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田中芳樹の職業倫理
3−C

金儲けに利用される読本・再販問題(3)


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No. 3713
アルスラーン
RAM 2003/02/21 14:37
田中先生がやってくれました!
アルスラーン戦記、カッパノベルスとして再出発です。
文庫10巻分を、2巻ずつ五冊で再刊行、
その後続きを出すと言ってます。

…何があったんでしょう?


No. 3715
Re:アルスラーン
IK 2003/02/21 19:33
すごいですねえ…カドカワにもノヴェルズはありますけどね。
文庫からノヴェルズ化されるということ自体が滅多にないこと、更に出版社をまたぐというのはよほどのことがない限りないですが…。単行本が中小の出版社から出て、それが文庫化される時、大手から出ると言うことはありますが。
先日の「灼熱の竜騎兵」の時も驚きましたが、田中芳樹さんは「新たなる道」を切り開いていらっしゃるようです。
アルスラーンの純新刊は角川文庫から出るんでしょうかねえ。判形が違うと書棚に整理しきれなくなっちゃうんですけど(笑)


No. 3778
Re:アルスラーン
八木あつし 2003/02/25 23:46
全てのタナウツ同志の皆さん!
我らが偉大なる領導者・田中芳樹がとうとうやってくれました!
いや、むしろ角川書店の大英断と言うべきです。
田中芳樹の代表作「アルスラーン戦記」の出版元が、角川書店から光文社に変わりました。
今後、角川書店からアルスラーン戦記の新刊が出ることはありません。11巻「魔軍襲来」は光文社より新書サイズで発刊されます。また挿絵も天野喜孝氏から、丹野忍氏に変更されます。
今後の予定は、
「落日悲歌・汗血公路」5月
「征馬孤影・風塵乱舞」8月
「王都奪還・仮面兵団」11月
「旌旗流転・妖雲群行」04年2月
そして待望の第11巻「魔軍襲来」は2004年刊行予定!

カッパ・ノベルス版後書より、最初の五行を抜粋
「二十一世紀の到来とは関係ないが、このたび『アルスラーン戦記』の出版元と判型を変更して再出発させていただくことになった。既刊の第一巻から第一〇巻までを五冊に再編成して順次刊行し、新巻がそれにつづく、ということになる。「新巻がつづく」という点に関しては、これまでずいぶんと読者諸賢の寛容と忍耐に甘えてきたので、身のちぢむ思いではあるのだが、第一一巻『魔軍襲来』と第一二巻『蛇王再臨』がスタンバイ状態なので、何とぞいますこしの時日とお貸しいただきたい」

「灼熱の竜騎兵」と違い、さすがに自身の代表作の一つである「アルスラーン」では、新たな後書きを付けていますね。ふざけたことを抜かしていますが。何が、第一一巻と第一二巻がスタンバイしている、だ。大体2004年の刊行予定じゃないか。まだまだ1年以上先でよく言えるな。スタンバイしているのなら、「グインサーガ」のごとく2ヶ月連続刊行しろよな。
今日私は、書店で新書アルスラーンを手に取り、その帯を見て驚愕し、そして新書版のあとがきを読んで田中芳樹への怒りが煮えたぎり、そのままブツを持って何とも言えぬ心境でレジに直行してしまいました。「灼熱の竜騎兵」だけでなく、私は「アルスラーン戦記」でさえも田中芳樹の新たな印税を貢がねばならないのですからね。
それにしても何で既刊をまた買い直さねばならないのでしょうね。私の同志なんか、以前角川文庫の背表紙が変わったので、わざわざアルスラーンの背表紙をそろえるために、(ほとんど古本屋でしだけど)買い直したのですがね。
新書版著者近影でさらにハゲが進行していた田中芳樹は、いい加減に自身の遅筆と出版元移転に関する総括と自己批判をして欲しいですね。こいつは読者を心底舐めている。
普通出版元が変わると言えば、出版社が倒産したときですよ。かつて大陸書房が倒産し、そのシリーズの一部が中央公論社に移ったときのように。(そういえばデルフィニア戦記は、大陸版の方が好きな人が結構いますね)
敢えて良いことを上げれば、文庫から新書に移行したことで、1巻の密度が2倍に上がることですね。文庫で全14巻だったのが、文庫18巻分にはなるのですから。これでものすごく薄っぺらい新書で刊行したら、芳樹はもはや粛正ものです。

