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トンデモ小説が売れる責任の所在
4−A

速水右近さんの「持ち込み体験記」(1)


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No. 737
あたしゃ、キレました(笑)。
速水右近 2000/3/23 21:12:01
書評家喜多哲士氏の伝言板に、そぅ、あのっ(いしいひさいち氏の
『地底人』の真似)架空戦記界の巨匠、霧島那智氏の片割れが、
あまりにも不用意な発言を載せたため、久々にキレちゃいました。

興味のある方は、霧島那智氏のホームページをご覧下さい。


No. 739
おいおい、「なっちゃん」・・・
小村損三郎 2000/3/24 00:52:13
速水右近さんは書きました
> 書評家喜多哲士氏の伝言板に、そぅ、あのっ(いしいひさいち氏の
> 『地底人』の真似)架空戦記界の巨匠、霧島那智氏の片割れが、
> あまりにも不用意な発言を載せたため、久々にキレちゃいました。
>
> 興味のある方は、霧島那智氏のホームページをご覧下さい。

早速見てきました(^^;)。
> 書評家喜多哲士氏の伝言板
の方は見つけられなかったんですが。

それにしてもやっぱりアノ人はこのジャンルを「潰す」つもりで書いていたのか。
納得(爆)。

ジュニア小説のジャンル崩壊について「日記」とやらに書いていたけど、アンタ自分の足元見てから物を言えよ(^^;;)。
まるで雑誌の対談で
「主役だけじゃあダメなんだ。バランスの取れたオーダーがあって、一、二番、あるいは下位がクリーンアップをきちんとサポートしながら、生かしてくれる。お互いを生かし、また、生かされるという……」
と堂々とのたまったという某YG軍のN嶋S雄監督のようだ・・・(^^;;;)。

たしか『トンデモ本の世界』か何かにも書いてあったけど、こと架空戦記の世界って、むしろ若手の作品の方がある程度まともで(若い人は軍事マニアが多いから。)、ブームに便乗して参入した中堅?作家の作品は粗悪な物が大半を占めているというのが大まかな現状ですな。
で、そういう状況下においては、彼の言う「ジャンル潰れをもたらす技量未熟な新人」のポジションに位置してるのが他でもない自分自身だということ。少なくとも多くの読み手の間でそれが共通認識になっているという現実がまるで見えていない(それとも見て見ぬフリをしてるのか?)まま、あのような文章をHPに書きちらして平然としている様はあまりに滑稽です。

まあ、架空戦記しか書けないマニア上がりの若手には他ジャンルへのつぶしがきかないという弱点があります。
その点S茂田K樹やTK生、そして件のNKといった連中は1つのジャンルを枯死させるとまるで悪性腫瘍(または某星間国家の元首)のように別のジャンルに転移して寄生しながら何だかんだで生き延びていくのかもしれませんが・・・。


しっかし、あのHPを読む限りではこのお方って、ホント「悪い意味でのプロ」の典型ですね。
もっともその割には、書き手の層の厚みが架空戦記とは比較にならない時代小説の世界で自分の本が
「売れないかもしれない」
という心配はこれっぽっちもしてなさそうな所が凄すぎるけど(爆)。

尚、NK印の書評はこちらのHP↓がオススメです。

http://www02.so-net.ne.jp/~muraji/


No. 743
Re: 739 ♪「なっちゃん」はね……って
速水右近 2000/3/24 21:38:13
小村損三郎さんは書きました
> 早速見てきました(^^;)。

有り難うごぜえますだ(多謝多謝)。
>
> それにしてもやっぱりアノ人はこのジャンルを「潰す」つもりで書いていたのか。
> 納得(爆)。

自分から「潰す」って、アンタは番場蛮かって言いたいですよ。少なくとも、自分がいままで稼いだジャンルに対してここまで書くって、どのような感性をされているのでしょうね。

> たしか『トンデモ本の世界』か何かにも書いてあったけど、こと架空戦記の世界って、むしろ若手の作品の方がある程度まともで(若い人は軍事マニアが多いから。)、ブームに便乗して参入した中堅?作家の作品は粗悪な物が大半を占めているというのが大まかな現状ですな。
> で、そういう状況下においては、彼の言う「ジャンル潰れをもたらす技量未熟な新人」のポジションに位置してるのが他でもない自分自身だということ。少なくとも多くの読み手の間でそれが共通認識になっているという現実がまるで見えていない(それとも見て見ぬフリをしてるのか?)まま、あのような文章をHPに書きちらして平然としている様はあまりに滑稽です。

