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- board1 - No.1363
水野さん、遅くなってすいません!
- 投稿者:satoko
- 1999年06月13日(日) 14時53分
もともとは、私の言葉たらずな言い方で誤解させてしまったのに、丁寧にお返事いただいて恐縮ですm(--)m
えっ?外伝出るんですか?なるほどガセネタつかまされたわけか(笑)水野さんのレスを読んでいてそのことについてちょっと考えてみたんですが、水野さんのように「ここからここの話があいてるから、ここのところの話が聞きたい。」みたいな冷静な意見を言ってくれれば、田中先生も「それはね。」みたいなかたちで書く気もおこるのでしょうが(ほんとか!(笑))、そういう冷静な分析に便乗して「ラインハルトが死んだ後の帝国は?」「ユリアンとカリンはどうなるの?」とかかかないっつってんのに、いうファンって絶対いるんですよね。(友人から聞いたのですが、田中氏宛てのファンレターで「こんなに期待さしておいて、銀河帝国のその後を書かないなんて卑怯です。」とかかれていて、田中先生ちょっとうんざりしてたそうです。)
そこで、少ないやる気をそんな雑音でそがさせないために「もう外伝はでません。何言ってもむだですよ~。」という風に周りの人が相談して、外伝に関する意見その他を断ち切るためにそういってまわったのかな~、と。それで、ばかな私はそれを信じ込んじゃったってことなのかな~と(笑)
なにはともあれ、出るのであればこれ以上うれしことはないです。気長に待ってるつもりです(^^
ちなみに、徳間の担当さんっていらっしゃったと思うんですが・・・、結構まえなので現在はわかんないですが・・・。
最後になりましたが、本当に即効でレスいただいたのにお返事がおそくなって、ほんとにすいませんでした
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- board1 - No.1364
こんなのも書いていたのか 不覚
- 投稿者:本ページ管理人
- 1999年06月13日(日) 17時28分
ttp://www.nk.rim.or.jp/~masahi-o/tanaka/kansou/igirisu.html
共著らしいですが、ノンフィクションらしいです(評論じゃないようだが…)。イギリス好きだったんですか……
まあ、よく考えたらヤンは紅茶好きだしな~ちょっと読んでみたいかも。
ttp://www.nk.rim.or.jp/~masahi-o/tanaka/index.html
の「最近の新刊と読後の感想」から。
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- board1 - No.1365
冒険風ライダーさんに本格的に嫌われてしまいそうで心配
- 投稿者:俺様ランチ
- 1999年06月14日(月) 04時42分
まあまあ、そんな蛇蠍の如く嫌わなくてもいいじゃないですか。「神の視点」とか「あなたを満足させるために書いてる訳じゃない」とか、あんまり大人げないこと言わないで下さいよ。周囲が引きますよ。まあ視点を変えれば、自分で言うのもなんですが、数少ないつーか1人かも知れない芳樹擁護の私をへこませられたら、すんごく気持ちいいと思いますよ。ですから今後もがんばって下さいよ。
さて、「一方的な立場からのみ論じる云々」について言いたいのはですね、田中芳樹に対して「一方的」と非難するのは全く正しい事ですが、だったらなおさら、それを指摘する側にも同じ態度が求められるのではないか、という事ですよ。
