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映画「一命」感想

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映画「一命」観に行ってきました。
滝口康彦の小説「異聞浪人記」を原作とし、江戸時代初期に蔓延したと言われる「狂言切腹」を題材に「武士の生き様」に対し疑問を投げかける作品。
2010年11月に暴行事件を起こしニュースになった市川海老蔵が主演ということで話題になった映画です。
時代劇なのに3D版公開などという、観客的には実に無意味&ボッタクリもはなはだしい仕様で撮影が行われていたようですが、幸い行きつけの映画館では2D版も公開されていたため、3D版の回避には成功。
何でもかんでも3D版にすれば良いってものではないだろうと、私としては思えてならないのですけどねぇ(-_-;;)。

1630年(寛永7年)の冬。
徳川幕府に仕える名門・井伊家に、ひとりの浪人が門戸を叩きました。
市川海老蔵扮するその浪人・津雲半四郎(つくもはんしろう)は、主君を失い、その日暮らしの生活にも疲れたので、せめて武士らしく最期を遂げたい、そのために庭先を貸してくれと井伊家に申し出てきます。
その申し出に対し、「またか」とウンザリした顔で騒ぎ立てる井伊家に仕える武士達。
当時の日本では、中央集権体制の確立を企図した江戸幕府による大名取り潰しが相次ぎ、仕える主君と職を失い生活に困窮し浪人化する武士が頻出していました。
そして、そんな浪人のひとりが「最期を遂げたい」とある大名家に申し出、その心意気に感心した大名家が家臣として取り立てたという噂話が広まったことから、大名家に切腹を申し出ることで職を得たり、悪くても金銭を恵んでもらったりすることを目的とする「狂言切腹」というものが各地の大名家で問題化していました。
この事例を知る大名家の武士達が、素性も分からぬ浪人の切腹申し出に良い顔をするわけもありません。
彼らは口々に「門前払いをしろ」と言い立てますが、井伊家の家臣である斎藤勧解由(さいとうかげゆ)がそれを抑え、自ら会って話をすると津雲半四郎を招き入れます。
そして、切腹を申し出る津雲半四郎に対し、同年秋に起こった「狂言切腹」の話を始めるのでした。

斎藤勧解由が話し始めたのは、千々岩求女(ちぢいわもとめ)という若い浪人が起こした「狂言切腹」のエピソードです。
千々岩求女は当時頻発していた「狂言切腹」と同じく、金銭目当てで井伊家に「狂言切腹」を申し出たのですが、以前から「狂言切腹」を問題視していた斎藤勧解由ら井伊家の家臣達は、これに対し断固たる措置を取ることを決定します。
それは「狂言切腹」を申し出てきた千々岩求女に、本当に切腹をさせてしまうというもの。
金銭目当て、上手く言えば仕官の道も開けるかもしれないという意図で「狂言切腹」を申し出た千々岩求女は当然のごとく狼狽しまくり、「せめて1日の猶予を」「病に臥せっている妻子を医者に見せたいから3両下さい」などと本音を吐露しますが、斎藤勧解由は「武士に二言はない」の一言で撥ね付けます。
さらに、千々岩求女は「武士の魂」とされる刀ではなく木製の竹光しか所持していなかったのですが、井伊家家臣の面々はその竹光で切腹をするように仕向けます。
当然、竹光で腹を掻っ捌くことなどできるわけもなく、千々岩求女は何度も自分の腹に竹光を突き続けることになります。
その姿は壮絶の一言に尽きるのですが、周囲の武士達も残酷そのもので、介錯人を任されたはずの沢潟彦九郎(おもだかひこくろう)は「もっと腸を刀でかき回せ」「まだ足りない」などと冷淡に言い張り、なかなか介錯をやろうとしません。
その惨状を見かねた斎藤勧解由は、ついに自ら刀を取って千々岩求女に自らトドメを刺し、千々岩求女を楽にしてやったのでした。

