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投稿ログ79 (No.1276 - No.1294)

親記事No.1275スレッドの返信投稿
board2 - No.1276

あれ?

投稿者:佐原十郎
2000年08月18日(金) 11時13分

いつもはROMしておりまして、以前1回だけ投稿した
佐原十郎と申します。
ところで私、とある書店の臨時社員をしておりますが、
本日(8月18日)すでに創竜伝12巻が店頭にならんでます。
平積みの山2つで、結構気合い入ってます。
(私も買ってまったのですが)売れ行きも上々で、補充もちかい
かなと。
内容は、・・・これから読みます。
ただほぼ全編かっつさんの言う通りパラレルワ-ルドで、現実
社会は巻末にほんのちょっとのようです。
(ざっと見たところ、皆さんが予想した世評は「ほとんど」
入ってないような・・・残念)
つまらん事ですが、ご報告まで。

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board2 - No.1277

創竜伝12巻今日でてました

投稿者:Total Moled
2000年08月18日(金) 14時45分

大阪のブックファースト難波店で発売されていました。
東京のさる書店では11日に「11日発売」の表記に11日が消されて17日と書いてあったので昨日もう発売されていたのかも。

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board2 - No.1278

Re: 創竜伝12巻今日でてました

投稿者:本ページ管理人
2000年08月18日(金) 16時05分

Total Moledさんは書きました
> 大阪のブックファースト難波店で発売されていました。
> 東京のさる書店では11日に「11日発売」の表記に11日が消されて17日と書いてあったので昨日もう発売されていたのかも。

 新聞の広告は見ましたが、もう出ていますか。
 実際に見てみないと何とも言えませんが(現在、地方にいるもので何時になるか…)、評論が減っているのはいい傾向ですね。

 で、例の巻数問題ですが、何か釈明はあるのでしょうか?
 もちろん、公約や信用は守るのがベストですが、それが出来なかった以上、せめてきちんとした釈明と謝罪をするのが責任の取り方であるはずですからね。
 あれだけ政治家の責任や言動について云々言っている人なら、それなりの責任の自覚があると信じたいものですが…

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board2 - No.1280

初めまして&創竜伝12巻

投稿者:A.Na
2000年08月18日(金) 16時44分

初めまして、こちらのHPを拝見してから約半年になりますが、書き込むのは初めてです。

昨日、創竜伝12巻を購入しました。
詳しくは書きませんが、相変わらず無茶苦茶な理屈をこねくり回しておりまして、仙人と西洋の吸血鬼の話(P153~155)とか、宋と戦前の大日本帝国について(P162~163)など、比較の対象にならないものを強引に比較して、中国を褒めちぎっています。

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board2 - No.1283

Re: 創竜伝12巻:8/21発売

投稿者:モトラ
2000年08月18日(金) 21時14分

産経新聞にも広告が載っていました…って、当たり前っちゃぁその通りなんでしょうけれど、なんと言いますか「週刊金曜日」の広告が掲載されたかのような違和感が。
朝日新聞なら「正論」の広告が掲載されたようなものでしょうか(^^;)

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board2 - No.1284

Re: 初めまして&創竜伝12巻

投稿者:小村損三郎
2000年08月19日(土) 00時58分

A.Naさんは書きました
> 初めまして、こちらのHPを拝見してから約半年になりますが、書き込むのは初めてです。
>
> 昨日、創竜伝12巻を購入しました。
> 詳しくは書きませんが、相変わらず無茶苦茶な理屈をこねくり回しておりまして、仙人と西洋の吸血鬼の話(P153~155)とか、宋と戦前の大日本帝国について(P162~163)など、比較の対象にならないものを強引に比較して、中国を褒めちぎっています。
>

何だかんだ言って定価で購入しました(笑)。
まだパラパラめくっただけですが。
ある程度予想されたことですけど、なんか今回も拍子抜けする程評論が少なそうな感じです。
ある意味この作品らしさが失われていってるんですけど・・・(^^;;)。
どんな理由が考えられるでしょうか。