誰も内容を信じない「東スポ」的な意味もあって、霧島那智氏の作品には、それなりの「存在価値」はあると小生は思っております。どれだけかは知りませんが読者もいて、継続的に原稿依頼も来るのですから。
ただ、氏の弁護はあまりにも自己ちゅーで、自分の読者に対する配慮が完全に欠落しています。一人でも読者がいれば、「ジャンルが潰れ」て
欲しい的発言は、出来ないはずなのですけど。
>
> まあ、架空戦記しか書けないマニア上がりの若手には他ジャンルへのつぶしがきかないという弱点があります。
> その点S茂田K樹やTK生、そして件のNKといった連中は1つのジャンルを枯死させるとまるで悪性腫瘍(または某星間国家の元首)のように別のジャンルに転移して寄生しながら何だかんだで生き延びていくのかもしれませんが・・・。
>
打ち合わせで編集者とも話していますが、架空戦記というジャンルがもし潰れた後、つぶしの効かない作家たちはどこへいくんだろう、と。
マニア受けしかしない小説を書き続けるのは、四〇過ぎたら辛いですよ。作品で「戦略が云々」と書く暇があったら、「自分の小説家としての戦略」をまず考えるべきだと思いますけど。この件に関しては、田中芳樹氏も同罪ですか。
無論、反対に小器用な作家は残るでしょうね。単に作家として「残る」
というだけで、「いい作品を書けるか」どうかは別として。
なお志M田景K氏は、御自分で出版社を立ち上げられ、現在は社長兼「昔から書きたかった」絵本作家として活躍されているとのことです。
“伝家の宝刀”テープレコーダーを手放し、うっとりと鏡を見ながら、升目を埋めていると……(NHK『誰もいない部屋』最終回より)。
うっ、うっ、うっ(この映像は、えずきしまたよ)。
>
> しっかし、あのHPを読む限りではこのお方って、ホント「悪い意味でのプロ」の典型ですね。
> もっともその割には、書き手の層の厚みが架空戦記とは比較にならない時代小説の世界で自分の本が
> 「売れないかもしれない」
> という心配はこれっぽっちもしてなさそうな所が凄すぎるけど(爆)。
>
書き手の層も厚い反面、読者の層も厚いはずです。
それこそ、自分の時代小説に自信があれば、そこで勝負されてはいかがかと思いますね。作家として、いい意味での「思い上がり」があれば、読者が味方になってくれるのですから。
つまり「いちばん書きたい」ところで勝負できない作家なんて、所詮は二流ということですよ。やれやれ。

ちなみに「なっちゃん」、いや、若桜木虔氏は小説学校の講師や「小説入門」なども書かれているそうです。いったい、なにを教えているんでしょうかね?
テクニック的な面は教えられても、作家として一番重要な部分は、あれでは教えられないでしょう。それとも「そういうものは、各自で磨くものだ」と転嫁するのかなぁ。
まぁ小生の通っていたところも、そうでしたから……。

ともかく先方の反論がプロらしくないというより稚拙、オグリバンビ(=ウマ&シカ)的なので、そろそろ手を引こうとも考えております。

なお喜多氏の書評ですが、「てなもんや伝言板」もしくは、「ぼやいたるねん」で検索されては?
すいませんね。小生はネット初心者のため、細かいことは書けずに。


No. 746
Re: 739 霧島那智のHPを見て
不沈戦艦 2000/3/26 00:40:36
 田中芳樹とは直に関係ない話題ですけど、面白そうなので。


 件のHP、私も見てきました。何かすごいですな。それに自分が「架空戦記小説」背負っている気になっているってのも。ちょっと信じられません。

 正直言って、大量生産され続ける霧島那智作品は、何が面白いのかさっぱり理解できなかったので、一冊も買ったことがありません。だいたい本屋で手にとってパラパラめくり、「何コレ。つまらんのぉ」でおしまい。最近は手に取りもしませんね。「霧島那智」ってだけで「要らんわ」ってことで。架空戦記分野の霧島那智作品は、存在しなくてもいいんじゃないの、としか思っていませんので。そうなっても誰も困らないでしょうし。彼が架空戦記止めたって、影響なんかほとんど無いのではないかと思いますわ。

 ああいうのを相手にするのも大変ですな。適当なところで切り上げられた方が良いのではないでしょうか。


No. 748
Re: 746 架空戦記ファンの神経
速水右近 2000/3/26 04:15:00
不沈戦艦さんは書きました
>  田中芳樹とは直に関係ない話題ですけど、面白そうなので。
>
わぁーっ。「面白い」って、みんな薄情な(笑)。
>
>  件のHP、私も見てきました。何かすごいですな。それに自分が「架空戦記小説」背負っている気になっているってのも。ちょっと信じられません。
>
>  ああいうのを相手にするのも大変ですな。適当なところで切り上げられた方が良いのではないでしょうか。
>
あ、もう手を引きます。