斎藤勧解由から一連の話を聞かされた津雲半四郎は、しかしその場では千々岩求女のことを「哀れだ」と淡々と評しただけで、「止めるなら今のうちだぞ」と諭されたにもかかわらず、あくまでも自分は切腹をすると主張し続けます。
その頑固な心意気に根負けした斎藤勧解由は、ついに津雲半四郎が望む切腹を行わせるための準備を整えるのでした。
そしていざ切腹の仕儀となった時、津雲半四郎は、剣客として名高いとされる沢潟彦九郎を自分の介錯人にして欲しいと願い出ます。
ところがその日、沢潟彦九郎は井伊家に出仕しておらず、斎藤勧解由はやむなく沢潟彦九郎に出仕の使いを出し、津雲半四郎にその事実を告げます。
それに対し、津雲半四郎はさらに2人の武士の名前を指名するのですが、何とその2名の武士達も出仕しておらず、さらには沢潟彦九郎もまた、先日から行方をくらましていることが判明するではありませんか。
しかも、まるでそのことを予め知っていたかのような態度を取る津雲半四郎。
さすがに不審に思い始め、「貴様、何をしに来た」と問い質す斎藤勧解由と抜刀の構えを見せる周囲の武士達。
そして、それに応える津雲半四郎の口から、驚くべき事実が語られ始めるのでした。

映画「一命」は、切腹をメインテーマに扱っていることもあり、最初から最後までとにかく暗い話が続きます。
実は津雲半四郎と千々岩求女は義理の親子関係にあるのですが、彼らが「狂言切腹」に至った経緯も理由も不幸そのものです。
裕福な武士の生まれだったのに大名改易で浪人化し、妻子が病に倒れ、医者にかかるためのカネもないという状況は、当時の社会情勢や経済水準から見ればごくありふれた現実ではあったのでしょうけど。
また、作中の演出や舞台も、全体的に「貧乏な江戸時代」を前面に出しているイメージがありました。
元々貧乏な暮らしをしていた主人公親子の家が貧しいのは当然にしても、一応は名門・井伊家の家臣であるはずの斎藤勧解由の部屋でさえ、障子や壁が相当なまでに黒ずんでいるなど、薄汚れかつ質素な佇まいをしていますし。
実際の江戸時代もあんなものだったのかもしれませんが、時代劇などに出てくる家屋でももう少し綺麗な佇まいをしているのを見慣れていただけに、「えらい貧しい暮らしぶりだなぁ」というのが感想でしたね。

ただ、結果的に義理の息子を惨たらしく殺されてしまった形になる津雲半四郎が、斎藤勧解由に対して「慈悲をかけようとは思わなかったのか」と訴えかけるシーンは「さすがにそれは違うだろう」とは思いましたが。
井伊家の面々にしてみれば、千々岩求女の事情なんて津雲半四郎が話すまで全く知らなかったわけですし、仮に知っていたとしても「狂言切腹」でいちいち慈悲を示して金子を恵んでいたりしていたら、ここぞとばかりに他の浪人達が模倣し始める懸念もあるのですから。
井伊家の面々が自分達と何の関わりもない千々岩求女を助けなければならない理由など、世界中探したってあるわけもないのですし。
まあだからと言って「狂言切腹」を字面通りに受け止めて意図的に切腹までさせてしまう、というのは、現代どころか当時の価値観からしてさえやり過ぎの範疇ではあるのでしょうけど。
作中の記述を見る限り、他の大名家でも井伊家のごとき処断はできなかったみたいですからねぇ。