①日本が没落したことで叩き甲斐がなくなった&読者の反発が強まった。

②文庫化されることが既定路線となったので、時事ネタは控えるよう出版社から要望された。

③かつて竜王かぶれした世代が社会人になってよしきん思想の欺瞞に気づきだしたことを敏感に察知し、デタラメな評論を徐々にフェードアウトさせることでバックレを図った。

等々・・・

他の理由を思いつく人がいたら教えてくらはい。

しかし「第9巻のラストからの続きになる」とか書いてあったけど、この人一体全体ストーリーの脈絡ってものを何だと思ってるんでしょうか。
うろ覚えだけど、10巻ではイギリスに渡って日本に帰ってきたとこで終わったんでしたっけ?
それが何でいきなり宋のお話に・・・。

9巻以前は忘却の彼方なんでこれまた訳ワカラン。

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board2 - No.1285

Re: 初めまして&創竜伝12巻

投稿者:モトラ
2000年08月19日(土) 08時32分

腹立てたりツッコミ入れるために買うほど余裕は無いので立ち読み。

座談会では、案の定「神の国」発言が。

「神の国」発言と「密室での総理選び」を強引に結びつけて「選挙で国家の首班を選ぶ西欧諸国は悪魔の国なんだろう」(始談。うろ覚え)などと相変わらずむちゃくちゃな皮肉を述べてました。

仙人がうじゃうじゃ居る異世界はよくて、八百万の神はイケナイのかオイ。

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board2 - No.1286

やっぱり無理筋だと思います

投稿者:不沈戦艦
2000年08月19日(土) 11時08分

冒険風ライダーさんは書きました
>
>  一応ロイエンタールの方には、
> 「皇帝が自分が出した新領土への招請に応じてもまだ油断はできない。オーベルシュタインやラングが自分を油断させるためにラインハルトを無理矢理新領土へと行幸させ、惑星ハイネセンにおいて自分を捕縛し、処断するつもりかもしれない」
> という不安がありましたから、実際にラインハルトに会わなければ噂の真相は分からない、と考えていたのではないでしょうか。何しろオーベルシュタインという人物は「ローエングラム王朝存続のためならば、ラインハルトをすらも犠牲にすることにためらいを覚えない冷血漢」と評価されていましたし、実際その通りに行動していましたからね。「オーベルシュタインならばどんな事だってやりかねない」とロイエンタールが考えていたとしても十分に理解できるものです。
>  また常にラインハルトの身近にいたロイエンタールは、ラインハルトがしばしば病に侵されていたという事実を知っていましたし、イゼルローン遠征の際にも最も重要な局面において病に倒れた挙句、多くの犠牲を出してようやく成功しかかっていた物量作戦を突然何の理由もなしに放棄して和平政策に転向した事例や、ヤンが地球教徒に暗殺された事によってラインハルトが気落ちしていたことも知っていました。そのような例をラインハルトの一番近くで多く見てきたロイエンタールにとって、
> 「ラインハルトが病弱になって判断力が衰えているのに乗じて、オーベルシュタインとラングが宮廷内において専横を振るっている」
> という流言は、オーベルシュタインに対する偏見と反感、そしてラングに対する蔑視などと合わせて「比較的信憑性の高い情報である」と判断できるものだったのではないでしょうか。ラインハルトの間近で仕事をする環境において、常に冷静な評価眼でラインハルトの本当の姿を観察していた事が、却ってロイエンタールの思考法に災いしてしまったというわけです。
>  そしてウルヴァシー襲撃事件の発生によってこの流言の是非の確認ができなくなってしまったため、ロイエンタールとしては「最悪の場合」すなわち「(ロイエンタールにとって信憑性の高いように判断される)流言が正解であった場合」を前提に行動しなければならず、そのためにあのような行動に出ざるをえなかったと考えるのですが、いかがでしょうか。
>