冒険風ライダーさんのこの場合の田中芳樹への批判はつまり「文部省側の言い分も併せて、せめて両論併記くらいはするのがフェアだろう。一方の言い分だけ取り上げるのはよくない」という事でしょ。それは確かに同意できるんですよ、芳樹について言えば。ですが、そんな立派な事を述べている冒険風ライダーさんの創竜伝考察自体が、「一方の言い分のみ取り上げ」ている場合が少なくないように思えることが多々あります。「具体例を示せ」なんて事は言わないで下さい。いちいち過去ログから引用していったら、どんな量になるか想像できませんし。まあ日の丸に限って言えば、「これには戦時中の体験から国旗と認めるのにはどうしても感情的に納得できない人々がいるのも事実であり・・・」なんて、朝日新聞が毎年8月に特集でやりそうな内容でも併記して欲しかった、という事です。
冒険風ライダーさん自身が「自分に都合のいい説だけ取り上げてるのは芳樹と大差ない」なんて言われちゃ不本意でしょ? あと当然「渡部昇一のようなガチガチの右(と私がレッテル貼りをして)の意見を批判の論拠にしているからダメだ」と言っているのではありません。渡部昇一への評価が左右どちらであろうと「自分の批判の後押しをしてくれる側の意見だけを取り上げるというのは、田中芳樹のやっていることとどこが違うのか?」という事を問題にしているのです。次に「右の立場で左を断罪する事の無意味」についてですが、このさい右と左がタカとハトでも自由主義史観と自虐史観でも、サンケイ新聞と赤旗でもなんでもいいのです。「どこからが右でどこからが左か」なんてのもこの場合の本題ではありません。
ここで言いたいのは、他の人の発言の一部パクリですが、「一つの<事実>でも立場、思想やイデオロギー(ってほど大袈裟なものでなくても)、ひいては支持政党から購読してる新聞、自分のゼミの先生によって<真実>が全く異なるものに変わってしまうような問題は扱うのを避けた方がいい」ということです。あえて要約すれば「論争が泥沼化する事がわかっている問題は扱わない方がいい」って事です。
なぜか。それは「作家個人の思想や哲学に由来する記述内容の正否を問うこと」と、このHPの主目的であると思われる「田中芳樹の作家としてのモラル低下を批判すること」は別問題だと考えるからです。例えば話を単純化して、田中芳樹が「第二次大戦は日本が悪かった」と考えてるとしましょう(実際そうだろうけど)。これに対して「こんな事を考えてる芳樹は間違ってる」として「それは米側に押しつけられた結果の東京裁判史観であり・・・」とかの反論が来たりするでしょう。でも、それって「作家としての田中芳樹」を批判する上での有効な材料なのでしょうか?田中芳樹が左翼(反日売文業者でも可)だろうと、朝日新聞の愛読者にして読売大嫌い主義者だろうと(想像)、それは田中芳樹「個人」の思想的自由の範囲内なんじゃないでしょうか。
創竜伝を「社会評論が多すぎで、ただのグチ小説」と批判するのはスジが通っている行為だと思います。毎回の創竜伝考察の長さを見れば、改めて「社会評論こんなに多かったのか」と思い知らされるし、「そりゃあ小説としてのバランス悪いよな」とも思います。
が、冒険風ライダーさんの批判って、社会評論の多さに対する批判を越えて「田中芳樹がこの社会問題に対してこう考えていること自体が気にくわない」とイチャモンつけてるとしか思えない内容を多々含んでいるように思います。こういう言い方はズルイかも知れませんが、あれだけ本論で創竜伝批判を「社会批評多すぎる事への批判」をメインにしてぶちかましてる管理人さんが、「田中芳樹の社会や政治への考え方の内容それ自体への批判」には踏み込んでいない、という事実と理由について一度考えてみたらいかがでしょうか?
