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熊本県PRマスコットキャラクター「くまモン」について

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熊本では完全に「県を代表する顔」として定着した感がある、熊本県のPRマスコットキャラクター「くまモン」。
2011年度の「ゆるキャラグランプリ」で1位を獲得して以降は全国的な知名度も高まり、地域密着のアイドル的存在としてもメジャーな存在となりました。
今回はこの「くまモン」について少し。

元々この「くまモン」というのは、2011年3月12日の九州新幹線全線開業へ向けて、中国・関西地方の新幹線沿線地域に対する熊本県の宣伝広報を行う目的から作られたマスコットキャラクターでした。
名称の由来は「熊本の者」を熊本弁で言い換えた「熊本者(くまもともん。熊本弁では「者(もの)」を「もん」と表現する)」から。
「くまモン」の公式設定による誕生日は3月12日となっているのですが、これも九州新幹線全線開業に合わせたものです。
テレビでの露出や、各種団体とのタイアップ&広報活動などにより、熊本県のPRのみならず「くまモン」自体の知名度と人気も高まっていきました。
そして、九州新幹線全線開業を間近に控えた2011年3月7日、熊本県議会の一般質問で、蒲島郁夫熊本県知事は「新幹線の全線開業後も継続して熊本ブランドのPRに『くまモン』を利用していく」ことを表明。
これ以降、「くまモン」の活動は全国に広がり、熊本県の恒久的なPRマスコットキャラクターとしての地位を確立させていくことになるわけです。

熊本県内の土産物屋などに行くと、どこでも必ずと言って良いほどに「くまモン」関係の商品のグッズが置かれている光景を目にします。
「くまモン」は2010年12月24日より、熊本県の許可さえあれば日本国内なら誰でも自由に商品開発・グッズ販売などに利用することが可能となっています。
元々熊本県の全面バックアップの元に宣伝広報を行っていた「くまモン」はそれなりの人気があったこともあり、「くまモン」を自社商品に使用する企業は、熊本を地盤とする会社を中心に400社以上にも上ります。
マスコットキャラクターを使った商品が売れ、売上と知名度が上がることによって、マスコットキャラクター自体もお客の間に浸透していく、という良循環が上手く機能している感じですね。
もっとも、こんなシロモノが出てくるのは少々困り物ではあるのですが↓

http://megalodon.jp/2012-0709-1947-08/www.asahi.com/national/update/0608/SEB201206080015.html
>   熊本県のゆるキャラ「くまモン」にそっくりなデザインのキーホルダーが中国で出回っている。県の上海事務所の職員が街の雑貨店で見つけた。
>
>  
デザインは県に申請すれば無料で使えるが、国外企業は許可されていない。県が出す許可番号もない。体が白いものまで、売られている。
>
>  偽物が出回るのは人気者の証拠だが、県は「くまモンは県民の共有財産。複雑な気持ち」。くまモンは「ルールは守ってほしいモン!」とコメントした。

偽物「くまモン」のキーホルダー
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本当に見境のない国ではありますね、お隣の自称4000年の歴史持ちな人民共和国は(苦笑)。
いつものことながら、「さすがパクリ大国!」と嘲笑うしかないのが何とも言えないところで(-_-;;)。
まあ、こういうのが出てくること自体、「くまモン」がマスコットキャラクターとして成功しているという証ではあるのかもしれませんが。

「くまモン」人気は一体どこまで続くことになるのですかねぇ。


九州新幹線による旅客流動の増大効果

熊本県がまとめた2011年度の各種公共交通機関の旅客流動によると、関西地方の旅客流動が2010年度比54%増の140万人となっており、中でもJR利用者数は前年度の3倍に増大しているとのこと↓

