反銀英伝・思考実験編
9−A

ラインハルト死後の人事策定(1)

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コンテンツの総収録投稿数31件の内、1〜19件目の投稿を掲載

収録投稿1件目
board4 - No.2451

オーベルシュタインは軍務尚書

投稿者:佐々木公彦
2002年08月16日(金) 23時19分

本来、首都に居座って軍政を取り仕切るはずの軍務尚書が、あんな陰謀ばかり練っていていいのでしょうか。
(もちろん本来の仕事もきちんとしていたとは思うけど)
あと、オーベルシュタインの後任は誰でしょう。

収録投稿2件目
board4 - No.2453

ラインハルト後の人事

投稿者:イッチー
2002年08月17日(土) 03時28分

> 本来、首都に居座って軍政を取り仕切るはずの軍務尚書が、あんな陰謀ばかり練っていていいのでしょうか。
> (もちろん本来の仕事もきちんとしていたとは思うけど)
> あと、オーベルシュタインの後任は誰でしょう。

ミッターマイヤーはマリーンドルフ伯より国務尚書の後任に推されていましたが、国務尚書というのはラインハルト専制を前提として閣議の取りまとめをしたり、式典の準備をしたりといった割合細々としたことをやる役職だったはず。しかし、ラインハルト亡き後は当分皇帝専制は不可能でヒルダ一人が子育てと政治を見るのも大変でしょうから、国務尚書は廃止され、首相が置かれる可能性があると思います。(ヒルダと相談しながら国政を決定する)初代首相はリヒター財務尚書でしょう。ブラッケ民生尚書は政府を批判した発言が多く、ミッターマイヤーは政治の経験がないので無理。ミッターマイヤーは軍務尚書となるでしょう。宇宙艦隊司令長官はミュラー。バーラト自治区を除いた新領土は総督権力を集権化させた反省から、2つにわけ、東新領土総督ワーレン・西新領土総督メックリンガー。といったところでどうでしょうか?

収録投稿3件目
board4 - No.2456

Re:ラインハルト後の人事

投稿者:IK
2002年08月17日(土) 07時05分

ラインハルト後の人事―面白い話題ですね。
私も夢想してみたことがあります。国務尚書は能力もさることながら、政治・軍事機構をまとめられる人物が最適ということで、やはりミッターマイヤーでしょう(宇宙軍は当然、退役になります)。
後任の宇宙艦隊司令長官にはやはりミュラー、軍務尚書にはメックリンガーあたりでしょうか。統合参謀本部幕僚総監(だったけ?)の職責も復活させて、これはワーレンか、アイゼナッハかのいずれかでしょう。
ノイエラントには総督制を敷かず、郡県制を敷くのではないかと思います。ちなみに、統治が平穏化するにつれ、与えるべき地位、恩賞が少なくなっていきますから、これを補填するために、爵位の授与へと踏み切るのではないかと考えます。そうなれば元帥たちは当然、公爵になりますね。
ヒルダは将来的には議会政治を模索していくと思います。そうなるとアッテンボローあたりは「民主党」の党首に擁立されるでしょうね。

収録投稿4件目
board4 - No.2462

Re:ラインハルト後の人事

投稿者:イッチー
2002年08月17日(土) 21時37分

> ノイエラントには総督制を敷かず、郡県制を敷くのではないかと思います。ちなみに、統治が平穏化するにつれ、与えるべき地位、恩賞が少なくなっていきますから、これを補填するために、爵位の授与へと踏み切るのではないかと考えます。そうなれば元帥たちは当然、公爵になりますね。
> ヒルダは将来的には議会政治を模索していくと思います。そうなるとアッテンボローあたりは「民主党」の党首に擁立されるでしょうね。

