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投稿ログ38 (No.698 - No.714)

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board2 - No.698

Re: やっと半分・・・

投稿者:宣和堂
2000年03月07日(火) 14時25分

masaさま曰く

> ① 中国人の名前の呼び方。

 コレに関してはやはり、吉川英治に依るところが多いですよ。思いっきり“趙雲子龍”って連呼してますし…。劉備はお茶買いに行っちゃうし…この時代に北京近辺にお茶なんぞあるか!商品化なんて以ての外だ!って誰も言いませんねぇ…。前から自分はそう言ってるんですが…。

小村損太郎様曰く
>実は田中芳樹もこれで気づいたのかも(笑)。
 自分はお市ファンだったので、コレには早くから常識だと思っていたました。いくら田中芳樹でもそんなことは…。多分司馬遼太郎でも読んだんでしょう。

北村賢志様曰く

>横山「水滸伝」はもっと凄まじいですよ。
 某サイトでも一清道人(公孫勝)を僧侶に描いたのはどうかなぁ…と言う話がでてましたが、他にもありましたか…。でも、この程度なら脚色でいいんじゃないかなぁ…。別に劉備がお茶買いに行かなきゃ…(こだわってます)。

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board2 - No.699

Re: あくまで噂(東スポ的に読みましょう)!

投稿者:宣和堂
2000年03月07日(火) 14時38分

ども、宣和堂であります。

小村損三郎さま曰く

> ところで、『八八艦隊物語』の外伝や設定本なんかを執筆してる方々もらいとすたっふのメンバーなんでしょうか。

 なんかそうみたいですが、詳しく知りません。何せ仮想戦記って好きじゃないんで…。

> 『茶王一代記』(読んでないけど)ではストーリーの大元になるお茶の設定が間違っているそうで・・・。

 立ち読みぐらいはしてからけなすのが礼儀だと思います…。自分は宮城谷昌光に特に興味がないのにあの分厚い本買いましたよ…。それにしても、あそこの文章読まれましたか…。誤解の無いように書けば、田中芳樹の「茶王一代記」でのお茶に関する描写は、まず、抹茶でないことは確かだと思います。まあ、煎茶も飲まれてなかったかは分からないんですが、少なくとも学説では一般的ではありません。あと、茶器に関しては五代のモノであの描写にあうようなモノの出土を知りません。あくまで、自分の狭い観点から見てですから、田中芳樹が自分の知らない資料を見ている可能性はありますが、まあ、低いですね。創作という名の下に適当書いてるんだと思います。特に文学上必要とも思えない創作ですがね。知らないとは思いたくないですね。対談では唐代のお茶については知ってるような口を利いてるんですから…。まあ、本来目くじら立てるような箇所ではないんです。知らなかったら学がないだけだと思うだけなんで…。

>ところで、関係ないけど中国中央電視台製作のドラマ『水滸伝』のビデオをレンタルで見ました。(『楊志刀を売る』あたりまで)
>本編の出来もそこそこ良かったけど、何と言っても素晴しすぎるのがエンディングの唄!!
>完全に『Gガンダム』のノリ(笑)。

 じつはコレが見たくて仕方ないんですが、地方としに住む悲しさでまだ見てません。でも噂によると史進が出てこないらしいし…。買ってまで見ることはないし…。でも、字幕版見るのは骨が折れるし…うーん。

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board2 - No.700

設定マニアの功罪と苦労

投稿者:坊主
2000年03月07日(火) 16時57分

 ムッとされてないようすなので、一安心です。「ヤな文章」かもなあ、と思っていたので。

 私も「設定マニア」って言葉にマイナスイメージは持ってないんです。初めから書きこみに入れなかったのは、なんか自分フォローに過ぎるような気がして。
 ガンダムがあれだけの人気になったのも、やっぱり設定マニアの力が大きいと思いますし。