http://megalodon.jp/2012-0622-1941-27/kumanichi.com/news/local/main/20120621006.shtml
>  県は21日、2011年度にJR(新幹線)や航空機、高速バスなどを利用して県内へ出入りした人数(旅客流動)をまとめた。関西地方との旅客流動は140万人で、前年度比54%の増加。特にJR利用数は10年度の28万5千人から82万2千人と3倍に増えており、新幹線効果が表れた。
>
>  九州新幹線鹿児島ルートの開業効果を把握するのが目的。JR利用数は各新幹線駅の乗降客数をもとに、開業後に2回実施したアンケート結果などから推計した。
>
>  一方、関西と鹿児島県の旅客流動は168万人で前年度比33%増加。内訳では航空機の利用が53%を占めており、JR利用数は熊本を下回る63万9千人にとどまった。
>
>  ただ、
中国地方との旅客流動を比較すると、熊本県の43万2千人(前年度比162%増)に対し、鹿児島県は終着駅効果などもあり56万4千人(同407%増)。福岡県との旅客流動でも、高速バスが定着している熊本は前年度比28%増(402万4千人)にとどまったのに対し、鹿児島県は50%増(270万1千人)だった。
>
>  また、熊本県内の新幹線4駅で利用目的調査も実施。「出張」32・7%、「帰省」17・1%、「観光」13・1%で、その他は買い物や通学通勤、冠婚葬祭など多岐に渡った。
>
>  県交通政策課は「関西方面は県の交流人口拡大を図る戦略が功を奏した。新幹線の終着駅として強みがある鹿児島県と比べても善戦した」と話している。(福井一基)

2011年3月12日に全線開業した九州新幹線の効果が如実に表れていると言える結果ですね。
九州新幹線が全線開業するまでの熊本駅は、鹿児島本線という交通路の中間点という絶好の条件に恵まれているにもかかわらず、九州ブービー賞などという不名誉な地位を享受する羽目になっていたのですから(T_T)。
新幹線も含めたJR利用者数はやはり増大傾向にはあるようで、まずは何よりですね。
ただ、やはり近距離、特に福岡県との旅客流動では高速バスに押されて伸び悩み気味ではあるようで。
まあ、熊本と福岡の場合、新幹線では距離が近すぎる上に高速バスの方が利便性も高いのですから、当然予測される結果ではありましたが。
南の鹿児島だと、高速を走っても2~3時間近くかかるわけですから、新幹線の方が利便性が高い面もあるのですけど。

熊本駅自体の利便性の悪さを鑑みると、熊本駅は長距離の地域との連携を強化して観光戦略を前面に打ち出していった方が理に叶っているのではないかと思えてならないですね。


長崎名物「長崎ちゃんぽん」が韓国で商標登録申請

九州・長崎の名物「長崎ちゃんぽん」が、お隣の韓国で商標登録申請をされている事実が判明しました。
韓国の企業ではなく個人が、2011年11月に韓国語表記で申請したのだとか↓

http://megalodon.jp/2012-0619-1957-35/www.j-cast.com/2012/06/19136145.html
>   長崎名物「長崎ちゃんぽん」が韓国で商標登録申請されていることが明らかになった。
>
>  読売新聞の報道によると、2012年6月18日の県議会の一般質問で発覚。
韓国の個人が2011年11月に韓国語表記で申請している。9月に審査が始まる見通しで、県は登録しないよう韓国に働きかける方針。
>
>  韓国では2007年にも「長崎ちゃんぽん」が韓国語で商標登録申請されたが、却下された経緯がある。韓国では近年、青唐辛子などで韓国風に味付けした長崎ちゃんぽんが人気なのだという。

他人のものをパクっては「起源」を主張する韓国特有の病理は相変わらず酷いですね。
韓国は日本の伝統文化や武芸・食文化、さらには日本古来の動植物などに至るまで「自国が起源」と主張することで有名な国です。
のみならず、最近では中国の漢字や歴史上の人物についてまで「起源」を主張し、ついに古代ヨーロッパ人や各種古代文明、ついには宇宙創生(ビッグバン)の「起源」まで主張し出したため、韓国独特の性癖は今や「韓国起源説」として世界に轟いているありさま。
この「起源を騙る」という一点においてだけは、韓国の右にでる国はまずないとすらいっても過言ではないでしょう。
唯一、対抗馬があるとすれば、それは韓国と同じ朝鮮民族で「黒い山葡萄原人」なるものを根拠に「人類起源は朝鮮民族」と謳った北朝鮮くらいになるでしょうか(苦笑)。
当然、長崎ちゃんぽんについても韓国は「起源」を主張するつもりなのでしょう。
長崎のみならず、九州全体で見ても「長崎ちゃんぽん」は人気のメニューですし、そこに韓国勢力がでかいツラをして「起源」を主張する光景など願い下げです。
他国にとっては傍迷惑もいいところなのですが、いいかげんどうにかならないのでしょうかねぇ、こういうのって。