帝国の功臣に対する恩賞に関しては議会制がカギになってくると思います。すなわち、戦前の日本のように、議会を貴族院と衆議院に分け、帝国の功臣たちは軍隊退役後、終身貴族院議員として恩給も支給するとすれば、無理に爵位を与えなくてもいいのでは?あるいは貴族院ではなく、元老院として爵位にかかわらず、功績をたてた者が政府の推薦で議員となれるという仕組みのほうがラインハルトやヒルダの意志に沿うと思います。初代元老院議長にはメックリンガーがふさわしいと思うのですが・・・。アッテンボローたちは明治の日本で言うところの自由民権派のような存在になると思います。未来の電子新聞には「元老院議員ビッテンフェルト氏と衆議院議員アッテンボロー氏(バーラト自治区選出)が両議院懇談会で乱闘」とかいう記事が載りそうです。(笑)

収録投稿5件目
board4 - No.2471

Re:ラインハルト後の人事

投稿者:八木あつし
2002年08月19日(月) 18時12分

帝国議会の話が出ていますが、実際はどうなるでしょう。
私は帝国議会は出来ても、旧同盟領やバーラト自治区の住民が議会に議員を送り込めるかは疑問が残ります。

なんといっても旧同盟市民は、程度の差はあれ共和主義者になります。
そこから選出される共和主義を信奉する議員なら、専制君主制の銀河帝国を立憲君主制、そして象徴君主制に変えようと動くかと思います。
貴族院ならともかく衆議院のような普通の国民からなる議会では、帝国領選出の議員は旧同盟領議員の影響を受ける恐れがあります。
人口比から旧帝国領の議員の方が多いと思われますが、帝国の一般国民クラスがどこまで皇党派と言えるのかは分かりません。気づいたら共和派が議会の半数を占めていた、何てことにもなりかねません。
そのような危険がある議会を帝国政府は認めないのでは。

私は議会が出来ても一院制。多分貴族議員枠と帝国軍議員枠があらかじめ設定された議会ではないでしょうか? そして国民枠では、先ずは元の帝国領各惑星の住民から選出されるのではないかと思います。そして徐々に旧同盟領からも皇室敬愛度?をチェックしながら広げていく。
バーラト自治区住民は、共和主義者のみなので認めない。

しかしそうなるとアッテンボロー対ビッテンフェルトの舌戦が見れないつまらない議会になってしまう。(笑)

収録投稿6件目
board4 - No.2475

Re:ラインハルト後の人事

投稿者:イッチー
2002年08月20日(火) 05時06分

> 私は議会が出来ても一院制。多分貴族議員枠と帝国軍議員枠があらかじめ設定された議会ではないでしょうか? そして国民枠では、先ずは元の帝国領各惑星の住民から選出されるのではないかと思います。そして徐々に旧同盟領からも皇室敬愛度?をチェックしながら広げていく。
> バーラト自治区住民は、共和主義者のみなので認めない。

 貴族議員枠は能力に関係なく家柄のみで人間が判断されることを嫌ったラインハルトの遺志を尊重して認められないのでは。一院制の場合、政府推薦枠であらかじめ過半数を制して、残り半分を選挙で選ぶという形になると思います。新領土が議員選出権を与えられないという考えは賛成です。(思想の問題より帝国への編入作業が終わっていないという事務的理由で)日本でも帝国議会発足時は北海道と沖縄は議員を選出できなかったそうですし。しかし、統治が落ち着くにしたがって、新領土にも議員枠が割り振られるでしょう。ただし、旧同盟政府、旧同盟軍、旧エル・ファシル自治政府、同革命予備軍、旧イゼルローン共和政府、同共和政府軍の要職にあった者には参政権が認められないと思います。その結果、新領土選出議員は比較的帝国に従順な人たちになるでしょう。バーラト自治区に関しては特例が認められるかもしれませんが、議員の割り振りは選挙枠のさらに何十分の1でしょうから共和派は少数派になりそうですね。ただし、長期的には選挙枠が拡大されて帝国はイギリスのような立憲君主制に移行し、皇帝は象徴的な存在になると思います。