「別に冒険風ライダーさんだから・・・」ってのは単なる悪趣味な冗談です。本当に他意は無いんですから、怒らないでくださいよ。
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- board1 - No.1366
立ち読みしとって
- 投稿者:仕立て屋
- 1999年06月14日(月) 12時18分
既知の情報でしたら申し訳無いが、立ち読みしていてふと手に取った文庫の漫画本の中
に「ヤマタイカ」(星野之宣/潮ビジュアル文庫/たぶん全5巻)というなんだかパラッと
目を通した限りでは古代日本(邪馬台国とか大和王権みたいな/しっかり読んでなくてス
マン)をモチーフにした作品がありまして、巻末に解説エッセイと称した田中ちゃんの寄
稿が載せられとりました。
で、この解説エッセイつーのがけっこうな長さで田中ちゃんも、実際1巻からまじめに目
を通しているようでした。ただ、読んでて「これは」、と思った部分があり、一応載せと
きます。うろ覚えで申し訳ないが。(略)この作品が雑誌に連載されていた当時、あまりのスケールの大きさと問題提起の
鋭さに、はたして完結できるのか、と心配したことを想い出す。さいわい凡人の杞憂に過
ぎなかった。(略)と、まあ、こんなもんで、ここでコメントするのもマンネリなんで差し控えときやすが、
一言いわせてもらうと、自分のことを「凡人」と1歩引いてるとこがカワイイじゃないす
か?それとも、思ってないくせに?ってか、ヘッヘッヘ。なんだか本編の作品自体のほう
がおもしろそうなので買ってみようかなぁとは思っとります。ところで、夕方、ポンキッキーズを眺めてて(っていい大人がなに見とんねん)相変わ
らずのガチャピンのチャレンジャーぶりにお口がアングリってしまいました。なんと断崖
絶壁を素手で登る「フリークライミング」に挑戦するっていうじゃないですか。着ぐるみ
の(ってミッキーばりに中に人は入ってないことになってるんだっけ?ハハ)お手ての部
分は特別仕様で指状のものが出てるのか?とか、専用靴(フリークライミング用のピッタ
リしたヤツ)は履くのかな?とか、考えてるうちにガチャピンのご登場。見れば、普段と
かわらずのお姿(足なんかドン足の象状態のまま)。あのお手てとおみ足でゆっくりでは
あるが、難なくヒタヒタと絶壁を登っていく様(途中落下などの演出?あり)はヤツが人
の入った着ぐるみじゃなく、ガチャピンなんや~と尊敬すらおぼえた次第です。しっかし、
奴ぁー超人か?、海潜ったり、宇宙行ったり(行ったよね?)、スカイジャンプ試みたり、
、中の人(イカン、イカン、ブラックメンに襲われる)って何人おんねん?たぶん、着ぐ
るみにも宇宙使用、空中使用、水中使用、登坂使用とかあるんやろね、ガンダムみたく。おそまつさんでした。
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お笑いの話その他
- 投稿者:小村損三郎
- 1999年06月14日(月) 12時35分
2.3日見れずにいたら色々話題が出ているようで。
>俺は、司馬遼太郎(最近「燃えよ剣」を読んで、なんで今まで読まなかったのかと激しく後悔中)も陳舜臣も宮城谷昌光も笑いは書けない
いやあ、それは若干の認識不足でして、司馬さんのお笑い(というかユーモア?)センスは作品の随所で存分に炸裂してます。
個人的に司馬ギャグのイチオシは若き日の井上馨を主人公にした『死んでも死なぬ』という短編です。(文春文庫『幕末』収録)
代表作『坂の上の雲』にも真面目に書いてるのかギャグで書いてるのか分らない場面が多々ありまして。
(大本営参謀本部次長・長岡外史のエピソードとか、第3軍に転任してきた参謀長が列車から転落するシーンとか)
バラエティー番組のドタバタギャグのようなシーンを司馬さん独特の簡潔でクールな文体で書き綴っていて、そのとてつもないギャップがなんとも言えない笑いを誘うんですよ(^^)。
これを計算して書いてたんだとしたらスゴイ。えー、余談ですが、『新選組血風録』『燃えよ剣』については栗塚旭主演のTVドラマ版も是非見てみてください。(大きいレンタル屋なら置いてあると思います)
今からでも遅くない、皆さんも栗塚旭にハマッてみないか?(爆)>+α氏の戦争論批判がらみの件
う~ん、これについてはたしかに管理人さんに同感の部分も多いんですが、やはりこの掲示板で話題に出したのはいささか唐突&筋違いだったのでは?
「ちゃちゃちゃ」を知らない&小林よしのりに興味の無い人には全然わからない話で、面白くないだろうし・・・。>『イギリス病のすすめ』
この本、題名だけは知っていたんですが、本屋で見たことありません。よって内容は不明
ですが、
例によって「Aを持ち上げる為にBを貶める」という悪癖が鼻につく本のようです。
共著の人は知らないんですけど、英文学者か何かかな?