しかし、この作品の真骨頂は実は物語のラストにあります。
物語終盤、自分の正体を現し、ここぞとばかりに井伊家屋敷の中で大立ち回りを披露した津雲半四郎に対し、斎藤勧解由は「武士に二言はない」云々に代表される説法を説きまくっています。
ところがよくよく考えてみると、津雲半四郎を井伊家屋敷に招き入れてしまった時点で、既に彼らは「自らの手で賊を侵入させた」も同然の不祥事をやらかしてしまっていることになります。
さらに津雲半四郎は、大立ち回りの最中に、井伊家の象徴とされる赤備えの鎧一式を破壊してしまうのですが、こんなことまでされてしまったら当然、斎藤勧解由をはじめとする井伊家家臣一同は、その全員が責任を問われた挙句に切腹どころか斬首・遠島などの重罪すら課せられてもおかしくはなかったはずです。
現に作中では「武士の象徴」である髷を取られただけで、沢潟彦九郎と他2名の武士達が切腹に追い込まれたりしているのですし。
ところが、一連の「狂言切腹」騒動が治まり、井伊家の殿様が屋敷に帰還した際には、津雲半四郎が破壊したはずの赤備えの鎧一式は何事もなかったかのように元の場所に鎮座していた上、目新しくなっている鎧を見て「(赤備えの鎧を)手入れしてくれたのだな」と質問してきた殿様に対し、斎藤勧解由は事の真相を全く告げることなくおべっかを並べて平伏している始末です。
斎藤勧解由が津雲半四郎に対して説きまくっていた「武士の生き様」とは一体何だったのか、と思わずにはいられなかったですね。
何しろ、一般的に思われているであろう「武士の生き様」を主張していたはずの当の斎藤勧解由自身が、その「武士の生き様」という概念を全て御破算にしてしまう「生き様」を、しかも自分の主君相手に堂々と披露しているわけなのですから(爆)。
「武士に二言はない」というのは、一言も発することなく事実を好き勝手に改竄・隠蔽してしまえば責任回避は充分に可能、という意味だったのか。
「面目は施さなくてはならない」というのは、下の人間に全ての責任を押し付けて口封じも兼ねて殺してしまい、そ知らぬ顔を決め込んでいれば良いということだったのか。
確かにそれも「武士の生き様」には違いなく、また実際にそうやって生きてきた武士も決して少なくはなかったでしょうが、ある意味身も蓋もない事実の肯定ですね(苦笑)。
このラストの大どんでん返しを、作者ないし映画の製作者達が、まさに私が感じたようなことを意図して作ったというのであれば、それはある意味最高傑作として讃えられるべき所業ではあるのですが……。

内容が地味かつ暗いこともあり、映画「一命」は、お世辞にもハリウッド映画のように大衆受けする内容のストーリーとは到底言えたものではないですね。
時代劇が好きという人か、出演している俳優さんが好きという人ならオススメでしょうけど、人によって好みが分かれそうな作品ではあります。