 ところで、ラインハルト後のバーラト自治政府の人事はどうなるでしょうか。当面はイゼルローン共和政府のメンバーが暫定的に統治の任にあたると思いますが、近いうちに新政府が樹立されると思います。その結果、フレデリカはヤン・ウェンリー財団をつくってその理事長に就任。政界引退。ユリアンはハイネセン記念大学に入学して歴史研究に専念。国防委員長にはキャゼルヌあたりが就任し、自治政府軍司令官にはアッテンボロー(または軍を退役して文筆業に専念)。自治政府主席にはホワン・ルイのような旧同盟政府の良心的な政治家が担ぎ出されそうな気がします。バグダッシュは抜け目なく情報局長あたりに就任していそうな気がします。(笑)

収録投稿7件目
board4 - No.2477

Re:ラインハルト後の人事

投稿者:佐々木公彦
2002年08月21日(水) 01時02分

反則技
人口に議席をそのまま比例させず、旧帝国領域の定員を大目にしておく。

フランス王国の議会をちょっと変更
帝国領域から選ばれた議員からなる帝国院(仮称)
同じように同盟院(仮称)
そして、貴族院。
議会としての決定は各院ごとに行い。
その過半数をもっと議会の決定とする。
つまり、同盟院だけでは何も出来ない。

少なくとも初期の議会はある程度無茶でも共和主義を抑えないと新帝国が持ちません。

収録投稿8件目
board4 - No.2478

Re:ラインハルト後の人事

投稿者:佐々木公彦
2002年08月21日(水) 01時09分

> ラインハルト後の人事―面白い話題ですね。
> 私も夢想してみたことがあります。国務尚書は能力もさることながら、政治・軍事機構をまとめられる人物が最適ということで、やはりミッターマイヤーでしょう(宇宙軍は当然、退役になります)。
> 後任の宇宙艦隊司令長官にはやはりミュラー、軍務尚書にはメックリンガーあたりでしょうか。統合参謀本部幕僚総監(だったけ?)の職責も復活させて、これはワーレンか、アイゼナッハかのいずれかでしょう。
> ノイエラントには総督制を敷かず、郡県制を敷くのではないかと思います。ちなみに、統治が平穏化するにつれ、与えるべき地位、恩賞が少なくなっていきますから、これを補填するために、爵位の授与へと踏み切るのではないかと考えます。そうなれば元帥たちは当然、公爵になりますね。
> ヒルダは将来的には議会政治を模索していくと思います。そうなるとアッテンボローあたりは「民主党」の党首に擁立されるでしょうね。

軍のリストラを進めるのは平和な状況での政府が最初にやるべきことですので、軍人を首班に持ってくるのはどうかと思います。
ミッターマイヤーは軍務尚書か帝国軍最高司令官の地位を送って飾っておくかの法が良いでしょう。

あと、7元帥がやるべき仕事として、アレクサンドルの教育係と言うのがあります。
この職務は重要です。
誰が良いでしょう。

(プロポーズのときに黄色いバラを贈るようなやつは絶対反対)

収録投稿9件目
board4 - No.2479

Re:ラインハルト後の人事

投稿者:IK
2002年08月21日(水) 01時41分

> 軍のリストラを進めるのは平和な状況での政府が最初にやるべきことですので、軍人を首班に持ってくるのはどうかと思います。
> ミッターマイヤーは軍務尚書か帝国軍最高司令官の地位を送って飾っておくかの法が良いでしょう。

だからこそ、話が分かりそうな軍人であるミッターマイヤーなんか好都合という感じですが。他の人がやったら下手したらクーデターですもんね。キャンプデーヴィッド合意に見られるように、過激派を抑えられるのは過激派だけということもありますし。
ミッターマイヤーは過激派じゃないですが。
そうですね…アルジェリア独立をめぐって、アルジェリア現地のフランス人が本国政府の干渉を嫌って、フランスが事実上の内戦状態に陥ったことがあるじゃないですか。それを纏め上げて、穏健な政策にスライドしたのはドゴールのみだったでしょう、第二次大戦の英雄の。ミッターマイヤーはあの時のドゴールみたいになるんじゃないでしょうか。
だから一方で軍人への懐柔策として爵位の授与(但し実権は与えない)もあり得るな、と思うんですよ。