誰か読まれた人がいたら感想教えて下さい。>『ヤマタイカ』
連載時(10年以上前)に立ち読みしてたような記憶があります。
戦艦大和が浮上してくるシーンがあったっけ?
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- board1 - No.1368
後半やや毒舌注意
- 投稿者:アッテンBONO
- 1999年06月14日(月) 13時58分
突然横から口を挟むのもどうかとは思ったんですが、ちょっと一言。
冒険風ライダーさんはじめ、ここの田中氏弾劾派の姿勢というのは、
なにも「田中氏とそのファンを叩きのめしてやろう!」というものではないと思うんですよ。
特に、主張や視点が極端に偏っている最近の田中氏に対する、文字どおりのアンチテーゼということで、
あえて右寄りの論展開をされているように思えるんですが。
もっとも、私は「最近の田中氏の著書はどうでもいい(読んであら探しをする価値すらない)」
と考えている、ある意味もっと重症の「アンチ田中」と化しているので、
FANサイドの方とは受け取り方が違うかもしれませんが。話は変わりますが、本当に出すつもりがあるとは思いませんでした。>アルスラーン
「タイタニア」が執筆予定リストに含まれているらしいという件は、
未だにまったくもって信じちゃあいませんが。(笑)
私はてっきり、
「アル戦やタイタニアは、まだ中堅だった頃にあまり乗り気ではなかったけど
編集者と締め切りに追われてしぶしぶ書いていた作品なので、実はあまり好きじゃない。
売れっ子作家の仲間入りをして、本当に書きたいものだけ書ける身分になったのに
なんで今更好きでもない作品書かにゃいかんのだ」
ということで書かなくなったのだと思ってましたよ。
でもまあ、仮に私の邪推が正しいとしても、それはそれでかまわないんですけどね。
商業的に成功したのに、乗り気のない作品をいつまでも書かされ続けるってんじゃ、
勤労意欲が著しく削がれるってもんですよね。
・・・本当に今度のアル戦の新刊は「ファンサービス」のつもりだったりして。それにしてもアレですねえ、かつていやいや書いていた(?)作品が高く評価されて、
自分の本道に戻って本当に書きたかった作品の評価が悲しい程低いっていうのは、
ヤンそのもの、って感じがしますねえ。
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- board1 - No.1369
ツッコミ
- 投稿者:小村損三郎
- 1999年06月14日(月) 15時12分
>(略)この作品が雑誌に連載されていた当時、あまりのスケールの大きさと問題提起の
鋭さに、はたして完結できるのか、と心配したことを想い出す。
>さいわい凡人の杞憂に過ぎなかった。(略)人の心配してる場合か!!(核爆)
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- board1 - No.1370
脱線・「ヤマタイカ」とは
- 投稿者:新Q太郎
- 1999年06月14日(月) 17時40分
私が大変愛好する作品「ヤマタイカ」が出てきたから、この機会を捕らえて宣伝してしまおう。
あるところに数年前、「2人の天才 星野と諸星」と題して書いたものを抜粋しました。何しろ私のファイルには、かなりの数の書評もどきがありますからすぐ取り出せる(笑)。
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星野は、「2001夜物語」などのハードSFが主であり、筆者の知る限り歴史・民俗に題をとったのは「ヤマタイカ」(潮出版)しかない(註:現在は完結した「宗像教授伝奇考察」)が、これがおそるべき大傑作なのだ。……沖縄近辺の小さな島に存在する代々の神女団。彼女たちは或る年の祭りに、ヤマタイ国の女王・卑弥呼から“「火の民族」縄文人の末えいが「マツリ」をおこす”という啓示を受けた。。それは火山のエネルギーの爆発と共に、日本の秩序だった社会に喧騒と狂熱の渦に叩きこむ事に他ならなかった。何がおこるか自分たちもわからぬまま、予言に従い阿蘇を訪れる彼女らは「鎮護国家」を司る仏僧達---それは外来民族である「日の民族」弥生人の代表--と闘い、これを破る。そして、自分たちの道はかつて邪馬台国が、九州から東へ渡っていった道を歩くこと、銅鐸によって縄文の力をよみがえらせることを知る。
そして彼女らの祈りの力は沖縄の海から「ヤマトゥ」--つまり戦艦大和!を浮上させ、自衛隊や在日米軍を破壊していく。台風のエネルギーを取りこみ、現在でも最大無双のスケールを誇る軍艦の主砲が火を噴き、米軍基地、米軍艦は壊滅する。この船と共に「火の民」達のマツリが広がっていくのをみた「日の民」弥生人たちは、これを沈めるために最後の手段をとった。……即ち「草薙の剣」を以って、“ヤマトタケルの東征”を再現すること!!