それにしても角川がアルスラーンを切り捨てるとは思いもしませんでした。アルスラーンは、ある程度のファンが存在しており、確実に売れると分かっているシリーズです。しかし考えてみれば自社の文庫を新書化するのではなく、他社で新書販売するのですから、出版元の変更は当然と言えば当然ですか。
そういえば「灼熱の竜騎兵」の前出版元だった富士見書房は、角川系列でしかたから、ある意味で「灼熱の竜騎兵」の移転は「アルスラーン」の予兆だったわけですね。


No. 3779
Re:アルスラーン
RAM 2003/02/26 00:19
> 「落日悲歌・汗血公路」5月
> 「征馬孤影・風塵乱舞」8月
> 「王都奪還・仮面兵団」11月
> 「旌旗流転・妖雲群行」04年2月
> そして待望の第11巻「魔軍襲来」は2004年刊行予定!

どうせ加筆修正もしない既刊の発刊ペースが何故三ヶ月なんでしょう?
グインで忙しくなりそうな丹野さんへの配慮なら仕方ないですが。


> それにしても何で既刊をまた買い直さねばならないのでしょうね。私の同志なんか、以前角川文庫の背表紙が変わったので、わざわざアルスラーンの背表紙をそろえるために、(ほとんど古本屋でしだけど)買い直したのですがね。
> 新書版著者近影でさらにハゲが進行していた田中芳樹は、いい加減に自身の遅筆と出版元移転に関する総括と自己批判をして欲しいですね。こいつは読者を心底舐めている。

栗本薫にも言えることですが、どんなに馬鹿にされてもついてくる読者がいるから増長するんでしょうねえ。
僕は既刊分は買う気になりませんでした。内容に修正がされないのはデュアル文庫のときに身を持って学習しましたし。変わりそうなのは謎の人物表記「エレナヴァーク」ぐらいだな。
もちろん新刊は買うでしょうから結局同罪なんですが。それにしても、来年とは恐れ入った。どこが「身の縮む思い」なんだろう?


No. 6074
2004年もあとわずか
八木あつし 2004/12/03 02:34
いや本当に2004年もあとわずかですね。すっかり寒くなりましたし。
ところでアルスラーン戦記ですが、第11巻「魔軍襲来」は果たして刊行されるんでしょうかね?
現在、光文社版の第1-2巻が見つからないので確かではないのですが、2004年刊行予定と帯かカバーにあったような気がしたのですが。あと田中芳樹大作家先生様の愚痴…もとい後書きにもスタンバイ状態とあった気がするのですが。
まぁ11月に「バルト海の復讐」という本をカッパノベルスから出したことで、御大はご満足しているかもしれませんが。
どうでしょう。皆さんはいつ刊行されると思いますか? 私は2005年初頭に出れば、御の字だと考えています。


No. 6075
Re:2004年もあとわずか
ぱーすぃ 2004/12/03 04:06
はっ。

すっかり忘れていました・・orz
というか帯には2004年春と書いてあったような・・。
惑わされてカッパノベルス版を再購入してしまった負け組みなので調べればわかりますが・・・。

スタンバイ状態というのは構想だけ出来ていて、書き始められる状態の事をいうのでしょうか?

そうとしか思えない発売状況。
いっその事書かないなら適当に完結させて、適当過ぎて駄作になってもそれでもう満足なのに。

某小説家が全100巻の小説を書き始めた時に死ぬまでに書き終わるかと冗談で思ったが、アルスラーン戦記は田中氏が生存中に完結するんだろうか・・orz


No. 6076
Re:2004年もあとわずか
WB 2004/12/03 04:06
いつもROMってる者です。

たしか最新刊の帯には2004年5月と書いてありました。

あと「バルト海の復讐」は以前刊行されてたのをノベルズ版にしただけのですね。

>惑わされてカッパノベルス版を再購入してしまった負け組みなので調べればわかりますが・・・。

同じく私も「負け組」ですね。(笑)
まあ、ほんの僅かでも期待していたのが間違えと言えば間違いですが...

