記事一覧

映画「アジャストメント」感想

ファイル 370-1.jpg

映画「アジャストメント」観に行ってきました。
フィリップ・K・ディックの短編小説「調整班(Adjustment Team)」を原作とする、マット・デイモン主演のSF恋愛サスペンス作品。
2011年に入ってから観賞したマット・デイモン主演の映画は、「ヒアアフター」「トゥルー・グリット」に続きこれで3作目になります。

物語は、元バスケットボール選手でアメリカ上院議員候補として選挙を戦っていたデヴィッド・ノリス(マット・デイモン)が、選挙戦を有利に進めていながら、本番となる選挙の直前に酒場で下半身露出というスキャンダルをやらかし、結果落選の憂き目を見る羽目になるところから始まります。
敗北に直面したデヴィッド・ノリスは、敗北宣言を行う際の演説の内容をひとりで考えるため、男子トイレに入ります。
「誰か入っていますか?」という確認に返答がなかったのでしばらく演説のシミュレーションを展開するデヴィッド・ノリスですが、イマイチながらも一通り考えがまとまりかけたところで、トイレの中から突然女性の声がかけられます。
その女性エリースとの会話から何らかの天啓でも受けたのか、デヴィッド・ノリスは敗北宣言で当初考えていた演説の内容を変更し、結果として民衆に好印象を与える演説を行うことに成功します。
しかし、実はこの2人の出会いは、作中にチラチラ登場するシルクハット帽子をかぶった謎の男達によって意図的に演出されたものだったのです。
そして、彼らの当初の考えでは、2人はここで二度と会うことはなかったはずでした。

選挙の敗北宣言後、デヴィッド・ノリスは、彼の幼馴染で選挙参謀でもあったチャーリーが勤務しているとあるベンチャー企業に役員として招かれ就任します。
役員就任後のある日の朝、デヴィッド・ノリスはチャーリーからの電話で、太陽光発電などの環境系に資金援助を行うよう提言しますが、チャーリーはコストがかかることを理由に難色を示します。
適当なところで電話を切り、朝起きた際に入れたコーヒーを片手に持ったまま、デヴィッド・ノリスは会社に出社します。
ここで再び登場する謎の男2人。
そのひとりリチャードソンは、もうひとりの男ハリーに対し、デヴィッド・ノリスが片手に持っていたコーヒーを、7時5分にこぼすよう指示します。
ハリーは公園で待ち伏せして指示を実行するつもりだったのですが、デヴィッド・ノリスを待っている間にうたた寝してしまったハリーは、予定の7時5分になっても起きることがなく、デヴィッド・ノリスは予定時刻にコーヒーをこぼすことなくバスに乗り込んでしまいます。
このハリーのミスが全ての元凶となり、事態は思わぬ方向へ進展することになります。
まず、本来二度と出会うはずがなかったデヴィッド・ノリスとエリースが、乗り合わせたバスの中で再会してしまいます。
バスを必死になって追いかけるハリーは、遠隔操作のような能力を駆使してバスの中にいるデヴィッド・ノリスのコーヒーを何とかこぼしますが、既に手遅れでまるで意味のない行動でした。
そしてさらに、謎の男達の予定よりも早く会社に到着したデヴィッド・ノリスは、そこで時が止められたような状態で固まっている会社員達と、正体不明の機器を使って彼らをなで繰りまわしている謎の男達の集団を目撃することになります。
異様な雰囲気に驚いたデヴィッド・ノリスはただちにその場から逃走を図りますが、何故か行く先々で謎の男達にことごとく先回りされてしまい、デヴィッド・ノリスは多勢に無勢で押さえつけられ眠らされてしまいます。

