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中国人の個人観光客向けビザ発給要件緩和策が閣議決定

2011年4月8日に閣議決定された「規制・制度改革の基本方針」の中で、中国人の個人観光客を対象としたビザ発給要件の見直し策が盛り込まれ、「国際観光客誘致のため、中国人についての査証の発給要件など、訪日査証の在り方について検討する」との方針が打ち出されました↓

http://megalodon.jp/2011-0408-1405-56/sankei.jp.msn.com/politics/news/110408/stt11040801130000-n1.htm
http://megalodon.jp/2011-0408-1809-38/sankei.jp.msn.com/politics/news/110408/plc11040814260025-n1.htm

中国人の個人観光客は、日本での身元保証人の申し出が不要な上、団体旅行客よりも日本国内で自由に行動できるため、ビザの有効期限が切れても不法滞在&不法就労する者が後を絶たず社会問題化しています。
ただでさえ緩いと指摘される現行のビザ発給要件をさらに緩和するとなれば、この傾向に更なる拍車がかかることは確実です。
しかも今は震災の被災地救援&復旧および原発対策が何よりも優先されるべき非常時であり、現時点でこんな問題法案を検討すべき理由も意義もありません。
そもそも、当の中国人自身が原発問題を嫌気して日本に近寄るまいとすらしている今の情勢では、より一層不法滞在&不法就労目的の人間ばかり招き寄せる結果にしかなりえないでしょうに。
一連の震災問題にすらマトモな対処が全くできていないカンガンス内閣が、何故こんな不要不急どころか有害にすらなりかねないビザ発給要件の見直し策には意欲を示すのでしょうか?
震災のドサクサに紛れれば何でもできるとでも考えているのでしょうか、民主党およびカンガンス内閣は。

民主党のこんな愚劣な決定を、しかも今のこの時期に諸手を挙げて礼賛する人間など、己の小説で「不法入国者と聞いただけで犯罪者と同一視してヒステリーをおこす連中」をそれこそヒステリックに罵り倒していた、中国礼賛論者の田中芳樹くらいなものでしょう↓

薬師寺シリーズ5巻「黒蜘蛛島」 光文社ノベルズ版P162下段
<日本でもそうだが、「行方不明になった不法入国者の正確な人数」など、統計のとりようもない。いまの都知事のように、不法入国者と聞いただけで犯罪者と同一視してヒステリーをおこす連中もいるが、むしろ問題なのは、不法入国者が組織犯罪の被害者になることなのだ。奴隷労働をさせられようと、人身売買されようと、彼らには不法入国したという引け目があり、公的機関にうったえることをためらってしまう。>

もちろん実際には、不法入国も不法滞在も不法就労も全て「出入国管理及び難民認定法」に違反している上に罰則もあるわけですから、「同一視」も何も「犯罪容疑者」そのものでしかないのですけどね(苦笑)。
そして当時者達も、それを承知の上でカネ目当ての「犯罪行為」を行っているのですし。
こんな無知なタワゴトを堂々と書き綴っている田中芳樹のような人間であれば、民主党の閣議決定にも当然賛同するでしょうが、そんな人間が今の日本に果たしてどれくらいいるものなのでしょうかねぇ。


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