 興味の無い話だったら申し訳ないんですが。今でこそ「リアル路線の戦争アニメの祖」にされてしまったガンダムの作品世界って、本当はすごい粗の多い設定なんですよね。それを、もう仏のような設定マニアのファン達が、もう贔屓の引き倒しのような好意的解釈を重ねて重ねて、不備な部分は自分達でなんとかつじつまの合う公式設定を考え出したりして、今のような「ガンダム世界」ができたわけです。
 例えば「次々強い敵キャラ(MS)が出て来る」ってヒーローもののお約束設定については、「複数の新兵器開発プランが同時進行していて、完成したものから逐次投入した」って設定を付けたしたり。

 どうも話がすごく回りくどいですが、設定マニアって言葉にマイナスイメージを持ってないって事だけなんですがね。
 まあ、もう一つ付け加えさせていただくなら、作品の苦しい設定については「好意的解釈」って方法で解決するのも楽しみ方の一つではないか、と。

 このサイトの場合、方向のせいもあるでしょうが、設定の不備な部分を発見すると、それをもって「田中芳樹の作家としての無能の証明」って方向に議論がまとまりがちだと思うんです。
 もうちょっと「許されうる範囲の設定の不備については大目に見る」雰囲気があると、私のようなまだ見放してないというか、実は大好きだったりする者(ここの用語では「愚劣なファン」ですか)も、感情的な反発無しに議論を眺められるのです。
 まあ歴史小説の場合は「正答」があるのですから、設定がまずかったら批判されてしょうがないのですが。

 このBBSで議論されているような銀英伝の矛盾点なんかは、本当は刊行当時に同人誌とかで語り尽くされているんじゃないか、と最近は思えてしょうがないのです。今以上に「設定にこだわるSFファン」とかが読者に多かったんじゃないかとか考えると。そのファン達は、そうした矛盾点とかを承知の上で「つじつまの合う好意的解釈」によって、作品のファンでありつづけたんじゃないか、と。

 とはいえ、私も確かに、ザラーヴァントの結婚話の挿入は唐突過ぎると思いました。ペルシアうんちくの紹介が今までより不自然に感じました。

 私的には銀英伝内人物の昇進速度についてはどうしても好意的解釈が作れないんですよ。物語のメインとなるキャラ達はあくまで「若い将帥じゃないと映えない」という身も蓋も無い本音を、どうつじつま合わせるか考えると楽しいのですが、これは難しい。
 帝国については「皇帝や大貴族が自分の好みを無理やり人事権に反映させるから」って解釈でなんとかなると思うんです。平民のミッターマイヤーがラインハルトに会う前に将官になっちゃう事も。
 でも同盟は、ヤンやアッテンボローの「会戦1つ戦うと1階級上がる」みたいな異常な昇進の速さについて「ものすごい先物買いというか、超結果重視的実力主義」と解釈すると、じゃあなんで士官学校出てないとは言え、ビュコックがノロノロと、でも着実に元帥まで昇進していくのはどう説明すればいいのか、とか。

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board2 - No.701

シャーロキアンのひそみに習い

投稿者:新Q太郎
2000年03月07日(火) 21時01分

坊主さん

>  このサイトの場合、方向のせいもあるでしょうが、設定の不備な部分を発見すると、それをもって「田中芳樹の作家としての無能の証明」って方向に議論がまとまりがちだと思うんです。

>  もうちょっと「許されうる範囲の設定の不備については大目に見る」雰囲気があると、私のようなまだ見放してないというか、実は大好きだったりする者(ここの用語では「愚劣なファン」ですか)も、感情的な反発無しに議論を眺められるのです。

-------------------
これは大体、皆一応共通して理解していると思うんですが。ここの「ザ・ベスト」に「ゼッフル粒子論」というのがありますが、例えばそこで私は

***********************
まァこれは、本質的な田中批判とは別の話だから、気楽に考えましょうや。例えば初級シャーロキアンは、銀英伝以上に矛盾の多いホームズ物語にツッコミ入れまくりますが、上級になると「その矛盾を、奇麗に説明する裏設定」を考える様になるそうです。
***********************

