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被害者を神聖不可侵の存在として扱う山本弘

この間くたばった北朝鮮の御本尊サマを尻目に、我らが山本弘大将軍様が久々のネタをおひり出しになられたようです↓

http://hirorin.otaden.jp/e226018.html
> スマイリー・キクチ『突然、僕は殺人犯にされた』(竹書房)
>
>  ネット上で殺人犯の汚名を着せられた、お笑いタレントのスマイリー・キクチこと菊池聡。その10年に及ぶ苦闘の記録である。
>  
僕もネット上で中傷されたことがあるが、菊池氏の受けた苦しみは僕のそれとは比べものにならない。はるかに重く、恐ろしい。

ここから「突然、僕は殺人犯にされた」の著書内容が紹介されていくのですが、赤字の部分「僕もネット上で中傷されたことがある」が山本弘の本音とダブスタぶりを何よりも雄弁に物語っていますね。
と学会関連の著書でも「こんなに変だぞ!『空想科学読本』」でも、そして奇説珍説博物館に収録されているネット上の発言の数々でも、他ならぬ山本弘自身がまさに他者に対する誹謗中傷を語り倒しているのではありませんか(爆)。
自身がそういうスタンスを貫いているのであれば、自分でやっているのと同じ手法の反論が来ることも当然想定しておくべきですし、それに対する反論を全て「中傷」として片付けるというのもねぇ……。
あの自称SF作家が私のサイトやかつての山本弘問題連絡会、さらにはその他の批判サイトなどを全部ひっくるめて「アンチ」と呼び「奴らは自分達に誹謗中傷を加えている」などと断じていることは、過去の発言の数々からも一目瞭然ですし。

http://www.tondemo.info/material01_2006_10_aa.html
http://www.tondemo.info/material01_2009_05_ad.html

また、「突然、僕は殺人犯にされた」の感想について、山本弘はこんなことをのたまっているのですが↓

>  本書を読んで特に痛感したことが二つ。
>  ひとつは、犯人たちのあまりの非常識と無知。2ちゃんねるに書かれた情報を裏を取らずに信じこむのもどうかしているが、
ネットではどんな中傷や脅迫を書いても許される、匿名だから捕まらないと無邪気に信じていたらしい。ネットに脅迫を書きこんだ人物が逮捕されたというニュースは、しょっちゅう流れているというのに。

非常識と無知については山本弘も人後に落ちないでしょう(爆)。
何しろ、裁判所にすら「誹謗中傷をした」と認定されてしまっている伊藤剛氏絡みの問題について、裁判の経緯も判決内容も充分承知でいながらこんな発言ができるわけなのですから↓

http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20090727/1248668307
> あ、あかん、こいつほんまにバカや(^^;)
> 「バカ」と言われただけで、いちいち「発信者の確認」って……そこまで過剰反応するかー。
> 眠田さんもこれ以上、煽らないように。
> また訴訟沙汰とかになったら面倒ですから。

発言の場が「と学会」のメーリングリストだからどんな中傷や脅迫を書いても許される、非公開だから暴露されないだろう、などと無邪気にも頭から信じ込んでいたのでしょうね、山本弘大将軍様は。
しかも、一連の発言が暴露された際の開き直りがまた笑えるシロモノで↓

http://d.hatena.ne.jp/kensyouhan/20090807/1249618542
>(1)公の場でならともかく仲間内での会話が何故問題にされるのかわからない。あなたは日常会話で誰かを「バカ」と呼んだことがないのか?
> (2)伊藤氏のことを「バカ」だと言ってしまったのは、伊藤氏が「と学会の陰謀」を唱えているのが滑稽なうえに、伊藤氏は眠田氏のメールアドレスや電話番号をたぶん知っていたのだからもっと簡単に確認が取れたはずなのに、わざわざ「発信者の確認」をしていたからである。
> (3)「と学会」のメーリングリストではいつも「バカ」とか言い合っているわけではない。

山本弘が記事の中で罵倒しまくっている「スマイリー・キクチを誹謗中傷してきた人達」だって、いくら何でもこのレベルよりはまだ上等な言い訳くらい普通にやっているのではないかと思えてならないのですけどねぇ(笑)。
2chなどよりもはるかに信頼性の高い情報が公共の機関から公にされており、しかもそのことについて充分な知識を持ち合わせているはずの人間が、それでもこんなおバカな発言をやらかすケースについては、一体どのように評価すれば良いというのでしょうか(苦笑)。

あと、記事の最後の締めにある引用のやり方も最低ですね↓

>  ちなみにアマゾンで調べてみたら、レビュアーの中にこんなことを書いている奴がいて唖然となった。
>
>
>色々調べてみて思ったのだがこの事件に関しては炎上のきっかけとなる書籍もあり事件の関係上、書き込みをした者=悪で書き込みをされた者=善という単純な二項対立でとらえて議論することはかなり無理がある上この事件でネット社会における日本人の精神の脆弱性云々などという話は偏見や恣意性に基づく飛躍甚だしく論外であるとさえ思われる。実際のところ書き込みをした者は社会的に問題があるような方々ではなくごくごく普通の主婦であったり女子高生であったり会社員であったりしたようでそういったごく普通の方々がむきになって書き込みをする原因となった書物や筆者のテレビでのおよそネタを通り越した凶暴な発言などに思いをはせ、その問題の所在について考える必要があるのかもしれない。
>
>  
犯人を擁護するなあ! ごくごく普通の主婦や女子高生や会社員ならやってもいいってわけがあるか、バカ者が!