 いや、「ラインハルトが病弱で、オーベルシュタインとラングの専横を許している」のなら、何で「新領土総督から皇帝へ、新領土への招待」が受諾されて、ラインハルトが新領土へやってくる事になるんでしょうかね?「専横を揺るっているオーベルシュタインやラング」が疑いかつ陥れようとしているロイエンタールの手元に、掌中の珠である皇帝を渡してしまおうとする、なんて阿呆(かつ危険)な事態にする訳ないと思うんですけど。ラインハルトが新領土へ巡幸する、ということにロイエンタールの要請に応えて事態が動いたということ自体が、「ラインハルトはオーベルシュタインとラングの専横を許していない」ということの証明にはなりませんか?一応それ前提で話しているつもりなんですが、解りにくかったでしょうかね。

>  まず「一」ですが、ロイエンタールにとってミッターマイヤー軍は「最後の敵」ではなく、あくまでも「途中経過に立ちふさがる敵」であるという認識があります。そうである以上、ミッターマイヤー軍と正面から激突して消耗戦に陥る事だけは何としても避けなければなりません。この戦略的不利を打開するためにあえて「兵力分散による持久戦法」を考えていたのではないかと思います。
>  次にその分散させた戦力をいかにして活用するかについてですが、これはゲリラ的な攻撃を組織的かつ連鎖的に何度も繰り返す事によってミッターマイヤー軍を徹底的に消耗させ、行軍速度を鈍らせる事を狙ったものでしょう。「何重もの防御線」といっても何も敵に対して正面から攻撃を仕掛ける必要はなく、「側面攻撃」「後方攪乱」「一撃離脱」を複数の小艦隊が複数の方向から組織的かつ連鎖的に何度にもわたって行えば良いのです。これならばミッターマイヤー軍を少ない損害でもって消耗させる事も不可能ではありません。
>  具体的な運用方法としては、高速艦を中心とした1000隻規模の小艦隊を10~15個ほど編成し、これを敵軍に悟られないように要所要所に隠して配置し、ミッターマイヤー軍の進撃に合わせて攻撃を行わせます。ミッターマイヤー軍が少しでも自分の方向に兵を差し向けてくればさっさと逃走を開始し、別の部隊に攻撃させる。ミッターマイヤー軍が別の部隊に矛先を向けたら、その側面ないしは後方を攻撃する。これを何度も繰り返してミッターマイヤー軍を疲れさせるわけです。ちょうど不沈戦艦さんが連載している「反銀英伝」のシュナイダー少将がキルヒアイス艦隊を翻弄している戦法を複数の部隊で連携して展開すると言えば分かりやすいでしょうか。
>

 えーとですね、「反銀英伝」のシュタイナー少将のキルヒアイス艦隊遅延戦術は、稼いだ時間はたったの3日です。まあ、あの話だと、キルヒアイス艦隊がリッテンハイム艦隊のオーディン到着までに追いつかなければいいだけなので、それで充分なんですが。本筋の新領土戦役の場合、3日稼げば充分だと思います?しかもシュタイナー少将に率いらせた部隊はたった一艦隊ですが、冒険風ライダーさんの案だと、複数(しかも多数)の部隊を連携して運用せねばなりません。それを率いる有能な司令官も何人も必要ですし、各部隊間の通信連絡も完璧にこなさねばなりませんよね。さすがにそれは、容易な事ではないと思います。レイテ沖海戦のような通信の齟齬から部隊指揮官が状況を認識できず判断を誤るようなことになってしまうんじゃないかなぁ?と思いますけど。その場合、小部隊ですから末路は悲惨ですよ。多数のミッターマイヤー艦隊に、一方的にいたぶられるだけでしょう。また、それくらいのことはロイエンタールなら、解っている筈では?とも思います。

>  次に「二」ですが、この「後方を遮断する」というのは「敵の補給線と退路を断つ」という意味にとれますから、これは戦術レベルではなく戦略レベルの問題でしょう。「後方遮断」については「一」でミッターマイヤー軍を翻弄した諸部隊に引き続きやらせれば良いのです。
>  しかしただ後方遮断を行うだけでは芸がなさすぎますし、ミッターマイヤー軍にその意図を悟られてしまう可能性が高いですから、一旦ハイネセン方面に撤退してロイエンタールの本軍に合流しようとしていると見せかけつつ、点在する同盟領の補給基地で補給を受け、大きく迂回してミッターマイヤー軍の後方に移動するという戦略を行う必要があるでしょう。この後方遮断によって敵領土に孤立し、さらに「一」のゲリラ戦法によって消耗を強いられたミッターマイヤー軍は後退せざるをえなくなります。
>