と書きました。そうやって遊べるのも、また作品の魅力ですから。
ただそれはそれとして、

自分で「ご都合主義」を説明する設定を考える=A

物語の面白さの為に、矛盾やツッコミを承知の上で
敢えて「ご都合主義」の設定を入れる=B

気づかないのに話が矛盾し、物語上その矛盾に必然性
がない(ちょっと変えれば矛盾が避けられた)=C

という物語作家の格付けは妥当だと思います。

--------------
銀英伝でいえば、田中氏は「違う星なら滅多に同じ時に、同じ季節にはならない。しかし季節感を生かすため、敢えて季節をそろえた」と書いてますが、それは全くOKだし、当然ここでも誰も批判しない。しかし、何か上手い理屈を考え出し、物語中で矛盾なくそれを説明していたらもっと「見事だ」という評価を得ていたでしょう。

私が感心した設定は、『帝国軍はなぜ全員ドイツ系なのか』というのを、「それは晩年のルドルフが衰え、隠れた人種偏見によって白人のみを貴族の席に列せしめたからだ」と説明したところ。
上手いし無理がないし、テーマに深いところで関わってくる。

ところで歴史上、最高の設定マニアに守られて
その「世界」が造られたものは「シャーロック・ホームズ」?

……いや『聖書』だな、やっぱし(笑)。

board2 - No.702

更新しました

投稿者:本ページ管理人
2000年03月08日(水) 14時27分

 「ザ・ベスト」再び更新です。
 今回も新Q太郎さんに編集していただきました。本当にありがとうございます。

 それと、前回更新分の「戦車論」「創竜伝はおとぎ話か」「こーひーぶれいく2」は、前回、新Q太郎さんとのメールのやりとりにトラブルがあったため、今回レイアウトしなおしています。
 特に、「こーひーぶれいく2」は、今回大幅に追加してありますので、どうぞご覧下さい。

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board2 - No.703

『水滸伝』の話が続きますが・・・

投稿者:小村損三郎
2000年03月08日(水) 15時46分

北村賢志さんは書きました
> 横山「水滸伝」はもっと凄まじいですよ。
> 生辰鋼強奪時に公孫勝と劉唐がごちゃ混ぜになっているし、銅鞭の呼延灼は本当に鞭を使ってしまうし、燕青はザコキャラ扱いされ、ラストはハッピーエンドになるというとんでもなさです。

まあ、これについては横山先生必殺の言い訳
「描き始めた頃は日中国交回復前だったので資料があまり無かった」
というのを信用してあげましょう(^^)。
呼延灼の銅鞭にしても漫画では鞭の方が絵になるのは確かですし。
「はっきり言ってほとんど想像で書いていた」(爆)
そうですから・・・(^^;)。

> 結構、漫画になっている「水滸伝」ですが、内容が内容のためか日本人向けに「三国志」以上に脚色されているので、漫画から原作に入るとショックをうける人間も多いそうです。

巻末のコメントにも横山先生の苦衷がにじみ出てますな。

余談ですが、『水滸伝』のリニューアル物で私が一番好きだったのが、「タイラー」シリーズの吉岡平がK川書店から出していた『妖世紀水滸伝』。
近未来の日本に水滸伝の108人の好漢が全員(!)転生し、金沢に新生梁山泊が誕生する、という内容です。
水滸伝をモチーフにしたSFやファンタジーは数有れど、108人全員出したのはこれが最初でしょう。
しかもPSの『幻想水滸伝』と違い、各キャラクターの設定に前世(原典)の人物像がちゃんと投影されているのがスゴイ。
各巻のラストでその巻で登場した新キャラの前世が明かされる、というパターンなんですが、水滸伝マニアなら大抵正解が予想できます。

でも、この作品作者が何やら版元とモメたらしく(?)、108人勢揃いした所でパッタリ中断してしまいました(泣)。
実はこの方それまでのあとがき等で金聖嘆(勢揃いした所で終わってしまう『水滸伝』七十回本の編者)をさんざん批判していたのに、ご当人が「平成の金聖嘆」になってしまった、というオチ(^^;;)。