熊本タクシーが加藤清正と細川ガラシャのラッピングタクシーを運行

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2012年9月13日に発売予定のニンテンドー3DSソフト「戦国無双 Chronicle(クロニクル) 2nd」のキャラクターとして登場している加藤清正と細川ガラシャのデザインをラッピングしたタクシーが、熊本市内を走り始めたとのことです。
2013年の6月末までの1年間の運行を予定しているのだとか。

http://megalodon.jp/2012-0618-2118-27/kumanichi.com/news/local/main/20120618003.shtml
>   戦国時代をテーマにした、携帯型ゲームのキャラクターに使われている加藤清正と細川ガラシャをデザインしたラッピングタクシーが熊本市内で走り始めた。
>
>  導入したのは熊本タクシー(熊本市、倉岡斌[あきら]社長)。
同社が3月から始めた短文投稿サイト「ツイッター」のアカウント(利用者名)に、同ゲームのファンが戦国武将とタクシーとのコラボを提案。同ゲームを制作するコーエーテクモゲームス(横浜市)の関係者がたまたま投稿を見つけ、熊本タクシーに申し出て実現した。
>
>  このほど、清正公ゆかりの加藤神社(熊本市中央区)で出発式があり、企画を聞き付けた“歴女”ら約50人が集合。菊池市の緒方真美さん(25)は「郷土愛もあって加藤清正が大好き。神々しくて感動しました」と大喜びだった。
>
>  同タクシーは来年6月までラッピングタクシーを走らせる。同社の担当者は「ツイッターを通して全国から声援をもらっている。熊本のPRにつながれば」と話している。

ちなみに、熊本タクシーのTwitter公式アカウントはこちら↓

https://twitter.com/kumamototaxi

この企画が成功するのか否かは正直言ってかなり未知数な部分もあるのですが、色々な意味で面白い話ではありますね。
ゲーム会社とタクシー会社のコラボという話もあまり聞かない話ならば、Twitterでの提案から企画が立ち上げられたというのもそうですし。
こういう形の企画というのはなかなか珍しいですし、上手くいって欲しいものです。

あと、一度こういう企画が始動したとなると、他の地方でも追随する動きが出てきそうですね。
北海道を除けば、ゲームのキャラクターにもなっている有名どころの武将というのは日本各地にそれなりの数いるでしょうし。
まあ、右へ倣えのごとくのあちこちで追随されても希少価値が薄れてしまうのですが、どうなりますかねぇ。


熊本市が全国20番目の政令指定都市に正式移行

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2012年4月1日0時をもって、熊本市は正式に政令指定都市へと移行しました。
九州では北九州市・福岡市に次いで3番目、全国では20番目に誕生した政令指定都市となります。
2012年時点で73万人以上の人口を抱える熊本市は、中央区・東区・西区・南区・北区の5つの行政区が設けられ、市内在住者の住所が一律で変更となる他、各行政区毎に区役所が設置され、市の権限が大幅に強化されます。

熊本市の政令指定都市化は長年叫ばれ続けていただけに、熊本在住の人間としてはようやく実現したかという感はありますね。
まあ政令指定都市化の恩恵が受けられるのは熊本市在住者だけですし、その在住者にしても、当面は住所の変更と役所の手続き関係以外で特に生活面で変わるものはないのでしょうけど。
政令指定都市化によって、熊本市および熊本県全体がより発展していくことを願いたいものですね。