 上にも書いた通り、多数の部隊を有機的に完璧に運用できるとは思えませんので、これは絵に描いた餅なのでは。

>  あとは「三」に基づいて後方を遮断させた諸部隊を集結させ、ロイエンタール本軍と挟撃してミッターマイヤー軍を殲滅するだけです。
>  ロイエンタールが考えていた戦略構想というのはだいたいこんなものだったではないでしょうか。ロイエンタールが最初から周到に準備を行ってこの戦略を発動させていたならば、すくなくとも叛乱を長期戦に持ちこみ、ロイエンタールの勢力基盤を確立する時間を稼ぐ事ぐらいはできたのではないかと思うのですが。
>

 と、いうことで長期戦には出来ないと思われる訳です。長期戦に出来ない以上、勝ち目はないでしょうね。ロイエンタールのような有能な軍人なら、それくらいは最初から解っていたのでは。

>  アニメやゲーム、それに銀英伝の設定資料集とも言える「エンサイクロペティア銀河英雄伝説」などに載っている銀英伝世界のMAPを見てみると、だいたい同盟領は帝国領の5分の4ぐらいの領土は持っているように見えますし、惑星ハイネセンは同盟領のかなり奥深くに位置するように設定されています。そしてガンダルヴァ星系はファザーンとハイネセンのちょうど中間地点に存在している星系となっています。これから考えると、銀英伝における同盟領というのはかなり広い領域を持っていると見ても良いのではないでしょうか。
>  ラインハルトがなぜそれほどまでに大きい同盟領土を制圧し得たかと言えば、やはりフェザーンで入手した航路図が果たした役割が大きかったでしょうし、またフェザーン侵攻によって同盟側の意表をついた事や、同盟による帝国領侵攻作戦が行われた時のような徹底した焦土作戦が展開されなかった事、それにラインハルトの侵攻時に同盟側にマトモに敵の侵攻に対抗できるだけの戦力がなく、ランテマリオ星系において敵を迎撃する戦略を取らざるをえなかった事なども大きな要因でしょう。
>  「同盟による帝国領侵攻作戦」と「ラインハルトによる同盟領侵攻」とでは戦略的条件も政治的条件も全く異なりますから、両者の侵攻速度を単純に比較する事はできないのではないでしょうか。

 あの、物理的な広さがどうこう言う話ではなく、「航路図を入手している以上、帝国軍にとっては同盟領は狭い」という話なんですけど。それはご理解されていますか?航路図を入手していて迅速に行動できる以上、同盟軍とは違って地の利があまりあるとは言えない(地の利を得るには、駐留期間が短すぎます)総督府の所属軍が、「同盟領は狭く感じている」帝国軍に少ない兵力で挑むのはどう考えても不可能事ではないかと思いますわ。

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board2 - No.1287

Re: ロシア遠征

投稿者:不沈戦艦
2000年08月19日(土) 11時16分

平松重之さんは書きました

>  ワーテルローにおいてナポレオンが勝つ可能性があったのは確かに不沈戦艦さんのおっしゃる通りだと思います。しかし自分としてはどちらかと言うとナポレオンの凋落の きっかけとなったロシア遠征にロイエンタールの叛乱との共通点が見えると思っていますので自分なりに感じた点を述べてみます。
>
> ①特定の対象(イギリスとロシア、オーベルシュタインとラング)への憎悪や反感によって判断を狂わせ、信頼しているはずの部下の諌止を押し切ってまで出兵した。
>
> ②統率する軍の中に不安定な要素があった(ナポレオンの場合は遠征軍の大半はフランス支配下のヨーロッパ各国から集められた兵士で構成されていたので戦意に乏しかったし、ロイエンタールの場合は兵士達の忠誠は基本的にラインハルトに向けられており、しかもグリルパルツァーやクナップシュタインなどの叛乱分子を内部に抱えていた)。
>
> ③相手側に粘り強く戦われ持久戦に持ち込まれ、それが敗北の一因となり、最終的に兵力の大半を失い、わずかな兵力を伴って辛うじて本拠地に逃げ帰った。
>
>  こんなところですが、どんなものでしょう。まあ自分がナポレオンを引き合いに出したのはあくまで「名将」=「最終的な成功者」「常に理知的」ではないという一般論的な事を言いたかっただけで、ロイエンタールと比較する為ではなかったのですが。