>宣和堂さん曰く
>コレに関してはやはり、吉川英治に依るところが多いですよ。思いっきり“趙雲子龍”って連呼してますし…。

やっぱりそうですね。
ちゃんと書いてある所もあるし、科白の語呂や調子によっては「雲長関羽」なんて言ってる所もある。
何とも融通無碍と言うか・・・。
田中芳樹は
「中国ではこんな風に言わない!間違っている!!」
と言い立てるでしょうが、まあ、この自由さがあの独特のリズムを引き出しているのでせう。
と、フォローする(笑)。

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board2 - No.704

読みました。そして…

投稿者:本ページ管理人(石井由助)
2000年03月09日(木) 07時43分

速水右近さんは書きました
> 最新号『日本文学云々』というのを立ち読みしましたが、いやぁありましたよ、田中芳樹論。小林よしりんとの比較なんて、ここの常連さんみたいな切り口でしたね。
>  よろしければ、皆さんお読み下さい。

 いやぁ、ベッタカのクセに私の予想を裏切る版型をしていたのでなかなか判りませんでした(笑)

 で、個人的なことなんですが、驚きの事実。
 あの田中芳樹論を書いている葦原骸吉さん、私が初めて本格的(常連的)に書き込んだ、今は無き某掲示板の管理人さんだった方です。
 私のネット論客としての方向性は、この方に強烈な影響を受けているので、常連さんはともかく、私は似ていて当然です。
 その掲示板では田中芳樹関係の話題はほとんど出てなかったのですが、確かに切り口が似ていたのが、個人的には面白かったです。

board2 - No.706

誰も言わないのでとりあえず

投稿者:Merkatz
2000年03月10日(金) 10時00分

銀英伝のアニメ、新作が出ていました。外伝4巻の話です。
内容は・・・はっきりいって面白くないです。
ファンは手放しで喜ぶでしょうが、私みたいなひねくれたファンにとっては、原作を寸分違わず映像化しただけでは退屈でしょうがない。
これは前作の外伝アニメにも言えますが、恐ろしいほど原作通りで(ほぼ100%)、小説を読んでいるものにとって、何の面白みもない。
本伝はいろいろ工夫があって、今、見返してもなお面白いのですが、外伝は一度見たらもう結構という感じです。
まあ、ヤンの声が変わった時点でかなりマイナスなんですけどね(笑)。
それにしても惜しい人を亡くしたなあ。

これで徳間の儲けも終わりだな。もう銀英伝で映像化できるものは残っていまい。
まさかユリアンのイゼルローン日記は映像化できないだろう・・・。

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board2 - No.707

Re: 昇進速度

投稿者:Merkatz
2000年03月10日(金) 10時04分

坊主さんは書きました

>  私的には銀英伝内人物の昇進速度についてはどうしても好意的解釈が作れないんですよ。物語のメインとなるキャラ達はあくまで「若い将帥じゃないと映えない」という身も蓋も無い本音を、どうつじつま合わせるか考えると楽しいのですが、これは難しい。
>  帝国については「皇帝や大貴族が自分の好みを無理やり人事権に反映させるから」って解釈でなんとかなると思うんです。平民のミッターマイヤーがラインハルトに会う前に将官になっちゃう事も。
>  でも同盟は、ヤンやアッテンボローの「会戦1つ戦うと1階級上がる」みたいな異常な昇進の速さについて「ものすごい先物買いというか、超結果重視的実力主義」と解釈すると、じゃあなんで士官学校出てないとは言え、ビュコックがノロノロと、でも着実に元帥まで昇進していくのはどう説明すればいいのか、とか。

一応考えてみました。
まず第一に約160年の長期にわたる戦争が継続した結果、高級士官が著しく不足していた。
第二にアスターテ会戦以降、特に将官の不足が甚だしくなった。
この2点が考えられます。
簡単に言うと、数が足りないから少しでも見込みのあるやつはさっさと昇進させてしまおうということ。
でもこれだとビュコック提督が昇進遅すぎますよね。
彼は戦歴が長いですから、途中で負傷して長く戦線を離れていたこともあったかもしれませんし、何より士官学校出ではありませんから、出世コースになかなか乗れなかったとしておきましょう(笑)。
実際、辺境の司令官を務めていませんでしたっけ?