ところで熊本市といえば、田中芳樹の実家も政令指定都市化で影響を受けることになるのでしょうかね?
田中芳樹の出身学校(熊本市立黒髪小学校・熊本市立桜山中学校・熊本学園大学付属高等学校)を見る限りでは熊本市に実家があるみたいですし、今でも時々帰郷しているという社長氏の報告などがあることを鑑みると、すくなくとも熊本県内に今でも実家があることは確実です。
ただ、その後引越しをして熊本市外の市町村へと転出した可能性はありますから、今でも熊本市在住であるとは限らないのですが。
まあ、東京&軽井沢暮らしが長い田中芳樹にとって、熊本という場所は「自分の出身県」という以上の認識と感情はもうないのかもしれませんけどね。

2012年4月5日追記:
田中芳樹の実家は今現在も熊本市内にあるそうです。
ソースは「らいとすたっふ」社長氏のツイート↓

https://twitter.com/adachi_hiro/status/187727033588137986
<田中さんが、「実家の住所が変わったよ」と。へ?と思って聞き返したら、熊本市が政令指定都市になったのですね。>

熊本市以外の熊本県内に住んでいて2012年4月1日に住所が変わるわけもないのですから、これで確定でしょう。
しかしそうなると、田中芳樹の実家って今でも熊本市の黒髪地区近辺にあるのでしょうかねぇ。


熊本市慈恵病院の「赤ちゃんポスト」制度の実態

熊本市島崎にある医療法人聖粒会・慈恵病院で実施されている「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」の運用状況が公表されました。
それによると、「子供を預ける施設が見つからないから」「子供の相続遺産を着服するため」などといった身勝手な理由から子供を捨てる親が少なくないそうで↓

http://megalodon.jp/2012-0329-2353-26/kumanichi.com/news/local/main/20120329003.shtml
>  「こうのとりのゆりかご(赤ちゃんポスト)」の在り方を議論する熊本市要保護児童対策地域協議会の専門部会(弟子丸元紀部会長)は29日、中期的検証報告書をまとめ、幸山政史市長に提出した。報告書は、親が仕事や海外留学のために子どもを預けるなど、身勝手な事例も複数あり、「安易な預け入れにつながっている」と指摘している。
>
>  専門部会は2009年10月から11年9月までの2年間に預けられた30人を対象に、ゆりかごの利用状況や背景などを分析。11年4~9月の半年間で新たに6人が預けられたことも判明した。07年5月のゆりかご設置以降5年間の合計は81人となった。
>
>  報告書によると、
(1)仕事や留学のため、預ける施設が見つからないための利用(2)未成年後見人の伯父がおいの男児を預けた後、子どもの相続財産を着服した事件-もあった。自宅や車中で出産したり、生後すぐに飛行機でゆりかごに向かったりするなど、母子の生命にかかわりかねない事例もあった。
>
>  報告書は、ゆりかごの匿名性を「母子の緊急避難として機能している」と評価する一方、子ども自身が出自を知る権利を保障するため「実名化を前提に、預け入れ者の秘密を守る手法の検討が必要」と強調した。
>
>  国には身元判明につなげるため、医療機関で生まれた子どもの出生届を、市町村が処理したかどうか確認できる全国的システムの導入を求めている。
>
>  ゆりかごは、親が育てられない子どもを匿名で受け入れようと慈恵病院(熊本市)が07年5月に設置した。
>
>  中期的検証は県が担っていたが、10年4月の児童相談所開設に伴い、市が引き継いだ。 報告書は幸山市長が厚生労働省に提出する。(舞永淳子)

「赤ちゃんポスト」制度自体は「子供の救済」という目的から導入されたもののはずですが、現実は親の身勝手な都合で利用されてしまっている側面も多々あるわけです。
先天的な障害を持つ赤子を捨てるケースもあるそうですし。
ただそれにしても、わざわざ熊本県外から飛行機に乗ってきてまで子供を捨てに来る親がいる、というのも驚きではありますね。
そこまでして子供を捨てなければならないのかと。

