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熊本市中心街の空洞化問題

熊本市中心街の空き店舗・空室面積が5年連続で増え続けています。
商業施設の郊外移転や熊本合同庁舎の移転、さらには政令指定都市化に伴う熊本市役所の機能分散などが影響しているとのことで、中心街の衰退傾向が明確に示された形です。

http://megalodon.jp/2012-0824-1902-50/kumanichi.com/news/local/main/20120823002.shtml
>  不動産鑑定・評価の鑑定ソリュート熊本(熊本市)がまとめた2012年度の同市中心市街地の空き店舗・事務所調査によると、空室面積の合計は前年度比24・8%増の約6万3千平方メートルで、5年連続で増えた。調査を始めた2006年度以降、空室面積は最低だった07年度の約2・7倍に増えており、特に上通から下通にかけての目抜き通り周辺で顕著になっている。
>
>  中心市街地では昨年来、新たなオフィスや店舗の供給は横ばいで、同社は
「商業施設の郊外移転に加え、熊本合同庁舎移転や熊本市役所の区役所への機能分散も中心部の集客に影響し、店舗の撤退につながった可能性がある」とみている。
>
>  ことし4~6月、白川と坪井川で挟む、南千反畑町、南坪井町、上林町から桜町、山崎町までの一帯で調査。空き室情報がある約350件を分析した。
>
>  空室面積の約3分の1は、上通や下通など六つの主要通り沿いに集中。通り別で空室面積の増え方が最も大きいのは上通の38・9%増で、銀座通り21・0%増、下通17・7%増と続いた。
>
>  一方、シャワー通りでは、空室が33・8%減少したほか、新市街も10・3%減、並木坂も8・2%減と、いずれも改善傾向となった。
>
>  平均賃料(1階、1平方メートル当たり)は1・4%低下の4302円で、2年連続のマイナス。06年度の調査開始以降、最高だった07年度から17・6%下落した。平均賃料の最高は上通の5979円、最低はシャワー通りで3203円だった。
>
>  同社の麻生田栄壽社長は「地価の下落に対し、賃料の高止まりも空室増加の要因の一つ。観光客が増えても中心商店街への波及効果は限定的で、むしろ合同庁舎や市役所職員、来庁者の減少が周辺の飲食店に影響を与えている」と指摘する。(田川里美)

熊本と同じような「中心街の空洞化現象」自体は、他の地方都市でも起こっているでしょう。
九州最大の大都会である福岡市の中心街でさえ、郊外のショッピングモールの乱立で昔に比べれば相対的な重要度は落ちているわけですし。
まあ福岡の場合はそれでも鉄道網とバス路線の要衝であることと、福岡空港とのアクセスが良好であること等の恵まれた条件に、かなり救われている部分があるのですが。
九州新幹線全線開業の際も、福岡市中心街は一番の恩恵を受けていましたし。
交通の便が良いから人が集まるし、人が集まるから街が発展し、さらに交通網が整備されていくという良循環で上手く回っていますからねぇ、福岡は。

熊本市中心街も、熊本城や西日本最大の上通・下通・サンロードのアーケード通りなどの見どころはありますし、バス交通網の中心である熊本交通センターがありはするのですが、如何せんそれだけではパンチ不足というのが何とも言えないところで(T_T)。
鉄道網を軽視してきたツケが今頃になって回ってきた感じですね。
元々熊本駅と熊本市中心街は距離が離れすぎていて、鉄道が満足に使えない場所ですし、公共交通機関としての移動手段の使用頻度は、市電やバスの方が高いくらいなのですから。
九州新幹線全線開業の恩恵も、熊本市中心街はあまり享受できていない感が多々ありますし。
せめて地下鉄でもあればもう少し事情も変わってくるのでしょうが、元々が湿地帯だった上に多くの河川と地下水が存在する熊本市は、地下鉄を作ること自体が難しい状況です。
そもそも地下鉄自体、九州では福岡にしかありませんし。

元々映画ファンである私も、シネコンを含むショッピングモールが熊本市郊外に乱立するようになるまでは、熊本市中心街に唯一存在する映画館までわざわざ足を運んでいたものでしたが、シネコンでの映画観賞が常態化して以降は、熊本市中心街へ赴く機会はほとんどなくなってしまいました。
ショッピングモールという代替手段があるのに、ただでさえ遠い上に慢性的な渋滞や駐車料金の徴収などの問題が常に付き纏う熊本市中心街にこだわらなければならない理由がないですし。
「交通網の優越」と「独自の経済・商品価値」のいずれもない熊本市中心街が今の苦境を脱するのは、正直難しいものがあるでしょうね。