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board2 - No.708

Re: 704 やっぱりね

投稿者:速水右近
2000年03月10日(金) 11時17分

本ページ管理人(石井由助)さんは書きました。
>
>  いやぁ、ベッタカのクセに私の予想を裏切る版型をしていたのでなかなか判りませんでした(笑)

 あの版型、周囲でも評判悪いんですよね。
 追随して同じ版で出した他のムック編集部なんか、怒ってますよ。
>
>
>  で、個人的なことなんですが、驚きの事実。
>  あの田中芳樹論を書いている葦原骸吉さん、私が初めて本格的(常連的)に書き込んだ、今は無き某掲示板の管理人さんだった方です。
>  私のネット論客としての方向性は、この方に強烈な影響を受けているので、常連さんはともかく、私は似ていて当然です。
>  その掲示板では田中芳樹関係の話題はほとんど出てなかったのですが、確かに切り口が似ていたのが、個人的には面白かったです。
>
『葦原骸吉』って、凄いネームですね。名前はともかく(宮武外骨の影響もあるのか)、名字も筒井康隆氏の『将軍が目覚めた日』の主人公がモデルでしょう。実は、あの舞台になった病院と拙宅が近所なもので。

 誰の文章に似てるのかと考えてましたが、管理人氏か。道理でねぇ。でも、内容は彼のほうが数倍エグイですけど(笑)。

追伸 『格通』問題、どうやらあれで下火になったようです。また何か情報があったら、おいおい書きますので。

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board2 - No.709

Re: 誰も言わないのでとりあえず

投稿者:小村損三郎
2000年03月10日(金) 13時41分

Merkatzさんは書きました
> 銀英伝のアニメ、新作が出ていました。外伝4巻の話です。

原作は最初に出た時に読んだっきりなのでストーリーをほとんど忘れている…。

> 内容は・・・はっきりいって面白くないです。
> ファンは手放しで喜ぶでしょうが、私みたいなひねくれたファンにとっては、原作を寸分違わず映像化しただけでは退屈でしょうがない。
> これは前作の外伝アニメにも言えますが、恐ろしいほど原作通りで(ほぼ100%)、小説を読んでいるものにとって、何の面白みもない。
> 本伝はいろいろ工夫があって、今、見返してもなお面白いのですが、外伝は一度見たらもう結構という感じです。

と言うか、外伝は原作も面白くないんですよ(^^;)。

> まあ、ヤンの声が変わった時点でかなりマイナスなんですけどね(笑)。
> それにしても惜しい人を亡くしたなあ。

ヤンの声は「千億の…」に続いて郷田ほづみでした。トチローや古代進同様山寺宏一に代わる、みたいな噂をどこかで聞いたような気もしますが、ガセだったようです。
前回ほどはキリコっぽくなかった(笑)。
若き日のヤン、ということでは結構良かったかな?
エル・ファシルの場面で14歳のフレデリカが登場しますが、これも桑島法子に代わってました。

で、いつもながら注目のゲスト声優陣ですが、アルフレッド・ローザス元提督に何と瑳川哲朗!
この人SF好きだとは聞いてたけどまさか銀英伝も!?。
「お前は疲れてるんだ。北斗・・・。」

更に驚きなのがブルース・アッシュビー提督の声に風間杜夫!!
『Xファイル』やNHKの人形劇で声の仕事もやってるとはいえ、アニメは初めてでは!?