次にデヴィッド・ノリスが目覚めると、そこはだだっ広い倉庫だか駐車場のような場所。
彼を拉致し、周囲を取り囲んでいる謎の男達は、自分達のことを「運命調整局(アジャストメント・ビューロー)」と名乗り、超常的な能力を披露します。
そしてデヴィッド・ノリスに対し、自分達のことを一言半句も他人にしゃべらないこと、そしてエリースに二度と会わないよう強要します。
「何故彼女に会ってはいけないのだ?」というデヴィッド・ノリスの質問にも「秘密だ」以外の回答が返ってくることはなく、バスで出会った際にもらった、デヴィッド・ノリスとエリースの唯一の繋がりだった彼女の電話番号が記されたメモも燃やされてしまいます。
しかも解放された後に行われた会社の会議では、朝の電話の会話で太陽光発電の投資を渋っていたはずのチャーリーが、全く正反対の賛成の立場に転じており、「調整(アジャストメント)」の恐ろしさがデヴィッド・ノリスの眼前で展開されるのです。
これでデヴィッド・ノリスとエリースの恋も終わったかに思われたのですが、しかしデヴィッド・ノリスは想像以上にしぶとい人間でした。
彼は何と3年以上もかけて同じバスに乗って通勤し続けることで、ついに彼女を探し当て、3度目の再開を果たすことに成功するのです。
この異常事態を当然のごとく察知して2人の仲を引き裂かんとアレコレ工作を始める「運命調整局」の面々。
かくして、デヴィッド・ノリスの運命を巡る「運命調整局」との戦いが繰り広げられることになるのです。

映画「アジャストメント」は、今作と同じくマット・デイモンが主人公(のひとり)を演じている映画「ヒアアフター」と同様、哲学的な要素が極めて強い作品です。
「ヒアアフター」のテーマが「死後の世界」ならば、「アジャストメント」のそれは「運命の重み」「運命に逆らうことの難しさ」といったところでしょうか。
面白いのは、他人の運命を左右する「運命調整局」の面々は、決して悪意からデヴィッド・ノリスに干渉しているのではないという点です。
むしろ彼らは「人類にとって最悪の未来を回避すること」を目的に、つまりある種の「善意」に基づいて他者の「運命」を調整しているわけです。
作中でも、「ハンマー」の異名を持つ「運命調整局」所属のトンプソンなる存在が、人間の運命を人間自身に委ねるとロクでも事態が起こるということを、ヨーロッパ中世の暗黒時代と2度の世界大戦&冷戦を例にデヴィッド・ノリスに説明している描写があります。
彼の説明によれば、デヴィッド・ノリスは将来、上院議員四選の末にアメリカ大統領までのし上がる「運命」の人物であり、それが「最悪」を回避できるものであるが故に彼に干渉しているのだとのこと。
個人の我欲で動いているわけではないが故に、「運命」の重みというものが感じられる描写でしたね。

主演のマット・デイモンも、かつては「ボーン・アイデンティティー」「ボーン・スプレマシー」「ボーン・アルティメイタム」の3部作シリーズや「オーシャンズ11~13」シリーズなどといった「アクション物」をメインにこなしていたので、アクション俳優としての印象が強かったのですが、最近の作品はどちらかと言えばアクションシーンが控えめですね。
「ヒアアフター」は完全にアクションがありませんでしたし、「アジャストメント」も全体的にはアクションが少なく、ストーリー性や作品テーマで勝負しているような感じです。
まあ過去作自体、ボーンシリーズや「グリーン・ゾーン」などのように「アメリカの暗部」を炙り出しているようなところがありますから、ストーリー&作品テーマ重視の方針は昔から一環していたのかもしれませんが。
マット・デイモン的にはそういう作品の方がやはり好みなのでしょうかね?

あと、作中に出てくる「運命調整局」のアイテムや異能がこれまた面白いですね。
機械の設計図のような幾何学模様の中を、FXチャートのような軌跡を残しながら走り続ける青い光点と、明らかにヤバそうな雰囲気をかもし出している赤い光点が描かれ続ける「運命の書」。
光点が一体何を意味するのか、その原理は作中で全く何にも説明されておらず、「接触点」云々の専門用語まで出てくるのに、雰囲気自体は何となく分かるというシロモノ。
ラストで幾何学模様が消えていった真っ白な右半分を青い光点が走っていくシーンは、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー3」の終盤近くのシーンを想起させるものがありました。

ドアを開けると何故か全く別の場所に繋がる「どこでもドア」的な能力。
こちらもやっぱり原理は何も説明されないものの(帽子があれば誰でも使えるらしいのですが)、映画の中における描写としては上手いものがありましたね。
特に物語終盤は、「ただドアを開けていくだけ」のシーンをアレだけテンポ良くかつ格好良く描いているわけですから。
ああいう観せ方もあるのか、とここは結構感心したところだったりします。