しっかしこの件に関して、架空戦記ファンの掲示板を見てきたのですが……連中の感性も、どっか変ですわ。
実は小生、彼らがよく参考資料に使っている雑誌で、原稿書いているんですよ。彼らの言う「架空戦記=戦記のパロディ」という意味はよくわかります。 しかし大半の専門家がみんな「笑えない」(笑っても、軽蔑な意味で)と言っているのに、何故彼らはその現実を見ようともしないのかが不思議ですね。「笑える」から、自分たちは「エライ、賢い」とでも、言いたいのでしょうか?

小生も馬鹿話、与太話をやらせれば環八沿線では五本の指に入ると自負しています。ただ「シミュレーション」というパッケージングで売られている本に、「悪ふざけ」はやって貰いたくないんですよ。それこそ「悪ふさげ戦記」、あるいは堂々と「パロディ戦記」で売ればいいし、読者も楽しめばいいだけではありませんか? そこまで確信犯ならば、あたしゃ、止めません。
架空戦記ファンが好きという『モンティ・パイソン』(そんなもん、全巻持ってます)にしたところで確信犯の馬鹿だから楽しいんであって、制作者は姑息な逃げは売ってないんですからね。
まぁ結局、「シミュレーション」の名称だけ、彼らは欲しいということなんでしょうが。でもそれなら、根性が曲がっているというか、下劣な品性だなぁ。

追伸 ちょっと宣伝。
近日発売の某誌グラビアに、小生が「日本人で初めて撮影に成功した」ものを載せます。詳細は書きませんが、まめに探して下さい。
それがどれぐらい凄いかというと……。位置を知っているのは、日本で小生しかいないってぐらい、とんでもない場所にあるものです。
しかし……どうせこの写真が出ると、一番喜ぶのが件の架空戦記ファンたちなんだろうな……(しみじみ)。


No. 749
Re: 746 むむむ
不沈戦艦 2000/3/26 12:57:41
速水右近さんは書きました

> しっかしこの件に関して、架空戦記ファンの掲示板を見てきたのですが……連中の感性も、どっか変ですわ。
> 実は小生、彼らがよく参考資料に使っている雑誌で、原稿書いているんですよ。彼らの言う「架空戦記=戦記のパロディ」という意味はよくわかります。 しかし大半の専門家がみんな「笑えない」(笑っても、軽蔑な意味で)と言っているのに、何故彼らはその現実を見ようともしないのかが不思議ですね。「笑える」から、自分たちは「エライ、賢い」とでも、言いたいのでしょうか?
>
> 小生も馬鹿話、与太話をやらせれば環八沿線では五本の指に入ると自負しています。ただ「シミュレーション」というパッケージングで売られている本に、「悪ふざけ」はやって貰いたくないんですよ。それこそ「悪ふさげ戦記」、あるいは堂々と「パロディ戦記」で売ればいいし、読者も楽しめばいいだけではありませんか? そこまで確信犯ならば、あたしゃ、止めません。
> 架空戦記ファンが好きという『モンティ・パイソン』(そんなもん、全巻持ってます)にしたところで確信犯の馬鹿だから楽しいんであって、制作者は姑息な逃げは売ってないんですからね。
> まぁ結局、「シミュレーション」の名称だけ、彼らは欲しいということなんでしょうが。でもそれなら、根性が曲がっているというか、下劣な品性だなぁ。
>
> 追伸 ちょっと宣伝。
> 近日発売の某誌グラビアに、小生が「日本人で初めて撮影に成功した」ものを載せます。詳細は書きませんが、まめに探して下さい。
> それがどれぐらい凄いかというと……。位置を知っているのは、日本で小生しかいないってぐらい、とんでもない場所にあるものです。
> しかし……どうせこの写真が出ると、一番喜ぶのが件の架空戦記ファンたちなんだろうな……(しみじみ)。



>「悪ふざけ戦記」

 こういう用語を出しているってーことは、私が某板で「悪ふざけ架空戦記」を連載している事ご存じで言っておられます?ついでにHPも作って纏めていますけど。

 まあ一応言っておくと、「日本ちゃちゃちゃクラブ」とその関連板の常連連中をパロディキャラにして登場させ、架空世界で大笑いするようなシチュエーションを作ってしまおう、ってコンセプトの代物です。現実の世界に関しては関連しそうなエピソードを出すだけで、まるで関係ありませんけど。内輪受け用なので、余所の人が見てもよく解らんでしょうし。内輪には受けたようですけどね。さすがに「シミュレーション」とほざくようなものではないので、そういう事は最初から言ってはいませんが。最初から最後(まだ終わっていませんが)までふざけまくっていますし。