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board2 - No.710

Re707: 昇進速度の問題

投稿者:冒険風ライダー
2000年03月11日(土) 18時57分

<まず第一に約160年の長期にわたる戦争が継続した結果、高級士官が著しく不足していた。
第二にアスターテ会戦以降、特に将官の不足が甚だしくなった。
この2点が考えられます。
簡単に言うと、数が足りないから少しでも見込みのあるやつはさっさと昇進させてしまおうということ。>

 これは少し違うのではないでしょうか。この説明では全然説明できないものがあります。
 それはヤン・ファミリーの人間以外の同盟軍人の昇進速度です。銀英伝ではヤン・ファミリー以外にも昇進速度の速い同盟軍人が何人か存在します。

・リン・パオ(銀英伝外伝「ダゴン星域会戦記」 36歳 中将)
・ユースフ・トパロウル(銀英伝外伝「ダゴン星域会戦記」 30代前半 中将)
・ブルース・アッシュビー(銀英伝外伝4巻 35歳 大将)
・アッシュビーを除く730年マフィアの全員(銀英伝外伝4巻 35歳 中将)
・アンドリュー・フォーク(銀英伝1巻 26歳 准将)
・ウィレム・ホーランド(銀英伝外伝1巻 32歳 中将)

 同盟軍中将クラスの平均年齢が40代半ば、シトレ元帥とロボス元帥の元帥昇進時の年齢が50代半ばほどである事を考慮すると、彼らは全員、同盟軍の中では昇進速度がかなり速い面々であるといえます。これらの昇進速度はどう説明するのですか?
 それに高級士官についても、士官学校が毎年1000~2000人前後の卒業生を量産している上、ビュコックのような兵卒上がりの士官だってたくさんいるでしょうから、同盟軍の12個艦隊の司令部と作戦総司令部の陣容を満たし、かつ予備役将校が編成できるだけの数は充分にあるでしょうし、第一、艦隊に所属している艦長の人数が1個艦隊当たり12000~15000ほどもあり、艦長の階級はだいたい大佐か中佐ですから、いざ大量の将官が不足する事態となれば彼らを将官に昇進させていけば良いだけの話です。ビュコックのように辺境星系の管区司令官(大佐・准将クラス)を昇進させて艦隊指揮に当たらせるという方法もありますし。
 おまけにアスターテ会戦までの戦争では、勝利の帰趨がどちらにあるかが明確であるケースが極めて稀であったこと、そして一回の会戦における戦争犠牲者の平均が常に30~60万前後であったという事実を考えると、高級士官が慢性的に不足するという事態が果たして発生するのでしょうか?

<でもこれだとビュコック提督が昇進遅すぎますよね。
彼は戦歴が長いですから、途中で負傷して長く戦線を離れていたこともあったかもしれませんし、何より士官学校出ではありませんから、出世コースになかなか乗れなかったとしておきましょう(笑)。
実際、辺境の司令官を務めていませんでしたっけ?>

 それもあるでしょうが、これはそもそも同盟軍の作戦運営の欠陥と高級指揮官の人事問題に大きな原因が求められるのではないでしょうか。

銀英伝外伝1 P167下段
<自由惑星同盟軍の作戦運営の欠陥として、しばしば同格の艦隊司令官どうしが対立し、主導権をめぐって争うという点が挙げられる。また高級指揮官の人事が政治家のコネクションによって左右され、軍事活動それ自体が政治家の人気とりを目的として行われることも珍しくない。>

 この上記の事情から考えても、ビュコックの兵卒上がりであるという身分が政治的に相当不利に働いたであろう事は容易に想像がつきます。兵卒上がりであるということで政治的に軽んじられてしまうために軍事作戦指揮の主導権を握る事ができず、常に与えられた任務をただ忠実にこなすだけの立場にしかなれなかった事が、彼の昇進を著しく遅くしてしまった最大の原因でしょう。
 ビュコックが大将・元帥に昇進できたのは、アムリッツァ会戦の大敗北で多数の将官が死亡してしまい、作戦総司令部の面々も責任を取らされて辞任したり閑職に追いやられたりしたために人材が一時的に不足してしまったためで、そうでなければビュコックは中将で昇進が止まっていたことでしょう。銀英伝の中にもきちんとその事が書かれています(銀英伝1巻 P235)。

 ところで私の主張の中に、ヤンだけでなく同盟軍士官全員の昇進速度の謎を解く鍵があるのですが、それがわかる人います?