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2011年10月16日(日)00時05分 受信
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2011年10月16日(日)00時06分 受信
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『十三人の刺客』、『クローズZERO』の三池崇史監督最新作。滝口康彦の「異聞浪人記」をベースに作られた武士の世界を批判的に描いたヒューマンドラマだ。1962年に仲代達矢主演で公開された『切腹』と同一原作で...
2011年10月16日(日)00時11分 受信
映画 「一命」 from ようこそMr.G
映画 「一命」
2011年10月16日(日)00時14分 受信
映画「一命」@松竹試写室 from 新・辛口映画館
  今回は「Yahoo!映画 ユーザーレビュアー試写会」に招かれました。試写会の客入りは平日の昼間と言うことで6割くらい、観客の年齢層は高い。
2011年10月16日(日)00時38分 受信
一命 from うろうろ日記
試写会で見ました。海老蔵さんが役所さんのいるお屋敷で切腹したい。とお願いに来て、
2011年10月16日(日)04時08分 受信
劇場鑑賞「一命」 from 日々“是”精進! ver.A
武士が守るべきは義か、愛か・・・詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201110150001/ キネマ旬報 2011年 10/1号 [雑誌] posted with amazlet at 11.10.10キネマ旬報社 (2011-09-20)Amazon.co.jp で詳細を見
2011年10月16日(日)05時29分 受信
一命 from あーうぃ だにぇっと
一命@丸の内ピカデリー1。9月26日(月)舞台挨拶付き3D試写会。チケットはネットオークション1,540円で入手。舞台挨拶付き完成披露試写会のわりに安かったのでカサキケイくんに落札してもらって二人で観に行っ...
2011年10月16日(日)07時04分 受信
三池崇史監督 「一命」 from 映画と読書とタバコは止めないぞ!と思ってましたが……禁煙しました。
公開初日という事で、前々から観たかった三池監督の「一命」、仕事明けの今日(2011年10月15日)、仕事をとっとっこ切り上げ営業所に帰庫、もよりの映画館に朝一番で観てきました。http://www.ichimei.jp/映画を観...
2011年10月16日(日)09時00分 受信
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2011年10月16日(日)09時46分 受信
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武士の誇りとは何か。命とは何か。家族を愛する若き武士の切腹めぐって繰り広げられる壮絶な人間ドラマに、我を忘れてのめり込んだ2時間だった。
2011年10月16日(日)11時43分 受信
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----これって、昔の映画のリメイクだよね。「そうなんだけど、あまりそのことを、前面に出してはいない。やはり、小林正樹監督の『切腹』があまりにも名作だからかもしれないね。で、その元となった原作『異聞浪人記...
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映画『一命 <3D>』(お薦め度★★★) from erabu
監督、三池崇史。脚本、山岸きくみ。音楽、坂本龍一。原作、滝口康彦『異聞浪人記』。
2011年10月17日(月)08時48分 受信
一命 from ダイターンクラッシュ!!
2011年10月15日(土) 15:00~ TOHOシネマズ川崎6 料金:300円(フリーパス+3D料金(メガネ持参)) パンフレット:未確認 『一命』公式サイト TOHOシネマズのフリーパスポート鑑賞。25本目。 海老蔵で時代劇で3Dもない...
2011年10月17日(月)13時15分 受信
一命 from Akira's VOICE
哀しみの果てに・・・ 
2011年10月18日(火)12時11分 受信
一命 from 象のロケット
江戸時代初頭。 大名家の取り潰しが相次ぎ、生活に困窮した浪人たちの間では“狂言切腹”が横行していた。 それは裕福な大名屋敷の庭先で「切腹させて欲しい。」と願い出て、面倒を避けたい屋敷側から金銭や職をも...
2011年10月18日(火)20時28分 受信