日本を征するのは日か、火か?星野は、こんな大嘘をつくために、あらゆる資料・史料をふんだんに使い読者を騙しきった。あちこちに出てくるデータは、個別に見ていくと間違いなく正しく、その分面白みもない。しかしそれが彼の手によって繋ぎ合わさると、壮大かつ魅惑的な巨大な物語が完成される。perfect!と思わず横文字になってしまったが、一言でこの漫画を表現するならこれに尽きよう。また、画面としての迫力も物凄いものがある。日本中の火山の大噴火、「マツリ」の群衆が続々東京へ進軍する場面(青森の群衆はねぶたマツリの荷車を引いている!)、海から甦った大和が沖縄米軍基地を砲撃するシーンなど、まさに劇画だからこそできる光景ばかりである。東宝が逆立ちしても、この十分の一の迫力も出まい(笑)。特に個人的に好きなのが、追いつめられた仏僧たちが「不動妙王呪」で東大寺の大仏を動かすシーンである。紅蓮の炎に包まれた大仏の顔が溶けだし、分怒の形相に変わりながら「火の民」に襲いかかる図はかつての「大魔神」を思い出させる様な、恐ろしげでありながらどこか詩的な美しさを感じさせるものだった。
現在は潮文庫です。ところで同文庫の、小村氏が紹介されていた「解説」は私の見る限り非常によく出来ており、下手に小説書くより書評の本でもだしたらいいんじゃないか、と思ったもんです。
半年ほど前、コミックトムで田中--星野対談があったし、星野氏は「七都市物語」を漫画化しているしね。
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- board1 - No.1371
更新しました
- 投稿者:本ページ管理人
- 1999年06月14日(月) 19時34分
過去ログ更新しました。
2ヶ月分たまっていたので読み応えがあると思います(……)遅くなって申し訳ありませんでした。
途中からこのサイトへいらした方など、議論のたたき台としてご利用ください。
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- board1 - No.1372
こんなのありました
- 投稿者:石井由助
- 1999年06月14日(月) 20時48分
ttp://www.jan.sakura.ne.jp/~snog/vote/vote.cgi?room=3212
一時期のアクセスバブルの原因はこれでしょうか。
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- board1 - No.1373
ごあいさつまで。
- 投稿者:あかにゃん
- 1999年06月15日(火) 04時17分
先ほど緒言を読ませていただきました。
私の友人達の間では、銀英伝は終わる前から「政治思想小説」と言われてました。
創竜伝は単なるエッセイと化してから読んでません。掲示板過去ログはこれから読ませていただきます。その結果書き込みに来るかどうかは判りません。
私は「田中芳樹教」の人とはそのテの話をしないことにしています。
とりあえずご挨拶まで。では。
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- board1 - No.1374
たいたにあ
- 投稿者:うみゃ
- 1999年06月15日(火) 06時14分
あ~,楽しいページですね,ここ.
でも,目的が良くわかりません.
田中芳樹を撃ってどうするのでしょうか?