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board2 - No.711

Re: 『水滸伝』の話が続きますが・・・

投稿者:北村賢志
2000年03月12日(日) 12時43分

小村損三郎さんは書きました
> まあ、これについては横山先生必殺の言い訳
> 「描き始めた頃は日中国交回復前だったので資料があまり無かった」
> というのを信用してあげましょう(^^)。

これは無理有り過ぎと言う気がしますね。今でも120回本の主流である駒田信二の訳が出たのですら1962年の話ですよ。
やっぱり調査不足というところなんでしょうね。

> 巻末のコメントにも横山先生の苦衷がにじみ出てますな。

人肉食は散々出てくるわ、女子供まで皆殺しは当たり前だわ、これと見込んだ相手を仲間に引き入れるには4歳の子供まで惨殺するわ、小説を初めて読んだとき「これのどこがヒーローなんだ!」と愕然とした記憶があります。

> 余談ですが、『水滸伝』のリニューアル物で私が一番好きだったの
>が、「タイラー」シリーズの吉岡平がK川書店から出していた『妖世
>紀水滸伝』。
> 各巻のラストでその巻で登場した新キャラの前世が明かされる、とい
>うパターンなんですが、水滸伝マニアなら大抵正解が予想できます。

これは私も読んでいました。
恐らく大部分のファンにはかなり不満の残るであろう配役でしたね(花栄ファンの私もそうです)。

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board2 - No.712

Re: Xファイル

投稿者:Merkatz
2000年03月12日(日) 13時20分

小村損三郎さんは書きました

> 更に驚きなのがブルース・アッシュビー提督の声に風間杜夫!!
> 『Xファイル』やNHKの人形劇で声の仕事もやってるとはいえ、アニメは初めてでは!?

「Xファイル」当時、ビデオ版と吹き替えが違う(小杉十郎太)ので、合わないという非難を聞いたことがあります。
私は風間杜夫さんの声を気にいっているんですけどね。
「変人モルダー」の雰囲気にぴったりだと思ったんですが。

しかしアニメは異様なまでに声優に拘りますね(笑)。

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board2 - No.713

Re: Re707: わかりませーん(泣)

投稿者:Merkatz
2000年03月12日(日) 13時22分

冒険風ライダーさんは書きました
> <まず第一に約160年の長期にわたる戦争が継続した結果、高級士官が著しく不足していた。
> 第二にアスターテ会戦以降、特に将官の不足が甚だしくなった。
> この2点が考えられます。
> 簡単に言うと、数が足りないから少しでも見込みのあるやつはさっさと昇進させてしまおうということ。>