一命 from  ★the tip of the iceberg★
海老蔵さん、あの事件の渦中の時、撮影の入っていたと思うので、作品的には、むしろ良い結果になったのかな~と感じました。予告を見ても、よくわからず、事前勉強もしてなかったので、そのまま、あの世界に投げ込ま...
2011年10月18日(火)21時27分 受信
『一命』 from こねたみっくす
一命を懸けて問う。武士の面目とは何か。これは現代社会にも通ずる、同時に泰平の世だからこそ薄れていく人としての義を問う映画。三池崇史監督が映画人として、一人の人として ...
2011年10月18日(火)21時32分 受信
一命 from パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ
1952年に発表され、1968年には「切腹」として映画化された滝口康彦の『異聞浪人記』を原作に「十三人の刺客」の三池崇史監督が武士の誇りと家族愛を描く時代劇。音楽を「シルク」の ...
2011年10月19日(水)17時09分 受信
『一命』 ('11初鑑賞140・劇場) from みはいる・BのB
☆☆☆-- (10段階評価で 6)10月15日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター6にて 13:30の回を鑑賞。
2011年10月19日(水)20時37分 受信
一命 from だらだら無気力ブログ!
井伊家こそイイ迷惑。
2011年10月19日(水)21時47分 受信
主演・市川海老蔵、三池崇史監督『一命』 from 映画雑記・COLOR of CINEMA
注・内容、台詞に触れています。1952年に発表された滝口康彦の『異聞浪人記』を原作に(1968年「切腹」として映画化)、三池崇史監督が再映画化した『一命』。音楽、坂本龍一。出演は市川海老蔵、瑛太、役所
2011年10月19日(水)23時21分 受信
「一命」 from お楽しみはココからだ~ 映画をもっと楽しむ方法
2011年・日本/配給: 松竹 監督: 三池崇史 原作: 滝口康彦 脚本: 山岸きくみ エグゼクティブプロデューサー: 中沢敏明、ジェレミー・トーマス プロデューサー: 坂美佐子、前田茂司 滝口康彦が
2011年10月20日(木)01時29分 受信
一命 from 花ごよみ
市川海老蔵と瑛太が主演。海老蔵が津雲半四郎。瑛太が千々岩求女を演じます。満島ひかり 役所広司 竹中直人 青木崇高 新井浩文 波岡一喜等が共演。監督は三池崇史。時代劇初の3D作品ということですが2Dで見ました。...
2011年10月21日(金)09時51分 受信
一命/市川海老蔵、瑛太、満島ひかり from カノンな日々
『十三人の刺客』でエンターテイメントなアクション時代劇を成功させた三池崇史監督が再び時代劇に挑み1968年に『切腹』というタイトルで映画化された滝口康彦の『異聞浪人記』を原 ...
2011年10月21日(金)13時08分 受信
一命 from 538ねん。
今日は月一通院の日先生の都合で午後からの診療なんですが診察券は午前中に通しておかないといけない朝一通しておいて13時までの空白を埋めるため新ピカで「一命」を3Dで見てきました。9:50分の回10:00...
2011年10月21日(金)23時46分 受信
[映画『一命』を観た(すまん、短信)] from 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
☆『十三人の刺客』を見たとき、ノリ気じゃない姪っ子だったが、観終えて、「悔しいけど、面白かった^^;」と言った。 で、今回、半ば無理矢理に彼女を、「名作『忍たま乱太郎』と同じ監督だからさ^^」 と言っ...
2011年10月21日(金)23時55分 受信
『一命』 from beatitude
戦国の世は終わり、平和が訪れたかのようにみえた江戸時代初頭、徳川の治世。その下では大名の御家取り潰しが相次ぎ、仕事も家もなくし生活に困った浪人たちの間で“狂言切腹”が流行していた。それ...
2011年10月22日(土)01時43分 受信
『一命』 from 京の昼寝〜♪
□作品オフィシャルサイト 「一命」□監督 三池崇史 □脚本 山岸きくみ □原作 滝口康彦(異聞浪人記)□キャスト 市川海老蔵、瑛太、満島ひかり、役所広司、竹中直人、       新井浩文、笹野高史、中村...
2011年10月22日(土)08時47分 受信
一命 from やっぱり最終的には自分じゃないの
戦国の世は終わり、平和が訪れたかのようにみえた江戸時代初頭、徳川の治世。その下では大名の御家取り潰しが相次ぎ、仕事も家もなくし生活に困った浪人たちの間で“狂言切腹”が流行していた。それ...
2011年10月22日(土)21時34分 受信
映画「一命」 from FREE TIME