> あと、7元帥がやるべき仕事として、アレクサンドルの教育係と言うのがあります。
> この職務は重要です。
> 誰が良いでしょう。
>
> (プロポーズのときに黄色いバラを贈るようなやつは絶対反対)

いいじゃないですか、ミッターマイヤー(笑)。ま、確かに黄色い薔薇はちょっと…。私はマリーンドルフ伯が祖父だし、いいんじゃないかと思いますよ。
私はそれよりもローエングラム王家の次世代がひとりしかいないということが気にかかりますね。皇族の数を増やしておかんと、万が一の時に危なくって仕方がない。
私がヒルダだったら、アンネローゼに無理を言っても結婚してもらいますね。相手は誰がいいでしょうか。ミュラーあたりがいいんではないでしょうか(ミュラーは大公になりますね)。
ミュラーは当然、実務から手を引くことになりますから、その場合は宇宙艦隊司令長官には繰り上げで、ビッテンフェルトがつくことになりましょうか。

収録投稿10件目
board4 - No.2482

Re:ラインハルト後の人事

投稿者:イッチー
2002年08月21日(水) 03時18分

> 軍のリストラを進めるのは平和な状況での政府が最初にやるべきことですので、軍人を首班に持ってくるのはどうかと思います。
> ミッターマイヤーは軍務尚書か帝国軍最高司令官の地位を送って飾っておくかの法が良いでしょう。

私は佐々木公彦さんの意見に賛成です。マリーンドルフ伯は勘違いをしていると思うのですが、ラインハルト時代の国務尚書というのはラインハルトの皇帝専制を前提として、ラインハルトの補佐役に徹して細々としたことをこなすのが職務でした。マリーンドルフ伯はそういった職務ならば、政治家としての経験のないミッターマイヤーでも務まると考えたのでしょうが、ラインハルト後ではたとえヒルダであっても一人で政務全般を統括するのは不可能であり、国務尚書には実質的な首相として政務全般をヒルダと相談して処理するという役目が加わります。政務には当然、経済問題などもあるでしょうから、軍務一筋できたミッターマイヤーには無理でしょう。国務尚書を事実上の首相と考えるなら、次期国務尚書にはリヒター財務尚書がふさわしいと思います。また、今後、軍のリストラがおこなわれるなら、むしろ軍人の間で満遍なく人気のあるミッターマイヤーを軍務尚書にしておいたほうが得策と思われます。軍備縮小の責任者は軍務尚書ですし。あと、新領土に郡県制が敷かれるとすると知事は内務省から派遣される形になるでしょうから、知事を統括する内務省の権限は拡大します。その責任者に、ラングの跳梁を許すような人物を置いておくのはまずいでしょう。憲兵総監のケスラーか新領土総督府民事長官をつとめたエルスハイマーを内務省尚書にする必要があります。

> あと、7元帥がやるべき仕事として、アレクサンドルの教育係と言うのがあります。
>
> この職務は重要です。
> 誰が良いでしょう。
>
> (プロポーズのときに黄色いバラを贈るようなやつは絶対反対)

ヒルダが帝王学を教えるとして、情操教育はやはり「芸術家提督」メックリンガーがつとめるのが良いでしょう。メックリンガーには帝国学習院長としてアレク大公の教育係をつとめてもらいましょう。は!そうすると今度は国会議長をつとめる提督がいなくなってしまう・・・。ここはダウンティング街の騒乱を眼光だけで抑えたワーレンに国会議長をつとめてもらいましょう。