最終目標は,田中芳樹を売れない作家にすることなのか,
それとも,田中芳樹の考え方に共感する愚かものどもに活をいれるのか,どっちですか?って,まぁ,あたしゃどっちでもいいんですが
読んで影響されるやつは勝手に影響されてればいいし
読みたくないやつは,読まんかったらいいわけで.で,ここから本題.
タイタニアは本屋に貼ってあった徳間書店のポップに,全三巻ってかいてありました
だから,多分出ないでしょう.
同様に,銀英伝の外伝も全4巻(3?)って書いてました.
これは,徳間書店が作った正式なチラシなんで,出ないのは多分事実でせう.
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- board1 - No.1375
RE:1370/「ヤマタイカ」の書評について
- 投稿者:仕立て屋
- 1999年06月15日(火) 08時08分
毎度,仕立て屋です。
新Q太郎さん,こんにちは。「ヤマタイカ」の書評を何に寄稿されたのか気になるところですが,あなたの書評を拝見したかぎり,「ヤマタイカ」ってなんだか,田中ちゃんが言うようにとんでもなスケールの大きさを感じますね(問題提起ってのはよくわからんが)。まあ,戦艦大和が浮上するあたりは,まだ良しとしても(ホンマか?),「追いつめられた仏僧たちが「不動妙王呪」で東大寺の大仏を動かすシーンである。紅蓮の炎に包まれた大仏の顔が溶けだし、分怒の形相に変わりながら「火の民」に襲いかかる図」ってのはなんだか,スーパーロボット物を彷彿とさせるプロレス的展開に,ますます購読意欲をそそられますね(^^; 「星野は、こんな大嘘をつくために、あらゆる資料・史料をふんだんに使い読者を騙しきった。あちこちに出てくるデータは、個別に見ていくと間違いなく正しく、その分面白みもない。しかしそれが彼の手によって繋ぎ合わさると、壮大かつ魅惑的な巨大な物語が完成される」というのもウルトラC的な作者の実力を感じさせますね(ちょっと,想像つかんが)。
書評を拝見して,まじで,購読してみよっかな。ほんでは。
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- board1 - No.1376
あえて言うならば
- 投稿者:鳳杏樹
- 1999年06月15日(火) 16時50分
*冒険風ライダーさん
ちょっと遅くなりましたがNo1339の書き込みへのレスです。
創竜伝が「フィクションの皮をかぶった、現実世界に対する社会評論」であるというご意見には、私もうなづけるものがあります。また、文部省に関する記述など、「真面目な問題提起」ではすまないような、かなり一方的な面があるのも承知しています。しかし、田中氏のファンとして、これだけは言っておきたいと思います。
創竜伝の面白さの一つに「とにかく主人公たちが敵役を容赦なくなぎ倒していく」というものがあると思います。(これを面白さととるか否かはまた個人で違うでしょうが)
それこそ「容赦なく」ですから、倒される相手は当然「いかにも」という感じの敵役であった方が面白い。
したがって、竜堂兄弟に危害を加える、あるいは彼らと相容れない存在は、出来る限り卑小に、権威を振りかざすような、どうしようもない「悪役」へと脚色に脚色を重ねられているのではないでしょうか。ただ、「創竜伝」が現代を舞台にしていること、さらに、現実の出来事に促した記述が盛り込まれていることがやはり問題になってきます。しかし、正直なところ、体制側がボロクソに描かれているのは無責任ながら痛快に感じるもので、おそらく作者もそのあたりを狙って書いたのでしょう。これがまた、「売れ筋ねらい」が批判の対象にはなるんでしょうけれど。
結局、いかに売れ筋を狙おうが、一方的に決め付けるような表現を多用しようが、はたまた遅筆だろうが、私は田中芳樹氏の作品が、「創竜伝」や「薬師寺涼子の事件簿」を含め、今でも好きであるということです。
思えば氏の作品とは10年来の付き合い、しかも思春期真っ只中を、氏の作品を呼んですごしてきたわけで、私の価値観の中に、田中氏の作品の世界が一種「聖域」になってしまっているのだと思います。この点、田中氏の影響は確かにかなり強いです。
