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映画「アベンジャーズ(3D版)」感想

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映画「アベンジャーズ(3D版)」観に行ってきました。
過去のマーベルコミック作品で実写映画化した「インクレディブル・ハルク」「アイアンマン」「マイティ・ソー」「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」の主人公達が一堂に会するアクション映画。
今作に纏わるマーベルヒーロー4作品は全て観賞済みです。
なお、今回より2回目となる1ヶ月フリーパスポートを発動し、これから1ヶ月間、映画が無料で観覧できるようになりました(^^)。
……とは言っても、今作は時間の都合から3D版で観賞せざるをえなかったため、3D料金だけは普通に徴収されてしまったのですが(T_T)。
一応、今回は1ヶ月間で10作品以上の映画を観賞できる時期を狙っての発動となったのですが、果たしてどうなることやら。

映画「アベンジャーズ」のストーリーは、マーベルヒーローの実写映画4作品を全て観賞していることを前提に展開します。
たとえば、作中に登場するロキのエピソードは、映画「マイティ・ソー」で行われた戦いの後日談という形で語られていますし、キャプテン・アメリカも「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」からのストーリーの延長線で登場しています。
4作品全て観賞しないと、作中で展開されるエピソードの意味や繋がりが分からないようになっているんですよね。
まあ、あくまでもアクションがメインの作品なので、先述の4作品を閲覧していなくても今作を楽しむこと自体は充分に可能ではあるでしょうが、作中のエピソードを完全に理解するためには、やはり4作品全てを観賞した上で今作に臨んだ方が良いかと。
ちなみに、作品の時系列は以下のようになっています。

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(終盤以外、1940年代が舞台)

インクレディブル・ハルク

アイアンマン

アイアンマン2

マイティ・ソー(劇中、「スタークから聞いているか?」のセリフ有り)

キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(終盤部分、冷凍睡眠から覚醒)

また、今作に登場する女スパイのブラック・ウィドウことナターシャ・ロマノフは「アイアンマン2」で、弓矢使いのホークアイことクリント・バートンは「マイティ・ソー」で、それぞれ初登場しています。
そして、アベンジャーズ計画の立案者にして秘密組織「S.H.I.E.L.D.」の総指揮官ニック・フューリーも、「アイアンマン」1作目から要所要所で存在感を醸し出しています。
これらの積み重ねを経た上で、今作のストーリーが展開されるわけですね。

物語は、正体不明の地球外生命体が地球への侵攻を臭わせる発言を披露した後、「S.H.I.E.L.D.」のアジトで密かに研究が行われた四次元キューブを、「マイティ・ソー」のラスボスだったロキの襲撃で強奪されてしまうところから始まります。
この四次元キューブというのは、超強力なエネルギー体という共通項から「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」で登場していたコズミック・キューブと同一のものであると考えられるのですが、名前が違うので少々混乱させられますね。
ロキは襲撃の際、ホークアイを自分の傀儡にしており、四次元キューブと共に彼も引き連れて逃走しています。
四次元キューブを奪われた「S.H.I.E.L.D.」では、当然のごとく容易ならざる事態が発生したことを認識、総指揮官ニック・フューリーは、以前に凍結されていた禁断の計画「アベンジャーズ計画」の発動を宣言します。
「アベンジャーズ計画」とは、過去4作品に登場していたヒーロー達を結集し、チームを組ませて強大な敵に対処させるというもの。
ニック・フューリーの命を受け、まずは元ロシア人の女性スパイであるブラック・ウィドウが、カルカッタに潜伏しているハルクことブルース・バナー博士を、次にフィル・コーンソンがアイアンマンことトニー・スタークを、それぞれ「S.H.I.E.L.D.」に連れ出すことに成功します。
一方、キャプテン・アメリカことスティーヴ・ロジャースは、「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」のラストの段階で既に「S.H.I.E.L.D.」の保護下に置かれていたのであっさり勧誘終了。
「マイティ・ソー」のラストで遠いアスガルドの地へ帰ってしまったソーについては、「S.H.I.E.L.D.」では勧誘のしようがないため、当面はこの3ヒーローとブラック・ウィドウでロキの行方を追うことになります。