収録投稿11件目
board4 - No.2483

Re:ラインハルト後の人事

投稿者:イッチー
2002年08月21日(水) 03時34分

> 私はそれよりもローエングラム王家の次世代がひとりしかいないということが気にかかりますね。皇族の数を増やしておかんと、万が一の時に危なくって仕方がない。
> 私がヒルダだったら、アンネローゼに無理を言っても結婚してもらいますね。相手は誰がいいでしょうか。ミュラーあたりがいいんではないでしょうか(ミュラーは大公になりますね)。
> ミュラーは当然、実務から手を引くことになりますから、その場合は宇宙艦隊司令長官には繰り上げで、ビッテンフェルトがつくことになりましょうか。

ヒルダがアンネローゼに「ローエングラム王朝のために再婚してください」と言えば、アンネローゼは再婚するでしょうが、男性に翻弄され続けたアンネローゼにそんなことを同じ女性としてヒルダは言えないのではないでしょうか。それよりも、アンネローゼの近侍をつとめるコンラート・フォン・モーデル少年をグリューネワルト大公家の正式な養子とし、ラインハルトがかわいがっていたエミール・フォン・ゼッレ少年に廃絶しているキルヒアイス大公の後継者とし、ミッターマイヤー家を大公にして、アレク大公にもしものことがあったときはコンラート、エミール、フェリックスの3人から後継の皇帝を選ぶというのはどうでしょうか?

収録投稿12件目
board4 - No.2484

Re:ラインハルト後の人事

投稿者:IK
2002年08月21日(水) 14時06分

> ヒルダがアンネローゼに「ローエングラム王朝のために再婚してください」と言えば、アンネローゼは再婚するでしょうが、男性に翻弄され続けたアンネローゼにそんなことを同じ女性としてヒルダは言えないのではないでしょうか。それよりも、アンネローゼの近侍をつとめるコンラート・フォン・モーデル少年をグリューネワルト大公家の正式な養子とし、ラインハルトがかわいがっていたエミール・フォン・ゼッレ少年に廃絶しているキルヒアイス大公の後継者とし、ミッターマイヤー家を大公にして、アレク大公にもしものことがあったときはコンラート、エミール、フェリックスの3人から後継の皇帝を選ぶというのはどうでしょうか?

やっぱり血ですよ、血。最後は血統です。特に王朝初期においては…。
確かにアンネローゼは結婚したがらないだろうし、それを強制するのも酷ではありますが、王朝創始者の近親者はアレク皇帝の他には彼女しかいない訳です。ヒルダは血のつながりがないので、例え彼女が再婚してもその間に生まれる子供は資格外です。
王家の責務というのは時に残酷なものなのです。しかし帝国の安寧とアンネローゼ個人の感情どちらを優先するかと言ったら、もう決まってますよね。

収録投稿13件目
board4 - No.2486

Re:ラインハルト後の人事

投稿者:イッチー
2002年08月21日(水) 19時02分

> やっぱり血ですよ、血。最後は血統です。特に王朝初期においては…。
> 確かにアンネローゼは結婚したがらないだろうし、それを強制するのも酷ではありますが、王朝創始者の近親者はアレク皇帝の他には彼女しかいない訳です。ヒルダは血のつながりがないので、例え彼女が再婚してもその間に生まれる子供は資格外です。
> 王家の責務というのは時に残酷なものなのです。しかし帝国の安寧とアンネローゼ個人の感情どちらを優先するかと言ったら、もう決まってますよね。