 霧島那智作品に関しては、「トンデモ」として笑う、と言っている人もいるようですけど、私はそれ以前に面白くも何ともないので、見向きもしない、といったところですね。


No. 750
Re: 749 確信犯なら……
速水右近 2000/3/27 00:33:00
不沈戦艦さんは書きました
>
> >「悪ふざけ戦記」
>
>  こういう用語を出しているってーことは、私が某板で「悪ふざけ架空戦記」を連載している事ご存じで言っておられます?ついでにHPも作って纏めていますけど。
>
あっ、そうだったんですか。まだ存じ上げません。
ですが御自分から確信犯で「悪ふざけ」と言っているのですから、よろしいのではないでしょうか?

ひどい「シミュレーション」の極北といえば、カバーに「海戦シミュレーション」。著者の言葉では真っ当ことを言い、あらすじには「技術者たちの熱き戦い」としている某作品なのですが。
主要登場人物が、クレージーキャッツの面々。目次が、彼らの歌のパロディ。なかではおさだまりのギャグをやって、 最後に出てくる新兵器の名前が「鵞鳥」(ガチョン!)。そのくせ、肝心の兵器の解説は間違えているし……。
「お前ら、それのどこが楽しい」って言いたいですね!

専門家は読まない。一般人も見向きもしないということは、パロディとしても「三流」ということが証明されているようなものです。そういうヨタの、どこが『モンティ・パイソン』だっての。
しかもそれを「シミュレーション」というのは……、クレージーにも失礼ですよ。
このあたり、田中芳樹ファンとも共通した「スノッブ」臭さを感じますけどね。

どうせなら、小生が普段やっている馬鹿ぐらい書いて欲しいものです。

・徹底討論 バルタン星の数学は「二進法」か「四進法」か
・仏教的見地から見た『仮面ライダー』(ショッカーの教えは、親鸞だった!)
・バイキンマン死後の生態系の考察
・究極の二時間ワイド 片平なぎさ、名取裕子、鷲尾いさこ 三“大”女優総進撃


No. 756
Re: 749 一応紹介しておきます
不沈戦艦 2000/3/28 01:15:05
速水右近さんは書きました

> >
> > >「悪ふざけ戦記」
> >
> >  こういう用語を出しているってーことは、私が某板で「悪ふざけ架空戦記」を連載している事ご存じで言っておられます?ついでにHPも作って纏めていますけど。
> >
> あっ、そうだったんですか。まだ存じ上げません。
> ですが御自分から確信犯で「悪ふざけ」と言っているのですから、よろしいのではないでしょうか?
>
> ひどい「シミュレーション」の極北といえば、カバーに「海戦シミュレーション」。著者の言葉では真っ当ことを言い、あらすじには「技術者たちの熱き戦い」としている某作品なのですが。
> 主要登場人物が、クレージーキャッツの面々。目次が、彼らの歌のパロディ。なかではおさだまりのギャグをやって、 最後に出てくる新兵器の名前が「鵞鳥」(ガチョン!)。そのくせ、肝心の兵器の解説は間違えているし……。
> 「お前ら、それのどこが楽しい」って言いたいですね!
>
> 専門家は読まない。一般人も見向きもしないということは、パロディとしても「三流」ということが証明されているようなものです。そういうヨタの、どこが『モンティ・パイソン』だっての。
> しかもそれを「シミュレーション」というのは……、クレージーにも失礼ですよ。
> このあたり、田中芳樹ファンとも共通した「スノッブ」臭さを感じますけどね。
>
> どうせなら、小生が普段やっている馬鹿ぐらい書いて欲しいものです。
>
> ・徹底討論 バルタン星の数学は「二進法」か「四進法」か
> ・仏教的見地から見た『仮面ライダー』(ショッカーの教えは、親鸞だった!)
> ・バイキンマン死後の生態系の考察
> ・究極の二時間ワイド 片平なぎさ、名取裕子、鷲尾いさこ 三“大”女優総進撃