映画「一命」を鑑賞しました。
2011年10月25日(火)22時57分 受信
一命(2011-086) from 単館系
1962年に仲代達矢主演で公開された『切腹』と同一原作リメイクではないらしい。狂言切腹というのが有るらしい。切腹を申し出て面倒事を避けたい大名はお金や職を与えて思いとどませるらしい。と...
2011年10月26日(水)22時12分 受信
『一命』 from 映画批評ってどんなモンダイ!
一命 (講談社文庫)クリエーター情報なし講談社『一命』2011年(日)監督:三池崇史●時代劇サスペンス 恥を最も嫌う武士道。武士の面目にかけて切腹することは武士の名誉であり、誇りである。なぜ彼らがそこまで...
2011年10月27日(木)21時21分 受信
一命・・・・・評価額1650円 from ノラネコの呑んで観るシネマ
猫様は見ていた。「一命」は、滝口康彦の短編小説「異聞浪人記」を原作に、1962年に発表された小林正樹監督の「切腹」のリメイクである。舞台は豊臣氏の滅亡により、天下太平の世が訪れた寛永年間の江戸...
2011年10月27日(木)21時48分 受信
一命 from 萬歳楽の酒飲み日記
公式サイト  http://www.ichimei.jp/原作の時代小説「異聞浪人記」は未読、62年に発表された仲代達矢主演の「切腹」も未見。今回は2D版を鑑賞。元芸州広島・福島家家臣の浪人、津雲半四郎(市川海老蔵)と千々岩求女(瑛...
2011年10月28日(金)06時29分 受信
「一命」、いちめいを掛けるものとは? from カサキケイの映画大好き!
久々の舞台挨拶付きの試写会。お目当ては満島ひかりちゃんです。この劇場はスクリーンが特大だから一階最後列は映画を楽しむにはベストなのですが、ひかりちゃんの顔は目を凝らして見てもおぼろげにしか見えないので...
2011年10月29日(土)09時39分 受信
一命 from ケントのたそがれ劇場
★★★☆  1962年に製作された小林正樹監督の『切腹』のリメイク版である。その『切腹』はかなり古い映画になってしまったので、若い人達には馴染みがないかもしれない。どちらかと言えば、海老蔵の復帰作とい...
2011年10月30日(日)11時06分 受信
一命 from 映画的・絵画的・音楽的
 『一命』を吉祥寺のバウスシアターで見ました。(1)原作の滝口康彦著「異聞浪人記」(注1)を映画化したものとしては、小林正樹監督の『切腹』(1962年)があり、それに甚だ感銘を受けたことがあり、また『十三人の刺...
2011年10月30日(日)18時24分 受信
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「一命」★★★市川海老蔵、瑛太、満島ひかり、役所広司主演三池崇史 監督127分、2011年10月15日公開2011,日本,松竹(原作:原題:滝口康彦の小説『異聞浪人記』)人気ブログランキングへ">>→  ★映画のブ...
2011年11月01日(火)23時05分 受信
『一命』| 武士道はあれど、その道を歩く者なし。 from 23:30の雑記帳
「『一命』を一名ください」とチケット売り場で言えなかった小心者です。まだまだ修行が足りません(泣)まずは簡単なあらすじ紹介から。。。(ネタバレあります!) ...
2011年11月05日(土)01時12分 受信
映画「一命」を観ました。 from みなと横浜みなみ区3丁目
このところの日本映画は、なかなか出来がいいですね。。ハリウッドが弱含みなので余計、日本映画の質の高さが再認識されるのではないでしょうか。とりわけ、今年私が見た「小川の辺」といい、この「一命」(↓)とい
2011年11月08日(火)09時43分 受信
一命 from 銀幕大帝α
HARA-KIRI: Death of a Samurai/11年/日本/126分/時代劇ドラマ/劇場公開(2011/10/15)−監督−三池崇史過去監督作:『十三人の刺客』−原作−滝口康彦『異聞浪人記』−音楽−坂本龍一−出演−◆市川海老蔵…津雲半四郎...
2012年04月15日(日)01時45分 受信
一命 from いやいやえん
同じ原作を使ってるため、実質的に「切腹(1962年)」のリメイク作品になってると思う。…なのでどうしても比べてみてしまいますが、残念ながら「切腹」ほどのただならぬ緊張感や迫力をどうしても感じ取れなかった。...
2012年04月16日(月)09時46分 受信
一命 from 映画、言いたい放題!
もう随分前にある演出家から勧められて、この映画の元になった「切腹」と言う映画を観ました。当時、古い作品であるその映画はなかなか見つからず、やっと見つけて観たのですが、見ごたえがあり、内容にもショックを...
2012年05月01日(火)03時46分 受信

