QLOOKアクセス解析


反銀英伝・思考実験編
9−B

ラインハルト死後の人事策定(2)


前のページへ このコンテンツの
全一覧ページへ

No. 2487
反銀英伝・アレク大公が生まれなかったら
イッチー 2002/08/21 19:13
ラインハルト後の人事について考察しているときにふと思ったのですが、もしもラインハルトがヒルダとの間にアレク大公をもうけることなく死亡した場合、ラインハルトは誰を後継者に指名したでしょうか?

可能性
1.「実力ある者が帝位を奪うが良い」とだけ言い残して死亡。ラインハルトの死後、権力闘争勃発。
2.提督たちの話し合いにゆだねる。
3.アンネローゼを後継者に指名。(再婚して子供をもうけることを約束させて)普通ならアンネローゼが帝位継承第1位だが・・・。
4.ミッターマイヤーを後継者に指名。
5.フェリックスを養子にして、後継者に指名。
6.エミールを養子にして、後継者に指名。

ほかに可能性はあるでしょうか?


No. 2489
Re:反銀英伝・アレク大公が生まれなかったら
八木あつし 2002/08/21 21:49
イッチー様。やはりそれはファンにとっては気になるところです。
ラインハルトとヒルダは奇跡の出来ちゃった結婚ですから。

私としては後継者は内乱覚悟でオーベルシュタインを指名。(笑)
う〜ん、でもこれはまずないですね。能力はともかく人格が…。
やはりキルヒアイスが生存していない限り、ラインハルトの後継者の指名ないと思います。実力がある者が覇権を握ればいいと考えそう。

しかし皇帝に子供がいない時、我らが軍務尚書が必ず動くはずです。
ラインハルトの意志を無視してでも、ラインハルトの精子を入手し体外受精による出産を行うべく暗躍すると思われます。
またこの場合、ミッターマイヤーを始め提督達もラインハルトに体外受精同意の説得に乗り出す可能性もあります。

またアレクサンデルの出産がない場合、フェザーンの病院を襲撃する必要がなくなり、地球教団のテロ部隊主力が温存されます。
そしてオーベルシュタイン対ド・ヴィリエ大主教の裏の激闘が……。
しかしオーベルシュタインは自己の警備には無頓着。早い段階で軍務尚書暗殺が成功すると地球教団のテロを未然に防ぐのは難しくなり、帝国軍は後手後手の対応になる恐れが。
こうなると地球教のテロ、共和主義者の暴動、皇帝後継者の不在で銀河に未曾有の大混乱が。

大混乱を未然に防いだ奇跡の子、その名はアレクサンデル。終わり。


No. 2492
Re:反銀英伝・アレク大公が生まれなかったら
イッチー 2002/08/22 01:03
> 大混乱を未然に防いだ奇跡の子、その名はアレクサンデル。終わり。

オーベルシュタインらにとってはラインハルトの子孫を残すことが問題ではなく、後継者を決めて、国家の安定を維持するのが目的なので、人工授精まではしないのでは(笑)。
ラインハルトが後継者を定めぬまま死亡した場合、アンネローゼを暫定的に第二代皇帝とし、オーベルシュタインが「国家のため」とか言って再婚を勧めるか、遺言書を偽造して、ミッターマイヤーを後継者にしたてるかのどちらかだと思います。どちらの場合でもオーベルシュタインは他の提督たちと連絡をとって、政治は7元帥による集団指導体制に移行すると思います。前者の場合は皇帝の地位は象徴的なものとなって実権を失う可能性が高いと思います。


No. 2493
Re:反銀英伝・アレク大公が生まれなかったら
八木あつし 2002/08/22 05:38
> オーベルシュタインらにとってはラインハルトの子孫を残すことが問題ではなく、後継者を決めて、国家の安定を維持するのが目的なので、人工授精まではしないのでは(笑)。

銀河帝国は既にローエングラム王朝です。ラインハルト直系の子孫以外、実際のところ王朝の後継者としてはなりえないと思います。
だからこそ強引に体外受精にでも持っていき、皇太子を誕生させるしか王朝に未来はないとオーベルシュタインは考えると思ったわけです。
ついでにいうとヒルダから教育権を取り上げ、オーベルシュタインが望む立派な皇帝に育てそうです。(オーベル印100%)

> ラインハルトが後継者を定めぬまま死亡した場合、アンネローゼを暫定的に第二代皇帝とし、オーベルシュタインが「国家のため」とか言って再婚を勧めるか、遺言書を偽造して、ミッターマイヤーを後継者にしたてるかのどちらかだと思います。どちらの場合でもオーベルシュタインは他の提督たちと連絡をとって、政治は7元帥による集団指導体制に移行すると思います。前者の場合は皇帝の地位は象徴的なものとなって実権を失う可能性が高いと思います。