ラインハルトは権力の世襲制を嫌っており、そういった感覚はヒルダも同じでしょう。もしも、アレク大公が無能であるなら、切って捨てるぐらいの強さをヒルダは持っていると思います。(日本でたとえるなら、北条政子のような)ローエングラム王朝ではあまり血筋にこだわる必要はないのではないでしょうか。もし、血筋にこだわるなら、ミューゼル家の遠い親戚を探してきて、帝位につけるのも可能です。しかし、高い能力は望めないでしょうから、あまり良い策とは言えませんね。アンネローゼが再婚して子供が出来た場合、アンネローゼやその再婚相手または別の勢力がアレク大公を廃して、アンネローゼの子供を擁立しようとするかもしれません。内乱の芽はなるだけおさえておいたほうが無難では?
そこで、私が提案するのがローマ帝国の五賢帝時代の方式です。五賢帝時代は皇帝に子供が出来なかったため、皇帝が優秀な人物を養子として後継者に指名し、皇帝没後は元老院が養子を皇帝に推挙しました。ローエングラム王朝でも、とりあえずアレク大公が後継者を残す前に死亡した場合の後継者を何人か決めておき、もしものときは国会・内閣・軍の代表の合同会議によって後継者を決めるという方式を確立しておくというのはどうでしょうか。ラインハルトやヒルダの願いは自分たちの子孫が代々権力を世襲することではなくて、国家・国民の永遠の繁栄でしょうから、我ながら良い考えだと思うのですが・・・。(ちなみにローマの五賢帝時代は「人類が最も幸福だった時代」と言われるくらい栄えました)

収録投稿14件目
board4 - No.2490

Re:ラインハルト後の人事

投稿者:吉良国育生
2002年08月21日(水) 21時56分

> ラインハルトは権力の世襲制を嫌っており、そういった感覚はヒルダも同じでしょう。もしも、アレク大公が無能であるなら、切って捨てるぐらいの強さをヒルダは持っていると思います。

 アレクは大公ではありません、すでに銀河帝国皇帝です、仮にアレクが無能だった場合、成長した彼を切るには、かなりの政治力が必要になります、はたしてヒルダやミッターマイヤーは皇帝に匹敵する政治力を維持する事ができるでしょうか。

> そこで、私が提案するのがローマ帝国の五賢帝時代の方式です。五賢帝時代は皇帝に子供が出来なかったため、皇帝が優秀な人物を養子として後継者に指名し、皇帝没後は元老院が養子を皇帝に推挙しました。ローエングラム王朝でも、とりあえずアレク大公が後継者を残す前に死亡した場合の後継者を何人か決めておき、もしものときは国会・内閣・軍の代表の合同会議によって後継者を決めるという方式を確立しておくというのはどうでしょうか。ラインハルトやヒルダの願いは自分たちの子孫が代々権力を世襲することではなくて、国家・国民の永遠の繁栄でしょうから、我ながら良い考えだと思うのですが・・・。

 ローマの元老院は帝国はおろか共和国の発足以前から存在する組織です、その権威は皇帝にも匹敵します、はたして生まれたばかりの銀河帝国議会にその代わりが勤まるでしょうか。
 逆に帝国の実権を議会や政府が握っていた場合、何がおこるか・・・皇帝を支える門閥貴族が存在しない以上、結果は見えてますね。

> (ちなみにローマの五賢帝時代は「人類が最も幸福だった時代」と言われるくらい栄えました)

 私は、この言葉嫌いです、暗黒時代あたりと比べればそうかも知れませんが、今の日本の方がはるかに平和で豊で幸せです。

収録投稿15件目
board4 - No.2491

Re:ラインハルト後の人事

投稿者:イッチー
2002年08月22日(木) 00時52分

>  アレクは大公ではありません、すでに銀河帝国皇帝です、仮にアレクが無能だった場合、成長した彼を切るには、かなりの政治力が必要になります、はたしてヒルダやミッターマイヤーは皇帝に匹敵する政治力を維持する事ができるでしょうか。

鎌倉幕府の北条政子は、源頼家が将軍になったあと、無能として切り捨てましたが・・・。
アレクは幼少で、ヒルダは摂政皇太后として実権を握っています。アレクがある程度の年(15か16ぐらい?)になったら、自分の子供の程度くらいわかるでしょう。それでもし、器量が足りないと判断されるならば、皇帝を象徴的な存在にして、一気に議院内閣制を導入するなどして、アレクが今後、権力を握ることが出来ないようにします。憲法を改正して、憲法改正の発議は国会しか出来ないようにする。15・16のアレクでは母親に反抗する力はない。もしかしたら、アレクに味方をするグループが出てくるかもしれませんが、そのまえに軍を味方につけておき、徹底的に軍で叩く。これぐらいは出来るでしょう。もし、アレクに弟なり妹がいれば、アレク謀殺→弟か妹に譲位ということは出来るでしょうが、一人息子ですしね。そうすると、やはり、アンネローゼには再婚してもらったほうが良いのでしょうか。