 ま、これは拘るような話ではないとは思いますが、一応レスを。

 ナポレオンのロシア遠征には、結構な不運がついてはいないでしょうかね?中でも最大のものは、こともあろうに6月にまさかとしか思えない雪が降った事でしょう。その寒さの為、馬匹が大量に死んでしまい、以後騎兵の戦力や輸送用の馬が激減したとか。その後スモレンスク会戦やボロディノ会戦でロシア軍を叩きのめしても、相手は逃げてしまった上に、ようやく入城したモスクワはロシア皇帝の命令で焼かれる始末。このように焦土戦術で相手を困らせ、最後は冬将軍に委ねるなんて戦法、いくら何でも常識外ですから、ナポレオンの想像の範囲を超えていたのでは。勝算全くなし、って程ではないでしょう。相手のやることや気象条件が常識外の結果になった、というだけで。

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board2 - No.1288

Re: 反銀英伝 「大逆転! リップシュタット戦役」(31)

投稿者:不沈戦艦
2000年08月19日(土) 11時20分

更に続き。

------------------------------------------------------------------------------

 タンネンベルク伯の姿が消えたあと、しばらく考え込んでしまったヒルダである。

「やむを得ぬ。艦隊は一時後退し、ヴァルハラ星系外に出る!」

 ミッターマイヤー大将は苦渋の決断を行った。到着したドロイゼン隊と合力し、倍の戦力で目前のタンネンベルク艦隊に突っかかれば、今度こそは敵を撃破できるはずだ。しかし、それはもう適わぬ夢である。グリューネワルト伯爵夫人、ローエングラム侯の姉君が敵の人質になってしまい、その命を盾に取られては、どうすることもできない。タンネンベルク伯が人質を盾に恫喝してきたことは、ミッターマイヤーの矜持からすれば許し難いことではあるが、アンネローゼの安全が確保されなければ、タンネンベルク伯にしたたかな懲罰をくれてやることはできない。一旦後退し、ローエングラム侯に容易ならざる事態を報告する、ということ以外にはやりようがなかった。

 ドロイゼン隊と合流したミッターマイヤー隊1600隻は反転すると、星系外を目指し退却を開始した。その時点で総旗艦ブリュンヒルトには一報を入れてある。これからどうするかは、ラインハルトの指示なしでミッターマイヤーが決める訳にもいかない。その指示待ちと言ったところだが、ミッターマイヤーは、意外に長期間待たされることになる。

「閣下。残念な報告をしなければなりません。帝都オーディンはタンネンベルク伯爵率いる貴族連合軍に制圧され、皇帝エルウィン・ヨーゼフ二世及び閣下の姉君、グリューネワルト伯爵夫人は敵の捕虜となりました」

 ミッターマイヤーからの通信を受けたオーベルシュタインは、淡々とその事実をラインハルトに告げた。

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 ラインハルトはその事実を突きつけられ、神の織りなした造形美、とでも言える顔を紅潮させる。自らの判断の甘さ対する感情、タンネンベルク伯に対する怒り、姉の安否に対する憂鬱、その他が入り交じった圧倒的な感情がラインハルトを突き動かしたが、辛辣なな参謀長を前にして、黙っている以外にはやりようがなかったのだ。

----------------------------------------------------------

<以下続く?>

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board2 - No.1289

抱き合わせ?