山本弘が問題にしているアマゾンレビューの原文はこれなのですが↓

http://ow.ly/8cPvG

しかし、このレビューを書いた人は別に「犯人の所業」を擁護しているわけではありません。
そもそも、レビューの冒頭からしてこんな注意書きもありますし↓

> この手の本はあまりにも露骨な宣伝的レビューが多く本当の実態を知りたい人の為に関係者などからの多くの批判を承知であえて本当のことを書かせていただく。というのも出される報道情報の真偽やその背景をもう一度考えてみることは非常に重要であると思うし、賛否分かれるとは思うが一つの意見として是非考えてみてほしいと思うからだ。レビューの賛否数などはひとまず無視して真っ白な気持ちで読まれてほしい。ちょっと長文になるが本当に何か少しでも感じるものがあれば幸いだ。

そしてレビューではさらに「なぜ彼は一般人でなく出版社や作者側を訴えなかったのかや又なぜテレビに出る立場でありながら長年放置したのか自分は疑問に思っていた」とも述べられていますし、結論部分でも「寧ろ本当に戦うべきは元ネタの他者の人権を踏みにじる大ウソの情報を流して金を儲けた問題の書籍の出版社側ではないだろうか?」と言及しています。
そして一方、著者の対応についても問題視していて「事情が事情だけに一般人からの書き込みは感情から来る怒りやからかいもあれば正義感から書きこんだ記述もあろうにそういった事情を汲み取れず見たところ健全な批判である意見かもしれない物にまで警察の介入を招く必要が本当にあったのであろうか?」と書いていたりするわけですね。
レビュアーが本当に主張したいのは、「デマネタを流した情報源こそが全ての元凶なのに何故そちらを訴えなかったのか?」と「そういった情報を信じて書き込んでいる側の事情を勘案せずに全て警察沙汰にしたのは間違っているのではないか?」といったところにあるのであって、「ごくごく普通の主婦や女子高生や会社員だから犯行をやっても良い」などとは一言半句も述べてなどいないのです。
実際問題、デマを発信している情報源を放置して掲示板やブログの書き込みだけを問題視しても「トカゲの尻尾をひたすら切っているだけ」で何の解決にもなりはしませんし、また「中傷だから」と投稿を一律に規制したりすれば、真っ当な批判や普通一般の発言すらも満足に行いえなくなるでしょう。
特に後者なんて、かつて己の封殺板で強権発動を乱発した挙句、自身でさえ居心地が悪くなって掲示板を閉鎖せざるをえなかった自称SF作家が実地でやっていたことでもありますし(笑)。
件のレビュアーも述べていますが、まさに「書き込みをした者=悪で書き込みをされた者=善という単純な二項対立でとらえて議論することはかなり無理がある上」「そもそも何をもってその発言が健全か否かを判断する基準が明白でな」いからこそ、当事者も警察も対応に苦慮【せざるをえない】事情があったりするわけです。
これのどこをどう読んだら「ごくごく普通の主婦や女子高生や会社員ならやってもいい」とレビュアーが述べているなどと断じられるのか、むしろ山本弘の文章読解能力の方がはるかに疑問に思えてならないのですけどね、私は。
まあ、あの本職の作家とも思えない自称プロの幼稚園児レベルな文章読解能力の惨状は、別に今に始まったことでもないのですが(苦笑)。

結局のところ、山本弘が件の著書を取り上げた最大の理由は、これが言いたかっただけなのでしょうね↓

>  ネット上での中傷や脅迫は立派な犯罪だという事実を、もっと世間に浸透させる必要があるだろう。「言論の自由」の中には、「無実の人間を恐怖に陥れていい自由」は含まれない。

山本弘自身の過去の凶行や唐沢俊一のP&Gな愚行の数々で、山本弘も含めた「と学会」の面々はネット上で徹底的に批判されている上、「批判されるのは自分達の愚行に原因がある」などとは当然全く省みることのない連中ですから、そりゃ「自分達を非難する奴が悪い!」「自分達はネットで中傷を受けている!」と喚きたくもなるでしょうねぇ(爆)。
だからこそ、ケースが全く異なるであろうスマイリー・キクチの境遇に自分達のそれを重ね合わせることにも何ら躊躇を覚えないわけで。

それにしても、いつも思うことではあるのですが、児童ポルノや非実在青少年絡み等の表現規制問題について少なからず熱を入れて取り組んできていたであろう山本弘が、被害者を絶対視して言論統制を肯定する発言をするのは滑稽以外の何物でもないですね。
南京問題やホロコースト問題でも似たような発言をやらかしていますし。
被害者だろうが何だろうが、特定の人物ないし組織を「批判も許されない絶対的な存在」として崇め奉った挙句、その立場を錦の御旗のごとく振りかざして相手の反論を封じ込めようとする行為は、それこそ「言論の自由」から最も遠いものであるはずなのですけどね。
まあ、あの山本弘大将軍様にそこまでの深慮遠謀や配慮といったシロモノが備わっているわけもなく、その場その場で自分に都合の良い理論を適当に採用しているだけでしかないのでしょうが(苦笑)。


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投稿者:丑蝮 2014年07月05日(土)14時52分 編集・削除

 管理人さん、忙しいなか、大変申し訳ないのですが、確認のため、リンク先レビューを見ました。しかし、自分が見たかぎりでは、それらの文章は見当たらなかったのですが、削除されたのでしょうか、それとも自分に見落としがあったんでしょうか、おねがいします。m(__)m

それにしても、山本弘さんは自分の本でマスコミ批判(主に、オカルト番組のヤラセやそれらの類)や、メディアリテラシーをとなえておきながら、自分もそれと同じく、悪質な改竄や故意的な解釈ミス(おもに、南京問題など)などの行為を行うとはあきれるばかりです。

 自分はこの人の本をみると、彼のとなえている『メディアリテラシー』て、なんなんだろうと、少し考えたくなりますし、マスコミ批判をしている人物が、批判対象と同じ行為をするなんて、チョット勘弁してほしいです。

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