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えも (03/26 10:08) 編集・削除

地下鉄は地盤云々以前に、熊本市程度の都市規模じゃ作れないだろ。

日本におけるSNSの利用者増大とFacebookの台頭

SNSの利用者がさらに増大しているみたいですね。
ソーシャルメディアの動向を分析した「ソーシャルメディア調査報告書2012」によると、日本におけるソーシャルメディア人口は2011年時の3530万人から5060万人に増加しているとのこと↓

http://k-tai.impress.co.jp/docs/news/20120822_554581.html
>  インプレスR&Dのシンクタンク部門であるインターネットメディア総合研究所は、ソーシャルメディアの動向を分析した「ソーシャルメディア調査報告書2012」を8月24日に発行する。価格はCD(PDF)版が7万1400円、CD(PDF)+冊子版が8万1900円。
>
>  日本市場の動向調査では、2012年5月時点での日本のソーシャルメディア人口を5060万人と推計。
2011年調査の3530万人から1530万人増加しており、この2年間で加速度的に伸びている。投稿や書き込みなど、何らかの情報発信を行なっているユーザーは3290万で、ソーシャルメディア利用者の65.0%に相当する。
>
>  
インターネットユーザーにおけるSNSの利用率は、mixiが26.1%(前年調査27.0%)、Facebookが24.5%(同8.3%)、Mobageが8.4%(同6.3%)、GREEが7.8%(同8.3%)で、Facebookが大きく躍進。SNS全体の利用率もこれに伴って、前年の32.1%から45.6%に増加した。また、Twitterの利用率も前年の15.5%から26.3%と大幅に増加し、ソーシャルメディア(SNSまたはマイクロブログ)の利用率は52.0%とインターネットユーザーの過半数に達した。
>
>  利用デバイス別では、スマートフォンユーザーのソーシャルメディア利用率が66.7%と高く、40.0%がTwitterを、33.5%がFacebookを利用している。
>
>  インターネットユーザーにおける「LINE」の利用率は、「利用している」「試しに利用した程度」を合わせて21.3%で、最も利用率が高いのは男性10代の46.3%、次いで女性20代の43.4%、男性20代の32.7%となっている。

ここでは、Facebook・Twitterの台頭とmixiの衰退ぶりがはっきりと明示されていますね。
Facebook・Twitterの利用率が前年比で10%の増大を示したのに対し、mixiは1%近くの低下という結果になっているのですから。
mixiはもう、よほどの起死回生な秘策でもない限り、ここままどこまでも落ちていく運命なのでしょうねぇ(T_T)。
一方、数が多いだけでこれといった活用があまり報じられてこなかったFacebookでも、こういう報道がぼちぼち行われるようになってきたようで↓

http://kumanichi.com/news/local/main/20120823001.shtml
>  阿蘇市がインターネット交流サイト「フェイスブック(FB)」に開設したホームページの定期購読者が、千人を突破した。7・12豪雨災害の後に急増しており、市は「被災住民や観光客が情報源として活用している」とみている。
>
>  ホームページは市が6月中旬に開設した。FBの会員がページ上の「いいね」ボタンを押すと定期購読者となり、行政情報が自動的に配信される仕組み。
>
>  水害の直後、市は河川の水位状況や避難勧告エリアなどをFBに発信。JR代行バスの時刻表や道路の迂回[うかい]路の地図も紹介した。その結果、
水害の前は70人だった定期購読者が、被災後1週間は連日100~200人増加。22日現在、1300人となっている。
>
>  市情報課は
「スマートフォンやパソコンから簡単に閲覧できるため、避難所の住民や、阿蘇の様子を知りたい観光客らが定期購読者になったのだろう」と分析。「今後は復興に向け、観光情報を積極的に発信していく」としている。
>
>  定期購読者になるためには、インターネット上でFBの会員登録(原則実名)が必要。同課TEL0967(22)3253。(佐藤大樹)

Facebookはアラブのジャスミン革命などでも活躍したとのことですが、元来あまりユーザー数がいなかった日本では、これといった広報活動があまり報じられてこなかった感がたたあります。
元からユーザー数が多かったTwitterは、良かれ悪しかれ色々な毀誉褒貶が言われていますが、Facebookでは「会員になる際のデメリット」しかクローズアップされてきませんでしたし。
こういった報道の存在は、ここにきてようやく日本でもFacebookが定着してきたことを示すものでもありますね。
ただ、FacebookやTwitterにしても、別に明るい未来が永続的に約束されているというわけではないのですが。
10億人に迫ろうとしているFacebookのユーザー数も、本国たるアメリカでは既に頭打ちの傾向にありますし、株価を公開早々、下落を続けまくった経緯もあったりします。
数の上では未だ成長を続けているものの、まさにmixiのごとく栄枯盛衰のスピードが速いジャンルでもありますからねぇ、SNSは。
mixiの後追いなどをやらないよう、FacebookもTwitterも成長を続けてもらいたいものです。


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