まずアンネローゼですが、ラインハルトが死ぬ前に「姉上を政治に近づけるな」と遺言を残しそうですし、ヒルダも今更アンネローゼを表舞台に出すことを認めないと思います。
ただ皇帝アンネローゼはないと思いますが、皇太后アンネローゼは可能性があると思います。ラインハルトと血を分けたのは彼女だけですから、彼女に出来た子供を次代皇帝にする必要があります。
その場合、ローエングラム王朝建国の第一の功績をもつミッターマイヤー主席元帥が相手じゃないと釣り合わないでしょう。ただでさえラインハルトの直系子孫ではなく、変則的な皇位継承になるため、国民が納得するような相手でないといけません。
幸いかどうかエヴァンゼリンとは子供がいません。国家のために2人には涙をのんでもらうしかないでしょう。

また7元帥集団指導体制も、帝国人であることがネックです。腐敗したゴールデンバウム王朝は打倒せねばならないと考えた彼らですが、ラインハルトを新たな皇帝として立てることで打倒しました。つまり、皇帝(支配者)がいて当たり前の世界だと考えているのです。
皇帝不在、しかも皇太子も不在な場合、ラインハルトのように自分が皇帝になってもよいのでは、と野心が芽生えるかもしれません。
それよりも直属の部下達が、自分たちの司令官こそ新たな皇帝に相応しいと考えて暴走する可能性もあります。こちらの可能性は高そう。

アレク未誕生にオーベルシュタイン死亡が加わると、帝国に戦乱が起こる悲観的な未来しか私には浮かびませんでした。(涙)


No. 2496
Re:反銀英伝・アレク大公が生まれなかったら
イッチー 2002/08/23 01:04
> 銀河帝国は既にローエングラム王朝です。ラインハルト直系の子孫以外、実際のところ王朝の後継者としてはなりえないと思います。
> だからこそ強引に体外受精にでも持っていき、皇太子を誕生させるしか王朝に未来はないとオーベルシュタインは考えると思ったわけです。
> ついでにいうとヒルダから教育権を取り上げ、オーベルシュタインが望む立派な皇帝に育てそうです。(オーベル印100%)

ヨーロッパの王朝やゴールデンバウム王朝でも直系の子孫以外が後を継ぐということはあります。たとえば、一番身近な例はゴールデンバウム王朝最後の皇帝、カザリン・ケートヘン1世は先帝の直系の子孫ではなく、先々帝の第3皇女の孫というかなり遠い血筋の人間でした。オーベルシュタインならば、ミューゼル家の遠い親戚の子供か何かを連れてきて、血のつながりを強調し、第二代皇帝にするぐらいのことをしそうです。


> まずアンネローゼですが、ラインハルトが死ぬ前に「姉上を政治に近づけるな」と遺言を残しそうですし、ヒルダも今更アンネローゼを表舞台に出すことを認めないと思います。
> ただ皇帝アンネローゼはないと思いますが、皇太后アンネローゼは可能性があると思います。ラインハルトと血を分けたのは彼女だけですから、彼女に出来た子供を次代皇帝にする必要があります。
> その場合、ローエングラム王朝建国の第一の功績をもつミッターマイヤー主席元帥が相手じゃないと釣り合わないでしょう。ただでさえラインハルトの直系子孫ではなく、変則的な皇位継承になるため、国民が納得するような相手でないといけません。
> 幸いかどうかエヴァンゼリンとは子供がいません。国家のために2人には涙をのんでもらうしかないでしょう。

ラインハルトに一番血筋の近い人はアンネローゼしかいないのですから、ラインハルトがアンネローゼの皇帝就任に反対する場合、誰か別に後継者を定める義務があります。そこで考えられるのが養子という方法です。スウェーデン王家ではカール13世の皇太子が急死した後、フランスの将軍ベルナドットが皇太子に迎えられています。ラインハルトも実子がいない以上、誰かこれはと見込んだ人物を養子という形で迎えて、後継者指名する必要があります。その場合、可能性が高いのがミッターマイヤー、フェリックス、エミールあたりではないでしょうか。
アンネローゼの再婚相手は軍人に限る必要はないのではないでしょうか。むしろ、アンネローゼに独自の軍事力を持たせないためアンド7元帥が互いに牽制しあうため、軍人以外の文官あるいは生き残りの貴族のなかで毛並みの良い人間が選ばれるのではないでしょうか。


> また7元帥集団指導体制も、帝国人であることがネックです。腐敗したゴールデンバウム王朝は打倒せねばならないと考えた彼らですが、ラインハルトを新たな皇帝として立てることで打倒しました。つまり、皇帝(支配者)がいて当たり前の世界だと考えているのです。
> 皇帝不在、しかも皇太子も不在な場合、ラインハルトのように自分が皇帝になってもよいのでは、と野心が芽生えるかもしれません。
> それよりも直属の部下達が、自分たちの司令官こそ新たな皇帝に相応しいと考えて暴走する可能性もあります。こちらの可能性は高そう。

アンネローゼあるいはミッターマイヤーが皇帝になれば軍人の暴走は抑えられると思います。あるいは、ラインハルトが後継者を指名し、ミッターマイヤーとオーベルシュタインが後見人となれば帝国は安定すると思うのですが・・・。


> アレク未誕生にオーベルシュタイン死亡が加わると、帝国に戦乱が起こる悲観的な未来しか私には浮かびませんでした。(涙)

ラインハルトは一体、後継者問題をどう考えていたのでしょうか?結婚にも気乗り薄そうだったし・・・。そもそも子孫を残すこと自体に気乗り薄そうでしたが、本人は自分は若いからもう少し後になってから考えればいいと思っていたのでしょうか?