にしても、この人は文才はあるのでしょうがきっと他のことについては「ダメ人間」なんでしょうね。
それと匂わせるような期待させるようなことをあとがきにも書いていたはずですし、
帯にも「2004年」と書いてあるし、まさか出版社が全国に流通させる出版物に
テキトーに書いたわけでもないでしょうに...

色々期待はさせるが毎回納期が大幅に遅れる、または納品しないなんてのは人としてどうかと。
小説内で社会風刺されるのも結構ですが、まずは本人のこういった人としてテキトーな所を改めるべきでしょう。

あっ、でも「銀英伝」や「アルスラーン」は好きですよ。
なんていうか、
女を喰い物にするどうしようもないヒモみたいなチンピラとそうとわかっていながら別れる事のできない女
のようなかんじでしょうか。
...ってわかりづらいですね。


No. 6077
Re:2004年もあとわずか
通りすがりゲーマー 2004/12/04 16:27
光文社ノベルの最新折込チラシでは来年時期未定になってるようですよ。
まあ「予定通り延びてます」といういつものやつですな。


No. 6080
Re:2004年もあとわずか
八木あつし 2004/12/07 02:09
> 名前は以前にゲーム関係で登校した時のものですが。
>
> 光文社ノベルの最新折込チラシでは来年時期未定になってるようですよ。
> まあ「予定通り延びてます」といういつものやつですな。

なんとそうでしたか。
私も本日、書店に貼ってあるトーハンの新書新刊案内に相変わらず載っていなかったのを見て、果てさてまたか感じたところでした。やはり田中芳樹大作家先生様はやってくれましたね。
光文社も田中芳樹大作家先生様も本当にいい度胸ですね。バカ高い新書版を売る為の「2004年刊行予定」やら後書きの「スタンバイ状態」などの売り文句は何だったんでしょう?

ところで田中芳樹大作家先生様には、御用集団「らいとすたっふ」があります。そこのHPのコンテンツに、社員が書くすたっふ雑記帳というものがあります。その中の社長の雑記を抜粋。

スタッフ雑記帳 [12月2日掲載]

田中芳樹流風邪予防法

昨日は田中さんと外出。六本木で光文社さんのご接待を受ける。本が出ると、このような「打ち上げ会」を開いてくださる出版社が多い。今回は、田中さんの『バルト海の復讐』と、赤城さんの『隻眼の狼王』の打ち上げを一緒に開いてくれたわけ。
 ちょっとしたゴタゴタがあって、会場に着くのが15分ほど遅れてしまったのだが、非常に美味しい料理と楽しい会話で、なんとも良い時間を過ごすことが出来た。

以下(どーでもいいので)省略

たかだか再販で、アルスラーンを2004年以内に出せずに、打ち上げとはいいご身分ですな。何というか創竜伝やら銀英伝でこき下ろしている、公約を守れない、自分の利益ばかりを追求する政治屋の姿そのものですね。
多分、この打ち上げとやらで起こったであろう事を想像すると

光文社編集「田中先生、今回のバルト海の復讐の再版おめでとうございます。我がカッパノベルスのラインナップもますます拡充されました」
田中「いやいや。僕としても気に入っている作品なんでありがたい。角川のような会社には任せておけんからねぇ」
光文社編集「ところで田中先生。アルスラーン戦記の最新刊の方は……」
らいとすたっふ社長「君! こんなめでたい祝いの席でなんてことを言うんだね! 田中先生に失礼じゃないのかね」
田中「いいよいいよ。光文社さんは、私の作品をわざわざ出し直してくれているんだから。まぁいつとは断言はできないけど2005年度中には出すから。まぁ読者の諸君も待ってくれるはずだよ」
光文社編集「ははぁー。大変失礼をいたしました。それでは料理を運ばせましょう」

こんな感じですかねぇ。


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