かといって、書いてあることをすべて鵜呑みにするわけでもありません。いかに影響が強かろうと、本はあくまで「その作家の、個人の価値観、考え方」でしかありませんから。そいうわけで、田中氏への、特に「創竜伝」への数々の批判になるほどと思いながらも「ちょっと言い過ぎではないか」とかばいたくなるのです。
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- board1 - No.1377
もう一回脱線・ヤマタイカが材料にした事実とは
- 投稿者:新Q太郎
- 1999年06月15日(火) 16時52分
>あちこちに出てくるデータは、
>個別に見ていくと間違いなく正しくというのを少し例を挙げておきますと
*何故、北九州と近畿地方であまりにも多くの地名が一致し、しかもその位置関係までそっくりなのか(邪馬台国東遷説)*何故、火山は「阿蘇」や「浅間」「有珠」のように名前が似ているのか。またそれを防ぐように「宇佐神宮」「伊勢神宮」があるのはなぜか
*その伊勢神宮が何故「おかげ参り」---民衆がシャーマン的な暴動を起こす中心地となったのか
*なぜ縄文遺跡は、危険なはずの火山近くでよく発見されるのか
*何故東北には火山を祀る”荒吐信仰”があるのか
*何故、大陸では10mもないような「古墳」が日本で巨大化したのか
*何故縄文時代に見られた「銅鐸」が弥生時代に”銅剣”に変わったのか
*何故、活火山のない西日本に京都朝廷は政権を建てたのか
・・・・・・こういったものが絡み合って、ひとつの物語となっていくのであります。
ちなみに載ったのは商業誌でもなければ全国誌でもなく、部数二十数部のコピー誌ですので木にする必要なし(笑)
いつかHPでも作ったら公開できるのですが、いまだに作り方が全然分からないので今世紀中には無理だと思う。そういえば1300回記念のフィクションを早く終わらせねば・・・
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- board1 - No.1379
すいませんが
- 投稿者:ハル
- 1999年06月16日(水) 01時34分
すいません、ここは厳密にはこういうことを話題にするところではないと思っているんですが、気になったので…^^;
№1374 うみゃ様
>タイタニアは本屋に貼ってあった徳間書店のポップに,全三巻ってかいてありました
>だから,多分出ないでしょう.
>同様に,銀英伝の外伝も全4巻(3?)って書いてました.
>これは,徳間書店が作った正式なチラシなんで,出ないのは多分事実でせう.ははは、いい加減だな~、徳間書店も。
去年までは「以下続刊」て書いてたくせに。
とりあえず徳間書店に確かめてみましたが、田中芳樹が書かない宣告をしたわけではなくて、なかなか続きが出ないので徳間書店が勝手に判断して「全○巻」にしちゃったそうです。
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- board1 - No.1380
ちょっと訂正&また余談
- 投稿者:小村損三郎
- 1999年06月16日(水) 15時32分
>ところで同文庫の、小村氏が紹介されていた「解説」は私の見る限り非常によく出来ており、下手に小説書くより書評の本でもだしたらいいんじゃないか、と思ったもんです。
あ、よしきん先生の書評を紹介してくれたのは私でなくて仕立て屋さんです。
>書評を拝見して,まじで,購読してみよっかな。ほんでは。
しかし、そんなスゴイ作品だったんですねー。
連載時に立ち読みしてた記憶はあるんだけど、とびとびだったと思うのでよく覚えてにゃい。
メラメラと購買意欲が湧いてきたゾ。
ついでに安彦良和の『虹色のトロツキー』も文庫化してほしい。以下余談。日本神話&安彦良和といえばやっぱり中公コミック文庫から出てる『古事記巻之一 ナムジ』『同巻之二 神武』がオススメ。神話のエピソードを基に、出雲、邪馬台(ヤマト)、マキムクの興亡から神武の「東征」による大和王権の成り立ち(って言ってもまだ一介の地方政権だよなー)までを描いた力作です。
あとがきでは「崇神編」「景行編」「神功皇后編」まで5部作の構想がある、と語ってますが(『J9』みたい(爆))、第3部以降は実現しておりません(TT)。
