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反銀英伝・設定検証編
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バーラト自治政府の実態(2)


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No. 763
銀英後伝:もしくは宇宙暦1984年?
投稿者:新Q太郎 1999/2/19 04:38:15
銀英伝第10巻から数年後の、とある光景。
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エル・ファシルに於いて銀帝の魔の手から人民を救い、イゼルローン・アムリッツァの戦闘で輝かしい勝利を収め、銀帝と自由惑星同盟傀儡政府、そしてその後ろで使い走りをするフェザーン独占資本に対し常に百戦百勝してきた、わが国民の心から敬愛し、解放へ進軍する人類の歴史に燦然と光芒を放ち続ける、偉大なるヤン・ウェンリー主席がお隠れになられ、我が国民が等しく点が崩れ地が裂けたような悲しみを味わってから早幾年。

♪エル・ファシルの星々に 血のにじむ跡
イゼルローンの川面に 血のにじむ跡
今日もバーラト共和政府の花束の上に
歴々と照らしてくれる偉大な跡よ
*ああ その名もなつかしい我が将軍
ああ その名も輝かしいヤン・ウェンリー元帥
{参考>http://www.dpr-korea.com/j-kim.html}

しかしその悲しみも苦しみも乗り越えて、我々は後継者である親愛なる指導者ユリアン・ミンツ同志のもと一致団結しさらなる革命的共和国建設に励まねばなりません。

前進するバーラト政府を犠牲的精神で支える若き英雄達の、燃え立つ心があってこそ「伝説から歴史へ」というヤン将軍閣下の偉大なるお言葉を実現できるのである。
敬愛するユリアン同志に護んで捧げます。瞬間たりと離れて生きられない懐かしい同志。私たちは、敬愛するユリアン同志に対する限りない感謝の気持ちに全員が涙ぐみ、心の中で一層壊かしく思えたのは父なる同志の壊でありました。

不正規隊方式の革命的経済戦略は国の自立的共和経済の土台をさらに強化し、人民生活を画期的に高め民主主義のより高い高地を占領するための極めて正しい経済建設方針であります。われわれが銀河帝国主義者と反動たちの反共和国策動とわが国に対する圧殺、制裁策動を振り払って人民大衆中心のわれわれ式ヤン主義をさらに花咲かせ、ヤン主義の旗を高く保ち続けていくためには党の革命的経済戦略を徹底して貫徹し、ヤン主義経済建設で新たな高揚を起こさねばなりません。

しかし、アッテンボロー一派に代表される背信者たちはヤン主義の根本原則をかなぐり捨てて革命の敵、銀河帝国主義者に阿諛屈従するに至った。
彼らアッテンボロー一派とそれに呼応したフェザーン独占資本の走狗ボリス・コーネフらの野心は結局背信と変質に至り革命に厳重な害毒を与える毒薬、死の薬だった。まさに偉大なるヤン・ウェンリー閣下の進められたヤン主義はまさに野心家、陰謀家である現代修正主義者たちによって軌道から脱線し内側から瓦解し始める危険に直面していた。この危機を未然に食い止められ、彼ら裏切り者の陰謀を全局面に於いて粉砕し、その末路を銀河帝国主義者に示した親愛なるユリアン同志に、私たちは熱烈な忠孝至心から願います。

自髪になるまで信頼を受け、愛情を受け、恩恵を受けて生活してきた私たちであります。この全ての恩寵は偉大なヤン将軍閣下親愛なるユリアン同志とが与えたものであるが故、私たちは同志を父、バーラト国そのものとして従い、支えます。

われわれの慈愛深い父であり、栄えある祖国である敬愛するユリアン同志の万年長寿を謹んでお祈りします。

♪荒々しい嵐も追いやって
信念を抱かせてくれたユリアン・ミンツ同志
*あなたがいなければ私たちもなく
あなたがいなければ祖国もない

2.未来も希望も すべて受け持つ
自治政府の運命であるユリアン・ミンツ同志
*(繰り返し)

3.世の中が何百回となく変わったとしても
人民は信じるユリアン・ミンツ同志
*(繰り返し)

{参考>http://www.dpr-korea.com/tanshi.html}

・・・・「この文章はパロディであり、実在の親愛なる指導者、人民共和国、SF小説などとは無関係であることをとくにお断りしておきます。
(しかしアッテン○ローが粛清されるというのはなんとなくリアリティが・・・ないよな、気のせい気のせい)


No. 764
銀英後伝、面白かったです。
投稿者:甘藍 1999/2/19 10:14:30
で、もしよろしければ
>不正規隊方式の革命的経済戦略
の詳細とか
>ヤン主義の根本原則をかなぐり捨てて革命の敵、銀河帝国主義者に阿諛屈従するに至った。
はアッテンボローの方から見ると具体的にどういうことをしたのかとか、
聞かせてくださいませんか?
勉強不足なもので、雰囲気しかわかんなくて(;;)


No. 769
レスと創竜伝人気と評論
投稿者:本ページ管理人 1999/2/20 15:40:38
>銀英後伝

 うわ〜! こんなに詳細に書かれるとは……
 個人的には面白かったけど、笑えなかった(リアルで)
 新Q太郎さんが前に指摘したとおり、強制ではなく、自発を前提に国家を建てると、こういう論理になるのではないか、という感じがしました。


>>ヤン主義の根本原則をかなぐり捨てて革命の敵、銀河帝国主義者に阿諛屈従するに至った。
>はアッテンボローの方から見ると具体的にどういうことをしたのか

 私の想像で話を作ってしまうと、たぶんあの中ではリアリストであらざるを得ないアッテンポローは、バーラトの体制を守るために、銀帝(笑)と交渉したり、時には妥協したりしたんじゃないですかね。不沈戦艦さんなどが指摘しているとおり、バーラト政府なんて銀帝の意向一つでいつでも潰れますから。
 その交渉とか妥協自体が、ただしくヤン主義であろうとする人にとっては、阿諛屈従だったんじゃないでしょうか。なにしろ、ご本尊が皆が立って拍手しているときに一人だけ最前列で座っている方ですから、昔の私みたいにそういうところまで真似する偏屈なヤン信者は、許せなかったりするんじゃないかなぁ。
 まあ、私の勝手な解釈なので、合っているかどうかは知りませんが… >不正規隊方式の革命的経済戦略のほうは私にも想像もつきません。もしかして、地球時代(A.D.1989)に崩壊したあの方法を民主主義異端の古典から探し出したのか? 気になる〜


No. 770
汝意味を問うなかれ
投稿者:新Q太郎 1999/2/21 03:06:29
えー、この前の「銀英後伝」に出てきた経済政策やアッテンボローの反革命の、具体的内容を尋ねられましたが、あれはhttp://www.bekkoame.ne.jp/~mki/
の資料コーナーからコピーしたものです。元ネタがすでに執筆者ですら意味不明な単語の羅列なのに、それを基にした文章に意味があるはずない(^^;)。

あんな文章全てオリジナルで書けたら「巻頭大連載」先生も真っ青だわ(一部笑)。

ただ、アッテンボロー粛清は「権力を継いだものは、前任者と個人的・盟友的関係を結んだ善前時代のNO2を排除しようとする」という歴史上よくある事例を踏まえて書きました。


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