No. 5193
改めて、ラインハルト死後の軍制
佐々木公彦 2004/02/08 03:15
改めて思ったのですが、ラインハルトの死後、軍には新たな象徴が必要です。
それを、皇帝アレクサンドル=ジークフリートにやれと言うのは、酷を通り越して、笑い話の域に達します。

少なくとも、アレクが成人に達するまでの軍の象徴が必要です。
その人材は、筆頭元帥ミッターマイヤーしかいないのは当然でしょう。
(ヒルダにやれと言うのは酷な話です)
で、ミッターマイヤーは軍務尚書として、象徴となるのか、軍務尚書をミュラー(No2だし)にでも任せて、象徴にふさわしい地位(たとえばラインハルトがついた、帝国軍最高司令官)となって、実権を伴わない地位につくかどっちが良いと思いますか?
実権を伴うと、軍務尚書では具体的に何かできるわけではないとはいえ、無用な誤解を招く可能性が生じるような気がするのです。


No. 5194
Re:改めて、ラインハルト死後の軍制
川上 2004/02/08 09:55
ミッタマイヤーは国務尚書になりそうな感じでしたね。
加えて軍務尚書になってしまうと確かにあれこれ言われそうですね。

実権のない帝国軍最高司令官が順当な所でしょうか?国務尚書になるなら、それもお飾りになるのでない限り、仕事+必要な勉強をしたりと手一杯でしょうから。
軍務尚書の仕事は、やはり裏方も黙々とこなして来たミュラーがいいですね。


No. 5200
Re:改めて、ラインハルト死後の軍制
佐々木公彦 2004/02/09 01:58
> ミッタマイヤーは国務尚書になりそうな感じでしたね。

以前に書いたのですが、ミッターマイヤーを国務尚書にしなければならないほど、帝国文官の人材は払底していないはずです。
軍のリストラを進めなければならない状況で、軍人を国勢のトップに持ってくるとは思えません。


No. 5201
Re:改めて、ラインハルト死後の軍制
KUR 2004/02/09 15:26
ども、銀英伝の話題になると出てくるKURです.


> で、ミッターマイヤーは軍務尚書として、象徴となるのか、軍務尚書をミュラー(No2だし)にでも任せて、象徴にふさわしい地位(たとえばラインハルトがついた、帝国軍最高司令官)となって、実権を伴わない地位につくかどっちが良いと思いますか?
> 実権を伴うと、軍務尚書では具体的に何かできるわけではないとはいえ、無用な誤解を招く可能性が生じるような気がするのです。

個人的には、同盟の統合作戦本部長が称されるような
「最高司令官代理」の称号がしっくりくるような気がします。

ちょっと手元に原作が無いので確認できないのですが、
ラインハルトが帝国軍最高司令官に就任した時って、
軍務尚書、宇宙艦隊司令長官、統帥本部総長を兼ねて名実ともに「最高司令官」の称号を帯びていたような気がします。

ラインハルトの場合は非常時ゆえの特例と思いますが、本来「最高司令官」は
国家元首がその任にあるべきもので、臣下が名乗るのは違和感を感じてしまうというか…


No. 5205
Re:改めて、ラインハルト死後の軍制
佐々木公彦 2004/02/11 02:48
えーとですね。
重要なのは、職名と言うよりは、権限です。
ラインハルトが、そうであったように軍権を握るのか、もしくは、名前だけで、少なくとも平時にはお飾りにすぎない地位とするのと、どっちが良いかと言うことです。


No. 5212
Re:改めて、ラインハルト死後の軍制
川上 2004/02/11 22:06
国務大臣の件、過去ログ見て理解しました。いずれは政界へ転身するにしても、皇帝死後直後の国務大臣は確かに無理目ですね。

軍、リストラの大鉈振るわないといかん、と言うことで考え変えました。
ここは、やはり人望あり、軍ナンバーワンのミッタマイヤーの手でやる方が反発少ないのではないか、と言う事で軍務尚書。

実権無しの職に置いた所で、現実的には結局、影響力ある訳です。
「あらぬ誤解」については、権限の分担を今まで以上に厳格に適用し、ミッタマイヤーを作戦指揮・現場からは完全に切り離す事で防ぎましょう・・・


No. 5264
Re:改めて、ラインハルト死後の軍制
叛徒ザしゃんとしる 2004/02/18 00:47
ミッターマイヤーは帝国軍最高司令長官あたりで、
軍務尚書はケスラーとメックリンガーの2人体制で、
統帥本部総長はアイゼナッハとワーレンの2人体制で、
宇宙艦隊司令長官はビッテンフェルトとミュラーの2人体制で、
丸く収まると思って見ました。


前のページへ このコンテンツの
全一覧ページへ

トップページへ ザ・ベスト
全一覧ページへ
考察シリーズへ