>  ローマの元老院は帝国はおろか共和国の発足以前から存在する組織です、その権威は皇帝にも匹敵します、はたして生まれたばかりの銀河帝国議会にその代わりが勤まるでしょうか。
>  逆に帝国の実権を議会や政府が握っていた場合、何がおこるか・・・皇帝を支える門閥貴族が存在しない以上、結果は見えてますね。

私が想定したのは実質的な大統領制的帝政ともいうべきものです。ゴールデンバウム王朝を倒したラインハルトが同じような世襲制の王朝を作ったのではなにも変わらないのではと思い(憲法で人権の保障はされるだろうが)、ローエングラム王朝ではなにか変わった帝位継承法を編み出したほうが良いのではないかと思ったのですが、権威という問題を見落としていました。銀河帝国において皇帝以外に権威を持っているのは軍でしょうが、それでは軍国主義になってしまいますね。やはり、いち早く皇帝を象徴的な存在にした立憲君主制に移行し、血筋が絶えたら、共和制に移行ぐらい割り切ったほうがいいのかもしれません。(しかし、帝政派はそこまでいかず結局、アンネローゼに再婚を強要するでしょうね)

> > (ちなみにローマの五賢帝時代は「人類が最も幸福だった時代」と言われるくらい栄えました)
>
>  私は、この言葉嫌いです、暗黒時代あたりと比べればそうかも知れませんが、今の日本の方がはるかに平和で豊で幸せです。

「人類が最も・・・」云々はギボンの言葉です。私自身は共和主義者ですが、銀河帝国の話をしている以上、帝政を前提にして話をすすめなくてはと思い、暗愚な子孫への世襲制なら養子継承制のほうがまだましかなと思って、この言葉を引用したまでです。本当は皇帝の中身とは無関係な立憲君主制への移行が望ましいのですが、そこまで銀河帝国首脳陣は意識がいかないのではと思いまして。

収録投稿16件目
board4 - No.2494

Re:ラインハルト後の人事

投稿者:IK
2002年08月22日(木) 08時41分

えーと、念のために言っておきますと、五賢帝とはネルヴァ帝、トラヤヌス(トライアヌス)帝、ハドリアヌス帝、アントニウス・ピウス帝、マルクス・アウレリウス帝と続きます。
この人たちはすべてネルヴァ帝を除いて、すべて親戚・縁戚関係になります。実子がいたにも関わらず、有能の士を選んだのではなく、実子がいなかったので一番近しい存在を選んだというのが実情です。例えばハドリアヌス帝はトラヤヌス帝のごく近い親戚で、幼少の頃からトラヤヌスに養育されています。皇位継承者を養子にしたのではなく、養子を皇位継承者にしたのです。ハドリアヌスによる皇位継承はいろいろと怪しげな部分もあるのですが、それはまた別の話です。
マルクス・アウレリウスには実子、コンモドゥスがいたので、それに継がせました(そしてコンモドゥスはカリギュラ、ネロと並ぶ暴君となって「人類史上最も幸福な百年」は終わりを告げました)。
ヨーロッパには幾つか選挙君主制があるのですが、代表的なのは神聖ローマ帝国でしょうか。しかしそれさえも結局は世襲化されていき、ホーエンシュタウフェン王朝、ハプスブルク王朝などになっていきます。
やっぱり、世襲王朝が自然な存在なんです。
ローマの帝政も決して世襲原理で継承された訳ではないのですが、初代アウグストゥスから五代ネロまでのユリウス・クラウディウス王朝、九代ヴェスパシヌスから十一代ドミティアヌスまでのフラウィウス王朝など、幾つかの世襲王朝が見られます。
世襲王朝の利点は多くの人が取り合えず妥協して担げるというところにあります。
今回、田中真紀子さんがああいうことになって、角栄さん以来、取り合えずまとまっていた新潟のあの辺りは激しい政治抗争に巻き込まれるかもしれません。この「取り合えず」というのが重要なんです。
神君アウグストゥス以来の血統を誇ったユリウス・クラウディウス王朝がネロの自裁によって途絶えた西暦68年、それからわづか一年の間にガルバ帝、オト帝、ウィッテリウス帝、そしてヴェスパシアヌス帝とすべて前任者を殺害する形で帝位はめまぐるしく翻弄されました。
能力のある者が帝位につけばいいと言えば聞こえはいいですが、適任者は必ずしもひとりとは限らないのですから、代替わりのたびに権力者が内戦を起こしていては、民衆はたまったもんじゃありませんわ。
だから、「取り敢えず」を確保するためにアンネローゼには結婚してもらう(そして嫡出子を産んでもらう)必要があるのです。