調査の末、「S.H.I.E.L.D.」の面々は、ロキがドイツのシュツットガルドに存在することを確認。
現場へ急行したキャプテン・アメリカとブラック・ウィドウ、そして援軍として到来したアイアンマンの活躍により、ロキはあっさりと捕縛されます。
形勢不利と見るやあっさりと縛についたロキの態度に不審を抱きながらも、一行はブラック・ウィドウが操縦する戦闘機?で「S.H.I.E.L.D.」の空の要塞である空中空母「ヘリキャリア」へと向かうことになります。
ところがその道中、突如稲妻と共に「マイティ・ソー」の主人公ソーが戦闘機の上に出現。
ソーは、危険な四次元キューブの奪取と、何よりも所在が判明したロキをアスガルドの地へ連れ帰るべく、再び地球へと姿を現したのでした。
戦闘機内に侵入したソーは、ロキの身柄を確保するや、その場で戦闘機から落下し姿を消してしまいます。
慌てて2人を追うアイアンマンとキャプテン・アメリカ。
そして、ロキを説得してアスガルドに連れ帰ろうとするソーと、挑発的な性格のトニー・スターク扮するアイアンマンの両名が、まずは対峙することになるのですが……。

映画「アベンジャーズ」に登場するヒーロー達は個性派揃いで、それ故にチームを組んで戦うという手法を苦手としています。
そのため、序盤は全くと言って良いほどに足並みが揃わず、しばしば仲間割れすら起こす始末。
特にトニー・スタークとソーは、元々の出会い方が最悪だった上、互いに好戦的な性格であることも災いして全くそりが合いません。
序盤の両者の対決も、キャプテン・アメリカが止めに入らなかったら、どちらかが死ぬまで延々と勝負し続けていたのではないかと。
あの2人を見ていると、「同族嫌悪」とか「近親憎悪」とか言った言葉がついつい浮かんできてしまったくらいでしたし(苦笑)。
かくのごとく、チームワークというものを全く持たないヒーロー達を戦場で束ねる役は、キャプテン・アメリカが担うことになりました。
彼は元々アメリカ軍に所属していて友軍を支援していた実績もありますし、今時珍しい自己犠牲精神と誠実な性格の持ち主でもありましたし、リーダーとしては誰よりも適役者だったでしょう。
この辺りは、「キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー」の感想記事で予想した通りの展開ではありましたね。
ちなみに、映画「アベンジャーズ」に登場する各ヒーロー達の強さは以下の通りとなります↓

ハルク(ブルース・バナー)
攻撃力:◎ = 全ヒーロー中最強(ロキを一方的にぶちのめす)
防御力:◎ = 全ヒーロー中最強(高度1万メートルから落下しても無傷、敵の集中攻撃にも耐えられるなど)
スピード:◎
遠距離攻撃能力:なし
飛行能力:なし
その他:人間時はそれなりの研究者で理性的だが、ハルク変身時は狂気と衝動のままに行動する。

アイアンマン(トニー・スターク)
攻撃力:○
防御力:○
スピード:◎
遠距離攻撃能力:あり(小型ミサイル、掌から発射されるレーザービームなど)
飛行能力:あり
その他:エネルギー切れの問題があるものの、一番万能で使い勝手の良いヒーロー。

ソー
攻撃力:◎
防御力:○
スピード:○
遠距離攻撃能力:あり(雷を呼ぶ)
飛行能力:あり
その他:体力面ではハルクと同等。遠距離攻撃にエネルギー切れの心配なし、ただし一定の溜めが必要?

キャプテン・アメリカ(スティーヴ・ロジャース)
攻撃力:○
防御力:○(ただし特殊シールドのみ ◎ )
スピード:△
遠距離攻撃能力:あり(シールドを投げる)
飛行能力:なし
その他:筋力が超人的であることとシールド以外はこれといった特徴がなく、他のヒーロー達と比較すると弱い感は否めない。

ブラック・ウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)
ホークアイ(クリント・バートン)
攻撃力:△
防御力:△
スピード:△
遠距離攻撃能力:あり(銃や弓矢)
飛行能力:なし(ただしブラック・ウィドウが飛行機を操縦可能)
その他:人間としての身体能力は優れているが、作中では基本的にサポート担当。キャプテン・アメリカと一緒に行動していることが多い。

戦闘能力的には一番であろうハルクが基本的にバーサーカー状態で扱いづらく、一方で一番弱いであろうキャプテン・アメリカがリーダーには最も適していることを考えると、まともなチームワークが確立さえすればバランスが取れたチームと言える組み合わせではありますね。