全体的な構成としては、「哲学的な要素を大量に盛り込んだ恋愛映画」といったところになるでしょうか。
アレだけ主人公に(表面的に見れば)ソデにされまくり、最初はそのことに怒りまくるのに、それでも最終的には主人公についていく女性エリース・セラスには「何とも忍耐強い女性だなぁ」という感想を抱かずにはいられませんでしたが(苦笑)。
まあその部分も「運命的な結びつきの強さ」というものを表現するためのものではあるのでしょうけどね。


トラックバック一覧

この記事のトラックバックURL
http://www.tanautsu.net/blog/diary-tb.cgi/370
アジャストメント from LOVE Cinemas 調布
人気SF作家フィリップ・K・ディックの短編小説を映画化。人間の運命が全てアジャストメント(調整)されていることに気付いた男が、それに逆らい自らの力で運命を切り開く姿を描いている。主演は『ヒア アフター...
2011年05月29日(日)03時51分 受信
『アジャストメント』 | 恋するマット・デイモン、N.Y.大激走。 from 23:30の雑記帳
70年代テイストただよう、こぢんまりしたSF映画でした。マット・デイモンの好感度、めちゃめちゃ高いです。あらすじ (ネタバレしてます!)下院議員ノリス(マット・デイ ...
2011年05月29日(日)05時37分 受信
アジャストメント from とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver
人間の運命が”アジャストメント・ビューロー(運命調整局)”と呼ばれる秘密の機関によって操作されていると知った主人公が、自分の思ったままに運命を切り開くのを描いたものだ。地球上に存在するのは人類だけでな...
2011年05月29日(日)05時52分 受信
劇場鑑賞「アジャストメント」 from 日々“是”精進! ver.A
自分の“運命”も調整されているのか、気になるなぁ・・・詳細レビューはφ(.. ) http://plaza.rakuten.co.jp/brook0316/diary/201105270006/ アジャストメント―ディック短篇傑作選 (ハヤカワ文庫 SF テ 1-20) posted with amazlet at 11.05.24
2011年05月29日(日)06時13分 受信
アジャストメント from 佐藤秀の徒然幻視録
アメリカン・デモクラシー万歳!公式サイト。フィリップ・K・ディック原作、原題:The Adjustment Bureau(運命矯正局)。原作名は「調整班」。ジョージ・ノルフィ監督、マット・デイモン、 ...
2011年05月29日(日)07時39分 受信
アジャストメント / The Adjustment Bureau from 勝手に映画評
『ブレードランナー』『トータル・リコール』『マイノリティ・リポート』・・・と、数多くの作品が映画化されているフィリップ・K・ディック原作の作品の映画化。もちろん、この作品も、これまでの作品と同様、SFな...
2011年05月29日(日)09時22分 受信
アジャストメント from 映画1ヵ月フリーパスポートもらうぞ〜
評価:★★★☆【3,5点】(10)設定は面白いが、妙に人間くさいヤツらに苦笑い。
2011年05月29日(日)09時30分 受信
アジャストメント from 映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
The Adjustment Bureau: Library Edition運命に抗う男女の物語は、SFアクション大作として見ると肩透かしをクラう。むしろラブ・ストーリーとして楽しみたい。若き政治家のデヴィッドは、あ ...
2011年05月29日(日)09時44分 受信
「アジャストメント」みた。 from たいむのひとりごと
予告編とかチラシとかで持った印象とは随分違っちゃってるなぁというのが第一の感想。→のシーンみたいなのを画像で切り抜かれちゃうと、マットなぶんだけアクション満載映画だと勘違いしちゃうよね。てっきりサスペ
2011年05月29日(日)09時49分 受信
アジャストメント(2011)☆★THE ADJUSTMENT BUREAU from 銅版画制作の日々
操作された《運命》に、逆らえ。MOVX京都にて鑑賞。公開初日に観ました。マット・デイモンが一目惚れする男性を演じていましたよ。何やら運命の間違えで、本当は相手のエリ―スと知りあうはずではなかったようで...
2011年05月29日(日)11時41分 受信
運命調整局さんへ。 from INUNEKO
ディック「こんな映画は実在しない」 マット「OK!それか主演はベンアフ。俺のキャリアにも存在しない」 …あの、ボクもコレを見なかったことにしてくれませんか? 映画館「おまえはタダで見といて!」 …にしても!…...
2011年05月29日(日)13時18分 受信
アジャストメント from 新・映画鑑賞★日記・・・
【THE ADJUSTMENT BUREAU】 2011/05/27公開 アメリカ 106分監督:ジョージ・ノルフィ出演:マット・デイモン、エミリー・ブラント、アンソニー・マッキー、ジョン・スラッテリー、マイケル・ケリー、テレンス・スタンプ操作され...
2011年05月29日(日)14時20分 受信
