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大災害直後における「自粛」「不謹慎」ムードの弊害

東日本大震災の影響で、東北地方以外で行われる予定だった様々なイベントが、「自粛」という名の中止に次々と追い込まれています。
私の周囲でも、九州では間違いなく一大イベントになったであろう九州新幹線全線開業の祝賀イベントが中止され、また「作中に津波の描写がある」というだけで映画「ヒアアフター」が上映中止になったりしています。
ニュース報道を見ていても、全国各地で大手のイベントが次々と中止されている様子が報じられており、日本全国に「自粛ムード」が漂っている感すらあります。

しかし、「被災者に対する配慮」という「錦の御旗」「葵の印籠」を悪戯に振り回し、日本全体を沈滞させるような雰囲気を醸成したところで、それで誰かが救われるのでしょうか?
確かに、地震および津波による甚大な被害に遭った人達のことを想い、安否を心配する気持ちは大事でしょう。
しかし一方では、せっかく楽しみにしていたイベントが「自粛」になってしまった人もいれば、そのイベント開催のための準備に時間と手間をかけていた人もいるわけです。
彼らには、被災地の犠牲と被災者に対する配慮と同じくらい、「自粛」されたイベントに対する残念・無念な想いがあっても不思議ではありません。
また被災者達の中にも、自分達とは全く関係のない地方のイベントが次々と「自粛」されることについて忸怩たる想いを抱いている人だっているかもしれません。
ただでさえ地震絡みで暗いニュースが続く中、「不謹慎だから」という理由で「自粛」と称し被災者と一緒に沈滞化するのでは、自分も被災者も救われないでしょう。
むしろ、こういう暗いニュースが続く時【だからこそ】、暗さを吹き飛ばしてしまうような明るいイベントやエンターテイメントを「あえて」企画・実行することが求められても良いのではないでしょうか。
自分も被災者も両方が救われる方法をこそ、このような状況に限らず人は模索すべきなのです。

吉本興業が「自粛ではなく行動」をキャッチフレーズに、吉本興業が沖縄国際映画祭開催をチャリティー重視で行うことを発表したのだそうです。

http://megalodon.jp/2011-0315-2204-06/www.cinematoday.jp/page/N0031079

明るいイベントを催しつつ、チャリティーで寄付を募り被災者を金銭面から支援する。
これこそが「身近で誰にでもできる支援活動」であり、また被災者のためにもなることなのではないでしょうか。
すくなくとも、他ならぬ被災者達が大迷惑だと誰もが主張する「押しかけ素人ボランティア」「プロ市民」の類などよりも、はるかに被災者のためになることは確実でしょう。
「悲劇の報道合戦」でもやっているかのごときマスコミの暗いニュースの洪水に翻弄され、被災者に同情しているばかりでは、被災者が救われないどころか、経済活動の停滞をも招いて、他ならぬ自分自身すら窮乏に追い込んでしまうことにもなりかねません。
暗いご時世だからこそ「自粛」「不謹慎」などという「空気」を跳ね除けて明るく振る舞う、ということが必要とされるのではないでしょうか。


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boogie (04/07 12:17) 編集・削除

賛成(・o・)/

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