投稿者:NNG
2000年08月19日(土) 15時12分

久しぶりに書き込みます、俺も定価で買いました(笑)

> 他の理由を思いつく人がいたら教えてくらはい。

④単独の中国モノでは売れないから、創竜伝と抱き合わせにした。

宋の話が書きたかったんだけど、隋唐演義で懲りているから創竜伝と合わせたのでは?実は9巻もその布石だったりして。
本編と絡むところといったら、12巻の事件がきっかけで竜種と牛種の抗争が表面化するといった程度のものですし。

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board2 - No.1290

管理人さんへ

投稿者:モトラ
2000年08月19日(土) 21時28分

1262番は、悪質なトラップでした。削除願います。

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board2 - No.1291

13巻出すそうです

投稿者:ビュコック
2000年08月20日(日) 02時34分

私も買っちゃいました。
確かに本文の方は社会批評が少なくなっています。しかし、田中芳樹の
中国フェチが大暴走していて、読むのが辛いですが(^^;;;
最後の方で機関銃のごとく社会批評が乱発しています。
首相が倒れて密室で次期内閣が決まった事がお気に召さないようです。
最後の巻末座談会では、13巻を21世紀初めに出すと息巻いてます。もう
12巻で完結させるという約束はイゼルローン回廊の彼方に飛んでいっちゃってますな(笑)

それと最後の方に創竜伝初のインターネットネタが登場しています。
作品世界では富士山が大噴火してるのによくインターネットが普及しましたね。

親記事No.1275スレッドの返信投稿
board2 - No.1292

多分こういう事でしょう

投稿者:やまだ
2000年08月20日(日) 02時43分

「創竜伝は12巻で完結」というのは、たしか本編を12巻分であったんじゃないでしょうか。現在外伝のほうもひっくるめて12巻としているだけで、あまり公約違反という気はしないですが。
 ああ、あと座談会での「神の国」は確かに飛躍してますね。

親記事No.1245スレッドの返信投稿
board2 - No.1293

Re1286:ではこれでどうでしょう?

投稿者:冒険風ライダー
2000年08月20日(日) 09時08分

<いや、「ラインハルトが病弱で、オーベルシュタインとラングの専横を許している」のなら、何で「新領土総督から皇帝へ、新領土への招待」が受諾されて、ラインハルトが新領土へやってくる事になるんでしょうかね?「専横を揺るっているオーベルシュタインやラング」が疑いかつ陥れようとしているロイエンタールの手元に、掌中の珠である皇帝を渡してしまおうとする、なんて阿呆(かつ危険)な事態にする訳ないと思うんですけど。ラインハルトが新領土へ巡幸する、ということにロイエンタールの要請に応えて事態が動いたということ自体が、「ラインハルトはオーベルシュタインとラングの専横を許していない」ということの証明にはなりませんか?一応それ前提で話しているつもりなんですが、解りにくかったでしょうかね。>

 これについてはオーベルシュタインの性格からある程度の説明ができるのではないでしょうか。
 いくらオーベルシュタインがラインハルトを傀儡にしているといっても、オーベルシュタインに私心がなく、また自己の保身を図る事もないという事をロイエンタールは承知しています。そしてオーベルシュタインの忠誠心がラインハルトではなく「ローエングラム王朝」に向けられているという事もまたロイエンタールは察知しています。この事からロイエンタールは、
「オーベルシュタインはローエングラム王朝の存続を妨害するような邪魔者を始末するためならば、ラインハルトをすら平気で囮にするような男だから油断はできない」
と考えていたのではないでしょうか。ロイエンタールは常にオーベルシュタインをそのように評価していましたし、実際、ロイエンタールの死後になりますが、オーベルシュタインは地球教徒をおびき寄せるためにあえてラインハルトを囮にする謀略を使っています。したがってこの考え方は、すくなくとも「ロイエンタールにとっては」充分に説得力を持つものだったのではないでしょうか。
 また前述のように、オーベルシュタインには「自己一身の安全を図る」という発想がありませんから、
「ラインハルトを傀儡にしているならば、自分の手元で操るため、また(ローエングラム王朝存続における)邪魔者を油断させて排除するために、あえて危険を犯してでもオーベルシュタインは同行してくるはずだ」
ともロイエンタールは考えていたのでしょう。したがってロイエンタールとしては「ラインハルトにオーベルシュタインが同行しているか否か」で流言の真偽を確認しようとしていたのではないでしょうか。
 ロイエンタールのオーベルシュタインに対する過剰な敵意と「冷酷非常で手段を選ばない謀略家」という評価が、あの流言をロイエンタールが信じこんでしまい、しかも相手が「あの」オーベルシュタインであったがために、ロイエンタールは必要以上にラインハルトの反応に用心せざるをえず、その結果あのような叛乱に追い詰められたのではないかと考えるのですが、これで説明できないものでしょうか?