一方、敵陣営の方を見てみると、今作では地球侵略の尖兵的な役割を担っているロキが実質的なラスボスと言って良く、ロキの背後にいる真の敵はまだ前面に出てきておらず正体も完全には明かされていないという感が多々ありますね。
そもそも、ロキが率いていた地球侵略のための兵達も特にこれといった特筆すべき力があったというわけでもなく、ロキの知略による奇襲や数に任せた物量作戦で押し切る的なものが目立っていましたし。
予告編でも登場していた巨大な怪物も、ヒーロー達の攻撃の前に簡単に撃退されてしまっていて見かけ倒しもいいところでした。
四次元キューブの力で開けられたホールから仰々しく出てきた割には、破壊の規模が妙に小規模な感が否めませんでしたし。
あれならば、アメリカ軍が空軍と陸軍を大量投入すればまだ何とか対抗できないこともなかったのではないか、とは思わずにいられなかったですね。
というか、作中ではヒーロー達以外だと警察が拳銃で飛行体と応戦している程度で、軍はいきなり核ミサイルを発射した1機の飛行機以外は全く参戦してすらいませんでしたし。
作中のアメリカ軍は、敵と直接に交戦して壊滅したような様子すらありませんでしたし、彼らはヒーロー達に戦いを丸投げして一体何をしていたというのでしょうか?
あそこでアメリカ軍がヒーロー達と一緒に戦っていれば、ヒーロー達ももっと楽にかつ優位に戦局を進めることもできたはずでしょうに。
ニューヨークというアメリカの一大都市が敵の攻撃を受けているというのに、結果的に戦いすらもしなかったアメリカ軍は、ヒーロー達が賞賛・恐怖されるのに反比例する形で大いに糾弾されて然るべきだったのではないかと思えてならないのですが。

「アベンジャーズ」のエンドロールの最中に出てくる映像を見る限りでは、明らかに続編があることが示唆されていますし、実際、既に続編の制作も決定しているのだとか。
続編たる「アベンジャーズ2」は2015年5月にアメリカで公開予定だそうで、日本の公開も2015年~2016年になりそうな雰囲気です。
さらにその間に「アイアンマン」「マイティ・ソー」「キャプテン・アメリカ」単独の続編作品や、マーベルコミック系の新規ヒーロー作品も出てくるようなので、続編はさらに盛り上がることになりそうですね。

あと、今作のエンドロールの最後には、黒幕の描写とはまた別の特典映像がありますので、映画が完全に終わるまで席は立たないでおくことをオススメしておきます。


コメント一覧

AKIRA (08/19 10:39) 編集・削除

TB重複してしまいました。m(_ _)m

ハルクの無敵ぶりは反則気味。。w
たしかに米軍の影が薄かったですね。
シールドを異端扱いしているからソリが合わないのでしょうか。

とにかく続編が楽しみであります!

http://blog.livedoor.jp/ykyama_g3/

冒険風ライダー(管理人) (08/20 01:14) 編集・削除

>AKIRAさん
ハルクは「いったいどうやったら殺せるんだ?」とすら考えてしまったほどに絶対的な強さを披露していましたね。
ハルクの変身元であるブルース・バナー自身、「ハルクをどうやったら殺せるのか」について色々試行錯誤していたみたいですし。
ハルクの場合、他者との複雑な連携プレイや頭脳戦的なことがバーサーカー効果で全くできないわけで、その代償としてのあの強さなのでしょうね。
今作の場合、「超人的な力」といっても生半可な強さでは、他のヒーロー達の中に埋もれてしまうことにもなりかねないわけで。

続編は早くても3年以上は待たなければなりませんが、その間に他のマーブルヒーロー映画も出てくるわけですし、期待は高まりますね。

http://www.tanautsu.net/

iina (08/25 12:27) 編集・削除

tanautsu.netから いらっしゃいませ^^

>やはり4作品全てを観賞した上で今作に臨んだ方が良いかと。
そうなのでしょうね。前半は要領を得ぬまま進行しました。
SFX技法も予算がかかるので、話し合う場面は継ぎ足しかと思ってました。

http://blog.goo.ne.jp/iinna/e/1a6a9da75e30d317f3ee7b3ca0a5267a?st=0

冒険風ライダー(管理人) (08/25 13:16) 編集・削除

>iinaさん
私は4ヒーローの映画作品全てを全て観賞していたので繋がりも簡単に理解できたのですが、そうでなければ分かりにくいエピソードも少なくないですからね。
ブラック・ウィドウやホークアイなんて、これまでの映画を見ていないと「どこから出てきたの?」という疑問すら抱かざるをえないところですし。
その点では復習が必須の作品、と言えるでしょうか。

http://www.tanautsu.net/

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