匿名で子供を受け入れる、という制度の弊害が悪い方向でモロに出ている感が出ていますね。
しかし匿名でなければ「赤ちゃんポスト」の意味はまるでなく、そこらの児童相談所でも充分に機能を代替できることになってしまいます。
制度の存続自体を検討しなければならないレベルにそろそろ到達しつつあるのではないですかね、「赤ちゃんポスト」は。


2012年3月の熊本県知事選挙で現職の蒲島郁夫が再選

2012年3月25日に行われた熊本県知事選挙で、現職の蒲島郁夫(65)が再選を果たしました。

http://megalodon.jp/2012-0326-0004-04/kumanichi.com/news/local/main/20120325006.shtml
>  任期満了に伴う知事選は25日投票、即日開票の結果、無所属現職の蒲島郁夫氏(65)が、無所属新人で共産党県委員長の久保山啓介氏(68)を大差で退け再選を決めた。多党相乗りの蒲島氏に、久保山氏は共産党公認を受けずに挑戦。政党対決色が薄まり、現職への信任投票的色合いが濃かったこともあり、投票率は過去最低を0・23ポイント下回る38・44%だった。
>
>  蒲島氏は熊本市水前寺公園の熊本テルサで、「(100年後の礎を築くなど)4つの約束を常に忘れず、決断し、スピード感を持って、目標を達成し、信頼される県政でありたい」と抱負を述べた。
>
>  今回は、現職不出馬を受け新人5人の混戦となった前回から一転。現職と新人の一騎打ちとなり、蒲島氏の実績評価と、少子高齢化の進展などを踏まえた郷土づくりの将来展望が問われた。
>
>  蒲島氏は、1期目の政策判断を強調し、(1)九州新幹線全線開業と政令指定都市誕生のチャンスを生かす(2)100年後の礎として道州制の州都を目指す(3)安心できる長寿社会、子育て環境を実現する(4)成長するアジアの活力を取り込む-の4本柱のマニフェスト(公約集)を提示。実現のため4年間で、国費を含め500億円を確保すると訴えた。
>
>  選挙戦で蒲島氏は「政党や団体と等距離を保つ」として自ら公認・推薦を要請しなかったが、前回に引き続き県議会最大会派の自民党と公明党が全面支援。前回対立候補を擁立した民主党や社民党も支援に回った。海外への農業研修経験者でつくる県国際農友会や個人後援会を母体に、県農業者政治連盟や連合熊本、県商工政治連盟など約80の団体も推す分厚い組織に乗って安定した戦いを展開した。
>
>  共産党と友好団体による選挙態勢で臨んだ久保山氏は現職批判を繰り返したが、及ばなかった。
>
>  当日有権者数は147万4343人。(亀井宏二)

2008年3月に行われた前回の熊本県知事選が実に5人もの立候補者による激戦だったことを考えると、今回の選挙は実にあっさりしたものではありましたね。
立候補者はたったの2人で現職と新人の一騎打ち、しかも新人側は政党の応援すらもロクにないという状況では、最初から勝負は見えているようなものですし。
九州新幹線全線開業が任期中に実現したというのもプラスに働いたことは疑いようもなく、まさに「安定の選挙戦」といったところでしょうか。

再選を果たした蒲島郁夫熊本県知事には、今後ともさらに熊本の発展に寄与してもらいたいところではありますが、さてどうなることやら。


九州新幹線における熊本駅の利用状況

JR九州が発表した、九州新幹線鹿児島ルートにおける2011年4月~12月の各駅利用状況によると、熊本駅・新玉名駅・新八代駅・新水俣駅の熊本県内の駅全てで、1日当たり平均の利用者目標数に到達したのだそうです。
九州新幹線全線開業から、もうまもなく1年になるのですねぇ↓