収録投稿17件目
board4 - No.2498

Re:ラインハルト後の人事

投稿者:イッチー
2002年08月23日(金) 01時22分

IKさま、ご教示ありがとうございました。ローマ史に関してはあやふやな知識しかなかったので大変勉強になりました。結局、結論は、とりあえず、ラインハルトの直系の子孫に後を継がせ、その間に憲法と議会制を整えて、立憲君主制への移行をはかること。それから、アンネローゼは再婚して嫡出子をもうける必要があるということでしょうか。つくづく幸薄き女性ですが、アンネローゼには今度こそ良い相手を見つけていただきたいものです。
ちなみに、アンネローゼはけっこう尽くしてくれるタイプに弱そうなので、コンラート・フォン・モーデルなんて良いのではないかと思ったら、13も年が離れているんですよね。(笑)微妙だなあ。(笑)

収録投稿18件目
board4 - No.2499

Re:ラインハルト後の人事

投稿者:IK
2002年08月23日(金) 08時20分

ええと、すいません、私のローマ史の知識は全面的に「ローマ人の物語」に負っています。細かいところを突かれるとかなりやばいのです(笑)。
アンネローゼが嫡出子をもうける必要性のもうひとつの理由はアレク皇帝の教育のためです。何といってもアレクは全人類に対して責務を負う立場に生まれながら立たされているので、その教育は熾烈を極めることになるでしょう。
武道などの稽古では「死んでしまっても構わない」というほどに、ハードにやる必要があります。そうでなければアレクはその重責に耐え、責務を果たせるだけの人格を作り上げるのは難しいと思うのです。
しかし皇室に、万が一の場合、後を継ぐべき者がいなければ、まずはアレクの生存を最優先に考えなければならず、間違っても危ないまねはさせられません。
アレク自身のためにもスペアは絶対に必要だと思います。

収録投稿19件目
board4 - No.2516

Re:ラインハルト後の人事

投稿者:八木あつし
2002年08月25日(日) 10時22分

アレク自身のスペアの必要は本当にありますね。
なんせ父親のラインハルト皇帝が「変異性劇症膠原病」という奇病で亡くなりました。
万が一、アレクサンデルにもその奇病の因子が受け継がれていたら25歳?で発病・死亡する可能性も・・・。
帝国政府は常にその「皇帝病」を恐れながら、アレクを教育してその成長を見守るのでしょう。
アレク新皇帝は成年になったら、早いうちから后妃・側室を持って大量に子供を持ってもらうことになるでしょう。
しかしアレクがラインハルトと同じく、女性への関心のなさも受け継がれている可能性を考慮し、早くから恋愛の英才教育も必要か(笑)
これで親父と同じくアンネローゼ1人に思慕したらハッキリいって目も当てられない(笑)。

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