<えーとですね、「反銀英伝」のシュタイナー少将のキルヒアイス艦隊遅延戦術は、稼いだ時間はたったの3日です。まあ、あの話だと、キルヒアイス艦隊がリッテンハイム艦隊のオーディン到着までに追いつかなければいいだけなので、それで充分なんですが。本筋の新領土戦役の場合、3日稼げば充分だと思います?しかもシュタイナー少将に率いらせた部隊はたった一艦隊ですが、冒険風ライダーさんの案だと、複数(しかも多数)の部隊を連携して運用せねばなりません。それを率いる有能な司令官も何人も必要ですし、各部隊間の通信連絡も完璧にこなさねばなりませんよね。さすがにそれは、容易な事ではないと思います。レイテ沖海戦のような通信の齟齬から部隊指揮官が状況を認識できず判断を誤るようなことになってしまうんじゃないかなぁ?と思いますけど。その場合、小部隊ですから末路は悲惨ですよ。多数のミッターマイヤー艦隊に、一方的にいたぶられるだけでしょう。また、それくらいのことはロイエンタールなら、解っている筈では?とも思います。>

 やはりそこなんですよね、あの作戦構想で一番難しいのは。しかしここで簡単にダウンしてしまっては銀英伝における設定矛盾がそのまま残ってしまう事になってしまうので、苦しいながらも一応の擁護論を考えてみることにしますか。
 まず指揮官の方ですけど、一応同盟領を利用したゲリラ戦自体にある程度の効果があることはヤンが証明していますし、銀英伝7巻において同盟軍のビューフォート准将が少数兵力によるゲリラ戦法によってビッテンフェルト艦隊の補給戦を一時的ながら断つという戦績を上げています。同盟軍における無名の准将が孤軍でゲリラ戦を行ってさえそれだけの事ができるのですから、単にゲリラ戦を行うだけであるならば、帝国軍の少将・中将クラスでも充分に可能なのではないかと思います。
 もちろん、これを効率良く行うためには、不沈戦艦さんが仰るように情報・通信システムが整備されている事が絶対条件です。そこでこの作戦における情報・通信システムについて少し考えてみました。
 この作戦において一番重要な事は、いくら任期が短かったとはいえ、ロイエンタールが一応新領土総督に就任して同盟領を掌握する事ができた立場にあり、同盟領における旧同盟軍の補給基地や通信基地などを抑える事が可能であった事です。ロイエンタールのこの立場を利用すれば、同盟領内における部隊間の相互連絡は以外と簡単に行うことができるのではないでしょうか。
 銀英伝世界には「超光速通信」なるものが存在します。銀英伝の記述によると、この通信はイゼルローン-ハイネセン間の一万光年もの距離におよぶ交信をリアルタイムで行う事すらも可能としているようです。そこで連絡を行う艦艇が通信が敵側に傍受される危険性のない宙域まで移動し、そこから同盟領に点在している通信基地を使ってミッターマイヤー軍が存在する宙域を大きく迂回させて情報を伝達していけば、ミッターマイヤー軍に全く傍受・妨害される事なく、しかも限りなくリアルタイムに近い情報伝達が可能となります。「巨大な宇宙版インターネット・ネットワーク」のようなものだと言えば分かりやすいでしょうか。
 既存の通信基地だけでは不充分であるのであれば、超光速通信の中継拠点の要所要所に連絡用の艦艇を配置しておくという方法もあります。これならば移動も容易ですし、ミッターマイヤー軍に情報源を補足される可能性も限りなくゼロに近くなります。
 侵攻軍たるミッターマイヤー軍は、ロイエンタール軍による傍受の危険性からまともな超光速通信が行えず、自分達がいる宙域以外で何が起こっているかを把握する事ができない立場にあるのに対し、旧同盟領をとにかくも掌握し、かつこの作戦においてミッターマイヤー軍を常に監視することができる立場にあるロイエンタール軍には「旧同盟領そのものを利用した大規模な通信ネットワークが使える」という非常に大きな軍事的利点があります。この長所を大いに活用すれば、相手の手が届かない所で部隊間のリアルタイムな相互連絡を行うことができます。
 しかもこの通信ネットワークを使用すれば、ハイネセンにいながらにしてロイエンタールが前線の小艦隊群と連絡を取り合い、命令を伝達させることもできます。小艦隊群の統合運用の観点から言っても、ロイエンタールの部下に対する不安から言っても、これは大きな利点として作用する事でしょう。
 以上の事から、ロイエンタールが最初から周到な準備を行った上であの作戦を発動させていれば、すくなくともミッターマイヤー軍を少ない兵力で翻弄し、長期戦に持ち込む事ができたのではないかと考えるのですが、さてどんなものでしょうか。