アジャストメント from ダイターンクラッシュ!!
2011年5月28日(土) 18:30~ TOHOシネマズ日劇3 料金:1250円(有楽町のチケットフナキで前売り券を購入) パンフレット:未確認 『アジャストメント』公式サイト フィリップKディックと言えば、「ブレード・ランナ...
2011年05月29日(日)15時35分 受信
アジャストメント from 食はすべての源なり。
アジャストメント★★★★☆(★4つ)完全なるラブストーリーでしょ!!!!ちょっと想定外。天使(金城武「死神の精度」に出てくるような天使)たちによって、運命は操作され、外れると軌道修正される。一人の女性...
2011年05月29日(日)22時17分 受信
映画レビュー 「アジャストメント」 from No Movie, No Life (映画・DVDレビュー)
アジャストメント  原題:The Adjustment Bureau【公式サイト】  【allcinema】  【IMDb】SF作家フィリップ・K・ディックの短編小説の映画化。主人公デヴィット・ノリスが運命を変える組織...
2011年05月29日(日)22時56分 受信
アジャストメント from voy's room
 将来を有望視されている若手政治家のデヴィッド(マット・デイモン)は、ある日エリース(エミリー・ブラント)という美しいバレリーナに一目惚れする。しかし、突然“アジャストメント・ビューロー(運命...
2011年05月30日(月)05時21分 受信
映画「アジャストメント」 感想と採点 ※ネタバレあります from ディレクターの目線blog
映画『アジャストメント』(公式)を、初日(5/27)鑑賞。平日の夕方で観客は20名位。採点は、★★☆☆☆(5点満点で2点)。100点満点なら35点。恋愛映画が好きなら、★★★★☆(5点満点で4点)でも大丈夫かも?ざっくり...
2011年05月30日(月)08時27分 受信
アジャストメント from とりあえず、コメントです
フィリップ・K・ディックの短編小説をもとに創り上げたSFラブストーリーです。 原作は未読ですけど、短編をどんな作品にしたのかなと楽しみにしていました。 サスペンスアクションというよりは愛を貫くラブストーリ...
2011年05月30日(月)08時50分 受信
アジャストメント/マット・デイモン from カノンな日々
世の中の全ての出来事は予め決められた筋書き通りだという事実に気付いた主人公が定められた運命に逆らい自身の愛を貫こうとするSFサスペンス・ドラマです。『ブレードランナー』 ...
2011年05月30日(月)08時56分 受信
アジャストメント from ぷち てん てん
☆アジャストメント☆(2011)ジョージ・ノルフィ監督マット・デイモンエミリー・ブラントアンソニー・マッキージョン・スラッテリーテレンス・スタンプ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ふむふむ、SFサスペンスだけどロマンス...
2011年05月30日(月)17時58分 受信
『アジャストメント』 マット・デイモンの功罪 from 映画のブログ
 マット・デイモンが主演することの功罪は何だろうか? 映画『アジャストメント』において、主演俳優としてマット・デイモンを迎えたことのメリットは、何といってもそのおかげで映画への注目が高まり、宣...
2011年05月31日(火)01時15分 受信
アジャストメント from マー坊君の映画ぶろぐ(新装版)
「アジャストメント」監督:ジョージ・ノルフィ(『ボーン・アルティメイタム』)出演:マット・デイモン(『グリーン・ゾーン』『ヒア アフター』)エミリー・ブラント(『ガリバ ...
2011年05月31日(火)14時54分 受信
アジャストメント from 象のロケット
将来有望な若手政治家デヴィッドは、エリースという女性ダンサーと“運命的”に出逢い恋に落ちる。 ところが、彼の目の前に突然“アジャストメント・ビューロー(運命調整局)”と名乗る、謎の男たちが現れた。 ビ...
2011年05月31日(火)18時27分 受信
アジャストメント/THE ADJUSTMENT BUREAU from ゴリラも寄り道
<<ストーリー>>政治家のデヴィッド(マット・デイモン)は、ある日、バレリーナのエリース(エミリー・ブラント)と恋に落ちる。しかし、突如現れた男たち、“アジャストメント・ビューロー(運命...
2011年05月31日(火)20時48分 受信
『アジャストメント』・・・運命を決めるのは誰 from SOARのパストラーレ♪
人の運命を操作する謎の組織“運命調整局”と、自分の運命を守るためにひとり立ち向かう若き政治家。そんなSF仕立ての熱いサスペンスに重きを置く作品だと思っていたら、そっちのほうは良くも悪くも適当な味付けで、...
2011年06月01日(水)00時13分 受信
アジャストメント from こんな映画見ました〜
『アジャストメント』---THE ADJUSTMENT BUREAU---2011年(アメリカ)監督:ジョージ・ノルフィ出演:マット・デイモン、エミリー・ブラント 、アンソニー・マッキー 、テレンス・スタンプ人気SF作家フィリップ・K・ディック...
2011年06月01日(水)23時17分 受信
『アジャストメント』 from Cinema + Sweets = ∞
