだけは付け加えておきます(まあ、可もなく不可もなかったと言うことです)。

う〜ん、そうなんですか。『隋唐演義』は2巻の李世民のところまでで挫折してしまったので、買わない方が無難かもしれませんね。今度、書店で少し内容を確認してから最終的な判断をしてみようと思います。貴重なアドバイスをどうもありがとうございました、宣和堂さん☆


このコンテンツの
全一覧ページへ
次のページへ

トップページへ ザ・ベスト
全一覧ページへ
考察シリーズへ