>
>  これは少し違うのではないでしょうか。この説明では全然説明できないものがあります。
>  それはヤン・ファミリーの人間以外の同盟軍人の昇進速度です。銀英伝ではヤン・ファミリー以外にも昇進速度の速い同盟軍人が何人か存在します。
>
> ・リン・パオ(銀英伝外伝「ダゴン星域会戦記」 36歳 中将)
> ・ユースフ・トパロウル(銀英伝外伝「ダゴン星域会戦記」 30代前半 中将)
> ・ブルース・アッシュビー(銀英伝外伝4巻 35歳 大将)
> ・アッシュビーを除く730年マフィアの全員(銀英伝外伝4巻 35歳 中将)
> ・アンドリュー・フォーク(銀英伝1巻 26歳 准将)
> ・ウィレム・ホーランド(銀英伝外伝1巻 32歳 中将)
>
>  同盟軍中将クラスの平均年齢が40代半ば、シトレ元帥とロボス元帥の元帥昇進時の年齢が50代半ばほどである事を考慮すると、彼らは全員、同盟軍の中では昇進速度がかなり速い面々であるといえます。これらの昇進速度はどう説明するのですか?
>  それに高級士官についても、士官学校が毎年1000~2000人前後の卒業生を量産している上、ビュコックのような兵卒上がりの士官だってたくさんいるでしょうから、同盟軍の12個艦隊の司令部と作戦総司令部の陣容を満たし、かつ予備役将校が編成できるだけの数は充分にあるでしょうし、第一、艦隊に所属している艦長の人数が1個艦隊当たり12000~15000ほどもあり、艦長の階級はだいたい大佐か中佐ですから、いざ大量の将官が不足する事態となれば彼らを将官に昇進させていけば良いだけの話です。ビュコックのように辺境星系の管区司令官(大佐・准将クラス)を昇進させて艦隊指揮に当たらせるという方法もありますし。
>  おまけにアスターテ会戦までの戦争では、勝利の帰趨がどちらにあるかが明確であるケースが極めて稀であったこと、そして一回の会戦における戦争犠牲者の平均が常に30~60万前後であったという事実を考えると、高級士官が慢性的に不足するという事態が果たして発生するのでしょうか?
>
>
> <でもこれだとビュコック提督が昇進遅すぎますよね。
> 彼は戦歴が長いですから、途中で負傷して長く戦線を離れていたこともあったかもしれませんし、何より士官学校出ではありませんから、出世コースになかなか乗れなかったとしておきましょう(笑)。
> 実際、辺境の司令官を務めていませんでしたっけ?>

>
>  それもあるでしょうが、これはそもそも同盟軍の作戦運営の欠陥と高級指揮官の人事問題に大きな原因が求められるのではないでしょうか。
>
> 銀英伝外伝1 P167下段
> <自由惑星同盟軍の作戦運営の欠陥として、しばしば同格の艦隊司令官どうしが対立し、主導権をめぐって争うという点が挙げられる。また高級指揮官の人事が政治家のコネクションによって左右され、軍事活動それ自体が政治家の人気とりを目的として行われることも珍しくない。>
>
>  この上記の事情から考えても、ビュコックの兵卒上がりであるという身分が政治的に相当不利に働いたであろう事は容易に想像がつきます。兵卒上がりであるということで政治的に軽んじられてしまうために軍事作戦指揮の主導権を握る事ができず、常に与えられた任務をただ忠実にこなすだけの立場にしかなれなかった事が、彼の昇進を著しく遅くしてしまった最大の原因でしょう。
>  ビュコックが大将・元帥に昇進できたのは、アムリッツァ会戦の大敗北で多数の将官が死亡してしまい、作戦総司令部の面々も責任を取らされて辞任したり閑職に追いやられたりしたために人材が一時的に不足してしまったためで、そうでなければビュコックは中将で昇進が止まっていたことでしょう。銀英伝の中にもきちんとその事が書かれています(銀英伝1巻 P235)。
>
>  ところで私の主張の中に、ヤンだけでなく同盟軍士官全員の昇進速度の謎を解く鍵があるのですが、それがわかる人います?

あちゃー、やっぱり5分で考えたようなものでは穴だらけですな(笑)。
うーむ、さっぱりお手上げです。
よし、こうなったら全員、政治的に意図的に早く昇進させたとしておこう(笑)。

board2 - No.714

SFJAPAN

投稿者:本ページ管理人
2000年03月12日(日) 17時02分

 SFJAPAN誌上で、田中氏と荻尾望都氏の対談が載っていました。
 一読。対談のネタになっている方について私は知らなかったのでいまいち楽しめませんでしたが、極めて穏当で作家らしい対談でした。

 な~んだ、その気になれば創竜伝文庫本みたいに対談相手までバカの仲間に引きずってしまうような腐れ対談ではない、ちゃんとしたのも出来るんじゃん!

 ひねくれた見方をすれば物足りなくてつまらないんですが(失言)、これでいいんですよ。これで。

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