<あの、物理的な広さがどうこう言う話ではなく、「航路図を入手している以上、帝国軍にとっては同盟領は狭い」という話なんですけど。それはご理解されていますか?航路図を入手していて迅速に行動できる以上、同盟軍とは違って地の利があまりあるとは言えない(地の利を得るには、駐留期間が短すぎます)総督府の所属軍が、「同盟領は狭く感じている」帝国軍に少ない兵力で挑むのはどう考えても不可能事ではないかと思いますわ。>

 あれ? 確かNo.1256において、

<何しろ、同盟領は帝国みたいに、奥深いようには見えないので。いかにフェザーンで入手した航路図があるとは言え、ラインハルト軍には簡単にガンダルヴァ星系まで来られてしまっていますからね。ハイネセンまでもそう難しくはないでしょう。領土の奥深さは、同盟がナチス・ドイツで、帝国がソ連という感じがしますけど。>

と「同盟領の物理的な広さ」について言及していませんでしたっけ? しかも「いかにフェザーンで入手した航路図があるとは言え」と航路図についてまで言及していましたし、ナチス・ドイツとソ連との比較まで行っていましたから、「これは同盟領の広さの事か」と解釈したのですが。
 それに銀英伝における世界設定を見てみると、イゼルローン-ハイネセン間の距離を走破するには、銀英伝世界における艦船を使用しても、移動にかかる時間がだいたい半月~1ヶ月前後はかかりますし、フェザーン-ハイネセン間はこれよりもさらに長い距離があるようです。いくら精密な航路図があるとはいえ、片道移動だけでこれだけの時間がかかる広大な旧同盟領を「帝国軍が狭いと認識している」という事はちょっと考えられないのではないでしょうか。
 さらに同盟領における航路図を抑えている立場はロイエンタールも同様ですし、しかも彼は新領土総督の立場によってとりあえずは同盟領を掌握しているのですから、地の利はやはりロイエンタールの方にあるのではないかと思うのですけど。

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board2 - No.1294

確かに悪魔の国ですな

投稿者:Total Moled
2000年08月20日(日) 15時28分

モトラさんは書きました
> 座談会では、案の定「神の国」発言が。
>
> 「神の国」発言と「密室での総理選び」を強引に結びつけて「選挙で国家の首班を選ぶ西欧諸国は悪魔の国なんだろう」(始談。うろ覚え)などと相変わらずむちゃくちゃな皮肉を述べてました。
>
> 仙人がうじゃうじゃ居る異世界はよくて、八百万の神はイケナイのかオイ。
モトラさんはじめまして。
それにしても竜堂兄弟よ、西欧諸国は悪魔の国なんでしょ?牛種が支配しているんだから(^^)。

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