http://megalodon.jp/2012-0222-2150-24/kumanichi.com/news/local/main/20120221005.shtml
>  JR九州(福岡市)は21日、九州新幹線鹿児島ルートの昨年4~12月の各駅利用状況を発表した。熊本駅は1日平均1万3550人と目標を450人上回り、好調さを維持。新玉名、新八代、新水俣の3駅も目標数を達成した。同社はてこ入れ策として昨年6月に導入した熊本~博多の「ビックリつばめ2枚きっぷ」を4月以降も1年間継続する。
>
>  熊本県内では、熊本のほか、新玉名も950人と目標を50人上回った。新八代と新水俣はそれぞれ目標通りの1950人、1000人。4~6月は熊本と新八代が目標を下回ったが、7月以降は関西や中国地方からの観光客が順調に増えたとみている。
>
>  鹿児島県では、鹿児島中央が1万4150人と目標を2500人上回ったほか、出水、川内も好調さを維持。半面、博多に近い筑後船小屋と新大牟田は目標を大きく下回った。
>
>  一方、
昨年3月12日~ことし2月19日の新幹線の累計利用者は前年の在来線特急比で熊本~鹿児島中央の66%増に対し、博多~熊本は38%増と目標の40%をやや下回った。
>
>  会見した唐池恒二社長は「博多~熊本は開業当初の不調が影響したが、その後盛り返しており、ほぼ想定したペースだ」と述べた。
>
>  同社は4月から、「ビックリつばめ2枚きっぷ」に付帯している1500円分の利用券の使い道として、現在のアミュプラザ博多に駅レンタカー九州熊本駅営業所を追加。博多発熊本行きの利用増を図る。
>
>  併せて、新たに博多~新玉名の日帰り2枚きっぷを4900円で発売。福岡市内~光の森の2枚きっぷ(7300円)も新設して割安感を打ち出す。(井村知章)

準備万端に整えていながら、 開業前日に東日本大震災に見舞われ「自粛」を余儀なくされてしまうという、これ以上ないほどに不幸なタイミングでスタートを切る羽目になった九州新幹線全線開業ですが、まずは最初の1年の課題突破は達成できたと言っても良いのではないでしょうか。
スタートダッシュで盛大にコケた挙句、その後も延々と客足が遠のく状態が続く、などという最悪のシナリオもありえたわけですし。
ただ、最初の1年は九州新幹線それ自体に物珍しさと観光スポットとしての魅力があり、それが集客を推進する原動力のひとつにもなったわけですが、これまでに開業した多くの新幹線路線がそうだったように、今後はその魅力も「そこにあるのが当たり前」という認識の浸透と共に少しずつ減少していくことになります。
もちろん、それは新幹線のみならず、公共交通機関としての本来あるべき正しい姿ではあるのですが。
全線開業して九州南北および本州を結んだ九州新幹線の真価が試されるのは、むしろこれからとなるでしょうね。

ところで、九州新幹線における熊本駅の1日平均利用者数が1万3550人とのことなのですが、これってここ数年の熊本駅の状況から考えると実は凄い快挙だったりするんですよね。
何しろ、九州新幹線全線開業前の熊本駅における1日平均乗車人数は1万人前後をウロウロしており、2009年には1万人を割り込んでしまうという惨状を呈していました。
それが九州新幹線だけでそれまでと同等以上の利用者数を獲得したということは、熊本駅全体の1日平均乗車人数が一挙に2倍以上に跳ね上がったことを意味するわけです。
それに加えて、九州新幹線から降りて既存の路線を利用したり、逆に既存の路線を使って熊本駅まで行き、九州新幹線を利用したりする人も当然いるわけですから、熊本駅の利用者数がさらに上乗せされることになるのは確実です。
これで、九州第3の都市であるにもかかわらず、九州内におけるターミナル駅としてはブービー賞、駅の寂れ具合では事実上の九州ワーストという歪な構図もようやく改善されることにはなりそうで、地元民としては何よりですね。

あと、熊本~鹿児島中央間の利用状況が大きく伸びているのに対して、博多~熊本間はやはり伸び悩み気味ではあるみたいですね。
まあこれは充分に予想できたことで、博多~熊本間が片道35分の所要時間しかかからないといっても、現実問題として「熊本駅に行くまで」がやたらと時間がかかるという事情がありますからねぇ。
熊本から福岡までだと、新幹線よりも高速道路を使った方が、熊本駅までの移動時間も含めて考えると逆に早いくらいですし、そのくせ料金も高めですし。
まあ熊本・福岡両市いずれかの中心街にオフィスを構えている会社や、熊本や福岡に出張するビジネスマンなどの場合はまた話も違ってくるのでしょうが、観光その他の用途で使う「足」としては、博多~熊本間はあまり使えない路線なのではないかと。
料金的にも時間的にも、競合関係にある高速バスを博多~熊本間で上回るのはかなり難しいのではないかと、今でも思えてならないのですが……。

