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「キング・オブ・ファイターズ(KOF)」の実写映画版が日本公開

ハリウッドでいつのまにか製作されていたらしい、往年の人気格闘アクションゲーム「キング・オブ・ファイターズ(KOF)」の実写映画版が日本でも公開される運びになりました。
2011年7月2日にお台場シネマメディアージュ他で初披露となり、順次全国公開されるとのこと。
映画の公式サイトはこちら↓

http://kof-movie.net/

私の地元である熊本では予告編すら流れていないため、熊本での劇場公開が実現するのか否かはまだ分かりません。
しかしこれ、公式サイトで公開されている情報だけを見ても、既に原作レイプの兆候がそこかしこに漂いまくっていますね。
ストーリーからしてこんなシロモノですし↓

戦いに勝った者だけが次の試合に進めるファイターズのためのトーナメント。しかし、その「THE KING OF FIGHTERS」になるために、以前大会に出場禁止になったルガールが復讐の時を狙っていたのだ。美しい女ファイターである舞と八神一族の庵は、ルガールに力を与え続ける「オロチ」を封印するため、草薙剣(くさなぎのつるぎ)を探し始める。そこで出会ったのが昔、ルガールを倒し「オロチ」を封印した柴舟とその息子京だった。舞は京に近づき剣の話を持ちかけるが…。八神一族と草薙一族の意外な事実も明らかになるのだが、その間にもルガールによってトーナメントは支配され、殺されていくファイターたち‥。舞たちは剣を手に入れて、悪に染められた世界を元に戻せるのか‥! 戦いの頂点に立つのは誰なのか?!

本来は餓狼伝説シリーズのキャラクターであってKOF独自のメインキャラクターですらない不知火舞が、草薙京を差し置いて主人公。
エンディングを迎える都度、チームメンバーを半殺しにしていた八神庵が不知火舞と手を組む。
もうこの時点で原作設定と大いに異なる点が多々あります。
草薙剣にしても、CMムービーを見る限りでは「草薙の拳」ではなく本当の「剣(というよりも刀)」のようですし↓

そもそも原作の登場人物を姿形だけでも真似ようという気配すら全くありませんし。
2009年公開映画「DRAGONBALL EVOLUTION」という駄作を出していながら、まだハリウッドは性懲りもなく日本のマンガ・アニメ・ゲームの実写映画化を画策していたわけですね。
その方面で何とか成功しているのは、原作からして相当なまでにアメリカナイズされていた「バイオハザード」シリーズくらいしかないというのに。
アメリカではヒットしているのかと思えば、当のアメリカですらブーイングの嵐のようですし。
ことさら駄作に仕立て上げて日本原作の作品を貶めることが本当の目的なのではないのかとすら思えてくるくらい、日本のマンガ・アニメ・ゲームとハリウッドの実写映画化はミスマッチもいいところなのですけどねぇ(-_-;;)。


コメント一覧

S.K (06/16 22:55) 編集・削除

>日本のマンガ・アニメ・ゲームとハリウッドの実写映画化はミスマッチもいいところなのですけどねぇ(-_-;;)。

十数年前の「STREET FIGHTERⅡ」はかなりの傑作
でしたよ。
アメリカ軍人のガイルを主役に出来るという強みは
ありましたが、春麗がエドモンド本田とザンギエフ
を連れて悪の組織シャドルーに三者三様の仇討ちに、
ケン・リュウコンビは正に裏町のチンピラのノリで
一攫千金を狙って潜入したらそれぞれ因縁のある
四天王に遭遇、そして悪を討ち友ブランカを探す
ガイルとキャプテン・バイソン(日本でのベガ)の
壮絶な決闘と話に破綻がありません。
ブランカがシャドルーの強化人間計画の犠牲者で
ダルシムがインド人ではなく自爆首輪を嵌められた
科学者が乱戦による漏電で黒コゲになった姿というのは
まあご愛嬌ですが、本来サイキックパワーによる
キャプテン・バイソンのフライングアタックを
コンピュータールームを戦場とした事によるリニア
移動攻撃に置き換えたあたりは結構感動ものでした。
そして爽快なエンディングと思いきや驚愕の
エピローグに「to be continue……?」はベタボメ
したい所です。
どこかのレンタルショップにありましたら一見する
価値はありますよ。

冒険風ライダー(管理人) (06/17 01:11) 編集・削除

>S.Kさん
原作作品の実写映画化の場合、原作がメジャーなものであればあるほど、映画の評価基準としては「映画そのものの構成や演出」よりも「いかに原作に忠実に作られているか」に大きなウェイトが置かれることになるのではないでしょうか。
1998年公開映画「GODZILLA」などはまさにその典型例でしょう。
アレも「ジュラシック・パーク」辺りの流れを汲んだ恐竜・怪獣物として観た分には充分に楽しめる映画だったのですが、「原作のゴジラとあまりにもかけ離れている」という苦情が頻出して惨憺たる評価を受ける羽目になったわけです。
私が記事の本文で挙げた「DRAGONBALL EVOLUTION」なども、ドラゴンボールの名を冠してさえいなければ、却ってそこそこのアクション物として評価されることになったのではないかと。
この手のメジャーな原作作品の実写映画化やアニメ化は、とにかく「いかに原作に忠実に作られているか」が重要なのであって、それが疎かになっている映画は、たとえその内容や演出が如何に上手くできたものだったとしても「駄作」の評価を受けることになるわけです。

ハリウッドが製作する日本原作の実写化映画にはこういう配慮が全くと言って良いほどなく、「原作の名を騙る全くの別物」に成り下がっているケースがほとんどです。
アメコミ原作作品や「ハリー・ポッター」シリーズなどの実写化映画は、時間の制約などでエピソードが抜けている点などはあるにせよ、とりあえず原作の基本設定やストーリーの基本的な流れなどはきちんと尊重しているのに、何故日本原作の作品に関してだけはそれができないのか、私としては何とも不思議でならないわけです。
大勢を占めているとは言い難い「アメリカ万歳路線」などとは比べ物にならない、ハリウッド映画が抱える本当の問題点ですね、これは。

http://www.tanautsu.net/

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