先日、マット・デイモンの最新主演作『アジャストメント』を試写会で観ました。少なくとも1年以上ぶりに会う友達と一緒に観に行ったんだけれど、運命について少し考えさせてくれるエンタメ作品でした。********************...
2011年06月02日(木)10時36分 受信
アジャストメント from パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ
フィリップ・K・ディックの短編小説を「ヒアアフター」のマット・デイモン、「ウルフマン」のエミリー・ブラント共演で映画化したSFサスペンス。謎の組織が密かに人々の運命を支配 ...
2011年06月02日(木)18時36分 受信
『アジャストメント』 from beatitude
スラム出身のデヴィッド(マット・デイモン)は上院議員候補として選挙に出馬していたが、過去のスキャンダルにより落選。敗北宣言を控えたデヴィッドだが、エリース(エミリー・ブラント)という女性と偶然出会った...
2011年06月03日(金)01時10分 受信
映画『アジャストメント』 from 闘争と逃走の道程
 フィリップ・K・ディック原作、マット・デイモン主演のSFサスペンス。運命とは自分で切り拓くもの。いや、それともすべては、あらかじめ定められている……?アジャストメント―ディック短篇傑作選 (ハヤカワ...
2011年06月03日(金)18時48分 受信
「アジャストメント」感想 from 新・狂人ブログ~暁は燃えているか!~
 フィリップ・K・ディック原作の短編小説「調整班」を、「ボーン」シリーズのマット・デイモン主演で映画化。 予告CMとポスターのチャッチコピーからして、またマット・デイモンお得意のアクション超大作かと思...
2011年06月04日(土)18時22分 受信
アジャストメント from だらだら無気力ブログ
人気SF作家フィリップ・K・ディックの短編小説を“ジェイソン・ボーン” シリーズのマット・デイモン主演で映画化したSFサスペンス・アクション。 人々の運命が超自然的な存在“アジャストメント・ビューロー(...
2011年06月05日(日)02時50分 受信
「アジャストメント」 from みんなシネマいいのに!
 フィリップ・K・ディックの短編小説の映画化だけど、毎度のことながら自分は未読。
2011年06月05日(日)09時48分 受信
アジャストメント from ケントのたそがれ劇場
★★★★  いつの頃かは定かではないが、人の運命はチェアマン(神?)の書いた筋書き通りに定められてしまった。だがその筋書きにない別の運命により、上院議員をめざすデヴィッド・ノリスとダンサーをめざすエリ...
2011年06月05日(日)22時28分 受信
アジャストメント from KATHURA WEST
アジャストメントオフィシャルサイトSFとはいっても、余りにも隔絶した、余りにもベターなお話に、あれよあれよとラストまで行ってしまった感じ。こんなに都合よく《運命の書き換え》が行われていいのかい?特にラス...
2011年06月06日(月)10時33分 受信
アジャストメント from りらの感想日記♪
【アジャストメント】 ★★★☆ 映画(28)ストーリー 将来を嘱望されていた若手政治家デヴィッド(マット・デイモン)はある日、美しい女性、エ
2011年06月09日(木)19時35分 受信
アジャストメント from 風に吹かれて
運命の人 公式サイト http://adjustment-movie.jpフィリップ・K・ディックの同名短編小説の映画化最年少で下院議員となり、上院議員に立候補したデヴィッド・ノリス(マット・デイモン
2011年06月10日(金)10時51分 受信
『アジャストメント』('11初鑑賞78・劇場) from みはいる・BのB
☆☆☆-- (10段階評価で 6)6月4日(土) 109シネマズHAT神戸 シアター8にて 15:50の回を鑑賞。
2011年06月10日(金)21時40分 受信
映画「アジャストメント 」調整班として働いてみたい from soramove
「アジャストメント」★★★マット・デイモン、エミリー・ブラント、アンソニー・マッキー、ジョン・スラッテリー、マイケル・ケリー、テレンス・スタンプ 出演ジョージ・ノルフィ監督、106分 、2011年5月27日,2011,アメ...
2011年06月10日(金)21時56分 受信
アジャストメント from 映画的・絵画的・音楽的
 『アジャストメント』をTOHOシネマズ六本木ヒルズで見ました。(1)映画の原題は「Adjustment Bureau」ですから(原作のタイトルも「Adjustment Team」)、専ら運命の調整を業務とする人たちを描いている作品ではないか、と思われ...
2011年06月11日(土)05時51分 受信
「アジャストメント」 from お楽しみはココからだ~ 映画をもっと楽しむ方法
2011年・米/ユニヴァーサル・ピクチャーズ原題:The Adjustment Bureau監督・脚本:ジョージ・ノルフィ 原案:フィリップ・K・ディック製作:ジョージ・ノルフィ、マイケル・ハケット、
2011年06月12日(日)00時33分 受信
アジャストメント from キノ2