九州新幹線および熊本駅には、今後も是非発展し続けてもらいたいものですね。


九州内の原発全停止および昨今の原発問題の真の争点

九州内における全ての原発が停止し、政府および九州電力から節電が要請される事態になっています。

http://megalodon.jp/2011-1227-0107-09/www.nishinippon.co.jp/nnp/item/279434
>  九州電力玄海原発4号機(出力118万キロワット、佐賀県玄海町)が25日午後11時すぎ、定期検査入りした。九州の原発全6基の運転が停止、政府と九電が企業や家庭に要請している5%以上の節電期間が26日午前8時にスタートする。九電の全原発停止は1980年以来31年ぶりで、81年に原発が複数基体制になって以降は初めて。九電管内での節電要請は第1次石油危機で15%の使用制限令が出た1974年以来37年ぶり。
>
>  全原発停止を受け、九電は火力発電の補修時期をずらすなどして稼働率を上げ、他電力からの融通などで供給力を高めるが、今冬の最大需要予測に対する供給余力(予備率)は0・8%に低下する。昨冬並みの厳冬になれば、予備率がマイナスになり供給不足に陥る懸念があり、前年比5%以上の節電が必要と判断した。
>
>  5%以上の節電要請は、26日から来年2月3日(12月29日-1月4日を除く)の平日午前8時から午後9時。強制力はなく、自主的な協力にとどまる。病院や鉄道などは対象外で、業務に支障がない範囲での協力要請となる。

原発を停めたところで事故の可能性が何も減殺されることなどないことは、かの福島第一原発ですら自動停止には成功している&4号炉が震災時に点検中で停止していたにもかかわらず、立派に事故が発生してしまっている事例で既に実地で証明されてしまっているのですが。
その事例を目の当たりにしてなお、停めることに躍起になるというのは、正直「無駄」以外の何物でもありませんね。
電力不足の懸念に加え、火力発電による代替で燃費が跳ね上がり、それが回りまわって電力料金の値上げという形で一般庶民にも返ってくるのが確実なのですから。
実際、LNG火力発電で使用する天然ガスが高騰していることから、来年2月の電気料金が値上げされるとのことですし↓

http://megalodon.jp/2011-1228-2115-12/sankei.jp.msn.com/economy/news/111227/biz11122717140027-n1.htm
>  電力10社と都市ガス大手4社は27日、原燃料調整制度に基づく来年2月の電気・ガス料金を発表した。算定根拠となる9-11月の液化天然ガス(LNG)の平均価格が上昇したため、中部電力は標準家庭で前月比12円、九州電力も同じく3円値上げする。
>
>  一方、価格が下落した原油を火力発電燃料に多く使う北海道や沖縄など6電力は値下げする。
>
>  ガス料金では、2月からマイナス1・2%の料金改定を行う大阪ガスが前月比41円の値下げ。東京ガスなど他の3社はLNG価格上昇を反映し8円値上げする。

石油や天然ガスなどでは市場価格や国際情勢の動向などで安定的な供給が難しいからこそ、安価な燃費で膨大かつ安定的な電力供給を可能とする原発が重宝されてきたという歴史的経緯を抜きにして「脱原発」などやっても、無意味どころか有害ですらあるでしょう。
「脱原発」をやりたいならば、きちんとした代替案を用意し「原発が無くても大丈夫な大量発電&安定供給体制」を確立した上で行うべきなのですが。