ちなみに神武天皇ことカムヤマトイワレヒコは“超人的なカリスマを具えた美少年”として描かれてます。
この人ホントに左翼か?(^^;;)>星野氏は「七都市物語」を漫画化しているしね。
実はこの人富野由悠季監督が書いた『逆襲のシャア』の小説(アニメージュ文庫版の方)の挿絵も描いてるんですが、これが・・・ププッ・・・。
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- board1 - No.1381
ボーッと読んだ創竜伝。
- 投稿者:satoko
- 1999年06月16日(水) 17時22分
やっと落ち着いたので、創竜伝のんびり読んでみて思った事。
やっぱり、大学生が読むようなもんじゃないな(苦笑)軽いし、読みやすいから手軽に楽しめるけど、奥深さはないんじゃないのかな。もっと低年齢に向けて書いているのだろうから当然でそんなに言ってはかわいそうですが。
ここでの批判は「創竜伝」の中の社会批判などの事が中心に書かれてますが、はっきり言って創竜伝を批判するなら文章力そのものが低下してる事を先に指摘するべき何じゃないかなと思ったりした。
ファンの立場としてなら、鳳さんの意見が一番正しいとこついてる気がします。最近の書き込みの中では。
独り言
他の部分は許せるけど、何で創竜伝って「常人なら~になっていた所だろう。だが、竜堂兄弟はちがった。」って記述が多いんだ。ここだけは、はっきり言って目障り(笑)
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- board1 - No.1382
目的と雑感
- 投稿者:本ページ管理人
- 1999年06月16日(水) 17時44分
>でも,目的が良くわかりません.
>田中芳樹を撃ってどうするのでしょうか?
>最終目標は,田中芳樹を売れない作家にすることなのか,
>それとも,田中芳樹の考え方に共感する愚かものどもに活をいれるのか,どっちですか?強いて言えば田中芳樹を正道に戻す、ということでしょうか。
思想の内容が云々ではなくて、作家としてあるべき姿勢を求めるってところで。
もしも今のままなのであれば『売れない作家』になって欲しいですね。うみゃさんが触れられているような出版社のいい加減な態度だとか、または田中芳樹を増長させたり困惑させる変なファンだとか、田中芳樹にここまで道を踏み外させた要因は外部にも強くあるような気がします。
田中芳樹を見ていると、どうも作家-出版-ファンのコミュニケーションがいびつなんじゃないかと思います。
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- board1 - No.1383
それとちょっと質問
- 投稿者:石井由助
- 1999年06月16日(水) 17時49分
「田中芳樹読本」って、「本人が生きているというのに賛美し、しかもそれを印税にする不気味な本」という偏見が私にはあります。
この本が出た当時は私もいまより青臭かったので、表紙と目次を見ただけで激怒してろくすっぽ内容を見ていません。
しかも、現在なかなか見かけないんですよね。読んだ方がいれば、どういう本なのか教えていただけると幸いです。
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- board1 - No.1385
「田中芳樹読本」
- 投稿者:水野忠右衛門
- 1999年06月16日(水) 21時28分
No.1383 石井さん、ども。
>>読んだ方がいれば、どういう本なのか教えていただけると幸いです。
コンセプトは、アニメ「七都市物語」の販促本といったところでしょうか。
目玉は、書き下ろしの七都市物語外伝「帰還者亭事件」(6ページの短編)と、星野之宣による七都市物語外伝コミック「ペルー海峡攻防戦・外伝」、処女作「緑の草原に……」を雑誌掲載時と同じイラスト付きで収録したくらいかな。。
あとはお馴染みのインタビューとか、梶尾真治による同人小説とか。
それ以外については、概ね石井さんの「偏見」は、当たらずといえども遠からずという気もします。
あ、1点だけ。押井守のエッセイだけは「田中芳樹よいしょ」にはなっていませんでした。