★ネタバレ注意★ フィリップ・K・ディックの短編小説「調整班」が原作。 ……なんですけど、ディック原作の映画というものは、わたくしが見るところ、『スキャナー・ダークリー』を唯一無二の例外として、どこか...
2011年06月13日(月)00時32分 受信
アジャストメント 汝、何を望むとも・・・・ from 労組書記長社労士のブログ
【=28 -8-】 TOHOシネマズ1か月フリーパスポート2本目、「汝、何を望むとも、そを祈るに、既に受けたりと知れ、然らばそを得ん。」 スラム出身のデヴィッドは上院議員候補として選挙に出馬していたが、過去のスキャン...
2011年06月17日(金)12時57分 受信
アジャストメント/試写状 from ともやの映画大好きっ!
本日届いたのは、フィリップ・K・ディックの短編小説『調整班』を映像化したSFサスペンス映画『アジャストメント』(原題:THE ADJUSTMENT BUREAU)の試写状。実はこれ気になっていたんだけど、試写会に応募しようとすると「...
2011年06月18日(土)23時42分 受信
「アジャストメント」 from ヨーロッパ映画を観よう!
「The Adjustment Bureau」2011 USAデヴィッドに「グリーン・ゾーン/2010」のマット・デイモン。エリースに「プラダを着た悪魔/2006」「チャーリー・ウイルソンズ・ウォー/2007」 「ジェイン・オースティンの読書会/2007」「サ...
2011年06月19日(日)00時30分 受信
アジャストメント from そーれりぽーと
『インセプション』+『マトリックス』+『シャッター・アイランド』?加えて『ボーンシリーズ』?全部入りかよ的な予告編に期待していた『アジャストメント』を観てきました。★★★★運命は誰かに決められていて操...
2011年06月19日(日)02時18分 受信
★「アジャストメント」 from ★☆ひらりん的映画ブログ☆★
平日休みの2本目。もう売れっ子のなっちゃった「ボーン〜」シリーズのマット・デイモン主演作。
2011年06月28日(火)03時47分 受信
アジャストメント from 『映画評価”お前、僕に釣られてみる?”』七海見理オフィシャルブログ Powered by Ameba
操作された《運命》に、逆らえ。運命は、与えられるものでも切り拓くものでもない。それは、常に<操作>されるものである。「ブレードランナー」「マイノリティ・リポート」の
2011年07月05日(火)00時44分 受信
映画:アジャストメント from よしなしごと
 SF映画だと思って観に行ったら肩すかし食らうよ。恋愛映画だと思って観に行ってと何度も念を押された作品、アジャストメントを見てきました。
2011年07月20日(水)06時07分 受信
映画『アジャストメント』を観て from kintyre's Diary 新館
11-38.アジャストメント■原題:The Adjustment Bureau■製作年・国:2011年、アメリカ■上映時間:106分■鑑賞日:6月4日、TOHOシネマズ・六本木ヒルズ(六本木)■料金:1,800円□監督・脚本・製作:ジョージ...
2011年07月21日(木)21時48分 受信
アジャストメント from C'est joli〜ここちいい毎日を〜
アジャストメント'11:米◆原題:1THE ADJUSTMENT BUREAU◆監督:ジョージ・ノルフィ◆出演:マット・デイモン、エミリー・ブラント、アンソニー・マッキー、ジョン・スラッテリー、マイケル・ ...
2011年08月12日(金)17時07分 受信
アジャストメント from 銀幕大帝α
THE ADJUSTMENT BUREAU/11年/米/106分/SFサスペンス・ロマンス/劇場公開監督:ジョージ・ノルフィ製作:ジョージ・ノルフィ原作:フィリップ・K・ディック『調整班』脚本:ジョージ・ノルフィ出演:マット・デ...
2011年09月16日(金)00時47分 受信
アジャストメント (The Adjustment Bureau) from Subterranean サブタレイニアン
監督 ジョージ・ノルフィ 主演 マット・デイモン 2011年 アメリカ映画 106分 SF 採点★★★★ 日々なんてものは偶然の積み重ねでしかないはずなのに、何をやっても上手くいく時期や、その反対に何をやっても...
2011年09月21日(水)11時32分 受信
アジャストメント from いやいやえん
マット・デイモン主演のなんていったらいいのかよくわからない作品です。SFサスペンス?ラブストーリー?ミステリー?上院議員に立候補したデヴィットはあえなく落選する。次の日「調整員」が7時5分にコーヒーをこぼ...
2011年09月23日(金)11時10分 受信
『アジャストメント』'11・米 from 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映...
あらすじ将来有望な若手政治家デヴィッドは、ある日エリースという女性に、一目惚れするが・・・。解説サターン賞SF作品賞助演女優賞ノミネート発表は6月20日だが、絶対に受賞...
2012年03月28日(水)08時46分 受信
『アジャストメント』'11・米 from 虎団Jr. 虎ックバック専用機
あらすじ将来有望な若手政治家デヴィッドは、ある日エリースという女性に、一目惚れす
2012年03月28日(水)08時46分 受信