それにしても、昨今の原発停止問題を見ていると、もはや「実際の原発が安全か否か」「代替案はどうするべきか」などは既に主要な争点ではなくなっているように思えてなりませんね。
今の状況は、「脱原発」「反原発」を絶対的な教理とする新興宗教が、それに反する人間を「神に逆らう異教徒」として断罪するという、一種の十字軍的様相を呈しているというのが実態に近いのではないでしょうか。
「原発を停める」ことにこだわるのも、実際の原発の安全性や危険度が問題なのではなく、とにかく目先の錯覚レベルな心理的安心感を得たいからなのではないかと。
こうなると行政側も「原発を再稼動すると世間およびマスコミから叩かれる」と考えるようになってしまいますし、地方議会なども「信徒」の票に配慮せざるをえず「触らぬ神に祟りなし」とばかりに原発再稼動に言及しなくなっていくでしょうね。
科学ではなく宗教なのですから、「原発を停めても安全ではない」という実態に即した正論を少し唱えただけでも「神に逆らう悪魔の言葉」と見做され、さながら魔女裁判のごとく聴衆から断罪されることにもなりかねないわけで。
この辺り、震災直後における「自粛」を強要する「空気」と構図は全く同じですね。
非合理的な感情論が問答無用で万人に押し付けられる、という点において。

こんな愚かしい反原発バカ祭り、一体いつまで続くというのでしょうか。
これまで散々なまでに原発問題を弄んできたカンガンスと民主党の存在共々、一刻も早くこの世から消えて欲しいものなのですが。


九州新幹線全線開業の経済効果と熊本駅の動向

九州新幹線全線開業の経済効果が、鹿児島県だけで365億1千万円に達したのだそうです。

http://megalodon.jp/2011-1213-2210-15/sankei.jp.msn.com/economy/news/111213/biz11121320260029-n1.htm
>  鹿児島銀行系のシンクタンク、鹿児島地域経済研究所(鹿児島市)は13日、九州新幹線の3月12日全線開通に伴い人の動きが活発化した5~12月は、県内の経済効果が前年同期比で365億1千万円となったとする集計結果を発表した。
>
>  同研究所によると、1月の霧島連山・新燃岳噴火と、開通前日に発生した東日本大震災の影響により、1~4月の県外からの宿泊者数は16%減少。しかし、5~12月には24.5%増に転じ、年間を通じた推計値は10.6%増の771万5千人となった。
>
>  一方で、新幹線効果が薄れる来年5月以降は、県外からの宿泊者数が減少するとの見通しを示した。阪口健治主席研究員は「首都圏や中京圏からの観光客を掘り起こすため、官民一体で体験型旅行など新たな価値を生み出すことが必要だ」と述べた。

福岡と熊本でもそこそこの経済効果は上がっていると思うのですが、こちらはどうなっているのか気になるところです。
熊本の場合、2010年5月に発表された予測では220億円の経済効果が出るとのことでしたが↓

http://www.dik.or.jp/pdf/press_1005_shinkansen.pdf

九州新幹線全線開業に伴い、九州第3の都市とは思えぬほどに利便性が悪く利用者も少なかった熊本駅がどのように変わったのかも気になるところです。
JR九州限定の1日当たりの乗車人数で見ると、2010年度も九州7県のターミナル駅の中で未だに下から2番目な位置付けですし(T_T)↓

http://www.jrkyushu.co.jp/profile/outline/data.jsp#2
1位:博多駅>3位:鹿児島中央駅>4位:大分駅>8位:佐賀駅>9位:長崎駅>12位:熊本駅>30位以下:宮崎駅

これが2011年度になるとどのように変わるのかが注目ですが、さてどうなっていることやら。
熊本県民としては、さすがに「万年ブービー賞」の地位からは脱出して欲しいものなのですけどねぇ。

全線開業の前日に東日本大震災が発生したために話題性を全部そっちに持っていかれた挙句、「自粛ムード」によるダメージまで蒙るという不幸なスタートを切る羽目になった九州新幹線。
しかし、5月以降は観光客も増え、まずまずの経済効果を上げることが出来たようでまずは何よりです。
新幹線ブームが収束すると予想されている来年以降にはまた別の問題も浮上するでしょうが、九州新幹線には今後も九州経済の発展に寄与して欲しいものですね。


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