コメント一覧

投稿者:take 2011年10月22日(土)01時13分 編集・削除

この作品は前作の復讐劇より一歩進んで、体面とは何か?を説いている。娘婿が父親の形見の名刀も売り、物乞いにまで行ったのに、まだ武士を捨て切れなかった父親がその『武士の体面』を勘解由とその部下達に問いかけ、一生をかけてその答えを引き出すように『殺さない』為に竹光で応戦する。あの赤備えは又新しくしつらえられてとしても、半四郎の問いは現代にも生きている訳です。前作は三国連太郎の家老の演技が評判でした。世界41カ国に配信されて恐らく昔の日本人の清冽な生き方は観た人の心を打つでしょう。
反対に体制側になろうと必死で勉強ばかりして、心を鍛えていない現代の日本人達には通じない話であり、勿体ない作品だと思いました。

投稿者:冒険風ライダー(管理人) 2011年10月22日(土)01時44分 編集・削除

どちらかと言えば「武士道」に対する痛烈な皮肉を込めた作品なのではないですかね、映画「一命」は。
斎藤勧解由を筆頭とする井伊家家臣達の、あのラストにおける自己保身ぶりは、それまで彼らが声を大にして主張していた「武士の生き様」を全否定するシロモノでしたから。
そしてあのラストの光景は現代日本人の、特に企業や官僚答弁に走る政治家達にも多大なまでに当てはまるもので、その点でも痛烈な風刺になっているのではないかと私は解釈しました。
なので、「武士の生き様」を説いている人間だって所詮は口先だけじゃないか、現実はこんなもんなんだよ、というテーマを元に作ったのであれば極めて優れた作品、というのが私の評価だったりします。
ただ、製作者達が本当にそんな意図で作品を制作したのかは少々疑問ではあるのですけどね。

外国だと「武士の生き様」や「切腹」ばかりがクローズアップされて、斎藤勧解由らに対する風刺の部分はあまり言及されないのではないかと。
公式サイトの宣伝文句などもそんなのばかりですからねぇ。
津雲半四郎や千々岩求女ではなく、斎藤勧解由の言動にこそ、現代日本人と重なるものが多々あるように思われてならないのですが。

http://www.tanautsu.net/

投稿者:富岡武蔵 2011年10月23日(日)23時59分 編集・削除

浪人津雲半四郎の仕えていた福島正則城主、広島藩はこの映画の通り、石垣修理を半年前から請願していたが幕府の許可が下りず、大雨が降る季節を前にして、勝手に石垣を修理してしまい、幕府はこれを口実に改易としてしまったことは、ご存知でしょうが事実です。
 考えてみれば豊臣恩顧の福島正則をいかにして、潰そうかと機会を狙っていたのは幕府です。幕府自身が、不合理な理屈で改易を強いてくるのですから、武士の生き様などは嘘っぱちであると津雲は思っていたであろうし
こんな幕府を支える譜代大名井伊家の武士道や、その象徴である赤備えの鎧を破壊することは、おおいなる皮肉であったとも言えるのではないでしょうか。まして狂言切腹を笑う資格など井伊家の人間にもないと半四郎はいいたかったのかもしれません。

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投稿者:冒険風ライダー(管理人) 2011年10月24日(月)01時32分 編集・削除

>富岡武蔵さん
広島藩のみならず、江戸時代初期は「幕藩体制の確立」を目的に改易が積極的に行われていましたからねぇ。
私の地元熊本でも、豊臣恩顧の有力大名だった加藤清正の死後、加藤家が改易されて代わりに細川家がやってきていますし。
政治的な観点から言えば、江戸幕府のやり方もある意味正しくはあったのでしょうが、改易される側からすれば確かにたまったものではなかったでしょうね。

広島藩の改易について、津雲半四郎が穏やかならざる感情を抱いていたであろうことは想像に難くありません。
アレがなかったら、自分や千々岩求女の一家が窮乏することもなく、当然千々岩求女があんな形で切腹させられることもなかったのですから。
ただ改易については、幕府側の意図を津雲半四郎も千々岩求女の父親も知っているような感じではありましたし、仮にも大名家に仕えていた身分であるならば、「武士道」よりもはるかに優先されるべき「政治の論理」というものがあることくらい理解はできていたのではないかと。

津雲半四郎が言いたかったのは、「そんなに武士道とやらがスバラシイものならば、お前らがまず率先して実践してみろ」というメッセージだったのではないかと。
だからこそ、彼は沢潟彦九郎ら3名の武士の髷を取り、また井伊家の赤備えの鎧を破壊したわけです。
キッチリ責任を取らされた前者3名はともかく、事件を隠蔽して殿様を欺いた井伊家家臣一同は完全に論外もいいところでしたから、津雲半四郎はあの世でさぞかし高笑いしていたのではないかと。
当の斎藤勧解由ら井伊家家臣達がそのことで屈辱を覚えていたのか、鋼鉄の厚顔無恥ぶりを発揮して何とも思っていなかったのかは分かりませんが。

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