コメント一覧

投稿者:inuneko 2011年05月29日(日)13時16分 編集・削除

的確なレビューです!映画本編でわからなかったことが、ここでわかりました!

投稿者:小米花 2011年06月01日(水)23時21分 編集・削除

今晩は。早速のTBをありがとうございました。
運命の不思議さは興味の尽きないところですね。

何だか恋愛ものになってしまったかと思ったのですが、
確かに恋愛とは「運命的な結びつきの強さ」ですよね。
うんうん、納得です。。。

http://blog.goo.ne.jp/mysketchbook/

投稿者:冒険風ライダー(管理人) 2011年06月02日(木)00時14分 編集・削除

>小米花さん
アレだけソデにされまくって怒り狂っていても結局はヨリを戻してしまうところに「運命」を感じるのか「御都合主義」と判断するのか、人によって結構解釈が分かれそうなところではありますよね。
あの2人の無理矢理結び付けられるような関係自体、「運命」ないしは製作サイドの見えざる関与を感じずにはいられませんし。

http://www.tanautsu.net/

投稿者:多謝 2015年07月01日(水)17時30分 編集・削除

テレビCMで観てから長らく探していた、タイトルの分からない作品。貴ブログのおかげで知ることができ、大変助かりました。

コメント投稿

投稿フォーム
名前
Eメール
URL
コメント
投稿キー
投稿キーには「0205」と入力してください。(スパム対策。)
削除キー