 こんなページです(↓)。「悪ふざけ架空戦記 戦艦『百舌鳥』大作戦!」ってタイトルで。

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Sumire/2681/

 日本ちゃちゃちゃクラブの古参常連にはお馴染みの「もず」という人を主人公にして(某氏によれば「虚言癖で有名」って人です)、馬鹿馬鹿しい戦争を巻き起こし、各常連たちを次から次へと登場させ、アホウな事態を立て続けにこしらえてみんなで腹を抱えて笑おう、というコンセプトの話ですわ。いわゆる「サヨク」な人が酉国側で、「ウヨク」な人がちゃちゃちゃ国側で、戦争をやっている、という設定です。

 間違ったって、山本大将も小沢中将もハルゼーもニミッツもマッカーサーも出てきませんし、内輪受けのキャラクターとしては、例えばこのページで言えば「冒険風ライダー」氏を「ボーケンフー曹長」で出したり、「Merkatz」氏を「ウィリバルト・ヨアヒム・フォン・マルカッツ大佐」とかで出したりとかしています。いわゆる「架空戦記」ものとはまるで関係ない代物です。現実の歴史とは無関係ですので。



>シミュレーションと銘打っているのにパロディだらけ

 確かに、昨今の悪乗りでパロディネタばかり取り混ぜる傾向は、あまり好ましいとは思っていませんね。まるっきりオタッキーに、エヴァンゲリオンネタなどもあるそうです(読んだことありませんけど)し。私は、檜山良昭氏の姿勢の方が好きですね。横山信義氏あたりでも、平気でアニメネタ入れますし。そういや、「奥様は魔女」ネタ入れているのもあったな。「ダーリン」に「ラリー」で「家でサムが待ってる」ではそのまんまでしたけど。

 そういったモノ書きたいのなら、現実ベースの架空戦記なんかやめたら?とは思いますわ。


No. 757
Re: 756 おすすめ「悪ふざけ戦記」
速水右近 2000/3/28 03:27:35
不沈戦艦さんは書きました
>
「悪ふざけ戦記」
>  こんなページです(↓)。「悪ふざけ架空戦記 戦艦『百舌鳥』大作戦!」ってタイトルで。
>
> http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Sumire/2681/

紹介、有り難うございます。早急に見に行きますので。

> > >シミュレーションと銘打っているのにパロディだらけ
>
>  確かに、昨今の悪乗りでパロディネタばかり取り混ぜる傾向は、あまり好ましいとは思っていませんね。まるっきりオタッキーに、エヴァンゲリオンネタなどもあるそうです(読んだことありませんけど)し。私は、檜山良昭氏の姿勢の方が好きですね。横山信義氏あたりでも、平気でアニメネタ入れますし。そういや、「奥様は魔女」ネタ入れているのもあったな。「ダーリン」に「ラリー」で「家でサムが待ってる」ではそのまんまでしたけど。
>
>  そういったモノ書きたいのなら、現実ベースの架空戦記なんかやめたら?とは思いますわ。

まことに、おっしゃる通りです。

小生の知っている確信犯の「悪ふさげ戦記」ですと、いしいひさいち氏(某誌の仕事で、いしい氏の学生時代の下宿を探してきました。まだ東淀川区に現存しています)の『鏡の国の戦争』シリーズ(潮書房文庫?)ですか。一番笑ったのが、
一コマ目 将校が将軍に報告している。
「敵の情報将校を捕虜にしました」
「うむ。これで、敵国の状況がわかるぞ」
二コマ目 捕虜の情報将校がしたり顔で
「経済が疲弊している。戦略デザインがない」
三コマ目も同様
「将校は無能だ。兵には厭戦感情が蔓延している」
四コマ目 情報将校を、隠し窓から見ている捕虜にした側の将軍が、溜息混じりに
「情報将校だから、詳しいのは我が国についてなんだよなぁ」

いしい氏の知識は、半端じゃないですね。並みの架空戦記作家とは比べものにならないほど調べている(元ネタは四〇〜五〇年代のハヤカワ ノンフィクションがメイン)のに、それを隠し、そのくせ確信犯で馬鹿やってくれる。さっすが天才。東淀川大学雑学部卒業(モデルは関西大学社会学部 氏が在籍当時は、「全共闘崩れ」の巣窟だったらしい)。
まぁ、悪ふざけ架空戦記作家とは才能どころか、教養の深さが違いますがな。あと、スパイ物ではいしかわじゅん氏(先日、吉祥寺ですれ違った)の『うえぽん』(白泉社)ですな。これもまた、ひどい!

追伸 誰かシャレがわかって、暇な人に。
ここの常連さんを使った、『銀英伝』か『創竜伝』の「悪ふさげ版」、見たいですねぇ。どなたか、なさいませんか?
「キミも、青春を無為に使わないか!」って。


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